JP3335283B2 - 文字情報処理装置 - Google Patents
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Description
を転写又は印刷処理する文字情報処理装置に関し、例え
ば、紫外線硬化樹脂からなる印面部材の入力文字列に対
応した部分に紫外線を選択的に照射して硬化させ、非硬
化部分を除去することで印章を作成させる印章作成装置
に適用し得るものである。
でも容易に所望の印章を作成できる印章作成装置とし
て、特開平6−278350号公報に記載されているも
のが提案されている。
略するが、(1) 所定波長成分の光線(例えば紫外線)を
受光した部分が他の部分と状態が異なるようになって
(例えば硬化する)、所定流体との作用によって凹凸面
を形成できる樹脂製印面部材と、(2) 印面部材上の凹部
又は凸部の模様である印影模様の情報を情報処理手段
と、(3) 取込まれた印影模様情報を有するネガフィルム
を印刷処理を通じて作成するネガフィルム作成手段と、
(4) 作成されたネガフィルムを照射位置に又は照射位置
から搬送するネガフィルム搬送手段と、(5) 上記樹脂製
印面部材に、上記所定波長成分の光線を上記ネガフィル
ムを介して照射する光線照射手段とから構成されてい
る。
模様情報に基づいて、印面部材上にどのようにして凹凸
を形成させるかについては詳述されているが、印影模様
情報をどのように取込むかについては簡単に記載されて
いるに過ぎない。すなわち、印影模様情報を取込む情報
処理手段として、ワープロやパーソナルコンピュータ等
の文字情報処理装置で採用されている、入力文字列を取
込むための手段(キーボードだけでなくそれを処理する
構成を含む)や、いわゆるイメージスキャナを適用でき
ることが記載されているに過ぎない。
ロやパーソナルコンピュータ等の文字情報処理装置で採
用されている入力文字列を取込むための情報処理手段
は、印影模様情報が印面部材に反映されることをも考慮
したものではない。すなわち、印影模様情報が印面部材
に反映されることを意図した特有の機能などは存在しな
い。
報を入力しようとした場合には、ユーザが、印面部材を
考慮して文字サイズを決定したり行数を決めたりする
(改行を入れる)など、文字列の配置に係る多くの機能
を用いることが多くなる。単純に文字列を入力するだけ
であれば操作性の問題は少ないが、印影模様情報として
の文字列の適切配置のための操作(特に改行を含める操
作)まで含めると多くの操作が必要となり、操作性上未
だ不十分である。また、文字列の適切配置のための操作
(例えば改行を含める操作)を忘れた場合には、印面全
体に対して印影模様部分の割合(黒率)が少ない不自然
な印章が作成されてしまう。
されることを意図した特有の機能を有する情報処理手段
を備えた印章作成装置が求められている。このような課
題は、印面部材に凹凸面を形成させる印章作成装置だけ
でなく、インクが部分的に染み出て用紙に印影を残すよ
うに印面部材を処理する印章作成装置にも、同様に生じ
ている。上述した課題は、さらには、印刷又は転写媒体
が、印面部材に対すると同様な文字列の配置に関する制
約などがある文字情報処理装置にも同様に生じている。
のであり、印刷又は転写対象が印面部材のような縦横共
に制約がある場合における入力文字列の適切配置を簡単
な操作によって実現できる文字情報処理装置を提供しよ
うとしたものである。
め、第1の本発明は、印刷領域又は転写領域の大きさに
合わせて、入力文字列のドットパターンをバッファに展
開する処理を伴なう文字情報処理装置において、(1) 入
力文字列の展開指令が指示された後、入力文字列の各行
の長さ情報を認識し、印刷領域又は転写領域の大きさに
よって定まる閾値の長さを越える行の存在を判別する行
長判別手段と、(2) 行長判別手段の判別結果に基づき、
閾値の長さを越える行の文字列を2分してほぼ等しい長
さになるように2行の文字列に改行させる改行追加制御
手段と、(3) 改行処理がなされた後の文字列、又は、入
力文字列をバッファに展開させる文字列展開手段とを備
えたことを特徴とする。
は、バッファへの入力文字列の展開指令が指示された
後、行長判別手段が、入力文字列の各行の長さ情報を認
識し、印刷媒体又は転写媒体の大きさの種類によって定
まる閾値の長さを越える行の存在を判別し、改行追加制
御手段が、閾値の長さを越える行の文字列を2分してほ
ぼ等しい長さの2行の文字列になるように改行させ、文
字列展開手段は、このような改行処理がなされた後の文
字列、又は、入力文字列をバッファに展開させる。
領域の大きさに合わせて、入力文字列のドットパターン
をバッファに展開する処理を伴なう文字情報処理装置に
おいて、(1)印刷領域又は転写領域が、予め定められて
いる種類の形状であるか否かを判別する判別手段と、
(2) 上記判別手段により予め定められている種類の所定
の形状であると判別された際に、入力文字列の各文字の
長さ情報の総和を認識する文字列の長さ情報認識手段
と、(3) 認識された各文字の長さ情報の総和に応じて、
文字サイズと、行数と、各行における文字数とを決定す
