JPH0230361A - 真空ダイカストマシン - Google Patents

真空ダイカストマシン

Info

Publication number
JPH0230361A
JPH0230361A JP11598288A JP11598288A JPH0230361A JP H0230361 A JPH0230361 A JP H0230361A JP 11598288 A JP11598288 A JP 11598288A JP 11598288 A JP11598288 A JP 11598288A JP H0230361 A JPH0230361 A JP H0230361A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
runner
vacuum
molten metal
ventilation
vent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11598288A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0815649B2 (ja
Inventor
Hiroaki Kawachi
河内 裕明
Takao Nakamura
孝夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Original Assignee
Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Machinery and Metal Co Ltd filed Critical Toyo Machinery and Metal Co Ltd
Priority to JP63115982A priority Critical patent/JPH0815649B2/ja
Publication of JPH0230361A publication Critical patent/JPH0230361A/ja
Publication of JPH0815649B2 publication Critical patent/JPH0815649B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ダイカストマシンに係り、特に固定金型と移
動金型とによって形成されるキャビティ内を減圧して、
キャビティの底部から溶湯を押し上げて充填する真空ダ
イカストマシンに関するものである。
〔従来の技術〕
通常のダイカス成形品は、例えばアルミニウム100g
当りトータルで約15〜25mAの微細な気泡を含有し
ている。そのために、成形品の機械強度を上げる目的で
熱処理(約430〜530℃)を行なうと、前述の気泡
が膨れ上がり、成形品の品質が低下するという問題があ
る。
これに対して前述のように、キャビティ内を減圧した後
に溶湯を低速でキャビティの底部から押し上げるように
して充填すれば、例えばアルミニウムのダイカストマシ
ンの場合、アルミニウム100g当りの気泡の含有量が
トータルで約1〜5m12と極めて少量となり、前述の
ような問題がなくなり、品質の良好なダイカスト成形品
が得られるという特長を有している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが従来の真空ダイカストマシンは、溶湯を導入す
るスリーブ、ランナー、ゲートならびにキャビティのす
べてを急速に真空にしていた。そのため、スリーブの中
にある溶湯をプランジャで押し上げているにも拘ず、プ
ランジャの動きよりも速い速度で溶湯が吸い上げられ、
ゲートが詰ったり、溶湯がキャビティの全体にうまく行
きわたらず、成形不良を生じることが多々ある。
また、スリーブ内まで真空にしていたため、スリーブと
プランジャの隙間から空気がスリーブ内に吸い込まれ、
溶湯に空気が巻き込まれるなどの問題もある。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、
成形品質の高い真空ダイカストマシンを提供するにある
〔問題点を解決するための手段〕
前述の目的を達成するため1本発明は。
溶湯をランナーに供給する例えば油圧シリンダなどの駆
動による押込み式の溶湯供給手段と、型締めしてから溶
湯をゲートに流入させる直前までランナーの通気を遮断
する1例えばピン状の移動子と、それを遮断方向に弾性
付勢する例えばコイルスプリングなどの弾性付勢手段と
、一端がランナーの通気遮断位置よりも溶湯流通方向上
流側に位置のランナー部分と連通し、他端が金型端縁部
に臨み、ランナーから溶湯が侵入しないで押込まれた気
体(主に空気)を排出する流通断面積の小さい排気ベン
トとを備えたことを特徴とするものである。
〔実施例〕
次に本発明の実施例を図面とともに説明する。
第1図ないし第6図は第1実施例を説明するための図で
、第1図は溶湯を充填する途中の状態を示す真空ダイカ
ストマシンの要部断面図、第2図は移動金型の正面図、
第3図は第1シヤツトオフピンとランナーとの位置関係
