JPH08268686A - ウインチ - Google Patents

ウインチ

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Publication number
JPH08268686A
JPH08268686A JP10048595A JP10048595A JPH08268686A JP H08268686 A JPH08268686 A JP H08268686A JP 10048595 A JP10048595 A JP 10048595A JP 10048595 A JP10048595 A JP 10048595A JP H08268686 A JPH08268686 A JP H08268686A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
winding
amount
winch
pressing roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10048595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshinori Shiihara
敏典 椎原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Original Assignee
Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seibu Electric and Machinery Co Ltd filed Critical Seibu Electric and Machinery Co Ltd
Priority to JP10048595A priority Critical patent/JPH08268686A/ja
Publication of JPH08268686A publication Critical patent/JPH08268686A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用するロープの径に関係なく迅速且つ確実
にロープの送り出し量や巻取り量を正確に算出出来るウ
インチを提供する。 【構成】 ロープ16の途中をウインチ1の巻胴3の巻
取面4に一層捲着し、巻胴3のロープ16の送り出し位
置又はロープの巻取り位置に同ロープ16を前記巻胴3
に押えつける押えローラー7を設け、同押えローラー7
の回転数を検出するエンコーダー13を設け、同エンコ
ーダー13より検出された回転数と同押えローラー7の
外径とからロープ16の送り出し量を算出する算出部1
4を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はロープ・ワイヤー・ケー
ブル等(本明細書中ロープと総称する)の送り出し量や
巻取量を算出する算出部を設けたウインチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロープの送り出し量や巻取り量を
算出するウインチとして、巻胴の回動軸・中間駆動軸の
一部・モーター等にエンコーダーを取付けてこのエンコ
ーダーで巻胴の回転数を検出し、このエンコーダーに接
続した算出器でもって検出した回転数と巻胴の径とから
ロープの送り出し量又は巻取り量を算出するものであっ
た。しかし、ロープが巻胴とスリップしたり、ロープ間
に空間をあけて巻胴に巻取られる乱巻状態となれば正確
な算出を行うことはむずかしかった。更に、巻胴に径の
異なるロープを巻取れば、予め設定したエンコーダーや
算出器が使用出来なくなるため、同一径のロープしか使
用出来ないという汎用性の悪いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は従来のこれらの問題点を解消し、使用するロ
ープの径に関係なく迅速且つ確実にロープの送り出し量
や巻取り量を正確に算出出来るウインチを提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決した本
発明の構成は、 1) ロープの途中を巻胴の巻取面に一層捲着し、同巻
胴の回動で同ロープを送り出すウインチにおいて、巻胴
のロープの送り出し位置又はロープの巻取り位置に同ロ
ープを前記巻胴に押えつける押えローラーを設け、同押
えローラーの回転数を検出する検出部を設け、同検出部
より検出された回転数と同押えローラーの外径とからロ
ープの送り出し量を算出する算出部を設けたことを特徴
とするウインチ 2) 押えローラーの回転軸にエンコーダーを取付け、
このエンコーダーで上記押えローラーの回転数を検出し
た前記1)記載のウインチ である。尚、算出部は、(検出された押えローラーの回
転数)×(押えローラーの直径)×π、でロープの送り
出し量又は巻取り量を算出する。
【0005】
【作用】請求項1記載のウインチでは、巻胴の回動によ
りロープの巻取り位置と送り出し位置とがそれぞれ変動
せずに定位置となるので、巻取り位置又は送り出し位置
でロープを巻胴に押えつけた押えローラーは定位置で巻
胴の回動に伴って繰り返し巻取りと送り出しをされるロ
ープにより回動していく。この押えローラーの回転数を
検出部により検出し、算出部でこの検出したローラーの
回転数とこの押えローラーの外径とからロープの送り出
し量を算出していく。
【0006】すなわち、ロープの送り出し量又は巻取り
量=(押えローラーの回転数)×(押えローラーの直
径)×πとなる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1〜3に示す実施例1は、エンドレスタイプのロ
ープを循環させるようにして送り出していく単層巻きの
ウインチの例である。図1は実施例1を示す正面図、図
2は図1でのA−A断面図、図3は実施例1の要部を示
す説明図、図4は他の例を示す説明図である。
【0008】;実施例1(図1〜3参照) 図中1はウインチ、2は機台、3は巻胴、4は巻取面、
