JPH02298670A - 2速式油圧モータの容量切換弁 - Google Patents

2速式油圧モータの容量切換弁

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JPH02298670A
JPH02298670A JP11954589A JP11954589A JPH02298670A JP H02298670 A JPH02298670 A JP H02298670A JP 11954589 A JP11954589 A JP 11954589A JP 11954589 A JP11954589 A JP 11954589A JP H02298670 A JPH02298670 A JP H02298670A
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pressure
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、パワーシタベルを始めとする建設機械等に使
用される油圧モータの傾転角をパイロット圧に応じて大
小2段に切り換える容量切換弁の改良に関する。
(従来の技術) パワーシタベル等の建設機械の走行用に使用する油圧モ
ータとして、傾転角をバイロフト圧に応じて大小2段に
切り換える第4図に示すような容量切換弁を備えたもの
が知られている。
これは、ハウジング3にスプール31を摺動自由に収装
し、スプール31の内側に別のスプール32を摺動自由
に収装したもので、スプール31の一端に臨む受圧室3
3にパイロット圧が導かれ、スプール32とハウジング
3との間に介装したスプリング34がこれと逆向きにス
プール31を支持している。
ハウジング3には油圧モータの駆動回路の圧力を油圧モ
ータの前後から導いた環状溝35と36、タンクに連通
するボートTIとT2、及び油圧モータの傾転角を切り
換えるべく図示されないピストンに油圧を供給する通路
28と29がスプール31に面してそれぞれ開口する。
スプール31と32との間には環状溝35に連通する油
室37と、環状溝36に連通する油室38とが形成され
、スプール31とハウジング3との間にはオリフィス3
9とドレーン40とを介して常時タンクに連通する環状
断面の受圧室41が形成される。そして、スプール31
の図の右方向への摺動に伴ってこの受圧室41を前記受
圧室33に連通するオリフィス42がスプール31に形
成される。
受圧室33のパイロット圧が低圧の時は、スプール31
はスプール32を介してスプリング34に弾性支持され
、図に示すようにハウジング3内の左側に押し付けられ
ている。この状態では、通路28と29はタンクに連通
するボートT、とT2に接続されているので、油圧モー
タの傾転角は大きく、油圧モータは大容量で低速回転し
ている。
一方、受圧室33に高圧のパイロット圧が作用するとス
プール31はスプリング34に抗して図の右側へと変位
し、環状溝35と36を通路28と29にそれぞれ連通
する。この結果、油圧モータの駆動回路の圧力がピスト
ンに供給され、ピストンが油圧モータの傾転角を減少さ
せるので、油圧モータは小容量で高速回転する。
また、高速回転中の油圧モータの負荷の増大により、環
状溝35ないし36の圧力が高まると、油室37ないし
38に作用するこの圧力によって、スプール31はパイ
ロット圧に抗して図の左側へと駆動される。これにより
、通路28と29はボートTIとT2を介してタンクに
解放され、油圧モータは自動的に大容量の低速運転に戻
る。
なお、スプール31の変位に伴ってオリフィス42が開
くと、受圧室33と41の連通によりスプール31に作
用するパイロット圧の受圧面積が増加し、またオリフィ
ス42が閉じると受圧面積が減少するので、スプール3
1の変位はいずれの方向に向かう場合も途中で加速し、
切換動作を確実に実行するようになっている。
(発明の課題) ところが、このIFfjL切換弁においてはスプール3
1がパイロット圧の作用で小容量側、すなわち図の右側
に位置している時は、高圧のパイロット作動油が受圧室
41からオIJ アイス39を介してドレーン40に常
時排出されており、作動油中のごみなどでオリフィス3
9が目詰まりを起こしやすい環境となっていた。
また、容量切り換えの#を目となる制御点はスプリング
34のばね荷重と、受圧室33と41及び油室37と3
