JPH0230209B2 - - Google Patents

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JPH0230209B2
JPH0230209B2 JP56072506A JP7250681A JPH0230209B2 JP H0230209 B2 JPH0230209 B2 JP H0230209B2 JP 56072506 A JP56072506 A JP 56072506A JP 7250681 A JP7250681 A JP 7250681A JP H0230209 B2 JPH0230209 B2 JP H0230209B2
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gate circuit
circuit
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Nippon Electric Co Ltd
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K3/00Circuits for generating electric pulses; Monostable, bistable or multistable circuits
    • H03K3/02Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses
    • H03K3/38Generators characterised by the type of circuit or by the means used for producing pulses by the use, as active elements, of superconductive devices
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K23/00Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains
    • H03K23/76Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains using magnetic cores or ferro-electric capacitors
    • H03K23/763Pulse counters comprising counting chains; Frequency dividers comprising counting chains using magnetic cores or ferro-electric capacitors using superconductive devices
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S505/00Superconductor technology: apparatus, material, process
    • Y10S505/825Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
    • Y10S505/83Electrical pulse counter, pulse divider, or shift register
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S505/00Superconductor technology: apparatus, material, process
    • Y10S505/825Apparatus per se, device per se, or process of making or operating same
    • Y10S505/856Electrical transmission or interconnection system
    • Y10S505/857Nonlinear solid-state device system or circuit
    • Y10S505/863Stable state circuit for signal shaping, converting, or generating
    • Y10S505/864Stable state circuit for signal shaping, converting, or generating with josephson junction

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はジヨセフソン接合集積回路を用いた
周波数分周器に関する。周波数直接計測あるいは
マイクロ波通信等に用いられる周波数分周器の分
周可能な上限周波数は該分周器を構成するスイツ
チング素子のスイツチング時間により制限をうけ
る。現在までにSiあるいはGaAsを用いた半導体
集積回路周波数分周器が開発されているが、これ