5は巻胴3の回動軸、6は巻胴3を回動させる減速機付
モーター、7は取付台9に取付けロープ16を巻取面4
に押圧する押えローラー、8は同押えローラー7の中心
軸、9は押えローラー7が取付けられ機台2に設けたガ
イド棒12に挿入穴10をはめ入れ上下動自在とした取
付台、10は嵌入穴、11は同取付台9を機台2に付勢
するスプリング、12はガイド棒、13は押えローラー
7の中心軸8と連結し押えローラー7の回転数を検出す
るエンコーダー、14は同エンコーダー13から検出さ
れる回転数と押えローラー7の径とによりロープ16の
送り出し量又は巻取り量を算出する算出部、15は同算
出部14より算出された送り出し量又は巻取り量を表示
する表示器、16はエンドレスタイプのロープである。
図1〜3に示す実施例1では、ウインチ1の巻胴3にロ
ープ16の途中を捲着し、この捲着したロープ16は押
えローラー7でもって巻胴3の巻取面4に押圧されてい
る。又押えローラー7を取付けた取付台9は、取付台9
に設けた挿入穴10を機台2から垂直に突出したガイド
棒12にはめ入れているので、取付台9はガイド棒12
に沿って上下動する。又この取付台9はスプリング11
により機台2側へ付勢されているので、押えローラー7
はロープ16を巻取面4に押圧する。これにより減速機
付モーター6で巻胴3を回動させれば、ロープ16を送
り出すことが出来、この送り出しの際に押えローラー7
が回転していく。押えローラー7の回転数はエンコーダ
ー13により検出され、この検出された回転数と押えロ
ーラー7の径とによりロープ16の送り出し量を算出部
14[ロープ16の送り出し量又は巻取り量=(押えロ
ーラー7の回転数)×(押えローラー7の直径)×π]
で算出し、表示器15に表示する。押えローラー7は取
付台9にフリーに取付けられ、又、取付台9がスプリン
グ11により機台2側へ付勢しているので押えローラー
7とロープ16との間にスリップは起きない。更に、ロ
ープ16が巻胴3とスリップしてもロープ16の送り出
し量の検出には何ら障害となることがないので、正確な
送り出し量を簡単に検出することが出来るようになっ
た。取付台9はガイド棒12に沿って上下動自在である
ので、径の異なるロープ16に変えて使用することが出
来、又正確な送り出し量を検出することが出来る。 ;他の例(図4参照) 図4中18は重りである。図4に示す他の例では、取付
台9を機台2側へ付勢するスプリング11の代わりに取
付台9に重り18を取付け、自重で取付台9を機台2側
へ付勢している例である。その他の符号・構成や作用・
効果は前記実施例1と同じである。
【0009】又、取付台の機台側への付勢としてスプリ
ングに限定するものではなく、取付台の自重やゴム等の
弾性体等を使って機台側へ付勢してもよい。算出部で算
出されたロープの送り出し量又は巻取り量は表示器で表
示することに限定するものではなく、他の機械へ出力し
たり、又制御機械へ出力したりする。
【0010】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、押えロー
ラーは、ロープの送り出し位置又は巻取り位置でロープ
と常に直接接触して、ロープの送り出し又は巻取りに伴
い回転していく。これにより、この押えローラーの回転
数を検出部で検出し、算出部でこの検出した回転数と押
えローラーの外径とにより迅速且つ確実に正確なロープ
の送り出し量又は巻取り量を算出していくことが出来
る。又、押えローラーは、ロープの送り出し位置又は巻
取り位置に設けているので巻胴に巻かれたロープのたわ
み・スリップ・乱巻等が送り出し量又は巻取り量の算出
に何ら影響をおよぼすことはなく、正確な算出が出来
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す正面図である。
【図2】図1でのA−A断面図である。
【図3】実施例1の要部を示す説明図である。
【図4】他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ウインチ 2 機台 3 巻胴 4 巻取面 5 回動軸 6 減速機付モーター 7 押えローラー 8 中心軸 9 取付台 10 嵌入穴 11 スプリング 12 ガイド棒 13 エンコーダー 14 算出部 15 表示器 16 ロープ 17 欠番 18 重り

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロープの途中を巻胴の巻取面に一層捲着
    し、同巻胴の回動で同ロープを送り出すウインチにおい
    て、巻胴のロープの送り出し位置又はロープの巻取り位
    置に同ロープを前記巻胴に押えつける押えローラーを設
    け、同押えローラーの回転数を検出する検出部を設け、
    同検出部より検出された回転数と同押えローラーの外径
    とからロープの送り出し量を算出する算出部を設けたこ
    とを特徴とするウインチ。
  2. 【請求項2】 押えローラーの回転軸にエンコーダーを
    取付け、このエンコーダーで上記押えローラーの回転数
    を検出した請求項1記載のウインチ。
JP10048595A 1995-03-30 1995-03-30 ウインチ Pending JPH08268686A (ja)

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JP10048595A JPH08268686A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 ウインチ

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JPH02300096A (ja) * 1989-02-15 1990-12-12 Tsurumi Seiki:Kk 自動ウインチ装置

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