8の各受圧面積とで決まるが、これらを後から変更する
ことは困難であった。
本発明は、以上の問題点を解決すべくなされたもので、
内部で目詰まりを起こしにくく、制御点を容易に調整す
ることのでさる容量切換弁を提供することを目的とする
(課題を達成するための手段) 本発明は、ハウジングの内側にスプリングに輪方向に支
持されたスプールを摺動自由に収装し、スプリングに抗
してスプールを摺動させるパイロット圧の受圧室をスプ
ールに面して形成するとともに、油圧モータの傾転角を
切り換える油圧回路を、このスプールの位置変化に対応
してタンクと油圧源のいずれかに接続するようにした2
速式油圧モータの容量切換弁において、前記受圧室を二
室に画成し、一室をスプールの摺動に応じて閉じるオリ
フィスを介してタンクに連通するとともに、前記スズ1
フングのばね荷重の設定を外部操作で変更するアノヤス
タを備えている。
(作用) スプールの摺動途中で開閉するオリフィスにより一方の
受圧室の圧力が変化し、スプールの摺動が加速される。
また、開田するオリアイスにより、高圧のパイ+77)
作動油がオリフィスがら流出する機会が減少し、作動油
の流出によるオリフィスの目詰まりが起きにくくなる。
さらに、7ジヤスタを介してスプリングのばね荷重の設
定を変更することにより、容量切り換えの境目となる制
御、べを任意に調整することができる。
(実施例) 第1図〜fIS3図に本発明の実施例を示す。
第1図において、1は中間部をプラグ2で閉鎖した中空
のスプールであり、ハウジング3に形成した摺動孔3A
の内側に摺動自由に収装され、一端をストッパ5に当接
したスプリング4によt)図の右方向に向けて弾性支持
される。このストッパ5はハウジング3に螺合して摺動
孔3Aを密閉する盲栓6の内側に摺動自由に収装され、
盲栓6の中心に螺合するボルト状のアジャスタ7に支持
され、アジャスタフの回転操作に応じて直進する。
8はアノヤスタフに螺合する緩み止め用のナツトである
。なお、摺動孔3Aの反対側の端部は盲栓23に密閉さ
れる。
スプール1の内側にはプラグ2の左側に摺動部材9が、
右側に摺動部材10がそれぞれ摺動自由に嵌合する。
ハウジング3にはスプール1の外周に臨んで図の左側か
ら、ドレーンTい通路28、ボート11と12、パイロ
ットボート13、ドレーンT2、通路29、及びボート
14がそれぞれ開口する。
ドレーンT1とT、はタンクに接続され、通路28と2
9は油圧モータの傾転角を切り換えるピストンの駆動回
路に接続する。なお、油圧モータはこれらの通路28と
29のいずれかに高圧が供給されることで大容量から小
容量へと切り換えられる。
ボート】1と14は油圧モータの駆動回路に油圧モータ
の直後で接続し、ボート12にはこれらの圧力のうちの
高圧側の圧力が導かれる。また、パイロットボート13
にはパイロット圧が導かれる。
一方、スプール1の外周には摺動位置に応じて、通路2
8をドレーンT、に連通する溝15と、通路28をボー
ト11に連通する溝16と、通路29をドレーンT2に
連通する溝17と、通路29をボート14に連通する溝
18とが形成される。
また、スプール1の内側の摺動部材9とプラグ2の間に
画成される油室19をボート12に連通する通孔20と
、スプール1のプラグ2と摺動部材10の間に画成され
る受圧室21をパイロットボート13に連通する通孔2
2とがスプール1の壁面を貫通して形成される。
盲栓23とスプール1との開には受圧室24が形成され
る。摺動部材10にはこの受圧室24に連通する第3図
に示すような切欠25が輪方向に形成され、この切欠に
向かって開口する第17 フイス26と27がそれぞれ
スプール1と10の壁面を貫通して形成される。なお、
オリアイス26はスプール1の摺動位置に応じて通路2
9を切欠25に連通し、オリフィス27は受圧室21と
24を常時連通する。
次に作用を説明する。
パイロットボート13にパイロット圧が作用していない
状態では、スプール1は第1図に示すように、スプリン
グ4とボート12を介して油室19(直径φD3)に作
用する油圧モータの駆動圧力により盲栓23に押し付け
られ、通路28と29はそれぞれ溝15と17を介して
ドレーンT、とT2に接続されている。このため、傾転
角を切り換えるピストンへの油圧供給は行なわれず、油
圧モータは大容量で低速運転を行う。
一方、パイロットボート13にパイロット圧が作用する
と、通孔22を介して受圧室21(直径゛φD2)に導
