JPH0229942A - 光ピックアップヘッド装置及びこれを用いた光情報装置 - Google Patents

光ピックアップヘッド装置及びこれを用いた光情報装置

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JPH0229942A
JPH0229942A JP63178612A JP17861288A JPH0229942A JP H0229942 A JPH0229942 A JP H0229942A JP 63178612 A JP63178612 A JP 63178612A JP 17861288 A JP17861288 A JP 17861288A JP H0229942 A JPH0229942 A JP H0229942A
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JP
Japan
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photodetector
hologram element
pickup head
head device
optical pickup
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Application number
JP63178612A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Kadowaki
愼一 門脇
Yoshiaki Kinba
慶明 金馬
Makoto Kato
誠 加藤
Tetsuo Hosomi
哲雄 細美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ディスクあるいは光カードなど、光媒体も
しくは光磁気媒体上に記憶される光学情報を記録・再生
あるいは消去可能な光ピックアップヘッド装置及び前記
光ピックアップヘッド装置を用いた光情報装置に関する
ものである。
従来の技術 高密度・大容量の記憶媒体として、ピット状パターンを
用いる光メモリ技術は、ディジクルオーディオディスク
、ビデオディスク、文書ファイルディスク、さらにはデ
ータファイルと用途を拡張しつつ、実用化されてきてい
、る。ミクロンオーダに絞られた光ビームを介して情報
の記録再生が高い信穎性のもとに首尾よく遂行されるメ
カニズムは、ひとえにその光学系に因っている。光ピッ
クアップヘッド装置(以下0.PUと略す)の基本的な
機能は、 (I)回折限界の微小スポットを形成する集
光性、 (■)前記光学系の焦点制御とピット信号検出
、および(III)同トラッキング制御の3種類に大別
される。これらは、[1的、用途に応じて亀 各種の光
学系ならびに光電変換検出方式の組合せによって実現さ
れている。第14図は、従来のOPUの一例を示す模式
図である。通常、TEssモードで発振する半導体レー
ザ光源1からの発散波面(電場:水平偏波)をコリメー
トレンズ2で平行ビームとし、偏光ビームスプリッタ1
07で左方の四分の一波長板(1/4λ板)18に選択
反射する。1/4λ板18を通過した円偏光波面は、レ
ンズ3で大略1μm程度のスポットに絞られ、光記憶媒
体面4上に到辻し、ピット状パターン40を照射する。
媒体面で反射・回折された光束は、再びレンズ3を逆に
進んでl/4λ板18を通過すると垂直偏波の平行ビー
ムとなり、偏光ビームスプリッタ−107を透過してビ
ームスプリッタ19で2方向に分割される。一方の反射
光は集光レンズ20、ならびに非点収差を付与する円柱
状レンズ21を通って四分割フォトディテクタ559に
入射し、フォーカス(焦点)誤差(以下FEと略す)信
号に変換される。他方の透過光は、ファーフィールドパ
ターンのまま、 トラッキング誤差(以下TEと略す)
信号検出用の二分割フォトディテクタ22に入る。
ここで、1/4λ板18は、偏光ビームスプリッタ10
7と組み合わせることによって、光量の利用効率を高め
ることと同時に、半導体レーザへの戻り光を抑圧して、
信号光成分に不要なノイズが増加しないための工夫であ
る。しかし、再生専用ディスクのOPUでは、光量設計
に余裕があり、1/4λ板と偏光ビームスプリッタを省
くことが可能であり、特に小型化、低価格化のためには
、部品の省略、複合化が図られている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、再生専用OPUにおいても、ビーム分割
手段、非点収差あるいはナイフェツジ法などによる焦点
制御手段、またトラッキング制御手段を独立、もしくは
結合、して構成する必要がある。そのために従来用いら
れてきた光学部品は、ビームスプリッタ、レンズ、プリ
ズム等いずれも大量に製作・組立・調整することは容易
ではなく、小型化、低価格化、ffi産性、高信頼性の
面で問題があった。
これらの問題が生じる共通の理由として、第1に高精度
の平面あるいは非球面を要する光学部Sは、多くの工程
を経て初めて所望の加工が実現されるのでプレス手段等
を用いるが如き生産が一般に困難であること、第2に多
数の部品を組み合わせて所定の総合性能を発揮させるた
めには、組立・調整にも多くの時間と複雑な検査・測定
装置を要すること、第3に部品の小型化に限界があると
ころから、全光学系の小型化にも大きな制約があった。
上記課題の解決方法として、1枚のホログラム素子にフ
ォーカスおよびトラッキング制御用の所定波面を記録し
ておき、光ピックアップヘッド装置の読み取りビームで
再生される各波面を光検出器に導く技術が最近開示され
ている。
1)特開昭52−108908号、天井上、永井2)特
開昭82− 18850号、天井上、永井3)特開昭8
1− 79E377号、松下、辰巳4) Y、に1mu
ra et al、’旧gh Perforn+anc
e 0ptical  Head  uslng Op
tlmlzed  Ilolograpblc 0pt
