JPH02300037A - 給紙機構の制御方法 - Google Patents

給紙機構の制御方法

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JPH02300037A
JPH02300037A JP1122494A JP12249489A JPH02300037A JP H02300037 A JPH02300037 A JP H02300037A JP 1122494 A JP1122494 A JP 1122494A JP 12249489 A JP12249489 A JP 12249489A JP H02300037 A JPH02300037 A JP H02300037A
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roller
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paper feed
feeding
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Toyoaki Nanba
豊明 難波
Motoaki Okitsu
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Kenichi Iwamoto
研一 岩本
Yoshihiro Yamada
山田 義門
Yuji Sugimoto
祐二 杉本
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5246Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive
    • B65H3/5253Driven retainers, i.e. the motion thereof being provided by a dedicated drive the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5261Retainers of the roller type, e.g. rollers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Paper Feeding For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、カセット内に積載されている用紙を所定の搬
送経路に導くと共に用紙の同時多数枚送りの際の給紙す
べきでない用紙の送りを阻止するようにした給紙機構の
制御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、例えば複写機においては、複写機本体の下方
に設けられたデスクに数段の用紙カセットを設け、各用
紙カセットに積載される用紙の大きさや送り方向を異な
らせると共に必要な用紙を自動的に選択し、用紙交換に
要する手間を極力低減するようにしたものが知られてい
る(特開昭61−192637号公報参照)。
ところで、上記各用紙カセットの各々の給紙側上方位置
には、各用紙カセットに積載されている用紙を用紙供給
経路に送り出すための給紙機構が配備されている。かか
る給紙機構は、用紙を1枚ずつ送り出すものであるが、
例えば静電気による用紙同士の吸着等によって、用紙の
同時2枚送り(ダブルフィード)が生じることがある。
従来より、かかる問題点を解決する手段を備えた給紙機
構が提案されており、例えば、特開昭51129648
号公報には、ローラに対してパッドを離接自在に設け、
このパッドの摩擦係数をローラの摩擦係数よりも小さく
しているものが開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記従来の給紙機構にあっては、用紙の同時
2枚送りの際の下側の用紙の搬送を阻止するだけに留ま
っており、パッドをローラから離反させたとしても用紙
はカセットからせり出したまま残ってしまうことがある
。これでは、用紙の補充やジャム処理を行おうとしてカ
セットをデスクから引き出すときに、前記せり出してい
る用が給紙機構などに接触してこの用紙がダメージを受
ける虞れがある。
特に、上記の用紙カセットが用紙の縦送りや横送りを可
能とする回転式の用紙カセットである場合、この用紙カ
セットにおいて用紙送り方向変換のための回転動作が加
わるため、上述のように用紙がせり出していると用紙が
ダメージを受ける機会がさらに増えることになり、この
用紙ダメージに起因して給紙が困難になる虞れがある。
そこで、給紙ローラと前記のパッドとの接線上で送りを
阻止された用紙の先端部を押してこれを用紙カセット内
へ戻す用紙戻し板を備えることが考えられる。
しかし、このような用紙戻し板を備えたとしても、給紙
すべきでない用紙の先端がローラ接線上を超えて停止し
てしまった場合には、用紙戻し板が用紙先端に届かずに
用紙の押し戻しが行えないことになる。例えば、用紙の
同時3枚送り(トリプルフィード)等が生じた場合であ