を示す説明図、第4図は溶湯の充填が完了した状態を示
す真空ダイカストマシンの要部断面図、第5図はこの真
空ダイカストマシンにおける主な動作のタイミングチャ
ート、第6図はその真空ダイカストマシンの空気系統で
ある。
第1図ならびに第3図に示すように、固定ダイプレート
1に対して移動ダイプレート2が移動可能に配置され、
前記固定ダイプレートlには固定金型3が、移動ダイプ
レート2には移動金型4が、それぞれ固定されている。
固定ダイプレート1の後方から固定金型3にかけてスリ
ーブ5が貫通しており、そのスリーブ5の上側壁部には
注湯口6が形成され、第1図に示すようにその注湯口6
の上方には自動給湯装置の給湯ラドル8が到来するよう
になっている。スリーブ5内には、例えば0.2〜2m
/秒の速度で往動する油圧シリンダ駆動のプランジャ7
が往復動可能に挿入されている。
第2図に示すようにこの実施例では成形品2個取りの例
を示しており、1」之金型3にはランナー9(第1図参
照)を形成するためのランナー形成用凹部10と、ゲー
ト11 (第1図参照)を形成するためのゲート形成用
凹部12と、キャビティ13(第1図参照)を形成する
ためのキャビティ形成用凹部14と、減圧のための溝の
深さが3〜4■程度の真空メインベント15と、真空装
置(VAC)16を接続するための真空ポート17が、
それぞれ所定の個所に形成されている。
さらに、一端が前記ランナー形成用凹部lOと連通し、
他端が移動金型4の端縁に臨むエアベント18が1本形
成されている。なお、このエアベント18は、ランナー
形成用凹部10と連通し溝の深さが約0.1〜0.2+
mの浅溝部18aと。
移動金型4の端縁に臨み溝の深さが約1〜2mの深溝部
18bとを有している。
また、前記各キャビティ形成用凹部14の端部には、1
個または複数個(本実111例では2個)のオーバフロ
一部20が設けられ、各オーバーフロ一部20と真空ポ
ート17とが、それぞれ真空サブベント19によって連
通している。この真空サブベント19は、オーバフロ一
部20と連通し溝の深さが約0.1〜0.2mの浅溝部
19aと、真空ポート17と連通し溝の深さが約1〜2
1の深溝部19bとを有している。
さらに、ランナー形成用凹部10のエアベント18と連
通している個所より若干溶湯流れ方向の下流側で、各キ
ャビティ形成用凹部14へ分岐する手前の位置に、第1
透孔21が形成されている。
この第1透孔21の径は、ランナー形成用凹部10の溝
幅より若干大きくなっている。
また、真空ポート17よりも若干溶湯流れ方向上流側で
真空メインベント15が1本になっている位置に、第2
透孔22が形成されている。この第2透孔22の径は、
真空メインベント15の溝幅よりも大きくなっている。
そして第1図に示すように前記第1透孔21には第1シ
ヤツトオフピン23が、第2透孔22には第2シヤツト
オフピン24がそれぞれ挿通されている。なお、透孔2
1.22内に溶湯が侵入しないように、透孔21.22
とシャットオフピン23.24との間にはほとんどクリ
アランスがないように設計されている。
第2図に示すように移動金型4の四隅付近には、タイバ
ー(図示せず)が挿通する孔31が形成されている。
第2シヤツトオフピン24の頭部には抜は止めワッシャ
25が設けられ、このワッシャ25と移動金型4との間
にコイルスプリング26が介在されている。第1シヤツ
トオフピン23の頭部は揺動アーム27の一端に当接し
、第2シヤツトオフピン24の頭部は揺動アーム27の
他端に当接している。この揺動アーム27はピン28を
介して。
支持部材29に揺動可能に支持されている。
第6図は、この真空ダイカストマシンの空気系統図であ
る0図中の3.4は前述した固定ならびに移動金型、4
0はカプラー 41はセパレータ、42はフィルター 
43は真空用バルブ、44はプレッシャスイッチ、45
は真空タンク、46は真空ポンプ、47はエアブロ−用
バ′ルブ、48はフィルターである。
第1図に示すように、溶湯アルミニウム30が注入され
る前の状態では、前記コイルスプリング26の弾性力に
よって第2シヤツトオフビン24は真空メインベント1
5から後退する方向に弾性付勢されて、真空メインベン
ト15は開通状態になっている。
この第2シヤツトオフピン24の後退にともない、揺動
アーム27により第1シヤツトオフビン23は固定金型
3に突き当るところまで前進してその位置で停止し、第
3図に示すように第1シヤツトオフビン23によってラ
ンナー9の途中が閉塞状態となっている。このとき第1
図に示すように、第1シヤツトオフビン23の先端面の
一部は固定金型3に当接してランナー9の途中を閉塞し
ているが、残りの先端面はランナー9内で露呈するよう
に、固定金型3の方にも凹部32が形成されている。第
1図に示す如く固定金型3と移動金型4とを型締めする
ことによって、所定の位置にランナー9、ゲート11な
らびにキャビティ13がそれぞれ形成される。
さらに移動金型4には、押出板33に連結された複数本
の押出ピン34が挿通されている。
型締めが完了した時点では第1図に示すように。
プランジャ7は待機位置にあり、前述のように第1シヤ
