JP3861050B2 - 2次元コード処理方法、および2次元コード処理装置 - Google Patents

2次元コード処理方法、および2次元コード処理装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを取り扱う2次元コード処理方法、および2次元コード処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
感熱式の印刷装置、たとえば熱による化学変化やロイコ染料と顕色材の結合などにより発色する感熱紙を用い、感熱紙の表面コート層をサーマルヘッドの熱を用いて自己発色させることにより印刷を行なうサーマルプリンタなどの印刷装置が広く用いられている。この種の印刷装置は、感熱紙を使用するためにインクリボンやトナーを必要とせず小型軽量化が容易であり、ハンディーターミナルなどの携帯型電子機器に採用されることが多い。この種の携帯型電子機器は、金融業務における領収書の印刷や検針業務のお知らせ票の印刷、あるいは荷物の集配業務で配送する荷物に貼付するラベルの印刷など、さまざまな作業現場での印刷を伴う業務に使用されている。
【0003】
一方で、商品の種類や管理番号などを示す情報をコード化して、対象物に直接印刷、あるいはラベル紙などに印刷した上、商品に貼付して在庫管理などに利用するシステムが普及している。この種のコードシステムとしては、古くからある1次元バーコードの他、いわゆる2次元コード(マトリクスコード)が用いられている。2次元コードは、複数の黒色の方形セルをある一定の規則に従って2次元に配置したもので、複数で太さの異なる黒色バーと空白部分の組み合わせからなる1次元バーコードよりも、サイズを縮小できると共に、データ密度を増加でき、また読取方向などの制約が緩い、などの特徴があり普及が進んでいる。2次元コードの印刷に関しては、読み取り角度や反射の影響を回避するため、印刷の態様を制御する技術が知られている(たとえば下記の特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−276564号(図1)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
もちろん、上述のような感熱式の印刷装置を用いた携帯型電子機器は、商品タグやシール(ステッカ)などの印刷出力を行なうものがあり、用途によっては当然ながら1次元バーコードや2次元コードを印刷する機能が要求される。
【0006】
ところが、印刷装置として感熱式のものを用いた場合は、コストダウン、小型軽量化が容易である反面、一般に感熱紙の耐環境性はあまり強いとは言えず、太陽光や紫外線に長期間さらされた状態では、感熱紙の黒に発色された部分は薄くなっていき、また、発色していない部分については白から浅黄色に変る退色という現象が発生し、これにより、感熱紙上に印刷された文字や記号などの色が薄くなり、文字として認識できなくなったり、2次元コードが印刷されている場合には、スキャナーで読み取っても、色が薄い為にデータとして認識できなくなることがある。
【0007】
通常、2次元コードは誤り訂正機能を持っており、2次元コードの印刷面の一部が汚れや破損で読み取れない場合でもデータの復元が可能であるが、ある一部の2次元コードを構成する複数個のセルが退色により読み取れなかった場合でも、稀に誤り訂正のチェックに問題がない為に、誤ったデータを用いてその後の処理を行なうことが考えられる。
【0008】
また、感熱紙に印刷された2次元コードを読み取った時点では問題が無い場合でも、ある程度の退色の為に黒色の部分が薄くなっていて、正常に読み取りが可能な期間がわずかである場合、再度、同じ内容のデータを含んだ2次元コードのラベルを印刷して、貼りなおすことが必要になるが、この場合の再印刷の判断は、使用者が目視で判断するしか無く、データ保持の確実性に欠けるものとなる。
【0009】
本発明の課題は、上記の問題に鑑み、感熱式印刷装置などにより印刷される場合などを考慮し、2次元コードに関して印刷状態保持有効期限を設定できるようにし、この印刷状態保持有効期限の情報に基づき、確実に2次元コードによる情報伝達を行なえるようにすることにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明によれば、特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理方法、および2次元コード処理装置において、2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化し、前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷し、前記印刷された2次元コードを読取り、該読取った2次元コードが認識可能か否かを前記保持有効期限を表現した2次元コードの特定部分が認識可能か否かで判断する構成を採用した。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下では、感熱紙を用いて印刷を行なうサーマルプリンタなどの印刷装置と、2次元コードを読み取るスキャナーなどの画像読取装置の両方を有する携帯が可能な電子機器に関する実施形態を示す。
