JPH02297586A - 液晶表示装置及びその駆動方法 - Google Patents

液晶表示装置及びその駆動方法

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JPH02297586A
JPH02297586A JP1275985A JP27598589A JPH02297586A JP H02297586 A JPH02297586 A JP H02297586A JP 1275985 A JP1275985 A JP 1275985A JP 27598589 A JP27598589 A JP 27598589A JP H02297586 A JPH02297586 A JP H02297586A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野1 本発明は、液晶表示装置の駆動方法に関する。
〔従来の技術〕
従来、液晶表示装置の駆動方法として電圧平均化法が知
られている。
上記駆動方法を第17図〜第19図に基づいて説明する
。第17図は液晶パネルの構成と表示内容を示している
。液晶パネルlは液晶層及びそれを挟持する一対の基板
2.3よりなる。その一方の基板2には横方向に走査電
極Yl−Y6が形成してあり、他方の基板3には信号電
極X1〜x6が形成しである。走査電極YL−Y6と信
号電極X1〜X6との交差部分が表示ドツトとなる。第
17図で斜線(ハツチング)を付した表示ドツトは点灯
状態を表し、他の表示ドツトは非点灯状態を表わす、以
後、点灯状態の表示ドツトを点灯ドツト、非点灯状態の
表示ドツトを非点灯ドツトと言う、なお、図示例の液晶
パネルは6×6のドツト構成となっているが、これは説
明を簡便にするためであり、現実の液晶パネルのドツト
数は通線はるかに多い。
各走査電極Y1〜Y6には、順に選択電圧もしくは非選
択電圧が印加されてゆき、全ての走査電極Yl−Y6に
順次選択電圧もしくは非選択電圧が印加されるのに要す
る時間を1フレームという。
また各走査電極Yl−Y6に順次選択電圧もしくは非選
択電圧が印加される際に同時に各(3号電極X1−X6
には1点灯電圧もしくは非点灯′14圧が印加される。
(選択電圧の印加されている走査電極を選択された走査
電極という、)即ち、ある走査電極とある信号電極との
交点の表示ドツトを点灯させる場合には、その走査電極
が選択されているときに、その信号電極に点灯電圧か印
加され、点灯させない場合には、非点灯電圧が印加され
る。実際の駆動波形(印加電圧波形)の−例を、第18
図・第19因&q示した。
第18図(a)は前記第17図における18号電極x2
に加わる信号電圧波形、同図(b)は走査電極Y4に加
わる走査電圧波形、同図(C)は信号電極x2と走査電
極Y4との交点の表示ドツト(点灯状態)に印加される
電圧波形である。
また第19図(a)は信号電極x2に加わる信号電圧波
形、同図(b)は走査電極Y3に加わる走査電圧波形、
同図(C)は信号電極x2と走査電極Y3との交点の表
示ドツト(非点灯状態)に印加される電圧波形である6 上記第18図・第19図において、FI ・F2はフレ
ーム期間である。
フレーム期間F1では 選択電圧=VO1非選択電圧=V4 点灯電圧=V5、非点灯電圧=V3 またフレーム期間F2では 選択電圧=V5、非選択電圧=vi 点灯電圧=vO1非点灯電圧=V2 である。なお VO−V 1 =V 1−V2=V V3−V4=V4−V5=V VO−V5=n−V  (nは定数) となっている、このようにフレーム期間Fl−F2で走
査電圧波形と信号電圧波形の電圧の差の極性を変^るこ
とにより交流駆動を行っている。なお、極性を反転させ
る時を極性反転時という。
上記第18図と第19図との比較でわかるように、表示
ドツトが点灯状態になるか非点灯状態になるかは、その