る文字配置決定手段と、(4) 文字配置決定手段が決定し
た文字サイズ、行数、各行における文字数とに応じて、
入力文字列をバッファに展開させる文字列展開手段とを
備えたことを特徴とする。
は、判別手段が印刷領域又は転写領域が予め定められて
いる種類の形状であると判別したときに、文字列の長さ
情報認識手段が、入力文字列の各文字の長さ情報の総和
を認識し、文字配置決定手段が、認識された各文字の長
さ情報の総和に応じて、文字サイズと、行数と、各行に
おける文字数とを決定する。そして、文字列展開手段
が、文字配置決定手段が決定した文字サイズ、行数、各
行における文字数とに応じて、入力文字列をバッファに
展開させる。
装置を印章作成装置に適用した一実施形態を図面を参照
しながら詳述する。
は、図2に示す電気的構成部(情報処理部や印影転写制
御部など)と、図3に示す機構的光学的構成部(印刷部
や光線照射部など)とから構成されている。なお、図3
は印章本体の構成をも示している。また、図4には、当
該印章作成装置の斜視図を示している。
のブロック図及び図4の斜視図を参照しながら説明す
る。
情報を取り込んで機構的光学的構成部を制御するための
ものであって、一種の情報処理装置に該当するものであ
り、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されている。制
御部20は、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等に応じて出
力部30を介して機構的光学的構成部を制御するもので
ある。
押下キー11Aやダイヤルキー11B等を備えたキー入
力部11と、装置の状態を切り換える切換スイッチ12
と、各種の検出センサ群13とから構成されている。
字コードデータや各種の制御データを発生するものであ
る。切換スイッチ12は、例えばダイヤルスイッチで構
成されており、電源オン、電源オフ、印章本体(印面部
材)への露光起動、印章本体を収容する空間部の蓋体6
5の開放を指示したりするものである。検出センサとし
ては、印章種類を検出するものや、インクリボンの装着
を検出するものや、後述する製版シートの装着や位置を
検出するものが設けられている。
ぼ正方形の角形印、氏名印として適用するのに好適な大
きさの印面部材が矩形形状の氏名印、住所印として適用
するのに好適な大きさの印面部材が矩形形状の住所印、
ビジネス上の各種の文字列を含む印章に適用するのに好
適な大きさ、すなわち、氏名印と住所印との中間の大き
さの印面部材が矩形形状のビジネス印等が用意されてい
る。
部の各部を駆動制御する機構的光学的構成部駆動回路群
31と、表示装置33の駆動回路32とから構成されて
おり、各駆動回路31、32は制御部20の制御下で対
応する構成部分を駆動する。
ば6文字表示可能な液晶ディスプレイ33Aと、この液
晶ディスプレイ33Aの周囲に配置されたLEDでなる
複数のインジケータ33B−1〜33B−nとからな
る。液晶ディスプレイ33Aには、ユーザに対するガイ
ダンスメッセージや、ユーザが入力している文字列(印
影模様情報)が表示される。各インジケータ33B−
1、…、33B−nに関連した装置の表面には、そのイ
ンジケータに割り当てられている属性や状態を示す文字
33C−1、…、33C−nが印刷されており、対応す
るインジケータ33B−1、…、33B−nの点灯、消
灯、点滅によって現在の属性や状態の内容を示すように
なされている。
は、種々の駆動回路からなっているが、ここではまとめ
て示している。機構的光学的構成部の要素の内には、後
述するように、駆動制御が必要な構成要素が種々あり、
実際上は、その各構成要素毎に駆動回路は存在する。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
章作成のための各種の処理プログラム(図1及び図9参
照)や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格
納されている。
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データが格納されるものである。RAM
23は、電源オフ時にもバックアップされている。
用意されている文字や記号のドットパターンを格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するドットパターンを出力するも
のである。なお、表示用と印影用とで別個のCG−RO
Mが設けられていても良い。
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を表示装置33に
表示させたり、機構的光学的構成部(図3)の各部を駆
動して印章を作成させたりする。
構成を、図3を参照しながら説明する。
ても良い)41と、この台木41の一端部に取り付けら
れた、押捺時に押圧力や押圧抗力を吸収して印面部材凸
部と紙面とのなじみを高めるためのスポンジ部材43
と、このスポンジ部材43の表面に設けられた平板状の
印面部材42とから構成されている。印面部材42は、
紫外線に無反応なベース層42Aと紫外線硬化樹脂層4