り、このような場合には、例えば上側の用紙は給紙ロー
ラにて送られる一方、下側の用紙はパッド等の阻止手段
にて送りを阻止されるが、中側の用紙は上側の用紙につ
られて搬送され、ローラ接線上を超えた位置で停止する
ことがある。
〔課題を解決するための手段] 第1発明に係る給紙機構の制御方法は、上記の課題を解
決するために、用紙力セント内に積載されている用紙を
用7紙カセット内から引き出すように給紙ローラに回転
駆動力を与える駆動系と、用紙の同時多数枚送りの際の
給紙すべきでない用紙を用紙カセット側へ戻すように逆
転ローラに回転駆動力を与える駆動系とを有する給紙機
構の制御方法であって、給紙すべき用紙が給紙ローラ上
を通過した後には給紙ローラへの回転駆動力付与を停止
する一方、この給紙ローラへの駆動付与を停止した後も
上記の逆転ローラには回転駆動力を少なくとも一定時間
与え続けることを特徴としている。
第2発明に係る給紙機構の制御方法は、用紙力セント内
に積載されている用紙を用紙カセット内から引き出すよ
うに給紙ローラに回転駆動力を与えると共に逆転の回転
駆動力をも与え得る駆動系と、用紙の同時多数枚送りの
際の給紙すべきでない用紙を用紙カセット側へ戻すよう
に逆転ローラに回転駆動力を与える駆動系とを有する給
紙機構の制御方法であって、給紙すべき用紙が給紙ロー
ラ上を通過した後には給紙ローラに対し逆回転の回転駆
動力を一定時間与えると共に、上記の逆転ローラには回
転駆動力を少なくとも一定時間与え続けることを特徴と
している。
〔作 用] 第1発明の、構成において、例えば、用紙の同時2枚送
り(ダブルフィード)が生じた場合、一方の用紙は給紙
ローラの回転により所定の給紙経路に送られる一方、他
方の用紙は逆転ローラの回転により給紙方向への送りを
阻止され、ダブルフィードの問題は解消される。また、
このように給紙されるべきでない用紙の先端をローラ接
線の手前で止めることができるので、用紙戻し板を備え
る場合にはこの用紙戻し板による用紙の押し戻し動作も
確実に行われる。
そして、用紙の同時3枚送り(トリプルフィード)が生
じ、中側の用紙が上側の用紙につられてローラ接線上を
超えて停止した場合でも、給紙すべき用紙が給紙ローラ
上を通過した後には給紙ローラへの回転駆動力付与を停
止する一方、この給紙ローラの駆動を停止した後も上記
の逆転ローラには回転駆動力が一定時間与え続けられる
ので、前記中側の用紙も用紙カセット側に戻され、用紙
先端をローラ接線の手前に位置させることが可能になる
。前述した用紙の同時2枚送りが生じた場合において万
が一給紙すべきでない用紙が送りを阻止されずにローラ
接線上を超えて停止した場合にもかかる用紙は確実に戻
されることになる。
なお、逆転ローラへの回転駆動力付与は少なくとも一定
時間与え続けられるものであり、この逆転ローラに常時
回転駆動力を付与するようにしても良いものである。
第2発明の構成によれば、給紙すべき用紙が給紙ローラ
上を通過した後には給紙ローラに対し逆回転の回転駆動
力が一定時間与えられるので、給紙ローラが積極的に用
紙の戻しに助勢することになり、用紙の戻しが一層値実
に行われることになる。
〔実施例1〕 第1発明の一実施例を第1図ないし第6図に基づいて説
明すれば、以下の通りである。
第5図に示すように、複写機1の原稿台ガラス2上には
、原稿自動送り装置(以下、ADFと称する)3が設置
されている。ADF3は、原稿載置台3a上に載せ置か
れた図示しない原稿を、その大きさや送り方向(横送り
若しくは縦送り)に応じて予め定められた原稿台ガラス
2上の所定位置へと搬送すると共に、複写終了後には原
稿をADF3の外部に排出する機能を備える他、例えば
、両面複写を行うのであれば、原稿を反転して再び原稿
台ガラス2上の所定位置まで搬送し、両面複写終了後に
原稿をADF3の外部に排出し得る機能も備えている。
なお、原稿載置台3a上にはこれに載せ置かれた原稿の
大きさを判別するためのスイッチ4・5が設けられてい
る。
原稿台ガラス2の下方には、反射ミラー6a・・・やレ
ンズ6b・・・からなる光学系6が配備されている。こ
の光学系6は、原稿にて反射される反射光を感光体ドラ
ム7へと導く基本機能に加え、倍率可変機能も備えてな
り、等倍複写は勿論、拡大複写や縮小複写が可能な構成
になっている。
感光体ドラム7の周囲には、クリーナ8、除電チャージ
ャ9、帯電チャージャ10、カラー複写用のトナーを有
する現像手段11、および黒色のトナーを有する現像手
段12が配設されており、これら各手段により、感光体
ドラム7に対して残存トナーの除去→除電→帯電→露光
(前記の光学系6により行われる)→現像の一連の操作
が行われるようになっている。
感光体ドラム7の下方には、転写チャージャ13と剥離
チャージャ14とが配設されており、図示しない複写用
紙が感光体ドラム7と転写チャージャ13との間を通る
際にこの転写チャージャ13によって上記の複写用紙に
は感光体ドラム7上に形成されているトナー像が転写さ
れるようになっている。また、剥離チャージャ14によ
り、複写用紙が感光体ドラム7から引き離され、この引
き離された複写用紙は搬送ベルト17にて定着装置18
