JPH02301500A - 粘着テープ自動貼着装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は粘着テープ自動貼着装置に関し、特に封筒等の
開口部を封緘する粘着テープ自動貼着装置に関する。

［従来の技術］ 一般に郵便物等においては封筒に内容物を挿入した後、
封筒を封緘して発送するものであり、この場合、封筒の
フラップ部を裏面側に折り曲げ、このフラップ部に塗布
しｌζ接着剤によって封緘したり、あるいは片面粘着テ
ープ等によって封緘するようにしている。

［発明が解決しようとする課題］ ところで、会社等によっては膨大な量の郵便物を発送す
る場合があるが、封筒の封緘作業は手作業によって行わ
れるのが現状で事務処理の悪化を招くという問題があっ
た。

そこで本発明は、作業の省力化を図り、事務処理の能率
を高めることのできる粘着テープ自動貼着装置の提供を
目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、少なくとも片面に粘着面を有する粘着テープ
をテープ取付軸に回動可能に支持し、その粘着テープを
粘着テープ供給機構により搬送コンベア側に送り出すと
ともに、この粘着テープを前記搬送コンベアにより搬送
される被搬送物に貼着し、かつ、この粘着テープを検出
装置の信号によって作動するテープカッタで切断するも
のである。

［作　用］ テープ取付軸に支持される粘着テープがテープ供給装置
により送り出されて搬送コンベアへと供給されるととも
に、搬送コンベアで送られる被搬送物に粘着テープが押
し付けられ被搬送物の搬送に伴って粘着テープが貼着さ
れる。また、検出装置は被搬送物の移動に伴って、この
被搬送物の通過を検出する検出信号を発し、テープカッ
タは検出装置からの検出信号によって作動して粘着テー
プを切断し、被搬送物に粘着テープが自動的に貼着され
る。

［実施例コ 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して説明する
。

第１図乃至第６図は本発明の一実施例を示し、同図にお
いて、７は前面に載置台１Ａを有する箱状のケーシング
であり、ｔｆｉ２台１Ａの上方に位置してロール状の片
面粘着テープ２がテープホルダ３を介して前記ケーシン
グ１の前面側へと突出して設けたテープ取付軸４に回動
可能に支持されている。

前記載置台１Ａには被搬送物である封＠Ａを搬送する搬
送コンベア５が前記ケーシング７に枢支する一対のロー
ラ８．６１ｍ１に架は渡されて設けられ、この牽送コン
ベア５は搬送コンベア５の下部に設けた板ばね７によっ
て後述する押圧０−ラを常に押圧するようにしている。

また、ｆｒＪ＆！搬送コンベア５の両側上部には一対の
受台８が設けられ、この各受台８には複数の押えローラ
９が夫々ホルダ１０を介して回動可能に枢支され、かつ
、押えロー５９は各ホルダ１０と受台８との間に介装す
るスプリング１１によって常に前記搬送コンベア５に押
え付けられるように付勢されている。

１２は前記粘着テープ２を前記搬送コンベア５側へと供
給するテープ供給装置であり、このテープ供給Ｖ７を置
１２は前記各受台８間に設けた押圧ローラ１３と、この
押圧ローラ１３と当接して配置する送りロー５１４と、
この送りロー５１４へと粘着チー７２を案内する案内ロ
ーラ１５とから成り、前記押圧ローラ１３と送りロー５
１４の軸には夫々ギア１６．１６Ａが設けられ、この各
ギア１６．１６Ａが噛合結合されるとともに、前記押圧
ローラ１３のギア１６がケーシング１に回転可能に設け
た駆動ギア１７と吻合結合されている。そして、前記テ
ープ取付軸４に装着する粘着テープ２のロール体２Ａか
ら粘着テープを引き出して前記各ローラ１３．１４゜１
５に沿わせるとともに、前記駆動ギア１７を後述する駆
動モータにより回転駆動することによって＠配合ギア１
６．１６Ａを介して押圧ローラ１３と送りローラ１４を
回転させ、粘着テープ２を搬送コンベア５へと供給して
いる。

この場合、前記粘着テープ２はその粘着面が送りロー５
１４に、非粘着面が押圧ローラ１３の周面に沿って案内
され、前記送りローラ１４の周面には粘着テープ２が送
りローラ１４がら剥離しやすいように多数の溝１８が刻
設されるとともに、前記押圧ローラ１３の周面には複数
の吸込口１９が設けられ、ケーシング１内部に設けたコ
ンプレッサ２０によって前記吸込口１９がら空気を吸引
することによって押圧ローラ１３の周面に粘着チー１２
を密着させて粘着テープ２を安定的に搬送コンベア５へ
と供給するように構成されている。