2Bとからなり、紫外線硬化樹脂層42Bが外部に露出
するようになされている。紫外線硬化樹脂層42Bの厚
さは、印面の印肉が付着する凸部に求められている突起
量に選定されている。紫外線硬化樹脂層42Bは、硬化
した部分以外が所定の液体(例えば水:気体であっても
良い)によって除去できるものである。
しない複数の非貫通孔が設けられており、装置本体に設
けられている複数の突起とこれら非貫通孔とが嵌合する
ことにより、印章本体40が装置に取り付けられる。ま
た、印章本体40の台木41の印面部材42が取り付け
られていない側の端面には、印章種類を規定する孔等の
物理的な識別要素が設けられており、図示しない印章種
類の検出センサ(13)はこの物理的な識別要素を読み
取るようになされている。
は、印刷構成と紫外線照射構成とからなっている。
固定型印刷ヘッド50と、プラテンローラ51と、イン
クリボン52と、供給リール53と、巻取リール54
と、インクリボン52の進行方向変換用のローラ55な
どからなっている。さらには、製版シート(図6参照)
の挿入孔56や、製版シートの排出孔57や、製版シー
トの挿入孔56から挿入された製版シートを印刷位置に
案内する案内部材(製版シートの装着や位置を検出する
検出センサを含む)58や、印刷位置から走行されてき
たインクリボン52及び製版シートを分離し、分離され
た製版シートを排出孔57に案内する分離機構59を備
えている。
を示すように、背面に接着剤が塗布されているシート本
体62と、その背面に設けられている剥離紙61とから
なるものである。製版シート60は、印章の種類に拘ら
ず、同じ大きさのものであり、印刷開始位置の基準を与
える透孔63A、63Bが対称的に穿設されている。し
かし、シート本体62は、印章の種類によって異なる印
面部材42の外形と同じ形状の部分62Aと、その他の
部分62Bとにハーフカットにより切り分かれており、
部分62Aだけを剥せるようになされている。
ら差し込まれたときには、この製版シート60の端部と
インクリボン52とが重ね合わされて、印刷ヘッド50
及びプラテンローラ51間の印刷位置に位置する。
下で、発熱駆動回路(図2符号31参照)が駆動動作し
たときに発熱してインクリボン52のインクを製版シー
ト60に転写させるものである。
おいては、転写された部分はインクがなくなって透明と
なる。すなわち、転写後のインクリボン52は、紫外線
を透過できる部分(インクが除去された部分)と紫外線
の透過を阻止する部分(インクが残っている部分)とか
らなる。そこで、この実施形態においては、印影模様を
印刷処理し、印影模様に応じた部分が透明となった転写
後のインクリボン52をネガフィルムとして利用するこ
ととした。このようにネガフィルムの作成に印刷対象の
シートが用いられるので、上述のように製版シートと読
んでおり、また、印刷することをこの明細書では製版と
読んでいる。
テンローラ51でなる印刷部を通過した重ね合わされた
状態のインクリボン52及び製版シート60は、プラテ
ンローラ51(又は図示しない駆動ローラ)によって分
離機構59に達し、この分離機構59によってインクリ
ボン52及び製版シート60が分離される。
送り出される。一方、分離されたインクリボン52は、
印章本体40の紫外線硬化樹脂層42Bに対向する位置
で停止されるようになされている。このような製版時に
おいて走行されたインクリボン52は、巻取リール54
によって巻き取られるようになされている。
における印刷部分62Aを剥がして印章本体40の頂部
に張り付けることにより、当該印章本体40がどのよう
な印面を有するものであるかを視認させることができ
る。
成の紫外線照射光源(例えば放物面鏡を有する)70が
例えば固定的に設けられており、制御部20によって点
灯及び消灯が制御される。また、図示しない進退動機構
によって進退動する透明板71が、インクリボン52を
挾んで、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42Bの反対
側に設けられている。すなわち、紫外線照射光源70か
ら射出された紫外線が、透明板71及びインクリボン
(ネガフィルム)52を介して紫外線硬化樹脂層42B
に達するようになされている。透明板71は、進動位置
(切換スイッチ12が露光起動を指示しているときにと
る位置)でネガフィルムとして機能するインクリボン5
2と紫外線硬化樹脂層42Bとの密着性を高め、退動位
置でインクリボン52の走行を邪魔しないようになされ
ている。
の両端部は、例えば丸められており、接触時においてイ
ンクリボン52を傷付けないようになされている。ま
た、透明板71の丸められている両端部は、一般面より
僅かに突出しており、透明板71が進動してインクリボ
ン52を印面部材42と接触させた際に、テンションを
高めて密着性を増すように機能する。
が、インクリボン52には大きな押圧力が加わるので、
一般的なインクリボンのシート部材の材質より垂直方向
の押圧力に対する耐性が高いシート部材によってインク
リボン52を形成することが好ましい。
の印章作成装置を用いて印章を作成させるユーザが行な
