JPH02304061A - 含硫黄脂肪族カルボン酸エステル及びその酸の製造方法 - Google Patents

含硫黄脂肪族カルボン酸エステル及びその酸の製造方法

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JPH02304061A
JPH02304061A JP1121570A JP12157089A JPH02304061A JP H02304061 A JPH02304061 A JP H02304061A JP 1121570 A JP1121570 A JP 1121570A JP 12157089 A JP12157089 A JP 12157089A JP H02304061 A JPH02304061 A JP H02304061A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、含硫黄脂肪族カルボン酸エステル及びその酸
の製造方法に関する。更に言えは、チオ脂肪族カルボン
酸エステル、チオジ脂肪族カルボン酸エステル及び/ま
たはジチオジ脂肪族カルボン酸エステルあるいはそれら
の酸の製造方法に関する。
これら化合物は、毛発用薬剤、医薬中間物、重金属除去
剤、重合調整剤、酸化防止剤、金属表面処理剤、ゴム添
加剤等多くの分野において有用な化合物として利用され
る。
[従来の技術] 含硫黄脂肪族カルボン酸またはそのエステルの製造方法
において、その代表的なものとしては下記に示すような
チオグリコール酸またはそのエステルの製造方法がある
<1)モノクロロ酢酸と水硫化ナトリウム水溶液との反
応により製造するもので、現在工業的に実施されている
代表的な製造法である(特開昭61−118358号公
報、特開昭55−145663号公報、特開昭53−1
47026号公報、特開昭51−29440号公報及び
特開昭49−75527号公報)。
(2)モノクロロ酢酸をチオ硫酸ナトリウムと反応させ
、次いで、加水分解する方法〈米国特許第2.594,
030号1.同第2,413,361号及び英国特許第
624.568号各明細書)。
(3)モノクロロ酢酸とアルカリ多硫化物とを反応させ
、次いで亜鉛と鉱酸の使用によって還元処理する方法(
西独特許第180,875号明細書)。
(4)キザントゲン酸と水硫化ナトリウムとを加熱反応
させる方法(米国特許第3,860,641号明細書)
また、チオグリコール酸エステルの製造法としては、チ
オグリコール酸をエステル化する方法(特開昭56−9
7239号公報)、クロル酢酸エステルと水硫化アルカ
リとの反応による方法(特開昭48−86818号公報
及び特開昭63−10755号公報)がある。
更に、β−メルカプトプロピオン酸またはそのエステル
の合成法としては、例えば特開昭59−29656号公
報、特開昭61−151163号公報または特開昭59
−186955号公報に、3.3”−チオジプロピオン
酸の製造方法については、例えば特開昭′58−216
62号公報にそれぞれ開示されている。
このようにメルカプト脂肪族カルボン酸を工業的に製造
するには、当該酸を合成、し、次いでこれをエステル化
する方法と、ハロゲン化脂肪族カルボン酸をエステル化
し、次いでそのハロゲン原子とメルカプト基とを交換す
る方法またはアクリル酸エステルの如き不飽和脂肪族カ
ルボン酸エステルに硫化水素を高圧で付加する方法があ
る。
[発明が解決しようとする課題] 従来のチオグリコール酸で代表されるメルカプト脂肪族
カルボン酸の製造法は、この酸が水溶性であるために1
.副反応生成物や副生ずる食塩等との分離精製が困難な
ことである。
また、熱安定性も悪いので、蒸留による分離精製も目的
物の分解により効果的手段とはならない。
更に、反応収率を高くするために、硫イヒ水素ガスを導
入させる方法では、高温、高圧を要するため装置の材質
面及び投資上の問題が大きい。
他方、メルカプト脂肪族カルボン酸エステルの製造法は