icalElen+ent”、プロシーディング オン
 ザ インターナショナル シンポジウム オン オプ
ティカルメモリ (Proc、 of the Int
ernational Symposlum on 0
ptical Memory、 )Tokyo、5ep
t、IG−18,1987(9,131) 5 ) K、Tatsuml et at、”A Mu
lti−functional Reflectlon
 Type Gratlng Lens for tb
e CD 0ptlcal Head”、プロシーディ
ング オン ザ インターナショナル シンポジウム 
オン オプティカルメモリ(Proc、 of the
 International SymposiumO
n 0ptical Memory、)TQkyO,5
ept、1G−18,1987(9゜第27) 上記のうち、4)はFE倍信号ダブルナイフェツジ法で
、TE倍信号ファーフィールド(ホログラム素子面)上
に設けたス1リット格子からの回折光強度によって検出
する方法であり、他はすべて第13図に示すように非点
収差波面140,141.142を四分割フォトディテ
クタ559で受光した信号から演算してFE倍信号びT
E倍信号検出するものである。例えばFE倍信号四分割
ディテクタの各ディテクタの出力を加算回路31゜32
で加算した後、差動回路33で差をとり、信号処理回路
34で信号処理することにより得られる。ところが、各
方式とも重大な課題として、光源の波長が設計基準波長
λからδλだけずれを生じたときには、フォトディテク
タ」二の各ビームは(例えば140→1401など)移
動し、その結果、FE倍信号トラッキング信号の成分が
混入する。FE倍信号オフセットが発生する1等が生じ
て正確なフォーカス制御を行うことが困難となる。
通常の半導体レーザでは、使用環境温度が例えば60℃
変化するとレーザ発振波長は12nm程度、また駆動電
流が40.mA変化すると8nm程度の波長変動が各々
生じる。このような波長変動に対して生じるホログラム
素子からの回折角度の変化に対応できる安定した誤差信
号検出という課題が残されていた。さらに非点収差方式
もしくはナイフエラ方式のFE検出系では、OPUを組
み立てる際のフォトディテクタの機械的調整精度が数μ
m程度の厳しさとなる調整上の課題があった。また、従
来よりOPUを小型化、軽11を化、簡素化。
安定化、低価格化することが望まれていた。
課題を解決するための手段 本発明は、上述の課題を解決するために以下に示す手段
を用いる。
(1)1対もしくは2対の共役な焦点を有する波面を再
生可能なホログラム素子の一部分に異なる口折格子もし
くは非ホログラム領域を形成したホログラム素子を用い
てフォーカス誤差(FE)信号およびトラッキング誤差
(TE)信号の検出を行う。
(2)複数に分割されたフォI・ディテクタの半導体基
板上もしくはフォトディテクタを収納したパッケージ内
で結線する。
(3)光源と前記フォト・ディテクタとを同一のパッケ
ージに収納する。
(4)前記フォトディテクタと演算回路とを同一のパッ
ケージに収納する。
(5)前記光源と前記フォトディテクタと前記演算回路
とを同一のパッケージに収納する。
作用 本発明では、上述(1)の手段により、光源に波長変動
が生じることによってホログラム素子からの回折光の回
折角が変化しても、各々のフォトディテクタには常に一
定の回折光が入射し、極めて安定したFE倍信号びTE
倍信号検出が可能となる。さらに、上述(2)及び(3
)の手段により配線は減少し出力インピーダンスも低く
することができるので周囲の影響を受けに<<、安定し
た信号検出が可能となる。さらに、」二連(3)及び(
5)の手段により組立は最も良好にFE倍信号得られる
ようにホログラム素子を僅かに回転させるかもしくは全
く無調整な程に調整精度が緩和できるので、組立時の調
整工程は極めて簡素化される。
さらにこの光ピックアップヘッド装置を用いて構成され
た光情報装置は、安定したフォーカスサーボ及びトラッ
キングサーボが可能なので信頼性が高<、シかも光ピツ
クアップの構成が簡素化されているので安価で小型の光
情報装置となる。
実施例 第1図(a)は、本発明の一実施例によるOPU装置の
概略構成を示す。同図において、lはコヒーレントビー
ムを発する半導体レーザ(例えば波長λ2 800nm
でTEisモードで発振)、2はフリメートレンズ(例
えば焦点圧’JAW f c  20 mm)、3は集
光用の対物レンズ、4は光記憶媒体(光ディスク)であ
って、光源1から発したビームはコリメートレンズ2で
平行ビームとされ、レンズ3でディスク4上に集光され
る。このとき6は1対の共役な焦点を有する波面を再生
可能なホログラム素子でさらにこのホログラム素子の一
部分には異なる回折格子が形成してあり、レンズ2゜3
の間に介在して往路ではそのO次回舌先がディスク4に
集光されることに、なる。42は基板、41は保護膜で
ある。ディスク4上で反射されたビームは復路で再びレ
ンズ3を通過してほぼ平行光とされた後ホログラム素子
θに入射して、0次回舌先の他に、軸外にFE倍信号得
るための一対の共役な焦点を持つ回折光波面71と72
及びTE倍信号得るための波面73,74.75及び7
6を生成する。これらの波面71から76はコリメート
レンズ2を介して収束される。共役光波面71と72は
、ディスク4上に焦点が正しく結ばれているときにはO
次回舌先の収束点(光源lの発光点10)を含んでレン
ズ2の光軸に垂直な面11工とは前後する位置の2面に
各々直交する方向に焦点を結ぶが、このとき各焦点面と
而111との間隔はδ1=δ2=δと設計する。回折光
71から76はフォトディテクタユニット5で受光する
第1図(b)は面111に配置されたフォトディテクタ
ユニット5とこのフォトディテクタユニット面上におけ
る回折光71. 72. 73. 74゜75及び78
の様子を示したものである。フォトディテクタユニット
5は複数のフォトディテクタ51.52.53.54.
