JPH0230289A - 映像信号変換装置 - Google Patents

映像信号変換装置

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Publication number
JPH0230289A
JPH0230289A JP63179271A JP17927188A JPH0230289A JP H0230289 A JPH0230289 A JP H0230289A JP 63179271 A JP63179271 A JP 63179271A JP 17927188 A JP17927188 A JP 17927188A JP H0230289 A JPH0230289 A JP H0230289A
Authority
JP
Japan
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signal
video
horizontal scanning
video signal
memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP63179271A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Arakawa
裕明 荒川
Yoshitaka Ota
佳孝 太田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP63179271A priority Critical patent/JPH0230289A/ja
Publication of JPH0230289A publication Critical patent/JPH0230289A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はある映像方式の映像信号をそれとは異なる他の
映像方式の映像信号に変換する映像信号変換装置に関す
る。
(従来技術) 磁気テープや磁気ディスクのような磁気記録媒体に映像
を記録し必要に応じて再生することのてきる磁気記録再
生装置が普及しており、ビデオテープレコーダー(VT
R)やビデオディスク装置あるいは最近では磁気ディス
クに被写体像を記録しテレビジョン受像機やモニターで
再生する電子スチルカメラなどがその一例である。
周知のように、テレビの映像方式には、日本やアメリカ
で採用されているNTSC方式、フランスで採用されて
いるSECAM方式、ドイツて採用されているPAL方
式などがあるが、上記のような磁気記録再生装置はこれ
らのいずれかの映像方式に準じて映像信号を記録または
再生するようにIIa成されている。
ところで各映像方式では映像信号を記録したり再生した
りする際に独自の信号処理が行われる。
そのために、電子スチルカメラを例にとると、たとえば
NTSC方式を採用した電子スチルカメラで撮影した被
写体像を再生するにはNTSC方式のテレビ受像機また
はモニターを用いるしかなく、他の映像方式のモニター
では再生できない。
もっとも放送局などのプロ用放送機器では、多数のフィ
ールドメモリを用意しておき、連続する映像信号をこれ
らのフィールドメモリに一旦書込み、同一フィールドメ
モリ内または異なるフィールドメモリ内の映像データを
比較調整してデータ処理し映像方式を変換する装置が知
られているが、メモリ容量が大きくなるため構成が大が
かりとなり且つ高価になるという問題があって1個人レ
ベルて使用したり素人向きに用意されているものではな
い。
ところが最近のように海外旅行や国際交流が盛んになる
と、他国で撮影した写真や映像を自国で再生して見たい
という要望が個人ベースでも多くなり手軽に映像信号の
映像方式を変換てきる装置の開発が望まれている。
(発明の目的および構成) 本発明は上記の点にかんがみてなされたもので、簡単な
回路構成で映像信号の映像方式を変換できる変換装置を
提供することを目的とし、この目的を達成するために、
ある映像方式の映像信号をベースバンド信号に分解した
後A/D変換してデジタルメモリに記憶し、このメモリ
から別の映像方式の映像信号に同期してベースバンド信
号を読み出し、その読み出したベースバンド信号から映
像信号を合成するように構成したものである。
(実施例) 以下本発明を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明による映像信号変換装置の一実施例の概
略的なブロック線図を示しており、図示した例はPAL
方式からNTSC方式への変換を行う変換装置である。
図において、lはPAL方式の映像信号を受信して色信
号と輝度信号Yを分離し、これらからベースパン信号と
しての色差信号(R−Y)と(B−Y)とを作るデコー
ダー、2は映像信号から同期信号を分離する同期分離回
路、3,4.5はそれぞれ色差信号(R−Y)、(B−
Y)、輝度信号Yをデジタル信号に変換するA/D変換
器、6は同期信号に基づいて書込み用クロックを作るク
ロック発生回路、7はデジタル化されたPAL方式の映
像信号をベースバンド信号である色差信号および輝度信
号ごとに記憶するデジタルメモリ、8,9.10はデジ
タルメモリ7から読み出された色差信号(R−Y)、(
B−Y)および輝度信号Yをアナログ信号に変換するD
/A変換器、11はNTSC方式用の同期信号を発生す
る同期信号発生回路、12はデジタルメモリ7に記憶さ
れているベースバンド信号をNTSC方式で読み出す読
み出しクロックを同期信号に基づいて作るクロック発生
回路、13は色差信号(R−Y)、(B−Y)と輝度信