う一般的な手順の流れを説明する。
操作して電源をオンした後、キー入力部11の各種のキ
ーを操作して印影模様情報を入力させる。印影模様情報
の入力は、印影を構成する文字列の入力だけでなく、文
字の書体や縦書き横書きや文字サイズなどの各種の属性
の入力も伴なう(属性の入力がなくてもデフォルトの属
性値は定まっている)。なお、この実施形態の印章作成
装置では、印章本体40が装置に装着されているときだ
け印影模様情報の入力を認めるようになされており、装
着されている印章本体40の種類によって入力を受け付
ける行数や各行での許容し得る最大文字数を変化させる
ようになされている。
が終了すると、一般的にはキー入力部11のレイアウト
表示キーを操作してレイアウト表示を実行させ、印影が
所望するものであるか否かを確認する。印章作成装置の
CPU21は、レイアウト表示キーが操作されたときに
は、入力文字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列
をRAM23上の表示バッファに展開することを通じて
印影のレイアウト表示を行なう。
の妥当性を確認したユーザは、製版シート60を挿入孔
56から突き当たるまで挿入した後、キー入力部11の
製版キーを操作して、製版処理を実行させて、インクリ
ボン52にネガフィルムを作成させる。印章作成装置の
CPU21は、製版キーが操作されたときには、入力文
字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列をRAM2
3上の印刷バッファに展開した後、印刷ヘッド50やプ
ラテンローラ51などを駆動して印刷を実行させてネガ
フィルムを作成し、そのネガフィルムを印面部材42の
対向位置まで搬送させる。
は、切換スイッチ12を操作して露光を指示する。この
とき、印章作成装置のCPU21は、露光を実行するか
を問う確認メッセージを液晶ディスプレイ33Aに表示
させ、それに応じて、キー入力部11の実行キーが操作
されると、紫外線照射光源70を起動して紫外線を印面
部材42に照射させ、この際、装着されている印章本体
40の種類に応じて定まる照射時間が経過するまで照射
を継続させ、照射中においては、バーグラフ表示などに
よって残り時間を表示し、所定の照射時間の経過時に露
光終了メッセージを表示させると共に、紫外線照射光源
70からの紫外線の照射を停止させる。このような露光
処理によって、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42B
は、印影模様に応じた部分だけが硬化する。
切換スイッチ12を操作して蓋体65の開放を指示し、
蓋体65が開放されると、露光済みの印章本体40を取
り出す。その後、所定液体(例えば水)を収容している
容器、好ましくはその中にブラシを入っている容器に、
取り出した印章本体40の印面部材42を浸漬させて往
復動させて洗うことにより、非硬化部分を除去させて印
面部材42に凹凸を形成させる。その後、布等で所定液
体を印章本体40から拭き取ることにより、印章を完成
する。
大きな特徴は、レイアウト表示又は製版の指令時には印
影模様情報を構成する入力文字列に存在していない改行
コードを、製版又はレイアウト表示処理の一貫として、
自動的又はユーザの指令により発生させて製版又はレイ
アウト表示を行なう点にある。
一貫として改行コードを発生させる場合としては、(1)
文字数が多い行が存在する場合と、(2) 角形印のフォー
ム入力が指示されている場合とがあり、以下では、これ
らの場合におけるCPU21の処理を、図面を参照しな
がら順次説明する。
ー又はレイアウト表示キーが操作されると、図示は省略
するが、まず、入力方法が通常の入力方法かフォーム入
力方法かを判別する。この判別の結果、通常の入力方法
である場合には、図1に示すサブルーチンに進む。
の用途の印面を作成できるような特殊な入力環境での入
力方法を言う。具体例を挙げれば、氏名印についてのフ
ォーム入力方法は、氏の入力フィールドと名前の入力フ
ィールドとを区別して表示させて氏の文字列と名前の文
字列とを切り分けて取込む方法であり、この場合には、
製版時やレイアウト表示時に、氏の文字数や名前の文字
数に応じて自動的に文字の配列(氏と名前部分とのバラ
ンスがとれた配列)が決定される。これに対して、通常
の入力方法で氏名を入力する場合には氏名の文字列を入
力するだけでなく、ユーザが、氏と名前部分とのバラン
スがとれた配列を考慮して、氏と名前との区切りを示す
ようなスペースをわざわざ入力しなければならない。
21は、入力文字列に関連して指定されている各行の文
字サイズの指定方法を判別する(ステップ100)。各
行の文字サイズの指定方法としては、ユーザが具体的の
文字サイズを指定する方法と、具体的な文字サイズの決
定を当該装置に委ねる指定方法とがある。具体的な文字
サイズの決定を当該装置に委ねる指定方法は、さらに、
行数及び最長行の長さに基づいて全ての行に同じ文字サ
イズを割り当てる第1の方法と、行数や各行の長さの相
違等に基づいて印面での各行の長さができるだけ同じに
