JP2506555B2 - N−カルボキシブチルキトサンを基剤とするエ―ロゾルヘアスプレ― - Google Patents
N−カルボキシブチルキトサンを基剤とするエ―ロゾルヘアスプレ―Info
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- aerosol hair
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- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毛髪を適所に保有させし
かもフィルム形成物質としてN−カルボキシブチルキト
サンを含有するエーロゾルヘアスプレーに関する。
かもフィルム形成物質としてN−カルボキシブチルキト
サンを含有するエーロゾルヘアスプレーに関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】エーロゾルヘアスプレーは基本
的には種々の化粧料添加剤例えば可塑剤及び調整剤、香
料、油、柔軟剤、ラノリン、シリコーン、遮光剤又は着
色剤と場合によっては混合したフィルム(皮膜)形成物
質の水溶液又は含水アルコール溶液からなる。この溶液
を次いで適当なエーロゾル容器に包含させ、噴射剤ガス
を用いて該容器を加圧する。最近まで、噴射剤は基本的
には商標名“フレオン”の名称で市販される生成物の如
きクロロフルオロアルカンであった。
的には種々の化粧料添加剤例えば可塑剤及び調整剤、香
料、油、柔軟剤、ラノリン、シリコーン、遮光剤又は着
色剤と場合によっては混合したフィルム(皮膜)形成物
質の水溶液又は含水アルコール溶液からなる。この溶液
を次いで適当なエーロゾル容器に包含させ、噴射剤ガス
を用いて該容器を加圧する。最近まで、噴射剤は基本的
には商標名“フレオン”の名称で市販される生成物の如
きクロロフルオロアルカンであった。
【0003】基本的には生態的な理由のために、クロロ
フルオロアルカン噴射剤は現在オゾン層に対する破壊の
危険がより少ない噴射剤例えばジメチルエーテル、揮発
性の炭化水素例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン
又はこれらの混合物及びハイドロクロロフルオロアルカ
ン又はハイドロフルオロアルカン又はこれの噴射剤の混
合物によって取替えられつゝある。別の理由のため、フ
ィルム形成物質の溶剤を全体的に又は部分的に水で代用
する試みもなされている。噴射剤の種類とフィルム形成
物質とを同時に留意するこれらの変化は非相溶性の現象
を生起し、特にフィルム形成物質の沈澱の問題を生起
し、これによって噴射弁を閉塞させてしまうものであ
る。
フルオロアルカン噴射剤は現在オゾン層に対する破壊の
危険がより少ない噴射剤例えばジメチルエーテル、揮発
性の炭化水素例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン
又はこれらの混合物及びハイドロクロロフルオロアルカ
ン又はハイドロフルオロアルカン又はこれの噴射剤の混
合物によって取替えられつゝある。別の理由のため、フ
ィルム形成物質の溶剤を全体的に又は部分的に水で代用
する試みもなされている。噴射剤の種類とフィルム形成
物質とを同時に留意するこれらの変化は非相溶性の現象
を生起し、特にフィルム形成物質の沈澱の問題を生起
し、これによって噴射弁を閉塞させてしまうものであ
る。
【0004】微細な噴霧液(スプレー)と有効なラッカ
ー塗り強度とを与えながら沈澱の現象を示さない良好な
エーロゾルヘアスプレーを得るためには、溶剤への良好
な溶解性のみならず噴射剤との良好な相溶性もまた有す
る適当なフィルム形成物質を選択することが適当である
と判明した。
ー塗り強度とを与えながら沈澱の現象を示さない良好な
エーロゾルヘアスプレーを得るためには、溶剤への良好
な溶解性のみならず噴射剤との良好な相溶性もまた有す
る適当なフィルム形成物質を選択することが適当である
と判明した。
【0005】この目的のため、高い水和力及び外部から
の悪影響に対して皮膚に付与される保護作用の故に、ヒ
アルロン酸の代用品として或る化粧用途特にクリーム、
ミルク及びゲルの関係で記載されるN−カルボキシアル
キルキトサン特にN−カルボキシメチルキトサン及びN
−カルボキシブチルキトサンに研究が向けられた。この
点に関して、カルボキシメチルキトサンと1種又は数種
のムコポリサッカライドとを含有する化粧料組成物を記
載する日本特許出願公開第63−230614号及びR.