号Yと同期信号とからNTSC方式の映像信号を作って
出力するエンコーダーである。
ここでPAL方式の映像信号をデジタルメモリ7に書込
む書込み回路について説明する。
第2図は書込み回路の一例を示しており、第1図と同じ
参照数字は同じ構成部分を示す、ここではデジタルメモ
リ7は1フイ一ルド分のベースバンド信号を記憶するフ
ィールドメモリとする。
デジタルメモリ7はベースバンド信号としての色差信号
(R−Y)、CB−Y)および輝度信号Yをそれぞれ記
憶するメモリ7a、7b、7cから構成されており、各
メモリには水平アドレスカウンタ7hと垂直アドレスカ
ウンタ7vとが設けられている。
クロック発生回路6は発振器6aと水平同期信号H5y
ncに基づいてクロックを発生するPLL(Phase
 Locked Loop) 6 bとにより構成され
ており、発振器6aにより発生されるクロックは各メモ
リの水平アドレスカウンタ7hに与えられ、PLL6b
により発生される水平同期信号Hsyncに等しい周波
数のクロックは各メモリの垂直アドレスカウンタ7■に
与えられる。水平アドレスカウンタ7hはPLL6bか
らのHsyncクロックによりリセットされ、垂直アド
レスカウンタ7■は同期分離回路2から出力される垂直
同期信号Vsyncによりリセットされる。
発振器6aのクロックは水平画素数を1024とすると
、1024x 625 x 50= 16M Hzとな
る。
各メモリへの映像データの格納動作は同じであるから、
−例としてメモリ7aへの色差信号(R−Y)の格納に
ついて説明すると、第1図の信号処理回路lにより分離
された色差信号(R−Y)はA/D変換器3によりデジ
タル信号に変換されてメモリ7aに送られる。
同期分離回路2からの垂直同期信号Vsyncによりメ
モリ7aの垂直アドレスカウンタ7vがリセットされる
と、水平アドレスカウンタ7hは発振器6aからのクロ
ックによりカウントアツプしてアドレス信号を出力し、
デジタル色差信号(R−y)のデータを決められたアド
レスに順次格納していく、こうして1水平走査線を構成
する1024画素についての色差信号データがメモリ7
aの所定アドレスに格納されると、水平アドレスカウン
タ7hはPLL6bからのHsyncクロックによりリ
セットされるとともに垂直アドレスカウンタ7vはその
同じクロックでカウントアツプしてアドレス信号を出力
し次の水平走査線を構成する色差信号データの格納に移
る。格納動作は全く同じである。こうしてPAL方式の
映像信号の1フィールドを構成する312.5本の水平
走査線について色差信号データの格納が終ると、同期分
離回路2からの垂直同期信号Vsyncにより垂直アド
レスカウンタ7vがリセットされる。
この色差信号(R−Y)データの書込みと並行して色差
信号(B−Y)と輝度信号Yのデータの書込みが同時に
行われる。
こうしてlフィールド分についてPAL方式の映像信号
の書込みが終る。
周知のように、PAL方式はlフレームを構成する水平
走査線の数は625本で垂直走査周波数は50Hzであ
るのに対して、NTSC方式はlフレームを構成する水
平走査線の数は525本で垂直走査周波数は60Hzで
ある。
そこでデータメモリ7を構成する各メモリのメモリ空間
を考えてみると、第3図に示すように、PAL方式の映
像信号はデジタル化され・てABCDで囲まれる領域を
占めるのに対して、NTSC方式の映像信号としてはa
bcdで囲まれる領域の映像データのみが必要である。
有効画面だけを考えれば、水平走査線の数従ってメモリ
領域はもっと少なくてすむ。
そこで本発明においては、PAL方式の映像信号のデー
タのうちからNTSC方式の映像信号として必要なデー
タを作る方式として次の4通りが考えられる。
下記の方式はすべてメモリに対する読み出しに関するも
のであるが、該メモリは前述した書込み回路でメモリと
同一のものであるから、これら読み出し回路はメモリに
対して前述した書込み回路と切り替えられて動作する。
ただしメモリにデュアルポートメモリなどを用いれば書
込みと読み出しは同時に動作できるので切替回路は不要
となる。切替部分は本発明においては木質的な部分では
ないので省略する。
(1)  PAL方式の映像信号の水平走査線を6本ご
とに1本とばして読み出す方式 いまlフィールドについて考えてみると、PAL方式の
映像信号の1フィールドを構成する水平走査線の数は6
25/2= 312.5本である。そこで1フィールド
を構成する水平走査線の6本ごとに1本をとばして読み
出すと、読み出される水平走査線の数は312.5x 
5/6 = 280.4本となり。
NTSC方式の映像信号の1フィールドを構成する水平
走査線の数は525/2= 262.5木にほぼ近くな
る。正確には約2本足りないが、この不足分はブランキ
ング期間に入っているので問題にはならない。
一方、PAL方式の映像信号の水平走査線を1024画
素でサンプリングしてデジタルメモリ7に格納すると、
メモリ容量は1024x 312.5バイトとなり、メ
モリへの書込みクロックの周波数は1024x 312
.5 X 50= 16M Hzとなる。
画面の縦横比はPAL方式でもNTSC方式でも同じで
あるから、読み出しには1024X 262.5 X6
0= 16.128M Hzのクロックを用いればよい
。上述したように、この方式では水平走査線の数が厳密
には一致していないので、読み出しクロックの周波数は 16.128X 262.5/260.4=16.25
8MHzとするのがよい。
第4図はこの方式による映像信号読み出し回路の一例を
示すブロック線図である。
