JPH02305139A - ネットワークの構成変更方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネットワークの構成制御方式に係り。

特にネットワーク内の固定の通信ルート情報を持つ１時
分割多重化装置等の各データ通信装置に於て、構成情報
切替え時の影響範囲を少なくすることに好適な構成変更
方式に関する。

〔従来の技術〕

ネットワークに於て、データ通信装置に記憶されている
構成情報は１通信ルートの定義等ネットワークの運用形
態を決定する情報であるため、ネットワークの構成変更
は、重要な要素となっており、従来の構成変更方式とし
ては、次の２つの方法が考えられている。

第１の方法は、各データ通信装置に接続される複数の回
線に対して、少なくとも１つの予備回線を設け、切替え
る方法であり、第２の方法は、各データ通信装置間で、
制御データを交換して構成情報を切替える方法である。

しかしながら、予備回線のための設備が必要であったり
、構成情報変更に関係のない通信ルート特に配慮されて
いなかった。なお、この種の構成変更方式に関連するも
のとして、特開昭６２−２６２５５５号、特開昭６３−
１８８３８号が挙げられる。

また、網管理装置から各データ通信装置に予め複数の構
成情報を配布しておき、網管理装置からの切替え指示に
より、構成情報を切替える方式については、特開昭６３
−２１７７４４号に記載されている。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、各データ通信装置の構成変更に関する
ものであり、構成変更に堡る時間、構成変更に関係のな
い通信ルートへの影響防止や予備回線用設備投資につい
て配慮がされておらず、構成変更に伴なう他の通信ルー
トへの影響や設備の高価格化等の問題があった。

本発明の目的は、網管理装置と各データ通信装置および
、各データ通信装置を接続する複数の中継回線から成る
データ通信網に於て、網管理装置からの切替え指示によ
り、上記従来技術の問題点を解決し、他の通信ルートに
影響を与えない高速なネットワーク構成変更方式を提供
することにある。

（ｉａ題を解決するための手段〕 上記目的は、網管理装置より予め各データ通信装置に、
複数の構成情報を配布しておき、構成変更を行う場合、
網管理装置からの切替え指示により、各データ通信装置
は、稼動中の構成情報と切替え指示された構成情報の差
分抽出を行い、差分の情報のみ稼動中情報を書き替える
ことにより達成される。

〔作　用〕

網管理装置は、予め各データ通信装置に、複数の構成情
報を配布しておき、通信ルート変更等ネットワーク構成
変更時、各データ通信装置に切替え指示を出す、各デー
タ通信装置では、稼動中の構成情報と切替え指示を受け
た構成情報との差分抽出を行い、差分のみ稼動中の構成
情報を書き替えることにより、高速かつ、構成変更に関
係のない通信ルートへの影響を与えない、ネットワーク
内の各データ通信装置の構成変更が可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を、データ通信装置が時分割多重
化装置である伝送網の場合について、図面を用いて詳細
に説明する。

第１図は、本発明の一実施例である伝送網の構成を示し
、ネットワークの構成制御を行う網管環装［１、固定の
通信ルート情報を持ちホストコンピュータ、端末等を収
容して多重化通信を行う時分割多重化装置２〜４、これ
らを接続する中継回線５〜８、網管埋装Ｗ１１内のメモ
リ９とネットワーク全体の通信ルートを定義している構
成情報１３、網管理装置１から時分割多重化装置２〜４
に配布された時分割多重化袋！！２〜４固有の構成情報
１４〜１６とメモリ１０〜１２．および、時分割多重化
装置２〜４に収容される端末１７〜１９より成る。

第２図は、各時分割多重化装置の構成図であり。

時分割多重化装置２１．メモリ２２、加入者回線、中継
回線間の通信ルート定義をしている構成情報のうち稼動
中の構成情報２３、構成情報の差分抽出部２４、差分の
情報２５．網管理装置！！１から配布された構成情報２
６、時分割多重化袋！！！２１に収容される端末２７、
および、他の時分割多重化装置と接続するための中継回
線２８より構成されている。

第３図、第４図は、ネットワークの構成変更に伴なう通
信ルート変更概要を示す図で、網管理装置ｉ！ｌ、時分
割多重化装置２〜４、および、これらを接続する中継回
線５〜８．端末３１〜３４から構成される。端末３１は
、通信ルート３６で端末３２と接続され、端末３３は１
通信ルート３５で端末３４と接続されており、中継回線
５の障害時には端末３１は、通信ルート３７で端末３２
と接続される。ただし、同図に於いて、時分割多重化装
置！２〜４に収容されるホストコンピュータ端末等で、
本発明の説明に直接関係のないものは省略しである。

