JPH09188024A - 文字情報処理装置 - Google Patents
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- JPH09188024A JPH09188024A JP8000322A JP32296A JPH09188024A JP H09188024 A JPH09188024 A JP H09188024A JP 8000322 A JP8000322 A JP 8000322A JP 32296 A JP32296 A JP 32296A JP H09188024 A JPH09188024 A JP H09188024A
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- characters
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数の文字を連結(密着)して印刷させるこ
とを簡易な操作によって指示できる。 【解決手段】 入力文字列を印刷する処理を伴なう文字
情報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間
ピッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込
む密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字
を文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備え
ている。
とを簡易な操作によって指示できる。 【解決手段】 入力文字列を印刷する処理を伴なう文字
情報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間
ピッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込
む密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字
を文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備え
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1行以上の文字列
を印刷媒体に転写又は印刷処理する文字情報処理装置に
関し、例えば、紫外線硬化樹脂からなる印面部材の入力
文字列に対応した部分に紫外線を選択的に照射して硬化
させ(転写させ)、非硬化部分を除去することで印章を
作成させる印章作成装置に適用し得るものである。
を印刷媒体に転写又は印刷処理する文字情報処理装置に
関し、例えば、紫外線硬化樹脂からなる印面部材の入力
文字列に対応した部分に紫外線を選択的に照射して硬化
させ(転写させ)、非硬化部分を除去することで印章を
作成させる印章作成装置に適用し得るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、印章作成の専門家や専門業者以外
でも容易に所望の印章を作成できる印章作成装置とし
て、特開平6−278350号公報に記載されているも
のが提案されている。
でも容易に所望の印章を作成できる印章作成装置とし
て、特開平6−278350号公報に記載されているも
のが提案されている。
【0003】上記公報は、情報処理手段が取込んだ印影
模様情報(例えば、文字列や文字列の配置等の情報)に
基づいて、印面部材上にどのようにして凹凸を形成させ
るかについては詳述されているが、印影模様情報をどの
ように取込むかについては簡単に記載されているに過ぎ
ない。すなわち、印影模様情報を取込む情報処理手段と
して、ワープロやパソコン等の文字情報処理装置で採用
されている、入力文字列を取込むための手段(キーボー
ドだけでなくそれを処理する構成を含む)や、いわゆる
イメージスキャナを適用できることが記載されているに
過ぎない。
模様情報(例えば、文字列や文字列の配置等の情報)に
基づいて、印面部材上にどのようにして凹凸を形成させ
るかについては詳述されているが、印影模様情報をどの
ように取込むかについては簡単に記載されているに過ぎ
ない。すなわち、印影模様情報を取込む情報処理手段と
して、ワープロやパソコン等の文字情報処理装置で採用
されている、入力文字列を取込むための手段(キーボー
ドだけでなくそれを処理する構成を含む)や、いわゆる
イメージスキャナを適用できることが記載されているに
過ぎない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワープ
ロやパソコン等の文字情報処理装置で採用されている入
力文字列の情報等を取込むための情報処理手段は、印影
模様情報が印面部材に反映されることをも考慮したもの
ではない。すなわち、印影模様情報が印面部材に反映さ
れることを意図した特有の機能などは存在しない。
ロやパソコン等の文字情報処理装置で採用されている入
力文字列の情報等を取込むための情報処理手段は、印影
模様情報が印面部材に反映されることをも考慮したもの
ではない。すなわち、印影模様情報が印面部材に反映さ
れることを意図した特有の機能などは存在しない。
【0005】印章に実現される印影模様は、ラベル上で
の模様ほどではないが、種々の装飾が施されるものであ
り、任意のマークを含むことが多い。例えば、社名印に
おいては、会社のロゴマークが付与される。このような
マークを外字機能を用いて作成する場合において、その
大きさ等の関係から2個の外字に分けて作成するほかな
い場合がある。この場合においては、転写、印刷時にお
いて、これら外字が密着されるように属性設定をしなけ
ればならない。しかし、ワープロやパソコン等において
は、文字間ピッチは、全頁、頁、行のいずれかを単位と
して設定できるものであり、文字を単位とした設定はで
きないものであるので、前に位置する外字の後側の文字
間ピッチだけを他の文字間ピッチと異なる設定とするこ
とはできない。
の模様ほどではないが、種々の装飾が施されるものであ
り、任意のマークを含むことが多い。例えば、社名印に
おいては、会社のロゴマークが付与される。このような
マークを外字機能を用いて作成する場合において、その
大きさ等の関係から2個の外字に分けて作成するほかな
い場合がある。この場合においては、転写、印刷時にお
いて、これら外字が密着されるように属性設定をしなけ
ればならない。しかし、ワープロやパソコン等において
は、文字間ピッチは、全頁、頁、行のいずれかを単位と
して設定できるものであり、文字を単位とした設定はで
きないものであるので、前に位置する外字の後側の文字
間ピッチだけを他の文字間ピッチと異なる設定とするこ
とはできない。
【0006】ところで、入力文字列をテープに印刷する
テープ印刷装置の中には、文字毎に文字間ピッチを設定
できる機能を備えたものがある。すなわち、ある文字に
設定された文字間ピッチは、異なる文字間ピッチが設定
された同一行の文字まで有効にするものがある。この機
能を印章作成装置に適用した場合において、前に位置す
る外字の後側の文字間ピッチだけを他の文字間ピッチと
異なる設定とすることができる。
テープ印刷装置の中には、文字毎に文字間ピッチを設定
できる機能を備えたものがある。すなわち、ある文字に
設定された文字間ピッチは、異なる文字間ピッチが設定
された同一行の文字まで有効にするものがある。この機
能を印章作成装置に適用した場合において、前に位置す
る外字の後側の文字間ピッチだけを他の文字間ピッチと
異なる設定とすることができる。
【0007】しかし、この機能を用いて、2個の文字
(外字)を連結(密着)させようとした場合、文字毎の
文字間ピッチの設定操作を2回も行なわなければならな
い。
(外字)を連結(密着)させようとした場合、文字毎の
文字間ピッチの設定操作を2回も行なわなければならな
い。
【0008】また、印章における印影模様の場合、各文
字を等間隔で割り付けることが基本となっており、文字
毎の文字間ピッチを変える必要性は、上述したような2
個の文字を連結させる場合にほぼ限られる。このように
必要性が限定されている状況において、文字毎の文字間
ピッチの設定機能を設けることは装置のプログラム構成
等を複雑し、装置を高価なものにしてしまう。
字を等間隔で割り付けることが基本となっており、文字