55及び56から構成されており、さらにフォトディテ
クタ51はフォトディテクタ51L、5L2及び513
、フォトディテクタ52はフォトディテクタ521.5
22及び523で構成されている。各フォトディテクタ
51から56は0次回舌先の収束点(光源1の発光点1
0)を中心として放射状に形成している。この図におい
ては、ディスク71−に焦点が正しく結ばれている状態
に対応した再生像を示している。FE倍信号TE倍信号
RF倍信号検出方法及びホログラム素子6の詳細につい
ては後述する。
第2図は本発明の別の実施例を示す概念図である。第1
実施例では透過型ホログラム素子を用いているのに対し
、本実施例では反射型ホログラム素子66を使って光軸
をα 90゛として折り曲げている。またコリメートレ
ンズを使用せず対物レンズ系30だけで結像光学系を構
成して、小型化を図り、部品点数をより少なくしている
第3図は本発明のさらに別の実施例を説明したものであ
る。同図(a)は、OPU装置の概略構成であり、光源
1から発したビームはコリメートレンズ2で平行ビーム
とされ、偏光ビームスプリッタ106で反射したのち波
長板9で円偏波となり、ミラー8で光路を折り曲げた後
レンズ3でディスり4上に集光される。ディスク41で
反射されたビームは復路で再びレンズ3を透過してほぼ
平行光とされた後、波長板9を透過して垂直偏波となり
、偏光ビームスプリッタ106を透過する。偏光ビーム
スプリッタ106からの透過光はホログラム6に入射し
て、O次回舌先の他に、軸外に回折光波面71〜76を
生成し、レンズ20でこの回折光を集光し、フォトディ
テクタユニット59で受光する。同図(b)は、フォI
・ディテクタユニット59とこのフォトディテクタユニ
ット面上における回折光の様子を示したものである。こ
のフォトディテクタユニット59が先の2例におけるフ
ォトディテクタユニット5とソ4なる点は、光源からの
往路とフォトディテクタユニットへの復路を分離してい
るために0次回舌先70を受光することが可能であり、
そのためのフォトディテクタ50が形成されていること
である。ここでは、波長板9は偏光ビームスプリッタ1
0Bとの性能バランスを容易にする目的でλ15100
設旧とし、戻り光量の最適化を図って信号検出のS/N
比を極大にしている。
さて以上の実施例における信号検出方法を詳しく説明す
る。第4図は、例えば第1図(b)で示したフォトディ
テクタユニット5の各フォトディテクタ領域51〜56
で検出される回折光71〜76と発光点10の関係を模
式的にかつ一般的に表している。第4図(b)はディス
ク上に合焦点のスポットが形成された場合であり、第4
図(a)及び(C)は各々逆位相でのデフォーカス状態
を示す。F’E信号は例えばフォトディテクタ512と
522の差動出力をとることにより得られるが、この検
出方式はスポットサイズデイテクションと呼ばれており
衆知の事実である。また、ここで例えばフォトディテク
タ512の出力に521.523の出力を、522の出
力に511,513の出力をそれぞれ加算することによ
り差動出力は増大する。一方、TE倍信号例えばフォト
ディテクタ53と55の差動出力をとることにより得ら
れ、また、例えばフォトディテクタ53の出力に54の
出力を、55の出力に56の出力を、それぞれ加算する
ことにより差動出力は増大する。また、RF倍信号例え
ば各フォトディテクタ51〜56の出力を総和すること
により得られる。今、光源の波長λ2が長波長側にδλ
だけ変化したときには、同図(b)に示すように、フォ
トディテクタ5上゛の回折光71.72.73.74,
75.76はそれぞれ710,720,730,740
,750.780へ移動する。このとき、各フォトディ
テクタ51〜56を0次回舌先の収束点(光源1の発光
点10)を中心として放射状に形成しておけば、光源の
波長変動によって回折光が移動しても各々のフォトディ
テクタには常に−・定の回折光が入射するのでFE倍信
号TE倍信号RF倍信号いずれにも変化を与えず、極め
て安定した信号検出が可能となる。
第5図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図である
。同図(a)は、ホログラム素子6の機能領域区分を示
し、FE信号検出用として1対の共役な焦点を有する波
面を再生可能な領域671゜672とTE信号検出用と
して単純な格子パターンを各々他と異なる方向に記録し
た領域681゜682及び非ホログラム領域θ91. 
