JPH02303028A - 洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置 - Google Patents

洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置

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JPH02303028A
JPH02303028A JP12515089A JP12515089A JPH02303028A JP H02303028 A JPH02303028 A JP H02303028A JP 12515089 A JP12515089 A JP 12515089A JP 12515089 A JP12515089 A JP 12515089A JP H02303028 A JPH02303028 A JP H02303028A
Authority
JP
Japan
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pure water
water vapor
zone
cleaned
helium gas
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Pending
Application number
JP12515089A
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English (en)
Inventor
Setsuo Nagashima
長島 節夫
Yoichi Usui
洋一 臼井
Takao Takahashi
伯夫 高橋
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 被洗浄物を安全に、且つ、高性能に洗浄・乾燥する方法
とその装置に関し、 安全、高性能で、且つ、処理が低コストになることを目
的とし、 洗浄乾燥方法は、ヘリウムガス空間において純水ベーパ
ーゾーンを形成し、被洗浄物を該純水ベーパーゾーンに
配置して洗浄し、次いで、該純水ベーパーゾーンを解消
させて被洗浄物を乾燥させるようにしたことを特徴とす
る。
洗浄乾燥装置としては、チャンバ下方より純水沸騰ゾー
ン、第1純水ベーパーゾーン、第1冷却ゾーン、第2純
水ベーパーゾーン、第2冷却ゾーンからなる4つの空間
ゾーンを形成するヘリウムガスチャンバを設け、 被洗浄物を第2純水ベーパーゾーンに配置して、前記冷
却ゾーンの有無によって第2純水ベーパーゾーンを形成
・解消させて、前記被洗浄物を洗浄・乾燥するように構
成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は半導体装置や電子機器その他の各種の分野にお
いて被洗浄物を安全に、且つ、高性能に洗浄・乾燥する
方法とその装置に関する。
〔従来の技術と発明が解決しようとする課題〕例えば、
半導体製造のウェハープロセス分野において、ウェハー
の洗浄に高度な洗浄技術が要求されており、且つ、洗浄
後の乾燥は更に重要とされている。
従って、従来よりウェハーの洗浄および洗浄後の乾燥に
はフレオンペーパー、イソプロピルアルコールペーパー
などの有機溶剤ペーパー(vapour;蒸気)が使用
されており、これらは脱脂能力が高く、しかも、素早く
乾燥できる利点があるために最適であるが、有機溶剤は
一般に可燃性で、大気を汚染する薬品であり、更に、発
癌性があるとされているもの(イソプロピルアルコール
)もある、特に、フレオンは宇宙のオゾン層を破壊する
としてI界の話題になっている薬品で、フレオンなどの
有機溶剤は今後は不使用ないしは使用制限される可能性
が極めて高いものである。
また、他の洗浄後の乾燥方式にドライガスの吹きつけ法
があるが、この方法は速乾性に乏しく、且つ、空気を汚
すガスが多く用いられることが多い。
従って、現在、有機溶剤ペーパーに代わる安全な代替薬
品の開発が急がれているが、代替薬品が開発されてもコ
ストアップになる可能性が十分にある。
本発明はこのような問題点を解消させて、安全。
高性能で、且つ、処理が低コストになることを目的とし
た洗浄乾燥方法とその装置を提案するものである。
〔課題を解決す−るための手段〕
その課題は、第1図に示す原理図のように、密閉したヘ
リウムガス空間1において純水ベーパーゾーン2を形成
し、被洗浄物Wを該純水ベーパーゾーンに配置して洗浄
し、次いで、該純水ベーパーゾーンを解消させて被洗浄
物を乾燥させるようにした洗浄乾燥方法によって解決さ