また、前記各ローラ１３．１４．１５及び前記テープ取
付軸４は平板状の取付板２１に取付は固定され、この取
付板２１の一端が前記ケーシング１に回動可能に枢支さ
れるとともに、取付板２１の上部と前記ケーシング１と
がスブリング２２を介して連結され、取付板２１の下方
に設けた押圧ローラ１３が取付板２１全体の自重によっ
て前記スプリング２２の付勢力に抗して前記搬送コンベ
ア５とが当接している。このように、取付板２１がスプ
リング２２を介してケーシング１に回動可能に支持され
、かつ、搬送コンベア５は前述した板ばね７によって押
圧ローラ１３を押圧するように構成することにより、搬
送コンベア５によって送られる封１１ＷＡがその内部に
挿入する内容物の量によって厚みが変化したとして前記
板ばね７及びスプリング２２によって封筒Ａの厚みの変
化に良好に追従できるものである。

２３はケーシング１内の底部に設けた駆動モータであり
、この駆動モータ２３と前記搬送コンベア５の一方のロ
ーラ６とがケーシング１に回動可能に設けたアイドルギ
ア２４を中継して２本のベルト２５．２５Ａを介して連
結され、さらに前記駆動モータ２３とケーシング１内に
設置するクラッチユニット２６とがベルト２７を介して
連結されるとともに、クラッチユニット２６と前記押圧
ローラ１３のギア１６と噛合結合する駆動ギア１７とが
アイドルギア２８を中継して２本のベルト２９．３０を
介して連結されている。したがって、駆動モータ２３の
回転駆動により、ベルト２５．２５Ａとアイドルギア２
４及びローラ６を介して搬送コンベア５を駆動するとと
もに、ベルト２７を介してクラッチユニット２６へと伝
達し、このクラッチユニット２６が掛合状態時において
、このクラッチユニット２６を中継してベルト２９．３
０とアイドルギア２８を介して駆動ギア１１を駆動し、
この駆動ギア１７の駆動を各ギア１６．１６Ａを介して
ギア１６゜１６△に同軸に設けた押圧ローラ１３と送り
ローラ１４とに伝達することによって粘着テープ２が供
給される。

３１は前記搬送コンベア５によって搬送される封筒Ａの
通過を検出する検出装置であり、この検出装置３１は封
筒Ａの幅先端側を検出するセンサ３２及び幅後端側を夫
々検出するセンサ３２Ａ、３２Ｂから成り、これらの各
センサ３２゜３２Ａ、３２Ｂは光の透過、不透過を感知
して検出信号を発する光センサ等から構成され、前記搬
送コンベア５に併設して前記載置台１Ａに穿設する開口
溝部３３に臨ませて配置されている。

３４はテープカッタであり、前記押圧ローラ１３に近接
してケーシング１の前面に回転可能に設けられ、その周
面に４枚の歯部３５が等間隔に突出して設けられている
とともに、その軸部３６には図示しない電磁クラッチを
介してギア３７が設けられ、このギア３７と前記ギア１
６と噛合結合され、前記電磁クラッチの掛合状態におい
てギア３７とテープカッタ３４とが同体的に回転してテ
ープカッタ３４の歯部３５が押圧ローラ１３の周面に押
し付けられて粘着チー７２を切断する。

尚、図中３８はｉｆｆ台１Ａに設けたガイド板であり、
このガイド板３８に封筒Ａ＠沿わせて封筒Ａを送り出す
ことによって封筒Ａを搬送コンベア５へと安定的に送り
出すことができるものである。

以上の構成において本発明の動作について説明する。

ケーシング１の前面に設けた主スィッチ３９並びにスタ
ートスイッチ４０を投入することにより駆動モータ２３
が起動し、ベルト２５．　、２５△とアイドルギア２４
を介して搬送コンベア５が駆動される。この場合、封筒
△が搬送コンベア５によって送り込まれないときは、検
出装置３１が作動しないため、駆動モータ２３とベルト
２７を介して連結するクラッチユニット２６が解除状態
となり、このクラッチユニット２６を介して駆動ギア１
７が回転駆動されることはなく、テープ供給装置１２及
びテープカッタ３４はいずれも駆動されない。