デジタルメモリ7を構成する3つのメモリ7a、7b、
7cの各々について第4図に示す読み出し回路が必要に
なるが、構成はすべて同じであるので第4図に゛は色差
信号(R−Y)用のメモリ7aについてのみ例示した。
PAL方式の映像方式を記憶したメモリ7aには読み出
し用の水平アドレスカウンタ7h” と垂直アドレスカ
ウンタ7v′が設けられでおり、前者は読み出しクロッ
ク発生回路12を構成する発振器12aからのクロック
(周波数は16.258MHz)でカウントアツプして
水平アドレス信号を出力し、後者は、同期信号発生回路
11により発生されるNTSC用の水平同期信号Hsy
ncとこの同期信号H5yncを5進カウンタ12b、
ワンショットマルチバイブレータ12cおよび12dを
介して得られる信号との論理和をOR回路12eでとっ
て得られるクロックでカウントアツプする。また水平ア
ドレスカウンタ7h” は発振器12aとともに同期信
号発生回路11から出力する水平同期信号Hsyncに
よりリセットされ、垂直アドレスカウンタ7v’はやは
り同期信号発生回路11から出力する垂直同期信号Vs
yncによりリセットされる。
第5図に示したタイミングチャートを用いて第4図の映
像信号読み出し回路の動作を説明する。
同期信号発生回路11はNTSC方式の水平同期信号H
syncと垂直同期信号Vsyncとを発生しており、
水平同期信号Hsyncがクロック発生回路12の5進
カウンタ12bに入力すると、115に分周され、フン
ショットマルチバイブレータ12cに入力される。フン
ショットマルチバイブレータ12cは短いパルス幅のパ
ルス信号を出力し、ワンショットバイブレータ12dは
その出力の立下りでさらに短いパルス幅のパルス信号を
出力するので、OR回路12eからは第5図に示すよう
に、5個目の水平同期信号Hsyncの直後にもう1つ
のパルスが続くため、5木目の水平走査線の映像データ
は殆ど読み出されないうちに6木目の水平走査線の映像
データを読み出すことになり、結果的に6本に1本の水
平走査線をとばして読み出すことになる。
こうして、312.5 x5/6 =260−4本の水
平走査線について色差信号(R−Y)の映像データが読
み出され、同様にしてメモリ7bおよび7cから読み出
される色差信号(B−Y)および輝度信号Yのデータと
ともにNTSC方式の1フィールドの映像データとして
復調回路13(第1図参照)に送られる。
(2)  PAL方式の映像信号の水平走査線を上下の
部分で読み出さない方式 1フィールドを構成する水平走査線の数はPAL方式の
方がNTSC方式により625/2−525/2=50
本多いので、fiS3図に斜線を引いて示した上下の部
分で25木ずつ読み出さないようにする。
一方、水平方向の画像データについては、方式(1)と
同じように縦方向と同じアスペクト比で考えて、 10
24X262.5/:112.5 =860画素だけ読
み出せばよい、そのために、1本の水平走査線な構成す
る1024画素の映像データのうち(IQ24−860
)/2=82画素分だけ最初(左側)と最後(右側)で
読み出さにようにする。なお、水平走査周波数は860
x 262.5 x 60= 13.543M Hzで
ある。
第6図はこの方式による映像信号読み出し回路の一例で
あり、ベースバンド信号のうちの色差信号(R−Y)に
ついてのみ例示した。
図において、第4図と同じ参照数字は同じ構成部分を示
すものとし、同期信号発生回路11はNTSC方式の水
平同期信号Hsyncと垂直同期信号Vsyncを発生
し、クロック発生回路12は、13.543M Hzの
クロックを発生する発振器12aと、上下の水平走査′
m25木ずつを読み出さないようにセットするためのプ
リセットデータ入力手段12fと、水平走査線の最初の
82画素と終りの82画素とを読み出さないようにセッ
トするためのプリセットデータ入力手段12gとにより
構成され、水平アドレスカウンタ7h’ はプリセット
データ入力手段12gにより“82″がプリセットデー
タとして入力され、垂直アドレスカウンタ7v’はプリ
セットデータ入力手段12fにより“25″がプリセッ
トデータとして入力される。
さて、垂直アドレスカウンタ7v′は同期信号発生回路
11からの垂直同期信号V 5yncで“25”がプリ
セットされると、その後入力する水平同期信号)15y
ncによって26木目からカウントアツプする。その後
はカウントアツプし続け、28888木目カウントアツ
プしたところでVsyncが入力し、再び25にプリセ
ットされる。
一方、水平アドレスカウンタ7h” は同期信号発生回
路11からの水平同期信号H5yncで“82”がプリ
セットされると、その後入力する発振器12aからのク
ロックによって83個目からカウントアツプする。その
後は出力し続け、943個目までカウントアツプしたと
ころで、Hsyncが入力し、再び82がプリセットさ
れる。
こうして、垂直方向については26木目から287本目
木工の水平走査線につき、水平方向については第83番
から第942番目までの画素について色差信号(R−Y
)が読み出され、 D/A変換塁8でアナログ変換され
てエンコーダー13(第1図参照)に送られる。
色差信号(B−Y)および輝度信号Yについても同様に
上下、左右のデータを除く部分のベースバンド信号か読
み出され、D/A変換されてエンコーダー13に送られ
、ここでNTSC方式の映像信号にエンコードされ出力
される。
(3) 方式(1)において読み出さない水平走査線の
位置を偶数フィールドと奇数フィールドとで変える方式 PAL方式の映像信号を記憶するデータメモリ7がフレ
