JPH02303981A - コンバインにおける履帯走行装置 - Google Patents

コンバインにおける履帯走行装置

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JPH02303981A
JPH02303981A JP12537689A JP12537689A JPH02303981A JP H02303981 A JPH02303981 A JP H02303981A JP 12537689 A JP12537689 A JP 12537689A JP 12537689 A JP12537689 A JP 12537689A JP H02303981 A JPH02303981 A JP H02303981A
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JP
Japan
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track
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frames
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JP12537689A
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English (en)
Inventor
Haruo Iwai
岩居 晴男
Hiroshi Mukushiro
椋代 弘
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Yanmar Agribusiness Co Ltd
Original Assignee
Seirei Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、コンバイン、その他の作業車輌(以下、単に
コンバインという)における履帯走行装置に関する。
(ロ)従来の技術 ]ンバインは、履帯走行装置によって走行するように構
成されるのが一般的になっているが、作業場所が著しく
軟弱である場合には、履帯走行装置と言えどもかなりな
沈下が起きるので、その沈下により車体腹部が地面に摺
接したり、腹皮えして走行困難ないし走行不能に陥る事
態になることを免れ得ない、そこで、本発明の出願人は
、軟弱地作業の際に1−記のような事態になることを防
止するため、第7図と第8図に示しているように構成し
た履帯走行装置を提案している。
すなわち、駆動軸(101)と誘導輪(102)とを備
えて車体(L O3)側に連結される上フレーム(10
4)と、トラックローラ(105)群を軸承する下フレ
ーム(106)とでトラックフレームを構成し、上下プ
レーl、(104)(106)の後端部間を回動支点軸
(107)中心で」―下回動可能に結合するとともに、
回動支点軸(107)よりも前方の部位において」二下
フレーム(104)(106)に相対角度変更調節装置
(108)を介装し、この調節装置(108)を操作す
ることによって、上フレーム(104)を下フレーム(
106)に対して上昇させて車体(103)の地り高を
高くし、もって軟弱地における走行性能を向」−する履
帯走行装置αを提案しているのである。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 ところで、既提案の履帯走行装置では、第8図にみられ
るように、トラックフレームが、上向き開口の断面U状
チャンネル材からなる下フレーム(106)と、下向き
開口の断面口状のチャンネル材からなる上フレーム(1
04)とを平行状に組合せて構成されていたので、殊に
、上下フレームの口状部分に抱き込み状に土が詰り易く
、それを取り除くにしても容易ではないので、土詰り状
態のまま放置されて、相対角度変更調節装置の作動に支
障をきたす事態を誘起する問題点があった。
また、前記相対角度変更調節装置が、下フレーム(10
G)に軸承されるトラックローラ(l O5)の中心部
から横側ガに外れた部位において上下フレーム間に介装
されていたので、相対角度調節の際に上下フレーム(l
 O4)(106)や履帯に偏荷重が掛かって適正な調
節が行われ難いという問題点があった。
本発明は、かかる問題点に鑑みて実施したもので、その
目的とするところは、トラックフレームの上フレームを
下フレームに対して亮さ調節することによって車体の地
上高を変えることができるH1f走行装置でありながら
、上下フレームへの土詰りか減少するとともに、詰った
土の除去作業も容易になり、さらに、上フレームの上下
調節が適正に行われるようにしたM全走行装置を提供す
ることにある。
(ニ)問題点を解決するための手段 上記の目的を達成するために1本発明における履帯走行
装置は、車台(1)の下方に配設する履帯走行部(2)
のトラックフレームを、角パイプ材からなる上部フレー
ム(コ3)と下部フレーム(4)とに分割形成し、下部
フレーム(4)は、その後部の所定部分(3a)が下部
フレーム(4)の上側に略平行に近接して位置し前方部
分(3b)が下部フレーム(4)から」一方に適宜離間
して位置する形状にして設け1両フレーム(3)(4)
の後端部を回動支点軸(6)中心で上下回動可能に結合
し、上部フレーム(3)の前端部を駆動輪軸(7)のサ
ポートビーム(8)下側に延出させてサポートビームを
支持させ、且つ上部フレーム(3)の後端には誘導輪(
9)を支持するアイドラ支持部(10)を連設し、さら
に前記回動支点軸(6)よりも前方部位の両フレーム(
3)(4)間には前記トラックローラ(5)の軸心方向
中心部に位置する相対角度調節調節装!(11)を設置
してあることを特徴としている。
(ホ)作用 上記のように構成された履帯走行装置を備えるコンバイ
ンにあっては1通常、相対角度変更調節装置(11)を
調節して、トラックフレームの」一部フレーム(3)を
下部フレーム(4)に近づく方向に下げ調節し、車高の
低い体勢で作業するのであるが、履帯走行部(2)の沈
み込みが大きい軟弱地で作業する場合には、相対角度変
更調節装置(11)を操作し、トラックフレームの、上
部フレーム(3)を下部フレーム(4)に対して上げ方
向に調節する。
上部フレーム(3)が上昇すれば、これに連なる車体(
1)の前部が対地上昇することになって最低地上高が大
きくなり、履帯走行部(2)の沈下に起因する車体の腹
皮えが回避される体勢となる。
(へ)実施例 つぎに、本発明の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図は1本発明が適用されたコンバインの要部の側面
