JPH02300096A - 自動ウインチ装置 - Google Patents

自動ウインチ装置

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JPH02300096A
JPH02300096A JP3566989A JP3566989A JPH02300096A JP H02300096 A JPH02300096 A JP H02300096A JP 3566989 A JP3566989 A JP 3566989A JP 3566989 A JP3566989 A JP 3566989A JP H02300096 A JPH02300096 A JP H02300096A
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千秋 戸松
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伊沢 堅志
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亮 鈴木
Susumu Hirano
進 平野
Kazuhiko Endo
和彦 遠藤
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動ウィンチ装置に関し、主として海洋観測
に最適な自動ウィンチ装置に関する。
(従来の技術) 海洋の水深は数千メートルに達するところもあり、この
様な場所で海中に側基を下して観測するためには云うま
でもなく水深以上の長さを有するワイヤ並びにワイヤを
巻き付ける巻取ドラムを備えたウィンチが要る。
従来のウィンチによって側蓋な海中に下ろす場合は、ダ
ビット滑車を通したワイヤの先端に側蓋を取り付け、ゆ
っくりと側蓋な船の外に出して静かに水面まで下ろし、
その後、ワイヤを所要の速度て繰り出し、ダビット滑車
の指示値を監視しながらそのまま下ろし続け、ワイヤか
所定の長さになったときに停止させている。上記ダビッ
ト滑車は、船尾又は舷側に取り付けられた滑車で、ワイ
ヤの繰り出し、巻き上げとともに回転し、その回転量を
指示できる構成とされたものである。
これら一連の作業はダビット滑車の指示値を監視し所定
のワイヤ長に達するまで行われる。しかしながら、t&
り出すワイヤ長が長い場合は前記作業も長時間になり、
ややもするとその間に作業員の注意が散漫となって必要
以上にワイヤを繰り出し、このため先端に取り付けた高
価な測器にダメージを与えたり、場合によっては紛失し
たりすることもあった。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の課題は、上記した問題を解消し安全に側蓋を海
中に下ろし、かつ、引き上げることができる自動ウィン
チ装置を提供することである。
(課題を解消するための手段) 本発明装置をクレーム対応図に基づいて説明する。
本発明は、ワイヤWを巻き付ける巻取ドラム1にワイヤ
さばきを行うガイド滑車2か設けられガイド滑車2の回
転を検出するロータリエンコータ3をガイド滑車2に設
け、前記ロータリエンコーダ3の出力を入力としワイヤ
の巻き取り及び繰り出し速度として出力する演算回路4
と、同様にロータリエンコーダ3の出力を入力とし、そ
れを加算及び減算してその値を出力する加算減算回路5
とを設けてその出力を制御回路6へ入力させている。
一方、この制御回路6へはワイヤWの繰り出し長さを設
定する長さ設定釦7、繰り出し及び巻き上げ速度を設定
する速度設定釦8とからの設定値をも入力させ、上記双
方の回路の出力とを比較し設定値に近づくように制御す
る。
ワイヤWを巻き付ける巻取ドラムlは回転手段9て回転
し、コントロールレバー10の操作で回転手段9の回転
方向及び回転速度を調整することができるようになって
いる。
本発明は前記コントロールレバー10に連結され、この
コントロールレバーlOを入力信号に応じて操作する揺
動手段11を設け、前記制御回路6でこの揺動手段ll
を動作させるようにしたものである。
前記制御回路6は、前記演算回路4と加算減算回路5の
出力及び速度設定釦8と長さ設定釦7とて入力させられ
た速度データと長さデータを入力とし、速度データ値と
演算回路4の出力とが一致するように前記コントロール
レバーlOを移動させるとともに、前記加算減算回路5
の値が長さデータと一致したときに回転手段9を停止さ
せる位置へコントロールレバーlOを移動させるように
揺動手段11を制御することを特徴とするものである。