ームメモリである場合には、方式(1)により水平走査
線6本ごとに1本を読み出さなくすると、偶数フィール
ドと奇数フィールドにおいて読み出されない水平走査線
の位置が隣接することになり映像の不自然さが目立つこ
とになる。
そこて、偶数フィールドと奇数フィールドで最初に読み
出さない水平走査線の位置をずらすことにより両フィー
ルドで読み出さない水平走査線の位置が隣接しないよう
にすれば映像の不自然さが目立たなし)ようになる。
第7図はこの方式による映像信号読み出し回路の一例を
示す。図中、第4図と同じ参照数字は同じ構成部分を示
す。
フレームメモリが2つのフィールドメモリ7atおよび
7a、で構成されており、各フィールドメモリには水平
アドレスカウンタ7h′ と垂直アドレスカウンタ7v
 とか設けられている。
水平アドレスカウンタ7h” には発振器12aからの
クロックが与えられ、垂直アドレスカウンタ7v’には
5進カウンタ12bとワンシミツトマルチバイブレータ
12cおよび12dの出力と同期信号発生回路11から
の水平同期信号Hsyncとの論理和をOR回路12e
によりとったクロックが与えられる。
同期信号発生回路11からは水平同期信号Hsyncの
ほかに、NTSC方式の垂直同期信号Vsyncと、奇
数フィールド偶数フィールドのいずれかを選択するセレ
クト信号ODD/EVEN(“H”のとき奇数フィール
ド、“L”のとき偶数フィールド)とか出力される。こ
のセレクト信号ODD/EVENはアンド回路12hに
より垂直同期信号Vsyncとの論理積をとって5進カ
ウンタ12bのリセット端子に入れられ、一方セレクト
信号はインバータ12jを介して垂直同期信号Vsyn
cとの論理積をとって5進カウンタ12bのプリセット
端子に入力される。なお、12fはプリセットデータと
しての“3”を入力するプリセットデータ入力手段であ
る。
さて、まず奇数フィールド(セレクト信号が“H”)で
Vsyncが出力すると、進カウンタ12bがリセット
されHsyncか出力するごとにカウントアツプしてい
く。セレクト信号により奇数フィールド用メモリ7a、
が選択され、その水平アドレスカウンタ7h”が発振器
12aからのクロックをカウントして水平アドレス信号
を次々に出力していく。また、垂直アドレスカウンタ7
v’ はVsyncでリセットされた後OR回路12e
から出力するクロック(第5図参照)をカウントしてい
き垂直アドレス信号を出力していく。
方式(1)で説明したと同様に、5木目の水平走査線の
ベースバンド信号を読み出さないうちに6木目の水平走
査線の映像データが読み出されるので、それ以後も6木
ごとに1本の水平走査線のベースバンド信号がとばされ
ていくことになる。
従って、奇数フィールドについては、第8図に示すよう
に、フレームとしての第9.21 (丸で囲んで示す)
、33.−・・番目の水平走査線のベースバンド信号が
とばされることになる。
一方、偶数フィールド(セレクト信号が“L”)では、
V 5yncが出力すると5進カウンタ12bにプリセ
ットデータ“3”が読み込まれるとともに、今度は偶数
フィールド用メモリ7a。
が選択される。偶数フィールド用メモリ7a、に対する
水平アドレスカウンタ7h” と垂直アドレスカウンタ
7v”の動作は奇数フィールドの場合と同じであるが、
異なるのは、5進カウンタ12bに“3”がプリセット
されているため、5進カウンタ12bにHsyncが2
個入力したときOR回路12eからはクロックが2側線
いて出力されるため、2番目の水平走査線のベースバン
ド信号はとばされることになる。その後は水平走査線6
本ごとに1本(5番目の水平走査線)のベースバンド信
号がとばされて読み出されることになり、従って、第8
図に示すように、フレームとしての第4.16(丸で囲
んで示す)、28.・・・番目の水平走査線のベースバ
ンド信号がとばされることになる。
その結果、第8図かられかるように、lフレームのベー
スバンド信号については第4,9゜16.21,28,
33.−・−のように水平走査線のとばされる部分がず
れることになるため映像の不自然さが目立たない。
この方法を行なわない場合はとばされる走査線は9,1
0,21,22,33,34.−・・となる。
(4) 重み付は法 PAL方式の映像信号をNTSC方式の映像信号に変換
する場合、垂直方向には525/625に映像データを
縮小することになり、概算的には5/6すなわちPAL
方式の映像信号の水平走査線の6本分を5本分に変換す
ることに相当する。
そこでPAL方式とNTSC方式の映像信号を垂直方向
に対応させて描くと第9図のようになるので1次のよう
な重み係数を用いることによりPAL方式の映像信号Q
 Q e Q 1 * Q 2 e Q 3 + Q 
4 * Q 5 *Q6からNTSC方式の映像信号P
a、Pl、P2゜p 3.p 、、p、を演算して作る
Po”Q。
P、=415Q、+t15Q* Pg =315Qt +215Q3 P3冨215Q3 +315Q4 P 4 = 1 / 5 Q 4+ 4 / 5 Q 
5PS=Q6 26以下の信号p、、p、、・・はこのくり返しで作る
ことがてきる。なお1重み係数115.215.315
゜415は一例であってこれに限定されるものではない
第1θ図はこの重み付は方式による読み出し回路の一例
であり、映像信号のうちの輝度信号Yについての回路の
みを示す0図中これまでの実施例において用いられたと
同じ参照数字は同じ構成部分を示している。
メモリ7cとしては、シリアル入力ボートをランダムア
クセス入出力ボートの両方を有するデュアルポートメモ
リを用い、シリアル入力ボートはこれまで説明した方式
