JPH08217648A - 整髪剤組成物 - Google Patents
整髪剤組成物Info
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- JPH08217648A JPH08217648A JP3068995A JP3068995A JPH08217648A JP H08217648 A JPH08217648 A JP H08217648A JP 3068995 A JP3068995 A JP 3068995A JP 3068995 A JP3068995 A JP 3068995A JP H08217648 A JPH08217648 A JP H08217648A
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Abstract
100℃の樹脂組成物、(B)毛髪固定用樹脂及び
(C)沸点が100℃を超え、かつ60℃で液状の水溶
性有機化合物を含有する整髪剤組成物。 【効果】 ヘアスタイルの作り易さと保持力に優れ、し
かもぱさつきや白い粉ふきを抑えることができる。
Description
に詳細には、ヘアスタイルの作り易さと保持力に優れ、
ぱさつきや白い粉ふきを抑えることができる整髪剤組成
物に関する。
た髪や乾いた髪をくせづけるために、ヘアドライヤーで
ブローする事が行われている。この時、くせづけをし易
くしたり、セットの持続力を高めるため、皮膜形成樹脂
を配合したセットフォーム等が使用されている。
いる皮膜形成樹脂は、毛髪が乾燥してしまうと樹脂が固
化し、それ以上手直しができなくなり、望み通りのセッ
トが難しく、また固化した皮膜形成樹脂を破壊すること
から、ヘアスタイルが持続し難く、白い粉ふき(フレー
キング)が発生し、それに伴うぱさつき感があった。
は、ヘアスタイルの作り易さと保持力に優れ、ぱさつき
や白い粉ふきを抑制する整髪剤組成物を提供することに
ある。
発明者らは鋭意検討を行った結果、特定範囲の重量平均
分子量と融点を有した樹脂、毛髪固定用樹脂及び特定性
状の水溶性有機化合物を組合わせれば、ヘアスタイルの
作り易さと保持力に優れ、ぱさつきや白い粉ふきを抑え
る整髪剤組成物が得られることを見出し、本発明を完成
するに至った。
(B)及び(C): (A)重量平均分子量5万以上、融点40〜100℃の
樹脂、(B)毛髪固定用樹脂、(C)沸点が100℃を
超え、かつ60℃で液状の水溶性有機化合物、を含有す
る整髪剤組成物を提供するものである。
重量平均分子量5万以上、融点40〜100℃の樹脂で
あれば特に制限されず、いかなる方法で製造されたもの
でもよく、例えば特公平6−27053号公報に記載さ
れているように、活性水素基を2個有する有機化合物に
エチレンオキシドを含有するアルキレンオキシドを付加
重合せしめたポリアルキレンオキシド化合物と多価カル
ボン酸、その無水物若しくはその低級アルキルエステル
又はジイソシアネートとの反応で得られるものが挙げら
れる。
化合物において、活性水素基を2個有する有機化合物と
しては、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコ
ール、ポリテトラメチレングリコール、1,6−ヘキサ
ンジオール、アニリン等を用いることができる。
付加重合せしめるエチレンオキシドを含有するアルキレ
ンオキシドとしては、エチレンオキシド単独又はエチレ
ンオキシドを含有するアルキレンオキシドである。エチ
レンオキシド以外のアルキレンオキシドとしては炭素数
3〜30のものであり、例えばプロピレンオキシド、ブ
チレンオキシド、スチレンオキシド、α−オレフィンエ
ポキシド又はグリシジルエーテル類を用いることができ
る。
ドの含有量は任意であるが、エチレンオキシドの含有量
が全アルキレンオキシドに対して70〜100%とする
のが好ましい。
法に従って行うことができ、また、エチレンオキシドと
他のアルキレンオキシドの付加方法は混合によるもの、
ブロックで重合するものなど適宜選択できる。
重量平均分子量は100以上、特に2000以上が好ま
しい。
多価カルボン酸、その無水物若しくはその低級アルキル
エステル又はジイソシアネートを反応させる。
フタル酸、テレフタル酸、セバシン酸、ダイマー酸、ピ
ロメリット酸等が挙げられる。多価カルボン酸の無水物
としては上記に挙げたカルボン酸の各々の無水物を用い
ることができる。
価のメチルエステル若しくはエチルエステル等を用いる
ことができ、例えばジメチルテレフタレート、ジメチル
フタレート、ジメチルイソフタレート、ジエチルセバケ