概略図、第2図は第1図のA断面拡大図。
第3図は同じくB断面拡大図、第4図は同じくC断面拡
大図である。
第1図において、コンバインは、左右一対の履帯走行部
(2)を下部に装備し、脱穀装置及びエンジン(図示省
略)と操縦部(12)を搭載した車台(1)の前部に、
適宜の昇降機構によって回動支点(P)周りに昇降回動
自在な刈取部(13)を装備した刈取部ト11動形コン
バインに構成されている。
そして、左右一対のB帯走行部(2)のそれぞれは、前
上部の駆動軸(14)と後端部の遊動輪(9)と両輪間
にあってトラックフレームに軸支されるトラックローラ
(5)群に弾性無端履帯(15)を巻回して構成され、
駆動輪(14)は、車体(2)に取付けられた走行ミッ
ションから左右に突出するサポートビーム(8)に軸受
支持された左右の駆動輪軸(7)にそれぞれ嵌着され、
走行ミッション内の伝動機構を経て駆動輪軸に伝達され
るエンジン出力で強制駆動されるようになっており、ま
た、遊動輪(9)は、トラックフレームの後端部に設け
られた自動張り方式のアイドラ支持部(10)によって
それぞれ軸支されているのであるが、本発明においては
、」−記トラックフレームを、次に説明するように構成
することにより履帯走行部(2)に車高調節装置を組み
入れ構成している。
第2図ないし第4図にみられるように、トラックフレー
ムを、角パイプ材からなる上部フレーム(3)とF部フ
レーム(4)とで形成し、下部フレーム(4)は1前後
方向に真っ直状に形成してこれにトラックローラ(5)
・・群を所定の配列間隔で軸支設置する。
また、上部フレーム(3)は、その後部の所定部分(3
a)が下部フレーム(4)の上側に略平行に近接して位
置し、中途から前方の部分(3b)が下部フレーム(4
)から上方に適宜層れて位置する形状にして設ける。
そして、上部フレーム(3)の前端部を前記サポートビ
ーム(8)の下側に延出させ、その延出部でサポートビ
ーム(8)を支持し、抱き締めバンドで固定する。また
、上部フレーム(3)の後端部には前記遊動輪(9)を
前後方向に進退自在に支承するアイドラ支持部(10)
を設置するとともにその上部フレーム(3)に車体(1
)を連設する。
上部フレーム(3)と下部フレーム(4)とは、長手方
向の後端部で回動支点軸(6)により互いに上下方向に
回動できるように結合される。なお1例示図では、後端
のトラックローラ(5)の枢軸が回動支点軸(6)を兼
ねるものとなっている。
さらに、上下部フレーム(3)(4)の長手方向の前方
寄り部位には、両フレーム(3)(4)+7)+11角
度を変更調節して任意の調節位置に固定するための相対
角度変更調節装置11(11)が設けられる。
例示図の相対角度変更調節装置(11)は、前端部に設
けられるガイド固定部と、それよりもやや後方の部位に
設けられるアジャスト機構とから構成されている。
アジャスト機構は、第3図に示されているように、上部
フレーム(3)から側方に突設される部材(16)に螺
合するアジャストボルトの先端を、下部フレーム(4)
から側方に突出して固設された部材(17)に当接させ
、アジャストボルトを下方に螺進させると、その螺進に
よって上下部フレーム(3)(4)が前記回動支点1l
ilh(6)を支点にして相7iに離れる方向に相対回
動し、逆に、アジャストボルトを緩める方向に退勤させ
ると、上部フレーム(3)が11L体(1)等から受け
る自重で下部フレーム(4)の方に降下する構成になっ
ている。
ガイド固定部は、第4図にみられるように、上部フレー
ム(4)の左右両脇から一1〕方に一対のガイド板B 
5)(t s)を立設し、これら一対のガイド板を、[
−、部フレーム(3)の両脇を抱くように延出させて、
上下部フレーム(3)(4)が上下動する際の横振れを
防止するように構成され、また、一対のガイド板(i 
5)(t s)には5回動支点軸(6)の軸心を中心と
する円弧状の長孔を開設し、この長孔に、上部フレーム
(3)に水平状に貫挿される固定ボルト(19)を挿通
して、長孔内の任意の位置で固定ボルトを締め付けるこ
とにより、ガイド板で上部と上部フレームを抱持して固
定できるようになっている。
尚、相対角度変更調節装置(11)は、油圧シリンダ等
のアクチュエータを用いて構成するなど適宜に変更する
ことが可能であり、その際に、アクチュエータを自動的
に制御することによって、車高を自動的あるいは遠隔操
作で調節するようにすることも必要に応じて容易に実施
できる。
また、上部フレーム(3)は、第5図と第6図に図示し
ているように、後部パイプ材(3a)の上側に重ね状に
前部パイプ材(3b)を連結して構成してもよく、この
ように形成すれば、第1図〜第4図の例のように角バイ
ブ材を屈曲成形する必要がないので製造コストが低減さ
れる。
(ト)発明の効果 本発明装置は、以上に説明したように構成されたもので
あるから、以下のような効果を奏する。
トラックフレームの上部フレームおよび下部フレームが
、それぞれ角パイプ材で形成され1前後方向に真っ直状
の下部フレームに対し上部フレームの前方部分が適宜上
方に離間する形状で設けられるので、土を抱き込むとこ
ろがなくなるし、たとえ上下部フレームの間に土が入る
ことがあっても、それを容易に取り除くことができるか
ら、相対角度変更調節装置の作動に支障が生じることが
ない、そして、上部フレームの後部は下フレームに平行
する水平状になってNるので同郡に設置されるアイドラ
支持部の進退動に支障をきたすことがなく、また、サポ
ートビームにかかる荷重を上部フレームの前端部で有効
に支え支持強度が増し。
さらに、相対角度変更調節装置は、トラックローラの軸
心方向中心部に位置し、下部フレームに対する上部フレ
ームの昇降調節が偏荷重のかからない適正な状態で行お
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置が適用されたコンバインの要部の側
面概略図、第2図は第1図のA断面拡大図、第3図は同
じく第1図のB断面拡大図、第4図は同じく第1図のC
断面拡大図、第5図は変形例を示すコンバインの要部側
面概略図、第6図は第5図のE−E断面図、第7図は従
来装置を示す第1図と同様の側面概略図、第8図は第7
図のD−り断面拡大図である。 (1)・・・車台      (2)・・・履帯走行部
(3)・・・上部フレーム (3a)・・・上部フレームの後部所定部分(3b)・
・・上部フレームの前方部分(4)・・・下部フレーム
  (5)・・・トラックローラ(6)・・・回動支点
軸   (7)・・・駆動輪軸(8)・・・サポートビ
ーム (9)・・・誘導輪(10)・・・アイドラ支持