毎の文字間ピッチを変える必要性は、上述したような2
個の文字を連結させる場合にほぼ限られる。このように
必要性が限定されている状況において、文字毎の文字間
ピッチの設定機能を設けることは装置のプログラム構成
等を複雑し、装置を高価なものにしてしまう。
【0009】本発明は、以上の点を考慮してなされたも
のであり、文字間ピッチの設定操作によらずに、複数の
文字を連結(密着)して印刷させることを簡易な操作に
よって指示できる文字情報処理装置を提供しようとした
ものである。
のであり、文字間ピッチの設定操作によらずに、複数の
文字を連結(密着)して印刷させることを簡易な操作に
よって指示できる文字情報処理装置を提供しようとした
ものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め、本発明は、入力文字列を印刷する処理を伴なう文字
情報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間
ピッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込
む密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字
を文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備え
たことを特徴とする。
め、本発明は、入力文字列を印刷する処理を伴なう文字
情報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間
ピッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込
む密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字
を文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備え
たことを特徴とする。
【0011】本発明の文字情報処理装置において、相前
後する2個の文字の文字間ピッチを0で印刷することを
指令する密着指令を設け、文字の連結を簡単に指示でき
るようにしている。
後する2個の文字の文字間ピッチを0で印刷することを
指令する密着指令を設け、文字の連結を簡単に指示でき
るようにしている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による文字情報処理
装置を印章作成装置に適用した一実施形態を図面を参照
しながら詳述する。
装置を印章作成装置に適用した一実施形態を図面を参照
しながら詳述する。
【0013】この実施形態の印章作成装置は、大きく
は、図2に示す電気的構成部(情報処理部や印影転写制
御部など)と、図3に示す機構的光学的構成部(印刷部
や光線照射部など)とから構成されている。なお、図3
は印章本体の構成をも示している。また、図4には、当
該印章作成装置の斜視図を示している。
は、図2に示す電気的構成部(情報処理部や印影転写制
御部など)と、図3に示す機構的光学的構成部(印刷部
や光線照射部など)とから構成されている。なお、図3
は印章本体の構成をも示している。また、図4には、当
該印章作成装置の斜視図を示している。
【0014】まず、この実施形態の電気的構成部を図2
のブロック図及び図4の斜視図を参照しながら説明す
る。
のブロック図及び図4の斜視図を参照しながら説明す
る。
【0015】この電気的構成部は、主として、印影模様
情報を取り込んで機構的光学的構成部を制御するための
ものであって、一種の情報処理装置に該当するものであ
り、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されている。制
御部20は、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等に応じて出
力部30を介して機構的光学的構成部を制御するもので
ある。
情報を取り込んで機構的光学的構成部を制御するための
ものであって、一種の情報処理装置に該当するものであ
り、他の情報処理装置と同様に、大きくは、入力部1
0、制御部20及び出力部30から構成されている。制
御部20は、入力部10からの情報やその時点の処理段
階等に応じた処理を実行し、その処理結果等に応じて出
力部30を介して機構的光学的構成部を制御するもので
ある。
【0016】入力部10は、キー入力部11と、装置の
状態を切り換える切換スイッチ12と、各種の検出セン
サ群13とから構成されている。
状態を切り換える切換スイッチ12と、各種の検出セン
サ群13とから構成されている。
【0017】キー入力部11は、制御部20に与える文
字コードデータや各種の制御データ等を発生するもので
あり、文字の基本的な入力操作で用いられる選字ダイヤ
ル部11Bと、各種の機能を指示する機能押下キー部1
1Aとからなる。選字ダイヤル部11Bは、回動するこ
とで入力候補文字の信号と出力する選字ダイヤル11B
−1と、その内周に設けられた、選択、改行、無変換、
変換、カーソル移動等を指示する5種類の押下キーとで
なる。機能押下キー部11Aは、例えば、8個の押下キ
ーからなり、その中には、選字ダイヤル11B−1では
指示し得ない記号文字の入力処理を起動させる記号キー
11A−1や、製版処理を起動させる製版キー11A−
2がある。
字コードデータや各種の制御データ等を発生するもので
あり、文字の基本的な入力操作で用いられる選字ダイヤ
ル部11Bと、各種の機能を指示する機能押下キー部1
1Aとからなる。選字ダイヤル部11Bは、回動するこ
とで入力候補文字の信号と出力する選字ダイヤル11B
−1と、その内周に設けられた、選択、改行、無変換、
変換、カーソル移動等を指示する5種類の押下キーとで
なる。機能押下キー部11Aは、例えば、8個の押下キ
ーからなり、その中には、選字ダイヤル11B−1では
指示し得ない記号文字の入力処理を起動させる記号キー
11A−1や、製版処理を起動させる製版キー11A−
2がある。
【0018】切換スイッチ12は、例えばダイヤルスイ
ッチで構成されており、電源オン、電源オフ、印章本体
(印面部材)への露光起動、印章本体を収容する空間部
の蓋体65の開放を指示したりするものである。検出セ
ンサとしては、印章種類を検出するものや、インクリボ
ンの装着を検出するものや、後述する製版シートの装着
や位置を検出するものが設けられている。
ッチで構成されており、電源オン、電源オフ、印章本体
(印面部材)への露光起動、印章本体を収容する空間部
の蓋体65の開放を指示したりするものである。検出セ
ンサとしては、印章種類を検出するものや、インクリボ
ンの装着を検出するものや、後述する製版シートの装着
や位置を検出するものが設けられている。
【0019】出力部30は、後述する機構的光学的構成
部の各部を駆動制御する機構的光学的構成部駆動回路群
31と、表示装置33の駆動回路32とから構成されて
おり、各駆動回路31、32は制御部20の制御下で対
応する構成部分を駆動する。
部の各部を駆動制御する機構的光学的構成部駆動回路群
31と、表示装置33の駆動回路32とから構成されて
おり、各駆動回路31、32は制御部20の制御下で対
応する構成部分を駆動する。
【0020】表示装置33は、図5に示すように、例え
ば6文字表示可能な液晶ディスプレイ33Aと、この液
晶ディスプレイ33Aの周囲に配置されたLEDでなる
複数のインジケータ33B−1〜33B−nとからな
る。液晶ディスプレイ33Aには、ユーザに対するガイ
ダンスメッセージや、ユーザが入力している文字列(印
影模様情報)が表示される。各インジケータ33B−
1、…、33B−nに関連した装置の表面には、そのイ
ンジケータに割り当てられている属性や状態を示す文字
33C−1、…、33C−nが印刷されており、対応す
るインジケータ33B−1、…、33B−nの点灯、消
灯、点滅によって現在の属性や状態の内容を示すように
なされている。
ば6文字表示可能な液晶ディスプレイ33Aと、この液
晶ディスプレイ33Aの周囲に配置されたLEDでなる
複数のインジケータ33B−1〜33B−nとからな
る。液晶ディスプレイ33Aには、ユーザに対するガイ
ダンスメッセージや、ユーザが入力している文字列(印
影模様情報)が表示される。各インジケータ33B−
1、…、33B−nに関連した装置の表面には、そのイ