、メルカプト脂肪族カルボン酸をエステル化する場合に
は、前記の問題をそのまま有するので、結局、不純物の
多いものしか得られない。
ハロゲン化脂肪族カルボン酸エステルから合成する場合
、溶媒が水可溶性でないと水硫化アルカリとの反応が行
われないから、その結果、有機層にも水層にも溶媒が溶
解し、溶媒の循環使用や廃水処理の問題が生じる。
更に、硫化水素の付加反応によるエステルの合成法も前
記と同様の問題があって、いずれもそれぞれ囮有の欠点
があるものである。
本発明者らは、上記した諸問題に鑑み、メルカプト脂肪
族カルボン酸またはそのエステルの合成法につき、工業
的に有利な方法を鋭意研究したところ、相関移動触媒を
用いて反応させると、目的物が高純度、高収率で得られ
且つ溶媒、触媒の再利用が可能であると同時に廃水処理
も容易であることを知見し、本発明を完成するに至った
[課題を解決するための手段] すなわち、本発明は実質的に水不溶性ハロゲン化脂肪族
カルボン酸エステルと硫化物水溶液とを水不溶性溶媒中
相関移動触媒の存在下で反応させることを特徴とする含
硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製造方法に係る。
更に、本発明は前記方法で1得られる含硫黄脂肪族カル
ボン酸エステルを加水分解することからなる含硫黄脂肪
族カルボン酸の製造方法に係る。
[作  用] 以下、本発明について詳述する。
本発明に係る方法において、原料たるハロゲン化脂肪族
カルボン酸エステルは実質的仲水不溶性のものでなけれ
ばならない。
この理由は、溶媒の回収利用や分離精製等から考慮され
るもので、本発明では次の一般式で表される。(のが好
ましい: X (CH2)、COOR’・・・(1)1式中、Xは
C1またはBrを表し、R−は炭素数3〜18のアルキ
ル基を表し、R2及びRffはHまたは炭素数1〜4の
アルキル基を表し1.nは1〜3の整数を表す]。
上記、千ステルはまた本発明では前記エステルの前駆体
たる酸佇ア′L′O−11,’とを酸触媒及“水工溶性
溶媒を用いる共沸脱水によりニス、チル化した反応生成
物をそのまま出発原料とすることができる。
従って、係る反応生成−一用いる以下に記すメルカプト
反応による方法は、本発明の方法を一層工業的に有利に
実施することができる好ましい態様として挙げることが
てきる。
なお、前記エステル化反応は、良く知られており、例え
ば硫酸、塩酸、リン酸、1」−トルエンスルポン酸、メ
タンスルポン酸、硫酸塩、酸性硫酸塩等が挙げられ、そ
れらは1種または2種以I−のものが使用される。
触媒量は留出する水1モルに対し001〜]、Oyの範
囲がよい。また、脱水共沸剤を兼ねた水不溶性溶媒とし
ては、通常のエステル化反応に用いちれるものてあれば
特に限定されないか、例えばベンゼン、I・ルエン、キ
シレン、ジク1コヘA−サン、n−ヘキサノ、n−ヘプ
タン等の炭化水素類、四塩化炭素、クロロポルム、1 
、 ]、 、 i −1−リクロロエタン等の塩素系炭
化水素類、メチルイソブチルケ1〜ン等のケトン類、ペ
ンチルアルコール、2−エチルヘキザノール、オクタ、
ノール笠の高級アルコール類が挙けられ、それらは1種
または2種以」二であってもよい。もっとも、工業的に
はベンゼン、1〜ルエン、キシレン(BTX)か好適で
ある。 その使用量は反応系の水を留出させるに必要な
最低限度量で良いが、本発明においてはハロゲン化脂肪
族カルボン酸1モルに対し50〜500gの範囲が好適
である。
更に、エステル化に利用されるアルコールとしては、前
記一般式て示すようにエステルが実質的に水不溶性を示
すものでなけれはならないことから、メタノール、エタ
ノール等の低級アルコール以外のものであれば、どのよ
うなアルコールであってもよいが、炭素数が3〜18の
アルコールが適当である。なお、アルコール中のアルキ
ル基はシクロアルキル基またはアルキルシクロ基であっ
てもよい。
また、二価以上のアルコール例えばプロピルグリコール