に用いた読み出し回路の水平アドレスカウンタ7h” 
と垂直アドレスカウンタ7v′の機能を内蔵しており、
同期分離回路2から出力される水平同期信号H5ync
に基づいてPLL14で作られるラインクロックはこれ
まで説明した垂直アドレスカウンタのクロックに相当す
る。
15はROM16に記憶されている重み係数を用いてN
TSC方式のベースバンド信号を演算するデジタル信号
処理回路であり、メモリ7cのランダムアクセスボート
に接続されている。
A/D変換器5によりデジタル信号に変換されたPAL
方式の輝度信号Yがメモリ7Cに入力すると、デジタル
信号処理回路15はその輝度信号を構成するQ。、Q、
、Q雪* ”・Q aにROM15に格納されている重
み係数を読み出しQ、、Q、、・・・Q6にそれぞれ乗
算してNTSC方式のベースバンド信号P。、p、、*
@@pSを作り再びメモリに入れる。
こうして作られたベースバンド信号P。+PI+・・・
PsはD/A変換塁10でアナログ信号に変換されてエ
ンコーダー13(第1図参照)に送られる。
映像信号を構成する2つの色差信号(R−Y)。
(B−Y)についても同じである。
エンコーダー13ではこうして重み付けされて作られた
ベースバンド信号すなわち色差信号と輝度信号を平衡変
調してNTSC方式の映像信号を作り出力する。
第11図はこの重み付は方式による映像信号変換方式の
映像信号読み出し回路の別の実施例であリ、図中第10
図における参照数字と同じ数字は同じ構成部分を示して
いる。
この実施例ではメモリ7Cとして第10図の実施例と同
じようにデュアルポートメモリを用い、別に同期信号発
生回路11ともう1つの発振器18とを設け、書込み時
と読み出し時とで切換えられるスイッチSW、、SW2
.SW3を設けたものである。
PAL方式の映像信号の輝度信号Yをメモリ7cに書込
むには、スイッチsw、、sw、、sw3をすべて図示
したa接点側に切り換えてシリアル入力ボートから書込
み、NTSC方式の輝度信号として読み出すにはスイッ
チsw、、sw2.swユなり接点側に切り換えて同じ
シリアルボートから読み出す。
書込み時の動作は第1O図の実施例と同じであり、読み
出し時の動作は第4図の実施例と同じであるのでここて
は説明を省略する。
ここでは重み付けの計算をDSPを用いてソフト的に行
なっている例を説明したが、これはハード化することも
可能であり、動作速度の点ではそちらの方が有利である
以上4通りのNTSC方式への変換方式を説明したが、
本発明による映像信号変換装置ではその用途や再生した
い映像の程度などによりそのいずれの方式を採用しても
よい。
第1図にもどって、エンコーダー13から出力されるN
TSC方式の映像信号は通常のテレビジョン受像機やモ
ニターテレビで普通に再生することができる。
上記実施例ではデジタルメモリに記憶するベースバンド
信号として、輝度信号Yと2つの色差信号(R−Y)、
CB−Y)を用いたが1本発明ではベースバンド信号と
してR,G、Hの原色信号を用いることもできる。
上記実施例はPAL方式からNTSC方式への映像信号
の変換であるが、もう1つの代表的な映像方式としての
SECAM方式はPAL方式と同様に水平走査線の数が
625本であるので上述したPAL方式からNTSC方
式への変換と同様に取り扱うことができる。
次に、NTSC方式からPAL方式への映像信号の変換
装置について説明する。
この変換装置は信号処理がNTSC方式独自であるかP
AL方式独自であるかの相違を除いて基本的には第1図
に示したPAL−NTSC変換装置の回路構成と同じで
あるので図示せず、しかも信号処理自体はすでに知られ
ており1本発明の要旨てはないので、説明は省略する。
NTSC方式からPAL方式への映像信号の変換装置に
おいて重要な点はデジタルメモリに一旦書込まれたNT
SC方式の映像信号をデジタルメモリから読み出してP
AL方式の映像信号に変換する方式およびその回路構成
である。そこで以下ではこの点についてのみ説明するが
デジタルメモリへのNTSC方式の映像信号の書込み回
路は、第2図に示したPAL方式の映像信号の書込み回
路と基本的には同じてあり、各メモリごとに設けられた
水平アドレスカウンタ7hと垂直アドレスカウンタ7v
への水平同期信号Hsyncと垂直同期信号Vsync
の周波数がNTSC方式用に規定されている点において
のみ異なるたけである。なお、書込みクロックは、l水
平走査線を1024画素でサンプリングすると、102
4X26L5 x 60= 16.128M Hzでる
これに対してデジタルメモリに記憶されたNTSC方式
の映像信号を読み出す場合には、第3図に示すように、
ABC’ D”で囲まれた領域に記憶されているNTS
C方式のベースバンド信号を読み出してABCDで囲ま
れた領域を占めるように変換する必要があり、そのため
の変換方式として次の4通りの方式が考えられる。
(1)  NTSC方式の映像信号の水平走査線の5本
ごとに1本を2回繰り返して読み出す方式(この方式は
上述したPAL+NTSC変換における方式(1)に対
応する) lフィールドについて考えると、NTSC方式の映像信
号の1フィールドを構成する水平走査線の数は525/
2= 262.5本である。これを5本ごとに1本繰り
返して読み出すと、262.5 x615−315本と
なり、PAL方式の1フィールドを構成する水平走査線
の数625/2 =312.5本より2.5本多くなる
が、この過剰分は後述する回路においては垂直同期信号
Vsyncでリセットされるようになっているので問題
はない。
一方、読み出しクロックの周期は1024X 312.
