JPH02300319A - 窒化アルミニウム繊維の製造方法 - Google Patents

窒化アルミニウム繊維の製造方法

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JPH02300319A
JPH02300319A JP12119289A JP12119289A JPH02300319A JP H02300319 A JPH02300319 A JP H02300319A JP 12119289 A JP12119289 A JP 12119289A JP 12119289 A JP12119289 A JP 12119289A JP H02300319 A JPH02300319 A JP H02300319A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (1)発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は、窒化アルミニウム繊維の製造方法に関し、特
に、アンモニアおよび炭化水素ガスの混合ガス雰囲気下
でアルミナ繊維を加熱してなる窒化アルミニウムu1!
41の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の窒化アルミニウム繊維の製造方法として
は5昇華再結晶法あるいは金属アルミニウムの直接窒化
法によって窒化アルミニウム繊維としての窒化アルミニ
ウムウィスカを生成せしめるものが提案されていた。
〔解決すべき問題点] しかしながら、従来の窒化アルミニウム繊維の製造方法
では、窒化アルミニウム繊維として窒化アルミニウムウ
ィスカを生成するに過ぎなかったので、(it窒化アル
ミニウム繊維の径が通常1um以下の小さな値に止まる
欠点があり、また(fit窒化アルミニウム繊維の収率
が低い欠点があり、更にはfiii)窒化アルミニウム
繊維間に多数の窒化アルミニウム粒子が混在する欠点が
あった。
そこで、本発明は、これらの欠点を除去すべく、アンモ
ニアおよび炭化水素ガスの混合ガス雰囲気中でアルミナ
繊維を加熱することにより窒化アルミニウム繊維を製造
し、窒化アルミニウム繊維の径を増大せしめかつその収
率を改善せしめ更には窒化アルミニウム粒子の混在量を
抑制してなる窒化アルミニウム繊維の製造方法を提供せ
んとするものである。
(2)発明の構成 [問題点の解決手段] 本発明により提供される問題点の解決手段は。
「炭化水素ガスをメタンで換算したときのアンモニアガ
スと炭化水素ガスとの体fl[合圧が0.5以上とされ
てなる混合ガス雰囲気下で、90重量%以上のAlto
sと10重量%未満のSiO2とを含むアルミナ繊維を
、1300℃以上でかつ1700℃以下の温度に加熱し
てなる窒化アルミニウム繊維の製造方法」 である。
[作用) 本発明にかかる窒化アルミニウム繊維の製造方法は、炭
化水素ガスをメタンで換算したときのアンモニアガスと
炭化水素ガスとの体積混合比が0.5以上とされ°Cな
る混合ガス雰囲気下で、9Offi量%以上のAlto
sと10重量%未満の5iOzとを含むアルミナ繊維を
、1300℃以上でかつ1700℃以下の28度に加熱
してなるので、 [i1窒化アルミニウム繊維の径をlum以上の値とす
る作用 をなし、また (iil窒化アルミニウム繊維の収率を改善せしめる作
用 をなし、加えて (iiil窒化ア・ルミニウム繊維間に混在する窒化ア
ルミニウム粒子の量を抑制する作 用 をなす。
[実施例1 次に1本発明にかかる窒化アルミニウムuIH1の製造
方法について、好ましい実施例を挙げ、具体的に説明す
る。しかしながら、以下に説明する実施例は、本発明の
理解を容易化ないし促進化するために記載されるもので
あって、本発明を限定するために記載されるものではな
い、換言すれば、以下に説明される実施例において開示
される各要素は1本発明の精神ならびに技術的範囲に属
する全ての設計変更ならびに均等物置換を含むものであ
る。
第1図(atは、本発明にかかる窒化アルミニウムMI
mの製造方法の一実施例を説明するためのX線回折パタ
ーン図であって、出発原料としてのアルミナ繊維のX線
回折パターンを示している。
第1図(blは、本発明にかかる窒化アルミニウム繊維
の製造方法の一実施例を説明するための伯のX線回折パ
ターン図であって、実施例として結果物たる窒化アルミ
ニウム繊維のxls回折パターンを示している。
第111!lrc+は、本発明にかかる窒化アルミニウ
ム繊維の製造方法の一実施例を説明するための別のX線
回折パターン図であって、比較例として結果物たる窒化
アルミニウム繊維のX線回折パターンを示している。
第2図(alは、本発明にかかる窒化アルミニウム繊維
の製造方法の一実施例を説明するための走査型電子顕微
鏡写真図であって、出発原料としてのアルミナ繊維の繊
維形態を示している。
第2図(blは、本発明にかかる窒化アルミニウム繊維
の製造方法の一実施例を説明するための走査型電子顕微
鏡写真図であって、実施例として結果物たる窒化゛アル
ミニウム繊維の繊維形態を示している。
まず、本発明にかかる窒化アルミニウム繊維の製造方法
の一実施例について、その構成および作用を詳細に説明
する。
本発明にかかる窒化アルミニウム繊維の製造方法は、炭
化水素ガスをメタンで換算したときのアンモニアガスと
炭化水素ガスとの体積混合比が015以上とされてなる
混合ガス雰囲気下で、90重量%以上の41□0.とI
[l]i11%未満のSingとを含むアルミナ繊維を
固体原料として1300℃以上でかつ1700℃以下の
温度に加熱する。このとき、炭化水素ガスをメタンで換
算したときのアンモニアガスと炭化水素ガスとの体積混
合比とは、炭化水素ガスをメタンで換算したときの体積