ツトオフビン23によってランナー9の一部が閉塞され
、真空メインベント15の方は開通状態になっている。
そこで真空装置(VAC)16を駆動して、真空ポート
17から吸気することにより、ゲート11、キャビティ
13、真空メインベント15ならびに真空サブベント1
9などが高真空の状態に維持される。
第7図は、このようにして真空引きした際のキャビティ
13内の減圧状態を示す特性図である。
この図に示すように、大気圧(770トール)から所望
の真空度(例えば78トール)になるまでには約0.5
秒しかかつておらず、急激に高真空の状態にすることが
できる。
この状態で、給湯ラドル8によって所定量の溶湯アルミ
ニウム30が注湯口6からスリーブ5内に注入され、プ
ランジャ7を0.2〜0.3m/秒程度の低速で往動す
ることによって、溶湯アルミニウム30は低速でランナ
ー9側に押しやられる。このプランジャ7の移動によっ
て、スリーブ5内のガス(主に空気)はエアベント18
を通ってほとんどすべて金型外部に排出される。前述の
ようにエアベント18のうち浅溝部18aは極めて浅く
、固定金型3との間に形成される隙間が微小であるため
、換言すれば流通断面積が極めて小さいため、溶湯アル
ミニウム30はこの浅溝部18aに侵入することはない
、前述のようにプランジャ7を低速で往動することによ
り、エアベント18を通しての排気が確実に行なわれる
なお、エアベント18の全体を浅溝部18aで構成する
こともできるが、そうすると空気抵抗(流通抵抗)が高
くなり、スムーズな排気ができないため、この実施例で
は一部を深溝部18bにしている。この実施例の他にエ
アベント18の溝幅の方を広くして、空気抵抗(流通抵
抗)を軽減することも可能である。
ランナー9側内の残留ガス(残留空気)の量を可及的に
少なくするため、第2図に示すようにエアベント18は
第1透孔21の極く近傍に形成するとよい。
溶湯アルミニウム30が第1シヤツトピン23の先端面
の所まで到達すると、プランジャ7による溶湯アルミニ
ウム30の押上げ力によって、前記コイルスプリング2
6の弾性力に抗して第1シヤツトオフビン23が後退す
る。この第1シヤツトオフビン23が後退することによ
り、揺動アーム27が第1図の位置から第4図の位置ま
で揺動する。この揺動動作にともない、第2シヤツトオ
フピン24がコイルスプリング26の弾性に抗して固定
金型3側に移動して、真空メインベント15の途中を遮
断する。
従って第1シヤツトオフビン23によるランナー9の開
通と、第2シヤツトオフビン24による真空メインベン
ト15の遮断とは、複雑な制御手段を要することなくほ
ぼ同時にかつ正確に行なわれる、このようにして真空メ
インベント15からの吸気は停止されるが、前述の各真
空サブベントエ9からの吸気は溶湯アルミニウム30の
充填が完了するまで引き続き行なわれる。
また第1シヤツトオフピン23の後退によってランナー
9が開通すると、溶湯アルミニウム30がランナー9か
らゲート11を通りキャビティ13に導かれる。前にも
述べたように真空メインベント15ならびに真空サブベ
ント19からの減圧により、ゲート11ならびにキャビ
ティ13は予め高真空の状態に保たれており、しかも真
空サブベント19からは常に吸引していることから、キ
ャビティ13内へ溶湯アルミニウム30を高速で射出す
ることができる。そのため気泡は真空サブベント19か
ら逃がしながら、ts湯湯層ルミニウム30金型の隅々
まで導くことができるとともに、射出時間の短縮が図れ
る。なお、真空サブベント19には隙間の極めて狭い部
分があるため、溶湯アルミニウム30が真空サブベント
19内に侵入することはない。
このようにして射出が終了し、溶湯アルミニウム30が
冷却、固化した後シこ型開き信号に基づいて真空装置(
VAC)16の駆動が停止し、それとほぼ同時に型開き
が行なわれ、押出ピン34によってダイカスト成形品が
移動金型2から離型される。このエジェクトに伴ない第
1シヤツトオフビン23は支えを失い、コイルスプリン
グ26の復元力により、第1シヤツトオフビン23が移
動金型4より所定寸法突出し、一方、第2シヤツトオプ
ピン24は移動金型4側に引込み、図示しないストッパ
ーによってビン23.24の待機位置が確保される。
第5図は、前述の主な動作のタイミングチャートである
。同図に示すように真空メインベント15が開いた状態
で真空装置(VAC)’・、16を駆動して減圧が行な
われ、しばらくするとプランジャ7によって溶湯アルミ
ニウム30が低速で射出される0次に第1シヤツトオフ
オビン・23の移動によってランナー9が開き、それと
同期して、すなわちそれと同時もしくは所定の微小時間
経過後に第2シヤツトオフピン24の移動で真空メイン
ベント15が閉じる。
キャビティl内が高真空に保持されているため溶湯アル
ミニウム30の高速射出が行なわれ、所望の充填が行な
われると真空装置(VAC)16の駆動が停止し1点O
の時点で型開きがなされて。
点Eの時点で成形品の取り出しが行なわれ、それに伴っ
てランナー部の第1シヤツトオフピン23ならびに真空
メインベント部の第2シヤツトオフビン24がそれぞれ