5x sox :112.5/:115 = 15.8
73M Hzとなる。
第12図はこの方式による映像信号読み出し回路の一例
を示すブロック線図であり、各メモリごとに必要である
が、映像信号を構成する1つの色差信号(R−Y)につ
いてのみ示す。
図中第4図と同じ参照数字は同じ構成部分を示しており
、クロック発生回路12は発振器12aのほかに水平同
期信号Hsyncの立下りでカウントアツプする6進カ
ウンタ124Qと、インバータ12mと、AND回路1
2nとか設けれている。
アドレスカウンタ7h’および7v”の動作は第4図に
示したと同じである。第13図にタイミングチャートで
示すように、同期信号発生回路11からPAL方式用の
水平同期信号Hsyncが出力されると、6進力ウンタ
12文がカウントアツプしていき、Hsyncが5個出
力すると、6進カウンタ121の出力が“H”となり、
AND回路12nは1水平間期期間だけ閉じる。その結
果、垂直アドレスカウンタV′にはH5yncが入力せ
ず、同じ垂直アドレス信号を出力し続けるため、メモリ
7aからは5番目のHsyncで読み出された映像デー
タがもう1度読み出される。
こうしてPAL方式用の6個のHsyncに対してNT
SC方式用の水平走査線5木分の映像データが読み出さ
れる。その後も同じパターンで読み出しが繰り返される
。同期信号発生回路11から312番目のHsyncが
出力すると、垂直アドレスカウンタV′がリセットされ
る。
メモリ7aから読み出された色差信号(R−Y)の映像
データはD/A変換器8によりアナログ信号に変換され
てエンコーダーに送られる。映像信号の構成成分となる
他の色差信号CB−Y)および輝度信号Yについても同
様に読み出され復調回路に送られ、ここで平衡変調など
の処理が行われてPAL方式の映像信号として出力され
る。
(2)  NTSC方式の映像信号で足りない部分は映
像として出力しない方式(この方式は上述したPAL−
4NTSC変換における方式(2)と逆) lフィールドを構成する水平走査線の数はPAL方式の
方がNTSC方式より50本多いので、第3図に斜線を
引いて示した水平走、査線25本相当分の領域について
は黒、灰色、白、その他の適当な色または模様の擬似ベ
ースバンド信号を出力させる。
第14図はこの方式を用いた映像信号読み出し回路の一
例であり、図中前述した実施例と同じ参照数字は同じ構
成部分を示す。なお、この実施例も1つの色差信号(R
−Y)についての読み出し回路だけを示しているものと
する。
クロック発生回路12は1発振塁12 aのほかに、2
5進カウンタ12bと、フリップフロップ12qと、A
ND回路12rと、iio進カウンタ12sと、フリッ
プフロップ12tと、AND回路12uとにより構成さ
れている。
さて、1フィールドについて考えると、同期信号発生回
路11からPAL方式用の水平同期信号Hsyncと垂
直同期信号Vsyncが出力されており、Vsyncで
25進カウンタ12pがリセットされた後、25個のH
syncか出力されるまでは25進カウンタ12pは“
H”を出力しない。従って25本の水平走査線が出力す
る間はAND回路12rは開かず垂直アドレスカウンタ
7v へのクロック入力が禁止される。従ってこのメモ
リ7aからは1木目の走査線の映像データが出力する0
通常1本目の走査線はブランキング期間に入っているた
めその映像信号は黒である。
26個目以後のH5yncに対しては、25進カウンタ
12pから出力するキャリ信号によりフリップフロップ
12qが“H”を出力するのでAND回路12rが開き
垂直アドレスカウンタ7v’が)1syncでカウント
アツプして垂直アドレス信号な出力する。262個のH
syncが垂直アドレスカウンタ7v′にクロックとし
て入力すると、垂直アドレスカウンタ7v′からは反転
キャリ信号が出力するためAND回路12rは再び閉じ
てしまい、その後のクロック入力を禁止する。そのため
最後の25本の水平走査線に相当する債域に対する映像
データは出力しない。
一方、水平方向の映像データについても、垂直アドレス
カウンタ7h’の場合と同様に110進カウンタ12s
とフリップフロップ12tとにより水平走査線の最初と
最後の110画素の映像データは読み出さないようにし
ている。ここで110画素は次のようにして決まるもの
である。
(1024x :112.5/262.5−1024)
 x l/2−110また、水平の画素数を1024と
すると、この画素を水平走査期間の262.5/312
.5の期間に読み出すことになるから、発振器12aの
周波数は(3) 上記NTSC→PAL変換における方
式(1)において2回読み出す水素走査線の位置を偶数
フィールドと奇数フィールドて変える方式(この方式は
上述したPAL→NTSC変換方式(3)に対応する) NTSC方式の映像信号を記憶するデジタルメモリがフ
レームメモリである場合にはNTSC→PAL方式(1
)により水平走査線5木ごとに1本を繰り返して読み出
すことにすると、偶数フィールドと奇数フィールドにお
いて読み出される水平走査線の位置が隣接してしまうこ
とになり映像の不自然さが目立つことになる。
そこで、偶数フィールドと奇数フィールドで繰り返して
読み出す水平走査線の位置を最初にずらすことにより両
フィールドで繰り返して読み出す水平走査線の位置が隣
接しないようにする。
第15図はこの方式による映像信号読み出し回路の一例
を示す0図中、第7図および第12図と同じ参照数字は
同じ構成部分を示す。
フレームメモリが奇数用フィールドメモリ7a、と偶数
用フィールドメモリ7a、とで構成されており、各フィ
ールドメモリには水平アドレスカウンタ7h′と垂直ア
ドレスカウンタ7vとが設けられている。水平アドレス
カウンタ7h′には発振器12aからのクロックが与え
られ、垂直アドレスカウンタ7v′には6進カウンタ1
2fLからの出力をインバータ12mで反転した信号と
同期信号発生回路11からのPAL方式用水平同期信号
H5yncとの論理積をとったクロックが与えられる。
同期信号発生回路11からは水平同期信号H5yncの
ほかに、PAL方式用の垂直同期信号Vsyncと、奇
数フィールドと偶数フィールドのいずれかを選択するセ
レクト信号ODD/EVEN(“H″のとき奇数フィー
ルド、“L”のとき偶数フィールド)とが出力される。
このセレクト信号はAND回路12hにより垂直同期信
号Vsyncとの論理積をとって6進カウンタ121の
リセット端子Rに入れられ、一方セレクト信号はインバ
ータ12jを介して垂直同期信号Vsyncとの論理和
をとって6進カウンタ121のプリセット端子に入力さ