MuzzarelliらのChimica Oggipp33〜37(199
1)の文献を挙げることができる。キトサンのこれら2
種の水溶性誘導体について行なった研究が示す所によれ
ば、これらの誘導体の挙動は溶剤の種類に応じて及び特
に噴射剤の種類に応じて異なるものである。
の悪影響に対して皮膚に付与される保護作用の故に、ヒ
アルロン酸の代用品として或る化粧用途特にクリーム、
ミルク及びゲルの関係で記載されるN−カルボキシアル
キルキトサン特にN−カルボキシメチルキトサン及びN
−カルボキシブチルキトサンに研究が向けられた。この
点に関して、カルボキシメチルキトサンと1種又は数種
のムコポリサッカライドとを含有する化粧料組成物を記
載する日本特許出願公開第63−230614号及びR.
MuzzarelliらのChimica Oggipp33〜37(199
1)の文献を挙げることができる。キトサンのこれら2
種の水溶性誘導体について行なった研究が示す所によれ
ば、これらの誘導体の挙動は溶剤の種類に応じて及び特
に噴射剤の種類に応じて異なるものである。
【0006】驚くべきことにしかも予期せぬことには、
N−カルボキシメチルキトサンと対比してN−カルボキ
シブチルキトサンは特定の噴射剤即ちジメチルエーテル
と完全に相溶性であることが見られた。更にはフィルム
形成物質としてN−カルボキシブチルキトサンを用い且
つ噴射剤としてジメチルエーテルを用いて製造したエー
ロゾルヘアスプレーは優秀なラッカー塗り力を与えるこ
とが示された。
N−カルボキシメチルキトサンと対比してN−カルボキ
シブチルキトサンは特定の噴射剤即ちジメチルエーテル
と完全に相溶性であることが見られた。更にはフィルム
形成物質としてN−カルボキシブチルキトサンを用い且
つ噴射剤としてジメチルエーテルを用いて製造したエー
ロゾルヘアスプレーは優秀なラッカー塗り力を与えるこ
とが示された。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち本発明は新規な工業
生成物として、毛髪を適所に保持し且つ適当なエーロゾ
ル容器中に化粧料上許容できる水性ビヒクルと、フィル
ム形成物質として役立つN−カルボキシブチルキトサン
と、噴射剤としてジメチルエーテルとを収容するエーロ
ゾルヘアスプレーに関する。
生成物として、毛髪を適所に保持し且つ適当なエーロゾ
ル容器中に化粧料上許容できる水性ビヒクルと、フィル
ム形成物質として役立つN−カルボキシブチルキトサン
と、噴射剤としてジメチルエーテルとを収容するエーロ
ゾルヘアスプレーに関する。
【0008】N−カルボキシブチルキトサンはグルコサ
ミン、N−アセチルグルコサミン及びN−カルボキシブ
チルグルコサミン単位のポリサッカライド連鎖で形成さ
れた周知の化合物である。N−カルボキシブチルキトサ
ンの分子量は一般にきわめて高く、400,000〜7
00,000ダルトンの範囲にあるのが好ましく、この
分子量は、希釈されしかも塩化ナトリウムの存在下に
0.2μmの膜を通して濾過された溶液について光回折
レーザー分光法によって測定したものである。N−カル
ボキシブチルキトサンは主として陽イオン特性を有する
両性化合物である。
ミン、N−アセチルグルコサミン及びN−カルボキシブ
チルグルコサミン単位のポリサッカライド連鎖で形成さ
れた周知の化合物である。N−カルボキシブチルキトサ
ンの分子量は一般にきわめて高く、400,000〜7
00,000ダルトンの範囲にあるのが好ましく、この
分子量は、希釈されしかも塩化ナトリウムの存在下に
0.2μmの膜を通して濾過された溶液について光回折
レーザー分光法によって測定したものである。N−カル
ボキシブチルキトサンは主として陽イオン特性を有する
両性化合物である。
【0009】N−カルボキシブチルキトサンはキトサン
とレブリン酸又は4−オキソペンタン酸とから米国特許
第4,835,265号に記載された方法を用いて製造
できる。現在市場に出回っているN−カルボキシブチル
