JPH0230322A - 巻取機の制御装置 - Google Patents

巻取機の制御装置

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JPH0230322A
JPH0230322A JP17767088A JP17767088A JPH0230322A JP H0230322 A JPH0230322 A JP H0230322A JP 17767088 A JP17767088 A JP 17767088A JP 17767088 A JP17767088 A JP 17767088A JP H0230322 A JPH0230322 A JP H0230322A
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Hirotoshi Domoto
道本 博俊
Kazuo Okamura
岡村 和郎
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Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は熱間圧延ライン等におけるストリップ用巻取機
の制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に熱間圧延ライン等におけるストリップの巻取機に
おいては、ストリップをピンチロールを通して緩みなく
適正な張力でマンドレルに巻取るために、ピンチロール
ではストリップをこれに適正な張力を付与しつつ引込み
、これを曲げてマンドレル側に誘導するために、またマ
ンドレルでは同じくストリップに適正な張力を付与しつ
つストリップを曲げ、コイルとして巻取ってゆくために
、夫々ピンチロール7マンドレルには所要のトルクが必
要とされる。
そこで、通常ストリップがマンドレルに噛み込むまでの
間はピンチロール、マンドレルはストリップ速度に前記
した所要のトルクを得るに必要な分の速度を上乗せ(こ
の上乗せ分の速度をリード速度という)した値に相当す
る周速度をもつようピンチロールモータ、マンドレルモ
ータに対する駆動制御を行っている。
ところでこのリード速度はこれが過大設定されるとスト
リップに対する過大張力の発生を招き、圧延機出側で板
幅、板厚が変動する、所謂ネッキングが生じ、逆にリー
ド速度が過小設定されるとストリップに対する引込み力
、曲げ力が不足し、噛み込み不良による突掛け、或いは
ストリップに緩みが生じてループが発生し、更にはコイ
ルの巻き緩みによるトラブル等の原因となるから、リー
ド速度の適正な設定は巻取機運転上重要な管理項目の一
つとなっている。
第3図は従来における巻取機の制御装置を示すブロック
図であり、図中1は熱間圧延ラインにおける最終スタン
ドの圧延機、2はピンチロール、3はマンドレル、Sは
ストリップを示している。
ストリップSは圧延機1の出側でピンチロール2に引込
まれ、若干下側にその進行方向を曲げられてマンドレル
3側に誘導され、マンドレル3に適正な張ノ]で緩みな
く巻取られてゆくようになっている。
ピンチロール2.マンドレル3の駆動制御は夫々ピンチ
ロール駆動制御系A、マンドレル駆動制御系Bによって
行なわれる。
ピンチロール2の駆動制御系Aは速度設定器26から出
力された速度基準値V(ストリップ速度に略等しい)に
リード速度設定器27の出力であるリード速度v3を加
え合せ、この加え合せた値をピンチロール2の駆動用モ
ータM2に付設した速度検出器としてのパルスジェネレ
ータPG、からのモータM2の回転数検出値と比較し、
その偏差に相当する信号を速度制御装置24に入力し、
その偏差を解消するようモータM2の回転数を制御する
ようになっている。
一方、マンドレル駆動制御系Bは切替器30による接点
SWz、 SWaの開閉操作によってストリップSがマ
ンドレル3に噛み込まれるまでの間は速度設定器26か
ら出力される速度基準値■に基づく制御が、またストリ
ップSがマンドレルに噛み込まれた後は電流設定器31
から出力される電流値Iに基づく制御が夫々行なわれる
即ちストリップSがマンドレル3に噛み込まれる前は速
度設定器26から出力される速度基準値Vにリード速度
設定器28の出力であるリード速度ν4を加え合せ、こ
の加え合せた値とモータh、に付設したパルスジェネレ
ータPG3にて検出したモータ阿、の回転数検出値とを
比較し、その偏差に相応した信号を速度制御装置29に
入力し、速度制御装置29から偏差を解消するに必要な
制御信号を接点SW。
を通じて電流制御袋W25へ出力し、モータM2の速度
制御をする。
一方、ストリップSがマンドレル3に噛み込まれ始めた