692. 893とからなる。ディスクで反射されたビ
ームに含まれるディスクのトラックに関するファーフィ
ールドパターン401及び402を同図(a)に示すよ
うに、ホログラム素子6に対して入射させることにより
、良好なTE倍信号検出できる。同図(b)は、例えば
第1図(a)に示したようなOPUのフォトディテクタ
5上におけるホログラム素子6から再生される波面を示
しており、回折光71及び72はホログラム素子6の機
能領域671及び672から、回折光73及び74はホ
ログラム素子6の機能領域681から、回折光75及び
76はホログラム素子6の機能領域682からそれぞれ
得られる。ホログラム素子6において非ホログラム領域
691,692.693を形成することにより、レンズ
3が移動してビームの開口が制限を受ける場合にもTE
信づにはオフセットが生じにくくなり安定したトラッキ
ング制御が可能となる。さらにディスクからの反射ビー
ムに対して本ホログラム素子をどのような位置に対して
挿入してもFE倍信号対してT E 4N号成分が混入
するということが生じず、安定したFE倍信号検出可能
である。
第6図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図である
。同図(a)は、ホログラム素子61の機能領域区分を
示し、FE信号検出用として1対の共役な焦点を有する
波面を再生可能な領域673.874.675とTE信
号検出用として単純な格子パターンを各々他と異なる方
向に記録した領域683,684とからなる。ディスク
で反射されたビームに含まれるディスクのトラックに関
するファーフィールドパターン401及び402を同図
(a)に示すように、ホログラム素子61に対して入射
させることにより、良好なTE倍信号検出できる。同図
(b)は、例えば第1図(a)に示したようなOPUに
ホログラム素子61を用いた場合に得られるフォトディ
テクタユニット5上におけるホログラム素子61から再
生される波面を示しており、回折光711及び721は
ホログラム素子61の機能領域673,874,875
から、回折光731及び741はホログラム素子61の
機能領域683から、回折光751及び761はホログ
ラム素子61の機能領域684からそれぞれ得られる。
FE倍信号TE倍信号  RF倍信号検出方法は第5実
施例と同様である。本ホログラム素子ではトラックに関
するファーフィールドパターン内の位相ずれの少ない部
分を検出できるため、ビームがディスクに対してデフォ
ーカスにある状態でもTE倍信号安定に検出することが
できる。
第7図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図である
。同図(a)は、ホログラム素子62の機能領域区分を
示している。このホログラム素子62は、外観上は第5
実施例に示したホログラム素子6と同様であるが、こ、
こてはFE信号検出用として2対の共役な焦点を有する
波面を再生可能な領域876.677に記録している。
さらに先に示した例の様にTE信号検出用として単純な
格子パターンを各々他と異なる方向に記録した領域88
゛5.688及び非ホログラム領域694.Ei951
8θ6とを有する。ディスクで反射されたビームに含ま
れるディスクのトラックに関するファーフィールドパタ
ーン401及び402を同図(a)?:示すように入射
させることにより、良好なTE倍信号検出できる。同図
(b)は、例えば第1図(a)に示したようなOPUに
ホログラム素子61とフォトディテクタユニツl−59
1を用いた場合に得られるフォトディテクタユニット5
91上におけるホログラム素子62から再生される波面
を示しており、回折光712,713,722.723
はホログラム素子θ2の機能領域676及び877から
、回折光732.742はホログラム素子62の機能領
域685から、回折光752及び7θ2はホログラム素
子62の機能領域686からそれぞれ得られる。フA・
トディテクタユニット591は、複数のフォトディテク
タ5101.5102,5201.5202.532゜
542.552,562により構成されており、さらに
フォトディテクタ5101は514.515.518、
フォトディテクタ5102は517゜518.519、
フォトディテクタ5201は527.528,529、
フォトディテクタ5202は524,525.528に
よってそれぞれ構成されている。この場合、FE倍信号
例えばフォトディテクタ515と518の差動出力をと
ることにより得られるが、この検出方式もスポットサイ
ズディテクシ日ンと呼ばれており衆知の事実である。ま
た、ここで例えばフォトディテクタ515の出力に51
7.519の出力を、518の出力に514.5113
の出力をそれぞれ加算することにより差動出力は増大す
る。ここでは、フ1 )ディテクタユニット591の対
称線112に対して片側だけのフォトディテクタを用い
てFE倍信号検出する方法について説明したが、もちろ
ん両側のフォトディテクタの出力のいずれを用いてもF
E倍信号検出できるし、両側のフォトディテクタの出力
を用いればそれだけ出力強度は増加する。
一方、TE倍信号先の第5実施例と同様な演算により検
出できる。なお、ここでフォトディテクタユニット59
1の対称線112に対して片側だけのフォトディテクタ
だけを形成して用いたときには、光源1とフォトディテ
クタユニツl−591とをハイブリッドで構成すること
が容易となる。なお、第5〜7実施例はいずれもホログ
ラム素子において部分的に異なる回折格子及び非ホログ
ラム領域を形成する実施例を示したが、ホログラム素子
上に重畳して異なる回折格子及び非ホログラム領域を形
成して同様な特性を得ることが容易であることは言うま
でもない。また、非ホログラム領域をホログラム領域と
することももちろん可能であり、特にその形状、大きさ
に制約はない。また、第5〜第7実施例に示した本発明
のホログラム素子は、三光束干渉法、コンピュータによ
るパターン発生等の一般的な方法によって容易に作成で
きる。
第8図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図である
。ここではフォトディテクタユニット59とこのフォト
ディテクタユニット59を収納するパッケージ12とで
構成される受光装置を示している。この受光装置は、例
えば第3図(a)に示したOPU装置のフォトディテク
タユニット59の部分に実施することができる。フォト
ディテクタユニット59を構成する各フォトディテクタ
50〜56を、パッケージ12の内部においてあらかじ
めFE倍信号TE倍信号RF倍信号得られるように配線
301,302,303,304゜305.306,3
07で結線することにより、外部に設ける演算回路との
接続が簡素化できる。
パッケージ12に設けた端子201,202,203.
