JP2000173386A - 押ボタン装置 - Google Patents

押ボタン装置

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JP2000173386A
JP2000173386A JP10350507A JP35050798A JP2000173386A JP 2000173386 A JP2000173386 A JP 2000173386A JP 10350507 A JP10350507 A JP 10350507A JP 35050798 A JP35050798 A JP 35050798A JP 2000173386 A JP2000173386 A JP 2000173386A
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泰彦 宮田
Koji Yatsui
弘二 八井
Yoshitake Yokota
義剛 横田
Yasuhiro Ishida
康弘 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 押しボタンの表示部を効率良く明るく照らし
出すようにするとともに、部品点数の削減化による装置
全体のコストの低減化を図ることができるようにした押
ボタン装置を提供する。 【解決手段】 押しボタン操作部材20を透光性のシリ
コン樹脂からなる弾性体21で形成する。この弾性体2
1の前面頂面部21aの背面側に厚肉胴部からなる導光
部材23A,23Bを設けるとともに、この導光部材2
3A,23Bの後方に回路基板30の発光部材32A,
32Bを対峙させて設ける。各々の発光部材32A,3
2Bから発光する光Lを導光部材23A,23Bによっ
て前方に導くようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機に組付
けられる商品選択スイッチなどの押ボタン装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機における押ボ
タン装置においては、例えば発光ダイオード(LED)
から発光する光により押しボタンの表示部を背面側から
照らし出し、例えば「〇」印などの表示による販売可能
状態、あるいは、「売切」などの表示による販売不可状
態を表示するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の自動販売機における押ボタン装置にあっては、
押しボタンの背面側に対峙させて設けた発光ダイオード
(LED)から発光する光を表示部に直接照らし出すよ
うになっていることから、押しボタンと発光ダイオード
との間に距離があると、発光ダイオードから発光する光
が分散するため、押しボタンの表示部を効率良く明るく
照らし出すことができない。しかも、押しボタンに施さ
れる表示部が、文字、模様等が印刷された表示シートを
用いて貼着してなる構成を有することから、部品点数も
多くなり、コスト高になる。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、押しボタンの表示部を効率良く明るく照らし
出すようにするとともに、部品点数の削減化による装置
全体のコストの低減化を図ることができるようにした押
ボタン装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は、請求項1に記載の発明において、透
光性を有する押しボタン操作部材と、該押しボタン操作
部材の背面側に設けた厚肉胴部からなる透光性の導光部
材と、該導光部材の後方に対峙させて設けた発光部材
と、前記押しボタン操作部材の操作に応じて開閉される
スイッチとを備え、前記発光部材の光を前記導光部材に
よって前方に導くようにしたことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記発光部材を複数個設け、これら各
々の発光部材毎に前記導光部材をそれぞれ対応させて設
けてなることを特徴とする。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、前記押しボタン操作部材及び
導光部材は、シリコン樹脂で一体に形成されていること
を特徴とする。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1,2ま
たは3に記載の発明において、前記導光部材の周囲を筒
状に覆うリフレクタを備えてなることを特徴とする。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1,2,
3または4に記載の発明において、前記押しボタン操作
部材の前面頂面部に文字、模様等の表示印刷を施してな
ることを特徴とする。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1,2,
3,4または5に記載の発明において、前記導光部材が
前方側に向けテーパ状に太く形成してなる形態を有する
ことを特徴とする。
【0011】請求項7に記載の発明は、請求項1,2,
