JPH02299809A - 装飾部材成形方法 - Google Patents

装飾部材成形方法

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Publication number
JPH02299809A
JPH02299809A JP1122035A JP12203589A JPH02299809A JP H02299809 A JPH02299809 A JP H02299809A JP 1122035 A JP1122035 A JP 1122035A JP 12203589 A JP12203589 A JP 12203589A JP H02299809 A JPH02299809 A JP H02299809A
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JP
Japan
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base material
opening
foam layer
skin
foaming raw
Prior art date
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Pending
Application number
JP1122035A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Nishida
勉 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1122035A priority Critical patent/JPH02299809A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、基材と表皮との間に発泡層が形成されると
共に、所定位置に開口部が形成された装飾部材の成形方
法に関するものである。
[従来技術] 従来のこの種の装飾部材としては、例えば第5図ないし
第7図に示すような自動車のインストルメント1がある
。このインストルメント1は、所定の剛性を有する基材
2と、所定の柔軟性を有する表皮3とを有し、この表皮
3と基材2との間に、□ クッション性を有する発泡層
4が形成されると共に、所定位置に空調用の空気吹出開
口部5が形成されている。
このようなインストルメント1の成形は、予め所定形状
に成形された基材2と表皮3とを発泡型にセットし、こ
の間にウレタン等の発泡原料を注入して発泡させて、発
泡層4を得るようにしている。
この場合、基材2には、空気吹出開口部5となる位置に
予め開口部2aが形成されているため、発泡原料を注入
する場合に漏れないように、この開口部2a予めテープ
6で塞ぐと共に、この基材2と表皮3との周縁部の間に
、第6図に示すように、ダムラバー7を配設するように
している。そして、発泡層4を成形した後、 トリミン
グ加工により、空気吹田開口部5を開設すると共に、周
縁部を所定の形状に形成するく第7図参照)。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このような従来のものにあっては、基材
2に形成されている開口部2aを発泡原料を注入する前
に、予めテープ6で塞ぐ必要があるため、この作業は自
動化が難しいことから、手作業に頼らざるを得す、作業
性が悪い、という問題がある。
[課題を解決するための手段] この発明は、かかる従来の課題に着目してなされたもの
で、基材と表皮との間に発泡原料を注入して発泡層を形
成した後、所定部位を打ち抜いて開口部を形成する装飾
部材成形方法において、前記基材の前記開口部を形成す
る位置で、前記発泡層側と反対の面側に凹所を形成する
ことにより、該開口部を形成する位置に薄肉部を形成し
た装飾部材成形方法としたことを特徴としている。
[作 用] かかる手段によれば、基材の発泡層と反対側の面側に凹
所が形成されて、この部位が薄肉部に形成されているこ
とから、発泡原料の注入時には、この発泡原料が漏れる
ようなことがない、そして、開口部を打ち抜く場合には
、その薄肉部は容易に打ち抜くことができ、従来と異な
りテープを張り付ける手間が削減できることから、作業
性が向上することとなる。
また、基材に形成された凹所は、発泡層と反対側の面側
に形成されているため、発泡原料が基材と表皮との間を
流通する場合、気泡(ボイド)が発生することがなく、
発泡層材が良好に形成されることとなる。ちなみに、基
材の発泡層側の面側に凹所を設けて薄肉部を形成すると
、発泡原料流通時には、この凹所により、その漆通路の
断面積が急激に変化しているため、発泡層にボイドが発
生し、温度上昇により、このボイドが大きくなり、表皮
に凹凸が発生して、外観品質の低下を招くこととなる。
さらに、発泡層形成後に、開口部を打ち抜く場合には、
基材を受は治具上に載置して、表皮側から打抜き刃に食
い込ませて打ち抜くのであるが、凹所が受は治具側とな
ることから、その打抜き刃の先端を受は治具に当接させ
なくても、開口部を打ち抜くことができる。従って、開
口部のカット面精度が向上すると共に、打抜き刃による
受は治具の損傷を防止することができる。
[実施例コ 以下、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は、この発明の装飾部材成形方法を
自動車のインストルメント成形方法に適用したものであ
る。
図中符号11は例えばポリプロピレン複合材からなる基
材、符号12は例えば塩化ビニールからなる表皮で、こ
の基材11と表皮12との間には、例えばウレタン等か
らなりクッシミン性を有する発泡層13が形成されるこ
とにより、インストルメント10が構成されている。そ
して、このインストルメント10には、従来例の第7図
に示すのと同様に所定位置に開口部としての送風用開口
部5が形成されている。
このようなインストルメント10の成形は以下のような
方法で行なう。
すなわち、先ず、基材11を一体成形により、所定位置
く前記送風用開口部5となる位置)で、図中下面側(発
泡層13と反対面側)に凹所11aを形成して薄肉部1
1bを形成すると共に、周縁部にダム部11cを突設す
る。また、表皮12も予め所定の形状に形成する。
そして、第2図のCIL)に示すように、下型15に表
皮12を、又、上型16に基材11をそれぞれセットし
、次いで、同図の(b)に示すように、注入装置17に