ート、ピロメリット酸テトラメチル等を用いることがで
きる。
ボン酸、その無水物又はその低級アルキルエステルとの
重合反応における原料割合は、重合反応物の重量平均分
子量が5万以上となるような割合であればいかなる割合
でもよい。重合反応は、120〜250℃、10-4〜1
0Torrで行うことが好ましい。
ンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、キシリレンジイソシアネート、4,4′
−メチレン−ビス−(シクロヘキシルイソシアネート)
等を用いることができる。
アネートとのウレタン化反応条件は特に制限されない
が、例えばNCO/OH当量比0.5〜1.5の範囲で
混合し、80〜150℃、1〜5時間行うことが好まし
い。
エチレングリコールとジメチルテレフタレートとのポリ
エステル化反応物、ポリエチレングリコールの無水ピロ
メリット酸による縮合物、ポリブチレングリコールのエ
チレンオキシド付加物にテレフタル酸を結合剤としてポ
リエステル化したもの及びビスフェノールA、エチレン
オキシド、プロピレンオキシドのブロック付加重合体と
ヘキサメチレンジイソシアネートとのウレタン化物を用
いることが特に好ましい。
量が5万以上、好ましくは10万〜30万である。5万
未満では、皮膜強度が弱く、セット性に劣る。また、融
点は40〜100℃、好ましくは50〜80℃である。
40℃未満では、べたつき感が残り、100℃を超えて
もドライヤーによる使用温度範囲を超えるため無意味で
ある。
組合わせて用いることができ、全組成中に0.1〜20
%配合するのが好ましく、特に0.3〜10%、更に
0.5〜5%配合すると、良好な熱応答性と感触が得ら
れるので好ましい。
用樹脂としては、毛髪に付着して皮膜を形成し得るもの
であれば特に制限されず、両性ポリマー、アニオンポリ
マー、カチオンポリマー、ノニオンポリマー、天然高分
子又はその誘導体、水溶性合成高分子のいずれでも良
く、更に水分散性ポリエステル樹脂を使用することもで
きる。
ばユカフォーマーAM−75、AM75S/SM(以
上、三菱化学社製)等のジアルキルアミノエチルメタク
リレート/メタクリル酸アルキルエステル共重合体のモ
ノクロル酢酸両性化物;アンフォマー28−4910、
LV−71(以上、ナショナル・スターチ社製)等のア
クリル酸ヒドロキシプロピル/メタクリル酸ブチルアミ
ノエチル/アクリル酸オクチルアミド共重合体などが挙
げられ、特にユカフォーマーAM−75、アンフォマー
LV−71が好ましい。
レッツES−225、ES−425、SP−215(以
上、ISP社製)等のメチルビニルエーテル/無水マレ
イン酸アルキルハーフエステル共重合体;レジン28−
1310(ナショナル・スターチ社製)、ルビセットC
A(BASF社製)等の酢酸ビニル/クロトン酸共重合
体;レジン28−2930(ナショナル・スターチ社
製)等の酢酸ビニル/クロトン酸/ネオデカン酸ビニル
共重合体;ルビセットCAP(BASF社製)等の酢酸
ビニル/クロトン酸/プロピオン酸ビニル共重合体;A
DVANTAGECP(ISP社製)等の酢酸ビニル/
マレイン酸モノブチルエステル/イソボロニルアクリレ
ート共重合体;プラスサイズL53P(互応化学社
製)、ダイヤホールド(三菱化学社製)等の(メタ)ア
クリル酸/(メタ)アクリル酸エステル共重合体;ウル
トラホールド8、ウルトラホールド・ストロング(以
上、BASF社製)、アンフォマーV−42(ナショナ
ル・スターチ社製)等のアクリル酸/アクリル酸アルキ
ルエステル/アルキルアクリルアミド共重合体;ルビフ
レックスVBM35(BASF社製)等のポリビニルピ
ロリドン/アクリレート/(メタ)アクリル酸共重合体
などが挙げられ、特にウルトラホールド・ストロング、
プラスサイズL53Pが好ましい。
ットFC370、FC550、FC905、HM55
2、MonoCP(以上、BASF社製)等のビニルイ
ミダゾリウムトリクロライド/ビニルピロリドン共重合
体;セルカットH−100(粘度1000cps )、L−
200(粘度100cps )(以上、ナショナル・スター
チ社製)等のヒドロキシエチルセルロース/ジメチルジ
アリルアンモニウムクロリド;ガフカット734、75
5N、755(以上、ISP社製)等のビニルピロリド
ン/四級化ジメチルアミノエチルメタクリレート共重合
体;コポリマー845、937、958(以上、ISP
社製)等のポリビニルピロリドン/アルキルアミノアク
リレート共重合体;コポリマーVC−713(ISP社
製)等のポリビニルピロリドン/アルキルアミノアクリ