204,205.206は、外部回路との接続端子であ
る。例えば、FE倍信号接続端子205と206の差動
演算により、TE倍信号接続端子201と202の差動
演算により、RF倍信号接続mfJ子203からそれぞ
れ得られる。パッケージ12の内部で各フォトディテク
タの配線を行えば配線の長さを短くすることができ、そ
の結果配線に混入する雑音も減少するのでS/N比の良
好な信号を得ることができる。なお、ここではFE倍信
号TE倍信号RF倍信号検出するための一例を示したが
、その目的に応じてパッケージ内部の配線の変更や、外
部との接続端子の変更さらにはパッケージ内部のフォト
ディテクタの形状や個数の変更も全く問題ないことであ
る。また、各フォトディテクタを同一基板上に形成して
さらに基板上に配線を形成すれば、この受光装置を簡単
に構成することができる。もちろん必要に応じて独立し
たフォトディテクタを用いて構成することも何ら問題は
ない。
第9図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図である
。ここでは、フォトディテクタユニット5と、光源1と
、このフォトディテクタユニット及び光源を収納するパ
ッケージ13とで構成される発光受光装置を示している
。この発光受光装置は、例えば第1図(a)に示したO
PU装置の光源1及びフォトディテクタユニット5に実
施することができる。先の例と同様にフォI・ディテク
タユニット5を構成する各フォトディテクタを、パッケ
ージ13の内部においてあらかじめFE倍信号TE倍信
号RF倍信号得られるように配線308゜309.31
0,311,312,313で結線することにより、外
部に設ける演算回路との接続が簡素化できる。パッケー
ジ13に設けた端子207.208,209,210.
.211.212は、外部回路との接続端子である。例
えば、FE倍信号接続端子211と212の差動゛演算
により、TE倍信号接続端子207と208の差動演算
により、RF倍信号接続端子207,208゜211.
212の和演算によりそれぞれ得られる。
光源1の発光点10と放射伏に形成したフォトディテク
タの放射中心とが一致するように機械的に光源とフォト
ディテクタを接着するかもしくは同一基板上に形成する
ことにより、OPU装置を構成するときの調整工程はほ
とんど無調整に近いものとなり、さらにOPU装置を小
型化、軽量化することができる。
第10図は、本発明の更に別の実施例を示す概念図であ
る。ここではフォトディテクタユニット59と、FE倍
信号TE倍信号  R1?’信号をそれぞれ得るための
演算回路352,351.353と、フォトディテクタ
ユニット59及び演算回路351,352,353を収
納するパッケージ14とで構成される受光装置を示して
いる。この受光装置は、例えば第3図(a)に示したO
PU装置に実施することができる。パッケージ14に設
けた端子213,214,215,218,217゜2
18は、外部回路との接続端子である。例えば、FE倍
信号接続端子217から、TE倍信号接続端子214か
ら、RIi’信号は接続端子215からそれぞれ得られ
る。パッケージ14の内部で各フォトディテクタの配線
を行えば配線の長さを短くすることができ、その結果配
線に混入する雑音も減少するのでS/N比の良好な信号
を得ることができるが、演算回路をも収納することによ
りさらに雑音が低減したS/Hの良好な信号を得ること
ができる。さらに、演算回路の出力を低インピーダンス
とすれば、外部回路との接続の際、雑音の影響を一層受
けにくくなる。また、フォトディテクタと演算回路を、
例えばシリコン等の同一基板上に形成することも容易で
あり、その場合には、製造工数の削減、低コスト化など
が可能となる。
第11図は、本1発明の更に別の実施例を示す概念図で
ある。ここでは光源1と、フA・トディテクタユニット
5と、FE倍信号TE倍信号RF倍信号得るための演算
回路352,351.354と、フォトディテクタユニ
ット5及び演算回路351゜352.354を収納する
パッケージ15とで構成される発光受光装置を示してい
る。この発光受光装置は、例えば第1図(a)に示した
OPU装置に実施することができる。パッケージ15に
設けた端子219,220,221,222,223.