待機位置まで移動する。
第8図は、本発明の第2実施例に係る真空ダイカストマ
シンに用いる移動金型の正面図である。
この実施例で前記第1実施例と相違する点は同図に示す
ように、第1透孔21の近傍でかつランナー10の両側
には、浅溝部18aならびに深溝部18bを有するエア
ベント18が、それぞれ設けられている点である。
このようにすれば、プランジャ7の往動速度を増しても
スリーブ5内の空気の排出がスムースに行なわれ、成形
サイクル時間の短縮が可能となる。
第9図は1本発明の第3実施例を説明するための真空ダ
イカストマシンの要部断面図である。
この実施例の場合、前記第1実施例と同様にランナー9
と対応する位置に設けられたシャットオフピン23.は
、移動金型4に取付けられた抜は止めワッシャ35とコ
イルスプリング36との共働によって、常にランナー9
を遮斯する方向に弾性付勢されている。
従ってこの実施例では、スリーブ5内の溶湯アルミニウ
ム30の圧力が所定値以上になると、コイルスプリング
36の弾性に抗してシャットオフピンが自動的に移動し
て、ランナー9が開くようになっているだけである。
なおエアベント18の設は方は、第2図または第8図に
示したものと同様であるのでそれらの説明は省略する。
第10図は、前記第1実施例の真空ダイカストマシンに
おいて、真空装!!! (VAC)を駆動した場合(真
空鋳造)と、駆動しない場合(大気開放鋳造)とを比較
するため、それぞれの方法で得られたアルミニウム鋳造
品の平均比重を比較した図である。
同図において、0印は大気鋳造法によって得られたもの
、・印は真空鋳造法によって得られたもので、それぞれ
Aは鋳造圧力が584 k g/cm’、Bは鋳造圧力
が842kg/cm3の場合を示している。この図から
明らかなように、鋳造圧力が比較的低い場合も高い場合
も真空鋳造法の効果は現われているが、特に鋳造圧力が
低い場合は本発明の真空ダイカストマシンによる効果が
顕著である。
〔発明の効果〕
第11図は、前記第1実施例の真空ダイカストマシンに
よって得られたアルミニウム鋳造品41個中の含有ガス
量(mQ/100g)を測定し、そのガス量の分布状態
を示す特性図である。この図から明らかなように、本発
明の真空ダイカストマシンによって得られた鋳造品中の
含有ガス量は3mα/ 100 g未満がほとんどで、
゛従来の真空ダイカストマシンによって得られた鋳造品
中の含有ガス量(約1〜5 m M / 100 g 
)に比較して、さらに少量となった。
本発明は前述のような構成になっており、ランナーとキ
ャビティとを隔離することができるから、従来のように
溶湯供給手段の動きよりも速い速度で溶湯が吸い上げら
れ、ゲート部に集中する気泡のためにゲートが詰ったり
、溶湯が、キャビティの全体にうまく行きわたらないよ
うなことがな(、前記第11図からも明らかなように、
成形品質の高い真空ダイカストマシンを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例に係る真空ダイカストマシ
ンの溶湯を充填する途中の状態を示す要部断面図、第2
図はその真空ダイカストマシンに用いる移動金型の正面
図、第3図は第1シヤツトオフピンランナーとの位置関
係を示す説明図、第4図は溶湯の充填が完了した状態を
示す要部断面図、第5図はその真空ダイカヌトマシンの
主な動作のタイミングチャート、第6図はその真空ダイ
カストマシンの空気系統図、第7図はその真空ダイカス
トマシンの真空引きした際のキャビティ内の減圧状態を
示す特性図である。 第8図は本発明の第2実施例に係る真空ダイカストマシ
ンに用いられる移動金型の正面図、第9図は本発明の第
3実施例に係る真空ダイカストマシンの要部断面図、第
1O図は真空鋳造と大気鋳造とを比較した比重特性図、
第11図は前記第1実施例の真空ダイカストマシンによ
って得られた鋳造品中の含有ガス量の分布状態を示す特
性図である。 3・・・・・・第1シヤツトオフビン、4・・・・・・
第2シヤツトオフビン。 6・・・・・・コイルスプリング、 6a・・・・・・第1コイルスプリング。 6b・・・・・・第2コイルスプリング、7・・・・・
・揺動アーム。 0・・・・・・溶湯アルミニウム。 5・・・・・・抜は止めワッシャ。 6・・・・・・コイルスプリング。 3・・・・・・固定金型、  4・・・・・・移動金型
、5・・・・・・スリーブ、   7・・・・・・プラ
ンジャ。 9・・・・・・ランナー   11・・・・・・ゲート
。 13・・・・・・キャビティ、 15・・・・・・真空メインベント、 16・・・・・・真空装置、  18・・・・・・エア
ベント、19・・・・・・真空サブベント。 ]す 11:10  1dコ 旧 石 図 弔 図 第 図 鍔間(sec ) 第8 図 第10図 餠盪返力 (にg/crn2) 第9図 第11図 力゛ス量 (mL/100gr)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)溶湯をランナーに供給する押込み式の溶湯供給手
    段と、 型締めしてから溶湯がゲートに流入する直前までランナ