レート/ビニルカプロラクタム共重合体;ガフカット
HS−100(ISP社製)等のビニルピロリドン/メ
タクリルアミドプロピル塩化トリメチルアンモニウム共
重合体;特開平2−180911号公報に記載の水溶性
高分子化合物等のアルキルアクリルアミド/アクリレー
ト/アルキルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチ
レングリコールメタクリレート共重合体などが挙げら
れ、特にアルキルアクリルアミド/アクリレート/アル
キルアミノアルキルアクリルアミド/ポリエチレングリ
コールメタクリレート共重合体が好ましい。
コールK12、17、30、60、80、90(以上、
BASF社製)、PVP K15、30、60、90
(以上、ISP社製)等のポリビニルピロリドン;ルビ
スコールVA28E、37E、55E、64E、73E
(以上、BASF社製)、PVP/VA E−735、
E−635、E−535、E−335、S−630、W
−735(以上、ISP社製)等のポリビニルピロリド
ン/酢酸ビニル共重合体;ルビスコールVAP343
(BASF社製)等のポリビニルピロリドン/酢酸ビニ
ル/プロピオン酸ビニル三元共重合体;Dowlex
(ダウ・ケミカル社製)等の酢酸ビニル/N−ビニル−
5−メチル−2−オキサゾリン共重合体などが挙げら
れ、特にルビスコールVA55E、PVP/VA E−
535が好ましい。
ばグアーガム、ローカストビーンガム、アラビアガム、
キサンタンガム、プルラン、カラギーナン等の天然多糖
類;キトサン塩、カルボキシメチルキチン、ヒドロキシ
プロピルキトサン等のキチン誘導体;カルボキシメチル
デンプン、メチルヒドロキシプロピルデンプン等のデン
プン系高分子化合物、メチルセルロース、ニトロセルロ
ース、エチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセ
ルロース、ヒドロキシエチルセルロース、セルロース硫
酸ナトリウム、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロースナトリウム(CMC)、結晶セル
ロース、セルロース末等のセルロース系高分子化合物;
アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコー
ルエステル等のアルギン酸系高分子化合物などが挙げら
れ、特にカラギーナン、ヒドロキシプロピルキトサンが
好ましい。なお、これらの天然高分子又はその誘導体の
うち、酸基を有するものについては、感触等の点から、
酸基の一部又は全部を中和して用いることが好ましい。
中和に使用するアルカリとしては、特に制約はなく、高
分子化合物中の酸基をナトリウム、カリウム等のアルカ
リ金属塩;アンモニウム塩、エタノールアミン、ジエタ
ノールアミン、トリエタノールアミン、2−アミノ−2
−メチルプロパノール、2−アミノ−2−メチル−1,
3−プロパンジオール、アミノメルカプトプロパンジオ
ール、トリイソプロパノールアミン、グリシン、ヒスチ
ジン、アルギニン等の有機塩基塩とすることができる。
これらのうち、特に2−アミノ−2−メチルプロパノー
ル、2−アミノ−2−メチル−1,3−プロパンジオー
ルの塩が好ましい。また、塩基性をもった高分子化合物
についても同様に塩基性基の一部又は全部を中和して用
いることが好ましい。中和に使用する酸としては、特に
制約はないが、無機酸としては、例えば塩酸、硫酸、リ
ン酸等が好ましく、有機酸としては、例えば酢酸、乳
酸、グリコール酸、ジメチロールプロピオン酸、酒石
酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸、ピロリドンカル
ボン酸等が好ましい。
テル樹脂を用いることができ、かかる水分散性ポリエス
テル樹脂としては、水不溶性で水に分散可能なものであ
れば特に制限されず、特に好ましくは水に分散するのに
充分な量の−SO3M基(Mは水素原子又は金属イオン
を示す)を有するポリエステルが挙げられる。なお、−
SO3M基を有するポリエステルとしては、ジカルボン
酸の1種以上、ジオールの1種以上及び芳香核上に官能
基以外に少なくとも1以上のスルホン酸基を有する二官
能モノマーの1種以上を縮合させて得られ、特にジエチ
レングリコール、シクロヘキサンジメタノール、イソフ
タル酸及びスルホイソフタル酸を縮合させて得られたも
のが好ましく、このようなポリエステルとして、Eas
tman AQ 38S、55S(イーストマン・ケミ