表示ドツトの存在する走査電極に選択電圧が印加されて
いるときに、信号電極に点灯電圧が加わっているか、非
点灯電圧が加わっているかによって決まる。このような
駆動法が従来行われている電圧平均化法と呼ばれる駆動
法である。
しかし、上記従来の電圧平均化法で駆動するとき、実際
には、第18図・第19図に示したようにきれいな矩形
波が表示ドツトに印加されているわけではなかった。そ
の第1の理由は、表示ドツトが、その面積、液晶層の厚
さ、液晶材料の誘電率などによって決まる電気容量を持
っているということである。第2の理由は、走査電極お
よび信号電極のいずれも、一般に数十オーム程度のシ−
ト抵抗を有する透明導4J膿で作られており、当然なが
ら、一定の電気抵抗を持っているということである。
このため、仮に駆動回路から第18図や第19図に示さ
れたようなきれいな矩形波が印加されたとしても、実際
に表示ドツトに印加される波形は、多かれ少かれ歪んだ
波形になってしまう、その結果、各表示ドツトに印加さ
れる波形の実効電圧に差異が生じ、コントラストにむら
が生じるという問題があった。
この問題は従来から知られており、その対策として例え
ば、1フレームの間に複数回、液晶パネルに印加される
電圧の極性を反転する方法(以下、ライン反転駆動法と
いう)が特開昭62−31825号、同昭60−191
95号、同昭60−19196号公報等で提案されてい
る。
〔発明が解決しようとする課II) しかし、上記の電圧平均化法及びライン反転駆動法によ
る駆動を行った場合、液晶パネルに印加される電圧の極
性を反転した直後に選択電圧の加わる走査電極上の表示
ドツトの濃さが他の走査電極上の表示ドツトの濃さと異
ってしまう。そのため線状のコントラストのむらが発生
し、極性反転する走査電極の位置が時間とともに変化す
るようにライン反転駆動を行った場合、この線状のコン
トラストのむらが、流れるように見えてしまう。
これにより、液晶表示装置の表示品位が著しく低下して
しまった。
そこで、本発明者は、上記従来の液晶表示装置における
コントラストのむらについて鋭意研究を行った結果、上
記のコントラストのむらの発生機構を解明した。
以下、この発生機構を第17図で示す液晶パネル1で第
17図で示す表示をした場合で説明する。
ここで、説明の都合上、走査電極YL−Y6は1番目の
走査電極Ylか66番目の走査電極Y6に順に選択され
た後に、1番目の走査電極Ylに戻るように駆動されて
いるとする。
又、ライン反転駆動法による極性反転は走査電極Y3と
Y4の間で行うこととする。(極性反転数及び極性反転
の位置を限定するものではなく。
必要ならば任意の数、任意の位置で極性反転を行っても
良い、) さらに、液晶パネルlは表示ドツトに印加する実効電圧
が大きくなると濃くなる、いわゆるポジ表示をしている
とする。
そして、非選択電圧と5φ、灯・非点灯電圧との差の絶
対値なVとし、選択電圧と点灯電圧との差の絶対値をn
−Vとする。nは定数で1通常3〜50程度の値を持つ
第20図(a)〜(C)はそれぞれ第17図の信号電極
x2に印加する信号電圧波形、走査電極Y2に印加する
走査電圧波形、及びこれら2つの電圧波形の差を示して
いる。
同様に第21図(a)〜(C)はそれぞれ第17図の信
号電極x2に印加する信号電圧波形、走査74橿Y3に
印加する走査電圧波形、及びこの2つの電圧波形の差を
示している。
さらに第22図に、第17図の信号電極x2と走査電極
Y3が作る表示ドツト(以後D23とする)に加わる電
圧波形をこの表示ドツト部の信号電極x3を基準にして
実線で示しである。なお、破線で示した電圧波形は走査
電極Y2に加わる電圧を同様に信号電極x2を基準にし
て示したものである。
第21図(c)と第22図の実線の波形を比べると、第
17図で信号電極x2と走査電極Y3に印加する電圧の