3,4または5に記載の発明において、前記導光部材の
前面側が対応する前記押しボタン操作部材の前面頂面部
を凸レンズ状に形成してなることを特徴とする。
【0012】請求項8に記載の発明は、請求項1,2,
3,4または5に記載の発明において、前記導光部材の
後端面に凹部を形成し、該凹部で前記発光部材の周囲を
覆うようにしてなることを特徴とする。
【0013】すなわち、本発明に係る押ボタン装置は、
透光性の押しボタン操作部材の前面頂面部の背面側に厚
肉胴部からなる導光部材を設け、この導光部材の後方に
発光部材を対峙させて設けるとともに、この発光部材か
ら発光する光を導光部材によって前方に導くようにして
なるために、押しボタン部材の押圧操作に伴う押圧操作
による押しボタン操作部材のスイッチング動作と共に、
発光部材の発光による光が、厚肉胴部からなる導光部材
の光ファイバー効果によって押しボタン操作部材の前面
頂面部に導かれ、押しボタン部材の表示部を明るく照ら
し出すことが可能になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明すると、図1は本発明に係る
押ボタン装置が装着された自動販売機の全体構成を概略
的に示すもので、符号1は機体である。
【0015】この機体1の前面(外面)に開閉可能に設
けたドア2の化粧パネル3の上部には、硬貨または紙幣
が投入される金銭投入口4が設けられ、その下部には、
釣銭返却口5及び商品取出口6が設けられている。ま
た、ドア2の化粧パネル3の上部内側には、販売見本商
品Sが複数段に陳列されているとともに、これら各々の
見本商品Sに商品選択スイッチとしての押ボタン装置1
0が各段毎にそれぞれ対応させて装着されている。
【0016】ドア2の化粧パネル3には、図2から図6
に示すように、複数のパネル穴7が各段毎に横方向に並
列させて開設され、これら各々のパネル穴7に押ボタン
装置10が装着されている。
【0017】この押ボタン装置10は、各々のパネル穴
7にそれぞれ対応させて挿入される筒状のボタンケース
部材11を有するとともに、これら各々のボタンケース
部材11の前面開口部11aの開口端側には、フランジ
部材12が一体に張出し形成されている。このフランジ
部材12は、化粧パネル3の各々のパネル穴7に沿って
一連に延びる帯状板121からなる。この帯状板121
の背面側には、各々のボタンケース部材11が後方に向
け突出形成され、これら各々のボタンケース部材11
は、帯状板121に一体に連設させて形成されていると
ともに、その帯状板121の表面周部121aは、テー
パ状に面取り形成されている。
【0018】これら各々のボタンケース部材11は、機
体1の化粧パネル3の前方から各々のパネル穴7にシー
ル部材Pを介して水密的に差込み挿入されていて、その
前部内周部には、環状の挾持片13が突設され、その外
周胴部には、上下一対の係止孔14,14及び15,1
5が前後部に開口させてそれぞれ設けられている。
【0019】ボタンケース部材11内には、嵌合部材1
6が化粧パネル3の後方側から嵌合させることにより配
置されていて、この嵌合部材16の外周部には、上下一
対の逆止爪17,17が設けられ、これら逆止爪17,
17をボタンケース部材11に対応させて設けた係止孔
14,14に着脱可能に係止させることにより、ボタン
ケース部材11内への嵌合部材16の組付けを可能にし
てなるとともに、その中央部と左右両部には、挿通孔1
8及び19,19がそれぞれ貫通させて設けられてい
る。
【0020】また、ボタンケース部材11には、嵌合部
材16の前方に押しボタン操作部材20が配置されてい
る。この押しボタン操作部材20は、シリコンゴム等の
透光性弾性樹脂からなる山傘状の断面形態を有する弾性
体21を有し、この弾性体21は、その弾性変形によっ
て前後方向に移動可能に組付けられている。
【0021】すなわち、押しボタン操作部材20を形成
する弾性体21は、前面が平坦な頂面部21aを有し、
その背面側には、中央部位に後方に向け延出させて形成
した棒状の作動部材22と、この作動部材22の左右に
延出させて形成した一対の厚肉胴部状の導光部材23
A,23Bとがそれぞれ一体に設けられている。
【0022】この弾性体21に設けた作動部材22は、
嵌合部材16の中央の挿通孔18に挿入されるようにな
っている一方、その両導光部材23A,23Bは、嵌合
部材16の左右の挿通孔19,19にそれぞれ挿入され
るようになっているもので、特に、挿通孔19,19の
内周面は、各々の導光部材23A,23Bの周囲及び導
光部材23A,23Bと後述する発光部材32A,32
Bとの間隙の周囲を筒状に覆うようになっており、これ
によって、後述する発光部材32A,32Bの光Lを、
より効率良く導くようにリフレクタの役目を果たすよう
になっているものである。
【0023】また、弾性体21の外周端縁部21bは、
ボタンケース部材11の前面開口部11a側の内周部に
突設した挾持片13と、ボタンケース部材11の後面開
口部11b側から嵌合される嵌合部材16とで水密的に
挾持することにより、ボタンケース部材11の前面開口
部11aから化粧パネル3内部への雨水等の浸入を防ぐ
ように密着固定されて組み付けられている。
