JPH02299394A - プラント制御装置 - Google Patents

プラント制御装置

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JPH02299394A
JPH02299394A JP1119541A JP11954189A JPH02299394A JP H02299394 A JPH02299394 A JP H02299394A JP 1119541 A JP1119541 A JP 1119541A JP 11954189 A JP11954189 A JP 11954189A JP H02299394 A JPH02299394 A JP H02299394A
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crt
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Masaaki Nomoto
野本 正明
Mario Uesugi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプラントの状態を監視・制御する為のプラント
制御方法及び装置に係り、特に、制御の際の機器の選択
状況を明確に表示するプラント制御方法及び装置に関す
る。
〔従来の技術〕
例えば一般に、電力系統制御用計算機装置は第13図に
示すように、各変電所・発電所(以下、プラン1−とい
う)に相馬して設置される子局群5と、遠隔地から上記
プラントを監視・制御する計算機3と、計算機と子局と
の中間にあって両者を通信回線にて接続する親局4と、
計算機3にCRT制御装置7を介して接続されプラント
の現在状態を表示するCRT表示装置1と、プラント運
転員が制御を実施する際に使用する計算機3に接続され
た操作卓2と、を備えている。電力系統を構成するしゃ
断器・断路器の「入」・「切」状態及び母線・送電線の
電力・電圧・電流等は、子局5によって定周期に収集さ
れ親局4経出で計算機3に伝送され、CRT画面情報に
(例えば電力系統図)編集されて、CRT表示装置に表
示される。しゃ断器・断路器は、CRT画面上では「入
」状態であれば赤色、「切」であれば緑色のシンボルを
用いて表示される。逆に、しゃ断器や断路器を制御(1
人」→「切」又は「切」→[人)に動作)する場合は、
まず電力系統図が表示されたCRT画面−ヒで該当機器
のシンボルが指示装置、例えばライトペン8を使って選
択される。選択された当該機器のシンボルは、現在の状
態を表す色のままで点滅し、当該機器が選択された事を
示す。この時、計算機3は。
子局5に対し、該機器の選択を指示し、子局5が該機器
が制御対象として選択された事を記憶した後、計算機に
対し選択が完了した旨を報告する。
選択完了後に、操作卓上の「入」又は「切」の操作ボタ
ンを押下すると、計算機3は子局5に該機器の制御(「
入」または「切」)を指示し、子局5は該機器の1人」
又は「切」の制御信号を出力する。該機器の制御が正常
に実行されると、新たな機器の状態が子局により親局を
経由して計算機に伝送され、CRT画面上の該機器のシ
ンボルが制御後の状態を表す色、「入」制御なら赤色、
「切」制御なら緑色に色を反転し、点滅が停止する事に
より制御が完了した事をプラント運転員に示す。一方、
′エカ系統を構成するしゃ断器や断路器の状態が操作卓
2の制御入力によることなく、「入」状態から「切」状
態に、又は、「切」状態から1人」状態に状態変化した
場合も、前述の機器選択時間様、CRT両面上の該機器
のシンボルを状態変化後の状態を表す色で点滅させる事
により、プラント運転員に機器の状態変化の発生及び発
生部位を明示する。プラント運転員は、状態変化の発生
及び発生部位をCR7画面上で確認すると、操作卓上の
「確認」ボタンを押下する。これにより、CR7画面上
で状態変化による機器のシンボルの点滅が停止する。
〔発明が解決しようとする!l1題〕 プラントを監視・制御するシステムにおいては、制御の