差(第21図(C))より、実際に信号電極x2と走査
電極Y3が作る表示ド、ソトに加わる電圧波形の実効電
圧が大きくなっていることがわかる。
これは次のように説明できる。第22図で破線で示した
電圧波形は、第17図の信号電極X2と走査電極72間
の表示ドツト(以後D22とする)に加わる電圧波形で
ある。従って、選択が走査電極Y2からY3に移る時、
表示ドツトD22が作るコンデンサが放出する電荷量Q
、はコンデンサの容量をCとすると、第22図の破線の
電圧波形より Q、=nVC−(−VC)= (n+1)VCとなり、
表示ドツトD23が吸収する電荷量Q2はQ、= (n
−2)VC−VC= (n−3)VCである。従ってそ
の差ΔQは △Q=4VCとなる。
ここで、第17図より表示ドツトD22.D23は隣接
しており、信号電極x3の短い部分(通常1mm以下)
の低い抵抗値の抵抗で表示ドツトD22.D23の作る
コンデンサは電気接続されている。
従って、Q、−△Q=(n−3)VCの電荷は、表示ド
ツトD22からD23に速やかに流入し、その電流によ
る電圧降下はほとんど発生しない。
しかし、八〇の電荷は走査型tiY2、Y3もしくは信
号電極x3の端部、即ち外部から電圧波形を印加する部
分に流れることとなる。この時の走査電極、信号電極の
抵抗値は表示ドツトの位置にもよるが、かなり大きな値
となり、電荷の流れが妨げられる。そのため、電荷が放
出されにくくなり、その結果、走査電極Y2上の電圧が
選択電圧から非選択電圧に立ち上がる時に、信号電極x
3上の電圧も押し下げられてしまい、その結果、信号電
極x3と走査電極Y3との間の実効電圧が大きくなって
しまう。
言いかえれば、選択の前後の充放電量の差が正であると
1次に選択された走査電極上の表示ドツトの実効値は大
きくなり、逆に負であると実効値が小さくなる。そして
、その程度は充放電量の絶対値に応じて変化する。そこ
で、一般的に1選択の前後の充放電量について計算を行
う。
ある選択された走査電極上の 全表示ドツト数をに 点灯ドツト数をN。、4 非点灯ドツト数をN。FF とする−  (K = N ON + N OFFとな
る)又1次に選択される走査電極上の 点灯ドツト数をMON 非点灯ドツト数をM。、。
とする。
又、点灯ドツトのコンデンサ容量をCON非点灯ドツト
のコンデンサ容量をC0,。
CON> Corrである。
ここで、選択されている走査電極上の全表示ドツトに充
電されている電荷量Q、は Qt =NoHnVCo+4+Norr  (n−2)
C0FF 次の走査電極が選択されて、この走査電極上の表示ドツ
トに充電されている44荷1iQ、はC2= MoHn
 V CON+ Morr  (n −2)C0FF 従って、その差は △Q=Q、−Q。
= (Nos−MON) nVCos + (NOFF −Morr )  (n−2) VC
OFFここで、N0FF =に−NON、 MOFF 
=に−Norrより = (NON−MON)  (n (CON−COFF
 ) +2C,、、)V 差(No、MOH)をIとし、B=in(C,、−CO
FF ) + 2 Corp )VとするとΔQ=I−
Bとなる。・・・ (1)式次に、選択が移る時に同時
に極性が反転する場合の充放電量は1選択されている走
査電極上の表示ドツトに充電されている電荷量Q、はQ
t =No、1nVCon+Norr  (n−2)C
0FF 次の走査電極がされて、この走査電極上の表示ドツトに
充電されている電荷量Q2は極性が反転していることを
考えて C2= −(MONn V CON+MOFF  (n
 −2)VCOFF) 従って、その差ΔQは 一ΔQ=Q、−Q。
: Noxn V CON+ Norr(n −2) 
V C0FF+Mo、4n V CON+ N0FF 
 (n −2)VC,、。
=(NON+ MON) n V Cos+ (N0F
F +Morr )  (n −2) V COFFこ
こで、N、、、=に−N、、、M、、F =に−Mo、
4より ”  (NON+MON)nVCos+  (2K  
 N0N−M ON)  (n −2) V CorF
= (NO1l+M11N) (n (Colt−CO
FF ) +2Covv  )V+2K  (n−2)
VCOFFここで、和(N as + M as)をF
とし、D=2K(n−2)VCorrとすると、−△Q
=F−B+Dとなる。
従って、極性が反転したことを考えて ΔQ=−F −B−Dとなる。・・・ (2)式(1)
、(2)式より 陽性反転しない時の選択移行時に、選択されている走査
電極上の点灯ドツト数が、次に選択される走査電極上の
点灯ドツト数より多い時には、差■が正となり、次に選
択される走査電極上の表示ドツトに加わる実効電圧が大
きくなり濃(なる。
逆に選択の移行前の走査iti上の点灯ドツト数より後
の走査電極上の点灯ドツト数が多い時は差■が負となり
、選択移行後の走査電橋上の表示ドツトに加わる実効電
圧が小さくなり薄くなる。この程度は数値Iの絶対値に
応じて変化する。
次に極性反転する時の選択移行時には、ある一定の値だ
け常に次に選択される走査電極上の表示ドツトに加わる
実効電圧が小さくなると共に選択の移行前後の走査電極
上の点灯ドツト数の和Fに応じた分だけ実効電圧が小さ
くなる。
以上をまとめると、極性反転時以外の選択移行時に、移
行前後の点灯ドツト数の差Iに応じて。
コントラストのむらが生じる。
又、極性反転時の選択移行時に、移行前後の点灯ドツト
数の和Fに応じたコントラストのむらが発生すると共に
ある一定のコントラストのむらが発生する。
さらに、極性反転時に、実際の駆動回路の出力する走査
電圧波形と信号電圧波形の極性の切替わり過程が、微妙
に異っていることも、極性反転時の選択移行時に発生す
るコントラストのむらの一因となっている。これをW4
1の原因と言う。
又、極性を反転させる時に反転直前に選択電圧が印加し
、該反転直後に非選択電圧の印加する走査′r4極上の
表示ドツトを作る各信号電極の電圧は、(2)式によっ
て求まる電荷量に応した大きさだけ、反転後の選択電圧
側に引き込まれた電圧となる。これを第23図と第24
図と第25図に示す、第23図は第17図と同じ液晶パ
ネルlで異なった表示内容を示している。第24図と第
25図は、それぞれ第23図の表示を行なった時の表示
ドツトD33とD43の位置での各電圧波形を示してい
る。1!124図(a)は、ドツトD33の位置での信
号電圧波形、同図(b)は、ドツトD33の位置での走
査電圧波形、同図(c)は、ドツトD33に印加する電
圧波形である。同(工に、第25図(a)は、ドツトD
43の位置での信号電圧波形、同図(b)は、ドツト0
43の位置での走査電圧波形、同図(c)は、ドツトD
43に印加する電圧波形である。第24図(a)で示さ
れるように、反転直後に1点灯電圧が加わる信号電極は
この点灯電圧が選択電圧側に引きずられ、結局同図(C
)のようにドツトD33に印加する実効電圧はこの引き
ずられた分だけ、小さくなる。そして、第25図(a)
で示されるように、反転直後に、非点灯電圧が加わる信
号電極はこの非点灯電圧が選択電圧側に引きずられ、結
局同図(C)のようにドツトD43に印加する実効電圧
はこの引きずられた分だけ、太き(なる、この為ドツト
D33(点灯状態)は他の点灯している表示ドツトより
薄くなり、ドツトD43(非点灯状態)は他の点灯して
いない表示ドツトに比べ濃(なる、この表示のむらは(
2)式で求まる電荷に応じて発生する。即ち、ある一定
の表示のむらが常に発生し、それにつけ加λて、液晶パ
ネルの表示内容に応じたむらが発生する。これを、第2
の原因と言う1本発明は、この2つの原因によって表示