224は、外部回路との接続端子である。例えば、FE
倍信号接続端子224から、TE倍信号接続端子220
から、RF倍信号接続端子222からそれぞれ得られる
。この発光受光装置は先の第9及び第10実施例を、複
合したものであり、両者の利点を有するものである。さ
らに、この発光受光装置を光ピックアップヘッIJ装置
に用いることにより、光ピックアップヘッド装置は非常
に簡素化できる。
第12図は、以上に述べてきた光ピックアップヘッド装
置を用いて構成した光情報装置の一実施例である。光記
憶媒体(光ディスク4)は駆動機構81によって回転さ
れる。光ピックアップヘッド装置80はまた光ディスク
4との位置関係に対応する信号を電気回路83へ送る。
電気回路83はこの信号を増幅もしくは演算して、光ピ
ックアップヘッド装置80もしくは光ピックアップヘッ
ド装置内の対物レンズを微動させるための信号を出力す
る。82は光ピックアップヘッド装置の駆動装置、85
は光ピックアップヘッド装置内の対物レンズの駆動装置
である。前記信号と駆動装置82もしくは85によって
、光ディスク4に対してフォーカスサーボと、トラッキ
ングサーボを行い、光ディスク4に対して、情報の読み
出し、または書き込みもしくは消去を行う。84は電源
または外部電源との接続部であり、ここから電気回路8
3.光ピックアップヘッド装置の駆動装置82、光ディ
スクの駆動機構81及び対物レンズ駆動装置85へ電気
を供給する。なお、電源もしくは外部電源との接続端子
は各駆動回路にそれぞれ設けられていても何ら問題ない
発明の効果 本発明では光源とフォトディテクタと演算回路とを1つ
のパッケージに収納した発光受光装置と、1対もしくは
2対の共役な焦点を有する波面を再生可能なホログラム
素子の一部分に異なる回折格子もしくは非ホログラム領
域を形成したホログラム素子によりフォーカス誤差(r
’E)信号およびトラッキング誤差(TE)信号の検出
を行うことにより以下に示す効果を有する。
(I)光源に波長変動が生じることによってホログラム
素子からの回折角が変化しても各々のフォトディテクタ
には常に一定の回折光が入射するので、フォーカス誤差
(F E)信号、 トラッキング誤差(TE)信号、高
周波情+17 (RF)信号のいずれも極めて安定に検
出することができる。
(II)フォトディテクタの位置調整はほとんど無調整
かホログラム素子をわずかに回転させるだけという程度
に簡素化される。
(III)フォトディテクタの位置精度が緩和されるた
め、FE倍信号及びTE倍信号安定して検出することが
可能である。
(IV)FE倍信号TE倍信号しくはさらにRF倍信号
1つの基板上に形成したフォトディテクタで検出できる
ため光学系の構成が容易となり部品点数の減少、低価格
化、小型化等が実現可能となる。
(■)フォトディテクタを受光装置の内部で結線するこ
とにより、外部回路との接続が簡略化できる。
(Vl)フォトディテクタを受光装置の内部で結線する
ことによって配線の長さは短くなり、周囲の影響を受け
にくくなるので安定した信号検出が可能となる。
(■)同一基板上もしくは同一パッケージ内にフォトデ
ィテクタと演算回路を形成することにより、周囲の影響
をさらに受けにくくなるので安定した信号検出が可能と
なる。
(■)同一基板上もしくは同一パッケージ内にフォトデ
ィテクタと演算回路を形成することにより、光ピックア
ップヘッド装置は小型化、軽ffl化、低コスト化が可
能となる。
(IX)同一基板上もしくは同一パッケージ内にフォト
ディテクタと演算回路を形成し、なおかつその演算回路
の出力を低インピーダンスとすれば、さらに周囲の影響
を受けにくくなるので安定した信号検出が可能となる。
(X)同一パッケージ内に光源と7オトデイテクタとを
機械的に制御できる精度で接着もしくは同一基板上に形
成することにより、光ピツクアップ装置を組み立てる際
のフォトディテクタの調整は省略できる。
(XI)共役光を用いてFE倍信号しくはTE倍信号検
出を行う場合には、回折現象を利用しているにもかかわ
らず光の利、和動率は高く、検出感度が高い。
(Xn)光源の波長変動及びフォトディテクタの位置調
整に対する許容範囲が拡大することにより、本発明の光
ピックアップヘッド装置は半導体レーザを光源に用いな
がら、温度変化の極端に激しい環境下においても安定で
信頼性の高い動作が可能とな・る。
(XIII)本ホログラム素子では、FE倍信号TE倍
信号独立して検出できるので、安定な信号が得られる。
(XIV)本ホログラム素子を用いてTE倍信号検出す
る場合には、集光用のレンズの開1コに制限を受けたり
、少々のデフォーカスが生じている場合でも安定した信
号を検出することができる。
(X■)不完ピックアップヘッド装置を用いて構成され
た光情報装置は、安定にFE倍信号  TE倍信号検出
することができるので信頼性の扁い光情報装置となる。
(XVI)本光ピックアップヘッド装置は部品点数が少
なく安価なので、本光ピックアップヘッド装置を用いて
構成された光情報装置は、安価で小型の光情報装置とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本発明の一実施例を示す光ピックアップ
ヘッド装置の概略構成図、同図(b)は同図(a)に示
す光ピックアップヘッド装置におけるフォトディテクタ
と回折光の関係図、第2図は本発明の別の実施例を示す
概念図、第3図(a)は本発明の別の実施例を示す光ピ
ックアップヘッド装置の概念図、同図(b)は同図(a
 )に示す光ピックアップヘッド装置におけるフォトデ
ィテクタと回折光の関係図、第4図(a )、(b )
、(c )は本発明を説明する一般的原理図、第5図(