キトサンのうちでは、水中への1%溶液として“エバル
サン(Evalsan) ”の名称でJan Dekker International社
により販売されたものを本発明によって使用できる。凍
結乾燥により1%以上の量のN−カルボキシブチルキト
サンを得ることができる。本発明のエーロゾルヘアスプ
レーにおいては、N−カルボキシブチルキトサンはヘア
スプレーの全重量の0.1〜10重量%の量で存在で
き、0.5〜6重量%の量で存在するのが好ましい。
とレブリン酸又は4−オキソペンタン酸とから米国特許
第4,835,265号に記載された方法を用いて製造
できる。現在市場に出回っているN−カルボキシブチル
キトサンのうちでは、水中への1%溶液として“エバル
サン(Evalsan) ”の名称でJan Dekker International社
により販売されたものを本発明によって使用できる。凍
結乾燥により1%以上の量のN−カルボキシブチルキト
サンを得ることができる。本発明のエーロゾルヘアスプ
レーにおいては、N−カルボキシブチルキトサンはヘア
スプレーの全重量の0.1〜10重量%の量で存在で
き、0.5〜6重量%の量で存在するのが好ましい。
【0010】水性ビヒクルは水であるか又は水と化粧料
上許容できる有機溶剤との混合物であり、該有機溶剤は
例えば1〜8個の炭素原子の1価アルコール、例えばエ
タノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール、フ
ェニルエチルアルコールあるいは多価アルコール例えば
アルキレングリコール例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール及びこれらの溶剤の混合物である。水
性ビヒクルが溶剤を含有する時は、溶剤は組成物の全重
量の50重量%以下の量で存在するのが好ましく、5〜
30重量%の量であるのが好ましい。
上許容できる有機溶剤との混合物であり、該有機溶剤は
例えば1〜8個の炭素原子の1価アルコール、例えばエ
タノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール、フ
ェニルエチルアルコールあるいは多価アルコール例えば
アルキレングリコール例えばエチレングリコール、プロ
ピレングリコール及びこれらの溶剤の混合物である。水
性ビヒクルが溶剤を含有する時は、溶剤は組成物の全重
量の50重量%以下の量で存在するのが好ましく、5〜
30重量%の量であるのが好ましい。
【0011】本発明の1つの変更例によると、N−カル
ボキシブチルキトサンは例えば次の成分: (イ)BASF社により“ルビスコール(Luvisquol) V
A64粉末”の商標名で市販されるビニルピロリドン/
酢酸ビニル共重合体又はGAF社による“PVP/VA
S630”; (ロ)BASF社により“ルビセット(Luviset) CA6
6”の名称で市販される酢酸ビニル/クロトン酸(90
/10)共重合体;あるいは (ハ)GAF社により“ポリビニルピロリドンK30”
の商標名で市販されるポリビニルピロリドンから選んだ
別のフィルム形成物質と組合せることができる。
ボキシブチルキトサンは例えば次の成分: (イ)BASF社により“ルビスコール(Luvisquol) V
A64粉末”の商標名で市販されるビニルピロリドン/
酢酸ビニル共重合体又はGAF社による“PVP/VA
S630”; (ロ)BASF社により“ルビセット(Luviset) CA6
6”の名称で市販される酢酸ビニル/クロトン酸(90
/10)共重合体;あるいは (ハ)GAF社により“ポリビニルピロリドンK30”
の商標名で市販されるポリビニルピロリドンから選んだ
別のフィルム形成物質と組合せることができる。
【0012】該水溶液はまたフィルム形成物質の重量の
少なくとも10重量%の量で好ましくは、20〜50重
量%の量で可塑剤を含有できる。N−カルボキシブチル
キトサンと同様に、可塑剤は水性ビヒクル及びこのビヒ
クルとジメチルエーテルとの混合物に可溶性でなければ
