JPH02305503A

JPH02305503A - ユニットキッチン

Info

Publication number: JPH02305503A
Application number: JP1126632A
Authority: JP
Inventors: Etsuko Hayashi; 悦子林
Original assignee: AIZU KK; II DESIGN OFF KK
Current assignee: AIZU KK; II DESIGN OFF KK
Priority date: 1989-05-22
Filing date: 1989-05-22
Publication date: 1990-12-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は一般家庭の台所で使用する諸機器、器材を一枚
のボード部材の回りに集約した構造を有するユニットキ
ッチンに関するものである。

〔従来の技術〕

家庭などの台所で使用する流し台やガスレンジ。

電子レンチ等、或は、冷蔵庫などの諸機器や器材は、台
所の形状が区々であるところから、これらの大半は個々
に独立したものとして構成されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

従って、例えば別荘等においてその台所に台所用の諸機
器や器材を揃えようとする場合、一般的には個々に独立
して形成された機器類や器材をそれぞれに購入してレイ
アウト設置しているのが通例である。

このため、年間を通して比較的短期間しか使用しない別
荘でも、一般家庭等では殆んど毎日使用されるように形
成された台所用機器類が設置されることになって、これ
らが余計な空間を占拠する結果になる。また、この設置
に対応して水系、電気系等の配管や配線等が必要となる
。

本発明はこのような点に鑑み５台所用の機器類や器材を
一個所に集約して構成し、スペース効率を高めると共に
、配管や配線等をあらためて設ける必要がなく、また、
運搬等にも便利な構造を与えたユニットキッチンを提供
することをその課題とするものである。

〔課題を解決するための手段〕

上記１１題を解決するためになされた本発明の構成は、
適宜平面形状で板状をなすトップボードを耐水耐熱性材
料により形成し水平な姿勢において適宜脚部材に支持さ
せ、このトップボードの適宜範囲を発熱面と冷却面に形
成すると共に適宜箇所に給水部と水等の排出口を設ける
一方、上記トップボードの下面側に、冷蔵庫、電子レン
ジ、ディスポーザ、食器収納部、排水タンク等を着脱自
在に装着したことを特徴とするものである。

〔作　用〕

トップボード上は調理台、流し台、解凍台、グリル用の
発熱板、冷却板、テーブル面などとして作用できる多機
能を有する。

トップボードの下面側に装着される冷蔵庫等や排水タン
ク等の機器類は、着脱自在であるため、必要に応じて着
脱移動可能であり、また、汚水等の廃棄物がたまった場
合には取外して所定場所において処理する。

〔実施例〕

次に本発明の実施例を図に拠り説明する。

第１図は本発明ユニットキッチンの一例を示す斜視図、
第２図は同じく平面図である。

これらの図において、１は平面円形で中央部に円形の穴
２を形成したトップボードで、このボード１の外周縁と
穴２の内周縁には、トップボート１の上面に対しカム機
構やシリンダ等により上。

下動するエッヂ部材３，４が取付けられている。

尚、トップボード１の平面形状は１円形のほか楕円形、
任意の多角形であってもよい。

ここで、上記穴２はその内部において部分し、その一方
に有底容器５を水貯め等として設けると共に、他方を排
水等の取入口６に形成している。

上記トップボード１は、その下面に脚７がここでは４本
取付けられ、一般的なテーブルやカウンター程度の高さ
に支持されている。尚、脚７に組込んだシリンダ等によ
りトップボード１の高さを変更できるようにしてもよい
。

一方、上記トップボード１は、その外面が例えばステン
レススチール板やアルミ合金板などの適宜金屓材によっ
て耐熱、耐水性の表面に形成されている。また、このボ
ード１の一定の面積部分は、発熱プレート部８と冷却プ
レート部９に形成されていると共に、残りの部分が流し
台や調理台として使用できるように形成されている。更
に、このボード１の外周縁部には水や湯を送出するノズ
ル１０が複数個所に設けられているノズル１０は内周縁
に設けてもよい。ここで、発熱、冷却の両プレート部８
，９が形成されるトップボード１の内部に′は、ヒータ
や熱交換用配管が配設されている。