、1,5−ペンタジオールやグリセロール、1〜リメチ
ロールプロパノール等の3価アルコールあるいはペンタ
エリステロールのような多価アルコールであってもよい
次に、他の原料たる水溶性硫化物としては、次式・ Me(SH)、、  ・ ・(a、) Me2/mS      ・  ・ (b)Me2/、
S、         (C)1式中、Meはアルカリ
金属(Na、K)またはアンモニウムイオンまたはアル
カリ土類金属(Ca、)’3a、Sr)を表し、mはカ
ヂオン(Me)原子価を表し、pは1より大なる数値を
表ず] で表される水硫化物または多硫化物であり、それらは混
合物であっても差支えない。
しかし、従来、これら2つの原料を水可溶性溶媒中にて
反応させてメルカプト化生成物を得ていたが、例えば食
塩の如き副生塩を含む水溶液と溶媒との分離回収が難し
く、効率的に目的生成物を得ることはできない。本発明
は、前記のように2つの原料を水不溶性の溶媒中におい
ても相関移動触媒を用いることにより常圧でエステルの
分解が起きずに、効率的にメルカプI・化反応が生ずる
ことに依拠している。
ここて、相関移動触媒としては第4級アンモニウム塩、
ピリジニウム塩、ピコリニウム塩、第4級アンモニウム
塩、クラウンニーデル等が知られているが、工業的には
第4級アンモニウム塩、ピリジニウム塩または第4級ホ
スホニウム塩が適当である。
これらの触媒は例えば[相関移動触媒J [(W、 P
1’1eber、 G、 L Gokel共著、(株)
化学同人刊]に記載されているものを使用することがで
き、すなわち、第4級アンモニウム塩としてはテトラメ
チルアンモニウムクロライド、ベンジルトリメチルアン
モニウムクロライド、ベンジルトリエチルアンモニウム
クロライド(Makoszaの触媒)、ベンジル1〜リ
ブチルアンモニウムクロライド、テトラブチルアンモニ
ウムブロマイド、テl〜ラブチルアンモニウムハイド口
ゼンサルフェイト(Brandstoromの触媒)及
びトリオクチルメヂルアンモニウムクロライド(Sta
rl(sの触媒)等を挙げることができ、ピコジニウム
塩及びピコリニウム塩としてはN−ラウリルピリジニウ
ムクロライド、N−ラウリル4−ピコリニウムクロライ
ド、N−ラウリルピコリニウムクロライド及びN−ベン
ジルピコリニウムクロライF等を挙げることができ、第
4級ホスホニウム塩としてはトリエチルベンジルホスホ
ニウムクロライド、テトラ−n−ブチルホスホニウムク
ロライド、テトラ−n−プチルホスボニウムブロマイド
、テトラ−n−ブチルホスホニウムヨーダイト、トリー
n−ブチルメチルホスポニウムヨーダイド、トリーn−
ブチルアリルホスホニウムブロマイド、トリーn−プチ
ルベンジルポスホニウムクロライド、テトラ−n−プチ
ルポスホニウム0.0−ジエチルホスホロジチオエート
、1〜リーn−ブチルヘキサデシルホスホニウムブロマ
イド、トリーn−オクチルエチルホスホニウムブロマイ
ド、トリス−2−シアンエチルアリルホスホニウムクロ
ライド、エチレンビストリス(2−シアンエチル)ホス
ホニウムブロマイド及びテトラキス(ヒドロキシメチル
)ホスホニウムサルフェートを挙げることができ、クラ
ウンエーテルとしては例えばジベンゾ−18−クラウン
−6、ジシクロへキシル−18−クラウン−6及び18
−クラウン−6を挙げることができる。
以上から判るように、本発明は水不溶性溶媒中、相関移
動触媒の存在下で実質的に水不溶性ハロゲン化脂肪族カ
ルボン酸エステルと硫化物水溶液とを反応させて含硫黄
脂肪族化合物を製造するものであるが、該エステルは水
不溶性溶媒を含んだ反応生成物を直接用いてもよいし、
また別にそれ自体であっても差支えなく、多くの場合一
般式(1)または(2)で表されるものである。
本反応は副反応が起こり易く、また、硫化物水溶液が上
記(a)、(b)または(C)式で表される化合物のい
ずれかによっても異なり、種々の含硫黄脂肪族化合物を
生成させるので、所望とする化合物を得るためには、反