    ーの通気を遮断することのできる通気遮断手段と、 一端がランナーの通気遮断位置よりも溶湯流通方向上流
    側の位置のランナー部分と連通し、他端が金型端縁部に
    臨み、ランナーから溶湯が侵入しないで押込まれた気体
    のみを排出する排気ベントとを備えたことを特徴とする
    真空ダイカストマシン。
  2. (2)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記排
    気ベントがランナーに対して複数設けられていることを
    特徴とする真空ダイカストマシン。
  3. (3)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記排
    気ベントのランナー接合位置が前記通気遮断位置の近傍
    に設けられていることを特徴とする真空ダイカストマシ
    ン。
  4. (4)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記排
    気ベントのランナーと接合する近くが流通抵抗が高く、
    ランナーから離れた部分では流通抵抗が低くなるように
    排気ベントが構成されていることを特徴とする真空ダイ
    カストマシン。
  5. (5)特許請求の範囲第(1)項記載において、前記通
    気遮断手段が、ランナーの側面に密着してランナーの通
    気を遮断する移動可能な移動子と、その移動子を遮断方
    向に弾性付勢する弾性付勢手段とを有し、前記溶湯供給
    手段からの溶湯押込み圧力が高くなると前記移動子が移
    動して、ランナーが開通するように構成されていること
    を特徴とする真空ダイカストマシン。
  6. (6)溶湯をランナーに供給する押込み式の溶湯供給手
    段と。 型締めしてから溶湯がゲートに流入する直前までランナ
    ーの通気を遮断することのできる通気遮断手段と、 一端がランナーの通気遮断位置よりも溶湯流通方向上流
    側の位置のランナー部分と連通し、他端が金型端縁部に
    臨み、ランナーから溶湯が侵入しないで押込まれた気体
    のみを排出する排気ベントと、 金型キャビティと真空ポートとを連通する真空メインベ
    ントと、 その真空メインベントの通気を遮断することのできるシ
    ャッタ手段と、 前記真空メインベントとは別個に設けられて金型キャビ
    ティと真空ポートとを連通し溶湯の侵入は阻止する真空
    サブベントと、 前記真空ポートに接続された減圧手段とを備え、型締後
    、前記通気遮断手段によつてランナーの通気を遮断し、
    前記シャッタ手段を開き前記減圧手段を駆動して金型キ
    ャビティ内を減圧し、溶湯供給手段によつて供給された
    溶湯がゲートに流入する直前に通気遮断手段を開き、そ
    の通気遮断手段の開動作に同期してシャッタ手段によつ
    て前記真空メインベントの通気を遮断し、前記真空サブ
    ベントを通して金型キャビティ内の減圧状態を維持する
    ように構成されていることを特徴とする真空ダイカスト
    マシン。
JP63115982A 1987-09-03 1988-05-14 真空ダイカストマシン Expired - Fee Related JPH0815649B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63115982A JPH0815649B2 (ja) 1987-09-03 1988-05-14 真空ダイカストマシン

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21918487 1987-09-03
JP62-219184 1987-09-03
JP63115982A JPH0815649B2 (ja) 1987-09-03 1988-05-14 真空ダイカストマシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0230361A true JPH0230361A (ja) 1990-01-31
JPH0815649B2 JPH0815649B2 (ja) 1996-02-21

Family

ID=26454393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63115982A Expired - Fee Related JPH0815649B2 (ja) 1987-09-03 1988-05-14 真空ダイカストマシン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0815649B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810932A (ja) * 1994-06-24 1996-01-16 Kobe Steel Ltd 複数個取り高圧鋳造用金型