ンジケータに割り当てられている属性や状態を示す文字
33C−1、…、33C−nが印刷されており、対応す
るインジケータ33B−1、…、33B−nの点灯、消
灯、点滅によって現在の属性や状態の内容を示すように
なされている。
【0021】なお、機構的光学的構成部駆動回路群31
は、種々の駆動回路からなっているが、ここではまとめ
て示している。機構的光学的構成部の要素の内には、後
述するように、駆動制御が必要な構成要素が種々あり、
実際上は、その各構成要素毎に駆動回路は存在する。
は、種々の駆動回路からなっているが、ここではまとめ
て示している。機構的光学的構成部の要素の内には、後
述するように、駆動制御が必要な構成要素が種々あり、
実際上は、その各構成要素毎に駆動回路は存在する。
【0022】制御部20は、例えばマイクロコンピュー
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
【0023】ROM22には、CPU21が実行する印
章作成のための各種の処理プログラム(図1、図8、図
10、図11参照)や、かな漢字変換用辞書データ等の
固定データが格納されている。
章作成のための各種の処理プログラム(図1、図8、図
10、図11参照)や、かな漢字変換用辞書データ等の
固定データが格納されている。
【0024】RAM23は、CPU21によってワーキ
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データが格納されるものである。RAM
23は、電源オフ時にもバックアップされている。
ングメモリとして用いられるものであり、また、ユーザ
入力に係る固定データが格納されるものである。RAM
23は、電源オフ時にもバックアップされている。
【0025】CG−ROM24は、当該印章作成装置に
用意されている文字や記号のドットパターンを格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するドットパターンを出力するも
のである。
用意されている文字や記号のドットパターンを格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するドットパターンを出力するも
のである。
【0026】入力インタフェース25は、入力部10及
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
【0027】CPU21は、入力部10からの入力信号
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を表示装置33に
表示させたり、機構的光学的構成部(図3)の各部を駆
動して印章を作成させたりする。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を表示装置33に
表示させたり、機構的光学的構成部(図3)の各部を駆
動して印章を作成させたりする。
【0028】次に、機構的光学的構成部及び印章本体の
構成を、図3を参照しながら説明する。
構成を、図3を参照しながら説明する。
【0029】印章本体40は、棒状の台木(木製でなく
ても良い)41と、この台木41の一端部に取り付けら
れた、押捺時に押圧力や押圧抗力を吸収して印面部材凸
部と紙面とのなじみを高めるためのスポンジ部材43
と、このスポンジ部材43の表面に設けられた平板状の
印面部材42とから構成されている。印面部材42は、
紫外線に無反応なベース層42Aと紫外線硬化樹脂層4
2Bとからなり、紫外線硬化樹脂層42Bが外部に露出
するようになされている。紫外線硬化樹脂層42Bの厚
さは、印面の印肉が付着する凸部に求められている突起
量に選定されている。紫外線硬化樹脂層42Bは、硬化
した部分以外が所定の液体(例えば水:気体であっても
良い)によって除去できるものである。
ても良い)41と、この台木41の一端部に取り付けら
れた、押捺時に押圧力や押圧抗力を吸収して印面部材凸
部と紙面とのなじみを高めるためのスポンジ部材43
と、このスポンジ部材43の表面に設けられた平板状の
印面部材42とから構成されている。印面部材42は、
紫外線に無反応なベース層42Aと紫外線硬化樹脂層4
2Bとからなり、紫外線硬化樹脂層42Bが外部に露出
するようになされている。紫外線硬化樹脂層42Bの厚
さは、印面の印肉が付着する凸部に求められている突起
量に選定されている。紫外線硬化樹脂層42Bは、硬化
した部分以外が所定の液体(例えば水:気体であっても
良い)によって除去できるものである。
【0030】印章本体40の台木41の一側面には図示
しない複数の非貫通孔が設けられており、装置本体に設
けられている複数の突起とこれら非貫通孔とが嵌合する
ことにより、印章本体40が装置に取り付けられる。ま
た、印章本体40の台木41の印面部材42が取り付け
られていない側の端面には、印章種類を規定する孔等の
物理的な識別要素が設けられており、図示しない印章種
類の検出センサ(13)はこの物理的な識別要素を読み
取るようになされている。
しない複数の非貫通孔が設けられており、装置本体に設
けられている複数の突起とこれら非貫通孔とが嵌合する
ことにより、印章本体40が装置に取り付けられる。ま
た、印章本体40の台木41の印面部材42が取り付け
られていない側の端面には、印章種類を規定する孔等の
物理的な識別要素が設けられており、図示しない印章種
類の検出センサ(13)はこの物理的な識別要素を読み
取るようになされている。
【0031】図3に示す機構的光学的構成部は、大きく
は、印刷構成と紫外線照射構成とからなっている。
は、印刷構成と紫外線照射構成とからなっている。
【0032】印刷構成は熱転写方式に従うものであり、
固定型印刷ヘッド50と、プラテンローラ51と、イン
クリボン52と、供給リール53と、巻取リール54
と、インクリボン52の進行方向変換用のローラ55な
どからなっている。さらには、製版シート(図6参照)
の挿入孔56や、製版シートの排出孔57や、製版シー
トの挿入孔56から挿入された製版シートを印刷位置に
案内する案内部材(製版シートの装着や位置を検出する
検出センサを含む)58や、印刷位置から走行されてき
たインクリボン52及び製版シートを分離し、分離され
た製版シートを排出孔57に案内する分離機構59を備
えている。
固定型印刷ヘッド50と、プラテンローラ51と、イン
クリボン52と、供給リール53と、巻取リール54
と、インクリボン52の進行方向変換用のローラ55な
どからなっている。さらには、製版シート(図6参照)
の挿入孔56や、製版シートの排出孔57や、製版シー
トの挿入孔56から挿入された製版シートを印刷位置に
案内する案内部材(製版シートの装着や位置を検出する
検出センサを含む)58や、印刷位置から走行されてき
たインクリボン52及び製版シートを分離し、分離され
た製版シートを排出孔57に案内する分離機構59を備
えている。
【0033】製版シート60は、図6に角形印用のもの
を示すように、背面に接着剤が塗布されているシート本
体62と、その背面に設けられている剥離紙61とから
なるものである。製版シート60は、印章の種類に拘ら
ず、同じ大きさのものであり、印刷開始位置の基準を与
える透孔63A、63Bが対称的に穿設されている。し
かし、シート本体62は、印章の種類によって異なる印
面部材42の外形と同じ形状の部分62Aと、その他の
部分62Bとにハーフカットにより切り分かれており、
部分62Aだけを剥せるようになされている。
を示すように、背面に接着剤が塗布されているシート本
体62と、その背面に設けられている剥離紙61とから
なるものである。製版シート60は、印章の種類に拘ら
ず、同じ大きさのものであり、印刷開始位置の基準を与
える透孔63A、63Bが対称的に穿設されている。し
かし、シート本体62は、印章の種類によって異なる印
面部材42の外形と同じ形状の部分62Aと、その他の
部分62Bとにハーフカットにより切り分かれており、
部分62Aだけを剥せるようになされている。
【0034】このような製版シート60が挿入孔56か
ら差し込まれたときには、この製版シート60の端部と
インクリボン52とが重ね合わされて、印刷ヘッド50
及びプラテンローラ51間の印刷位置に位置する。
ら差し込まれたときには、この製版シート60の端部と
インクリボン52とが重ね合わされて、印刷ヘッド50