【0012】
<実施形態1>
図1は、本発明を採用した印刷装置および画像読取装置を備えた電子機器の制御系の構成を示している。
【0013】
図1において、符号1は電子機器のシステム部、2は電子機器の制御を司るCPU(中央処理演算装置)、3はアプリケーションプログラムやデータを格納する主記憶装置(メモリ)であり、DRAMやSRAMなどで構成されるものとする。4は文字などを表示する表示装置、5はメモリカードやハードディスクなどのファイルを読み書きできる補助記憶装置である。符号6はキーボードやタッチパネルなどのデータを入力するための入力装置、7は2次元コードを読み取るためのCCDカメラやスキャナーなどで構成される画像読取装置、8は文字や記号あるいは2次元コードなどの画像データを感熱紙に印刷するためのサーマルプリンタなどで構成される印刷装置である。
【0014】
また、符号9は電子機器本体に電源を供給するためのメインバッテリー、10はメインバッテリーからの供給が無い場合にバックアップ用電源としての供給源となるサブバッテリー、11はシステム部1に対してあらかじめ設定された電源を供給するための電源回路部、12は電子機器本体の電源がオンされている場合にシステム部1に所定の電圧を供給する電源供給ライン、13は電子機器本体の電源をオン・オフするための電源スイッチ、14は本実施形態における電子機器本体である。
【0015】
なお、本実施形態において、画像読取装置7から読み込まれた2次元コードについては、CPU2が主記憶装置3に格納された所定のプログラムに従いデコードを行なうものとする。
【0016】
さらに、入力装置6などで入力された所定の情報を2次元コード化して印刷装置8により印刷する場合においても、CPU2が主記憶装置3に格納された所定のプログラムに従いエンコードして2次元コードの画像への変換を行なうものとする。
【0017】
図2は図1の装置の外観を示すとともに、本実施形態による印刷状態保持有効期限情報を含んだ2次元コードの印刷結果を示している。
【0018】
図2において、符号14は本実施形態における2次元コードの読取装置7であるスキャナーと、感熱紙に印刷を行なうための印刷装置8であるサーマルプリンタを内蔵した電子機器(の筐体)を示している。電子機器14の上面には、図1の表示装置4および入力装置6から成るユーザーインターフェース部が設けられている。
【0019】
電子機器14の上端部は図1の印刷装置8となっており、印刷装置8は、本実施形態では、熱を加えることにより、表面のサーマル層に含まれているロイコ染料と顕色剤が溶けて発色する感熱紙20に対して2次元コードを印刷する。この感熱紙20の熱を加えたところが発色するしくみを利用し、熱を与える位置を制御することにより文字や記号などを印刷することができる。
【0020】
符号21は、本実施形態における、2次元コードを感熱紙に印刷した結果を示している。また、符号22は2次元コードを構成する最小単位となるセルであり、あらかじめ決められた規則によってデータ領域にセル22を配置することにより2次元コード21が形成される。
【0021】
本実施形態は、2次元コード21中に符号23で示すように、印刷された2次元コード21の有効期限情報をコード化して印刷されている有効期限情報領域23を形成する点に特徴がある。有効期限情報領域23は、印刷された日付と感熱紙が印刷状態を保持できるあらかじめ設定された保証期間のデータがコード化されている。
【0022】
また、有効期限情報領域23を構成するセル24については、通常の商品コードや管理番号などの情報領域を構成するセル22に比べて、1段階薄く発色するように印刷されている。このような薄色の印刷は、セル24の印刷の際に印刷装置8の感熱ヘッドから印加する熱量を他の部分のセルの場合よりも低下させることなどにより行なうことができる。
【0023】
なお、本実施形態において、2次元コード21中の有効期限情報領域23の位置は、常に2次元コード全体に対してあらかじめ決められた座標部分(たとえば図2のように右下部分など)に印刷されているものとする。
【0024】
当然ながら、本実施形態の印刷装置8は、印刷の濃度を数段階に変化させることができ、この印刷装置8の濃度を変化させる制御手段は、上記のように感熱紙20の印刷部位ごとに与える熱量を制御することができるものであればよい。
【0025】
図3は図1の印刷装置8を構成するサーマルプリンタの構成の概略を示している。
【0026】