ため選択中の機器および状態変化が発生した機器につい
てはCRT表示装置上で、プラント運転員に特別の注目
を促すよう表示する必要がある。このための手段として
、人間の特性から考えCR7画面上で図形の点滅のよう
に、表示を継続的に変化させる事が最も効果的である。
このような背景において、従来のプラント制御装置に付
属するCRT表示装置では、機器の選択と状態変化のい
ずれのケースも、共に機器のシンボルの点滅にて表示す
るようにしていた。この為、機器が選択されたのち、制
御されるまでの間に状態変化が発生しても、プラント運
転員は、状態変化の発生を見落す可能性が大きかった。
すなわち。
第14図に示すように緑で点滅している「切」状態しゃ
断器は、「切」状態のしゃ断器を選択したことを表す場
合(上段)と、1人」状態のしゃ断器を選択したが、そ
の直前に「切」状態に状態変化したことを表す場合(下
段)の2通りが考えられることになるため、単に機器の
シンボルの色や点滅からでは、この2つを識別する事は
出来ないこととなる。特に、下段の場合、プラント運転
員の本来の目的は、該しゃ断器をr入」状態から「切」
状態に制御する事である為、この点から考えると、1人
」状態から「切」状態に状態変化があった時点で、プラ
ント運転員は制御する必要はなくなり、選択状態の取消
を行う必要がある。ところが、プラント運転員が現在選
択中の該しゃ断器に状態変化が発生した事に気付かず、
「切」状態のしゃ断器を選択したと誤認識し、誤って「
入」状態に制御してしまいかねないという問題点があっ
た。
公知例である特開昭60−14.420号公報において
も、上記問題点を解決するに至っていない。
すなわち、第15図に示すように、選択された事と故障
が発生した事を色で区別して表示するようにしているが
、プラント運転員に認識させる手段としでは、いずれの
場合も、シンボルの点滅により行う方法としている。こ
のため、「入」状態の機器の選択をするとマゼンダ色で
シンボルが点滅するが、この時点で故障が発生しても、
シンボルはマゼンダ色で点滅しているままであり、プラ
ント運転員は選択中に故障が発生した事を知る事が出来
ず、誤制御をしてしまいかねないという問題がある。
本発明の課題は、機器の選択が行われた直前から、r入
」又は「切」等の制御操作が行われるまでの間に、機器
の状態変化が発生しても、機器が選択された状態と状態
変化が発生した状態とをCRT画面上で明確に区別して
表示できるようにするにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、複数の状態をとり得る機器群の個々の機
器の現在の状態を取り込んで送信し、かつ制御指令を受
信して前記機器の状態を変化させる子局と、前記子局と
通信回線を介して接続された親局と、該親局に接続され
た中央演算装置と、該中央演算装置にCRT制御装置を
介して接続されたCRT表示装置と、該CRT表示装置
に設けられた指示装置と、を備え、前記機器群が各機器
の状態を識別できるかたちでCR7表示画面上に表示さ
れ、制御される機器は前記CR7表示画面上で前記機器
群の中から前記指示装置により選択され、当該機器が選
択されたことの表示が前記CR7表示画面上になされた
のち制御が行われる、プラント制御装置に、CR7表示
画面上の機器の表示に隣接する位置に表示される該機器
が選択されたことを指示する記号を記憶する手段を備え
ることにより達成される。
機器が選択されたことを指示する記号が、点滅する記号
である請求項1に記載のプラント制御装置であってもよ
く、該機器の表示の方を向いた矢印である請求項1に記
載のプラント制御装置であってもよい。
また、矢印が点滅する請求項3に記載のプラント制御装
置であってもよく、矢印の大きさが常時変化するもので
ある請求項3に記載のプラント制御装置でもよい。
また、複数の状態をとり得る機器群の個々の機器の現在
の状態を取り込んで送信し、かつ制御指令を受信して前
記機器の状態を変化させる子局と、前記子局と通信回線
を介して接続された親局と、該親局に接続された中央演