らの分周器を構成する半導体デバイスの高速スイ
ツチング特性の限界から、Siを用いた集積回路で
は1GHz以上の分周器を、またGaAsを用いた集積
回路では4GHz以上の分周器を実現することは、
実際上極めて困難である。従つて10GHz、あるい
は20GHzといつた高周波帯における直接周波数計
測、あるいはマイクロ波通信等に前記半導体集積
回路周波数分周器を応用することは期待できな
い。
一方、これに対し、極低温で動作するジヨセフ
ソン接合デバイスは10ps程度のスイツチング時間
を有することが報告されており、該ジヨセフソン
接合デバイスから構成される集積回路により数十
GHzまで動作可能な周波数分周器が実現できる可
能性がある。
また、前記ジヨセフソン接合集積回路による周
波数分周器の他の応用として、電子計算機のクロ
ツク周波数の分周に使用することが考えられる。
ジヨセフソン接合集積回路を用いた電子計算機
は、該ジヨセフソン接合集積回路が液体He近辺
の極低温でしか動作しないため、論理機能、記憶
機能、制御機能等、電子計算機として必要な機能
をもつ全ての回路をジヨセフソン接合集積回路と
して実現し、液体Heに浸す必要がある。従つて、
種々異なつた速度で、また異つたタイミングで動
作する論理回路、記憶回路等を、正確に、かつ効
率よく動作させるに必要な外部タイミングパルス
もジヨセフソン集積回路により発生させることが
望ましい。このためには、室温下の発振器から与
えられる信号と同じ周波数(基本周波数)をもつ
パルス列を発生させるパルス・ジエネレータはも
ちろん、基本周波数の1/2あるいは1/4等の周波数
をもつタイミングパルス列を作るための周波数分
周器もジヨセフソン接合集積回路で実現する必要
がある。
本発明は、単一のジヨセフソン接合よりなる回
路、または複数個のジヨセフソン接合と、これら
を電気的に結合するインダクタンスとよりなるル
ープ回路を流れるゲート電流の臨界値を、これと
磁気的に結合する制御電流により制御するゲート
回路よりなる集積回路において、第1のゲート回
路のゲート電流路、および第2のゲート回路の制
御電流路が挿入されている第1の超電導線路と、
第3のゲート回路のゲート電流路および第4のゲ
ート回路の制御電流路が挿入されている第2の超
電導線路とを接続してループとなし、該ループの
第1の接続点には、直流電流を供給する第3の超
電導線路を接続し、第2の接続点は接地し、前記
第2のゲート回路のゲート電流路の一端には、前
記第1のゲート回路の制御電流路が挿入されてい
る、抵抗で終端された第4の超電導線路と、分周
されるべき交流電流が供給される入力端子とを並
列に接続し、前記第2のゲート回路のゲート電流
路の他端には、前記第3のゲート回路の制御電流
路が挿入された第5の超電導線路を接続し、前記
第4のゲート回路のゲート電流路の一端には直流
電流を供給する第6の超電導線路と分周信号の出
力端子とが並列に接続され、前記第4のゲート回
路のゲート電流路の他端は接地されたことを特徴
とするジヨセフソン接合集積回路周波数分周器を
提供する。さらに、本発明は、単一のジヨセフソ
ン接合よりなる回路、または複数個のジヨセフソ
ン接合と、これらを電気的に結合するインダクタ
ンスとよりなるループ回路を流れるゲート電流の
臨界値を、これと磁気的に結合する制御電流によ
り制御するゲート回路よりなる集積回路におい
て、第1のゲート回路のゲート電流路および第2
のゲート回路の制御電流路が挿入されている第1
の超電導線路と第3のゲート回路のゲート電流路
が挿入されている第2の超電導線路とを接続して
ループとなし、該ループの第1の接続点には、直
流電流を供給する第3の超電導線路を接続し、第
2の接続点は接地し、前記第2のゲート回路のゲ
ート電流路の一端には、前記第1のゲート回路の
制御電流路が挿入されている、抵抗で終端された
第4の超電導線路と、分周されるべき交流電流が
供給される入力端子とを並列に接続し、前記第2
のゲート回路のゲート電流路の他端には、前記第
3のゲート回路の制御電流路が挿入された第5の
超電導線路を接続し、前記抵抗と並列に分周信号
の出力端子を接続したことを特徴とするジヨセフ
ソン接合集積回路周波数分周器を提供する。本発
明の目的は、従来の半導体デバイスを用いた周波
数分周器では実現不可能であつた高周波信号の分
周が可能な分周器を、あるいは前述したジヨセフ
ソン接合集積回路により構成される電子計算機の
種々異つた周期のタイミングパルスを作り出すた
めの周波数分周器を実現することにある。
以下、本発明を図面を用いて詳述する。
第1図は本発明に用いられるゲート回路を説明
するための図である。第1図aは1つのジヨセフ
ソン接合11のゲート電流Igの臨界電流Imを、
これと磁気的に結合する制御電流Icにより制御す
るゲート回路で、イン・ライン・ゲート回路と呼
ばれる。図において12はゲート電流路、13は
制御電流路である。
第1図bは2つのジヨセフソン接合14,15
と、これらを電気的に結合するインダクタンス1
6とからなるループ回路のゲート電流Igの臨界電
流Imを、これと磁気的に結合する制御電流Icに
より制御するゲート回路でインターフエロメタ
ー・ゲート回路と呼ばれる。図において17はゲ