図3において符号25は、サーマルプリンタユニットの回路構成を示している。符号26は感熱紙に熱を与える発熱素子であり、一般には、0.1mm × 0.1mm角程度の微小な方形体である。27は発熱素子26への電流をON/OFFさせるためのトランジスタなどのスイッチングデバイスである。発熱素子26およびスイッチングデバイス27については、直線上に所定数が並べて配置されており、発熱素子26の数量により印刷装置8の解像度が決まり、数が多い程、精細な印刷が可能となる。
【0027】
符号28はCPU2から出力された印刷イメージに従ってスイッチングデバイス27を制御するプリンタ制御回路であり、スイッチングデバイス27のON/OFFの制御を行なう。符号29はプリンタ回路に供給される電源を示している。
【0028】
本実施形態においてスイッチングデバイス27のON時間を変化させ、発熱素子26の発熱時間を制御することにより印刷時の熱量を制御し、印刷されるドットの濃度を変えることができるものとする。
【0029】
符号30はサーマルプリンタにより感熱紙に印刷された結果を拡大して表示したものであり、31は通常印刷モードの印刷結果であり、32は通常印刷モードのドットを示している。
【0030】
符号33は有効期限情報領域印刷モードの印刷結果であり、34は有効期限情報領域印刷モードのドットを示している。図示のように通常印刷モードのドット32と有効期限情報領域印刷モードのドット34の濃度について、本実施形態では、ドット32(濃い)>ドット34(薄い)であり、ドット34が一段階薄く印刷されているものとする。
【0031】
なお、35は発熱素子を動作させずに紙送りを行った場合の空白(スペース)を示している。また、図3では、理解を容易にするためにドット間の空間を誇張して図示してあるが、実際のドット密度は任意であり、実際には図示よりも高いドット密度で印刷が行なわれるものであってよい。
【0032】
上記のようにして、有効期限情報領域23のセルを、他の情報領域のセルより薄い発色で印刷した2次元コード21を感熱紙20上に形成することができる。
【0033】
図4は、本実施形態のスキャナーおよびサーマルプリンタ付き電子機器が有効期限情報を含んだ2次元コードを読み取る様子を示している。
【0034】
図4において符号40は倉庫や商品棚などに置かれている荷物や商品であり、この商品の種類や在庫の管理を行なうための2次元コード21が印刷(あるいは2次元コード21が印刷されたステッカなどが貼付)されており、電子機器14はスキャナー(画像読取装置7(図1))を用いて2次元コード21を読み取る。
【0035】
電子機器14は、読み取った2次元コード21をあらかじめ決められた手順に従ってデコードしてデータを抽出し、商品管理などの業務に使用するが、その際、本実施形態においては、まず有効期限情報領域23を読み取り、有効期限情報が読み取ることができない場合は、2次元コードが印刷された感熱紙の発色の有効保持期限が切れているものとして、当該の2次元コードの情報は無効なものであると判断する。
【0036】
また、有効期限情報を正常に読み取ることができた場合には、当該の2次元コードが印刷された感熱紙の発色の有効保持期限内であるとして、データ領域のデコードされた情報を使用して在庫管理などの業務に使用する。
【0037】
このように有効期限情報領域23を利用した2次元コードの認識処理は、たとえばCPU2で図5に示すような処理を行なうことにより実現できる。
【0038】
図5は、スキャナー7により2次元コードの読み取りを行ない、読み取った2次元コードの画像をもとにデコードを行ない、データを抽出する2次元コード認識プログラムのサブルーチンを示している。このフローチャートにかかるプログラムは、主記憶装置3または補助記憶装置5に記憶されているものとする。
【0039】
まず、ステップS1において2次元コードを認識処理する本プログラムが動作を開始し、ステップS2においてスキャナーから2次元コードを読み取り、ステップS3で読み取った2次元コードの画像より有効期限情報領域23の部位のデータを抽出してデコードを行なう。
【0040】
ステップS4において、有効期限情報を印刷データから抽出し確認できたかどうかの判断を行ない、有効期限情報が認識できた場合にはステップS5に進み、有効期限情報が認識できない場合にはステップS9に進む。
【0041】
ステップS5において、印刷状態の有効期限情報が認識できたものとし、抽出された有効期限情報の参照を行ない、読み取った時点での日時と抽出された有効期限情報を比較して、有効期限内であると判断された場合はステップS6に進み、有効期限を過ぎていると判断された場合にはステップS10に進む。
【0042】
また、ステップS9においては、ステップS4で印刷状態の有効期限が認識できない、つまり有効期限情報領域23に印刷されたセルが退色により薄くなってしまい、認識できなくなったものとして2次元コード自体のデータに関しても信頼性が低く、正常に認識やデコードもできない可能性や、たとえデータ領域の画像をデコードしてデータの抽出を行えたとしても信頼性のあるデータとはいえないため、使用者に対して読み取った2次元コードには信頼性が無いことを表示装置4などで通知を行ない、ステップS8に進む。