第５図は、ネットワーク構成変更時の網管理装り内の障
害を検知すると（５１）、障害診断を行い（５２）、そ
の障害対応に予め通信ルートを定義し、時分割多重化装
置ｉ！２〜４に配布しておいた構成情報への切替指示を
出しく５３）、時分割多重化装置２〜４からの切替完了
報告を受信して（５４）、処理を終了する。

第６図は１時分割多重化装置２〜４の処理概要を示す。

時分割多重化装置２〜４は、網管理装置１からの切替指
示を受信すると（６１）、メモリ１０〜１２から指示さ
れた構成情報１４〜１６を読み込み（６２）、読み込ん
だ構成情報と稼動中の構成情報２３との差分抽出を行い
（６３）、差分がある場合には、差分の情報２５のみ稼
動中の構成情報２３を書き替え（６４）　、網管理装置
１に切替完了報告を行って（６５）、処理を終了する。

差分かない場合には、構成情報の書き替えを行わずに、
切替完了報告を行って（６５）、処理を終了する。

次に、以上の図を用いて１本発明によるネットワークの
構成変更例を、端末３１．３２間の通信ルート３６の変
更に着目して説明する。

まず、網管理装置１で、端末３１は通信ルート３６で端
末３２と接続し、端末３３は通信ルート３５で端末３４
と接続し通信するような構成情報と、端末３１は通信ル
ート３７で端末３２と接続し、端末３３は通信ルート３
５で端末３４と接続し通信するような構成情報とを予め
定義し１時分割多重化装置２〜４に配布し、メモリ１０
〜１２に記憶しておき、網管理装置１からの切替指示で
。

第３図の運用形態による運用を開始する。ここで、中継
回線５に障害が発生すると端末３１．３２間の通信が中
断する。網管理装置１は、中継回線５の障害を検知する
と、障害部位特定のための障害診断を行い、端末３１．
３２間の通信を回復させるための通信ルート３７を持つ
構成情報への切替指示を１時分割多重化装置２〜４へ送
信する１時分割多重化装！！２〜４では、網管理装置１
から指示された構成情報を読み込み、構成情報の差分抽
出部２４で、稼動中の構成情報２３との差分を抽出し、
差分の情報２５のみ書き替える。この時、端末３３と端
末３４を接続する通信ルート３５は変更がなく、差分の
情報２５のみ稼動中の構成情報２３を書き替えるので、
通信ルート３５は、構成情報の切替えにより切断される
ことはなく、ネットワークの構成変更を行うことができ
る。

また、障害発生時だけでなく、運用形態変更による構成
変更時、時分割多重化装置や時分割多重化装置に収容さ
れる回線アダプタの増設、移設時等の構成変更にも、予
め構成情報を定義し、時分割多重化装置２〜４に配布し
ておけば、処理（５１）、（５２）を省略するだけで簡
単に対応できる。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明によれば。

従来方式と異なり、構成情報の差分抽出を行うことによ
り、予備回線のための設備を設けることなく、構成変更
による他の通信ルートへの影響を防止し、高速なネット
ワークの構成変更が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の一実施例の伝送網の構成図。 第２図は、各時分割多重化装置の構成図、第３図、第４
図は、ネットワークの構成変更に伴なう通信ルート変更
概要説明図、第５図は、網管理装置に於ける処理概要説
明図、第６図は、各時分割多重化装置に於ける処理概要
説明図である。 １・・・網管理装置、２〜４・・・時分割多重化装置、
５〜８・・・中継回線、９〜１２・・・メモリ、１３〜
１６・・・構成情報、１７〜１９・・・端末、２３・・
・稼動中の構成情報、２４・・・構成情報の差分抽出部
、２５・・・差分の情報、３５〜３７・・・通信ルート
。 葛Ｚ国 発　５　目 男４　目

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、１つまたは複数のデータ通信装置と、各データ通信
   装置の構成制御を行う網管理装置と、上記データ通信装
   置相互間、並びに、データ通信装置と網管理装置間を接
   続する中継回線から成るデータ通信網に於て、網管理装
   置から各データ通信装置に、ネットワークの運用形態に
   応じ２定義した複数の構成情報を予め配布しておき、網
   管理装置からの指示により構成情報を切替える場合、各
   データ通信装置は、切替え前後の構成情報の差分抽出を
   行い、差分のみ構成情報を書き替えることにより、切替
   え前後で構成情報に変更のないデータ回線への通信ルー
   ト切断等の影響を防止することを特徴とするネットワー
   クの構成変更方式。