JPH0229887A - バーコード及びバーコード印字装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、太線と細線との組合せにより各種のコードが
形成されるバーコード及びバーコード印字装置に関する
ものである。

従来の技術 一般に、この種のバーコードにおいては、太線と細線と
の組合せにより各種のコードが形成されたバーコードが
設定され、サーマルプリンタにより記録紙に印字してい
る。

そこで、印字方式としては、記録媒体を感熱紙とした感
熱方式と、普通紙による記録媒体に印字リボンを介在さ
せてインクを転写するインク転写方式とがある。

しかして、いずれの印字方式が採用される場合にも、バ
ーコード自体は各種のものが規格化されており、それぞ
れの規格により、単位寸法当りのキャラクタ数、細バー
の太さ寸法、細バーと太バーとのパーの太さの割合等が
相違する。しかして。

バーコードの種類としては、標準仕様とオプション仕様
とがあり、それらの中で、標準仕様には、（ａ）ＪＡＮ
、ＵＰＣ，ＥＡＮ （ｂ）ＮＷ−７ （ｃ）ＣＯＤＥ　　３９ （ｄ）　Ｉ　Ｔ　Ｆ 等があり、オプション仕様には、 （ｅ）ＣＯＤＥ　　１２８ （ｆ）ＣＯＤＥ　　９３ （ｇ）ＭＳＩ （ｈ）その他 等がある。

第５図（ａ）（ｂ）（ｃ）に示したものは、ドツト密度
が７．６／ｌｌ１Ｏ１のラインサーマルヘッドを使用し
、かつ、細バー（ＮＡＲＲＯＷ）が１ドツト、２ドツト
、３ドツトであり、太バー（ＷＩＤＥ）と細バーとの太
さの比率が３＝１である場合のバーコード１の印字例で
ある。通常、このようなバーコード１の両端には、ガー
ドバー２が配設されており、その外側は白マージン３で
ある。

発明が解決しようとする問題点 インクリボンを使用したインク転写方式でバーコードを
印字する場合、サーマルヘッドにより発生する熱の影響
により、インクリボンが局部的に収縮し、これにより、
皺が発生し、記録紙に付着したインクがリボンに再び付
いてしまう、所謂、再剥離の現象等によりバーコード１
の印字品質が低下することがある。すなわち、バーコー
ド１の両端部分において、インク付着が不十分である部
分が発生することが多い、これは、印字した個所と印字
しない個所との境界部で皺の発生が最も起こり易いと云
うことに起因している。

問題点を解決するための手段 予め規格化された太線及び細線の組合せにより形成され
たノゞ−コードパターンの両側に、白マージンを残して
前記バーコードパターンと略同じ高さの離間ガードバ−
を設けた。

作用 バーコードパターンの両側に設定した離間ガードバ−の
付近でインクリボンの皺の発生を起こさせてバーコード
印字領域ではその皺の発生がないようにし、これにより
、印字品質の高いバーコード印刷を行なうことができる
ようにしたものである。

実施例 本発明の一実施例を第１図乃至第４図に基づいて説明す
る。まず、サーマルプリンタは、ＣＰＵ４を備えており
、このＣＰＵ４には、プログラムメモリとしてのＲＯＭ
５やイメージバッファを内蔵するＲＡＭ６が接続されて
いる。また、バックアップ回路７に接続されたＳ　　Ｒ
ＡＭ　８や、ＲＡＭカード９が装着されるＲＡＭカード
Ｉ／Ｆ　１０が前記ＣＰＵ４に接続されている。

ついで、サーマルへラド１１、ステップモータ１２、Ｄ
Ｃモータ１３等が設けられ、これらのステップモータ１
２、ＤＣモータ１３は、印字データ用の駆動回路１４、
ステッピングモータドライバー１５、リボンモータドラ
イバー１６を介して前記ＣＰｔＪ４に接続されている。

また、前記ＣＰＵ４には、センサーＩ／Ｆ１７を介して
センサー１８が接続されているとともに通信用Ｉ／ＦＬ
９を介してバーコード指定手段としても作用するキーボ
ード２０及びホスト・コンピュータ２１が接続されてい
る。

なお、前記ＲＯＭ５には、各種のバーコードが設定され
ており、このＲＯＭ５はバーコード記憶手段として作用
する。

ついで、バーコード２２は、通常のバーコードパターン
２３とこのバーコードパターン２３の両側に所定幅の白
マージン２４を残した離間ガードバー２５とよりなって
いる。この離間ガードバー２５の太さは、太バーの太さ
に一致させることが望ましい。

このような構成において、バーコード印字を行なう場合
には、キーボード２０又はホスト・コンピュータ２１か
らの指令によりバーコード２２が指定される。そのため
、キーボード２０又はホスト・コンピュータ２１は、バ
ーコード指定手段として作用する。