れる。なお、第1図中の記号3は加熱ヒータ部、4は純
水沸騰ゾーン、5は冷却ゾーンである。
その洗浄乾燥方法を適用する洗浄乾燥装置として、チャ
ンバ下方より第1純水ベーパーゾーン。
第1冷却ゾーン、第2純水ベーパーゾーン、第2冷却ゾ
ーンからなる4つの空間ゾーンを形成するヘリウムガス
チャンバを設け、被洗浄物を第2純水ベーパーゾーンに
配置して、前記冷却ゾーンの有無によって第2純水ベー
パーゾーンを形成・解消させて、前記被洗浄物を洗浄・
乾燥するように構成する。
〔作 用〕
即ち、本発明にかかる洗浄乾燥方法は、ヘリウム(li
e)ガス中において純水ベーパーゾーンヲ形成し、その
純水ベーパーゾーン中に被洗浄物Wを載置する。そうす
ると、被洗浄物は常温であるから被洗浄物の表面で純水
蒸気が冷却されて純水溶液になり、その純水溶液によっ
て被洗浄物が洗浄される。次いで、その洗浄中に被洗浄
物が純水蒸気によって加熱されてしまうと、もはや被洗
浄物は純水溶液で洗浄できなくなる。従って、次に、純
水ベーパーゾーンを解消させて、加熱されて高温状態の
被洗浄物の表面から水分を蒸発させて早急に乾燥させる
洗浄・乾燥は上記のようにして処理されるが、ヘリウム
ガス中でおこなう理由はヘリウム(lle)が水蒸気よ
りも軽いために、容易にヘリウム中で純水ベーパーゾー
ンが形成できるためで、空気中ではベーパーゾーンが形
成できないからである。
従来より、有機溶剤ペーパーが利用されるのは、有機溶
剤の分子の極性が大きく、且つ、有機溶剤ペーパーの密
度が空気密度より大きいためにベーパーゾーンが容易に
形成できるからである。一方、純水は分子の極性が有機
溶剤より大きいが、蒸気密度が空気より小さいためにベ
ーパーゾーンが形成できずに蒸発してしまって、洗浄・
乾燥に利用できなかった。それを純水ペーパーより軽く
、安全なヘリウムガス中で純水ベーパーゾーンを形成し
て洗浄・乾燥をおこなうものである。
〔実 施 例〕
以下に図面を参照して実施例によって詳細に説明する。
第2図は本発明にかかる洗浄乾燥装置の概要図を示して
おり、記号10はヘリウムガスチャンバで、チャンバ下
方より加熱ヒータ部13.純水沸瞼ゾーン14.第1純
水ベーパーゾーン11.第1冷却ゾーン16.第2純水
ベーパーゾーン12.第2冷却ゾーンI5を内蔵してお
り、Wは被洗浄物である。また、このヘリウムガスチャ
ンバ10における第2純水ベーパーゾーン12の両側に
それぞれゲートバルブG、。
G2を介在させてロード室17とアンロード室18とが
付設しである。このロード室17.アンロード室18゜
第2純水ベーパーゾーン12にはステージ19が配置さ
れ、その上に被洗浄物Wを載置して被洗浄物を移動する
ように構成されている。ロード室17.7ンロード室1
8のステージ19は上下に動作し、下降して被洗浄物W
を搬入・搬出できるようにしである。また、第1冷却ゾ
ーン16.第2冷却ゾーン15にはそれぞれ冷却配管T
、、 TIが周回している。
次に、付帯設備を説明すると、20はポンプ21゜ろ過
器22.純水補給弁23からなる純水補給系。
30はポンプ31.開閉弁32からなる真空排気系。
40はファン41.脱水器42. IIEPAフィルタ
43からなるヘリウムガス循環系。
50は圧力調整弁51.52.ヘリウムガスボンベ53
゜ガスプール容器54からなるヘリウムガス圧調節系で
ある。
かくして、純水沸騰ゾーン14には純水補給系20から
消耗する純水を補給し、且つ、ヘリウムガス循環系40
によってヘリウムガスを浄化し、更に、ヘリウムガス圧
調節系50によってヘリウムガス圧を調整して、洗浄乾
燥の処理をおこなうが、また、真空排気系30は洗浄乾
燥装置の初めに−、ヘリウムガスチャンバ10内の空気
を排気させる役目をする系である。
次に、第2図に示す洗浄乾燥装置による処理方法の概要
を第3図(a)、 (b)に示す処理工程図を参照しな
がら説明すると、 まず、処理の初期にはヘリウムガスチャンバIO内を真
空排気系30によって排気して1/10気圧程度に減圧
した後、ヘリウムガス圧iA節系50からヘリウムガス
を注入してガス圧を一定圧に維持させる。
次いで、第1冷却ゾーン16.第2冷却ゾーン15に周
回させである冷却配管T+’、Tgに冷水を流し、且つ
、加熱ヒータ部13によって純水沸騰ゾーン14を加熱
して純水を沸騰させて、第1純水ベーパーゾーン11に
純水ペーパーを形成する。この時、第1冷却ゾーン16
は冷却配管T1によって冷却されているから純水ペーパ
ーが冷却ゾーン16より上方には上昇しない(第3図(
a)参照)。
次いで、被洗浄物W(例えば、複数のウェハーを保持し