【0043】
ステップS6では、読み取った2次元コードのデータ領域の画像をデコードしてデータを抽出し、ステップS7で抽出したデータを主記憶装置3の所定のアドレスに記憶させ、ステップS8で2次元コード認識処理プログラムを終了する。
【0044】
ステップS10では、ステップS5で抽出された有効期限情報と読み込んだ時点の日時を比較して、印刷状態の有効期限を過ぎていると判断されたため、使用者に対して有効期限の範囲外である内容を表示装置4などで通知し、ステップS11で2次元コードのデータ領域の画像をデコードしてデータを抽出し、ステップS12で抽出されたデータに印刷状態保持有効期限が過ぎていたことを示す情報を追加して、主記憶装置3の所定のアドレスに記憶させる。この処理は、ステップS5において印刷状態の有効期限が過ぎているが有効期限情報領域23の認識は可能であり、データ領域の情報も読み取りが可能であった場合を考慮したものである。ただし、有効期限外であるため、抽出されたデータの信頼性は低いことを示す情報を追加して、データベースなどで再確認などの処理を行なうようにする。
【0045】
図5の手順をプログラム化し、主記憶装置3または補助記憶装置5に記憶してCPU2が実行することにより、有効期限情報領域23の有効期限情報データを利用し、退色時の認識率が低くなる問題を回避でき、2次元コードの認識処理を確実に行なうことができる。
【0046】
特に、本実施形態によれば、有効期限情報領域23に有効期限情報を格納した2次元コードを印刷しているので、この有効期限情報を利用して、当該の2次元コードの情報の有効性を判断できる。
【0047】
また、有効期限情報領域23は薄く印刷する、つまり、故意に有効期限情報領域23のセルの読み取り率が低くなるよう印刷する構成としているので、その退色は他の本来のデータ領域よりも先に進行する。これにより、有効期限情報領域23の有効期限情報が抽出できれば、他の本来のデータの有効性もほぼ保証できる。したがって、殆どの場合(たとえば印刷イメージの一部退色などの特別な事情がなければ)、有効期限情報領域23の有効期限情報を抽出できる間は、その有効期限情報を利用して有効期限情報領域23の有効期限情報を利用して確実に当該の2次元コードの情報の有効性を判断でき、また、有効期限情報領域23の有効期限情報を抽出できなければほぼ確実に当該の2次元コードの情報が有効性を持たないものであることをユーザに警告(通知)することができる。また、ごく簡単な実施においては、有効期限情報領域23が読み取れた場合、その読み取り成功のみをもって当該2次元コードが有効であると判断することもできる。
【0048】
<実施形態2>
実施形態1において、有効期限情報領域23を構成するセルについては、感熱印刷の際の熱量を制御することにより商品コードや管理番号などの情報領域を構成するセルに比べて、1段階薄く発色するように印刷するようにしていた。しかし、セルを構成するドットの印刷個数を減らすことによりデータ領域のセルよりも薄く印刷することもできる。以下、この構成につき説明する。本実施形態2の電子機器の構成に関しては、実施形態1の図1と同一であるものとする。
【0049】
図6は本実施形態2の印刷状態保持有効期限情報を含む2次元コードを示している。
【0050】
図6において符号45は本実施形態の2次元コードであり、46はデータ領域の画像を構成するセルを示している。セル46を構成するドットは図に示す様に隙間無く並んで印刷されることにより、正方形に発色したセルとなっているのに対し、印刷状態の有効期限情報領域23のセル47は、同じ正方形のセルを印刷するにおいても、全てのドットを印刷せずに1ドット毎に間引いて印刷を行なう。
【0051】
これにより、目視的にはセル46よりもセル47は薄く印刷されている実施形態1と同様の効果を得ることができ、長期にわたり太陽光や紫外線の環境にさらされた場合に発生する感熱紙の退色においても、セル46よりもセル47は印刷されたドットが少ないため、有効期限情報領域23のセルの読み取り率が低くなる。
【0052】
図6に示す2次元バーコードを印刷する場合においても、実施形態1において説明した印刷装置であるサーマルプリンタを用いることで実現が可能となる。
【0053】
本実施形態における2次元コード45を読み取る場合の認識処理は、実施形態1で説明した図5のフローチャートに従ったプログラムを主記憶装置3または補助記憶装置5に記憶してCPU2により実行させることで実現できる。
【0054】
本実施形態2によっても、上述の実施形態1と同等の効果を実現することができる。
【0055】
<実施形態3>
上述の実施形態1および実施形態2においては、有効期限情報を含んだ2次元コードを読み取り、有効期限情報が確認できない場合は読み取った2次元コードの情報には信頼性が無いとして、2次元コードにおけるデータ領域の情報の抽出を行わず、有効期限内であると認識できた2次元コードの場合のみデータの抽出を行ない、抽出したデータをそのまま在庫管理や商品管理などの処理に使用するものとした。
