JPH0230638A - 気密シール用ガラスペースト - Google Patents
気密シール用ガラスペーストInfo
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- JPH0230638A JPH0230638A JP18225988A JP18225988A JPH0230638A JP H0230638 A JPH0230638 A JP H0230638A JP 18225988 A JP18225988 A JP 18225988A JP 18225988 A JP18225988 A JP 18225988A JP H0230638 A JPH0230638 A JP H0230638A
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- airtight sealing
- glass
- glass paste
- glass powder
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C8/00—Enamels; Glazes; Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions
- C03C8/24—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders
- C03C8/245—Fusion seal compositions being frit compositions having non-frit additions, i.e. for use as seals between dissimilar materials, e.g. glass and metal; Glass solders containing more than 50% lead oxide, by weight
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、気密シール用ガラスペーストに関し、特に排
気管を有さない蛍光表示管、プラズマデイスプレィ装置
等の表示管の気密シール時に使用するガラスペーストの
改良に関する。
気管を有さない蛍光表示管、プラズマデイスプレィ装置
等の表示管の気密シール時に使用するガラスペーストの
改良に関する。
排気管を有さない蛍光表示管の構造を第１図に示した。
カバーガラス１、スペーサーガラス２及び陽極３が形成
されたガラス基板４が低融点ガラス層５を介して密着さ
れており、排気孔６を通じて表示管内部を真空にし、し
かる後、低融点ガラス層７を設けた金属板８によって、
排気孔６部を気密シールした構造となっている。
されたガラス基板４が低融点ガラス層５を介して密着さ
れており、排気孔６を通じて表示管内部を真空にし、し
かる後、低融点ガラス層７を設けた金属板８によって、
排気孔６部を気密シールした構造となっている。
このような構造をした蛍光表示管は、排気管を有する蛍
光表示管に比べて、スペースファクターの向上、及び機
械的強度の向上が図れる等の利点を有し、近年増々需要
が高まっている。
光表示管に比べて、スペースファクターの向上、及び機
械的強度の向上が図れる等の利点を有し、近年増々需要
が高まっている。
従来、排気孔６部を気密シールする低融点ガラス層７は
、ガラス粉末、セルロース系有機物や硝化綿等の高分子
有機物からなる焼結助剤及び有機溶媒を混合したガラス
ペーストを金属板８上に塗布し、焼成することによって
形成されており、蛍光表示管の排気工程に於いて、蛍光
表示管の内部を所定の真空度にした後、低融点ガラス層
７を加熱によって軟化させ排気孔６部に密着させ気密シ
ールを施こし、密閉管としていた。
、ガラス粉末、セルロース系有機物や硝化綿等の高分子
有機物からなる焼結助剤及び有機溶媒を混合したガラス
ペーストを金属板８上に塗布し、焼成することによって
形成されており、蛍光表示管の排気工程に於いて、蛍光
表示管の内部を所定の真空度にした後、低融点ガラス層
７を加熱によって軟化させ排気孔６部に密着させ気密シ
ールを施こし、密閉管としていた。
また、排気工程中に、蛍光表示管は３００〜４５０℃に
加熱されるため、通常、前述のガラス粉末としては、こ
の範囲に軟化点を有するものが使用される。
加熱されるため、通常、前述のガラス粉末としては、こ
の範囲に軟化点を有するものが使用される。
上述した従来の気密シール用ガラスペーストは、軟化点
が３００〜４５０℃の低融点ガラス粉末とセルロース系
有機物や硝化綿等の焼結助剤とを含有しているため次の
欠点があった。
が３００〜４５０℃の低融点ガラス粉末とセルロース系
有機物や硝化綿等の焼結助剤とを含有しているため次の
欠点があった。