なお、ワイヤの繰り出し及び巻き取りの起動時並びに停
止時には動作開始、終了に伴って発生するショックを緩
和するため、起動させる場合には徐々に加速し、又、停
止させる場合も徐々に減速して停止させるようにする。
(作用) ワイヤWはダビット滑車12に誘導され先端に側蓋Xか
取り付けられる。側蓋XはコントロールレバーlOの手
動操作でゆっくりと海面Yに達するまで下ろされる。し
かる後、コントロールレバー10を揺動手段11に連結
する。又、同時に長さ設定釦7て繰出ワイヤ長を設定し
、かつ、速度設定釦8で繰り出し速度を設定すると、こ
れらのデータか制御回路6へ送られる。図示しないスタ
ート釦を押して動作開始させる。最初は微速繰り出しを
行なう。ロータリエンコーダ3からの出力を演算回路4
て演算して制御回路6へ入力させる。微速繰り出しの場
合は速度か遅く、速度設定釦8ての設定データ以下であ
る。し、たがって制御回路6は揺動手段11へ速度を早
める信号を出力し、揺動手段11を回転手段(油圧モー
タ)9がより速く回転する方向へ動作させる。それとと
もに回転手段(油圧モータ)9の回転速度、すなわち、
巻取ドラム1の回転速度が速くなり、ワイヤWの繰り出
し速度か速くなる。
ワイヤの速度が設定した速度データに達すると制御回路
6は揺動手段IIをその位置に保ち、ワイヤを一定速度
で繰り出すようにする。又、ロータリエンコーダ3の出
力は加算減算回路5へも入力され、海面からの繰り出し
長さを積算する。その値が制御回路6へ入力され、設定
釦7で設定された長さデータと比較される。そして加算
減算回路5の出力値か設定したデータと一致したときに
回転手段(油圧モータ)9が停止する位置にコントロー
ルレバーlOを揺動手段11で移動させる。すなわち、
ワイヤの繰り出しを停止させる。慣性によって速く動い
ている物を急に、しかも正確に停止させることは困難な
ので、停止位置より一定距離前から減速させるようにす
ることが望ましい。
制器Xか所定深度に達すれば、この位置で制器による観
測を行なう。
ワイヤの巻き上げに際しては、繰り出し時と同様巻き上
げ長さを長さ設定釦7で設定し1巻き上げ速度を速度設
定釦8て設定して、図示しない巻き上げスタート類を押
して動作させる。繰り出しの場合と同様に一定の速度で
巻き上げ、設定長さて停止させる。その後は揺動手段1
1をコントロールレバーlOから外し、手動でコントロ
ールレバー10を操作して制器等を水面まで引き上げる
(実施例) 第2図が自動ウィンチ13の実施例の側面図で、第3図
がその正面図である。巻取ドラム1か回転手段としての
油圧モータ9に連結され、ワイヤWはワイヤさばきを行
うガイド滑車2及び縦ローラ14を通してダビット滑車
12へと導かれている。コントロールレバー10は第2
図に示すように中間点が停止位置で、上側に揺動させて
繰り出し、下側に揺動させて巻き上げる方向に油圧モー
タ9を動作せるように構成されている。このコントロー
ルレバー10の中間点(停止位置)から離れれば離れる
ほどいずれも油圧モータ9の回転速度が速くなる。但し
、これらは本願発明特有のものではなく、従来一般的に
用いられていたものである。
前記コントロールレバー10は第4図にも示すように揺
動中心となる枢軸10aと一体に設けたレバー杆10b
を有しており、このレバー杆10bの揺動で枢軸10a
を回転させて油圧モータ9の回転を制御している。本実
施例は上記枢軸10aと向い合って同軸的に回転する回
転軸15に、これの回転によって揺動する杆体16か取
り付けられた揺動シリンダ17を有している。又、この
揺動シリンダ17の杆体16の先端にはピンなどで回動
可能に取り付けられた二叉状のフック18が設けられて
いる。
第3図及び第4図に示すように、このフック18は必要
に応じて杆体16をコントロールレバー10のレバー杆
10bに連結するためのもので、図示のように係合して
コントロールレバー10と揺動シリンダ17とを連結し
、又はコントロールレバー10から外してコントロール
レバーlOを独立して操作できる構成としている。
なお、ウィンチ13において、19は油タンク、20は
油圧ポンプ、21は前記油圧ポンプ20な駆動する電動
モータを示し、油圧ポンプ20は前記油圧モータ9を動
作させる。
このウィンチ13の制御ボックス30は第5図に示す操
作用の釦及び表示部を有している。釦31.32は動作
モード選択釦であり、31が手動操作選択用、32が自
動操作選択用である。33は繰り出しスタート類、34
は巻き上げスタート類、35は緊急停止用釦である。