そして、封筒△をガイド板３８に沿わせて搬送コンベア
５側に送り出すと、封筒△が搬送コンベア５と押えロー
ラ９との間に挟持されて搬送される。この際、封筒Ａに
よって載置台１Ａに設けた溝部３３がｒＪｌｇされ、こ
の封筒Ａの搬送途中で先ずセンサ３２Ａを、次いでセン
サ３２３の上方を順次覆って遮光し、さらに封筒Ａが搬
送され、この封筒Ａの先端が押圧ローラ１３と搬送コン
ベア５との間に送られると略同時に搬送方向の最先端に
設けたセンサ３２が、封筒Ａの先端側で上方を覆われて
遮光され、このセンサ３２から検出信号が発せられ、こ
の信号によって前記クラッチユニット２６が掛合状態と
なり駆動モータ２３の駆動力がクラッチユニット２Ｇを
介して駆動ギア１７へ伝達され、これにより押圧ローラ
１３並びに送りローラ１４が回転し、粘着テープ２の供
給が開始する。この結果、押圧ローラ１３と搬送コンベ
ア５との間で挟持される封筒Ａは、その開口部Ｂに粘着
テープ２を貼着しながら搬送される。

また、テープカッタ３４の電磁クラッチ（図示しないン
は解除状態であり、テープカッタ３４は作動せずに待機
状態となっている。

そして、封筒Ａが搬送され、封筒Ａの後端側が最初に遮
光した前記センサ３２Ａから離れ、このセンサ３２Ａの
上方が再び開口されると、このセンサ３２Ａから検出信
号が発せられ、前記電磁クラッチ（図示しない）が掛合
状態となり、テープカッタ３４が１／４回転間歇的に回
転して粘着テープ２を切断する。

この場合、テープ切断箇所と押圧ローラ１３によるテー
プ圧着箇所との間の粘着テープ２の切断片はフンプレッ
サ２０によって押圧ローラ１３の周面に沿って保持され
、この切断片部分が封筒への搬送に伴って封筒Ａに貼着
される。そして、封筒△がさらに搬送され、この封筒Ａ
の後端側が前記センサ３２Ａと同様、２番目のセンサ３
２１３から離れて再び開口されると、このセンナ３’２
３からの検出信号によって前記クラッチユニット２６が
再び解除状態となりテープ供給装ｆｉ１２が停止し、か
つ、封筒Ａの開口部Ｂが粘着テープ２によって完全に封
緘される。

以上のように、本発明によれば、封筒Δの間口部Ｂを自
助的に封緘でき、大分の封筒Ａを省力的、かつ、短時間
で処理することができ事務ｔｌＩＥ！ｌｌの効率化を図
ることができる。

尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本
発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能であり、例
えばテープ供給装置や搬送コンベア等の駆動手段はモー
タに限らず適宜選定すればよく、また、封筒を封緘する
ものを示したが、例えば片面側に剥離紙を備えた両面テ
ープを用い、この両面テープを・例えばポスター等に貼
着した後、このポスターを貼る際、両面テープの剥離紙
を剥して使用する等、広く利用することができるもので
ある。

［発明の効果〕 本発明は、少なくとも片面に粘着面を有するロール状の
粘着テープと、この粘着テープを回動可能に支持するテ
ープ取付軸と、被搬送物を搬送する搬送コンベアへと、
前記テープ取付軸側から前記搬送コンベア側へと１力記
゛粘着テープを供給するとともに前記被搬送物に粘着テ
ープを貼着するテープ供給装置と、前記被般送物の搬送
路の途中位置に配設され、被搬送物の通過を検出して検
出信号を発する検出装置と、前記検出信号によって作動
して前記粘着テープを切断するテープカッタとを具備し
たことにより作業の省力化を図り、事務処理の能率を高
めることのできる粘着テープ自動貼着装置を提供するこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第６図は本発明の一実施例を示し、第１図は
透視斜視図、第２図は一部切欠正面図、第３図は第２図
のＡ−Ａ線断面図、第４図は一部切欠正面図、第５図は
一部切欠平面図、第６図（Ａ）〜（Ｃ）はｙｈ作状態を
示す概略説明図である。 ２・・・テープ ４・・・テープ取付軸 ５・・・搬送コンベア １２・・・テープ供給装置 ３１・・・検出装置 ３４・・・テープカッタ Ａ・・・封筒 特　　許　　出　　願　　人　　　　　古　　　１）　
　　久　　　　二同　　　　　　　株式会社古田印刷所 同　　　　　　　株式会社　圏　　車 代　　理　　人　　弁理士　　　　　牛　　　　　木　
　　　　　　護第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　少なくとも片面に粘着面を有するロール状の粘着テー
   プと、この粘着テープを回動可能に支持するテープ取付
   軸と、被搬送物を搬送する搬送コンベアへと、前記テー
   プ取付軸側から前記搬送コンベア側へと前記粘着テープ
   を供給するとともに前記被搬送物に粘着テープを貼着す
   るテープ供給装置と、前記被搬送物の搬送路の途中位置
   に配設され、被搬送物の通過を検出して検出信号を発す
   る検出装置と、前記検出信号によつて作動して前記粘着
   テープを切断するテープカッタとを具備したことを特徴
   とする粘着テープ自動貼着装置。