【0056】
ここで、2次元コードから有効期限情報を読み取れた場合の事を考えてみると、有効期限情報が有効期限内を示している場合でも、印刷日時と読み取りの日時の関係によっては、読み取り時に充分に有効期間が残っている場合もあり、また、あと数日で有効期限が切れる場合もある、と考えられる。そして、特に問題となるのは、有効期限情報が有効期限内を示しているが、その有効期間があまり残っていない場合である。
【0057】
本実施形態3においては、このような場合を考慮し、読み取った有効期限を示すデータと読み取った日時(現在時刻)を比較し、ある一定以上の日数あるいは時間内で有効期限外となる場合には、読み取った2次元コードのデータをコピーして有効期限情報のみを更新した2次元コードを作成して印刷し、元の2次元コードの更新用ラベルを作成できるようにする。以下、本実施形態3について説明する。本実施形態3における電子機器の構成は、前述の実施形態1の図1と同一であるものとする。
【0058】
また、本実施形態3で使用される印刷状態保持有効期限情報を含む2次元コードについては、実施形態1の図2に示す2次元コード21、または、実施形態2の図6に示す2次元コード45のいずれを使用してもよいが、本実施形態3では、便宜上、実施形態1の図2に示す印刷状態保持有効期限情報を含む2次元コードを用いるものとする。
【0059】
図7および図8は本実施形態3における2次元コードを読み取る場合の認識処理動作および2次元コードの印刷処理方法を示したフローチャートを示している。図7および図8のフローチャートに従ったプログラムを主記憶装置3または補助記憶装置5に記憶してCPU2により実行することで本実施形態の処理を行なうことができる。なお、図7および図8は図中の丸数字の位置で相互に連続しているものとする。
【0060】
まず、ステップS21において2次元コードの認識処理および印刷処理を行なう本プログラムが動作を開始する。
【0061】
本実施形態3における2次元コードの認識処理に関する動作については、実施形態1で説明したフローチャートの動作と同じ処理を行なうものとする。
【0062】
ステップS22においてスキャナーから2次元コードを読み取り、ステップS23で読み取った2次元コードの画像より印刷状態保持有効期限情報領域を抽出してデコードを行なう。なお、本実施形態3においても、有効期限情報領域の位置は、常に2次元コード全体に対してあらかじめ決められた座標部分に印刷されているものとする。
【0063】
ステップS24において、印刷状態の有効期限情報が認識できたかどうかの判断を行ない、有効期限情報が認識できた場合にはステップS25に進み、有効期限情報が認識できない場合にはステップS28に進む。
【0064】
ステップS25において、2次元コードから抽出した有効期限情報の参照を行ない、読み取った時点での日時と抽出された有効期限情報を比較して、有効期限内であると判断された場合はステップS26に進み、有効期限を過ぎていると判断された場合にはステップS29に進む。
【0065】
また、ステップS28においては、ステップS24で印刷状態の有効期限が認識できない、つまり有効期限情報領域23に印刷されたセルが退色により薄くなってしまい、認識できなくなったものとして2次元コード自体のデータに関しても信頼性が低く、正常に認識やデコードもできない可能性や、たとえデータ領域の画像をデコードしてデータの抽出を行えたとしても信頼性のあるデータとはいえないため、使用者に対して読み取った2次元コードには信頼性が無いことを表示装置4などで通知を行ない、ステップS33に進む。
【0066】
ステップS26では、読み取った2次元コードのデータ領域の画像をデコードして商品名や管理番号などのデータを抽出し、ステップS27で抽出したデータを主記憶装置3の所定のアドレスに記憶させ、ステップS32(図8)に進む。
【0067】
ステップS29では、ステップS25で抽出された有効期限情報と読み込んだ時点の日時を比較して、印刷状態の有効期限を過ぎていると判断されたため、使用者に対して有効期限の範囲外である内容を表示装置4などで通知し、ステップS30で2次元コードのデータ領域の画像をデコードしてデータを抽出し、ステップS31で抽出されたデータに印刷状態の有効期限外である内容の情報を追加して、主記憶装置3の所定のアドレスに記憶させる。この処理は、印刷状態保持有効期限が過ぎているが有効期限情報領域23の認識は可能であり、データ領域の情報も読み取りは可能であると予想されるためである。ただし、印刷状態保持有効期限外であるため、抽出されたデータの信頼性は低いことを示す情報を追加して、データベースなどで再確認などの処理を行なうなどの運用が必要とされる。
【0068】
図8のステップS32では、印刷状態の有効期限情報と読み込んだ時点の日時を比較して、有効期限が所定の期間を超えているかどうかの判断を行なう。さらに、本実施形態3においては、この所定の期間を30日(この日数は製品仕様などに応じて任意である)とし、2次元コードを読み取った時点から30日以内については、感熱紙に印刷された2次元コードの画像については確実に読み取ることが可能であるものとする。