ート電流路、18は制御電流路である。なお、図
bにおいては2つのジヨセフソン接合14,15
を用いたインターフエロメター・ゲート回路を示
したが、ジヨセフソン接合の数は2つに限る必要
はなく、一般に複数個のジヨセフソン接合、これ
らを電気的に結合するインダクタンス、および、
該インダクタンスと磁気的に結合する制御電流路
から構成されるゲート回路をインターフエロメタ
ー・ゲート回路と呼ぶ。
以下の説明では、これらのゲート回路は、まと
めて第1図cのように表示する。図において19
はゲート電流路、20は制御電流路を示す。
第2図は本発明の一実施例であるジヨセフソン
接合集積回路周波数分周器を説明するための回路
図である。
図においてインターフエロメター・ゲート回路
21のゲート電流路、およびインターフエロメタ
ー・ゲート回路22の制御電流路が挿入されてい
る超電導線路23と、インターフエロメター・ゲ
ート回路24のゲート電流路、およびインターフ
エロメター・ゲート回路25の制御電流路が挿入
されている超電導線路26とを接続してループと
なし、該ループの第1の接続点には直流電流IDC
を供給する超電導線路27を接続し、該ループの
第2の接続点は接地する。また前記インターフエ
ロメター・ゲート回路22のゲート電流路の一端
には、前記インターフエロメター・ゲート回路2
1の制御電流路が挿入されて、負荷抵抗28で終
端された超電導線路29と、分周されるべきパル
ス電流Iinが供給される入力端子30とを並列に
接続し、該インターフエロメター・ゲート回路2
2のゲート電流路の他端には、前記インターフエ
ロメター・ゲート回路24の制御電流路が挿入さ
れた超電導線路31を接続し、該超電導線路31
の他端は接地する。ここで前記負荷抵抗28の値
RLは前記インターフエロメター・ゲート回路2
2のサブ・ギヤツプ抵抗値Rsubよりも十分小さ
な値(Rsub≫RL)に選ぶ。また前記インターフ
エロメター・ゲート回路21,24には抵抗Rd
のダンピング抵抗32,33が設けられている。
さらに分周動作を起こす前の直流電流IDCの流れ
路を設定するために、パルス電流Ibの流れる超電
導線路34、前記インターフエロメター・ゲート
回路24の制御電流路を挿入する。また前記イン
ターフエロメター・ゲート回路25のゲート電流
路の一端には、直流電流ISを供給する超電導線路
35と、負荷抵抗36とを並列に接続し、該イン
ターフエロメター・ゲート回路25のゲート電流
路の他端は接地する。なお、前記負荷抵抗36の
抵抗値rは、前記インターフエロメター・ゲート
回路25がノン・ラツチング論理動作を行なうよ
うな値に選んでおく。
本実施例のジヨセフソン接合集積回路周波数分
周器の動作原理は以下の如くである。
超電導線路27を通つて、超電導線路23,2
6に2分されていた直流電流IDCは、分周動作を
始める前に、線路34にパルス電流Ibを流し、イ
ンターフエロメター・ゲート回路24を電圧状態
に遷移させることで、全て線路23を通つて流れ
るようになる。パルス電流Ibの切れた後は、超電
導線路23,26からなる超電導ループ内の磁束
の保存性から、直流電流IDCは線路23のみを流
れ続ける。次にパルス幅τをもつパルス電流Iin
が入力端子30から入つてくると、インターフエ
ロメター・ゲート回路の22の制御電流路が挿入
されている線路23を直流電流IDCが流れている
ため、前記インターフエロメター・ゲート回路2
2は電圧状態に遷移し、パルス電流Iinは、線路
29を通つて負荷抵抗28に流れ込む。すると前
記線路29に、制御電流路が挿入されているイン
ターフエロメター・ゲート回路21が電圧状態に
遷移し、線路23を流れていた直流電流IDCが全
て線路26を通つて流れるようになる。この直流
電流IDCの線路23から線路26への移送、ある
いは線路26から線路23への移送が完全に行な
われるようにダンピング抵抗32,33の値Rd
は最適値に設定されている。前記パルス電流Iin
が切れた後は電圧状態に遷移していた、前記イン
ターフエロメター・ゲート回路22はリセツトさ
れ零電圧状態に戻る。従つて、直流電流IDCの前
記線路23より前記線路26への移送後は超電導
ループ内の磁束の保存性から、直流電流IDCは今
度は線路26を流れ続ける。
次のパルス電流Iinが入力端子30より流れ込
んでくると、前記インターフエロメター・ゲート
回路22の制御電流路には直流電流IDCが流れて
いないため、インターフエロメター・ゲート回路
22は零電圧状態のままであり、パルス電流Iin
は線路31を流れる。
従つて、インターフエロメター・ゲート回路2
4は電圧状態に遷移し、線路26を流れていた直
流電流IDCは全て線路23に移送される。
以下、パルス電流Iinが入つてくる度ごとに同
様の動作が繰り返されるわけである。
一方、インターフエロメター・ゲート回路25
は、ノン・ラツチング論理動作を行なうため、そ
の制御電流路が挿入されている線路26に直流電
流IDCが流れているときは、該インターフエロメ
ター・ゲート回路25は電圧状態にあり、直流電
流ISは負荷抵抗36に流れる。前記線路26に直
流電流IDCが流れていないときは、該インターフ
