JPH02304017A - ヘアスプレー組成物 - Google Patents

ヘアスプレー組成物

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JPH02304017A
JPH02304017A JP12510089A JP12510089A JPH02304017A JP H02304017 A JPH02304017 A JP H02304017A JP 12510089 A JP12510089 A JP 12510089A JP 12510089 A JP12510089 A JP 12510089A JP H02304017 A JPH02304017 A JP H02304017A
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JP
Japan
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hair
propellant
polymer
polymer compound
lpg
Prior art date
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Pending
Application number
JP12510089A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Watanabe
義行 渡辺
Tsutomu Suzuki
勉 鈴木
Toshiaki Ito
寿朗 伊藤
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、毛髪固定用高分子化合物を含有するヘアスプ
レー組成物に関し、更に詳述すると、噴射剤としてフロ
ン系の液化ガスを用いることなく上記高分子化合物と噴
射剤との混合性を高めた毛髪化粧料に関する。
〔従来の技術〕
近年、メタクリル酸エステル共重合体の両性化物といっ
た髪にセット性を付与するための毛髪固定用高分子化合
物を含むヘアスプレー組成物が盛んに生産されている。
このヘアスプレー組成物においては、噴射剤として上記
高分子化合物との相溶性に優れたフロン系液化ガス、例
えばトリクロルモノフルオルメタン、ジクロルジフルオ
ルメタン、ジクロルテトラフルオルエタン等が一般に使
用されており、これにより毛髪固定用高分子化合物を含
む原液と噴射剤とを均一に混合するようにしている。
一方、近年フロンガスによる大気中のオゾン層の破壊が
問題とされ、このような地球規模の環境破壊を防止する
ためにヘアスプレー等のエアゾール製品に関しても脱フ
ロンガス化が急務となっている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述したように、ヘアスプレー組成物においては脱フロ
ンガス化を図ることが環境保護の点で重要であり、この
ためフロン系液化ガスに代替する種々の噴射剤が提案さ
れている。しかし、L P G(液化石油ガス)等の炭
化水素系の液化ガスを毛髪固定用高分子化合物を含有す
るヘアスプレー組成物の噴射剤として用いた場合、噴射
剤と該高分子化合物との相溶性、特に低温下における相
溶性が悪く、このため、化粧料中に高分子化合物の沈殿
やおりが生じて噴射ノズルの目詰まりを引き起こし、噴
射不良等の重大なトラブルが発生してしまう。このよう
な傾向は、毛髪固定用高分子化合物としてセット力が強
いものを用いたときに特に顕著である。これに対し、従
来毛髪固定用高分子化合物との相溶性に優れ、原液と均
一に混合し得る非フロンガス系の噴射剤は、何ら見い出
されていないのが実情であった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、噴射剤とし
てフロン系液化ガスを用いることなく毛髪固定用高分子
化合物と噴射剤との相溶性を高め、目詰まりによる噴射
不良等を良好に防止できるヘアスプレー組成物を提供す
ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段及び作用〕本発明者らは、
上記目的を達成するため鋭意検討を行なった結果、」二
連したようにL P G等の炭化水素系の液化ガスは毛
髪固定用高分子化合物との相溶性、特にセット力の強い
高分子化合物との相溶性が劣るものであるが、噴射剤と
して1.、 P Gとジメチルエーテルとを耐用した場
合、セラ1−力の比較的弱い毛髪固定用高分子化合物の
みならず、セラI・力の強い高分子化合物と噴射剤との
相溶性が高く、毛髪固定用高分子化合物を含む原液と噴
射剤とを均一に混合し得るト、該高分子化合物のセット
力を低下させることのないヘアスプレー組成物が得られ
ることを知見し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、毛髪固定用高分子化合物を含有する
ヘアスプレー組成物において、噴射剤としてLPGとジ
メチルエーテルとを併用したことを特徴とするヘアスプ
レー組成物を提供する。
この場合、」−記毛髪固定用高分子化合物の種類に限定
はなく、髪にセラ1へ力をH4するために従来用いられ
ている高分子化合物であれはいずれのものも使用できる
が、具体的には例えは下記(1)〜(7)に示すものを
挙げることができる。
(1)メタクリル酸エステル共重合体の両性化物ここで
、上記メタクリル酸エステル共重合体の両性化物として
は下記式(A)、なかでも下記式(B)で表わされる構
成単位を主成分とし、これに共重合し得る単量体から誘
導される構成単位を適宜含み得る高分子化合物が好まし
い。
(式中R□は炭素数1〜4のアルキレン基、R2及びR
3はそれぞれ炭素数1〜4のアルキル基、R1は炭素数
1〜24のアルキル基、炭素数4〜24のアルケニル基
、シクロアルキル基、m及びnはそれぞれ化合物(A)
を分子量10,000〜200.000とするための数
である。)(式中R4は」二重と同じ意味を示し、k及
びQはそれぞれ化合物(B)を分子量50,000〜6
0.000にするための数である。)これらの化合物と
して、三菱油化社製のユカホーマーAM−75シリーズ
で販売されている種々のグレードのもの、例えは204
,205゜206グレードのものが良好に使用できる。
(2)  メチルビニルエーテルと無水マレイン酸との
共重合体等の酸性ポリビニルエーテル系高分子化合物 (3)  アクリル酸アルキルエステル−メタクリル酸
アルキルエステル共重合体等の酸性アクリル系高分子化
合物 (4)ポリビニルピロリドンやビニルピロリドンと酢酸