算装置と、該中央演算装置にCRT制御装置を介して接
続されたCRT表示装置と、該CRT表示装置に設けら
れた指示装置と、を備え、前記機器群が各機器の状態を
識別できるかたちでCR7表示画面上に表示され、制御
される機器は前記CR7表示画面上で前記機器群の中か
ら前記指示装置により選択され、当該機器が選択された
ことの表示が前記CR7表示画面上になされたのち制御
が行われる、プラン1へ制御装置において、前記中央演
算装置が、制御対象に選択された機器の表示を当該機器
の状態の表示に無関係に行うプラント制御装置としても
よい。
中央演算装置が、機器選択後に当該機器の状態が変化し
た場合、CR7表示画面上の機器の表示を点滅させる請
求項1又は6に記載のプラント制御装置としてもよい。
また、機器群の状態を取り込み状態情報として出力する
プラント入力装置と、該プラン1−人力装置に接続され
前記状態情報を入力される中央演算装置と、該中央演算
装置にCRT制御装置を介して接続されたCRT表示装
置と、を備え、前記機器群の状態として表現される事象
の種類が複数存在するプラント制御装置置において、前
記中央演算装置が、CR7表示画面上で機器に対応する
表示シンボルを点滅させる手段と、該シンボルに隣接し
た位置に該シンボルを向いた矢印を表示する手段と、を
有するプラント制御装置としてもよい。
機器群の状態を取り込み状態情報として出力するプラン
ト入力装置と、該プラント入力装置に接続され前記状態
情報を入力される中央演算装置と。
該中央演算装置にCRT制御装置を介して接続されたC
RT表示装置と、を備え、前記機器群の状態を変化させ
る事象が複数存在するプラント制御装置において、前記
中央演算装置が、CR7表示画面上で機器に対応する表
示シンボルを点滅させる手段と、該シンボルに隣接した
位置に該シンボルを向きかつ点滅する矢印を表示する手
段と、を有することを特徴とするプラント制御装置とし
てもよい。
また、プラントの機器及びその状態を表現する複数のシ
ンボルをCRT表示装置に表示し、前記シンボルのなか
から特定のシンボルを選択し、該選択されたシンボルを
CRT表示画面上で他のシンボルと区別して表示し、前
記選択されたシンボルで表現される機器を遠隔制御によ
り動作させ、動作後の該機器の状態を前記CRT表示装
置に表示するプラントの制御方法において、前記選択さ
れたシンボルを他のシンボルと区別して表示するために
、選択されたシンボルに隣接する位置に点滅する記号が
表示されることを特徴とするプラントの制御方法として
もよい。
また、プラントの機器及びその状態を表現する複数のシ
ンボルをCRT表示装置に表示する手順と、前記シンボ
ルのなかから特定のシンボルを選択し、CR’T表示画
面上の該選択されたシンボルに隣接する位置に点滅する
記号を表示する手順と、前記選択されたシンボルで表現
される機器に行なわせる動作の種別を選択する手順と、
該選択された動作を実施させる手順と、該選択された動
作の完了を検知してCRT表示画面上の前記点滅する記
号を消去し、該機器を該機器の動作完了後の状態を表現
するシンボルにより表現する手順と、を備えたプラント
の制御方法としてもよい。
また、選択された機器を表現するシンボルは、指示され
た制御動作が終了するまで変化しないことを特徴とする
請求項11または12に記載のプラントの制御方法とし
てもよい。
〔作用〕
機器自体を表示するシンボルと別に該シンボルに隣接す
る位置に当該機器が選択されたことを示す記号が表示さ
れるため1機器の状態変化の表示と該機器が選択された
ことの表示は各独立に行われ、選択されたことと、状態
変化が生じていることが区別して認識される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例であるプラント制御装置を、第1
図により説明する。図に示すプラント制御装置は、プラ
ントの状態情報を定周期に収集し、出力する複数の子局
5と、該子局5に子局との間の情報入出力を制御する親
局4を介して接続された中央演算装置3と、該中央演算
装置3に接続された磁気記憶装置6と、前記中央演算装