エロメター・ゲート回路25は零電圧状態にあ
り、直流電流ISは該インターフエロメター・ゲー
ト回路25を通つて接地に流れる。従つて負荷抵
抗36に現われる電圧vputによつて1/2に分周さ
れた信号が取り出せるわけである。
以上の説明からわかるように、パルス電流Iin
が入ることにより前記線路23から前記線路26
への、あるいはその逆の直流電流IDCの移送が始
まり、それが完了するまでに前記パルス電流Iin
が切れていないと、再び直流電流IDCの移送が始
まり、もとの電流路に直流電流IDCが戻つてしま
う。この直流電流IDCの移送に要する時間τdは、
前記線路23,26からなる超電導ループのもつ
インダクタンスL、ジヨセフソン接合を構成する
超電導体のギヤツプ電圧Vgを用いて、 τdL・IDC/Vg と表わすことができる。従つて本発明のジヨセフ
ソン接合集積回路周波数分周器が正確に働くため
には、 τd>τ(パルス電流Iinのパルス幅) という条件が必要である。同時にこの分周器によ
り分周可能な上限周波数は、インターフエロメタ
ー・ゲート回路のスイツチング時間がτdに比べ
無視できる範囲内でτd-1で与えられる。前記超電
導ループの物理的大きさを変えることで、前記イ
ンダクタンスLを変化させ、τdの値を調整する
ことは可能であるから、本発明のジヨセフソン接
合集積回路周波数分周器により得られる分周可能
な上限周波数は、パルス電流Iinのパルス幅τに
よつて制限される。
現在までに、ジヨセフソン接合集積回路により
構成されるパルス・ジエネレータにより26psのパ
ルス幅をもつパルス電流が得られたとの報告があ
る。
従つて、本発明によれば原理的にはf1/26
×101240〔GHz〕近くまで分周可能なジヨセフ
ソン接合集積回路周波数分周器が実現できること
になる。
第3図は本発明の他の実施例であるジヨセフソ
ン接合集積回路周波数分周器を説明するための回
路図である。本実施例においては1/2に分周され
た信号の取り出しは負荷抵抗28に現われる電圧
vputによつて行なう。前述した如く、入力端子3
0より流れ込んでくるパルス電流Iinはインター
フエロメター・ゲート回路22、および線路31
を通つて接地に流れるのと、線路29、および負
荷抵抗28を通つて接地に流れることが交互に起
きる。従つて負荷抵抗28に現われる電圧vput
よつて1/2に分周された信号を取り出すことがで
きる。なお、本実施例においては第2図における
分周信号取り出し回路をなす、インターフエロメ
ター・ゲート回路25、負荷抵抗36、超電導線
路35は不要である。他は第2図の実施例と同じ
である。
第4図は第2図および第3図の実施例における
パルス電流Ib,Iin、vput,vput、前記超電導線路
23を流れる電流Ir、前記超電導線路26を流れ
る電流IL、超電導線路29を流れるパルス電流
Ioutの時間変化を示したものである。第2図およ
び第3図の実施例におけるインターフエロメタ
ー・ゲート回路は全て同一の制御特性を有するも
のとし、パルス電流Iin,Ib、直流電流IDC,IS
大きさは同一の値I1に選ぶ。図中のI2はゲート電
流I1の流れているインターフエロメター・ゲート
回路が電圧状態に遷移する制御電流の臨界値であ
る。
第5図は本発明の他の実施例であるジヨセフソ
ン接合集積回路周波数分周器の構成を示すための
回路図である。
図の破線41にて示す第3図実施例のジヨセフ
ソン接合集積回路周波数分周器の超電導線路29
には、インターフエロメター・ゲート回路42の
制御電流路が挿入され、該インターフエロメタ
ー・ゲート回路42のゲート電流路の一端には、
直流電流Iaの流れる超電導線路43と、抵抗44
が並列に接続され、ゲート電流路の他端は接地さ
れる。また前記抵抗44の他端は、破線45で示
される次の段のジヨセフソン接合集積回路周波数
分周器の入力端子に接続される。なお該抵抗44
の抵抗値Raおよび第2のジヨセフソン接合集積
回路周波数分周器の前記負荷抵抗28の値RL
適当に選び、前記インターフエロメター・ゲート
回路42が、ノン・ラツチング論理動作をするよ
うに設計する。前記破線41,45のジヨセフソ
ン接合集積回路周波数分周器の他の部分は第3図
の実施例と同じである。
ただし、本実施例においては、分周動作を始め
る前の直流電流IDCの流れ路を設定する、パルス
電流Ibの流れる線路35は設けていない。該線路
35を設けずとも、分周動作は可能である。
本実施例の動作原理は以下の如くである。第1
のジヨセフソン接合集積回路周波数分周器41の
前記超電導線路29には第3図の実施例に示した
如く1/2に分周されたパルス電流Iputが流れる。パ
ルス電流Iputが流れるとインターフエロメター・
ゲート回路42が電圧状態を遷移し、抵抗44を
介して第2のジヨセフソン接合集積回路周波数分
周器45の前記入力端子30に直流電流が流れ込
む。パルス電流Iputが流れていないときは、該イ
ンターフエロメター・ゲート回路42は零電圧状
態に戻り、前記入力端子30には直流電流が流れ
込まない。従つて第2のジヨセフソン接合集積回
路周波数分周器の入力端子には、第1のジヨセフ
ソン接合集積回路周波数分周器により1/2に分周