3δがワイヤ長さの設定表示部であり、長さ設定釦を構
成する釦37〜40の4個の釦で入力された数字が表示
されるようになっている。長さ設定釦の37は子桁の数
字、38は百桁の数字、39は子桁の数字、40は一桁
の数字を入力させるためのものである。釦41はこの入
力させた数字をリセットするための釦である。
42がワイヤ速度の設定kl (速度データ)を表示す
る表示部であり、それを設定するための釦が43、44
である。この数字は秒速のメートル単位で、釦43が一
桁、釦44が小数点−桁の数字を入力する。ためのもの
である。釦4・5は入力させた数字をリセットさせるた
めのものである。
表示部46はロータリエンコーダ3て積算又は減算され
たワイヤ長さを表示するもので、もう一方の表示部47
は同様にロータリエンコーダ3からの出力を速度に換算
した値を表示するものである。
また、48はこれらの表示をリセットするためのもので
ある。
本実施例の電気的回路は、第4図に示すようにCPU5
0を用いて各種入力から揺動シリンダ17を動作させる
ように制御している。揺動シリンダ17の回転軸15に
はポテンショメータ51が接続され、角度データをA/
D変換回路52でデジタルに変換して入力している。演
算回路4及び加算減算回路5は前述したそれぞれのもの
と同一のものである。揺動シリンダ17はソレノイドバ
ルブ53〜55によって動作させられる。ソレノイドバ
ルブ53〜55はそれぞれに接続されたソレノイドドラ
イバ56〜58で駆動される。ソレノイドバルブ54の
動作で揺動シリンダ17をその杆体16がコントロール
レバー10を停止位置に保持し、ソレノイドバルブ53
は繰り出し方向に移動させるように揺動シリンダ17を
動作させ、ソレノイドバルブ55は逆に巻き上げ方向に
揺動させる。
上記実施例の動作を第6図〜第10図のフローチャート
により以下説明する。
電源をオンとすると、表示器のチェックをし、ROM、
RAMのメモリをチェックする。これらにエラーがあれ
ばそれを表示器に表示してプログラムを停止させ、停止
サブルーチンを行なう。
停止サブルーチンは第7図の通りであり、ソレノイドハ
ルツ54をオンとして、揺動シリンダ17の杆体I6を
コントロールレバー10の停止位置に戻し、ブザーを一
定時間鳴らして止め、ソレノイドバルブ54をオフとし
てそのときポテンショメータ51の位置を読み込んで記
憶する。
次に、タイマー割り込みを0.5秒に設定し、8釦その
他による入力を待つ。入力がない場合そのままである。
以下、自動運転を行なう場合について説明するか、この
場合でも自動運転を行なわせる前に釦31を押して手動
運転とする。そのときはフック18は外す。フック18
を外せばコントロールレバー10は自由に操作すること
ができる。コントロールレバー10を繰り出しにしてワ
イヤWを巻取ドラムlから引き出し、ガイド滑車2.縦
ローラ14を通しダビット滑車12に導く。このダビッ
ト滑車12を通したワイヤWの先端に側蓋Xを取り付け
た後、側蓋Xを海面Y水面まて下ろし停止させる。
釦41.45.48を押して各表示部の表示をリセット
する。
次にコントロールレバーlOにフック18を掛け、釦3
2を押して自動モートに設定する。
第10図のフローチャートでは手動モードでの動作も記
載されているが、これは本回路を用いて手動操作で動作
させること、いわゆるマニアル操作を意味するものでフ
ック18を外してコントロールレバーlOを自由に操作
する手動操作を意味するものではない、すなわち、この
マニアル操作ではワイヤを繰り出すときには釦33を押
すことによって揺動シリンダ17を動作させ、その後そ
れを一回押すごとに速度を速くし、釦34を押すことに
よって減速てきるようにしである。
本実施例は自動運転、手動運転のほかにこのようなマニ
アル運転も可能となっている。
自動運転の場合、釦32を押す前に又は後に長さ設定釦
37〜40て長さデータを設定し、かつ、釦43.44
で速度データを設定し1次いでこれらのデータをチェッ
クし表示する。
しかる後、釦33を押して動作開始させ、揺動シリンダ
起動サブルーチンがコールされる。
このサブルーチンは第8図のように、まず揺動シリンダ
の初期動作時間を計測し、ソレノイドバルブ53をオン
とさせ、ポテンショメータ51のデータを読み込む、そ
のデータが事前に設定しである角度を越えたときに初期
動作時間の計測を終了し、ソレノイドバルブ53をオフ
としてその時間を記憶させる。このソレノイドバルブ5
3に応じて揺動シリンダ17か動作し、コントロールレ