かれたこのバイロフト圧がスプリング4と油室19の圧
力に抗してスプール1を図の左側へと摺動させる。この
時、受圧室24(直径φD、)はオリフィス26を介し
てドレーンT2に連通しているが、スプール1がある程
度摺動するとオリフィス26が■じ、受圧室24の圧力
が上昇するため、スプール1の摺動は加速され、スプー
ル1は第2図に示すように盲栓6に当接するまで一気に
変位する。
この位置においては、ボート11が通路28に、ボート
14が通路29に接続され、油圧モータの回転方向に応
じて高圧となるボート11と14のいずれかの作動油が
通路28ないし29を介してピストンを駆動し、油圧モ
ータの傾転角を切り換える。これにより、油圧モータは
小容量となり、高速運転が行われる。
また、高速運転中に例えば油圧モータの負荷が増加し、
通路28または29の圧力が一定以上に上昇すると、ボ
ート12を介して油室19に導かれるこの高圧によりス
プール1は図の右側へと摺動する。この場合には、スプ
ール1の変位に伴ってオリフィス26が開き、受圧室2
4の圧力をドレーンT2との連通により低下させるので
、スプール1は速やかに11図の位置へと変位し、油圧
モータは直ちに大容量の低速運転へと切り換えられる。
ところで、オリアイス26は第1図の状態では開いてい
るが、この状態では受圧室24は低圧であり、これに対
して受圧室24が高圧となるptS2図の状態ではオリ
フィス26は閉じている。したがって、オリフィス26
を作動油が流通するのは、スプール1が第1図の位置と
第2図の位置との間で変位する過程の一部においてのみ
であり、流通機会が少ないため、流通作動油によりオリ
フィス26が目詰まりを起こす恐れはほとんどない。
また、容量切り換えの境界となる制all、αは、パイ
ロット圧と油室19の圧力とスプリング4のばね荷重と
で決まるが、この容量切換弁においては、アジャスタフ
の回転操作を介してスプリング4のぼね荷重の設定を変
更することにより、制御点を?!4整できるため、製造
誤差等の補償も容易に行える。さらに、パイロットボー
ト13がハウジング3の中央に位置しているので、左右
対称位置に設けた油圧モータに容量切換弁を各々(1設
する場合の配管のレイアウトにも都合が良い。
(発明の効果) 以上のように、本発明はパイロット圧をスプールに作用
させる受圧室を二室に画成し、一室をスプールの摺動に
応じて閉じるオリフィスを介してタンクに連通したので
、スプールの摺動途中で開閉するこのオリフィスにより
一方の受圧室の圧力りアイスが目詰まりを起こす恐れも
少なく、安定した作動を確保することができる。
また、パイロット圧に抗してスプールを支持するスプリ
ングのばね荷重の設定を外部操作で変更するアノヤスタ
を備えたため、容量切り換えの境目となる制御、αの1
i81整が可能であり、製造誤差等を容易に補償するこ
とができる。
図面の簡単な説明 第1図及び第2図は本発明の実施例を示す容量切換弁の
断面図、第3図は摺動部材の横断面図である。
また、第4図は従来例を示す容量切換弁の断面図である
1・・久ブール、3・・・ハウジング、4・・・スプリ
ング、7・・・アジャスタ、9,10・・・摺動部材、
11゜12.14・・・ボート、13・・・パイロット
ボート、19・・・油室、21.24・・・受圧室、2
5・・・切欠、26.27・・・オリフィス、28.2
9・・通路、T ++T2・・・ドレーン。
特許出願人      カヤバエ業株式会社第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ハウジングの内側にスプリングに輪方向に支持されたス
    プールを摺動自由に収装し、スプリングに抗してスプー
    ルを摺動させるパイロット圧の受圧室をスプールに面し
    て形成するとともに、油圧モータの傾転角を切り換える
    油圧回路を、このスプールの位置変化に対応してタンク
    と油圧源のいずれかに接続するようにした2速式油圧モ
    ータの容量切換弁において、前記受圧室を二室に画成し
    、一室をスプールの摺動に応じて閉じるオリフィスを介
    してタンクに連通するとともに、前記スプリングのばね
    荷重の設定を外部操作で変更するアジャスタを備えたこ
    とを特徴とする2速式油圧モータの容量切換弁。
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