てイソシアネートとポリオールとが混合された発泡原料
18を注入する。その後、同図の(C)に示すように、
要諦めして発泡原料18を発泡させて発泡層13を形成
する。
この場合、空気吹出開口部5となる位置は薄肉部11b
により閉成されていると共に、ダム部11Cにより基材
11および表皮12の間隙が閉成されているため、発泡
原料18が漏れるようなことなく、確実に発泡層13を
形成することができる。
また、発泡原料18の発泡時には、第3図中矢印に示す
ように、この発泡原料18が流れるが、凹所11aは、
発泡層13側と反対側の面に形成されているため、発泡
原料1日の流通路に急激な断面変化がないことから、こ
の流通時にボイドが発生することがなく、発泡層13が
良好に形成されることとなる。ちなみに、第4図に示す
ように、発泡層13側の面に凹所11aを形成すると、
この凹所11aにより、流通路の断面積が急激に変化し
て、発泡層13にボイド19が発生し、温度上昇により
、このボイド19が大きくなり、表皮12に凹凸が発生
して、外観品質の低下を招くこととなる。
そして、発泡層13の形成後、第2図の(d)に示すよ
うに離型した後、同図の(e)に示すようにトリミング
装置20を用いて、空気吹田開口部5の形成や周縁部の
切断等のトリミングを行なう、この場合、空気吹出開口
部5の成形は、第3図に示すように、プラスチック製の
受は治具21上に発泡層13が形成された上記半製品を
載置し、打抜き刃22を加熱した状態で、第3図に示す
状態から下降させ、表皮122発泡層13.および基材
11の薄肉部11bを打ち抜いて、空気吹出開口部5を
形成する。
この場合には、基材11の凹所11aが受は治具21側
に形成されていることから、その打抜き刃22の先端を
、受は治具21に当接させなくても、空気吹田開口部5
を打ち抜くことができるため、この開口部5のカット面
精度が良く外観品質が向上すると共に、その打抜き刃2
2により、プラスチック製の受は治具21を損傷させる
ことが少ない、という利点がある。
上記実施例では、この発明を自動車のインストルメント
の成形方法に適用したが、これに限らず、他の部品にも
適用できることは勿論である。
[発明の効果] 以上説明してきたように、この発明によれば、基材の発
泡層側と反対の面に凹所を形成して、薄肉部を形成して
いることから、発泡原料が漏れるようなことがないと共
に、装飾部材に開口部を打ち抜く場合に、容易に打ち抜
くことができ、従来のように、テープを張り付ける手間
が削減できることから、作業性を向上させることができ
る。また、基材に形成された凹所は、発泡層側と反対側
の面に形成されているため、発泡層にボイドが発生する
ことがなく、発泡層を良好に形成することができる。し
かも、この開口部を打ち抜く場合には、受は治具上に基
材を載置して、表皮側から打抜き刃に食い込ませて打ち
抜くのであるが、凹所が受は治具側となることから、そ
の打抜き刃の先端を、受は治具に当接させる必要がない
ため、受は治具の傷付きを防止することができると共に
、この開口部のカット2を高精度に形成することができ
る、という実用上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図はこの発明の装飾部材成形方法の一
実施例を示す図で、第1スはインストルメントの断面図
、第2スは成形行程を示す図、第3図はインストルメン
トの要部断面図、第4図は凹所の形成位置を変えた場合
を示す第3図に相当する断面図、第5図ないし第7図は
従来側を示す図で、第5図はインストルメントの斜視図
、第6図は第1図に相当する断面図、第7面は同インス
トルメントをトリミングした状態を示す断面図である。 5・・−空気吹出開口部(開口部) 10・・・インストルメント(装飾部材)11・・・基
材 11a・・・凹所 11b・・・薄肉部 12・・・表皮 13・・・発泡層 18・・・発泡原料 第1図 10−  イ′7ストルメント(装會年!I’S本才)
11−・基材 11a  −・−凹戸斤 11b−−一薄肉音1 12−  右肩 第2図 (a )       (b) (c)       (d)      (e)第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 基材と表皮との間に発泡原料を注入して発泡層を形成し
    た後、所定部位を打ち抜いて開口部を形成する装飾部材
    成形方法において、 前記基材の前記開口部を形成する位置で、前記発泡層側
    と反対の面側に凹所を形成することにより、該開口部を
    形成する位置に薄肉部を形成したことを特徴とする装飾
    部材成形方法。
JP1122035A 1989-05-16 1989-05-16 装飾部材成形方法 Pending JPH02299809A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1122035A JPH02299809A (ja) 1989-05-16 1989-05-16 装飾部材成形方法

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JPH02299809A true JPH02299809A (ja) 1990-12-12

Family

ID=14825983

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JP1122035A Pending JPH02299809A (ja) 1989-05-16 1989-05-16 装飾部材成形方法

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JP (1) JPH02299809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014132910A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 カルソニックカンセイ株式会社 多層部品構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014132910A1 (ja) * 2013-02-27 2014-09-04 カルソニックカンセイ株式会社 多層部品構造

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