置6に接続されプラント運転員が制御指令を発行する操
作卓2と、前記中央演算装置3にCRT制御装置7を介
して接続された。プラントモデルを表示するCRT表示
装置1と、を備えている。CRT表示装置1には、プラ
ント機器が制御される際に、制御対象機器の選択に使用
する指示装置であるライトペン8が付属されており、C
RT制御装置7は、CRT表示装置1への画面情報の出
力や、前記ライトペン8による選択の受は付けを制御す
る。前記磁気記憶装置6はプラントモデルを構成するシ
ンボル情報、シンボル表示位置、機器が選択されたこと
を指示する記号である矢印の表示位置、表示すイズ、向
きおよびプラントの現在の状態情報を格納し、中央演算
装置3は、前記磁気記憶装置6から情報を読み出し、C
RT画面情報を編集する。
中央演算装置3は、機器状態演算手段3A、機器選択演
算手段3B、CRT表示編集手段3Cを備え1機器選択
演算手段3Bは、磁気記憶装置6に格納された機器の状
態を読み出しCRT表示画面に表示される機器のシンボ
ル情報をCRT表示編集手段に出力する機器状態演算手
段3Aの動作と無関係に、CRT制御装置7から伝送さ
れる指示装置8(ライトペン)の画面選択情報および磁
気記憶袋′Ii6から読み出した選択記号情報に基いて
、選択された機器の表示の信号をCRT表示編集手段3
Cに出力する。
プラントモデルが作成されるときに、第2図に示される
ような、プラントの機器を表すシンボルの位i (X、
Y座標)と、機器NQの対応テーブル、機器尚と機詣選
択時の矢印の表示位置(x、y座m)、矢印の表示すイ
ズおよび向きの対応テーブルが磁気記憶袋a6にあらか
じめ格納される。
上記構成のプラント制御装置による機器の制御操作につ
いて、電力系統制御システムを例にとって以下に説明す
る。プラント運転員が操作卓2を通じて中央演算装置3
に電力系統制御システムの単線結線図の表示を指示する
と、中央演算装置3のCRT表示表示聞役手段3C気記
憶装置6から必要な情報を読み出し、さらに機器状態演
算手段3Aの出力を併せて第3図に示されるような!l
t線結緩結線図面情報を編集し、CRT制御装置7を介
してCRT表示装置1に出力する。第3図において黒四
角は1人」状態の遮断器を示し、実画面では赤色表示さ
れている。
ライ1−ペン8により、CRT表示画面上の機器位置(
遮断器884)が指示(選択)されると、CRT制御装
置7は、中央演算装置3に、ライトペン受付の割り込み
を行う。中央演算装置3の機器選択演算手段3Bは、う
、イトペン受付の割り込みがあると、前記磁気記憶装置
6内の対応テーブルを検索し、ライトペン指示位置より
機器Nαを、機器Nαより矢印の表示位置、表示すイズ
および向きを読み出す。機器選択演算手段3Bは読み出
した前記情報をもとに、機器選択を示す矢印データを編
集し、CRT表示編集手段3Cに出力する。
この矢印データがCRT制御装置7を介してCRT表示
装@1に出力され、CRT表示画面上の選択された機器
を示すシンボルに隣接した位置に第4図に示すごとく点
滅表示される。この間、選択された機器を示すシンボル
自体の表示は「人」状態の赤色表示のままで変化しない
。第10図は「切」状態の機器が選択された場合の表示
例である。
機器の選択が行われたのち、操作卓2の制御操作種別を
示す操作スイッチ、例えば「切」の押ボタンスイッチが
押されると機器選択演算手段3Bは、選択ずみ(検索ず
み)の機器Nαから該機器を検索し、子局に対し、該機
器の「切」の制御回路の接続を指令する。指定された制
御回路が接続されるとともに、押された操作スイッチ「
切」に内装された表示灯が点滅を始める。次いで、操作
卓2上の「実行」スイッチが押されると、機器選択演算
手段3Bは子局に制御操作の実行を指令し、子局は前記
制御回路により、当該機器に指定された動作を行わせる
制御信号を出力する。当該機器は、この制御信号により
、所定の動作を実行する。
制御信号に基づく機器の動作が正常に実行されると、動
作結果が状態変化として、子局より親局経由で中央演算