【0024】さらに、押しボタン操作部材20を形成す
る弾性体21の頂面部21aには、キャップ状の形態を
有する透明な硬質樹脂材料からなる押しボタンカバー2
4が設けられ、この押しボタンカバー24は、ボタンケ
ース部材11の前面開口部11aから外部に臨み、その
押圧操作で弾性体21の弾性力に抗して後方に移動させ
ることにより、作動部材22を後述する回路基板30側
に向け移動させるようになっている。
【0025】この場合、押しボタンカバー24は、押し
ボタン操作部材20を形成する弾性体21の頂面部21
aに硬質樹脂をコーティングするか、この弾性体21の
頂面部21a自体を硬質樹脂で成形することにより省略
することも可能である。
【0026】一方、ボタンケース部材11の外周部に
は、ハウジング部材25が化粧パネル3の後方側から差
込み嵌合されて配置され、このハウジング部材25の後
部側内周胴部と前部側外周胴部とには、上下一対の逆止
爪26,26及び逆止爪27Aがそれぞれ設けられてい
る。その前部側外周胴部の逆止爪26,26は、ボタン
ケース部材11の後部側外周胴部に設けた係止孔15,
15に着脱可能に係止させることにより、ハウジング部
材25が嵌合部材16を間に存して押しボタン操作部材
20の後方位置するようにしてボタンケース部材11に
組付け可能になつている。
【0027】また、ハウジング部材25の外周には、断
面コ字形を呈する固定部材28が化粧パネル3の後方側
から嵌着され、この固定部材28の上辺部には、係止孔
29が設けられている。この係止孔29は、ハウジング
部材25の前部側外周胴部に設けた逆止爪27に着脱可
能に係止させることにより、固定部材28をボタンケー
ス部材11にパネル穴7を介して嵌合させるように組付
け可能になっているもので、この組付け時に、パネル穴
7にシールリング部材Pを挾み込むことによりシールし
て、ボタンケース部材11を化粧パネル3の前面側から
密着固定されるようになっている。
【0028】さらに、ハウジング部材25内には、図6
に示すように、係止部27Bが設けられていて、この係
止部27Bには、回路基板30が嵌込み固定されてい
る。この回路基板30には、押しボタン操作部材20の
弾性体21の背面側に延出させて設けた作動部材22が
対応位置するスイッチング回路31と、押しボタン操作
部材20を形成する弾性体21に設けた導光部材23
A,23Bが嵌合部材16の挿入孔19,19を貫通し
て対応位置する発光ダイオード(LED)からなる発光
部材32A,32Bとが設けられている。
【0029】すなわち、回路基板30のスイッチング回
路31は、押しボタンカバー24を押しボタン操作部材
20の弾性体21の弾性力に抗して押圧することよって
後方に移動する作動部材22の先端の導電部(図示せ
ず)が接触し、これにより、スイッチング回路31が短
絡して閉状態となり、その押圧の解除による開放動作に
よって、作動部材22スイッチング回路31から離間
するように前方に弾性復帰することにより、スイッチン
グ回路31が開状態となるようになっている。
【0030】なお、このように回路基板30に形成され
たスイッチング回路31を短絡することによってスイッ
チをONさせるスイッチング機構の他に、例えばタクト
スイッチなどのような機械的に開閉するスイッチを回路
基板30上に配設して、作動部材22により押圧させる
ようにしても良い。
【0031】また、回路基板30のスイッチング回路3
1及び発光部材32A,32Bは、自動販売機1の制御
器(図示せず)に接続され、この制御器によって、後述
する「〇」印で表示される表示印刷層40の表示部41
に対応する発光部材32Aを点灯させて商品の販売可能
状態を表示する。
【0032】一方、「売切」で表示される表示印刷層4
0の表示部42に対応する発光部材32Bを点灯させて
商品の販売不可状態を表示するようになっている。そし
て、発光部材32Aまたは32Bが点灯すると、導光部
材23A,23Bを通して前方に位置する押しボタン操
作部材20の弾性体21の頂面部21a側に向け導かれ
るようになっている。
【0033】ところで、押しボタン操作部材20の弾性
体21の頂面部21aには、図2に示すように、例えば
プリント印刷による表示印刷層40が施され、この表示
印刷層40は、一方の導光部材23Aに対応位置する
「〇」印の表示部41と、他方の導光部材23Bに対応
位置する「売切」の表示部42とを有する。この表示部
41,42は、例えば黒色インクによる文字または模様
の抜き印刷後、赤色インクによるベタ印刷により形成さ
れているもので、発光部材32A,32Bのいずれかの
点灯により、「〇」印または「売切」の赤色による表示
が行われ、販売可能または販売不可能を知らせるように
なっている。
【0034】この場合、表示印刷層40は、押しボタン
カバー24の裏面側にプリント印刷することも可能であ
り、また、表示部41を緑色、表示部42を赤色などの
異なる色に印刷したり、あるいは、各々の発光部材32
A,32Bから発光する光を緑色または赤色などの異な
る発光色に色分けすることも可能である。特に、発光部
材32A,32Bの色を異なるものとした場合には、導