及びプラテンローラ51間の印刷位置に位置する。
【0035】印刷ヘッド50は、制御部20からの制御
下で、発熱駆動回路(図2符号31参照)が駆動動作し
たときに発熱してインクリボン52のインクを製版シー
ト60に転写させるものである。
下で、発熱駆動回路(図2符号31参照)が駆動動作し
たときに発熱してインクリボン52のインクを製版シー
ト60に転写させるものである。
【0036】ここで、熱転写方式のインクリボン52に
おいては、転写された部分はインクがなくなって透明と
なる。すなわち、転写後のインクリボン52は、紫外線
を透過できる部分(インクが除去された部分)と紫外線
の透過を阻止する部分(インクが残っている部分)とか
らなる。そこで、この実施形態においては、印影模様を
印刷処理し、印影模様に応じた部分が透明となった転写
後のインクリボン52をネガフィルムとして利用するこ
ととした。このようにネガフィルムの作成に印刷対象の
シートが用いられるので、上述のように製版シートと読
んでおり、また、印刷することをこの明細書では製版と
読んでいる。
おいては、転写された部分はインクがなくなって透明と
なる。すなわち、転写後のインクリボン52は、紫外線
を透過できる部分(インクが除去された部分)と紫外線
の透過を阻止する部分(インクが残っている部分)とか
らなる。そこで、この実施形態においては、印影模様を
印刷処理し、印影模様に応じた部分が透明となった転写
後のインクリボン52をネガフィルムとして利用するこ
ととした。このようにネガフィルムの作成に印刷対象の
シートが用いられるので、上述のように製版シートと読
んでおり、また、印刷することをこの明細書では製版と
読んでいる。
【0037】製版時において、印刷ヘッド50及びプラ
テンローラ51でなる印刷部を通過した重ね合わされた
状態のインクリボン52及び製版シート60は、プラテ
ンローラ51(又は図示しない駆動ローラ)によって分
離機構59に達し、この分離機構59によってインクリ
ボン52及び製版シート60が分離される。
テンローラ51でなる印刷部を通過した重ね合わされた
状態のインクリボン52及び製版シート60は、プラテ
ンローラ51(又は図示しない駆動ローラ)によって分
離機構59に達し、この分離機構59によってインクリ
ボン52及び製版シート60が分離される。
【0038】分離された製版シート60は排出孔57に
送り出される。一方、分離されたインクリボン52は、
印章本体40の紫外線硬化樹脂層42Bに対向する位置
で停止されるようになされている。このような製版時に
おいて走行されたインクリボン52は、巻取リール54
によって巻き取られるようになされている。
送り出される。一方、分離されたインクリボン52は、
印章本体40の紫外線硬化樹脂層42Bに対向する位置
で停止されるようになされている。このような製版時に
おいて走行されたインクリボン52は、巻取リール54
によって巻き取られるようになされている。
【0039】排出孔57から排出された製版シート60
における印刷部分62Aを剥がして印章本体40の頂部
に張り付けることにより、当該印章本体40がどのよう
な印面を有するものであるかを視認させることができ
る。
における印刷部分62Aを剥がして印章本体40の頂部
に張り付けることにより、当該印章本体40がどのよう
な印面を有するものであるかを視認させることができ
る。
【0040】紫外線照射構成としては、例えば螢光灯構
成の紫外線照射光源(例えば放物面鏡を有する)70が
例えば固定的に設けられており、制御部20によって点
灯及び消灯が制御される。また、図示しない進退動機構
によって進退動する透明板71が、インクリボン52を
挾んで、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42Bの反対
側に設けられている。すなわち、紫外線照射光源70か
ら射出された紫外線が、透明板71及びインクリボン
(ネガフィルム)52を介して紫外線硬化樹脂層42B
に達するようになされている。透明板71は、進動位置
(切換スイッチ12が露光起動を指示しているときにと
る位置)でネガフィルムとして機能するインクリボン5
2と紫外線硬化樹脂層42Bとの密着性を高め、退動位
置でインクリボン52の走行を邪魔をしないようになさ
れている。
成の紫外線照射光源(例えば放物面鏡を有する)70が
例えば固定的に設けられており、制御部20によって点
灯及び消灯が制御される。また、図示しない進退動機構
によって進退動する透明板71が、インクリボン52を
挾んで、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42Bの反対
側に設けられている。すなわち、紫外線照射光源70か
ら射出された紫外線が、透明板71及びインクリボン
(ネガフィルム)52を介して紫外線硬化樹脂層42B
に達するようになされている。透明板71は、進動位置
(切換スイッチ12が露光起動を指示しているときにと
る位置)でネガフィルムとして機能するインクリボン5
2と紫外線硬化樹脂層42Bとの密着性を高め、退動位
置でインクリボン52の走行を邪魔をしないようになさ
れている。
【0041】透明板71のインクリボン52の進行方向
の両端部は、例えば丸められており、接触時においてイ
ンクリボン52を傷付けないようになされている。ま
た、透明板71の丸められている両端部は、一般面より
僅かに突出しており、透明板71が進動してインクリボ
ン52を印面部材42と接触させる際に、テンションを
高めて密着性を増すように機能する。
の両端部は、例えば丸められており、接触時においてイ
ンクリボン52を傷付けないようになされている。ま
た、透明板71の丸められている両端部は、一般面より
僅かに突出しており、透明板71が進動してインクリボ
ン52を印面部材42と接触させる際に、テンションを
高めて密着性を増すように機能する。
【0042】また、印章本体40の取付け構造にもよる
が、インクリボン52には大きな押圧力が加わるので、
一般的なインクリボンのシート部材の材質より垂直方向
の押圧力に対する耐性が高いシート部材によってインク
リボン52を形成することが好ましい。
が、インクリボン52には大きな押圧力が加わるので、
一般的なインクリボンのシート部材の材質より垂直方向
の押圧力に対する耐性が高いシート部材によってインク
リボン52を形成することが好ましい。
【0043】次に、図7を参照しながら、この実施形態
の印章作成装置を用いて印章を作成させるユーザが行な
う一般的な手順の流れを説明する。
の印章作成装置を用いて印章を作成させるユーザが行な
う一般的な手順の流れを説明する。
【0044】手順1: ユーザは、切換スイッチ12を
操作して電源をオンした後、キー入力部11の各種の押
下キーやダイヤルキーを操作して印影模様情報を入力さ
せる。印影模様情報の入力は、印影を構成する文字列の
入力だけでなく、文字の書体や縦書き横書きや文字サイ
ズなどの各種の属性の入力も伴なう(属性の入力がなく
てもデフォルトの属性値は定まっている)。なお、この
実施形態の印章作成装置では、印章本体40が装置に装
着されているときだけ印影模様情報の入力を認めるよう
になされており、装着されている印章本体40の種類に
よって入力を受け付ける行数や各行での許容し得る最大
文字数を変化させるようになされている。
操作して電源をオンした後、キー入力部11の各種の押
下キーやダイヤルキーを操作して印影模様情報を入力さ
せる。印影模様情報の入力は、印影を構成する文字列の
入力だけでなく、文字の書体や縦書き横書きや文字サイ
ズなどの各種の属性の入力も伴なう(属性の入力がなく
てもデフォルトの属性値は定まっている)。なお、この
実施形態の印章作成装置では、印章本体40が装置に装
着されているときだけ印影模様情報の入力を認めるよう
になされており、装着されている印章本体40の種類に
よって入力を受け付ける行数や各行での許容し得る最大
文字数を変化させるようになされている。
【0045】手順2: ユーザは、印影模様情報の入力
が終了すると、一般的にはキー入力部11のレイアウト
表示キーを操作してレイアウト表示を実行させ、印影が
所望するものであるか否かを確認する。印章作成装置の
CPU21は、レイアウト表示キーが操作されたときに
は、入力文字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列