【0069】
図8のステップS32で有効期限が30日以上あると判断された場合には、ステップS33に進み、ステップS33で本2次元コードの認識処理および印刷処理プログラムを終了する。
【0070】
ステップS32で印刷状態の有効期限が30日未満と判断された場合は、ステップS34に進み、ステップS34において、現時点で2次元コードを印刷した場合の有効期限情報の算出を行ない、ステップS35で算出された有効期限情報と読み取った2次元コードから抽出したデータを合成して2次元コードの画像データに変換し、ステップS36で変換された2次元コードの画像を印刷用データに変換して、ステップS37でプリンタ8により生成した2次元コードを印刷する。
【0071】
このプリンタ8で新たに2次元コード印刷された感熱紙(または裏面に粘着剤が塗布されている感熱ラベル紙など)は、先に読み取った有効期限情報が残り30日未満を示している2次元コードの印刷された感熱紙の上に(または元の2次元コードの印刷された感熱紙を剥がして)貼付することができる。
【0072】
図7、図8のフローチャートに従ったプログラムを主記憶装置3または補助記憶装置5に記憶してCPU2が動作することにより、上述の2次元コードの認識処理を実現することができる。
【0073】
本実施形態3によれば、2次元コードの有効期限情報が示す有効期限が残り少ない場合に、その2次元コードを更新するための印刷(あるいは2次元コードを貼付するための粘着剤付きのステッカーやラベルなどの印刷)を行なうことができ、残り少ない有効期限を延長し、2次元コードの寿命を延ばし、長期に渡って2次元コードを利用した信頼性の高い情報処理を行なうことができる。
【0074】
また、2次元コードの再印刷が必要か否かを従来のように目視で判断する必要がなく、読み取った2次元コードの有効期限情報に基づき、客観的な基準で当該2次元コードの再印刷が必要か否かを判断することができる。
【0075】
なお、上述した実施形態1〜3の各機能を実現するフローチャートを基にしたソフトウェアのプログラムコードは、上述のような印刷装置および画像読取装置の両方を有する携帯電子機器のみならず任意の電子機器あるいは情報処理システムにおいて実行することができる。このためには、たとえば、本発明のプログラムコードを記録した記憶媒体を当該の電子機器あるいは情報処理システムに供給し、あるいは本発明のプログラムコードをネットワーク経由で当該の電子機器あるいは情報処理システムに供給し、そのシステムまたは装置のCPUが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し、実行することによっても、本発明の目的が達成されることは云うまでもない。もちろん、この場合記憶媒体あるいはネットワーク経由で供給されたプログラムコード自体が本発明の新規な機能を実現することになる。
【0076】
本発明のプログラムコードを供給するための記憶媒体としては補助記憶装置5に設置される記憶媒体、たとえば、ハードディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。また、本発明のプログラムコードをネットワーク供給するためには、任意の通信インターフェースを介してサーバコンピュータからプログラムコードを供給するような構成が考えられる。
【0077】
もちろん、コンピュータが読み出した本発明のプログラムコードを実行することにより、上述した各実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述した各実施形態の機能が実現される場合も本発明の実施に含まれることは云うまでもない。
【0078】
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によって上述した各実施態様の機能が実現される場合も含まれることは云うまでもない。
【0079】
要約すれば、本発明は、次のような実施態様の範囲を含むものである。
【0080】
<実施態様1> 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理方法において、
2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化し、
前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする2次元コード処理方法。
【0081】
<実施態様2> 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、感熱記録方式により印刷を行なうとともに、記録媒体に与える熱量を変化させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする実施態様1に記載の2次元コード処理方法。