装置3の機器状態演算手段3Aに伝送され、磁気記憶装
置6に記憶される。機器選択演算手段3Bは「実行」ス
イッチが押されてから。
状態変化信号受信までの時間が所定の時間内であること
を確認したのち、この状態変化が制御によるものと識別
し、制御が正常に完了したと見なし。
該機器のシンボルに隣接する位置に点滅表示されている
矢印を消す信号をCRT表示編集手段3Cに出力し、機
器状態演算手段3Aは該機器のシンボルの表示色を状態
変化後の状態を表す色(この場合は、r入」状態から「
切」状態になるので緑色)に変える信号をCRT表示編
集手段3Cに出力する。機器選択演算手段3Bはさらに
、CRT表示画面最下部に正常終了を表すメツセージを
表示させる。また、操作卓上で点滅していた操作スイッ
チ「切」および「実行」スイッチも点滅をやめ消灯され
る。
一方、送電線への落雷等により操作卓2からの制御指令
によることなく、!!!断器が1人」状態から「切」状
態に変化する等の機器の状態変化が発生した場合、その
状態変化を検知した子局から出力される状態情報は、親
局4、中央演算装置3を経て、一旦、磁気記憶装置6に
格納される。次いで機器状態演算手段3A、CRT表示
編集手段3Cによって、状態変化した機器(例えば遮断
器884)のシンボルの表示色が状態変化後の色に替え
られてCRT画面が編集され、かつ、CRT表示編集手
段3Cに、点滅する矢印を消去する信号が出力されない
ので、第6図に示すように当該機器のシンボルのみが点
滅して表示される。プラント運転員が、状態変化の発生
および状態変化が発生した機器をCRT画面上で確認後
、操作卓2の・「確認」スイッチを押すと、状態変化が
発生した機器のシンボルの点滅が停止され、状態変化後
の状態を表す表示色で表示される。
次に、制御動作のための機器選択が行われた後「入」又
は「切」の制御が行われる前に選択された当該機器に、
操作卓2からの制御指令によらない状態変化が発生した
場合につき説明する。この場合、機器選択(遮断器88
4が選択されたとする)に伴って、まず、当該機器のシ
ンボルに隣接する位置に点滅する矢印が第4図と同様に
表示される。次いで、当該機器の状態変化(「入」から
「切」へ)に伴って該機器のシンボルの表示色が状態変
化後の状態「切」を示す緑色となり、同時に点滅する。
このときは、「実行」スイッチが押されていないので、
機器選択演算手段3Bは状態変化が受信されても制御に
よる状態変化とは判定せず、点滅する矢印を消す信号を
出力せず、CRT表示編集手段3Cは、このため、該機
器のシンボル色変化と同時に該シンボルを点滅させる。
すなわち、第7図、第11図に示されるように、該機器
のシンボルと矢印とが同時に点滅表示される。
これにより、プラント運転員は機器の選択後で制御実行
前に該機器の状態が変化したこと、従って予定された制
御が不要になったことを明確に認識できる。このあと、
運転員が操作卓上の「確認」°スイッチを押すと、状態
変化が発生した(選択されていた)機器のシンボルの点
滅が停止され、さらに操作卓上の「選択解除」スイッチ
が押されると中央演算装置3は選択された機器であるこ
とを示す矢印をCRT画面から消去するとともに、親局
を介して子局に対し、選択解除を指令する。このときの
CR1表示画面は第5図と同しである。
なお、機器選択の際、該機器のシンボルに隣接した位置
に第8図に示すように文字を表示してもよいし、第9図
に示すように該機器の方を向き、大きさが継続的に変化
する矢印を表示してもよい。
いずれにしろ表示する記号を記憶装置6に格納しておき
、機器選択演算手段3Bにより、読み出し、出力すれば
よい。
上述の実施例においては、機器の状態の表示と、該機器
を制御対象として選択する表示という2種類の事象を区
別して表示したが、選択の表示の他、点検中、操作禁止
等の事象を対象として矢印表示してもよい。
操作卓を介して、機器を選択、制御する場合の操作手順
とCRT表示装置の表示を第12図にまとめた。第12
図にまとめた手順は、制御動作が正常に実行された場合
であるが、何らかの理由により1選択された機器が指示
