JPH02299112A - 自動販売機の商品選択ボタン装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は自動販売機の商品選択ボタン装置に関する。

（ロ）従来の技術 本体前面に前面を透明パネルで覆われた展示室を形成し
、該展示室内に商品サンプルを展示するとともに、該商
品サンプルに対応して商品選択ボタンを前面に配設した
自動販売機では、展示ディスプレイ等に重点が置かれ、
例えば特開昭６３−２２９５９７号公報に示されるよう
に、自動販売機の前面に占める展示室面積を大きく採る
傾向にある。

そして、これらの自動販売機の商品選択ボタンは、前面
パネルに大きな開口を設け、この開口に装着して上端を
支持され前後可動自在な透明な選択ボタン本体と、この
選択ボタン本体の下端に形成した押圧片によって押圧動
作される選択スイッチと、選択ボタンの裏面側に対応設
置して選択ボタンを透して照明する表示灯とを備えたも
のが−般に知られており、例えば実開昭６３−１６３５
７０号公報に示されている。

また最近では、商品サンプルを光透過性の材質にて中空
状に形成し、この商品サンプルを内部から照明して商品
サンプル自体が明るく発光するようにした展示装置もあ
り、特開昭６３−２９１１９０号公報に開示されている
。

（ハ）発明が解決しようとする課題 従来の商品選択ボタン装置を配設した自動販売機では、
商品選択ボタン装置が比較的大型なために、該商品選択
ボタンを配設するための設置面積が自動販売機の前面に
広く必要となり、展示室の大型化を阻害する問題を生じ
ていた。

また、商品選択ボタンを小型化した場合は、表示灯等の
内股が困難となり、単なる商品選択ボタンだけが配設さ
れる状態となって、小さい商品選択ボタン形状と相まっ
て、特に夜間等にあっては商品選択ボタンの標示が不明
確となる問題があった。

本発明はこのようなことから、商品選択ボタンの設置面
積を小さくできるとともに、商品選択ボタンを小さくし
た場合でも、商品選択ボタンを明確に標示することので
きる自動販売機の商品選択ボタン装置を提供するもので
ある。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は本体前面に前面を透明パネルで覆われた展示室
を形成し、該展示室内に照明装置を内設した基台を設け
て該基台上に商品サンプルを展示し、展示した該商品サ
ンプルを基台内の照明装置により照明するとともに、商
品サンプルに対応して商品選択ボタンを本体前面に配設
してなる自動販売機において、前記透明パネルに透孔を
設け、該透孔に対応してボタン保持板を透明パネルの前
面に固定し背面に前記基台を固定するとともに、ボタン
保持板の前面に透孔と対向位置して横長スリット状の開
口を設け、該開口から前部を突出しかつ後部を透孔に連
通させて前後可動自在に保持され後端面に光透過性の有
色印刷を施した透明な商品選択ボタンを設け、前記基台
に内設した照明装置により商品選択ボタンの後端面を照
明するものである。

（ホ）作用 かかる構成による本発明は、透孔を設けた透明パネルを
挟んで該透孔の前面にボタン保持板を設け、背面に商品
サンプル展示用の基台を設けて、ボタン保持板の横長ス
リット状の開口から透明な商品選択ボタンの前部を突出
させかつ後部を透孔に連通させて前後可動自在に設け、
基台内に設けた照明装置によって基台上に装着した商品
サンプルと商品選択ボタンの後端面を照明し、商品選択
ボタン後端面に施した有色印刷の色が商品選択ボタン内
を透して商品選択ボタンの前端面から明るく表示する。

（へ）実施例 各図は本発明の実施例を示すものであり、第１図は展示
室部分の縦断側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線断面図
、第３図は自動販売機の斜視図である。

１は自動販売機本体であり、前面に・は前面を透明パネ
ル２にて覆われた展示室３を設けるとともに、下部には
貨幣等を投入する投入口４、及び商品取出口５等を配設
している。

透明パネル２の上下２ケ所の所定位置には、左右方向へ
１列に透孔６を多数開口並設しており、この透孔６に対
応して透明パネル２の前面にはボタン保持板７を固定し
、背面には商品サンプル８を展示支持する基台９の前端
を固定している。

ボタン保持板７は、透孔６に対向して前面に開口する横
長スリット状の開口１０を、透孔６と同数並設している
。そして前部を該開口ｌＯから前方へ突出して前後移動
自在に支持した商品選択ボタン１１を内設するとともに
、該商品選択ボタン１１は防水性の弾性を有するシール
部材１２により、通常時は前方に位置され、商品選択ボ
タンｌｌが押圧操作されると後方へ移動し、押圧操作が
解除されるとシール部材１２の弾性により前方位置へ復
帰するようになっている。