ならない。更には、可塑剤はN−カルボキシブチルキト
サンと相溶性でなければならず即ち滲出なしに樹脂フィ
ルム中に分子挿入し得るものでなければならない。
少なくとも10重量%の量で好ましくは、20〜50重
量%の量で可塑剤を含有できる。N−カルボキシブチル
キトサンと同様に、可塑剤は水性ビヒクル及びこのビヒ
クルとジメチルエーテルとの混合物に可溶性でなければ
ならない。更には、可塑剤はN−カルボキシブチルキト
サンと相溶性でなければならず即ち滲出なしに樹脂フィ
ルム中に分子挿入し得るものでなければならない。
【0013】噴霧すべき組成物はまたN−カルボキシブ
チルキトサンと相溶性の慣用の化粧料添加剤例えば調整
剤、香料、シリコーン、遮光剤、着色剤、防腐剤、乳化
剤、泡止め剤、ビタミン、タン白質、水和剤及び抗フリ
ーラジカル剤を含有できる。
チルキトサンと相溶性の慣用の化粧料添加剤例えば調整
剤、香料、シリコーン、遮光剤、着色剤、防腐剤、乳化
剤、泡止め剤、ビタミン、タン白質、水和剤及び抗フリ
ーラジカル剤を含有できる。
【0014】噴射剤即ちジメチルエーテルは組成物の全
重量の10〜90重量%の量で好ましくは20〜40重
量%の量で一般に存在する。容器の内部蒸気圧は2×1
05〜5×105 Paの範囲にあるのが好ましい。ジメ
チルエーテルは場合によってはハイドロクロロフルオロ
アルカン、ハイドロフルオロアルカン及び非ハロゲン化
炭化水素例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン又は
これらの混合物の如き別の噴射剤と組合せることができ
る。
重量の10〜90重量%の量で好ましくは20〜40重
量%の量で一般に存在する。容器の内部蒸気圧は2×1
05〜5×105 Paの範囲にあるのが好ましい。ジメ
チルエーテルは場合によってはハイドロクロロフルオロ
アルカン、ハイドロフルオロアルカン及び非ハロゲン化
炭化水素例えばプロパン、n−ブタン、イソブタン又は
これらの混合物の如き別の噴射剤と組合せることができ
る。
【0015】ヘアスプレー組成物が40重量%以上のジ
メチルエーテルを含有する時は、組成物の均質性を保持
するために乳化剤を配合するのが望ましい。この乳化
剤、好ましくは性状が非イオン性の乳化剤、特にエチレ
ンオキシド/プロピレンオキシド共重合体は該組成物の
全重量の0.2重量%以下の濃度で存在する。
メチルエーテルを含有する時は、組成物の均質性を保持
するために乳化剤を配合するのが望ましい。この乳化
剤、好ましくは性状が非イオン性の乳化剤、特にエチレ
ンオキシド/プロピレンオキシド共重合体は該組成物の
全重量の0.2重量%以下の濃度で存在する。
【0016】ヘアスプレー組成物を装填するのに用いた
エーロゾル容器は慣用の容器であるが、場合によっては
より微細な特性の噴霧液を得るように追加のガス吸気口
を備えることができる。本発明のエーロゾルヘアスプレ
ーの若干の例を説明の目的で以下に与えるがこれに限定
されるものではない。
エーロゾル容器は慣用の容器であるが、場合によっては
より微細な特性の噴霧液を得るように追加のガス吸気口
を備えることができる。本発明のエーロゾルヘアスプレ
ーの若干の例を説明の目的で以下に与えるがこれに限定
されるものではない。
【0017】実施例1 適当なエーロゾル容器中にJan Dekker社により“エバル
サン(Evalsan) ”の商標名で1%水溶液として市販のN
−カルボキシブチルキトサン0.68gを装填し次いで
GAF社により“PVP/VA S630”の商標名で
市販のビニルピロリドン/酢酸ビニル(65/35)共
重合体2.1gを装填し、香料と防腐剤とを装填するこ
とによりエーロゾルヘアスプレーを製造した。かくして
得られた溶液に慣用の方法を用いてジメチルエーテル3
0gを添加した。次に、弁を取付け、容器を密封した
(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。前もって梳毛