へと搬送されるようになっている。定着装置18は、加
熱や加圧により複写用紙に転写されたトナーの定着を行
うためのものである。
この定着装置1日を経た複写用紙は、基本的には複写機
1の外、即ちソータ19を経てその受は台19a・・・
へと排出されるが、例えば両面複写や合成複写が行われ
る場合には、用紙戻り経路20を通って両面合成ユニッ
ト21へと導かれるようになっている。そして、両面複
写を行う場合には、両面合成ユニット21内の第1搬送
路21aを経て中間トレイ21c上に反転載置された後
、送り出しローラ21dにて用紙供給経路22へと送り
出される一方、合成複写を行う場合には、両面合成ユニ
ット21内の第2搬送路21bへ送られ、この第2搬送
路21bにおいて複写用紙の後端が検出された後、この
複写用紙の後端を進行方向先端にして送り出され、前記
の第1vi送路21aを経て中間トレイ21c上に反転
載置された後、送り出しローラ21dにて用紙供給経路
22へと送り出されるようになっている。
上記の用紙供給経路22は、複写用紙を前記の感光体ド
ラム7へと導くための経路であり、その終端部において
、感光体ドラム7の回転と複写用紙送り出しとのタイミ
ングをとるためのペーパストップローラ15を備えてい
る。また、用紙供給経路22には、デスク39内で数段
に設けられた用紙供給手段が接続されており、これら各
手段から複写用紙が適宜供給されるようになっている。
具体的には、複写機lの下部側から順に、第1固定カセ
ツト25、第1回転カセットユニット26、第2回転カ
セットユニット27、前記の両面合成ユニット21、第
2固定カセツト28、第3固定カセツト29、および手
差し供給部30が設けられている。なお、上記の第1固
定カセツト25、第2固定カセツト28、および第3固
定カセツト29は複写a1に対して着脱自在に設けられ
ており、第1回転カセットユニット26および第2回転
カセットユニット27は複写機lに対して台板31ごと
引き出し可能に設けられている。
上記の第1・第2回転カセットユニット26・27にお
いて、第6図にも示すように、その筐体部となる台板3
1上には台座31aが固着されており、この台座31a
上に立設された支持軸31bにはアーム32の一端側が
軸支され、これによりアーム32は水平回りに回動自在
に支持されている。アーム32の他端部には支持軸32
aが立設されており、この支持軸32aによって回転カ
セット35が回転自在に支持されている。回転カセット
35は給紙ベース33およびこの給紙ベース33上に配
された回転板34の2枚板構造になっており、90°回
転することによって回転板34上に積まれている複写用
紙の送りを縦送り若しくは横送りに自在に切り替え得る
ようになっている。なお、上記した縦送りおよび横送り
の各々のポジションにおいて、複写用紙の送り中心が前
記の支持軸32a上を通るように、この支持軸32aに
よる回転カセット35の軸支位置が設定されている。
給紙ベース33における縦送り給紙部および横送り給紙
部には、複写用紙の積載ずれを防止するための壁部33
a・33bが折曲状態に形成されている。これら壁部3
3a・33bの略中央部には切欠33cが各々形成され
、さらに各切欠33Cは給紙ベース33の底板に及んで
その中心方向に向かって所定長さ入り込んで形成されて
おり、給紙ベース33の下方に配されているリフト板4
0が前記の回転板34の底板の裏面に当接できるように
なっている。リフト板40の具体的構成については後述
する。
また、給紙ベース33上には、上記の壁部33a・33
bの各々に対向するように壁部33e・3°3fが配置
されている。これら壁部33e・33fは、回転板34
に形成された切欠34a・34bを通して設けられてお
り、回転板34における縦送り給紙部および横送り給紙
部の持ち上げ動作が壁部33e・33fによって干渉さ
れることのないように構成されている。
回転板34には、縦送り給紙部で前下りに傾斜している
傾斜部34f、および、横送り給紙部で前下りに傾斜し
ている傾斜部34gが形成されている。
また、回転板34における、縦送り給紙部に対する非給
紙側と横送り給紙部に対する非給紙側との間の角部には
、回転板34の壁部34dの上端から外側に延びるよう
に支持片部34cが折曲状態に形成されており、この支
持片部34cにおいて回転板34を一点支持する支持構
造36が構成されている。
回転カセット35の非給紙側であって、前記の支持構造
36から縦送り送出側に幾分距離をおいた位置には、ガ
イド手段37が設けられている。
このガイド手段37は、回転板34における縦送り給紙
部の持ち上げ時においては回転板34のガイドを行う一
方、回転板34における横送り給紙部の持ち上げ時にお
いては回転板34の回動支点部となるものである。
回転カセットユニット26 (27)における給紙部に
は、回転カセット35の90°回転駆動と、前記の回転
板34における用紙持ち上げ動作のためのリフト板40
の回動駆動とを一つの駆動モータ41にて行う駆動手段
42が設けられている。この駆動手段42において、駆
動モータ41の出力軸にはギヤ41aが固着されており