a)は本発明の他の実施例を説明−するホログラム素子
の構成図、同図(b)は同図(11)に示すホログラム
素子を用いた光ピックアップヘッド装置における回折光
とフォトディテクタの関係図、第6図(a)は本発明の
他の実施例を説明するホログラム素子の構成図、同図(
b)は同図(a)に示すホログラム素子を用いた光、ピ
ックアップヘッド装装置における回折光とフォトディテ
クタの関係図、第7図(a)は本発明の他の実施例を説
明するホログラム素子の構成図、同図(b)は同図(a
)に示すホログラム素子を用いた光ピックアップヘラド
装置における回折光とフォトディテクタの関係図、第8
図は本発明の別の実施例を説明する受光装置の概念図、
第9図は本発明の別の実施例を説明する発光受光装置の
概念図、第10図は本発明の別の実施例を説明する受光
装置の概念図、第11図は本発明の別の実施例を説明す
る発光受光装置の概念図、第12図は本発明の実施例の
光情報装置の概略断面図、第13図(a )、(b )
、(c )は従来の光ピックアップヘッド装置の光学系
のフォーカス誤差信号検出方法の(II&念図、第14
図は従来の光ピックアップヘッド装置の光学系の非点収
差波面検出系の一例を示す構成図である。 1e@Φ半導体レーザもしくは相当のコヒーレント光源
、2・−拳コリメートレンズ、3・、・・レンズ、4争
・・光記憶媒体(光デ・イスク)、5・・・フォトディ
テクタユニット、6・φ・ホログラム素子、 10・・
・発光点、41・・拳保護膜、42・・・基板、50〜
56・・・フォトディテクタ、59・・・フォトディテ
クタユニット、61・・・ホログラム、62・・・ホロ
グラム、66・・・反射型ホログラム、70・・@00
次回折光71・・・1次回折光、72・φ舎1次回折光
(共役像)、73〜76・会・1次回折光、401.4
02・・・フ1−フィールドパターン、671〜677
・φ・ホログラム領域、681〜686・・・単純格子
、691〜696@・囃非ホログラム領域 代理人の氏名 弁理士 栗野重孝 はか1名第 図 、30−一νンヌ゛ 66−一及剥型六ログラム棄子 δ Sラー (b) 憾 第12図 第14図

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コヒーレントビームもしくは準単色のビームを発
    する光源と、前記光源からのビームを受け光記憶媒体上
    へ微小スポットに収束する集光光学系と、光記憶媒体で
    反射したビームを受け回折光を発生させるホログラム素
    子と、前記ホログラム素子からの回折光を受光するフォ
    トディテクタとを具備した光ピックアップヘッド装置に
    おいて、前記ホログラム素子が1対又は2対の共役な焦
    点を有する波面を再生可能であり、前記ホログラム素子
    の一部分に異なる回折格子もしくは非ホログラム領域を
    空間的に独立もしくは多重形成していることを特徴とす
    る光ピックアップヘッド装置。
  2. (2)コヒーレントビームもしくは準単色のビームを発
    する光源と、前記光源からのビームを受け光記憶媒体上
    へ微小スポットに収束する集光光学系と、光記憶媒体で
    反射したビームを受け回折光を発生させるホログラム素
    子と、前記ホログラム素子からの回折光を受光する受光
    装置とを具備した光ピックアップヘッド装置において、
    前記受光装置は独立もしくは同一の半導体基板上に形成
    した複数のフォトディテクタと、前記フォトディテクタ
    を収納し前記フォトディテクタとの入出力の接続が可能
    な端子を持つパッケージとで構成され、前記フォトディ
    テクタは半導体基板上もしくは前記パッケージ内におい
    て結線され、前記パッケージの出力線数が前記フォトデ
    ィテクタの個数よりも実質的に少ないことを特徴とする
    光ピックアップヘッド装置。
  3. (3)特許請求の範囲第2項記載の光ピックアップヘッ
    ド装置において、ホログラム素子が1対もしくは2対の
    共役な焦点を有する波面を再生可能であり、さらに前記
    ホログラム素子の一部分に異なる回折格子もしくは非ホ
    ログラム領域を空間的に独立もしくは多重形成している
    ことを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  4. (4)コヒーレントビームもしくは準単色のビームを発
    する光源と、前記光源からのビームを受け光記憶媒体上
    へ微小スポットに収束する集光光学系と、光記憶媒体で
    反射したビームを受け回折光を発生させるホログラム素
    子と、前記ホログラム素子からの回折光を受光するフォ
    トディテクタとを具備した光ピックアップヘッド装置に
    おいて、前記光源と前記フォトディテクタは同一のパッ
    ケージに収納され、前記パッケージは内部に収納した前
    記光源と前記フォトディテクタとを外部回路と接続可能
    にする入出力端子を有し、前記フォトディテクタは独立
    もしくは同一の半導体基板上に形成した複数のフォトデ
    ィテクタで構成され、前記フォトディテクタは半導体基
    板上もしくは前記パッケージ内において結線されていて
    前記パッケージのフォトディテクタに関する出力端子数
    が前記フォトディテクタの個数よりも実質的に少ないこ
    とを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  5. (5)特許請求の範囲第4項記載の光ピックアップヘッ
    ド装置において、ホログラム素子が1対もしくは2対の