応条件及び硫化物水溶液の調整を充分に考慮する必要が
ある。
すなわち、本発明に係る方法によって生成する含硫黄脂
肪族カルボン酸エステルは一般式(1)または(2)で
表されるエステルを用いた場合、以下に挙げる一般式を
もつものである: HS (CH2)。C0OR,’   ・・・(3)静 S  、[(C,H2)、、COOR’12  ・ ・
 ・(5)[S (CH2)−COOR’]2   ・
 ・ ・(7)−(式中、R1、R2、R3及びnは前
記と同意義である) 一般式(3)または(4)で表される化合物の生成反応
が基本となるものであるが、これらは一般式(1)また
は(2)のエステルと(a)式の水硫化物水溶液との反
応により得られる。
しかしながら、工業的に入手できる水硫化ナトリウムの
如き水硫化物は純粋なものはなく、多くの場合(b)ま
たは(c)の硫化物を含んでおり、また硫化水素を苛性
ソーダに吸収させた場合もNa5Hを純粋に合成するこ
とは困難であり、これらのものを含んだ場合は一般式(
7)または(8)で表されるジチオジカルボン酸エステ
ルが生成する。従って、以上の反応につき示せば、例え
ば次式で表される: Na5H+ tJICH2COOR’→5HCHzCO
OR’ + NaC1・・・(イ)NaSH+H3CH
2COOR’5NaSCH2COOR’+12S−−−
(ロ)NaSCH2COOR’ + C1’CH2C0
OR’→5(CH2COOR’)2+ NaCj! ・
・・(ハ)Na2S + 2CICH2COOR’→5
(CII2COOR’ )2 +2NaCIH(ニ)N
a2S2+2Ci’CH2C0OR’ →(SCH2C
OOR’ )2 + 2NaCI (ホ)なお、上記反
応は一般式(2)のタイプのエステルを用いても全く同
様である。
本発明では、式(イ)の反応において、式(ロ)、式(
ハ)の副反応、は従来法の水媒体中での反応に比して小
さく、且つ他の反応も制御し易い。
すなわち、反応系に硫化水素を導入させると式(ロ)の
反応を抑制でき、また水硫化物中に存在する硫化物によ
る式(ニ)の反応についても原料水硫化物に少量の硫黄
を添加して多硫化物にして式(ニ)を式(ポ)の反応に
実質的に移行させてジチオカルボン酸エステルを生成せ
しめ、次いで有機層に移行した該エステルを還元処理す
ることにより一般式(3)または(4)のメルカプトカ
ルボンステルを高収率で得ることができる。
この還元処理は、多くの場合、鉱酸と亜鉛、錫、パラジ
ウム等の金属粉とによる発生期の水素ガスで行うか、ま
たは電解還元するのが工業的に有利であるが、特にこれ
に限定するものではない。
本発明において一般式(3)または(4)タイプの目的
生成物は前記の通りであるが、一般式(5)または(6
)タイプの目的生成物は硫化物水溶液を式(1〕)の硫
化物を用いることにより得られる。
尤も、式(I))の硫化物は加水分解により式(a>の
水硫化物を生成するので、水溶液中で式(1:))の組
成になるよう硫化水素または硫黄を添加して調整するこ
とが必要である。
また、別法としては、(イ)式で示すような( a. 
)式の水硫化物水溶液とハロケン化脂肪族カルボン酸エ
ステルとの反応において、(イ)式における反応温度よ
りもより高い温度で反応させるか、(イ)式の反応生成
物を加熱処理することにより一般式(5)または(6)
タイプのメルカプ1〜ジカルボン酸エステルとすること
ができる。
また、一般式(7〉または(8)タイプの目的生成物を
得る場合には、(c)式の多硫化物水溶液を調製したも
のを反応させる。しかし、全て一般式(7)または(8
)のものが得られず、一般式(3)または(4)タイプ
のものとの混合物となる。従って、これを還元すれば、
全て一般式(3)または(4)タイプのものとなるが、
逆に、これら生成物を含む有機層を所望の酸化剤を用い
て酸化処理することにより一般式(7)または〈8)タ
イプのものを高収率で得ることができる。
本反応において、硫化物水溶液の濃度は5〜50重量%