後は、切替器30の操作によって接点S6が開放される
と共に接点SW3が閉成され、速度制御装置29からの
信号に代わって電流設定器31からの電流値工が電流制
御装置25へ出力され、モータM3に対する電流制御が
行なわれる。
なお、各リード速度設定器27.28のリード速度はオ
ペレータによって手動で設定される外、ストリップSの
板厚、板幅、材質等の関数として所定値が与えられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで上述した如き従来の装置にあってはリード速度
の値をストリップの張力と無関係に設定するため、張力
変動が生ずると結果的にリード速度が過大、又は過小設
定された場合と同様の状態となり、ネッキング、コイル
緩み等を生ずるという問題があった。
本発明はかかる事情に鑑みなされたものであって、その
目的とするところは、ストリップの張力変化の如何にか
かわらず適正なリード速度の調節が可能な巻取機の制御
装置を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る巻取機の制御装置は、前記圧延機の先進率
、特にストリップ張力の変化による先進率の変化を考慮
して夫々ピンチロール、マンドレルに対するリード速度
を求めるリード速度演算手段を具備する。
〔作用〕
本発明にあっては、これによってストリップの張力変動
に何ら影響されないリード速度の設定調節が可能となる
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面に基づいて具体的に
説明する。第1図は本発明に係る巻取機の制御装置(以
下本発明装置という)を示すブロック図であり、図中1
は圧延機、2はピンチロール、3はマンドレル、Sはス
トリップを示している。
ストリップSは圧延機1の出側でピンチロール2を経て
マンドレル3に巻取られるが、圧延機1からピンチロー
ル2との間、及びピンチロール2とマンドレル3との間
を適正な張力を付与されて移動し、マンドレル3に対し
緩むことなく巻取られるようになっている。
ピンチロール2、マンドレル3に対する駆動制御は夫々
ピンチロール駆動制御系A1マンドレル駆動制御系B夫
々によって行なわれる。ピンチロール2の駆動制御系A
においては、ストリップSがマンドレル3に噛み込まれ
る前は切替器10にて接点SW、が閉成され、またスト
リップSがマント7レル3に噛み込まれた後は接点SW
lが開放されるようになっている。この駆動制御系Aに
おいてはストリップSがマンドレル3に噛み込まれる前
は速度設定器6から出力されたストリップ速度に略等し
い速度基準値Vとリード速度演算器9から出力されたリ
ード速度Vtとを加え合せ、この加え合せた値V+v、
とモータhに付設したパルスジェネレータPG、による
モータN2の速度検出値との偏差を求め、その偏差に相
応する信号を速度制御装置4へ入力する。速度制御装置
4は入力された偏差信号を解消するようモータM2を駆
動すべくこれに制御信号を出力する。
ストリップSの先端がピンチロール2を経てマンドレル
3に噛み込まれた後は切替器10にて接点SW、が開放
されるから、その後はピンチロール2に対しリード速度
Vtが上乗せされない状態、換言すれば速度基準値Vに
のみ基づいた制御が行なわれる。
一方マンドレル3のモータM3に対する駆動制御系Bに
おいてはストリップSがマンドレル3に噛み込まれる前
は切替器13にて接点S6が閉成され、接点S6が開放
状態に維持され、速度設定器6の出力である速度基準値
Vに基づく制御が行われ、ストリップSがマンドレル3
に噛み込まれた後は切替器13により接点SWZが開放
され、接点SW3が閉成されて張力電流設定器14に基
づく制御が行われる。ストリップSがマンドレル3に噛
み込まれる前は速度設定器6から出力された速度基準値
Vと、リード速度演算器11から出力されたリード速度
Vgとを加え合せ、この加え合せた値とモータhに付設
したパルスジェネレータPG3によるモータH1の速度
検出値との偏差を求め、この偏差に相応する信号を速度
制御装置12へ入力する。速度制御装置12は偏差を解
消するに必要な信号を求め、接点籏2を通じて電流制御
装置5へ入力し、該電流制御装置5からモータM3に所
定の速度制御信号が出力される。ストリップSがマンド
レル3に噛み込まれた後は切替器13にて接点SW!が
開放されると共に接点SW、が閉成され、張力電流設定
器14からストリップSに付与すべき張力に相応した電
流が接点S6を通じて電流制御装置5へ出力され、該電
流制御装置5からモータ6に電流制御信号が出力される
各リード速度演算器9,11は張力電流設定器8゜14