商品選択ボタン１１は、透明なアクリル街脂材等の部材
にて形成し、後端面１１Ａには例えば緑色等の有色の光
透過性の印刷を施し、がっ前端面１１Ｂは左右方向へ円
弧状に形成して、後端面１１Ａに光が照射されると印刷
された色が商品選択ボタン１１内を透して、後端面１１
Ａに対向する前端面１１Ｂに明るく表示されるようにし
ている。すなわち、商品選択ボタン１１はボタン保持板
７から突出した部分を左右方向に円弧状に形成して、突
出した前端面１１Ｂが突出部の略全幅に亘るよう成し、
前方からは勿論のこと、側方から見た場合でも、その前
端面１１Ｂから後端面１１Ａに印刷された色の光が放た
れて明るく表示されるようになっている。

また、シール部材１２は透明にて弾性を有する部材で形
成され、前記透孔６の前面を閉塞して開口ｌＯからの雨
水等の透孔６内への浸入を阻止するとともにＳ動作部材
１３の前端により商品選択ボタン１１の後部を嵌合して
連結している。

動作部材Ｉ３は、透明材にて中空の角筒状に形成し、前
記透孔６に前後移動自在に挿通するとともに、前端をシ
ール部材１２を介して商品選択ボタン１１の後部に嵌合
連結し、商品選択ボタンｌｌの動作に応じて前後移動す
るようにしている。また、動作部材１３の後部には後方
へ延出する作動片１４を設け、商品選択ボタン１１が押
圧操作されたときに、該作動片１４に対向位置する基板
１５に設けた選択スイッチ１６を動作するようになって
いる。

−刃基台９は、上面に商品サンプル８を装着するための
開口９Ａを設け、かつ前面部を前記透明パネル２の背面
に固定し、更に、開口９Ａを設けた上面に連続して前方
へ下がるように傾斜した面には「温かい」　「冷たい」
等の表示を施した光透過性の表示部１７を設けており、
光を透過しない部材にて左右方向に延在させた箱形を形
成している。

そしてこの基台９内には、照明装置としての螢光灯１８
を配設し、該螢光灯１８は、各開口９Ａを通して商品サ
ンプル８を内部から照明するとともに、動作部材１３の
中空内とシール部材１２を透して商品選択ボタン１１の
後端面１１Ａを照明するようにしている。また基台９内
には、前記表示部１７に対応した表示ランプ１９と、前
記作動片１４に対応した選択スイッチ１６をそれぞれ配
設した基板１５を設けている。

開口９Ａは前記各商品選択ボタン１１に対応して複数並
設して開口しているとともに、商品サンプル８の下部を
挿脱自在に装着できるようになっている。そして商品サ
ンプル８は、底部を開口し上面部を閉塞した中空の円筒
体状を呈し、光透過性の部材にて形成して外周面に光透
過性の印刷を施している。そして、底部を前記基台９の
開口９Ａに対応して装着することにより、螢光灯１８の
光が開口９Ａを通して該商品サンプル８内を照明するよ
うになっている。

（ト）発明の効果 本発明は上記したように構成したものであるから、商品
選択ボタンを薄く小型にした場合でも、基台内の照明装
置を利用して極めて明解に商品選択ボタンを標示できる
効果を奏するとともに、商品選択ボタンを配設するため
の設置面積が少なくできるため、展示室の大型化が容易
にできる等の効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

各図は本発明の実施例を示ｔも弓−；、・あり、第１図
は展示室部分の縦断側面図、第２図は第１図のＡ−Ａ線
断面図、第３図は自動販売機の斜視図である。 ２・・・透明パネル、３・・・展示室、６・・・透孔、
７・・・ボタン保持板、９・・・基台、１０・・・開口
、１１・・・商品選択ボタン、ＩＩＡ・・・後端面、Ｉ
ＩＢ・・・前端面、１８・・・螢光灯。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、本体前面に前面を透明パネルで覆われた展示室を形
   成し、該展示室内に照明装置を内設した基台を設けて該
   基台上に商品サンプルを展示し、展示した該商品サンプ
   ルを基台内の照明装置により照明するとともに、商品サ
   ンプルに対応して商品選択ボタンを本体前面に配設して
   なる自動販売機において、前記透明パネルに透孔を設け
   、該透孔に対応してボタン保持板を透明パネルの前面に
   固定し背面に前記基台を固定するとともに、ボタン保持
   板の前面に透孔と対向位置して横長スリット状の開口を
   設け、該開口から前部を突出しかつ後部を透孔に連通さ
   せて前後可動自在に保持され後端面に光透過性の有色印
   刷を施した透明な商品選択ボタンを設け、前記基台に内
   設した照明装置により商品選択ボタンの後端面を照明す
   ることを特徴とした自動販売機の商品選択ボタン装置。