した乾燥毛髪にこのヘアスプレーを噴霧することによ
り、毛髪は長期に亘って適所に堅固に保持され、ヘアス
プレーはブラッシングにより簡単に除去される。
サン(Evalsan) ”の商標名で1%水溶液として市販のN
−カルボキシブチルキトサン0.68gを装填し次いで
GAF社により“PVP/VA S630”の商標名で
市販のビニルピロリドン/酢酸ビニル(65/35)共
重合体2.1gを装填し、香料と防腐剤とを装填するこ
とによりエーロゾルヘアスプレーを製造した。かくして
得られた溶液に慣用の方法を用いてジメチルエーテル3
0gを添加した。次に、弁を取付け、容器を密封した
(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。前もって梳毛
した乾燥毛髪にこのヘアスプレーを噴霧することによ
り、毛髪は長期に亘って適所に堅固に保持され、ヘアス
プレーはブラッシングにより簡単に除去される。
【0018】実施例2 実施例1に記載したのと同じ操作法を用いて、次の組成
を有するエーロゾルヘアスプレーを製造した: Jan Dekker社により“エバルサン”の商標名で 1%水溶液で市販されるN−カルボキシブチルキトサン 0.55g(MA) 香料、防腐剤等 十分量 BASF−Wyandotte 社により“プルロニック(Pluronic) 9400”の名称で市販されるエチレンオキシド/プロピレ ンオキシド共重合体 0.011g ジメチルエーテル 45g 圧力:20℃で5×105 Pa
を有するエーロゾルヘアスプレーを製造した: Jan Dekker社により“エバルサン”の商標名で 1%水溶液で市販されるN−カルボキシブチルキトサン 0.55g(MA) 香料、防腐剤等 十分量 BASF−Wyandotte 社により“プルロニック(Pluronic) 9400”の名称で市販されるエチレンオキシド/プロピレ ンオキシド共重合体 0.011g ジメチルエーテル 45g 圧力:20℃で5×105 Pa
【0019】実施例3 適当なエーロゾル容器中に、凍結乾燥したN−カルボキ
シブチルキトサン0.59gと、GAF社により“ポリ
ビニルピロリドンK30”の名称で市販の粉末状ポリビ
ニルピロリドン1.3gと無水エチルアルコール6.5
gと香料、防腐剤及び65gとするに十分な量の水とを
装填することによりエーロゾルヘアスプレーを製造し
た。かくして得られた溶液に慣用の方法を用いて35g
のジメチルエーテルを添加し、弁を取付け、容器を密封
した(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。
シブチルキトサン0.59gと、GAF社により“ポリ
ビニルピロリドンK30”の名称で市販の粉末状ポリビ
ニルピロリドン1.3gと無水エチルアルコール6.5
gと香料、防腐剤及び65gとするに十分な量の水とを
装填することによりエーロゾルヘアスプレーを製造し
た。かくして得られた溶液に慣用の方法を用いて35g
のジメチルエーテルを添加し、弁を取付け、容器を密封
した(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。
【0020】実施例4 実施例3に記載した操作法を用いて、次の組成を有する
エーロゾルヘアスプレーを製造した: 凍結乾燥したN−カルボキシブチルキトサン 1g 香料、着色剤、防腐剤等 十分量 脱塩水 100gとするに十分な量 30gのジメチルエーテルを、かくして得られた溶液7
0gに添加した。次いで弁を取付け、容器を密封した
(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。
エーロゾルヘアスプレーを製造した: 凍結乾燥したN−カルボキシブチルキトサン 1g 香料、着色剤、防腐剤等 十分量 脱塩水 100gとするに十分な量 30gのジメチルエーテルを、かくして得られた溶液7
0gに添加した。次いで弁を取付け、容器を密封した
(圧力:20℃で4.7×105 Pa)。