の範囲で使用されるが、工業的には廃水を考慮すると高
濃度の方か有利である。しかし、副生ずる食塩の如き塩
が沈澱するために、廃水を硫化物の溶解水に再利用を考
慮すると工業的には20〜40重量%の範囲が好適であ
る。
次に、原料エステルと硫化物との反応割合は従来法の場
合と格別に異なることはないか、多くの場合エステルと
硫化物中のカチオンとのモル比か1、0〜2.0、好ま
しくは1.2〜1.7の範囲にある。
なお、硫化物水溶液中に添加する硫黄は、例えば硫化ナ
トリウムの場合を挙げるとN a 2 Sに相当する量
の1〜1 5倍モル量てあり、50〜100℃において
20−30分て完全に溶解させる。
また、相関移動触媒の使用量はハロゲン化脂肪族カルボ
ン酸エステルに対して0.1〜10g1モルの範囲であ
り、打抜しくは1〜3g1モルの範囲にある。
本反応温度は出発物質のエステルの種類や目的生成物の
如何によって大きく異なるが、0〜150℃の範囲であ
る。例えばクロロ酢酸エステルで一般式く3)タイプの
ものを得る場合には、0〜40℃、同じくα−クロルプ
ロピオール酸エステルでは40〜70℃、β−クロルプ
ロピオール酸エステルや4−ブロム酢酸エステルにあっ
ては50〜80℃において速やかに進行する。
反応時間は前記と同様の理由で異なるが、0、5〜6時
間の範囲にあり、多くの場合1〜2時間で充分である。
反応終了後は食塩の如き副生塩を分散し、水層は可及的
に循環使用する。
一方、回収した有機層は回収ずべき目的生成物が如何に
よっては、溶媒を分散した後、回収することができるが
、前記のように還元処理または酸化処理を室温付近で1
〜6時間施した後に反応を終了させ、常法により溶媒と
分離した後、目的生成物を回収する。
次に、本発明は上記により得られた含硫黄脂肪族カルボ
ン酸エステルを酸性側で常法により加水分解すればそれ
ぞれ相当する含硫黄脂肪族カルボン酸を得ることができ
る。
本発明は、水不溶性有機溶媒を用いて水不溶性の含硫黄
脂肪族カルボン酸エステルを先ず高収率で得、次いでこ
れを加水分解することにより相当する酸を製造するので
、従来法と異なり、それぞれ分離回収が容易であり、酸
の収率を低下させるようなことはなく、工業的に非常に
有利な方法と言うことができる。
[実 施 例] 実施例1 撹拌機、ガス導入管、温度計を付けた11の四つロフラ
スコに、フレーク水硫化ソーダ(70重置火>120.
1g、硫黄4.8g、水120.117を添加し、90
℃に昇温して硫黄を溶解する。溶解後、室温まで冷却し
てクロル酢酸2−エチルヘキシルの50%トルエン溶液
413.4gを添加し、再び4〜6℃に冷却する。ガス
導入管より0.21/分の速度で硫化水素を5〜10分
吹き込み置換した後、テトラn−ブチルホスホニウムブ
ロマイドの50%液5.0gを添加する。温度が30℃
近くまで上昇し、反応は約1時間で終了する。
反応後、有機層と水層を分離し、有機層に濃塩酸110
!?と亜鉛末10.5FIを添加し、室温て不純物のジ
チオジグリコール酸2−エチルヘキシルを3時間還元し
、水層を分離して有機層を水洗し、チオグリコール酸2
−エチルヘキシルのトルエン゛溶液を得る。
次に、減圧下でトルエンを留去し、残留物を2、Q++
mHg、110℃で減圧蒸留することによりチオグリコ
ール酸2−エチルヘキシル202.3yを得る。
ガスクロマトグラフで純分を測定した結果、純度は99
.6%であった。また、クロル酢酸2−エチルヘキシル
からの収率は98.6%であった。
実施例2 撹拌機、温度計を付けた11の四つ目フラスコに、フレ
ーク水硫化ソーダ(70重量%)120.1g、硫黄4
.8g、水120.iを添加し、90℃に昇温して硫黄
を溶解する。溶解後、β−クロルプロピオン酸2−エチ
ルヘキシルの50%トルエン溶液441.5gを添加し
、液温を80℃にし、トリn−ブチルエチルホスホニウ
ムブロマイド2.5gを添加し、1時間反応させる。
反応後、有機層と水層を分離し、有機層に製塩酸84.