たキャリア)をロード室17のステージ19に載置して
上昇させ、ゲートバルブG1を開いて第2純水ベーパー
ゾーン12のステージ19上にillして、ゲートバル
ブG、を閉じる。なお、ロード室17およびアンロード
室18にはヘリウムガスが充満させてあり、ゲートバル
ブG、、 Ggを開閉しても支障はない。
次いで、第1冷却ゾーン16の冷却配管T1に流してい
る冷水を止める。そうすると、純水ペーパーが第1冷却
ゾーン16を越えて第2純水ベーパーゾーン12まで一
1昇して、第2純水ベーパーゾーンに載置した被洗浄物
Wを洗浄する(第3図(b)参照)。
次いで、洗浄を終了した後、再び第1冷却ヅーン16の
冷却配管T、に冷水を流すと、純水ヘーパーが純水ベー
パーゾーン11まで下降し、第2純水ベーパーゾーンに
ii置した被洗浄物Wは高温度に加熱されているからヘ
リウムガス中で乾燥がおこなわれる(第3図(a)参照
)。
次いで、アンロード室18のゲートバルブG!を開いて
第2純水ベーパーゾーン12のステージ19上の被洗浄
物Wをアンロード室18のステージ19上に移し、次に
、ゲートバルブGtを閉じ、被洗浄物Wをms!置した
ステージ19を下降させる。
なお、これらの処理工程中は、第2冷却ゾーン15の冷
却配管T、には絶えず冷水を流しておき、また、純水ペ
ーパーの上昇・下降に伴ってチャンバ内のヘリウムガス
圧を一定に保つためにヘリウムガス圧調節系50を連動
させて、ヘリウムガスをガスプール容器54に入れたり
、出したりして調節する方法を採る。
上記が処理方法の概要説明である。要するに、第1冷却
ゾーン16の有無によって第2純水ベーパーゾーン12
を形成したり、解消したりして洗浄と乾燥とを繰り返え
しおこなう処理方式である。
以上のような洗浄乾燥処理方法をおこなえば、有害な有
機溶剤を使用することなく、高性能な洗浄・乾燥ができ
て、且つ、ヘリウムガスと純水の消費のみで低コストの
処理をおこなうことができる。
〔発明の効果〕
上記の説明から明らかなように、本発明にかかる洗浄乾
燥装置によれば安全なヘリウムガス中で純水ヘーバーゾ
ーンを形成して洗浄・乾燥をおこなうことができ、高性
能で、低コストな洗浄乾燥処理ができて、且つ、環境汚
染が防止される大きな効果のあるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は原理図、 第2図は本発明にかかる洗浄乾燥装置の概要図、第3図
は処理工程図である。 図において、 lはヘリウムガス空間、2は純水ベーパーゾーン、3は
加熱ヒータ部、   4は純水沸腑ゾーン、5は冷却ゾ
ーン、   Wは被洗浄物、10はヘリウムガスチャン
バ、 llは第1純水ベーパーゾーン、 12は第2純水ベーパーゾーン、 13は加熱ヒータ部、  14は純水沸謄ゾーン、15
は第2冷却ゾーン、 16は第1冷却ゾーン、17はロ
ード室、     18はアンロード室、19はステー
ジ、 20は純水補給系、   30は真空排気系、40はヘ
リウムガス循環系、 50はヘリウムガス圧調節系、 Gz Gzはゲートバルブ、T、、 Tzは冷却配管を
示している。 上へり・うムカ゛スセ間 、メ ツ /!、   理 1] 第12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘリウムガス空間において純水ベーパーゾーンを
    形成し、被洗浄物を該純水ベーパーゾーンに配置して洗
    浄し、次いで、該純水ベーパーゾーンを解消させて被洗
    浄物を乾燥させるようにしたことを特徴とする洗浄乾燥
    方法。
  2. (2)チャンバ下方より第1純水ベーパーゾーン、第1
    冷却ゾーン、第2純水ベーパーゾーン、第2冷却ゾーン
    からなる4つの空間ゾーンを形成するヘリウムガスチャ
    ンバを設け、 被洗浄物を第2純水ベーパーゾーンに配置して、前記冷
    却ゾーンの有無によつて第2純水ベーパーゾーンを形成
    ・解消させて、前記被洗浄物を洗浄・乾燥するように構
    成したことを特徴とする洗浄乾燥装置。
JP12515089A 1989-05-17 1989-05-17 洗浄乾燥方法および洗浄乾燥装置 Pending JPH02303028A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104821345A (zh) * 2015-05-05 2015-08-05 广东爱康太阳能科技有限公司 一种抗电势诱导衰减太阳能电池的制备方法

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