CN105436469A (zh) * 2015-12-29 2016-03-30 重庆博奥镁铝金属制造有限公司 三板压铸模具的防堵塞结构及使用方法
CN109530656A (zh) * 2018-11-30 2019-03-29 大竹县竹渝机械制造有限责任公司 一种砖机螺旋绞龙的生产工艺
CN112605362A (zh) * 2020-12-01 2021-04-06 阜阳市世科智能设备有限公司 一种具有自动卸料功能的压铸模具

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5826478Y2 (ja) * 1976-12-23 1983-06-08 シャープ株式会社 高周波加熱装置のタ−ンテ−ブル

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637897U (ja) * 1979-08-31 1981-04-10
JPS60250867A (ja) * 1984-05-24 1985-12-11 Nippon Denso Co Ltd ダイカスト方法及びダイカスト装置
JPS60190457U (ja) * 1984-05-26 1985-12-17 日本軽金属株式会社 ダイカスト金型装置
JPS62104659A (ja) * 1985-10-30 1987-05-15 Hitachi Metals Ltd 圧力鋳造のガス抜き装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5637897U (ja) * 1979-08-31 1981-04-10
JPS60250867A (ja) * 1984-05-24 1985-12-11 Nippon Denso Co Ltd ダイカスト方法及びダイカスト装置
JPS60190457U (ja) * 1984-05-26 1985-12-17 日本軽金属株式会社 ダイカスト金型装置
JPS62104659A (ja) * 1985-10-30 1987-05-15 Hitachi Metals Ltd 圧力鋳造のガス抜き装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0810932A (ja) * 1994-06-24 1996-01-16 Kobe Steel Ltd 複数個取り高圧鋳造用金型
CN105436469A (zh) * 2015-12-29 2016-03-30 重庆博奥镁铝金属制造有限公司 三板压铸模具的防堵塞结构及使用方法
CN109530656A (zh) * 2018-11-30 2019-03-29 大竹县竹渝机械制造有限责任公司 一种砖机螺旋绞龙的生产工艺
CN112605362A (zh) * 2020-12-01 2021-04-06 阜阳市世科智能设备有限公司 一种具有自动卸料功能的压铸模具

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0815649B2 (ja) 1996-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60250867A (ja) ダイカスト方法及びダイカスト装置
US4949775A (en) Die casting arrangements
JPS602948B2 (ja) 真空ダイカスト成型装置
US6953079B2 (en) Die casting machine
JPH0230361A (ja) 真空ダイカストマシン
JPH0815648B2 (ja) 真空ダイカストマシンの運転方法
JP2008246503A (ja) 鋳造方法及びダイカストマシン
JP2572462B2 (ja) 真空ダイカストマシン
JP4168526B2 (ja) 真空ダイカスト装置及びその方法
JPH034299B2 (ja)
JP3655992B2 (ja) 真空ダイカスト鋳造装置および鋳造方法
JPH03161155A (ja) 真空ダイカストマシン
JP3651045B2 (ja) ダイカスト金型のランナー開閉装置
JPS6019806Y2 (ja) 射出成形装置の金型用ガス抜き装置
JPH0451261B2 (ja)
JPS6372463A (ja) ダイカスト方法
JPH11245011A (ja) 真空ダイカスト装置
KR200418302Y1 (ko) 조인트 결합형 코어유니트를 갖는 사출금형
JPH091306A (ja) 酸素置換ダイカスト方法
KR20090050289A (ko) 수직형 금속 다이캐스팅 사출장치 및 이를 이용한 금속다이캐스팅 방법
JPH0713900Y2 (ja) 真空ダイカスト装置
JP2967922B2 (ja) ダイキャスト鋳造機のノズル駆動システム
JPH033536B2 (ja)
JPH0749143B2 (ja) ダイカスト鋳造方法
JP2004017064A (ja) 減圧鋳造用金型、減圧鋳造ダイカストマシンおよび減圧鋳造法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees