JPH02297785A - 情報記録円盤 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は情報を記録するための記録層を有する情報記録
円盤の構造に関する。特にハブの構造、固定方法に関す
るものである。

〔発明の概要〕

本発明の情報記録円盤は２個のハブのうち、第１のハブ
を透明な二枚の樹脂円盤のうちのいずれか一方に固定さ
せ、第２のハブを第１のハブ上の一部に固定せしめる。

また、さらにハブの一部あるいは前部を透明な樹脂円盤
の中に埋もれる様な構造にすることによって、情報記録
円盤自体の薄型化とドライブ側の負担を軽減させるとと
もに、ハブの小型化により、ハブの溶着あるいは接着の
際に生ずる情報記録円盤の品質に悪影響を及ぼす要因を
軽減、除去したものである。

〔従来の技術〕

ハブを用いた情報記録円盤の一例として、第３図に示す
ような両面ハブタイプの光磁気ディスクがある。

ハブの大きさは外径２５ｍｍ、厚さ２〜３龍程度である
。

前記ハブを超音波を用いて溶着させるか、接着により、
透明な樹脂円盤上に固定する。

〔発明が解決しようとする課題〕

第３図に示された従来例のハブ３１は前述のように接着
あるいは超音波溶着により固定するが、第３図に示され
ているように、ハブ付き磁気ディスフをドライブに挿入
する際には、ノ１ブの高さの分だけ逃げて、スピンドル
やその他のガイド部に当たらない様にしなければならな
い。前記のようにハブの厚さは２〜３鰭であり、ドライ
ブ設計の際に寸法的に余裕がある場合には問題にならな
いが、ドライブの薄型化、ディスクの薄型化が要求され
てくるとハブの厚さが問題となる。

本発明の目的は前述の従来例で問題となった、ハブの厚
みのためのディスクの薄型化および／１ブの出張りを逃
げるためにドライブ側に複雑な機構を必要としないよう
な簡素なドライブ設計を可能にさせることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の情報記録円盤は２個の／％ブのうち、第１のハ
ブを透明な二枚の樹脂円盤のうちのいずれか一方に固定
させ、第２のハブを第１のハブ上の一部に固定せしめる
。また、さらにハブの一部あるいは前部を透明な樹脂円
盤の中に埋もれる様な構造を特徴とするものである。

〔実　施　例１〕 以下、本発明の実施例を図面によって説明する。

第１図は本発明の実施例１の断面図である。図中、１１
は第１の樹脂円盤、１２は第２の樹脂円盤、１３は第１
のハブ、１４は第２のハブである。第１ハブ１３と第２
ハブ１４は、例えば５Ｕ５４３０等の金属部材１５と、
例えばポリカーボネート等のＰｉ部材１６との複合部材
である。さらに、Ｐｇ部材１６の一部に超音波溶着のた
めの溶着部１７が設けられている。ハブの部材はＰｇの
みでも可である。

次に固定手順について説明する。

最初に第１ハブ１３を第２樹脂円盤１２に、例えば超音
波工業（株）製の超音波溶着機（ＵＰＭ−７２８ＰＲ型
）を用いて溶着固定させる。

溶着原理は一般の伝達溶着の原理等と同様であり、説明
は省略させて頂く。

溶着条件を例えば、ホーン加圧力５ｋｇ、振幅３３μｍ
でハブ溶着部１７の高さが０４３龍から０゜１ｍｍにな
るまで溶かすとすれば、溶着時間は３０ａｓｅｃ程度で
ある。次に前記と同様の溶着条件で第２ハブ１４を第１
ハブ１３上に溶着固定させる。

以上のように本発明の実施例１の構成はハブの固定箇所
を樹脂円盤穴部に設け、さらにハブの一部または全部を
樹脂円盤穴部に埋没せしめるというものであるが、これ
により、情報記録円盤自体の薄型化となるばかりでなく
、ドライブに情報記録円盤を挿入する際にハブ部を逃げ
るための余計な機構が不要となり、ドライブの薄型化、
簡素化に大いに寄与するものである。

〔実　施　例２〕 第２図は本発明の実施例２の断面図である。

図中、２１は第１の樹脂円盤、２２は第２の樹脂円盤、
２３は第１のハブ、２４は第２のハブである。

ハブの材質は実施例１に示された複合部材やＰｇばかり
でなく金属でもよい。

本実施例はハブを接着により固定する方式である。第１
の樹脂円盤２１のグループを光ピツクアップあるいは画
像認識等により探索し、グループの中心を計算する。算
出されたグループ中心の位置にハブ穴中心部２５を合わ
せる。

次に接着剤を第１樹脂円盤２１と第１ハブ２３との隙間
部２６に注入し、固定する。第１ハブ２３には接着剤流
れ防止部２７があり、接着剤は隙間部２６以外には流れ
ない。

尚、接着剤は主にＵＶ硬化型接着剤であるが、硬化時に
機能上支障をきたすような応力が発生しなければ、他の
ものでよい。

前記同様の手順で第２ハブ２４を第１ハブ２３上で位置
を決め、隙間部２８に接着剤を注入して固定する。

以上が本発明の実施例２の手順であるが、実施例２によ
っても実施例１と同様の効果が得られる。

〔発明の効果〕

以上、本発明の実施例１．２のようにハブの固定箇所を
樹脂円盤穴部に設け、さらにハブの一部または全部を樹
脂円盤穴部に埋没せしめるというものであるが、これに
より、情報記録円盤自体の薄型化となるばかりでなく、
ドライブに情報記録円盤を挿入する際にハブ部を逃げる
ための余計な機構が不要となり、ドライブの薄型化、簡
素化に大いに寄与するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例１における、ディスクおよびハ
ブの断面図。 第２図は本発明の実施例２における、ディスクおよびハ
ブの断面図。 第３図は従来例の情報記録円盤の断面図。 以上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 情報を記録する記録層と二枚の円盤とハブからなる情報
   記録円盤において、該ハブが第１ハブと第２ハブからな
   り、第１ハブを二枚のうちのいずれか一方に固定させ、
   第２ハブを第１ハブ上の一部に固定せしめることを特徴
   とする情報記録円盤。