カルプロダクツ社製)等の市販品を使用することができ
る。
以上を組合わせて用いることができ、全組成中に固形分
として0.1〜20%、特に0.3〜8%配合すること
が好ましい。
沸点が100℃を超え、かつ60℃で液状の水溶性有機
化合物であれば特に制限されず、エチレングリコール、
プロピレングリコール、ブチレングリコール、ジプロピ
レングリコール、グリセリン、ポリグリセリン(ジグリ
セリン、トリグリセリン、テトラグリセリン等)等の多
価アルコール;ソルビタンモノラウレートなどのソルビ
トール/ソルビタン脂肪酸エステル、ジグリセロールモ
ノエチルエーテル、モノラウリン酸ヘキサグリセリル、
モノミリスチン酸ヘキサグリセリルなどの多価アルコー
ル誘導体;モノ−、ジ−及びトリエチレングリコールモ
ノ(ジ−)メチルエーテル、モノ−、ジ−及びトリエチ
レングリコールモノ(ジ)エチルエーテル、モノ−、ジ
−及びトリプロピレングリコールモノ(ジ)メチルエー
テル、モノ−、ジ−及びトリプロピレングリコールモノ
(ジ)エチルエーテル、モノ−、ジ−及びトリプロピレ
ングリコールモノnプロピルエーテル等のアルキレング
リコール誘導体;PEG400、PEG600、PEG
1000、PEG4000等の分子量5000未満のポ
リエチレングリコール;ポリオキシエチレン(以下、P
OEという)ラウリルエーテル、POEセチルエーテ
ル、POEステアリルエーテル、POEオレイルエーテ
ルなどの高級アルコール付加物、POEオクチルフェニ
ルエーテル、POEノニルフェニルエーテルなどのアル
キルフェノール付加物、POEモノラウレート、POE
モノステアレート、POEモノオレート、POEジステ
アレート、POE−sec−トリデシルエーテルなどの
脂肪酸エステル付加物、POEソルビタンモノラウレー
ト、POEソルビタンモノステアレート、POEソルビ
タンモノオレート、POEソルビタンジステアレート、
POEソルビタントリステアレート、テトラオレイン酸
POEソルビットなどの多価アルコール脂肪酸エステル
エチレンオキサイド付加物、ポリプロピレングリコール
エチレンオキサイド付加物等のポリエチレングリコール
誘導体;N−メチルピロリドン;アクリル酸ヒドロキシ
エチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体等を用いる
ことができる。
(A)成分と(B)成分の相溶性を一層高め、このため
ドライヤーを用いて毛髪をブローする時、整髪剤組成物
に適度な粘着性と流動性を与え、更に、毛髪へのなじみ
を高め思い通りのヘアースタイルにすることができる。
従って、かかる(C)成分は、沸点が100℃を超え、
特に130℃を超えることが好ましく、沸点が100℃
未満あるいは、60℃で液状でないものでは前記効果が
得られない。
せて用いることができ、全組成中に0.05〜30%、
特に0.3〜10%配合することが適度な粘着性を持た
せ髪へのなじみを向上させる。
か、界面活性剤を配合することができ、アニオン性、ノ
ニオン性、両性又はカチオン性のいずれの界面活性剤も
使用することができる。これらのうち、特にノニオン性
界面活性剤が好ましく、具体的には、例えばポリオキシ
エチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリ
ルエーテル、ポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポ
リオキシエチレンオキシプロピレンセチルエーテル等の
ポリオキシアルキレン付加アルキルエーテル類が挙げら
れる。これらの界面活性剤を配合する場合には、全組成
中に0.01〜5%配合するのが好ましい。
原料として一般に使用される成分、例えばスクワラン、
流動パラフィンのような炭素数8〜40の直鎖又は分岐
鎖状の炭化水素油、ヒマシ油、カカオ油、ミンク油、ア
ボガド油、オリーブ油等のグリセライド類;ミツロウ、
鯨ロウ、ラノリン、カルナバロウ等のロウ類;セチルア
ルコール、オレイルアルコール、ヘキサデシルアルコー
ル、ラウリルアルコール、ステアリルアルコール、イソ
ステアリルアルコール、2−オクチルドデカノール、エ
タノール等のアルコール類;ミリスチン酸イソプロピ
ル、ラウリン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、乳
酸セチル、モノステアリン酸プロピレングリコール、オ
レイン酸オレイル、2−エチルヘキサン酸ヘキサデシ
ル、ミリスチン酸オクチルドデシル等のエステル類;ジ
メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサ
ン、ポリエーテル変性シリコーンオイル、アミノ変性シ
リコーンオイル、アルキル変性シリコーンオイル等のシ
リコーン誘導体;カルボキシビニルポリマー等の増粘
剤;メチルパラベン、エチルパラベン等のパラベン類;
その他香料、色素、酸化防止剤、紫外線吸収剤、植物抽
出エキス等を、本発明の効果を損わない範囲で適宜配合
することができる。
って製造することができる。また、エアゾール、非エア
ゾールのいずれの形態にもすることができ、ヘアフォー
ム、ヘアジェル、ヘアスプレー、セットローション、ヘ
アクリーム、ポンプミスト等の剤型とすることができ
る。
とする場合には、噴射剤とともに耐圧密閉容器に封入す
ればよいが、ここで用いられる噴射剤としては、通常用
いられる液化ガス、圧縮ガス等であればよく、具体的に
はジメチルエーテル、液化石油ガス、窒素ガス、炭酸ガ
ス等が挙げられる。フォーム状製品とする場合には、こ
れらの噴射剤のうち、液化石油ガス、ジメチルエーテル
が好ましく、これらを全組成中に3〜30%、特に5〜
20%配合するのが好ましい。
チルエーテル、液化石油ガス等の液化ガスを用いる場合
には、これらを全組成中に10〜70%、特に20〜6
0%配合するのが好ましく、窒素ガス、炭酸ガス等の圧
縮ガスを用いる場合には、これらを全組成中に0.01
〜5%、特に0.1〜3%配合するのが好ましい。
り易さとスタイルの保持力に優れ、しかもぱさつきや白
い粉ふきを抑えることができる。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
剤)を常法により製造した。得られた整髪剤について、
ヘアスタイルの作り易さ、ヘアスタイルの保持力、ぱさ
つきのなさ及びフレーキングの発生を評価した。結果を
表1に示す。
以下の方法で官能評価を行った。毛髪を付けた人頭モデ
ル(ウィッグ)を標準シャンプーで洗髪したのち、タオ
ルで水気をとる。恒温、恒湿度(20℃,65%RH)
下、評価サンプルと表1に記載の対照品を、ウィッグの
左右に各々噴射し、ブロー整髪する。この時のヘアスタ
イルの作り易さ、整髪後のぱさつきのなさ、フレーキン
グの発生を評価した。また、上記処理のウィッグを高湿
度(20℃,98%RH)下に静置し、ヘアスタイルの
保持力を評価した。評価は対照品で処理した場合を比較
基準とした。
名以上。 △:対照に比べフレーキングが発生しないとした者が4
〜6名。 ×:対照に比べフレーキングが発生しないとした者が0
〜3名。
上。 △:対照に比べスタイル保持力があるとした者が4〜6
名。 ×:対照に比べスタイル保持力があるとした者が0〜3
名。
製造した。
た。
た。
た。
た。
た。
実施例1と同様な評価を行ったところ、いずれの組成物
も、ヘアスタイルの作り易さ、保持力、ぱさつきのなさ
及びフレーキングの発生で「○」の評価であった。
Claims (5)
- 【請求項1】 次の成分(A)、(B)及び(C): (A)重量平均分子量5万以上、融点40〜100℃の
樹脂、(B)毛髪固定用樹脂、(C)沸点が100℃を
超え、かつ60℃で液状の水溶性有機化合物、を含有す
ることを特徴とする整髪剤組成物。 - 【請求項2】 成分(A)が活性水素を2個有する有機
化合物にエチレンオキシドを含有するアルキレンオキシ
ドを付加重合せしめたポリアルキレンオキシド化合物と
多価カルボン酸、その無水物若しくはその低級アルキル
エステル又はジイソシアネートとの反応生成物である請
求項1記載の整髪剤組成物。 - 【請求項3】 成分(B)が両性ポリマー、アニオンポ
リマー、カチオンポリマー、ノニオンポリマー、天然高
分子又はその誘導体及び水分散性ポリエステル樹脂から
なる群より選ばれる1種以上である請求項1又は2記載
の整髪剤組成物。 - 【請求項4】 成分(C)が多価アルコール又はその誘
導体、アルキレングリコール誘導体、分子量5000未
満のポリエチレングリコール、ポリエチレングリコール
誘導体、N−メチルピロリドン及びアクリル酸ヒドロキ
シエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体からなる
群より選ばれる1種以上である請求項1〜3のいずれか
1項記載の整髪剤組成物。 - 【請求項5】 全組成中に、成分(A)を0.1〜20
%、成分(B)を0.1〜20%、成分(C)を0.0
5〜30%配合してなる請求項1〜4のいずれか1項に
記載の整髪剤組成物。
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