された信号と同じ周期の入力パルス電流が流れる
ことになり、該第2のジヨセフソン接合集積回路
周波数分周器の前記負荷抵抗28には1/4に分周
された信号の出力電圧vputが現われる。
以下同様の構成で第3図実施例のジヨセフソン
接合集積回路周波数分周器を接続していくことに
より基本周波数の1/2、1/4、…1/2n…に周波数
分周された信号を取り出すことができる。
なお、第2図、第3図、第5図の実施例におい
ては、ゲート回路としてインターフエロメター・
ゲート回路を用いたが、他のゲート回路、例えば
イン・ライン・ゲート回路を用いたり、あるいは
両者を組み合わせて用いてもよい。また実施例に
おいて用いたパルス電流Ibを流す線路34は、イ
ンターフエロメター・ゲート回路24のかわりに
インターフエロメター・ゲート回路21の制御電
流路として設けてもよいし、全く用いなくても、
直流電流IDC、パルス電流Iinの大きさを適当に選
ぶことにより、分周動作を可能にすることもでき
る。
また本実施例においては、第3図に示す如く、
該ジヨセフソン接合集積回路周波数分周器を構成
するインターフエロメター・ゲート回路の制御特
性が同一であることを仮定したが、同一特性でな
いインターフエロメター・ゲート回路を用いても
よい。
【図面の簡単な説明】
第1図a〜cは本発明に用いられるゲート回路
を説明した回路図である。第2図、第3図はそれ
ぞれ本発明の一実施例であるジヨセフソン接合集
積回路周波数分周器の回路図である。第4図は第
2図および第3図の実施例におけるジヨセフソン
接合集積回路周波数分周器内を流れる種々の電
流、電圧の時間変化を示す。第5図は本発明の他
の実施例であるジヨセフソン接合集積回路周波数
分周器の回路図である。 図において、11,14,15はジヨセフソン
接合、12,17,19,21はゲート電流路、
13,18,20は制御電流路、21,22,2
4,25,42はインターフエロメター・ゲート
回路、23,26,27,29,31,35,4
3は超電導線路、30は入力端子、28,36は
負荷抵抗、32,33はダンピング抵抗を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 単一のジヨセフソン接合よりなる回路、また
    は複数個のジヨセフソン接合と、これらを電気的
    に結合するインダクタンスとよりなるループ回路
    を流れるゲート電流の臨界値を、これと磁気的に
    結合する制御電流により制御するゲート回路より
    なる集積回路において、第1のゲート回路のゲー
    ト電流路および第2のゲート回路の制御電流路が
    挿入されている第1の超電導線路と、第3のゲー
    ト回路のゲート電流路および第4のゲート回路の
    制御電流路が挿入されている第2の超電導線路と
    を接続してループとなし、該ループの第1の接続
    点には、直流電流を供給する第3の超電導線路を
    接続し、第2の接続点は接地し、前記第2のゲー
    ト回路のゲート電流路の一端には、前記第1のゲ
    ート回路の制御電流路が挿入されている、抵抗で
    終端された第4の超電導線路と、分周されるべき
    交流電流が供給される入力端子とを並列に接続
    し、前記第2のゲート回路のゲート電流路の他端
    には、前記第3のゲート回路の制御電流路が挿入
    された第5の超電導線路を接続し、前記第4のゲ
    ート回路のゲート電流路の一端には直流電流を供
    給する第6の超電導線路と分周信号の出力端子と
    が並列に接続され、前記第4のゲート回路のゲー
    ト電流路の他端は接地されたことを特徴とするジ
    ヨセフソン接合集積回路周波数分周器。 2 単一のジヨセフソン接合よりなる回路、また
    は複数個のジヨセフソン接合と、これらを電気的
    に結合するインダクタンスとよりなるループ回路
    を流れるゲート電流の臨界値を、これと磁気的に
    結合する制御電流により制御するゲート回路より
    なる集積回路において、第1のゲート回路のゲー
    ト電流路および第2のゲート回路の制御電流路が
    挿入されている第1の超電導線路と、第3のゲー
    ト回路のゲート電流路が挿入されている第2の超
    電導線路とを接続してループとなし、該ループの
    第1の接続点には、直流電流を供給する第3の超
    電導線路を接続し、第2の接続点は接地し、前記
    第2のゲート回路のゲート電流路の一端には、前
    記第1のゲート回路の制御電流路が挿入されてい
    る、抵抗で終端された第4の超電導線路と、分周
    されるべき交流電流が供給される入力端子とを並
    列に接続し、前記第2のゲート回路のゲート電流
    路の他端には、前記第3のゲート回路の制御電流
    路が挿入された第5の超電導線路を接続し、前記
    抵抗と並列に分周信号の出力端子を接続したこと
    を特徴とするジヨセフソン接合集積回路周波数分
    周器。
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