Claims (10)
- 【請求項1】 毛髪を適所に保持するエーロゾルヘアス
プレーであって、適当なエーロゾル容器中に化粧料上許
容できる水性ビヒクルと、フィルム形成物質としてN−
カルボキシブチルキトサンと、噴射剤としてジメチルエ
ーテルとを含有してなるエーロゾルヘアスプレー。 - 【請求項2】 N−カルボキシブチルキトサンはヘアス
プレーの全重量の0.1〜10重量%の濃度で存在する
請求項1のエーロゾルヘアスプレー。 - 【請求項3】 水性ビヒクルは水又は水と化粧料上許容
できる有機溶剤との混合物である請求項1又は2のエー
ロゾルヘアスプレー。 - 【請求項4】 化粧料上許容できる有機溶剤はエタノー
ル、イソプロパノール、ベンジルアルコール、フェニル
エチルアルコール、エチレングリコール、プロピレング
リコール又はこれの混合物である請求項3のエーロゾル
ヘアスプレー。 - 【請求項5】 有機溶剤は組成物の全重量の50重量%
以下、好ましくは5〜30重量%の量で存在する請求項
3又は4のエーロゾルヘアスプレー。 - 【請求項6】 ヘアスプレーは別のフィルム形成物質を
含有する請求項1〜5の何れかに記載のエーロゾルヘア
スプレー。 - 【請求項7】 ヘアスプレーは更にフィルム形成物質の
全重量の少なくとも10重量%の量で可塑剤を含有する
請求項1〜6の何れかに記載のエーロゾルヘアスプレ
ー。 - 【請求項8】 ジメチルエーテルは組成物の全重量の1
0〜90重量%、好ましくは20〜40重量%の量で存
在する請求項1〜7の何れかに記載のエーロゾルヘアス
プレー。 - 【請求項9】 ヘアスプレーはハイドロクロロフルオロ
アルカン、ハイドロフルオロアルカン及び非ハロゲン化
炭化水素及びこれの混合物から選んだ別の噴射剤を含有
する請求項1〜8の何れかに記載のエーロゾルヘアスプ
レー。 - 【請求項10】 ヘアスプレーは更に調整剤、香料、シ
リコーン、遮光剤、着色剤、乳化剤、泡止め剤、ビタミ
ン、タン白質、水和剤及び抗フリーラジカル剤を含有す
る請求項1〜9の何れかに記載のエーロゾルヘアスプレ
ー。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9209177 | 1992-07-24 | ||
FR929209177A FR2693903B1 (fr) | 1992-07-24 | 1992-07-24 | Laque aérosol capillaire à base de N-carboxybutyl chitosane. |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06157256A JPH06157256A (ja) | 1994-06-03 |
JP2506555B2 true JP2506555B2 (ja) | 1996-06-12 |
Family
ID=9432246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5224906A Expired - Fee Related JP2506555B2 (ja) | 1992-07-24 | 1993-07-23 | N−カルボキシブチルキトサンを基剤とするエ―ロゾルヘアスプレ― |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0580514B1 (ja) |
JP (1) | JP2506555B2 (ja) |
AT (1) | ATE143252T1 (ja) |
CA (1) | CA2100547A1 (ja) |
DE (1) | DE69305019T2 (ja) |
ES (1) | ES2093383T3 (ja) |
FR (1) | FR2693903B1 (ja) |
Families Citing this family (4)
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