れる。なお、12fはプリセットデータとしての“3”
を入力するプリセットデータ入力手段である。
さて、奇数フィールド(セレクト信号が“H″)でVs
yncが出力すると6進カウンタ12fLがリセットさ
れHsyncが出力するごとにカウントアツプしていく
。セレクト信号により奇数フィールド用メモリ7a、が
選択され、その水平アドレスカウンタ7h′が発振器1
2aからのクロックをカウントして水平アドレス信号を
次々に出力していく、また、垂直アドレスカウンタ7V
 はVsyncでリセットされた後AND回路12nか
ら出力するクロック(第13図参照)をカウントしてい
き垂直アドレス信号を出力していく。
NTSC→PAL変換方式(1)で説明したと同様に、
5木目の水平走査線の映像データを読み出した後もう1
回同じ5本目の水平走査線の映像データが読み出され、
それ以後も5本ごとに1本の水平走査線の映像データが
読み出されるので、NTSC方式の5本の水平走査線の
映像データがPAL方式の6本の水平走査線の映像デー
タに変換されることになる。
従って、奇数フィールドについては、第16図に示すよ
うに、フレームとしての第9.19(丸で囲んで示す)
、29.−・・番目の水平走査線の映像データが繰り返
して読み出されることになる。
一方、偶数フィールド(セレクト信号が“L”)では、
 Vsyncか出力すると6進カウンタ121にプリセ
ットデータ“3″が読み込まれるとともに、今度は偶数
フィールド用メモリ7a。
が選択され゛る。偶数フィールド用メモリ7a2に対す
る水平アドレスカウンタ7h” と垂直アドレスカウン
タ7v′の動作は奇数フィールドの場合と同じであるが
、異なるのは、6進カウンタ12!Lに“3”がプリセ
ットされているため、6進カウンタ1231にHsyn
cが2個入力したときAND回路12nからはクロック
が出力されなくなるため、2番目の水平走査線の映像デ
ータがもう1度繰り返して読み出されることになる。そ
の後は水平走査線5本ごとに1本(5番目の水平走査線
)の映像データが繰り返して読み出されることになり、
従って、第16図に示すように、フレームとしての第4
.16(丸で囲んで示す)。
・・・番目の水平走査線の映像データが繰り返して読み
出されることになる。
その結果、第16図かられかるように、lフレームの映
像データについては第4.9,14゜19、・・・のよ
うに水平走査線の5本ごとに1本か繰り返して読み出さ
れることになるため映像の不自然さが目立たない。
(4) 重み付は法 NTSC方式の映像信号をPAL方式の映像信号に変換
する場合、垂直方向には6251525に映像データを
拡大することになり、概算的には615すなわちNTS
C方式の映像信号の水平走査線の5本分を6本分に変換
することに相当する。
そこでNTSC方式とPAL方式の映像信号な垂直方向
に対応させて描くと第9図に示したPAL4NTSC変
換方式の場合と逆になるので、次のような重み係数を用
いることによりNTSC方式のベースバンド信号P o
、P 、、p 2.P 3.P 4.P sからPAL
方式のベースバンド信号Q。+ Q I * Q 2 
eQ 、、Q 、、Q 5.Q、を演算して作る。
Qo =P。
Q +  = 1 / 6 P o  + 5 / 6
 P IQ2 =1/3P、+2/3P。
Q3  =1/2P、+1/2P。
Q、=2/3P、+ 1/3P。
Q s  = 5 / 6 P 4  + l / 6
 P sQa  :Ps Q6以下の信号Q、、Q、−・・はこの繰り返しで作る
ことかできる。なお、重み係数1/2.1/3.2/:
l。
1/6 、5/6は一例であってこれに限定されるもの
ではない。
この重み付は方式により読み出し回路はPAL→NTS
C変換方式の読み出し回路として例示した第11図の回
路と同じでよい、ただしROM16には上述した重み係
数を記憶させておき、デジタル信号処理回路15では、
その重み係数を用いてPAL方式のベースバンド信号Q
。〜Q6の演算を行う点がPAL−+NTSC変換方式
の場合と異なる。
エンコーダー13ではこうして重み付けされて作られた
色差信号と輝度信号を平衡変調してNTSC方式の映像
信号を作り出力する。
以上4通りのNTSC−)PAL変換方式を説明したか
、本発明による映像信号変換装置ではその用途や再生し
たい映像の程度などによりそのいずれの方式を採用して
もよい。
いずれの変換方式を採用したとしても、第1図に示した
エンコーダー13から出力されるPAL方式の映像信号
は通常のテレビジョン受像機やモニターテレビで普通に
再生することができる。
なお、NTSC−+SECAM変換方式もSECAM方
式がPAL方式と同じように625本の水平走査線と6
0Hzの水平走査周波数を採用しているために同様に取
り扱うことができる。
またベースバンド信号としては実施例で用いた輝度信号
および色差信号のほかに原色信号R9G、Bを用いるこ
ともできる。
以上の説明ではメモリへの書込みは通常通り行ない、読
み出し時に変換動作を行なっているが。
書込み時に変換動作を行ない、読み出しは通常動作とい
うやり方も下記のように可能である。
(1)PAL→NTSC 水平走査線6木ごとに1本とばして6本ごとに1本書込
まないようにする。
(2)PAL 4NTSC 端の画像を読み出さず、端の画像を書込まない。
(3)PAL−NTSC フィールドごとにとばすラインをずらし。
読み出しの回路とほぼ同様とする。
(4)PAL→NTSC 重み付は法であり、デジタル信号処理回路て行なうのは
動作速度の点で難しいが。
ハードウェア化すれば可能である。
(5)NTSC→PAL 水平走査!15本ごとに1本繰り返し、繰り返しライン
のときメモリの2ラインに同時に書込むようにする。回
路構成が複雑になったり、メモリに高速動作が要求され
たりしてメリットは少ない。
(6)NTS(、+PAL 画面の端に類似信号を出し、メモリの中央部にNTSC
の信号を書込むようにする。
メモリの端には擬似信号を予め書込んでおく。
(7)NTSC→PAL フィールドごとに繰り返すラインをずらし、(5)と同
様ずらすこと自体は読み出し回路の例と同様の回路て容
易に実現てきる。
(8)NTSC+PAL 重み付は法であり、(4)と同様であるが、(5)と同
じような難点がある。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明においては、ある映像方式
の映像信号をベースバンド信号に分解した後A/D変換
してデジタルメモリに記憶し、このメモリから別の映像
方式の映像信号に同期してベースバンド信号を読み出し
、その読み出したベースバンド信号から映像信号をエン