の出力と先進率演算器7の出力である先進率とに基づき
リード速度を演算し、これを出力するようになっている
このリード速度の適正値は、ピンチロール2゜マンドレ
ル3の速度制御において、電流による速度変動特性、所
謂ドウルーピング(%)と張力電流適正値(%)との積
である下記(1)式によって与えられる。
適正リード速度(%)=ドウルーピング(%)×張力電
流適正値(%)・・・(1) なお、各張力電流設定器8.14は夫々ピンチロール2
、マンドレル3におけるストリップSの張力設定に必要
な電流、即ち張力分電流及びストリップSを曲げるのに
要する曲げ分電流、メカロス補償分、慣性補償分の電流
の総合値を出力するようになっている。先進率演算器7
は両張力電流設定器8.14の出力及び材料特性設定器
15から入力される材料諸元等の圧延条件に基づき圧延
機1の先進率を演算し、リード速度演算器9.11へ出
力するようになっている。
なお先進率を考慮するのは圧延設備においては張力変動
により先進率が変化するから、この変化特性を考慮して
リード速度を設定するのが効果的であるからである。
具体的には例えば張力σによる先進率fの変化特性をθ
f/aσとすると先進率の変化量Δfは下記(2)式で
与えられる。
但し、 Fニストリップ張力(kg ) W:板幅(顛) t:板厚(1m) 先進率変化量Δfがストリップ速度に与える影響量Δ■
、は下記(3)式で与えられる。
これをリード速度として考慮すればよいこととなる。
これによってより適正なリード速度の設定が可能となる
第2図は本発明装置を用いた場合、また第4゜5図は従
来装置を用いた場合の比較試験結果を示すグラフである
。試験条件は、板幅: 1020mm、板厚:  1.
6mのストリップをライン速度:  500rpm 。
ピンチロール設定張カニ1.61−ン、リード速度=2
.5%(ドウルーピング5%)、マンドレル張カニt、
eトン、リード速度:2.5%(ドウルーピング5%)
に設定して行ったストリップSの巻取り時におけるピン
チロール速度、マンドレル速度、ストリップ速度、ピン
チロールモータ電流、マンドレルモータ電流の時間的変
化を示すグラフであり、横軸に時間をとって示しである
なおグラフ中横軸のA点はピンチロールのストリップ噛
み込み時点、Bはマンドレルへのストリップ噛み込み開
始時点、0点はマンドレルに対する速度制御から電流制
御への切換え時点を示している。
このグラフから明らかな如く本発明装置に依った場合に
はリード速度はストリップSがマンドレルに噛み込まれ
るのと同時的に直線的に増大し、その後は略一定の値に
保持されており第3図(ホ)にハツチングを施して示す
如くリード速度の過小領域は極めて小さくなっているこ
とが解る。
これに対して第4.5図に示す従来装置を用いた場合に
は第4図(ホ)、第5図(ホ)に夫々ハツチングを付し
て示すリード速度過大領域(略5%)、リード速度過小
領域(略5%)が太き(ストリップの噛み込み開始まで
の過程が不安定な運転状態にあることが解る。
〔効果〕
以上の如く本発明装置にあっては巻取機に対するストリ
ップの巻取り時に対する速度が安定し、ネッキング、或
いは突掛かり等トラブルの解消に優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置のブロック図、第2図は本発明装置
の制御特性を示すグラフ、第3図は従来装置のブロック
図、第4.5図は従来装置の制御特性を示すグラフであ
る。 1・・・圧延機 2・・・ピンチロール 3・・・マン
ドレル 4・・・速度制御装置 5・・・電流制御装置
6・・・速度設定器 7・・・先進率演算器 9.11
・・・リード速度演算器 12・・・速度制御装置 S
・・・スl−IJツブ SW、〜S6・・・接点

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ストリップの移動速度に夫々リード速度を加えた速
    度で駆動されるピンチロール及びマンドレルを備え、圧
    延機出側でストリップを前記ピンチロールを通してマン
    ドレルに巻取るようにした巻取機の制御装置において、 前記圧延機の先進率を考慮して夫々ピンチロール、マン
    ドレルに対するリード速度を求めるリード速度演算手段
    を具備することを特徴とする巻取機の制御装置。
JP17767088A 1988-07-15 1988-07-15 巻取機の制御装置 Expired - Fee Related JPH0688067B2 (ja)

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