バー10をその角度移動させて微速運転する。
ワイヤ繰り出しとともにロータリエンコーダ3からの出
力か長さ及び速度として入力され、表示部46.47に
表示される。
次に長さデータと等しいか否かが判定され、さらにその
前の減速長さか否かも判断されこれらがいずれも「NO
」の場合、揺動シリンタ起動後2秒以内か否かが判断さ
れる(第9図)。これがrYESJの場合、設定された
速度データと起動後2秒間の加速アルゴリズムに従って
ソレノイドバルブ54の通電時間を計算し、その時間た
け通電してソレノイドバルブ54を動作させ、揺動シリ
ンダ17を移動させる。
2秒後の場合、入力されている速度データになるように
ソレノイドドライバ56を動作させ、ソレノイドバルブ
53を介して揺動シリンダ17を動作させて一定の速度
とする。
一定速度で繰り出し中、減速長さに達したか否かを判断
し、rYESJの場合速度データと停止5秒間の減速ア
ルゴリズムに従って、停止させるためのソレノイドバル
ブ54の通電時間を計算する。
上記計算時間だけ通電し、揺動シリンダ17を停止位置
にする。減速長さを通過したときから5秒以上かどうか
を判断し1以上の場合は停止サブルーチンをコールする
。同時に設定長さデータに達したか否かを判断し、これ
がrYEsJの場合も停止サブルーチンをコールして停
止する。
flu ;allが終了してワイヤを巻き上げる場合も
同様にして動作させ、自動的に側基が水面に達するまで
巻き上げる。その後は手動に切り換えて巻き上げる。
(発明の効果) 以上のように、本発明の自動ウィンチは、ワイヤの繰り
出し速度、繰り出し長さを予じめ設定てき、ワイヤの繰
り出し及び巻き上げを設定値に基づいて自動的に行うも
のであるから、海況ないしは[0目的に合ったウィンチ
操作が可能となるばかりでなく、従来のように作業者が
あやまって操作してΔI−器を破損させたり又は側基を
紛失したりする恐れがなく安全性か高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図、 第2図は本発明の実施例ウィンチの側面図、第3図は同
正面図、 第4図は電気的回路構成図、 第5図は制u4盤の正面図、 第6図から第1O図は動作フローチャート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)巻取ドラムを回転させる回転手段をコントロール
    レバーの操作で動作させることにより巻取ドラムに巻か
    れたワイヤの繰り出し及び巻き取りを行う自動ウインチ
    において、ワイヤの巻き取り及び繰り出し時にワイヤの
    巻き取り及び繰り出しに伴って回転するガイド滑車と、
    前記ガイド滑車の回転を検出するロータリエンコーダと
    、前記ロータリエンコーダの出力を入力としワイヤの巻
    き取り及び繰り出し速度として出力する演算回路と、前
    記ロータリエンコーダの出力を入力としその回転積算値
    を出力する加算減算回路と、ワイヤの繰り出し長さを設
    定する長さ設定釦と、繰り出し及び巻き上げ速度を設定
    する速度設定釦と、前記コントロールレバーに連結自在
    でありコントロールレバーを移動させる揺動手段と、前
    記演算回路、加算減算回路の出力及び速度設定釦、長さ
    設定釦で入力させられた速度データ、長さデータを入力
    とし、出力を前記揺動手段に与えるものであって、速度
    データと演算回路の出力とが一致する方向に前記コント
    ロールレバーを移動させ、かつ、前記加算減算回路の出
    力が長さデータと一致したときに前記コントロールレバ
    ーを回転手段が停止する位置へ移動させるように揺動手
    段を制御する制御回路とを有することを特徴とする自動
    ウインチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10942526B2 (en) 2016-03-31 2021-03-09 Fraunhofer-Gesellschaft Zur Foerderung Der Angewandten Forschung E.V. System for navigation of an autonomously navigating submersible body during entry into a docking station, method

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