01?と亜鉛末8.01?を添加して不純物のジチオン
10ピオン酸2−エチルへキシルを還元し、チオプロピ
オン酸2−エチルヘキシルのトルエン溶液を得る。
次に、減圧下でトルエンを留去し、残留物を2、Qmm
Hg、118℃で減圧蒸留することによりチオプロピオ
ン酸2−エチルヘキシル216.2gを得る。
ガスクロマトグラフで純分を測定した結果、99.5%
の純度の目的物が得られ、β−クロルプロピオン酸2−
エチルヘキシルからの収率は99.0%であった。
実施例3 撹拌機、水分離器、温度計を付けた11の四つ目フラス
コに、2−エチルヘキサノール130.21?、クロル
酢酸94.5y、トルエン200g並びにp−1〜ル工
ンスルホン酸1gを加え、400mn+Hg(ゲージ圧
)にアスピレータで減圧し、80〜90℃に昇温して3
時間トルエンを還流させる。18gの水が水分離器に留
出した時点を終24一 点とし、エステル化反応を行った。
他方、前記と同様の四つロフラスコにフレーク水硫化ソ
ーダ(70重量%)120.1y、硫黄4.8fI、水
120.1fIを添加し、60℃に昇温して硫黄を溶解
する。溶解後、室温まで冷却し、前記で得られたクロル
酢酸2−エチルヘキシル生成物をそのまま添加し、4〜
6℃に冷却する。ガス導入管より0.217分の速度で
硫化水素を5〜10分吹き込み置換した後、トリn−ブ
チルエチルホスホニウムブロマイドの50%水溶液5.
0gを添加する。温度が30℃近くまで上昇し、反応は
約1時間で終了する。
反応後、有機層と水層を分離し、有機層に濃塩酸110
gと亜鉛末10.5gを添加し、30℃で不純物のジチ
第2ジグリコール酸2−エチルヘキシルを還元し、チオ
グリコール酸2−エチルヘキシルのトルエン溶液を得る
。減圧下でトルエンを留去し、残留物を2,0…mHg
、110℃で減圧蒸留することによりチオグリコール酸
2−エチルヘキシル201 、OIFを得る。
ガスクロマ1〜クラフで純分を測定した結果、純度9つ
、6%の目的物が得られた。また、クロル酢酸からの収
率は980%てあった。
実施例4〜16、比較例1〜2 注]:Na5Hは70%品 Na2Sは60%品 B a(S H)2は95%品 注2:Aはテトうn−ブチルアンモニウムクロライド Bは)〜すn−ブチルエチルホスホニウムブロマイド Cはテトラn−ブチルホスホニウムブロマイド Dはラウリルピリジニウムクロライド 実施例17 撹拌機、温度計を付けた11の四つロフラスコに、硫化
ソーダ(60重量%)65.1gと水120.1gを添
加し溶解する。溶解後クロル酢酸2−エチルヘキシルの
50%ベンゼン溶液413.4gを添加し、テトラn−
ブチルホスホニウムクロライド2gを加えて室温で3時
間反応させる。
反応後、有機層と水層を分離し、有機層を中性になるま
で水洗し、ベンゼンを減圧で留去し、チオジグリコール
酸2−エチルヘキシル186.0fIを得る。ガスクロ
マトグラフで純分を測定したところ、純度98.0%の
目的物が得られた。また、クロル酢酸2−エチルヘキシ
ルからの収率は97.3%であった。
実施例18 実施例1の硫化工程終了後の反応液を分取し、ヨウ素水
溶液を水層が褐色に着色するまで撹拌しながら添加し、
着色後有機層と水層を分離する。
水洗しトルエンを減圧で留去し、ジチオグリコール酸2
−エチルヘキシル202.3fを得る。ガスクロマトグ
ラフで純分を測定した結果、純度98.8%の目的物が
得られた。クロル酢酸からの収率は98.6%である。
実施例19 実施例4の還元工程終了後の反応液を分取し、トルエン
を減圧で留去する。10%塩酸を有機層と同量加え撹拌
し70℃に昇温し、減圧を調整し還流させる。3時間分
解vin−ブタノールが留出しなくなるまで塩酸を回収
する。水層に同量のジクロルメタンを加え、チオグリコ
ール酸を3回抽出し、水洗を行う。ジクロルメタンを回
収したチオグリコール酸を107℃、16m+nHHで
減圧蒸留し、81.2g目的物を得る。ガスクロマトグ
ラフで純分を測定した結果、純度98.8%の目的物が
得られた。また、クロル酢酸からの収率は87.0%で
あった。
[発明の効果] 本発明に係る方法によれば、チオ脂肪族カルボン酸エス
テル、チオジ脂肪族カルボン酸エステル若しくはジチオ
ジカルボン酸エステルまたはそれらの酸等の含硫黄脂肪
族カルボン酸またはそのエステル類を工業的に有利に製
造できる。
すなわち、水不溶性溶媒中で相関移動触媒の存在下で2
つの出発原料を反応させるので、目的化合物が収率よく
且つ分離操作が容易なため高純度で得ることができる。
特許出願人 日本化学工業株式会社 −32−−4、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、実質的に水不溶性ハロゲン化脂肪族カルボン酸エス