、このギヤ41aに歯合されたギヤ群43を介すること
により駆動モータ41の駆動力が第1クラツチ44およ
び第2クラツチ45に伝達されるようになっている。
第1クラツチ44は回転カセット35の90゜回転のた
めの駆動力伝達を断込するためのものであり、回転カセ
ット35における給紙部の側方に配設されている。第1
クラツチ44の出力軸44aにはプーリ46が固着され
る一方、回転カセット35における給紙部の他の側方に
はプーリ47が配設されており、これら両プーリ46・
47間には無端のベルト48が架は渡されている。この
ベルト48における前記プーリ46・47の下側を通る
部分の所定部位には移動ブロック50が固着されており
、ベルト4Bの移動に伴って移動ブロック50が往復移
動するようになっている。移動ブロック50の略中央部
に形成されている貫通穴には、前記のプーリ46・47
間において給紙方向と直交する方向に横架されているガ
イドシャフト51が挿通されており、このガイドシャフ
ト51により移動ブロック50が直線的に案内されるよ
うになっている。移動ブロック50の上部には支持軸5
0aが形成されており、この支持軸50aには保持部材
52が回動自在に支持されている。保持部材52には略
し字状のアングル部52aが形成されており、このアン
グル部52aが給紙ベース33における縦送り給紙部と
横送り給紙部との間の角部に取り付けられている。
一方、第2クラツチ45は回転板34における用紙持ち
上げ動作のための駆動力伝達を断続するためのものであ
り、かかる第2クラツチ45の出力はギヤ群53を介し
て回転シャフト54に伝達されるようになっている。即
ち、第2クラツチ45の出力は、ギヤ群53における各
ギヤからウオームギヤ53aに伝達され、更にこれと歯
合されているホイールギヤ53bを経ることにより、第
2クラツチ45の出力軸に対して立体交差状に設けられ
ている回転シャフト54に伝達されるようになっている
回転シャフト54の他端側には、第1カツプリング55
の一方をなす継手部55aが固着される一方、複写機1
本体側に回転自在に支持された回転軸56の先端部には
、第1カツプリング55の他方をなす継手部55bが固
着されている。そして、回転軸56に固着されているギ
ヤ56bには、回転軸57に固着されているギヤ57a
が歯合されている。回転軸57は上記の回転軸56と平
行に、且つこの回転軸56と同様、複写機1本体側に回
転自在に支持されている。回転軸57の先端には第2カ
ツプリング58の一方をなす継手部58bが固着されて
いる。第2カツプリング58の他方をなす継手部58a
は、前記の回転シャフト54と平行に設けられているリ
フトアップ軸60の一端側に固着されている。なお1、
第1カツプリング55における継手部55aと継手部5
5bとの保合・離脱および第2カツプリング58におけ
る継手部58aと58bとの保合・離脱は、回転カセッ
トユニット26 (27)の複写機1に対する押入・引
出により行われるようになっている。
前記リフトアップ軸60の略中央部にはリフト板40が
固着されており、リフトアップ軸60の回転によりリフ
ト板40が回動して前記回転板34の給紙部を持ち上げ
るようになっている。また、リフトアップ軸60の他端
側は単に回転自在に支持されているだけであって、この
端部には何の部材も接続されていない。
前記の回転カセット35における給紙部の上方位置には
、第4図に示すように、支持台63が複写機1本体側に
固設されており、この支持台63には、複写用紙を用紙
供給経路22へと送り出すための給紙機構62が設けら
れている。なお、上記の支持台63には、給紙機構62
における呼込ローラ65および給紙ローラ66の一部が
支持台63の下方から突き出るための切欠部63a1用
紙戻し板81の一部が支持台63の下方から突き出るた
めの切欠部63b、および、圧接解除レバー76の一部
が支持台63の下方から突き出るための切欠部63cが
それぞれ形成されている。
前記の給紙機構62において、呼込ローラ65は回転カ
セット35の給紙部の上方に位置して設けられている一
方、給紙ローラ66は呼込ローラ65と平行に且つ複写
用紙の送り方向に所定距離をおいて並んで配設されてお
り、これら両ローラ65・66は、その一端側において
架は渡された無端のベルト67にて同方向に回転される
ようになっている。呼込ローラ65を回転自在に支持す
る支持軸65aと、給紙ローラ66に回転力を伝達する
回転軸66aとの間には、両ローラ65・66を挟むよ
うに一対のローラアーム68・68が横架されており、
これらローラアーム68・68が前記の回転軸66aを
支点に回動することにより呼込ローラ65の上げ下げが
行われ、呼込ローラ65の複写用紙に対する当接および
離脱が行われるようになっている。
ローラアーム68・68における給紙ローラ66例の端
部には、突起部68a・68aが各々形成されており、
この突起部68a・68aが給紙作動アングル70にて
下方に押圧されることによりローラアーム68・68の
上方向回動が行われるようになっている。給紙作動アン
グル70と支持台63との間にばばね79が設けられて
おり、このばね79により給紙作動アングル70は突起
部68a・68aを押さえる方向に付勢されている。給
紙作動アングル70は給紙作動軸71の一端側に固着さ
れたものであり、この給紙作動軸71の回動に伴って回
動するようになっている。
給紙作動軸71の他端側にはソレノイド連結板72が固
着されている。ソレノイド連結板72の先端部に形成さ
れた長大には給紙ソレノイド73の作動軸73aが連結
されており、この作動軸73aの進退動作が前記のソレ
ノイド連結板72を介することで給紙作動軸71におけ
る回動動作に変換されるようになっている。
また、第3図(a)(b)に示すように、給紙ローラ6
6の下方には取付板75が配されており、この取付板7
5には、前記の給紙ローラ66の回転方向と同じ方向(
図中時計回り)に回転して用紙を戻そうとする逆転ロー
ラ74が取り付けられている。前記取付板75は両端の
軸75a・75a(第4図に示しである)がペーパガイ
ドに支持されて垂直口りに回動可能に設けられており、
この回動によって逆転ローラ74の給紙ローラ66に対
する圧接および離反が行われるようになっている。なお
、取付板75は図示しないスプリングにより逆転ローラ
74を給紙ローラ66に圧接させる方向に付勢されてい
る。逆転ローラ74はこれに回転力を伝達するための回
転軸74aにスプリング摩擦材(トルクリミッタ−)1
12(第2図に示している)を介して嵌合されており、
成る一定値以上の回転抵抗が逆転ローラ74に加わると
回転軸74aの駆動力が逆転ローラ74に伝達されずに
回転軸74aが空回りするようになっている。回転軸7
4aは、前記給紙ローラ66の回転軸66aの下方にお
いてこれと平行に配設されている。
給紙ローラ66を回、転駆動する駆動系および逆転ロー
ラ74を回転駆動する駆動系を第1図(a)および(b
)に示す。回転軸66aの一端側には、ギヤ110およ
び正転制御クラッチ111が設けられており、これらギ
ヤ110と正転制御クラッチ111と回転軸66aとに
よって給紙ローラ66に対する回転駆動力の付与および
その停止を切り替え、且つ、駆動力付与の停止において
回転軸66aの自由な回転を確保する駆動系が構成され
る。また、回転軸74aの一端側にはギヤ113が固着
されており、このギヤ113と回転軸74aとにより逆
転ローラ74に対し回転駆動力を付与する駆動系が構成
される。なお、ギヤ110および113にはアイドルギ
ヤ114が歯合されており、さらに、このアイドルギヤ
114には搬送ローラ115を駆動するためのギヤ11
6が歯合されている。給紙ローラ66と搬送ローラ11
5との間には、第2図に示すように、ペーパガイド11
7・118が配されており、これらペーパガイド117
・118間には用紙の通過を検知する給紙センサー11
9が配設されている。
ここで、前記給紙ローラ66と用紙の摩擦係数をμm、
逆転ローラ74と用紙の摩擦係数をμ2、給紙ローラ6
6と逆転ローラ74の摩擦係数をμ3、用紙同士の摩擦
係数をμ4、給紙ローラ66と逆転ローラ74との圧接
力をFl、給紙ローラ66の直径をD、逆転ローラ74
の直径をd、給紙ローラ66の自由な回転時の空回軸ト
ルクをTI(ローラ円周上でのトルク)、逆転ローラ7
4のスプリング摩擦材のトルクをTt (ローラ円周上
でのトルク)とすると、下記の第1式〜第4式を充たす
ように構成されている。
μ3〉μm〉μ2〉μ4 ・・・第1式μz F + 
d / 2 > Tz   ・・・第2式T2>T、 
    ・・・第3式 μ+ F+ D/2>T、   ・・・第4式また、前
記の回転軸66aと回転軸74aとの間には略り字形状
をなす圧接解除レバー76の作用片76aが介装されて
いる。圧接解除レバー76は軸76cにて垂直回りに回
動可能に設けられたものであり、下方向に回動すること
によって前記の作用片76aにて回転軸74a逆転ロー
ラ74を押さえて逆転ローラ74を給紙ローラ66から
離反させるようになっている。
圧接解除レバー76における連結片76bは圧接解除連
結部材77の一端側77aに連結されており、この圧接
解除連結部材77が軸77c(第4図に示している)を
中心に水平回りに回動することにより、圧接解除レバー
76の回動が行われるようになっている。圧接解除連結
部材77の他端側77bは、用紙戻しソレノイド80の
作動軸80aのピンに連結されており、この作動軸80
aが進退駆動することにより圧接解除連結部材77の回
動が行われるようになっている。
また、用紙戻しソレノイド80の作動軸80aには、用
紙を回転カセット35側に戻すための用紙戻し板81が
連結されている。用紙戻し板81は、呼込ローラ65と
給紙ローラ66との間において、前記の作動軸80aの
ピン位置よりも上側に設けられている軸81aを支点に
垂直回りに回動可能に設けられたものである。用紙戻し
板81には、給紙ローラ66と逆転ローラ74との接線
上で送りを阻止された用紙の先端部を押してこれを回転
板34側へ戻すべく、給紙ローラ66の両側において前
記ローラ接線部近傍まで延びて形成された戻し片部81
b・81bを有している。
支持台63上であって、呼込ローラ65の両側方には、
用紙検知スイッチ82および用紙無し検知スイッチ83
.が各々配設されており、各スイッチ82・83におけ
る作動片82a・83aは支持台63の切欠部63aを
通して支持台63の下方に臨むようになっている。そし
て、各スイッチ82・83の作動片82a・83aは、
持ち上がった状態における回転板34の給紙部によって
押されて作動するようになっている。なお、回転板34
における縦送り給紙部および横送り給紙部の各々には、
前記用紙無し検知スイッチ83の作動片83aに対応し
て図示しない切欠部が形成されており、回転板34上に
複写用紙が無い状態では′作動片83aは上記切欠部を
通るのでONせずに用紙検知スイッチ82のみがONす
る一方、複写用紙が積載されている状態ではこの複写用
紙によって検知スイッチ82・83の双方がONするよ
うになっている。
上記の構成において、回転板34の給紙部を持ち上げる
動作並びに給紙機構62による給紙動作を説明する。第
2クラツチ45の作動により、駆動モータ41の駆動力
は、ギヤ群53→回転シャフト54→第1カップリング
55→回転軸56→回転軸57→第2カップリング58
→リフトアップ軸60へと伝達される。リフI・アップ
軸60の回転により、リフト板40が回動する。リフト
板40が上方へ回動されると、リフト板40は給紙ベー
ス33の切欠部33cを通って回転板34の底面に当接
し、この回転板34の給紙部を持ち上げることになり、
この持ち上げによって給紙機構62による用紙の呼び込
みが可能となる。
複写機lの制御部からの給紙信号により、給紙ソレノイ
ド73が作動し、ソレノイド連結板72および給紙作動
軸71を介して給紙作動アングル70が上方向に回動し
、突起部68a・68aへの押圧が解除されたローラア
ーム68・68はベルト67の回転力により降下し、呼
込ローラ65が降下する。呼込ローラ65の回転により
回転板34上の最上位の用紙が給紙ローラ66と逆転ロ
ーラ74との接線上に呼び込まれる。呼込ローラ65に
よる用紙呼び込み動作(降下状態)は、給紙ソレノイド
73の一定時間作動若しくは送り出された用紙が所定の
搬送路上で検知されるまでの間行われる。なお、呼込ロ
ーラ65の非呼び込み状態(上昇状態、)後においても
、前記の給紙ローラ66が回転していることにより呼込
ローラ65は回転している。
ここで、用紙が1枚ずつ呼び込まれたときは、u+ F
+ >/l/z F+のため、第2図(a)に示すよう
に、用紙は給紙方向へと搬送されることになる。なお、
μ2F、d/2>Tz  (第2式)に設定されている
ため、逆転ローラ74はその駆動系から駆動力を付与さ
れているものの、スプリング摩擦材112の滑りにより
、用紙の搬送につられて給紙方向に回転する。
用紙の同時2枚送り(ダブルフィード)が生じたときに
は、μ、F、〉μ4 F+に設定されていることから、
同図(b)に示すように、上側の用紙は給紙方向に搬送
される一方、μ2F、〉μ4F1で且つμ4 F、d/
2<TZとなるので、逆転ローラ74が用紙を戻す方向
に回転して下側の用紙の送りを阻止することになる。
そして、用紙の同時3枚送り(トリプルフィート)が生
じたときには、上記と同様、上側の用紙を給紙方向に搬
送する一方、下側の用紙の送りを阻止することになる。
そして、給紙すべき用紙である上側の用紙が給紙ローラ
66上を通過したことが前記の給紙センサー119にて
検知された後には、前記のクチッチ111により給紙ロ
ーラ66への回転駆動力付与が停止され且つ給紙ローラ
66の自由な回転が確保され、また、この給紙ローラ6
6への駆動力付与を停止した後も上記の逆転ローラ74
には回転駆動力が一定時間与え続けられるため、第2図
(C)に示すように、ローラ接線上を超えて停止した給
紙すべきでない中側の用紙は、逆転ローラ74に送られ
て戻されることになる。なお、T、>T、およびμ、F
、D/2>T、に設定されているので、給紙ローラ66
も用紙を戻す方向につられて回転することになり、用紙
の戻しが円滑に行われることになる。
なお、このような3枚同時送りの場合だけでなく、前述
の2枚同時送りにおいて万が一給紙すべき用紙が給紙ロ
ーラ66上を通過して給紙ローラ66と逆転ローラ74
とで挟ま°れた場合でも、がかる用紙は逆転ローラ74
の回転続行により確実に戻されることになる。
用紙の戻しが完了した後には、用紙の先端がローラ接線
上の手前に位置して給紙ローラ66と逆転ローラ74と
が互いのローラ面を接した状態となるが、μ:l F 
I D / 2 > T Iであるので、この場合も給
紙ローラ66は用紙を戻す方向に回転することになる。
そして、シングル給紙の場合には1枚送り完了の都度、
またマルチ給紙の場合には所定枚数の送り完了の都度、
制御部より用紙戻し信号が出力され、この信号により逆
転ローラ74の回転が停止されると共に、用紙戻しソレ
ノイド80が作動してその作動軸80aが後退する。
用紙戻しソレノイド80の作動軸80aが後退動作する
と、第3図(b)に示すように、圧接解除連結部材77
は図中時計回りに回転し、この回転により一端側77a
に連結されている圧接解除レバー76は下方向に回動さ