なるように各行の文字サイズを割り当てる第2の方法と
がある。
法であれば、ユーザによる指定を尊重して後述するステ
ップ110に直ちに進む。
を当該装置に委ねる指定方法であれば、CPU21は、
各行の長さ情報を算出し、最長行を認識する(ステップ
101)。例えば、各行の基本的な文字サイズを最も小
さい文字サイズと仮定して各行で必要とするドット数を
各行の長さ情報とする。
いる印章種類をキーとして、改行を促すか否かを決定す
るための閾値(例えばROM22にテーブルとして格納
されている)を取り出す(ステップ102)。そして、
最長行の長さ情報と閾値とを大小比較する(ステップ1
03)。
行を促す必要がないので、後述するステップ110に直
ちに進む。
越えていると、改行を促すメッセージを液晶ディスプレ
イ33Aに表示させ、ユーザが改行を指示したかそのま
まの状態を指示したかを判別する(ステップ104、1
05)。
には、改行追加を行なう必要がないので、後述するステ
ップ110に直ちに進む。
CPU21は、最長行を2分したときの後側の文字列の
先頭の文字の位置を認識する(ステップ106)。そし
て、このようにしてステップ106で認識された先頭の
文字の位置の近傍にモードマークが存在するか否かを判
別する(ステップ107)。
入力文字列に対する属性として、入力文字列全体に対す
る属性(例えば、外枠付きや縦書き・横書き等)と、文
字単位の属性(例えば、書体や白抜き文字等)とが設定
できるようになされている。ここで、後者の文字単位の
属性のことをモードと呼んでいる。ユーザがモードを設
定しない場合には、各文字に対して、装置が用意してい
る基本モードが設定されるが、ユーザがモードを設定し
た場合には、その設定された文字の前に(テキストデー
タ上で)、その直前の文字列のモードと異なることが表
すモードマークが追加される。勿論、このモードマーク
に対応するモード(属性)の内容も格納される。上述し
たステップ107では、このようなモードマークが存在
するか否かを判別する。
モードマークが存在するかを、例えば、モードマークよ
り前の文字列の長さ情報とモードマークより後の文字列
の長さ情報の比を利用して判別する。具体例を挙げれ
ば、上述した比が7.5対3.5から3.5対7.5の
範囲にあるときに、後側の文字列の先頭の文字の近傍に
モードマークが存在すると判断する。
2個以上のモードマークが存在する場合には、最も近傍
のモードマークだけが存在するとして後述するステップ
108を実行するようにしても良く、また、近傍の中で
最も前方のモードマークだけが存在するとして後述する
ステップ108を実行するようにしても良く、さらに、
後側の文字列の先頭の文字の近傍にはモードマークが存
在しないとみなして後述するステップ109を実行する
ようにしても良い。
には、CPU21は、モードマークの直前に改行コード
を挿入する(ステップ108;後述する図11及び図1
2参照)。これに対して、ステップ107で否定結果が
得られた場合には、CPU21は、最長行を2分した位
置(文字数が奇数のような完全には2分できない場合は
前側の文字列の長さを長くする)に改行コードを挿入す
る(ステップ109)。また、ステップ109の場合に
おいても、改行対象の後側の文字列に設定されていた全
てのモード情報は、改行される後側の文字列にそのまま
引き継がれる(後述する図13参照)。
(ステップ100〜108、又は100〜109)の
後、製版のために印刷バッファに展開したり、又は、レ
イアウト表示のために表示バッファに展開したりする
(ステップ110)。
加された改行コードは、製版が終了して、又は、レイア
ウト表示が終了して、通常の入力画面に復帰した場合に
も文字列情報の中にそのまま残る。
(モードマークなし)をそのまま製版した結果を示し、
図8(B)には、自動改行を促してユーザが自動改行を
選択した場合の製版結果を示している。これらの図の比
較から明らかなように、文字数が多い行は、自動改行さ
せることにより、印影模様としてはより好ましいものと
なる。なお、ユーザが製版を指示する前に自発的に改行
を指示することで図8(B)に示す印影模様を実現でき
るが、このような改行の指示をし忘れても、上述した自
動改行機能により図8(B)に示す印影模様を実現でき
る。
列であって、5文字目以降については白抜き文字を指示
するモードが設定されている場合のテキストデータを示
している。なお、全ての文字の文字サイズは同じに設定
されている。また、黒三角形がモードマークを表してい
る。この入力文字列に対して、ユーザが自動改行を選択
した場合には、この入力文字列の長さ情報を2分した後
側の先頭文字「飾」の前方の近傍にモードマークが存在
するので(モードマークより前の文字列の長さ情報とモ
ードマークより後の文字列の長さ情報の比が4対6.3
であって上記近傍条件を満足するので)、図11(B)
に示すように、モードマークの前後で入力文字列が2行
になるようにテキストデータが変更され、その製版結果
は、図11(C)に示すようになる。なお、白抜き文字
は通常の文字よりも5%大きくなるので6文字の白抜き
文字の文字列の長さ情報としては、上述したように6.