をRAM23上の表示バッファに展開することを通じて
印影のレイアウト表示を行なう。
が終了すると、一般的にはキー入力部11のレイアウト
表示キーを操作してレイアウト表示を実行させ、印影が
所望するものであるか否かを確認する。印章作成装置の
CPU21は、レイアウト表示キーが操作されたときに
は、入力文字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列
をRAM23上の表示バッファに展開することを通じて
印影のレイアウト表示を行なう。
【0046】手順3: レイアウト表示によって、印影
の妥当性を確認したユーザは、製版シート60を挿入孔
56から突き当たるまで挿入した後、キー入力部11の
製版キーを操作して、製版処理を実行させて、インクリ
ボン52にネガフィルムを作成させる。印章作成装置の
CPU21は、製版キーが操作されたときには、入力文
字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列をRAM2
3上の印刷バッファに展開した後、印刷ヘッド50やプ
ラテンローラ51などを駆動して印刷を実行させてネガ
フィルムを作成し、そのネガフィルムを印面部材42の
対向位置まで搬送させる。
の妥当性を確認したユーザは、製版シート60を挿入孔
56から突き当たるまで挿入した後、キー入力部11の
製版キーを操作して、製版処理を実行させて、インクリ
ボン52にネガフィルムを作成させる。印章作成装置の
CPU21は、製版キーが操作されたときには、入力文
字列に係る各種の属性に応じて、入力文字列をRAM2
3上の印刷バッファに展開した後、印刷ヘッド50やプ
ラテンローラ51などを駆動して印刷を実行させてネガ
フィルムを作成し、そのネガフィルムを印面部材42の
対向位置まで搬送させる。
【0047】手順4: 製版処理が終了すると、ユーザ
は、切換スイッチ12を操作して露光を指示する。この
とき、印章作成装置のCPU21は、露光を実行するか
を問う確認メッセージを液晶ディスプレイ33Aに表示
させ、それに応じて、キー入力部11の実行キーが操作
されると、紫外線照射光源70を起動して紫外線を印面
部材42に照射させ、この際、装着されている印章本体
40の種類に応じて定まる照射時間が経過するまで照射
を継続させ、照射中においては、バーグラフ表示などに
よって残り時間を表示し、所定の照射時間の経過時に露
光終了メッセージを表示させると共に、紫外線照射光源
70からの紫外線の照射を停止させる。このような露光
処理によって、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42B
は、印影模様に応じた部分だけが硬化する。
は、切換スイッチ12を操作して露光を指示する。この
とき、印章作成装置のCPU21は、露光を実行するか
を問う確認メッセージを液晶ディスプレイ33Aに表示
させ、それに応じて、キー入力部11の実行キーが操作
されると、紫外線照射光源70を起動して紫外線を印面
部材42に照射させ、この際、装着されている印章本体
40の種類に応じて定まる照射時間が経過するまで照射
を継続させ、照射中においては、バーグラフ表示などに
よって残り時間を表示し、所定の照射時間の経過時に露
光終了メッセージを表示させると共に、紫外線照射光源
70からの紫外線の照射を停止させる。このような露光
処理によって、印面部材42の紫外線硬化樹脂層42B
は、印影模様に応じた部分だけが硬化する。
【0048】手順5: 露光が終了すると、ユーザは、
切換スイッチ12を操作して蓋体65の開放を指示し、
蓋体65が開放されると、露光済みの印章本体40を取
り出す。その後、所定液体(例えば水)を収容している
容器、好ましくはその中にブラシを入っている容器に、
取り出した印章本体40の印面部材42を浸漬させて往
復動させて洗うことにより、非硬化部分を除去させて印
面部材42に凹凸を形成させる。その後、布等で所定液
体を印章本体40から拭き取ることにより、印章を完成
させる。
切換スイッチ12を操作して蓋体65の開放を指示し、
蓋体65が開放されると、露光済みの印章本体40を取
り出す。その後、所定液体(例えば水)を収容している
容器、好ましくはその中にブラシを入っている容器に、
取り出した印章本体40の印面部材42を浸漬させて往
復動させて洗うことにより、非硬化部分を除去させて印
面部材42に凹凸を形成させる。その後、布等で所定液
体を印章本体40から拭き取ることにより、印章を完成
させる。
【0049】本発明は、複数の文字を密着させた印影模
様を印面部材に形成させる処理に特徴を有するものであ
る。このような処理は、複数の文字を密着させる指令を
受付ける処理と、複数の文字を密着させた印影模様を印
刷する処理(製版処理)とに分けられ、以下では、これ
らの処理を順に説明する。
様を印面部材に形成させる処理に特徴を有するものであ
る。このような処理は、複数の文字を密着させる指令を
受付ける処理と、複数の文字を密着させた印影模様を印
刷する処理(製版処理)とに分けられ、以下では、これ
らの処理を順に説明する。
【0050】図8は、2個の文字の密着指令の取込処理
等を示すフローチャートである。この実施形態の場合、
密着指令は記号(データ)として用意されている。すな
わち、文字に対する属性設定処理で密着を指令するもの
ではなく、密着を指令する記号(以下、密着記号と呼
ぶ)を入力することにより密着を指令するようになされ
ている。
等を示すフローチャートである。この実施形態の場合、
密着指令は記号(データ)として用意されている。すな
わち、文字に対する属性設定処理で密着を指令するもの
ではなく、密着を指令する記号(以下、密着記号と呼
ぶ)を入力することにより密着を指令するようになされ
ている。
【0051】上述した記号入力の起動を指示する記号キ
ー11A−1が操作されたときに、CPU21は、RO
M22に格納されている図8に示す処理プログラムを開
始する。
ー11A−1が操作されたときに、CPU21は、RO
M22に格納されている図8に示す処理プログラムを開
始する。
【0052】そしてまず、CPU21は、ステップ10
1において、記号種類の初期候補を液晶ディスプレイ3
3Aに表示させる。例えば、記号の種類としては、物理
量の単位記号や記述用記号や生き物記号や乗り物記号や
数式記号や編集記号等の各種のものが用意されており、
この実施形態では、密着記号は、編集記号の1種として
用意されている。記号種類の初期の候補としては、記号
種類の中の最も使用頻度が高い記号種類又は学習機能に
より直前に選択された記号種類が表示される。なお、一
度に複数の記号種類を表示させる装置であれば、例えば
現在候補にカーソルを位置させて点滅表示させる。
1において、記号種類の初期候補を液晶ディスプレイ3
3Aに表示させる。例えば、記号の種類としては、物理
量の単位記号や記述用記号や生き物記号や乗り物記号や
数式記号や編集記号等の各種のものが用意されており、
この実施形態では、密着記号は、編集記号の1種として
用意されている。記号種類の初期の候補としては、記号
種類の中の最も使用頻度が高い記号種類又は学習機能に
より直前に選択された記号種類が表示される。なお、一
度に複数の記号種類を表示させる装置であれば、例えば
現在候補にカーソルを位置させて点滅表示させる。
【0053】その後、CPU21は、ステップ102に
おいて、選択キー又は変更キー(例えばカーソル移動キ
ーが該当する)が操作されたかを判別し、変更キーが操
作されたときは、ステップ103において、記号種類の
現在候補を変更させて上述したステップ102に戻る。
おいて、選択キー又は変更キー(例えばカーソル移動キ
ーが該当する)が操作されたかを判別し、変更キーが操
作されたときは、ステップ103において、記号種類の
現在候補を変更させて上述したステップ102に戻る。
【0054】ある記号種類が現在候補となっている状況
において選択キーが操作されると、ステップ102から
ステップ104に移って、CPU21は、選択された記
号種類を判別する。編集記号以外の記号種類が選択され
たときには、CPU21は、ステップ105で表してい
る処理ルーチンに進んでその記号種類内での記号選択処
理を行なう。
において選択キーが操作されると、ステップ102から
ステップ104に移って、CPU21は、選択された記
号種類を判別する。編集記号以外の記号種類が選択され