された動作を正常に完了しなかった場合は、操作卓のス
イッチの点滅表示は表示105Aの状態のまま変化せず
、CR1表示画面は表示105Aに加え、画面最下部に
異常終了を示すメツセージが追加表示される。運転員が
操作卓上の「取消」スイッチを押すまで、この表示状態
が継続され、「取消」スイッチが押されると、CR1表
示画面は表示101Aに戻り、操作卓上で点滅していた
各スイッチも消灯する。
選択された機器が指示された動作を正常に完了しなかっ
た盛合とは、例えば、動作が途中で停止して完了しなか
った場合や、動作が開始されなかった場合、あるいは所
定の時間内に動作が終了しなかった場合などをいう。
〔発明の効果〕
本発明によれば、機器の状態の表示と該機器の他の事象
の表示がそれぞれ別の記号によって、CRT表示画面上
に表示されるので5両者が混同して識別が困難になるこ
とがなく、プラント運転員の誤認識、誤操作が防止され
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の主要な構成を示すブロック図
、第2図は本発明の記憶する手段に格納されるデータ構
造の一例を示す図、第3図〜第7図は、本発明によるプ
ラント制御装置のCRT表示例を示す系統図、第8図、
第9図、第10図は選択された機器を示す表示例を示す
図、第11図は選択後に機器の状態変化が生じた場合を
示すCRT表示例、第12図は本発明による制御手順と
表示内容例を示す図、第13〜15図は従来技術の例を
示す図である。 1・・・CRT表示装置、3・・・中央演算装置、4・
・・親局、5・・・子局、6・・・記憶する手段(磁気
記憶装置)、7・・・CRT制御装置、8・・・指示装
置(ライトペン)、3B・・・制御対象に選択された機
器の表示を当該機器の状態表示と無関係に行う手段(機
器選択演算手段)、3C・・・機器の表示を点滅させる
手段(CRT表示編集手段)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、複数の状態をとり得る機器群の個々の機器の現在の
    状態を取り込んで送信し、かつ制御指令を受信して前記
    機器の状態を変化させる子局と、前記子局と通信回線を
    介して接続された親局と、該親局に接続された中央演算
    装置と、該中央演算装置にCRT制御装置を介して接続
    されたCRT表示装置と、該CRT表示装置に設けられ
    た指示装置と、を備え、前記機器群が各機器の状態を識
    別できるかたちでCRT表示画面上に表示され、制御さ
    れる機器は前記CRT表示画面上で前記機器群の中から
    前記指示装置により選択され、当該機器が選択されたこ
    との表示が前記CRT表示画面上になされたのち制御が
    行われる、プラント制御装置において、CRT表示画面
    上の機器の表示に隣接する位置に表示される該機器が選
    択されたことを指示する記号を記憶する手段を備えたこ
    とを特徴とするプラント制御装置。 2、機器が選択されたことを指示する記号が、点滅する
    記号であることを特徴とする請求項1に記載のプラント
    制御装置。 3、機器が選択されたことを指示する記号が、該機器の
    表示の方を向いた矢印であることを特徴とする請求項1
    に記載のプラント制御装置。 4、矢印が点滅することを特徴とする請求項3に記載の
    プラント制御装置。 5、矢印の大きさが常時変化するものであることを特徴
    とする請求項3に記載のプラント制御装置。 6、複数の状態をとり得る機器群の個々の機器の現在の
    状態を取り込んで送信し、かつ制御指令を受信して前記
    機器の状態を変化させる子局と、前記子局と通信回線を
    介して接続された親局と、該親局に接続された中央演算
    装置と、該中央演算装置にCRT制御装置を介して接続
    されたCRT表示装置と、該CRT表示装置に設けられ
    た指示装置と、を備え、前記機器群が各機器の状態を識
    別できるかたちでCRT表示画面上に表示され、制御さ