ビニルとの共重合体等のポリビニルビロリトン系高分子
化合物 (5)酢酸ビニルとクロトン酸との共重合体等の酸性ポ
リ酢酸ビニル系高分子化合物 (6)  ヒドロキシエチルセルロースをカチオン化し
たカチオン化セルロース (7)  キチン、キトサンなどの天然高分子化合物な
お、これら高分子化合物の中で酸基を有するものは、適
当なアルカリ剤で中和して用いることが好ましい。また
、これら高分子化合物は1種を単独で用いてもよく、2
種以上を併用してもよい。
上記高分子化合物のうち、本発明によれば(1)の化合
物等のセット力の強いものを有効に使用し得、かかるセ
ット力の強い高分子化合物をも確実に噴射剤と均一混合
することができる。
上述した高分子化合物の配合量に特に限定はないが、組
成物全体の0.1〜10重量%とすることが好ましい。
0.1重量%未満では毛髪のセット力が低下することが
あり、10重量%を超えると毛髪のごねつき、べたつき
が生じることがある。
本発明においては、前述したように、噴射剤としてLP
Gとジメチルエーテル(DME)とを併用するものであ
る。この場合、LPGの種類に制限はないが、20℃に
おけるガス圧が1〜6kg/d程度のものを好適に使用
できる。
また、LPGとDMEとの併用割合は特に限られないが
、重量比で95=5〜10 : 90、特に90:10
〜50 : 50とすることが好ましい。
DME/LPGの重量比が5/95より小さいとDME
の添加効果が劣り、上述した高分子化合物の原液と噴射
剤との混合系での相溶性が悪くなることがある。一方、
90/10より大きいと製品のガス圧を調節することが
難しくなると共に、スプレー使用時の臭いが悪くなるこ
とがある。
また、本発明の組成物には、上記毛髪固定用高分子化合
物の可塑剤として分岐鎖アルコール脂肪酸エステル類を
添加することが好ましく、これにより毛髪のごねつき等
を良好に防止することができる。この場合、分岐鎖アル
コール脂肪酸エステル類としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸イソ
プロピル、オレイン酸イソプロピル、エライジン酸イソ
プロピル、ミリスチン酸イソトリデシル、オレイン酸イ
ソブチル、エライジン酸イソブチル等の1種又は2種以
上が挙げられるが、好ましいのはミリスチン酸イソトリ
デシルである。なお、分岐鎖アルコール脂肪酸エステル
類の配合量は組成物全体の0.01〜5重量%程度とす
ることが好ましい。
更に、本発明の組成物には、他の任意成分を本発明の効
果に影響のない範囲で配合してもよい。
そのような任意成分としては、例えば流動パラフィン、
ワセリン、固形パラフィン、スクワラン、オレフィンオ
リゴマーなどの炭化水素類、カチオン界面活性剤、エチ
レングリコール、1,3−ブチレンゲリコール、プロピ
レングリコール、グリセリン、ソルビトールなどの保湿
剤、グリセリルモノステアレート、ソルビタンモノパル
ミテートポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキ
シエチレンソルビタンモノラウレート等の乳化剤、天然
高分子物質等の増粘剤、前記以外のエステル類、シリコ
ーン類、その他各種の溶剤、殺菌剤、ビタミン、タンパ
ク質、ロジン、アミノ酸、生薬、香料等の少量成分など
がある。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明のヘアスプレー組成物は、
噴射剤としてLPGとジメチルエーテルとを併用したこ
とにより、LPGとの相溶性に劣る毛髪固定用高分子化
合物、特にセット力の強い高分子化合物をも噴射剤と均
一に混合することができ、従って常温のみならず低温下
においても高分子化合物の沈殿やおりが生じることがな
く、噴射ノズルの目詰まりによる噴射不良等のトラブル
を確実に防止することができるもので、エアゾール製品
の脱フロンガス化に大きく寄与するものである。
以下実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明す
るが、本発明は下記実施例に限定されるものではない。
〔実施例、比較例〕
上記第1,2表に示す組成の原液と噴射剤を耐圧ガラス
ビンに充填、混合することにより実施例1〜7、比較例
1〜3のヘアスプレー組成物を製造し、下記測定条件A
−Dによって組成物の外観を観察した。結果を第1,2
表に併記する。なお、評価基準は下記の通りである。
夾定条止 A:室温で24時間放置後に観察 Bニー5℃で24時間放置後に観察 Cニー20’Cで24時間放置し、次いで25℃で24
時間放置後に観察 D:40℃で24時間放置後に観察 ■首基車 O:均一・透明 △:微 濁 ×:白濁乃至沈殿発生 第      1      表 第1,2表の結果より、噴射剤としてL I)GとDM
Eとを併用することによって毛髪固定用高分子化合物を
含む原液と噴射剤とを均一に混合することができ、常温
のみならず低温下においても高分子化合物の沈殿やおり
の発生を防雨し得ることが認められる。なお、実施例1
〜7の組成物は一30°Cで保存しても均一、透明であ
った。これに対し、噴射剤としてL L) Gのみを用
いた比較例1〜3の化粧料は特に低温下において、沈殿
、おりが生じるものであった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、毛髪固定用高分子化合物を含有するヘアスプレー組
    成物において、噴射剤としてLPGとジメチルエーテル
    とを併用したことを特徴とするヘアスプレー組成物。 2、分岐鎖アルコール脂肪酸エステル類を含有する請求
    項1記載のヘアスプレー組成物。
JP12510089A 1989-05-18 1989-05-18 ヘアスプレー組成物 Pending JPH02304017A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0377820A (ja) * 1989-08-18 1991-04-03 Hisamitsu Pharmaceut Co Inc エアゾール剤
JP2009091269A (ja) * 2007-10-04 2009-04-30 Nakano Seiyaku Kk 毛髪化粧料およびヘアスプレー用組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62226919A (ja) * 1986-03-28 1987-10-05 Lion Corp 毛髪化粧料

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