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)車台(1)の下方に配設する履帯走行部(2)のト
    ラックフレームを、角パイプ材からなる上部フレーム(
    3)と下部フレーム(4)とに分割形成し、下部フレー
    ム(4)は、前後方向に真っ直状に形成してこれにトラ
    ックローラ(5)を軸承配設するとともに、上部フレー
    ム(3)は、その後部の所定部分(3a)が下部フレー
    ム(4)の上側に略平行に近接して位置し前方部分(3
    b)が下部フレーム(4)から上方に適宜離間して位置
    する形状にして設け、両フレーム(3)(4)の後端部
    を回動支点軸(6)中心で上下回動可能に結合し、上部
    フレーム(3)の前端部を駆動輪軸(7)のサポートビ
    ーム(8)下側に延出させてサポートビームを支持させ
    、且つ上部フレーム(3)の後端には誘導輪(9)を支
    持するアイドラ支持部(10)を連設し、さらに前記回
    動支点軸(6)よりも前方部位の両フレーム(3)(4
    )間には前記トラックローラ(5)の軸心方向中心部に
    位置する相対角度変更調節装置(11)を設置してある
    ことを特徴とするコンバインにおける履帯走行装置。
JP12537689A 1989-05-17 1989-05-17 コンバインにおける履帯走行装置 Pending JPH02303981A (ja)

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JP12537689A JPH02303981A (ja) 1989-05-17 1989-05-17 コンバインにおける履帯走行装置

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JP (1) JPH02303981A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010083159A (ja) * 2008-09-29 2010-04-15 Kubota Corp クローラ走行装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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