3になる。
列であって、7文字目以降については白抜き文字を指示
するモードが設定されている場合のテキストデータを示
している。なお、全ての文字の文字サイズは同じに設定
されている。この入力文字列に対して、ユーザが自動改
行を選択した場合には、この入力文字列の長さ情報を2
分した後側の先頭文字「定」の後方の近傍にモードマー
クが存在するので(モードマークより前の文字列の長さ
情報とモードマークより後の文字列の長さ情報の比が6
対4.2であって上記近傍条件を満足するので)、図1
2(B)に示すように、モードマークの前後で入力文字
列が2行になるようにテキストデータが変更され、その
製版結果は、図12(C)に示すようになる。
列であって、5文字目以降については白抜き文字を指示
するモードが設定され、また、11文字目以降について
は白抜き文字ではない通常文字を指示する(通常文字に
復帰させる)モードが設定されている場合のテキストデ
ータを示している。なお、全ての文字の文字サイズは同
じに設定されている。この入力文字列に対して、ユーザ
が自動改行を選択した場合には、この入力文字列の長さ
情報を2分した後側の先頭文字「装」の近傍にはモード
マークが存在しないので(前側のモードマークについて
の比が4対8.3であり、後側のモードマークについて
の比が10.3対2であり、共に、上記近傍条件を満足
しないので)、図13(B)に示すように、後側の先頭
文字「装」以降が2行目になり、しかも、2行目の文字
列が自動改行前のモードを維持するように、入力文字列
のテキストデータが2行のテキストデータに変更され、
その製版結果は、図13(C)に示すようになる。
された状態において、製版キー又はレイアウト表示キー
が操作された場合のCPU21の処理を、図9を参照し
ながら説明する。
ー又はレイアウト表示キーが操作されると、図示は省略
するが、まず、上述したように、入力方法が通常の入力
方法かフォーム入力方法かを判別する。この判別の結
果、フォーム入力方法である場合には、図9に示すサブ
ルーチンに進む。
ム入力に係る印章種類を判別する(ステップ200)。
角形印以外の場合には、その印章種類に応じた処理を行
なう(ステップ201)。ここでは、角形印に対する処
理に特徴を有するので、その他の印章種類に対する処理
の詳細な説明は省略する。
ると、CPU21は、角形印についてどのフォーム入力
形式が選択されているかを判別する(ステップ20
2)。
は、この実施形態の場合、枠付印、蔵書印、陰刻印、評
価印の4種類が用意されている。枠付印は、ユーザが改
行を入力することなく、許容されている文字数(例えば
16字)以内の文字数を単純に入力するフォーム入力形
式であり、作成された印章には枠が付与されるものであ
る。蔵書印は、「蔵書」という文字列を予め含む入力フ
ィールドを表示させてユーザに文字列を入力させるフォ
ーム入力形式であり、この場合にもユーザは改行を入力
する必要はなく、また「蔵書」を含めた文字数の制限が
同様に存在する。陰刻印は、文字列部分が凹部になる印
章を作成させるフォーム入力形式であり、文字列の入力
に関しては枠付印と同様である。評価印は、「たいへん
よくできました」等の評価種類をユーザに選択させ、そ
の評価に係る文字列(例えば「たいへんよくできまし
た」)を予め含む入力フィールドを表示させてユーザに
追加する文字列を入力させるフォーム入力形式であり、
この場合にもユーザは改行を入力する必要はなく、また
文字数の制限がある。評価印では、印影は絵記号と評価
に係る文字列とからなるようになされている。
付印、蔵書印又は陰刻印についてのものである場合に
は、CPU21は、文字数を認識し、認識した文字数を
キーとして、文字サイズと、行数と、各行での文字数の
情報とを、ROM22に予め用意されているテーブルか
ら取り出す(ステップ203、204)。そして、取り
出した情報、及び、その他の属性情報(例えば書体や縦
書き・横書きなど)に応じて、入力文字列を印刷バッフ
ァ(製版時)又は表示バッファ(レイアウト表示時)に
展開する(ステップ205)。
成例を示したものである。「H」、「G」、「M」はそ
れぞれこの順に小さくなっていく文字サイズであり、
「縮縮H」、「縮縮G」はそれぞれ、「H」、「G」を
副走査方向に2段階縮小した文字サイズを示しており、
「縮M」は、「M」を副走査方向に1段階縮小した文字
サイズを示している。例えば、入力文字数が9文字であ
れば、3文字ずつの3行で文字サイズ「M」でバッファ
展開処理が実行されることになる。すなわち、バッファ
展開時に自動的に改行処理が実行される。
入力形式が、評価印についてのものであると、CPU2
1は、文字数を認識し、認識した文字数に応じて、入力
文字列を2行に分ける位置を決定する(ステップ20
6、207)。そして、決定した分割位置情報やその他
の属性情報に応じて、入力文字列や評価を表す絵記号を
印刷バッファ又は表示バッファに展開する(ステップ2
05)。
る文字列は、ユーザが改行を入力することなく、文字数
に応じた行数でバッファ展開が実行される。
いて改行を入力しなくても、文字数が多い場合や、角形
印のフォーム入力の場合には、製版時やレイアウト表示
時のドットパターンへの展開の際には、ユーザ入力に基
づき、又は自動的に改行があるように処理するようにし
たので、文字列入力時における操作を複雑なものとする