れ、その作用片76aにて逆転ローラ74が給紙ローラ
66から離反することになる。
また、かかる圧接解除レバー76の動作と並行して、上
記の作動軸80aの後退動作により、用紙戻し板81は
、作動軸80aのビン位置よりも上側に設けられている
軸81aを支点にして図中反時計回りに回動される。
ダブルフィード防止のために送りを阻止され、ローラ接
線上の手前で残っている用紙は、用紙戻し板81の下方
向回動によりその戻し片部81b・81bにて先端部を
押され、回転板34側へと押し戻されることになる。
これにより、給紙終了後に例えば回転カセット35の回
転動作が行われても、用紙は回転板34上に完全に収ま
っているので、かかる回転動作による用紙のダメージ発
生を確実に防止することができ、回転後の給紙において
ダメージを受けた用紙が給紙されることによる給紙不良
等の事態を回避することが可能となる。
なお、本実施例では、回転カセットユニットについて例
示したが、これに限るものではなく、回転のできない固
定力セントユニットにおいても同様に適用できるもので
ある。また、本実施例では、圧接解除レバー76により
逆転ローラ74を給紙ローラ66から離反させることと
しているが、かかる逆転ローラ74の離反は必ずしも必
要なものではない。即ち、給紙ローラ66と逆転ローラ
74とが同一の駆動系で駆動され、給紙ローラ66が停
止すれば逆転ローラ74も停止するといった構成の場合
、この停止の際に用紙先端がローラ間に噛み込む虞れが
あるので逆転ローラ74の離反が必要となるが、本発明
によれば、上記の虞れは殆ど生じないからである。従っ
て、本実施例では前記圧接解除レバー76との併用によ
り用紙戻し板81による用紙の押し戻しの確実性をより
一層高めたものになっている。
また、逆転ローラ74への回転駆動力付与は少なくとも
一定時間与え続けられるものであり、本実施例では一定
時間与えるとしたが、これに限らず、逆転ローラ74に
常時回転駆動力を付与するようにしても良いものである
〔実施例2〕 第2発明に係る一実施例を第7図ないし第9図に基づい
て説明すれば、以下の通りである。なお、上記実施例で
用いた部材と同一の機能を有する部材には同一の符号を
付記してその説明を省略する。
第7図(a)(b)に示すように、給紙ローラ66に回
転駆動力を付与する駆動系において、回転軸66aの先
端部には、給紙ローラ66に逆回転の駆動力を与えるギ
ヤ120およびこのギヤ120による逆回転を制御する
逆転制御クラッチ121が設けられている。上記のギヤ
120は、アイドルギヤ114と同軸に設けられたギヤ
122に歯合されている。このギヤ122にはギヤ12
3が、さらにギヤ123にはギヤ124がそれぞれ歯合
されており、これらギヤ群により図示しない駆動源から
の回転駆動力をギヤ120に伝達できるようになってい
冬。
ここでは、前記の実施例で示した 第2式・・・μ2 F + ct/ 2 >T’z 、
および第3式・・・μ、F、D/2>TI を充たすように設定されると共に、 μ蔦〉μ2〉μ4 を充たすように設定されている。
また、第8図に示すように、用紙の通過を検知する給紙
センサー119、ローラの駆動源である駆動モータ13
0、正転制御クラッチ111、および逆転制御クラッチ
121等はマイクロコンピュータ125に接続されてお
り、給紙センサー119は用紙の検知信号をマイクロコ
ンピュータ125に出力する一方、駆動モータ130お
よび両クラッチ111・121はマイクロコンピュータ
125の制御信号を受けて作動するようになっている。
かかる構成を有する給紙機構62において、給紙すべき
用紙が給紙ローラ66上を通過した後には給紙ローラ6
6に対し逆回転の回転駆動力を一定時間与えると共に、
上記の逆転ローラ74には回転駆動力を少なくとも一定
時間与え続けるように制御がなされる。
具体的には、第9図に示すように、前記の駆動モータ1
30および正転制御クラッチ111による駆動力伝達が
開始され(Sl)、次のステップ2において給紙センサ
ー119により用紙が通過状態が判断され(S2)、給
紙センサー119がONして用紙が通過途中であると判
断されたら、次のステップ3に移行して給紙センサー1
19がOFFしたか否かが判断され(S3)、この給紙
センサー119のOFFにより用紙が給紙ローラ66上
を通過したことが検知されたら、前記の正転制御クラッ
チ111をOFFにして駆動力伝達を遮断しくS4)、
これに引き続いて逆転制御クラッチ121をONして給
紙ローラ66に逆回転の駆動力を与えると共に、マイク
ロコンピュータ125のタイマーTをセントする(S5
)。そして、タイマーTが所定の値T0になったか否か
が判断され(S6)、タイマーTの値がToよりも小さ
くなったときには、次のステップ7に移行して逆転制御
クラッチ121をOFFすると共にタイマーTをリセッ
トする(S7)。上記タイマーTの間に給紙すべきでな
い用紙の戻しが完了することになる。
上記の構成によれば、第1実施例と同様の作用効果を奏
する他に、給紙すべき用紙が給紙ローラ66上を通過し
た後には給紙ローラ66に対し逆回転の回転駆動力が一