    テルと硫化物水溶液とを水不溶性溶媒中、相関移動触媒
    の存在下で反応させることを特徴とする含硫黄脂肪族カ
    ルボン酸エステルの製造方法。 2、実質的に水不溶性ハロゲン化脂肪族カルボン酸エス
    テルは、ハロゲン化脂肪族カルボン酸と炭素数3以上の
    アルコールとを水不溶性溶媒中酸触媒の存在下で共沸脱
    水させて得られるエステル化反応生成物をそのまま用い
    る請求項1記載の含硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製
    造方法。 3、実質的に水不溶性ハロゲン化脂肪族カルボン酸エス
    テルは次の一般式(1)または(2)X(CH_2)_
    nCOOR^1・・・(1)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼・・・(2) [式中、XはClまたはBrを表し、R^1は炭素数3
    〜18のアルキル基を表し、R^2及びR^3はHまた
    は炭素数1〜4のアルキル基を表し、nは1〜3の整数
    を表す] で表されるものである請求項1または2記載の含硫黄脂
    肪族カルボン酸エステルの製造方法。 4、含硫黄脂肪族カルボン酸エステルは次の一般式(3
    )、(4)、(5)、(6)、(7)または(8)HS
    (CH_2)_nCOOR^1・・・(3)▲数式、化
    学式、表等があります▼・・・(4) S−[(CH_2)_nCOOR^1]_2・・・(5
    )▲数式、化学式、表等があります▼・・・(6) [S(CH_2)_nCOOR^1]_2・・・(7)
    ▲数式、化学式、表等があります▼・・・(8) から選ばれた1種または2種以上のものである請求項1
    ないし3のいずれか1項記載の含硫黄脂肪族カルボン酸
    エステルの製造方法。 5、少量の硫黄の添加または/及び硫化水素を導入させ
    てメルカプト反応を行い、次いで有機層を還元処理して
    一般式(3)または(4)のチオ脂肪族カルボン酸エス
    テルを生成させる請求項1ないし3のいずれか1項記載
    の含硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製造方法。 6、還元処理は、金属粉末と鉱酸との反応で発生する活
    性水素で行う請求項5記載の含硫黄脂肪族カルボン酸エ
    ステルの製造方法。 7、硫化物水溶液としてMe_2_/_mS(式中、M
    eはアルカリ金属、NH_4またはアルカリ土類金属を
    表し、mはカチオンの原子価を示す)で表される硫化物
    水溶液を用いてメルカプト反応を行い、一般式(5)ま
    たは(6)で表されるチオジ脂肪族カルボン酸エステル
    を生成させる請求項1ないし3のいずれか1項記載の含
    硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製造方法。 8、請求項5記載の反応生成物を加熱処理することによ
    り一般式(5)または(6)で表されるチオジ脂肪族カ
    ルボン酸エステルを生成させることを特徴とする含硫黄
    脂肪族カルボン酸エステルの製造方法。 9、メルカプト反応後、分離した有機層を酸化処理して
    一般式(7)または(8)のジチオジ脂肪族カルボン酸
    エステルを生成させる請求項1ないし3のいずれか1項
    記載の含硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製造方法。 10、硫化物水溶液としてMe_2_/_mS_2(式
    中、Meはアルカリ金属、NH_4またはアルカリ土類
    金属を表し、mはカチオンの原子価を示す)で表される
    多硫化物水溶液を用いて一般式(7)または(8)のジ
    チオジ脂肪族カルボン酸エステルを生成させる請求項1
    ないし3のいずれか1項記載の含硫黄脂肪族カルボン酸
    エステルの製造方法。 11、相関移動触媒は、第4級ホスホニウム塩、第4級
    アンモニウム塩、ピリジニウム塩である請求項1記載の
    含硫黄脂肪族カルボン酸エステルの製造方法。 12、請求項1ないし11のいずれか1項記載の方法に
    より得られる含硫黄脂肪族カルボン酸エステルの有機層
    を分離した後、該有機層を酸性側で加水分解することを
    特徴とする含硫黄脂肪族カルボン酸の製造方法。
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