ことなく、最終的に作成される印章の印影模様を自然な
ものとすることができる。
多い場合に、改行を促す行は長さ情報が閾値を越える最
長行の1行のものを示したが、長さ情報が閾値を越える
全ての行を改行を促す行とするようにしても良いことは
勿論である。
が閾値を越える行があった場合に、ユーザに改行を実行
するか否かを問うものを示したが、ユーザに確認させる
ことなく、改行の自動挿入(文字列の2分)を行なうよ
うにしても良い。
データにモードマークを含めて格納している場合を示し
たが、文字単位の属性(モード)をテキストデータ以外
の格納エリアで管理する装置にも本発明を適用すること
ができる。この場合であっても、モードが変更(設定)
されている位置に応じて、改行の追加制御を実行すれば
良い。
行処理を行なう場合が、角形印のフォーム入力時の場合
だけであったが、他の種類の印章のフォーム入力時にも
自動改行処理を行なう場合とするようにしても良い。ま
た、フォーム入力時以外でも適用することができる。例
えば、印面部材の領域を複数の矩形領域に区分して各区
分領域毎に入力文字列を取込むような場合にも、1以上
の区分領域について総文字数に応じた文字の自動配置を
行なうようにしても良い。このような場合において、入
力文字列に改行があってもその改行を無視して総文字数
に応じた文字の自動配置を行なうようにしても良い。
ォーム入力時において決定することを要する文字サイ
ズ、行数、各行での文字数の情報を記憶テーブルから取
り出すものを示したが、所定の演算式を用意して演算に
よって決定するものであっても良い。また、行数、各行
での文字数はテーブルから取り出し、文字サイズは演算
で定めるような方法を適用しても良い。
に凹凸を形成させる印章作成装置に本発明を適用したも
のを示したが、印面部材に凹凸を形成させる方法は上記
実施形態のものに限定されず、また、インクが部分的に
染み出て用紙に印影を残すように印面部材を処理する印
章作成装置にも、同様に適用することができる。この場
合には、レイアウト表示時だけでなく、インクが部分的
に染み出て用紙に印影を残すように印面部材を処理する
ことが求められた際に、図1又は図9に示す処理を最初
に行なうことを要する。また、印刷又は転写媒体が、印
面部材に対すると同様な文字列の配置に関する制約など
がある文字情報処理装置にも本発明を同様に適用するこ
とができる。例えば、テープ印刷装置の場合、印刷媒体
がテープであるので、一般的には行数の制限はあるが各
行の文字数の制限はないが、テープの長さが決められて
文字列を入力する場合には、各行の文字数が制限され、
この場合には、上述した本発明の技術思想を適用するこ
とができる。
バッファへの入力文字列の展開指令が指示された後、行
長判別手段が、入力文字列の各行の長さ情報を認識し、
印刷媒体又は転写媒体の大きさの種類によって定まる閾
値の長さを越える行の存在を判別し、改行追加制御手段
が、閾値の長さを越える行行の文字列を2分してほぼ等
しい長さの2行の文字列になるように自動的に改行さ
せ、文字列展開手段が、改行処理がなされた後の文字列
をバッファに展開させるようにしたので、文字列の入力
時に改行を入れることなく、入力された文字列をバラン
ス良く、印刷バッファや表示バッファ等に展開させるこ
とができる。
印刷領域又は転写領域が予め定められている種類の形状
であると判別したときに、文字列の長さ情報認識手段
が、入力文字列の各文字の長さ情報の総和を認識し、文
字配置決定手段が、認識された各文字の長さ情報の総和
に応じて、文字サイズと、行数と、各行における文字数
とを決定し、文字列展開手段が、文字配置決定手段が決
定した文字サイズ、行数、各行における文字数とに応じ
て、入力文字列をバッファに展開させるようにしたの
で、文字列の入力時に改行を入れることなく、入力され
た文字列をバランス良く、印刷バッファや表示バッファ
等に展開させることができる。
すフローチャートである。
ブロック図である。
を示す配置図である。
視図である。
の説明図である。
すフローチャートである。
バッファ展開時に参照されるテーブルの構成を示す説明
図である。
合で、後側の文字列が長いときの、テキストデータの状
態と製版結果に関する説明図である。
合で、後側の文字列が長いときの、テキストデータの状
態と製版結果に関する説明図である。
位置で改行処理を行なわせる場合のテキストデータの状
態と製版結果に関する説明図である。
OM、23…RAM、30…出力部、40…印章本体、
42…印面部材、42B…紫外線硬化樹脂層、50…印
刷ヘッド、52…インクリボン、60…製版シート、7
0…紫外線照射光源。
Claims (7)
- 【請求項1】 印刷領域又は転写領域の大きさに合わせ
て、入力文字列のドットパターンをバッファに展開する
処理を伴なう文字情報処理装置において、 入力文字列の展開指令が指示された後、入力文字列の各
行の長さ情報を認識し、印刷領域又は転写領域の大きさ
によって定まる閾値の長さを越える行の存在を判別する
行長判別手段と、 上記行長判別手段の判別結果に基づき、閾値の長さを越
える行の文字列を2分してほぼ等しい長さの2行の文字
列になるよう自動的に改行させる改行追加制御手段と、 改行処理がなされた後の文字列、又は、入力文字列をバ
ッファに展開させる文字列展開手段とを備えたことを特