コードするように構成したので、簡潔な回路構成で映像
信号の映像方式を変換することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にによる映像信号変換装置の一例として
のPAL、NTSC変換用の映像信号変換装置の一実施
例のブロック線図、第2図は第1図に示した映像信号装
置のPAL方式映像信号書込み回路の一例、第3図は映
像信号記憶用メモリのメモリスペースをNTSC方式と
PAL方式で比較して示す図、第4図は第1図に示した
PAL→NTSC変換用映像信号変換装置のNTSC方
式の映像信号読み出し回路の一実施例のブロック線図、
第5図は第4図に示した映像信号読み出し回路の読み出
し動作を示すタイミングチャート。 第6図はNTSC方式の映像信号読み出し回路の他の実
施例を示すブロック線図、第7図はNTSC方式の映像
信号読み出し回路のさらに他の実施例を示すブロック線
図、第8図は第7図に示した映像信号読み出し回路によ
りとばされる水平走査線の位置を示す図、第9図はPA
L方式とNTSC方式における水平走査線の数の比較を
示す図、第10図はNTSC方式の映像信号読み出し回
路のさらに他の実施例を示すブロック線図、第1i図は
NTSC方式の映像信号読み出し回路のさらに他の実施
例を示すブロック線図、第12図はPAL方式の映像信
号読み出し回路の一実施例を示すブロック線図、第13
図は第12図に示した映像信号読み出し回路の読み出し
動作を示すタイミングチャート、第14図はPAL方式
の映像信号読み出し回路の他の実施例を示すブロック線
図、第15図はPAL方式の映像信号読み出し回路のさ
らに他の実施例を示すブロック線図、第16図は第15
図に示した映像信号読み出し回路により繰り返して読み
出される水平走査線の位置を示す図である。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1の映像方式の映像信号を複数のベースバンド
    信号に分解するデコーダーと、各ベースバンド信号をA
    /D変換するA/D変換器と、A/D変換されたベース
    バンド信号を記憶するデジタルメモリと、前記ベースバ
    ンド信号を前記第1の映像方式の映像信号に同期して前
    記デジタルメモリに書込む書込み回路と、前記デジタル
    メモリに記憶された複数のベースバンド信号を第1の映
    像方式とは異なる第2の映像方式の映像信号に同期して
    読み出す読み出し回路と、前記デジタルメモリから読み
    出されたベースバンド信号をD/A変換するD/A変換
    器と、D/A変換されたベースバンド信号に基づいて第
    2の映像方式の映像信号を合成するエンコーダーとから
    成ることを特徴とする映像信号変換装置。
  2. (2)前記読み出し回路が、ベースバンド信号の1フィ
    ールドまたは1フレームを構成する水平走査線の所定数
    に1本をとばしてまたは繰り返して読み出すクロックを
    発生するクロック発生器を有する請求項1に記載の映像
    信号変換装置。
  3. (3)前記デジタルメモリがフレームメモリであり、前
    記読み出し回路が、とばしてまたは繰り返して読み出す
    水平走査線の位置を奇数フィールドと偶数フィールドと
    でずらす手段を有する請求項1に記載の映像信号変換装
    置。
  4. (4)第1の映像方式において1フィールドまたは1フ
    レームを構成する水平走査線の数が第2の映像方式にお
    いて1フィールドまたは1フレームを構成する水平走査
    線の数より多く且つ前記読み出し回路が、前記デジタル
    メモリに記憶された1フィールドまたは1フレームを構
    成するベースバンド信号のうち所定の数の最初および最
    後の水平走査線の領域と各水平走査線の最初と最後の所
    定画素数の領域とを読み出さないようにする手段を有す
    る請求項1に記載の映像信号変換装置。
  5. (5)第1の映像方式において1フィールドまたは1フ
    レームを構成する水平走査線の数が第2の映像方式にお
    いて1フィールドまたは1フレームを構成する水平走査
    線の数より少なく且つ前記読み出し回路が、前記デジタ
    ルメモリに記憶された1フィールドまたは1フレームを
    構成するベースバンド信号の読み出し前および読み出し
    後の所定の数の水平走査線の領域と、各水平走査線の最
    初と最後の所定画素数の領域において所定レベルの擬似
    ベースバンド信号を出力する手段を有する請求項に記載
    の映像信号変換装置。
  6. (6)第1の映像方式の映像信号を複数のベースバンド
    信号に分解するデコーダーと、各ベースバンド信号をA
    /D変換するA/D変換器と、A/D変換されたベース
    バンド信号を記憶するデジタルメモリと、前記ベースバ
    ンド信号を前記第1の映像方式の映像信号に同期して前
    記デジタルメモリに書込む書込み回路と、前記デジタル
    メモリに記憶された複数のベースバンド信号の1フィー
    ルドまたは1フレームを構成する水平走査線のうち隣接
    する2本の水平走査線により表わされるベースバンド信
    号の各々に予め定めた重み係数を乗算した後加算して第
    1の映像方式とは異なる第2の映像方式のベースバンド
    信号を演算する演算回路と、演算された第2の映像方式
    のベースバンド信号をD/A変換するD/A変換器と、
    D/A変換されたベースバンド信号に基づいて第2の映
    像方式の映像信号を合成するエンコーダーとから成るこ
    とを特徴とする映像信号変換装置。
JP63179271A 1988-07-20 1988-07-20 映像信号変換装置 Pending JPH0230289A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072583A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 オリンパス株式会社 画像処理装置、画像処理方法、および撮像装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015072583A (ja) * 2013-10-02 2015-04-16 オリンパス株式会社 画像処理装置、画像処理方法、および撮像装置

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