たときには、CPU21は、ステップ105で表してい
る処理ルーチンに進んでその記号種類内での記号選択処
理を行なう。
【0055】一方、選択された記号種類が編集記号であ
ると、CPU21は、ステップ106において、初期の
現在候補としていずれかの編集記号を液晶ディスプレイ
33Aに表示させる。現在候補の編集記号を表示させる
と、CPU21は、ステップ107において、選択キー
又は変更キー(例えばカーソル移動キーが該当する)が
操作されたを判別し、変更キーが操作されたときは、ス
テップ108において、編集記号の現在候補を変更させ
て上述したステップ107に戻る。
ると、CPU21は、ステップ106において、初期の
現在候補としていずれかの編集記号を液晶ディスプレイ
33Aに表示させる。現在候補の編集記号を表示させる
と、CPU21は、ステップ107において、選択キー
又は変更キー(例えばカーソル移動キーが該当する)が
操作されたを判別し、変更キーが操作されたときは、ス
テップ108において、編集記号の現在候補を変更させ
て上述したステップ107に戻る。
【0056】ある編集記号が現在候補となっている状況
において選択キーが操作されると、ステップ107から
ステップ109に移って、CPU21は、現在候補の編
集記号が選択されたとして確定し、RAM23内の入力
文字列用のテキストエリアにおける今までの最終文字コ
ードの次にこの編集記号のコードを格納させ、また、表
示バッファも操作して、表示を記号キーが操作された段
階の文字入力画面に復帰させると共に記号キーが押下さ
れたときにカーソルが指示していた文字入力位置に選択
された編集記号を規定するドットパターンを表示させて
一連の処理を終了する。
において選択キーが操作されると、ステップ107から
ステップ109に移って、CPU21は、現在候補の編
集記号が選択されたとして確定し、RAM23内の入力
文字列用のテキストエリアにおける今までの最終文字コ
ードの次にこの編集記号のコードを格納させ、また、表
示バッファも操作して、表示を記号キーが操作された段
階の文字入力画面に復帰させると共に記号キーが押下さ
れたときにカーソルが指示していた文字入力位置に選択
された編集記号を規定するドットパターンを表示させて
一連の処理を終了する。
【0057】従って、ユーザは、記号キー11A−1を
操作した後、変更キーを操作して記号種類として編集記
号を表示させた後、選択キーを操作し、さらに、変更キ
ーを操作して編集記号の中の密着記号を表示させた後、
選択キーを操作すれば良い。これにより、RAM23内
の入力文字列用のテキストエリアにおける今までの最終
文字コードの次に密着記号のコードを格納され、復帰さ
れた文字入力画面にも、いままでカーソルが指示してい
た文字入力位置に選択された図9に示すような密着記号
が表示される。
操作した後、変更キーを操作して記号種類として編集記
号を表示させた後、選択キーを操作し、さらに、変更キ
ーを操作して編集記号の中の密着記号を表示させた後、
選択キーを操作すれば良い。これにより、RAM23内
の入力文字列用のテキストエリアにおける今までの最終
文字コードの次に密着記号のコードを格納され、復帰さ
れた文字入力画面にも、いままでカーソルが指示してい
た文字入力位置に選択された図9に示すような密着記号
が表示される。
【0058】次に、複数の文字を密着させた印影模様を
印刷させる処理(製版処理)を、図10、図11、図1
に示すフローチャートを参照しながら詳述する。
印刷させる処理(製版処理)を、図10、図11、図1
に示すフローチャートを参照しながら詳述する。
【0059】製版処理の起動を指示する製版キー11A
−2が操作されたときに、CPU21は、印章本体40
が装着されていること、製版シート60が挿入孔56か
ら差し込まれていることを確認した後、ユーザに製版を
実行することの確認メッセージを提示し、それに応答し
てユーザが選択を指示するキーを操作したとき、ROM
22に格納されている図10に示す処理プログラムに進
む。
−2が操作されたときに、CPU21は、印章本体40
が装着されていること、製版シート60が挿入孔56か
ら差し込まれていることを確認した後、ユーザに製版を
実行することの確認メッセージを提示し、それに応答し
てユーザが選択を指示するキーを操作したとき、ROM
22に格納されている図10に示す処理プログラムに進
む。
【0060】CPU21はまず、文字サイズの属性の指
定内容に応じて、各行の文字サイズを決定する(ステッ
プ201)。その後、指定されている文字の配置方法や
決定された文字サイズや行数等に応じて、各行の文字間
ピッチや行間ピッチや印刷バッファへ展開する際の基準
位置等を決定する(ステップ202)。そして、これら
決定された各行の文字サイズや各行の文字間ピッチや行
間ピッチや基準位置に基づいて、さらに、縦書き横書き
や枠付け等の属性の設定内容に基づいて、RAM23の
テキストエリアに格納されている文字列のドットパター
ンを、RAM23に用意されている印刷バッファに展開
する(ステップ203)。最後に、CPU21は、印刷
ヘッド50やプラテンローラ51などを駆動して製版シ
ート60に対する印刷を実行させてネガフィルムを作成
し、そのネガフィルムを印面部材42の対向位置まで搬
送させる。
定内容に応じて、各行の文字サイズを決定する(ステッ
プ201)。その後、指定されている文字の配置方法や
決定された文字サイズや行数等に応じて、各行の文字間
ピッチや行間ピッチや印刷バッファへ展開する際の基準
位置等を決定する(ステップ202)。そして、これら
決定された各行の文字サイズや各行の文字間ピッチや行
間ピッチや基準位置に基づいて、さらに、縦書き横書き
や枠付け等の属性の設定内容に基づいて、RAM23の
テキストエリアに格納されている文字列のドットパター
ンを、RAM23に用意されている印刷バッファに展開
する(ステップ203)。最後に、CPU21は、印刷
ヘッド50やプラテンローラ51などを駆動して製版シ
ート60に対する印刷を実行させてネガフィルムを作成
し、そのネガフィルムを印面部材42の対向位置まで搬
送させる。
【0061】図11は、ステップ202における処理の
うち、ある行の文字間ピッチの決定処理を示すフローチ
ャートである。
うち、ある行の文字間ピッチの決定処理を示すフローチ
ャートである。
【0062】ある行が対象になると、CPU21は、R
AM23のテキストエリアの格納内容に基づいて、その
行での文字数(密着記号は除く、文字と同等に扱う他の
記号は含む)Aと、密着記号数Bとを認識する(ステッ
プ301)。
AM23のテキストエリアの格納内容に基づいて、その
行での文字数(密着記号は除く、文字と同等に扱う他の
記号は含む)Aと、密着記号数Bとを認識する(ステッ
プ301)。
【0063】その後、CPU21は、既に決定されてい
る文字サイズに基づいて、印刷時の副走査方向について
の全ての文字で必要となる総ドット数Cを算出する(ス
テップ302)。
る文字サイズに基づいて、印刷時の副走査方向について
の全ての文字で必要となる総ドット数Cを算出する(ス
テップ302)。
【0064】続いて、CPU21は、文字の配置方法を
認識した後、その行の文字を割り付けるエリアにおける
副走査方向のドット数(割付けドット数)Dを算出する
(ステップ303)。ここで、文字の配置方法として
は、各行の先頭を揃える前揃えと、各行をセンタリング
する中揃えと、各行の左右端の文字位置を揃える割付け
とがあり、前揃えや中揃えの場合には、割付けドット数
Dは主としてその行の文字数で定まり、割付けの場合に
は、割付けドット数Dは主として最長行(対象行とは限
らない)の文字数で定まる。
認識した後、その行の文字を割り付けるエリアにおける
副走査方向のドット数(割付けドット数)Dを算出する
(ステップ303)。ここで、文字の配置方法として
は、各行の先頭を揃える前揃えと、各行をセンタリング
する中揃えと、各行の左右端の文字位置を揃える割付け
とがあり、前揃えや中揃えの場合には、割付けドット数
Dは主としてその行の文字数で定まり、割付けの場合に
は、割付けドット数Dは主として最長行(対象行とは限
らない)の文字数で定まる。
【0065】そして、CPU21は、(D−C)/(A
−B)で文字間ピッチを決定する(ステップ304)。
すなわち、文字間にさける総ドット数D−Cを、総文字
数Aから密着記号数Bを除外した文字数A−Bで割るこ