    れる機器は前記CRT表示画面上で前記機器群の中から
    前記指示装置により選択され、当該機器が選択されたこ
    との表示が前記CRT表示画面上になされたのち制御が
    行われる、プラント制御装置において、前記中央演算装
    置が、制御対象に選択された機器の表示を当該機器の状
    態の表示に無関係に行う手段を有することを特徴とする
    プラント制御装置。 7、中央演算装置が、機器選択後に当該機器の状態が変
    化した場合、CRT表示画面上の機器の表示を点滅させ
    る手段を備えていることを特徴とする請求項1又は6に
    記載のプラント制御装置。 8、機器群の状態を取り込み状態情報として出力するプ
    ラント入力装置と、該プラント入力装置に接続され前記
    状態情報を入力される中央演算装置と、該中央演算装置
    にCRT制御装置を介して接続されたCRT表示装置と
    、を備え、前記機器群の状態として表現される事象の種
    類が複数存在するプラント制御装置において、前記中央
    演算装置が、CRT表示画面上で機器に対応する表示シ
    ンボルを点滅させる手段と、該シンボルに隣接した位置
    に該シンボルを向いた矢印を表示する手段と、を有する
    ことを特徴とするプラント制御装置。 9、機器群の状態を取り込み状態情報として出力するプ
    ラント入力装置と、該プラント入力装置に接続され前記
    状態情報を入力される中央演算装置と、該中央演算装置
    にCRT制御装置を介して接続されたCRT表示装置と
    、を備え、前記機器群の状態を変化させる事象が複数存
    在するプラント制御装置において、前記中央演算装置が
    、CRT表示画面上で機器に対応する表示シンボルを点
    滅させる手段と、該シンボルに隣接した位置に該シンボ
    ルを向きかつ点滅する矢印を表示する手段と、を有する
    ことを特徴とするプラント制御装置。 10、プラントの機器及びその状態を表現する複数のシ
    ンボルをCRT表示装置に表示し、前記シンボルのなか
    から特定のシンボルを選択し、該選択されたシンボルを
    CRT表示画面上で他のシンボルと区別して表示し、前
    記選択されたシンボルで表現される機器を遠隔制御によ
    り動作させ、動作後の該機器の状態を前記CRT表示装
    置に表示するプラントの制御方法において、前記選択さ
    れたシンボルを他のシンボルと区別して表示するために
    、選択されたシンボルに隣接する位置に点滅する記号が
    表示されることを特徴とするプラントの制御方法。 11、プラントの機器及びその状態を表現する複数のシ
    ンボルをCRT表示装置に表示する手順と、前記シンボ
    ルのなかから特定のシンボルを選択し、CRT表示画面
    上の該選択されたシンボルに隣接する位置に点滅する記
    号を表示する手順と、前記選択されたシンボルで表現さ
    れる機器に行なわせる動作の種別を選択する手順と、該
    選択された動作を実施させる手順と、該選択された動作
    の完了を検知してCRT表示画面上の前記点滅する記号
    を消去し、該機器を該機器の動作完了後の状態を表現す
    るシンボルにより表現する手順と、を備えたプラントの
    制御方法。 12、選択された機器を表現するシンボルは、指示され
    た制御動作が終了するまで変化しないことを特徴とする
    請求項11または12に記載のプラントの制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6473896A (en) * 1987-09-14 1989-03-20 Nissin Electric Co Ltd Formation of instrumental monitor control picture

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