まず、バーコード指定においては、バーコードパターン
２３の種類、倍率、データその他が入力される。これに
より、ＲＯＭ５内のバーコードパターン２３が引出され
、支持されたデータに基づき、印字すべきバーコードパ
ターン２３をＲＡＭ６内のイメージバッファに展開する
［第３図（ａ）］。

そして、バーコードパターン２３の種類、倍率をもとに
して必要最小限の左右マージン幅を計算する［第３図（
ｂ）］、ついで、バーコードパターン２３の左上角の座
標と算出したマージン幅とにより左の離間ガードバーの
始点座標を算出する［第３図（ｃ）］。そして、離間ガ
ードパー２５を始点からバーコードパターン２３と略同
じ高さだけ下に延ばす［第３図（ｄ）］。さらに、バー
コードパターン２３の右上角の座標と算出したマージン
幅とに基づいて右の離間ガードバ−の始点座標を算出す
る［第３図（ｅ）］。そして、離間ガードパー２５を始
点からバーコードパターン２３と略同じ高さだけ下に延
ばす［第３図（ｆ）コ。

このようにして、作成されたバーコードイメージは、Ｒ
ＡＭ６のイメージバッファに記憶され、その後は、ステ
ップモータ１２、ＤＣモータ１３の駆動に同期して動作
するサーマルヘッド１１によりラベルその他の記録紙上
にインクリボンからのインクが転写されてバーコード２
２が印字される。

このバーコード２２の印字の際に、サーマルヘッド１１
で発生する熱によりインクリボンの局部的な収縮を避け
ることはできないが、印字領域と印字しない領域とは、
離間ガードバー２５により区分される。そのため、離間
ガードバー２５の印字については、インクリボンからの
インクの転写は不良である。この部分のインク転写が不
良であっても、バーコードパターン２３の部分の印字品
質は高く、正確な印字がなされる。換言すれば、離間ガ
イドバー２５付近でインクリボンの皺の発生を起こさせ
ることにより、それよりも内方に位置するバーコードパ
ターン２３の部分でのインク転写を正常に行なわせてい
るものである。

発明の効果 本発明は上述のように、予め規格化された太線及び細線
の組合せにより形成されたバーコードパターンの両側に
、白マージンを残して前記バーコードパターンと略同じ
高さの離間ガードバ−を設けたので、バーコードパター
ンの両側に設定した離間ガードバ−の付近でインクリボ
ンの皺の発生を起こさせてバーコード印字領域ではその
皺の発生がないようにすることができ、これにより、印
字品質の高いバーコード印刷を行なうことができ、また
、各種のバーコードパターンを記憶するバーコード記憶
手段と、印字すべきバーコードパターンを指定するバー
コード指定手段と、指定されたバーコードパターンに対
してその両側に白マージンを残して離間ガードバ−を設
定する離間ガイドバー設定手段と、この離間ガイドバー
設定手段と前記バーコード指定手段とにより作成された
バーコードパターンを記憶するイメージバッファと、こ
のイメージバッファの内容を印字するサーマルヘッドと
、このサーマルヘッドと記録紙との間に介在されるイン
クリボンとよりなるバーコード印字装置としたので、離
間ガードバ−が付加されたバーコードイメージを簡単に
作成することができ、かつ、印字することができるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す平面図、第２図はブロ
ック図、第３図はフローチャート、第４図は第３図の各
部分に対応するバーコードイメージを示す平面図、第５
図は従来のバーコードの形状を示す平面図である。 ５・・・バーコード記憶手段、６・・・イメージバッフ
ァ、１１・・・サーマルヘッド、２０．２１・・・バー
コード指定手段、２２・・・バーコードパターン、２５
・・・離間ガイドバー 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、予め規格化された太線及び細線の組合せにより形成
   されたバーコードパターンの両側に、白マージンを残し
   て前記バーコードパターンと略同じ高さの離間ガードバ
   ーを設けたことを特徴とするバーコード。 ２、各種のバーコードパターンを記憶するバーコード記
   憶手段と、印字すべきバーコードパターンを指定するバ
   ーコード指定手段と、指定されたバーコードパターンに
   対してその両側に白マージンを残して離間ガードバーを
   設定する離間ガイドバー設定手段と、前記バーコード指
   定手段と前記離間ガイドバー設定手段とにより作成され
   たバーコードパターンを記憶するイメージバッファと、
   このイメージバッファの内容を印字するサーマルヘッド
   と、このサーマルヘッドと記録紙との間に介在されるイ
   ンクリボンとよりなることを特徴とするバーコード印字
   装置。