とにより、文字間ピッチを決定している。
−B)で文字間ピッチを決定する(ステップ304)。
すなわち、文字間にさける総ドット数D−Cを、総文字
数Aから密着記号数Bを除外した文字数A−Bで割るこ
とにより、文字間ピッチを決定している。
【0066】図1は、上述したステップ203の印刷バ
ッファへの展開処理の詳細例を示したフローチャートで
ある。
ッファへの展開処理の詳細例を示したフローチャートで
ある。
【0067】当該展開処理に入ると、CPU21は、ま
ず、主走査方向の展開位置の基準を与える主走査ポイン
タと、副走査方向の展開位置の基準を与える副走査ポイ
ンタとを初期設定する(ステップ400)。なお、初期
設定された主走査ポインタ及び副走査ポインタは、第1
行第1文字の展開基準位置を規定している。
ず、主走査方向の展開位置の基準を与える主走査ポイン
タと、副走査方向の展開位置の基準を与える副走査ポイ
ンタとを初期設定する(ステップ400)。なお、初期
設定された主走査ポインタ及び副走査ポインタは、第1
行第1文字の展開基準位置を規定している。
【0068】その後、CPU21は、RAM23のテキ
ストエリアから1個のコードデータを取出し(ステップ
401)、それが文字か密着記号か等を判別する(ステ
ップ402)。
ストエリアから1個のコードデータを取出し(ステップ
401)、それが文字か密着記号か等を判別する(ステ
ップ402)。
【0069】取出したコードデータが文字データである
と、CPU21は、テキストエリアのその直前のコード
データが密着記号のコードデータであるかを判別する
(ステップ403)。ここで、否定結果を得ると、CP
U21は、副走査ポインタを文字間ピッチだけ大きくす
る(ステップ404)。CPU21は、ステップ403
で肯定結果を得た場合、又は、ステップ404の処理が
終了した場合には、決定された文字サイズと、その文字
コードデータとに基づいてCG−ROM24からドット
パターンが読出し、そのときの主走査ポインタ及び副走
査ポインタを基準として(例えばドットパターンの左上
のドット位置として)、そのコードデータが示す文字の
ドットパターンをRAM23の印刷バッファに展開して
上述したステップ401に戻る(ステップ405)。な
お、縦書き横書き等の属性に応じて展開が実行されるこ
とは勿論である。
と、CPU21は、テキストエリアのその直前のコード
データが密着記号のコードデータであるかを判別する
(ステップ403)。ここで、否定結果を得ると、CP
U21は、副走査ポインタを文字間ピッチだけ大きくす
る(ステップ404)。CPU21は、ステップ403
で肯定結果を得た場合、又は、ステップ404の処理が
終了した場合には、決定された文字サイズと、その文字
コードデータとに基づいてCG−ROM24からドット
パターンが読出し、そのときの主走査ポインタ及び副走
査ポインタを基準として(例えばドットパターンの左上
のドット位置として)、そのコードデータが示す文字の
ドットパターンをRAM23の印刷バッファに展開して
上述したステップ401に戻る(ステップ405)。な
お、縦書き横書き等の属性に応じて展開が実行されるこ
とは勿論である。
【0070】ステップ402の判別結果、取出したコー
ドデータが改行コードデータであると、CPU21は、
主走査ポインタを、いままでの行の文字サイズと行間ピ
ッチとに基づいて次の行の基準になるように更新すると
共に(ステップ406)、副走査ポインタを、新たな行
の先頭値に更新して上述したステップ401に戻る(ス
テップ407)。
ドデータが改行コードデータであると、CPU21は、
主走査ポインタを、いままでの行の文字サイズと行間ピ
ッチとに基づいて次の行の基準になるように更新すると
共に(ステップ406)、副走査ポインタを、新たな行
の先頭値に更新して上述したステップ401に戻る(ス
テップ407)。
【0071】ステップ402の判別結果、取出したコー
ドデータが密着記号コードデータであると、CPU21
は、上述したステップ401に直ちに戻る。
ドデータが密着記号コードデータであると、CPU21
は、上述したステップ401に直ちに戻る。
【0072】ステップ402の判別結果、コードデータ
が取出せないと、CPU21は、RAM23の印刷バッ
ファへの展開処理を終了する。
が取出せないと、CPU21は、RAM23の印刷バッ
ファへの展開処理を終了する。
【0073】このような処理を通じて、文字列に密着記
号が含まれていると、密着記号の前後の文字のドットパ
ターンが、文字間ピッチが0で、すなわち、密着されて
展開される。
号が含まれていると、密着記号の前後の文字のドットパ
ターンが、文字間ピッチが0で、すなわち、密着されて
展開される。
【0074】図12は、「あ」、「い」、「う」、密着
記号、「え」、「お」と1行だけ入力された文字列情報
がRAM23のテキストエリアに格納されているとき
に、製版シート60への印刷を実行した結果を示すもの
である。この図12に示すように、密着記号の前後の文
字「う」及び「え」は密着されて印刷される。
記号、「え」、「お」と1行だけ入力された文字列情報
がRAM23のテキストエリアに格納されているとき
に、製版シート60への印刷を実行した結果を示すもの
である。この図12に示すように、密着記号の前後の文
字「う」及び「え」は密着されて印刷される。
【0075】上記実施形態によれば、密着記号(密着指
令)を設けたので、文字間ピッチの設定操作によらず
に、2文字の連結印刷を指示でき、その指令操作を簡単
なものとすることができる。
令)を設けたので、文字間ピッチの設定操作によらず
に、2文字の連結印刷を指示でき、その指令操作を簡単
なものとすることができる。
【0076】また、上記実施形態によれば、密着指令を
密着記号としたので、密着指令を取込む処理プログラム
として既存のものを適用でき、また、印刷バッファに対
するドットパターンの展開処理プログラムにおいても、
密着指令を設けたことによる処理ステップの増加をごく
僅かにできる。
密着記号としたので、密着指令を取込む処理プログラム
として既存のものを適用でき、また、印刷バッファに対
するドットパターンの展開処理プログラムにおいても、
密着指令を設けたことによる処理ステップの増加をごく
僅かにできる。
【0077】なお、上記実施形態においては、密着指令
を記号選択で入力するものを示したが、通常の文字入力
と同様に入力させるようにしても良い。例えば、選字ダ
イヤル11B−1の1個の単位角に密着指令を割当てる
ようにしても良い。ここで、密着指令は、印刷結果に反
映されるものであるので、ユーザが確実に意図したとき
だけ入力を受付けるようにするという点を考慮すると、
選字ダイヤルから入力させる方法よりは、実施形態のよ
うに記号選択で入力させるという若干複雑な操作方法の
方が好ましい。また、密着指令の専用キーを設けて密着
指令を入力させるようにしても良い。
を記号選択で入力するものを示したが、通常の文字入力
と同様に入力させるようにしても良い。例えば、選字ダ
イヤル11B−1の1個の単位角に密着指令を割当てる
ようにしても良い。ここで、密着指令は、印刷結果に反
映されるものであるので、ユーザが確実に意図したとき
だけ入力を受付けるようにするという点を考慮すると、
選字ダイヤルから入力させる方法よりは、実施形態のよ
うに記号選択で入力させるという若干複雑な操作方法の
方が好ましい。また、密着指令の専用キーを設けて密着
指令を入力させるようにしても良い。
【0078】また、上記実施形態においては、密着指令
を、改行データ等と同様な、文字データと同様なデータ
形式の編集用データとしたものを示したが、前側又は後
側の文字に対する属性データとしてテキストエリア外の
記憶エリアに格納するようにしても良い。
を、改行データ等と同様な、文字データと同様なデータ
形式の編集用データとしたものを示したが、前側又は後
側の文字に対する属性データとしてテキストエリア外の
記憶エリアに格納するようにしても良い。
【0079】さらに、上記実施形態においては、本発明
を印章作成装置に適用したものを示したが、テープ印刷
装置やワープロやパソコン等の他の文字情報処理装置に
本発明を適用できることは勿論である。
を印章作成装置に適用したものを示したが、テープ印刷
装置やワープロやパソコン等の他の文字情報処理装置に
本発明を適用できることは勿論である。
【0080】
【発明の効果】以上のように、本発明の文字情報処理装