【0082】
<実施態様3> 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、前記セルを構成するドット数を他のセルのドット数よりも減少させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする実施態様1に記載の2次元コード処理方法。
【0083】
<実施態様4> 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを読み取る2次元コード処理方法において、
記録媒体上に印刷された2次元コードの読み取りに際して、2次元コードの特定部分のセルにより表現された当該2次元コードの保持有効期限情報を認識できたか否かに応じて、当該2次元コードにより表現された情報の有効性を判断することを特徴とする2次元コード処理方法。
【0084】
<実施態様5> 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき2次元コードの他の部分により表現された情報の情報処理を制御することを特徴とする実施態様4に記載の2次元コード処理方法。
【0085】
<実施態様6> 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限の残りの保持有効期間を算出し、残っている保持有効期間が一定値未満である場合、読み取った2次元コードのデータを保持有効期限情報を更新した上、印刷することを特徴とする実施態様4に記載の2次元コード処理方法。
【0086】
<実施態様7> 実施態様1〜6のいずれか1態様の2次元コード処理方法を実施する2次元コード処理装置。
【0087】
<実施態様8> 実施態様1〜6のいずれか1態様の2次元コード処理方法を実施する2次元コード処理プログラム。
【0088】
<実施態様9> 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを印刷された2次元コード印刷物において、
前記2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含み、前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルが2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷されたことを特徴とする2次元コード印刷物。
【0089】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理方法において、2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化し、前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷し、前記印刷された2次元コードを読取り、該読取った2次元コードが認識可能か否かを前記保持有効期限を表現した2次元コードの特定部分が認識可能か否かで判断する構成を採用しているので、2次元コードに当該2次元コードの印刷状態保持有効期限を設定し、この印刷状態保持有効期限の情報に基づき、確実に2次元コードによる情報伝達を行なえる、という優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における電子機器本体の構成を示したブロック図である。
【図2】第1の実施形態における印刷状態の有効期限情報を含んだ2次元コードを示した説明図である。
【図3】第1の実施形態におけるサーマルヘッドの構成および印刷例を示した説明図である。
【図4】第1の実施形態における電子機器が2次元コードを読み取る動作を示した説明図である。
【図5】第1の実施形態における2次元コードの認識処理動作を示すフローチャート図である。
【図6】第2の実施形態における印刷状態の有効期限情報を含んだ2次元コードを示した説明図である。
【図7】第3の実施形態における2次元コードの認識処理動作、および印刷処理動作を示すフローチャート図である。
【図8】第3の実施形態における2次元コードの認識処理動作、および印刷処理動作の続きを示すフローチャート図である。
【符号の説明】
1 システム部
2 CPU
3 主記憶装置
4 表示装置
5 補助記憶装置
6 入力装置
7 画像読取装置
8 印刷装置
9 メインバッテリー
10 サブバッテリー
11 電源回路部
12 電源供給ライン
13 電源スイッチ
14 電子機器
21 2次元コード
22 セル
23 有効期限情報領域
24 有効期限情報領域内のセル

Claims (11)

  1. 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理方法において、
    2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化し、