徴とする文字情報処理装置。 - 【請求項2】 上記行長判別手段により閾値の長さを越
える行が存在すると判別された場合に、少なくとも最長
行に対して改行を行なうか否かを問うメッセージを表示
させる表示制御手段を備え、 このメッセージ表示に対応して、改行の肯定指示入力が
あった場合には、上記改行追加制御手段により、指示入
力があった行の文字列をほぼ等しい長さになるように2
分して2行の文字列に変更させると共に、上記メッセー
ジ表示に対応して、改行の否定指示入力があった場合に
は、上記改行追加制御手段による改行を実行させないこ
とを特徴とする請求項1に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項3】 上記改行追加制御手段は、閾値の長さを
越える行の文字列を2分するとき、前側の文字列に係る
行が長くなるように文字列を2分することを特徴とする
請求項1又は2に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項4】 入力文字列の途中において、文字単位の
属性の変更を表すモードを設定可能な請求項1又は2に
記載の文字情報処理装置において、 閾値の長さを越える行の文字列を2分するとき、上記モ
ードの設定がなされている位置前後の文字列の長さの比
が予め定められた値の範囲内である場合には、上記改行
追加制御手段は、上記モードが設定されている以後の文
字列を改行させることを特徴とする文字情報処理装置。 - 【請求項5】 入力文字列の途中において、文字単位の
属性の変更を表すモードを設定可能な請求項1又は2に
記載の文字情報処理装置において、 閾値の長さを越える行の文字列を2分するとき、上記モ
ードの設定がなされている位置前後の文字列の長さの比
が予め定められた値の範囲外である場合には、上記改行
追加制御手段は、上記モードの設定を維持させると共
に、2分された文字列がほぼ等しい長さとなるような位
置で当該閾値より長い行の文字列を改行させることを特
徴とする文字情報処理装置。 - 【請求項6】 印刷領域又は転写領域の大きさに合わせ
て、入力文字列のドットパターンをバッファに展開する
処理を伴なう文字情報処理装置において、 印刷領域又は転写領域が、予め定められている種類の形
状であるか否かを判別する判別手段と、 上記判別手段により予め定められている種類の形状であ
ると判別された際に、入力文字列の各文字の長さ情報の
総和を認識する文字列の長さ情報認識手段と、 認識された各文字の長さ情報の総和に応じて、文字サイ
ズと、行数と、各行における文字数とを決定する文字配
置決定手段と、 上記文字配置決定手段が決定した文字サイズ、行数、各
行における文字数とに応じて、入力文字列をバッファに
展開させる文字列展開手段とを備えたことを特徴とする
文字情報処理装置。 - 【請求項7】 文字列の入力モードとして、改行を入力
することなく印刷又は転写対象の全体の文字列を入力す
るフォーム入力モードが設けられている請求項6に記載
の文字情報処理装置において、 上記文字列の長さ情報認識手段、上記文字配置決定手
段、及び、上記文字列展開手段がフォーム入力モードで
機能することを特徴とする文字情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32416896A JP3335283B2 (ja) | 1996-01-05 | 1996-12-04 | 文字情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
JP8-324 | 1996-01-05 | ||
JP32496 | 1996-01-05 | ||
JP32416896A JP3335283B2 (ja) | 1996-01-05 | 1996-12-04 | 文字情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09240103A JPH09240103A (ja) | 1997-09-16 |
JP3335283B2 true JP3335283B2 (ja) | 2002-10-15 |
Family
ID=26333286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP32416896A Expired - Fee Related JP3335283B2 (ja) | 1996-01-05 | 1996-12-04 | 文字情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3335283B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109478201A (zh) | 2016-07-20 | 2019-03-15 | 索尼公司 | 信息处理装置、信息处理方法及程序 |
-
1996
- 1996-12-04 JP JP32416896A patent/JP3335283B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09240103A (ja) | 1997-09-16 |
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