    共役な焦点を有する波面を再生可能であり、さらに前記
    ホログラム素子の一部分に異なる回折格子もしくは非ホ
    ログラム領域を空間的に独立もしくは多重形成している
    ことを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  6. (6)コヒーレントビームもしくは準単色のビームを発
    する光源と、前記光源からのビームを受け光記憶媒体上
    へ微小スポットに収束する集光光学系と、光記憶媒体で
    反射したビームを受け回折光を発生させるホログラム素
    子と、前記ホログラム素子からの回折光を受光する受光
    装置とを具備した光ピックアップヘッド装置において、
    前記受光装置は独立もしくは同一の半導体基板上に形成
    した複数のフォトディテクタと、前記フォトディテクタ
    からの信号を演算もしくは増幅してフォーカス誤差信号
    もしくはトラッキング誤差信号もしくは高周波情報信号
    を得る演算回路と、前記フォトディテクタと前記演算回
    路を収納し前記フォトディテクタと前記演算回路を外部
    回路と接続可能にする入出力端子を有するパッケージと
    で構成され、前記フォトディテクタは半導体基板上もし
    くは前記パッケージ内において結線され、前記パッケー
    ジの出力端子数が前記フォトディテクタの個数よりも実
    質的に少ないことを特徴とする光ピックアップヘッド装
    置。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載の光ピックアップヘッ
    ド装置において、ホログラム素子が1対もしくは2対の
    共役な焦点を有する波面を再生可能であり、さらに前記
    ホログラム素子の一部分に異なる回折格子もしくは非ホ
    ログラム領域を空間的に独立もしくは多重形成している
    ことを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  8. (8)特許請求の範囲第6項もしくは第7項記載の光ピ
    ックアップヘッド装置において、フォトディテクタと演
    算回路とが同一の半導体基板に形成されていることを特
    徴とする光ピックアップヘッド装置。
  9. (9)コヒーレントビームもしくは準単色のビームを発
    する光源と、前記光源からのビームを受け光記憶媒体上
    へ微小スポットに収束する集光光学系と、光記憶媒体で
    反射したビームを受け回折光を発生させるホログラム素
    子と、前記ホログラム素子からの回折光を受光するフォ
    トディテクタと、前記フォトディテクタの出力を演算も
    しくは増幅してフォーカス誤差信号もしくはトラッキン
    グ誤差信号もしくは高周波情報信号を得る演算回路とを
    具備した光ピックアップヘッド装置において、前記光源
    と前記フォトディテクタと前記演算回路は同一のパッケ
    ージに収納され、前記パッケージは内部に収納した前記
    光源と前記フォトディテクタと前記演算回路を外部回路
    と接続可能にする入出力端子を有し、前記フォトディテ
    クタは独立もしくは同一の半導体基板上に形成した複数
    のフォトディテクタで構成され、前記フォトディテクタ
    は半導体基板上もしくは前記パッケージ内において結線
    されていて前記パッケージのフォトディテクタに関する
    出力端子数が前記フォトディテクタの個数よりも実質的
    に少ないことを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  10. (10)特許請求の範囲第9項記載の光ピックアップヘ
    ッド装置において、ホログラム素子が1対もしくは2対
    の共役な焦点を有する波面を再生可能であり、さらに前
    記ホログラム素子の一部分に異なる回折格子もしくは非
    ホログラム領域を空間的に独立もしくは多重形成してい
    ることをを特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  11. (11)特許請求の範囲第9項もしくは第10項記載の
    光ピックアップヘッド装置において、フォトディテクタ
    と演算回路とが同一の半導体基板に形成されていること
    を特徴とする光ピックアップヘッド装置。
  12. (12)光ディスクの駆動機構と、特許請求の範囲第1
    項〜第11項記載の光ピックアップヘッド装置のいずれ
    かと、前記光ピックアップヘッド装置より得られるフォ
    ーカス誤差信号とトラッキング誤差信号のそれぞれを用
    いたフォーカスサーボ機構とトラッキングサーボ機構と
    、前記サーボ機構を実現するための電気回路と、電源ま
    たは外部電源との接続部とを少なくとも有する光情報装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6243334B1 (en) 1998-02-03 2001-06-05 Fujitsu Limited Information reading and writing device for optical disk

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JPS60211645A (ja) * 1984-04-05 1985-10-24 Nec Corp 受光装置
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