    前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷し、
    前記印刷された2次元コードを読取り、
    該読取った2次元コードが認識可能か否かを前記保持有効期限を表現した2次元コードの特定部分が認識可能か否かで判断することを特徴とする2次元コード処理方法。
  2. 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、感熱記録方式により印刷を行なうとともに、記録媒体に与える熱量を変化させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする請求項1に記載の2次元コード処理方法。
  3. 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、前記セルを構成するドット数を他のセルのドット数よりも減少させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする請求項1に記載の2次元コード処理方法。
  4. 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき2次元コードのほかの部分により表現された情報の情報処理を制御する事を特徴とする請求項1に記載の2次元コード処理方法。
  5. 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限の残りの保持有効期間を算出し、残っている保持有効期間が一定値未満である場合、読み取った2次元コードのデータを保持有効期限情報を更新した上、印刷することを特徴とする請求項1に記載の2次元コード処理方法。
  6. 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理装置において、
    2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化するコード化手段と、
    前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷する印刷手段と、
    前記印刷された2次元コードを読取る読取手段と、
    該読取った2次元コードが認識可能か否かを前記保持有効期限を表現した2次元コードの特定部分が認識可能か否かで判断する判断手段とを有することを特徴とする2次元コード処理装置。
  7. 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、感熱記録方式により印刷を行なうとともに、記録媒体に与える熱量を変化させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする請求項6に記載の2次元コード処理装置。
  8. 前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルの印刷において、前記セルを構成するドット数を他のセルのドット数よりも減少させることにより前記特定部分のセルを2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷することを特徴とする請求項6に記載の2次元コード処理装置。
  9. 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき2次元コードのほかの部分により表現された情報の情報処理を制御する事を特徴とする請求項6に記載の2次元コード処理装置。
  10. 2次元コードの特定部分のセルから認識した当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限情報に基づき当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限の残りの保持有効期間を算出し、残っている保持有効期間が一定値未満である場合、読み取った2次 元コードのデータを保持有効期限情報を更新した上、印刷することを特徴とする請求項6に記載の2次元コード処理装置。
  11. 特定形状の濃色で表現されたセルを所定の規則に従って配置して成る2次元コードを記録媒体に印刷する2次元コード処理装置において、
    2次元コードの特定の部分に当該2次元コードの印刷状態の保持有効期限を示すデータを含めて2次元コード化され、前記保持有効期限を表現する2次元コードの特定部分のセルが2次元コードの他の部分のセルよりも光学的に薄く印刷された2次元コードを読取る読取手段と、
    該読取った2次元コードが認識可能か否かを前記保持有効期限を表現した2次元コードの特定部分が認識可能か否かで判断する判断手段とを有することを特徴とする2次元コード処理装置。
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