また、これらのプレート部８，９は同一箇所に形成して
もよい。いずれの場合も、プレート表面温度を数値２色
彩等により表示することが望ましい。

このように形成されたトップボード１の下部には、−例
として、冷蔵庫１１、電子レンジ１２、食器洗滌機構を
具備した食器等の収納庫１３、ディスポーザを具備した
排水タンク１４．揚水ポンプを具備した水タンク１５が
脚７同士の間の空間に移動可能なようにキャスタ等を有
して配設されている。

而して、水タンク１５はトップボード１の周囲に配設し
た給水ノズル１０の配管（図に表われず）に着脱可能に
連結されている一方、排水タンク１４はトップボード１
の中央部に形成した穴２ににおける容器５や排水等の取
入口６に脱着可能な配管を介し連通されて配設されてい
る。

尚、上記給水ノズル１０の一部は、トップボード１の表
面に対し、出没自在又は起伏自在のものを配設する。ま
た、本発明における冷蔵庫１１や電子レンジ１２等のよ
うに駆動電力を要する機器類の電源は、通常の商用電源
、或は、エンジン発電機による電源、若しくは、その他
適宜の電源を使用するものとする。

以上のように構成される本発明ユニットキッチンの一例
は、次のようにして使用をする。

冷蔵庫１１内に保管されている料理材料や外部から搬入
した材料をトップボード１上において下加工を施したり
、下ごしらえをし、発熱プレート部８において煮たきし
たり、炒めたりして調理をする。この際、鍋やフライパ
ン等の容器を使用してもよいが、そのままトップボード
の加熱プレート部８において調理する。冷凍食品等は冷
却プレート９上で解凍したり、冷却状態を保持する。

調理の際に生じた料理屑や食べ残し等のいわゆる残飯や
屑類は、排水等の取入部６に投入する。

また、トップボード１において調理をして汚れた部分は
ノズル１０から水や湯を出して洗い、その水は前記取入
部６に導いて排出する。飲料水は容器５のものを使用す
るか、ノズル１０から取出したものを使用する。

汚水や残飯等で−ばいになった排水タンク１４は、トッ
プボード１の下面から引出し、所定場所に搬出して内容
物を処理し、再びセットする。また、収容物や電力を補
充する必要があるものも取外してその補充をする。

〔発明の効果〕

以上述べたように、本発明のユニットキッチンは、台所
で使用する機器類、器材類が一枚のトップボード内に内
装されたり、その下面に取外し自在に装設されているこ
とにより、場所をとらないきわめてコンパクトな台所と
して機能する。

特に、本発明のユニットキッチンは、水道や排水等の配
管、或は、付帯設備が全く設けられていないか、新たに
もしくは改造等により配管等ができない建物や部屋にお
いても、いわゆる台所となる部屋や空間、及び、台所の
ための配管や配線等を別途設定することなく、そのまま
適当な部屋や空間を台所として機能させることができる
ので、例えば、いわゆる台所設備のない別荘や配管や配
線等に関する改造ができない屋内等におけるキッチンと
してきわめて有用である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明ユニットキッチンの一例を示す斜視図、
第２図は同じく平面図である。１・・・トップボード、２・・・穴、３，４・・・エッ
ヂ材、５・・・発熱プレート部、６・・・排水等の取入
口、７・・・脚、８・・・発熱プレート部、９・・・冷
却プレート部、１０・・・給水ノズル、１１・・・冷蔵
庫、１２・・・電子レンジ、１３・・・収納庫、１４・
・・排水タンク、１５・・・水タンク

Claims

【特許請求の範囲】１　適宜平面形状で板状をなすトップボードを耐水耐熱
性材料により形成し水平な姿勢において適宜脚部材に支
持させ、このトップボードの適宜範囲を発熱面と冷却面
に形成すると共に適宜箇所に給水部と水等の排出口を設
ける一方、上記トップボードの下面側に、冷蔵庫、電子
レンジ、ディスポーザ、食器収納部、排水タンク等を装
着したことを特徴とするユニットキッチン。２　発熱面と冷却面とは、同一箇所に形成される特許請
求の範囲第１項に記載したユニットキッチン。３　トップボード下面側に設置される冷蔵庫等の機器類
はトップボードに対し着脱自在である特許請求の範囲第
１項又は第２項に記載したユニットキッチン。４　トップボード下面側に設置される冷蔵庫等の機器類
は、トップボードから離脱して、その収容物、電力等を
他の場所で給排するようにした特許請求の範囲第１項〜
第３項に記載したユニットキッチン。