即ち、これらの焼結助剤を完全に分解除去するためには
、温度５００℃以上の焼成が必要であり、このような高
温の焼成では低融点ガラス粉末が変質し、気密シール部
の密着性が悪いという欠点が−あった。
、温度５００℃以上の焼成が必要であり、このような高
温の焼成では低融点ガラス粉末が変質し、気密シール部
の密着性が悪いという欠点が−あった。
このような状況では、蛍光表示管内部の真空度を保持す
ることができなくなり、輝度特性が劣化する欠点があっ
た。
ることができなくなり、輝度特性が劣化する欠点があっ
た。
また、気密シール用ガラスペーストの焼成温度を５００
℃以下にすると、前述の焼結助剤が低融点ガラス層中に
残存し、気密シール時に蛍光表示管内部に混入し、蛍光
表示管の輝度特性が悪くかつ動作寿命も短くなってしま
うという欠点があった。
℃以下にすると、前述の焼結助剤が低融点ガラス層中に
残存し、気密シール時に蛍光表示管内部に混入し、蛍光
表示管の輝度特性が悪くかつ動作寿命も短くなってしま
うという欠点があった。
本発明の気密シール用ガラスペーストは、低融点ガラス
粉末、高分子有機物からなる焼結助剤及び粘度を調整す
る有機溶媒を混合してなる気密シール用ガラスペースト
において、前記低融点ガラス粉末が５０〜６０重量％の
ｐｂ○、５〜１０重ｉ％のＢｚ ｏ、、１０〜３ｏ３部
％の’ｒｅｚ Ｏを含有し、軟化点が２５０〜４５０℃
の範囲にあり、かつ前記焼結助剤がポリエチレングリコ
ールであるというものである。
粉末、高分子有機物からなる焼結助剤及び粘度を調整す
る有機溶媒を混合してなる気密シール用ガラスペースト
において、前記低融点ガラス粉末が５０〜６０重量％の
ｐｂ○、５〜１０重ｉ％のＢｚ ｏ、、１０〜３ｏ３部
％の’ｒｅｚ Ｏを含有し、軟化点が２５０〜４５０℃
の範囲にあり、かつ前記焼結助剤がポリエチレングリコ
ールであるというものである。
次に本発明の実施例について説明する。
ＰｂＯ６０重量％、８２０３１０重量％及びＴＩ！２０
２０重量％を含有する軟化点３２０°Ｃの低融点ガラ
ス粉末と、焼結助剤として２００〜４００℃の範囲で揮
発性物質に分解するポリエチレングリコールを低融点ガ
ラス粉末１に対して０．０１重量部及び有機溶媒として
α−テルピネオールを低融点ガラス粉末１に対して０．
２重量部を混合し、気密シール用ガラスペーストを作製
した。
２０重量％を含有する軟化点３２０°Ｃの低融点ガラ
ス粉末と、焼結助剤として２００〜４００℃の範囲で揮
発性物質に分解するポリエチレングリコールを低融点ガ
ラス粉末１に対して０．０１重量部及び有機溶媒として
α−テルピネオールを低融点ガラス粉末１に対して０．
２重量部を混合し、気密シール用ガラスペーストを作製
した。
このガラスペーストをデイスペンサー塗布及び４００℃
、１０分の焼成工程によって、直径５朋、厚さ０．１ｍ
ｍの４２６合金板上に低融点ガ４ラス層を形成した。
、１０分の焼成工程によって、直径５朋、厚さ０．１ｍ
ｍの４２６合金板上に低融点ガ４ラス層を形成した。
次に、第１図に示したように蛍光表示管の内部を排気孔
６を通じて真空にした後、前記の低融点ガラス層７を設
けた４２６合金板を３８０℃に加熱し、気密シールを行
ない、蛍光表示管を作製した。
６を通じて真空にした後、前記の低融点ガラス層７を設
けた４２６合金板を３８０℃に加熱し、気密シールを行
ない、蛍光表示管を作製した。
焼結助剤として使用したポリエチレングリコールは、４
００℃、１０分の焼成工程において、揮発性の炭化水素
に完全に分解するため、低融点ガラス層７に残存しない
６ 従って、蛍光表示管の内部を汚染することなく気密シー
ルすることができ、蛍光表示管の発光輝度も従来のガラ
スペーストを使用した蛍光表示管に比べ２５％の改善が
図れた。
００℃、１０分の焼成工程において、揮発性の炭化水素
に完全に分解するため、低融点ガラス層７に残存しない
６ 従って、蛍光表示管の内部を汚染することなく気密シー
ルすることができ、蛍光表示管の発光輝度も従来のガラ
スペーストを使用した蛍光表示管に比べ２５％の改善が
図れた。
また、１０００時間動作後の輝度の低下率は、従来の蛍
光表示管が２０％に対し、本実施例を利用した蛍光表示
管では１０％であり、動作寿命の改善も図れた。
光表示管が２０％に対し、本実施例を利用した蛍光表示
管では１０％であり、動作寿命の改善も図れた。
なお、ポリエチレングリコールの含有料は、ガラス粉末
１に対して０．１重量部以上であると、ポリエチレング
リコールの分解反応に時間を要するため実用的でなく、
また０、００１重量部未満あると焼結助剤としての効果
が弱くなるため、０．００１〜０．１重量部の範囲が望
ましい。
１に対して０．１重量部以上であると、ポリエチレング
リコールの分解反応に時間を要するため実用的でなく、
また０、００１重量部未満あると焼結助剤としての効果