光部材23A,23Bがそれぞれ対応して形成されてい
るため、発光色が確実に表示部41,42に導かれるこ
とから、互いの色が干渉してぼやけてしまうことはな
い。
【0035】しかして、上記した本発明に係る押ボタン
装置10を機体1の化粧パネル3に装着するには、図6
に示すように、まず、ボタンケース部材11内に、押し
ボタンカバー24、押しボタン操作部材20及び嵌合部
材16を後面開口部11b側から順に組み付けた後、こ
の前部組付体100をシールリング部材Pを介して化粧
パネル3のパネル穴7に前方から差込み挿入する。
【0036】一方、ハウジング部材25内に回路基板3
0を嵌込み固定して固定部材28にて組付けた後、この
後部組付体200を化粧パネル3の後方側からパネル穴
7に向け組み付ける。そして、後部組付体200のハウ
ジング部材25を前部組付体100のボタンケース部材
11に差込み嵌合させることにより、化粧パネル3を間
に存して前後両組付体100,200を組付け一体化し
てなる構成を有するものである。
【0037】また、上記した本発明に係る押ボタン装置
の実施形態において、図7に示すように、押しボタン操
作部材20の弾性体21を頂面部21aが平坦な面から
なる断面山傘状の形態にし、この頂面部21aから後方
に向け一体に延出形成される導光部材23を肉厚胴部か
らなる棒状の形態したが、他の実施形態として、図8に
示すように、導光部材23の根元部位23a側を前方側
ほどテーパ状に太く形成し、発光部材32からの光Lを
導光部材23の根元部位23aで前方に向け拡散させる
ことにより、表示印刷層40の表示部41,42を照ら
し出すことが可能になり、これによって、照射面積の拡
大化が図れるとともに、成型性及び強度の向上が図れ
る。
【0038】さらに、押しボタン操作部材20の他の実
施形態として、図9に示すように、弾性体21の導光部
材23が対応する頂面部21aを凸レンズ状に肉厚形成
することにより、表示印刷層40の表示部41,42を
斜め方向からでも見え易くすることが可能になり、視認
性を高めることができるとともに、頂面部21aへの印
刷性の向上が図れる。
【0039】さらにまた、押しボタン操作部材20の他
の実施形態として、図10に示すように、導光部材23
の後端面23bを球面状に凹み形成し、その凹部23b
で発光部材32を覆うようにすることにより、発光部材
32から発光する光が効率良く集光され、表示印刷層4
0の表示部41,42をより明るく照らし出すことが可
能になる。
【0040】なお、本発明は、上記した実施形態に限定
されず、本発明の要旨を免脱しない範囲で種々変更実施
可能なことは云うまでもない。
【0041】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る押ボタン装置であって、請求項1に記載の発明
は、透光性を有する押しボタン操作部材と、該押しボタ
ン操作部材の背面側に設けた厚肉胴部からなる透光性の
導光部材と、該導光部材の後方に対峙させて設けた発光
部材と、前記押しボタン操作部材の操作に応じて開閉さ
れるスイッチとを備え、前記発光部材の光を前記導光部
材によって前方に導くようにしてなることから、押ボタ
ン操作による押しボタン操作部材のスイッチング動作と
共に、発光部材から発光する光を導光部材の光ファイバ
ー効果によって押しボタン操作部材の前面頂面部側に効
率良く導くことができ、押しボタンの表示部を明るく照
らし出すことができる。
【0042】請求項2に記載の発明は、前記発光部材を
複数個設け、これら各々の発光部材毎に前記導光部材を
それぞれ対応させて設けてなることから、各々の発光部
材から発光する光による押しボタン操作部材の前面頂面
部側の表示部の発光色を色分けすることができる。
【0043】請求項3に記載の発明は、前記押しボタン
操作部材及び導光部材がシリコン樹脂で形成されている
ことから、成型性にすぐれるとともに、弾力性、耐久性
及び光透過性を高めることができる。
【0044】請求項4に記載の発明は、前記導光部材の
周囲を筒状に覆うリフレクタを備えてなることから、発
光部材から発光する光をより効率良く押しボタン操作部
材の前面頂面部側に導くことができる。
【0045】請求項5に記載の発明は、前記押しボタン
の裏面側または押しボタン操作部材の前面頂面部に文
字、模様等の表示印刷を施してなることから、部品点数
が削減化し、装置全体のコストの低減化を図ることがで
きる。
【0046】請求項6に記載の発明は、前記導光部材が
前方側に向けテーパ状に太く形成してなる形態を有する
ことから、発光部材からの光を押しボタン操作部材側の
前方で拡散させることができ、押しボタン操作部材の前
面頂面部の表示部を広く照らし出すことができるととも
に、照射面積の拡大化及び成型性の向上を図ることがで
きる。
【0047】請求項7に記載の発明は、前記導光部材の
前面側が対応する前記押しボタン操作部材の前面頂面部
を凸レンズ状に形成してなることから、押しボタン操作
部材の前面頂面部の表示部を斜め方向からでも見え易く
することができ、視認性を高めることができるととも
に、押しボタン操作部材の頂面部への印刷性の向上を図
ることができる。