定時間与えられるので、給紙ローラ66が積極的に用紙
の戻しに助勢することになり、用紙の戻しが一層確実に
行われることになる。また、前記の給紙ローラ66二逆
転ローラ74およびスプリング摩擦材112等の長寿命
化を図ることもできる。
〔発明の効果] 第1発明に係る給紙機構の制御方法は、以上のように、
用紙カセット内に積載されている用紙を用紙カセット内
から引き出すように給紙ローラに回転駆動力を与える駆
動系と、用紙の同時多数枚送りの際の給紙すべきでない
用紙を用紙カセット側へ戻すように逆転ローラに回転駆
動力を与える駆動系とを有する給紙機構の制御方法であ
って、給紙すべき用紙が給紙ローラ上を通過した後には
給紙ローラへの回転駆動力付与を停止する一方、この給
紙ローラへの駆動付与を停止した後も上記の逆転ローラ
には回転駆動力を少なくとも一定時間与え続ける構成で
ある。
また、第2発明に係る給紙機構の制御方法は、用紙カセ
ット内に積載されている用紙を用紙カセ・7ト内から引
き出すように給紙ローラに回転駆動力を与えると共に逆
転の回転駆動力をも与え得る駆動系と、用紙の同時多数
枚送りの際の給紙すべきでない用紙を用紙カセット側へ
戻すように逆転ローラに回転駆動力を与える駆動系とを
有する給′g、ia構の制御方法であって、給紙ずべき
用紙が給紙ローラ上を通過した後には給紙ローラに対し
逆回転の回転駆動力を一定時間与えると共に、上記の逆
転ローラには回転駆動力を少なくとも一定時間与え続け
る構成である。
これにより、各々、ローラ接線上を超えて給紙ローラと
逆転ローラとの間に挟まった用紙を戻して用紙先端をロ
ーラ接線の手前に位置させることができ、用紙力セント
の引き出しや回転による用紙ダメージを防止し得る他、
用紙戻し板を備える場合には、この用紙戻し板の作動を
確実に行わせることができる。
さらに、第2発明に係る制御方法により、給紙ローラが
積極的に用紙の戻しに助勢することになるので、用紙の
戻しが一層確実に行われるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は第1発明の一実施例を示すもので
ある。 第1図(a)は給紙機構の要部の平面図、同図(b)は
その側面図である。 第2図(a)は用紙が1枚のみ搬送される様子を示す説
明図、同図(b)は用紙が同時に2枚以上呼び込まれた
場合に給紙すべき用紙を送る一方給紙すべきでない用紙
の送りを阻止する様子を示す説明図、同図(c)は用紙
が同時に2以上枚呼び込まれた場合に給紙すべき用紙を
搬送ローラにて送る一方給紙すべきでない用紙を戻す様
子を示ず説明図である。 第3図(a)は給紙機構の側面図、同図(b)は同図(
a)において用紙戻し板等が回動した状態を示す側面図
である。 第4図は給紙機構を示す平面図である。 第5図は複写機の概略の内部機構を示す正面図である。 第6図は回転力セントユニットを示す斜視図である。 第7図ないし第9図は第2発明の一実施例を示すもので
ある。 第7図(a)は給紙機構の要部の平面図、同図(b)は
その側面図である。 第8図はマイクロコンビ1−夕と給紙センサー等との接
続関係を示すブロック図である。 第9図は給紙機構の制御内容を示すフローチャートであ
る。 26・27は回転カセットユニット、34は回転板、3
5は回転カセット、65は呼込ローラ、66は給紙ロー
ラ、70は給紙作動アングル、74は逆転ローラ、81
は用紙戻し板、111は正転制御クラッチ(駆動系)、
119は給紙センサー、121は逆転制御クラッチ(制
御系)、130は駆動モータである。 特許出願人     シャープ 株式会社第8図 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、用紙カセット内に積載されている用紙を用紙カセッ
    ト内から引き出すように給紙ローラに回転駆動力を与え
    る駆動系と、用紙の同時多数枚送りの際の給紙すべきで
    ない用紙を用紙カセット側へ戻すように逆転ローラに回
    転駆動力を与える駆動系とを有する給紙機構の制御方法
    であって、給紙すべき用紙が給紙ローラ上を通過した後
    には給紙ローラへの回転駆動力付与を停止する一方、こ
    の給紙ローラへの駆動付与を停止した後も上記の逆転ロ
    ーラには回転駆動力を少なくとも一定時間与え続けるこ
    とを特徴とする給紙機構の制御方法。 2、用紙カセット内に積載されている用紙を用紙カセッ
    ト内から引き出すように給紙ローラに回転駆動力を与え
    ると共に逆転の回転駆動力をも与え得る駆動系と、用紙
    の同時多数枚送りの際の給紙すべきでない用紙を用紙カ
    セット側へ戻すように逆転ローラに回転駆動力を与える
    駆動系とを有する給紙機構の制御方法であって、 給紙すべき用紙が給紙ローラ上を通過した後には給紙ロ
    ーラに対し逆回転の回転駆動力を一定時間与えると共に
    、上記の逆転ローラには回転駆動力を少なくとも一定時
    間与え続けることを特徴とする給紙機構の制御方法。
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