置によれば、入力文字列を印刷する処理を伴なう文字情
報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間ピ
ッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込む
密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字を
文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備えた
ので、2文字の連結印刷を簡単な操作で指示できる。
置によれば、入力文字列を印刷する処理を伴なう文字情
報処理装置において、相前後する2個の文字の文字間ピ
ッチを0で印刷することを指令する密着指令を取り込む
密着指令取込手段と、密着指令が規定する2個の文字を
文字間ピッチを0で印刷させる印刷制御手段とを備えた
ので、2文字の連結印刷を簡単な操作で指示できる。
【図1】実施形態の印刷バッファへの展開処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図2】実施形態の電気的構成部を示すブロック図であ
る。
る。
【図3】実施形態の機構的光学的構成部を示す配置図で
ある。
ある。
【図4】実施形態の外観構成例を示す斜視図である。
【図5】実施形態の表示装置33の平面図である。
【図6】実施形態の製版シート60の説明図である。
【図7】実施形態の印章作成手順を示す説明図である。
【図8】実施形態の密着記号を取込む際の処理を示すフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図9】実施形態の表示用の密着記号の形状を示す説明
図である。
図である。
【図10】実施形態の製版処理を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図11】実施形態の行毎の文字間ピッチの決定処理を
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
10…入力部、11A−1…記号キー、20…制御部、
21…CPU、22…ROM、23…RAM、30…出
力部、40…印章本体、42…印面部材、42B…紫外
線硬化樹脂層、50…印刷ヘッド、52…インクリボ
ン、60…製版シート、70…紫外線照射光源。
21…CPU、22…ROM、23…RAM、30…出
力部、40…印章本体、42…印面部材、42B…紫外
線硬化樹脂層、50…印刷ヘッド、52…インクリボ
ン、60…製版シート、70…紫外線照射光源。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年10月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0074
【補正方法】変更
【補正内容】
【0074】例えば、「あ」、「い」、「う」、密着記
号、「え」、「お」と1行だけ入力された文字列情報が
RAM23のテキストエリアに格納されているときに、
製版シート60への印刷を実行した場合には、密着記号
の前後の文字「う」及び「え」は密着されて印刷され
る。
号、「え」、「お」と1行だけ入力された文字列情報が
RAM23のテキストエリアに格納されているときに、
製版シート60への印刷を実行した場合には、密着記号
の前後の文字「う」及び「え」は密着されて印刷され
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新村 朋之 東京都千代田区東神田2丁目10番18号 株 式会社キングジム内 (72)発明者 羽山 均 長野県諏訪市大和三丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内
Claims (3)
- 【請求項1】 入力文字列を印刷する処理を伴なう文字
情報処理装置において、 相前後する2個の文字の文字間ピッチを0で印刷するこ
とを指令する密着指令を取り込む密着指令取込手段と、 密着指令が規定する2個の文字を文字間ピッチを0で印
刷させる印刷制御手段とを備えたことを特徴とする文字
情報処理装置。 - 【請求項2】 上記密着指令は文字のデータと同様なデ
ータ形式のデータであり、上記密着指令取込手段は、取
り込んだ密着指令を、入力文字列の格納エリアに格納
し、上記印刷制御手段は、密着指令の前後に入力された
文字を密着の対象文字として印刷させることを特徴とす
る請求項1に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項3】 上記密着指令は記号文字として用意され
ており、上記密着指令取込手段は、記号文字の中から選
択入力された密着指令を取り込むことを特徴とする請求
項2に記載の文字情報処理装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019950074913A KR970033895A (ko) | 1995-12-28 | 1995-12-28 | 문자 정보 처리 장치 |
JP8000322A JPH09188024A (ja) | 1996-01-05 | 1996-01-05 | 文字情報処理装置 |
US08/770,778 US5791791A (en) | 1995-12-28 | 1996-12-20 | Character information processor |
EP96120930A EP0782094A3 (en) | 1995-12-28 | 1996-12-27 | Character information processor |
CNB961236108A CN1146813C (zh) | 1995-12-28 | 1996-12-27 | 字符信息处理装置 |
KR1019960074913A KR100449636B1 (ko) | 1995-12-28 | 1996-12-28 | 문자정보처리장치 |
TW086101513A TW382095B (en) | 1995-12-28 | 1997-02-12 | Character information processing unit |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8000322A JPH09188024A (ja) | 1996-01-05 | 1996-01-05 | 文字情報処理装置 |
US08/770,778 US5791791A (en) | 1995-12-28 | 1996-12-20 | Character information processor |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09188024A true JPH09188024A (ja) | 1997-07-22 |
Family
ID=26333283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8000322A Pending JPH09188024A (ja) | 1995-12-28 | 1996-01-05 | 文字情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09188024A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109240949A (zh) * | 2017-07-11 | 2019-01-18 | 爱思开海力士有限公司 | 数据存储装置及其操作方法 |
-
1996
- 1996-01-05 JP JP8000322A patent/JPH09188024A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109240949A (zh) * | 2017-07-11 | 2019-01-18 | 爱思开海力士有限公司 | 数据存储装置及其操作方法 |
CN109240949B (zh) * | 2017-07-11 | 2023-04-25 | 爱思开海力士有限公司 | 数据存储装置及其操作方法 |
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