混合量でアンモニアガスの体積混合量を除した値をいう
ここで、アルミナ繊維が10重量%未満の5iOaを含
む根拠は、5iOaがアンモニアとの反応により気相を
経由してSi、N4を生成する関係上、SiO□の存在
していた部分が窒化アルミニウム繊維中に気孔として残
留するので、その気孔の残留量を十分に抑制し、結果物
たる窒化アルミニウム繊維の強度が劣化することを回避
することにある。
アンモニアガスおよび炭化水素ガスの混合ガス雰囲気と
されている根拠は、主として、(il アンモニアガス
によりアルミナ繊維を還元窒化して窒化アルミニウム繊
維を生成し、かつ(fil炭化水素ガスにより窒化アル
ミニウム繊維の生成に際して副生する水蒸気を速やかに
除去し、結果的に[1ii)窒化アルミニウム繊維の生
成反応を促進することにある。
アンモニアガスおよび炭化水素ガスの混合ガス雰囲気に
おけるアンモニアガスおよび炭化水素ガスの体積混合比
が炭化水素ガスをメタンで換算したときに0.5以上と
されている根拠は、体積混合比が0.5未満であれば、
アンモニアガスの分圧が低くなり過ぎて反応の進行が著
しく遅くなることにある。アンモニアガスおよび炭化水
素ガスの混合ガス雰囲気におけるアンモニアガスおよび
炭化水素ガスの体積混合比は、窒化水素ガスをメタンで
換算した場合、200を超えても反応促進の効果が得ら
れないので、200以下であることが好ましい。
加熱温度が1300℃以上でかつ1700℃以下とされ
た根拠は、fil 1300℃未満では実質的に反応が
進行せず、また(iil1700℃を超えると、アンモ
ニアの熱分解が著しくなり、その還元窒化力が低下して
しまうことにある。
更に、本発明にかかる窒化アルミニウム繊維の製造方法
の一実施例について、その理解を深めるために具体的な
数値を挙げて説明する。
ユ!皇盟り 約1gのアルミナ繊維(第1表、第1図fatおよび第
2図[al 参照)が、アルミナボートに収容された状
態で、50mmの内径をもつ熱処理炉(ここでは炉芯管
)に挿入され、5時間にわたり保持された。
熱処理炉には、39.7分の割合でNHsが導入されか
つ150m1/分の割合でCs H、が導入されており
、内部空間内の雰囲気がアンモニアと炭化水素ガスとの
混合ガス雰囲気とされていた。また熱処理炉の内部空間
は、1550℃の温度に維持されていた。
以上の操作により本発明にかかる窒化アルミナ繊維が生
成せしめられたが、その酸素含有量を測定したところ、
 1.1重量%であった。また、そのXIII!回折パ
ターンを求めたところ、窒化アルミニウム結晶に対応す
る位置のみにピークが認められた(第1図fbl参照)
更に、出発原料たるアルミナ繊維の形状と結果物たる窒
化アルミニウム繊維の形状とを、走査型電子顕微鏡写真
によって観察したところ、その間にはほとんど変化が認
められなかった(第2図fat (bl参照)。
1−上一五 熱処理炉における保持時間を3時間としたことを除き、
実施例が反復された。
結果物たる窒化アルミナ繊維の酸素含有量は、実施例と
同様にしてを測定したところ、9.9重量%であった。
またそのX線回折パターンを求めたところ、窒化アルミ
ニウム結晶およびα−A1.0゜結晶に対応する位置に
ピークが認められた(第1図(cl参照)。
実施例および比較例を参照すれば明らかなように、本発
明によれば、アンモニアおよび炭化水素ガスの混合ガス
雰囲気下でアルミナ繊維を加熱してなるので、出発原料
たるアルミナ繊維をその形状を保ちつつアンモニアによ
って還元窒化でき、ひいては従来例に比べ径が大きく粒
子の混在量が削減された窒化アルミニウム繊維を高収率
で製造することができる。
(3)発明の効果 上述より明らかなように、本発明にかかる窒化アルミニ
ウム繊維の製造方法は、 fit窒化アルミニウム繊維の径をlam以上の値とで
きる効果 を有し、また (11)窒化アルミニウム繊維の収率を改善できる効果 を有し、加えて fiiil窒化アルミニウム繊維間に混在する窒化アル
ミニウム粒子の量を抑制で きる効果 を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図(alは本発明にかかる窒化アルミニウム繊維の
製造方法の一実施例を説明するためのX線回折パターン
図、第1図fblは本発明にかかる窒化アルミニウム繊
維の製造方法の一実施例を説明するための他のX線回折
パターン図、第1図(clは本発明にかかる窒化アルミ
ニウム繊維の製造方法の一実施例を説明する°ための別
のX線回折パターン図、第2図fatは本発明にかかる
窒化アルミニウム繊維の製造方法の一実施例において使
用された出発原料の繊維形態を説明するための走査型電
子顕微鏡写真図、第2図fblは本発明にかかる窒化ア
ルミニウム繊維の製造方法の一実施例において生成され
た結果物の繊維形態を説明するための走査型電子顕微鏡
写真図である。 特許出願人  東芝セラミックス株式会社代理人   
 弁理士 工 藤    隆 夫第2図 (a) 100μ 第2図 (b) 100μ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 炭化水素ガスをメタンで換算したときのアンモニアガス
    と炭化水素ガスとの体積混合比が0.5以上とされてな
    る混合ガス雰囲気下で、90重量%以上のAl_2O_
    3と10重量%未満のSiO_2とを含むアルミナ繊維
    を、1300℃以上でかつ1700℃以下の温度に加熱
    してなる窒化アルミニウム繊維の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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