【0048】請求項8に記載の発明は、前記導光部材の
後端面に凹部を形成し、該凹部で前記発光部材の周囲を
覆うようにしてなることから、発光部材から発光する光
をより効率良く集光することができ、押しボタン操作部
材の前面頂面部側の表示部をより明るく照らし出すこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る押ボタン装置の一実施の形態を自
動販売機に装着した状態を示す説明図。
【図2】図1のA部における押ボタン装置の一部拡大説
明図。
【図3】図2のI−I線における要部拡大横断面図。
【図4】図2のII−II線における要部拡大横断面
図。
【図5】図2のIII−III線における要部拡大横断
面図。
【図6】同じく分解斜視図。
【図7】同じく押しボタン操作部材の一実施形態を示す
断面図。
【図8】同じく押しボタン操作部材の他の実施形態を示
す断面図。
【図9】同じく押しボタン操作部材の他の実施形態を示
す断面図。
【図10】同じく押しボタン操作部材の他の実施形態を
示す断面図。
【符号の説明】
10 押ボタン装置 11 ボタンケース部材 16 嵌合部材(リフレクタ) 19 挿通孔 20 押しボタン操作部材 21 弾性体 21a 頂面部 23A 導光部材 23B 導光部材 24 押しボタンカバー 30 回路基板 31 スイッチング回路 32 発光部材 32A 発光部材 32B 発光部材 L 光
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横田 義剛 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 石田 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AA02 AC03 AZ01 CB09 FB06 FB17 JA01 JB03 JC02 JD03 JF01 JF24 JF27

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】透光性を有する押しボタン操作部材と、該
    押しボタン操作部材の背面側に設けた厚肉胴部からなる
    透光性の導光部材と、該導光部材の後方に対峙させて設
    けた発光部材と、前記押しボタン操作部材の操作に応じ
    て開閉されるスイッチとを備え、前記発光部材の光を前
    記導光部材によって前方に導くようにしたことを特徴と
    する押ボタン装置。
  2. 【請求項2】前記発光部材を複数個設け、これら各々の
    発光部材毎に前記導光部材をそれぞれ対応させて設けて
    なることを特徴とする請求項1に記載の押ボタン装置。
  3. 【請求項3】前記押しボタン操作部材及び導光部材は、
    シリコン樹脂で一体に形成されていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の押ボタン装置。
  4. 【請求項4】前記導光部材の周囲を筒状に覆うリフレク
    タを備えてなることを特徴とする請求項1,2または3
    に記載の押ボタン装置。
  5. 【請求項5】前記押しボタン操作部材の前面頂面部に文
    字、模様等の表示印刷を施してなることを特徴とする請
    求項1,2,3または4に記載の押ボタン装置。
  6. 【請求項6】前記導光部材が前方側に向けテーパ状に太
    く形成してなる形態を有することを特徴とする請求項
    1,2,3,4または5に記載の押ボタン装置。
  7. 【請求項7】前記導光部材の前面側が対応する前記押し
    ボタン操作部材の前面頂面部を凸レンズ状に形成してな
    ることを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記
    載の押ボタン装置。
  8. 【請求項8】前記導光部材の後端面に凹部を形成し、該
    凹部で前記発光部材の周囲を覆うようにしてなることを
    特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の押ボ
    タン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014532973A (ja) * 2011-11-10 2014-12-08 エーアーオー・アウトモティーフェ・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング・ウント・コンパニー・コマンデイトゲゼルシャフト 防水及び防塵形のイルミネーションスイッチ要素
JP2015035396A (ja) * 2013-08-09 2015-02-19 オムロン株式会社 スイッチおよびこれを用いたキーボード
JP2015050014A (ja) * 2013-08-30 2015-03-16 東芝ライテック株式会社 スイッチ装置
JP2017054837A (ja) * 2016-12-26 2017-03-16 東芝ライテック株式会社 スイッチ装置

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