が弱くなるため、０．００１〜０．１重量部の範囲が望
ましい。
又、α−１β−１γ−テルピネオールのいずれを使用し
てもよい。更に、低融点ガラス粉末にＦｅｄ、ＭｎＯ，
ＺｒＯ２、Ｃｒ２０３のような顔料を適当量混合したも
のを使用してもよい。
てもよい。更に、低融点ガラス粉末にＦｅｄ、ＭｎＯ，
ＺｒＯ２、Ｃｒ２０３のような顔料を適当量混合したも
のを使用してもよい。
第２図は本発明の他の応用例を示す蛍光表示管の縦断面
図である。
図である。
陽ｉ３を形成したガラス基板４上に、前述の気密シール
用ガラスペーストを塗布し、４００°Ｃ１１０分の焼成
によって低融点ガラス層７をあらかじめ形成した後、真
空ペルジャー内で、熱輻射によって、低融点ガラス層７
を３８０℃に加熱軟化させ、カバーガラス１とガラス基
板４とを気密シールさせ、蛍光表示管を作製する。
用ガラスペーストを塗布し、４００°Ｃ１１０分の焼成
によって低融点ガラス層７をあらかじめ形成した後、真
空ペルジャー内で、熱輻射によって、低融点ガラス層７
を３８０℃に加熱軟化させ、カバーガラス１とガラス基
板４とを気密シールさせ、蛍光表示管を作製する。
このようにして作製された蛍光表示管の発光輝度も、従
来のガラスペーストを使用した蛍光表示管に比べ、２５
％改善でき、本発明のガラスペーストが有用であること
が確かめられた。
来のガラスペーストを使用した蛍光表示管に比べ、２５
％改善でき、本発明のガラスペーストが有用であること
が確かめられた。
なお、蛍光表示管に限らず、プラズマデイスプレィ装置
等の表示装置に使用できることは改めていうまでもない
ことである。
等の表示装置に使用できることは改めていうまでもない
ことである。
以上説明したように本発明の気密シール用ガラスペース
トは、ガラス粉末の適正な焼成温度範囲内で、焼結助剤
であるポリエチレングリコールを完全に除去できるため
、汚染のない高品質の真空気密シールが実現できる効果
がある。
トは、ガラス粉末の適正な焼成温度範囲内で、焼結助剤
であるポリエチレングリコールを完全に除去できるため
、汚染のない高品質の真空気密シールが実現できる効果
がある。
第１図及び第２図はそれぞれ本発明の応用例を示す断面
図である。 １・・・カバーガラス、２・・・スペーサガラス、３・
・・陽極、４・・・ガラス素板、５・・・低融点ガラス
層、６・・・排気孔、７・・・低融点ガラス層、８・・
・金属板、９・・・フィラメント、１０・・・グリッド
。
図である。 １・・・カバーガラス、２・・・スペーサガラス、３・
・・陽極、４・・・ガラス素板、５・・・低融点ガラス
層、６・・・排気孔、７・・・低融点ガラス層、８・・
・金属板、９・・・フィラメント、１０・・・グリッド
。
Claims (1)
- 低融点ガラス粉末と、高分子有機物からなる焼結助剤及
び粘度を調整する有機溶媒を混合してなる気密シール用
ガラスペーストにおいて、前記低融点ガラス粉末が５０
〜６０重量％のＰｂＯ、５〜１０重量％のＢ＿２Ｏ＿３
、１０〜３０重量％のＴｌ＿２Ｏを含有し軟化点が２５
０〜４５０℃の範囲にあり、かつ前記焼結助剤がポリエ
チレングリコールであることを特徴とする気密シール用
ガラスペースト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18225988A JPH0230638A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 気密シール用ガラスペースト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18225988A JPH0230638A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 気密シール用ガラスペースト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0230638A true JPH0230638A (ja) | 1990-02-01 |
Family
ID=16115125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18225988A Pending JPH0230638A (ja) | 1988-07-20 | 1988-07-20 | 気密シール用ガラスペースト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0230638A (ja) |
-
1988
- 1988-07-20 JP JP18225988A patent/JPH0230638A/ja active Pending
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