ドツトに加わる実効電圧が変化、即ち、走査電圧波形、
及び信号電圧波形の歪を補正することにより、コントラ
ストのむらのない均一な外観を呈する液晶表示装置を得
られるようにしたものである。
〔課題を解決するための手段] 本発明の第一の液晶表示装置は液晶層を挟持する一対の
基板の一方の基板上に走査T4極群が形成され、他方の
基板上に信号電極群が形成され、前記走査電極群に走査
電圧波形を加え、前記信号層tIiii群に信号電圧波
形を加え、さらに前記走査電圧波形と前記信号電圧波形
の差の極性を周期的に反転させて、駆動する液晶表示装
置に於いて、前記極性を反転する時に前記走査電圧波形
と前記信号電圧波形のうち少なくとも一方を変化させる
手段を有することを特徴とする。
本発明の第二の液晶表示装置は、第一の本発明の液晶表
示装置に於いて、前記液晶表示装置が表示する文字や図
形のパターンに応じて、前記極性を反転する時に前記走
査電圧波形と信号電圧波形を変化させる時にその変化量
を制御する手段を有することを特徴とする。
本発明の第三の液晶表示装置は、第二の液晶表示装置に
於いて、前記極性を反転させる時以外にも前記走査電圧
波形と前記信号電圧波形のうち少なくとも一方を、前記
液晶表示装置の表示する文字や図形のパターンに応じた
量で変化させることを特徴とする。
本発明の第四の液晶表示装置は、第一の本発明の液晶表
示装置に於て、前記走査電極群の内、11j1記極性を
反転させる時に該反転直前に選択電圧か印加し、該反転
直後に非選択電圧の印加する11j記走査電極に、前記
反転直後に印加する非選択電圧を変化させる手段を有す
ることを特徴とする。
本発明の第五の液晶表示装置は、第四の本発明の液晶表
示装置に於て、前記走査電極群の内、前記極性を反転さ
せる時に該反転直前に選択電圧が印加し、該反転直後に
非選択電圧の印加する前記走査電極に、前記反転直後に
印加する非選択電圧を変化させる量を前記液晶表示装置
の表示する図形や文字のパターンに応じて制御する手段
を有することを特徴とする。
〔作 用] 上記の構成により、液晶表示装置を駆動する際に、極性
反転時に生じる表示ドツトに印加する電圧波形の変形に
よる実効電圧の変化を、極性反転時に走査電圧波形およ
び・または信号電圧波形のうち少なくとも一方を変化さ
せることによって、各表示ドツトに加わる実効電圧の差
異を補正して前記のコントラストのむらな防止すること
が可能となった。
[実 施 例1 以下、本発明を実施例で具体的に説明する。
ここで、まず第1の原因にもとすく表示のむらに対する
実施例を示す。
実施例1 極性反転時に発生するコントラストのむらは、表示パタ
ーンによらず、ある一定の程度のむらが発生する。そし
て、前記したように、極性反転時の直前に選択されてい
る走査電極上の点灯ドツトの数と極性反転時の直後に選
択される走査電極上の点灯ドツトの数の和Fに応じたむ
らが付は加えられる。
さらに極性反転時車外に選択される走査1ttiが次に
移る時に選択されていた走査電極上の点灯ドツト数と次
に選択される点灯ドツト数の差■に応じて表示ドツトに
印加する波形に歪みが生じる。
従って、液晶表示装置の動作時に、和F及び差lを計算
しながら、和F及び差Iに対応した波形補正を行えば良
い。
このような補正を行うための具体的な液晶表示装置の一
実施例を第1図に示す。
図に於いて、101は液晶ユニットで、液晶パネルと駆
動回路とで構成されている。102は液晶表示装置の動
作を制御するための一連の制御信号で、ラッチ信号LP
、フレーム信号FR、データイン信号DIN、Xドライ
バシフトクロック信号X5CLその他からなる。103
はデータ信号、104は波形補正信号発生回路(以下補
正回路と略称する)、105は電源回路である。
上記補正回路104は、前記の数値F又は数値Iの計算
を行うと共に、その数値F又は数値1の正負を伝λる符
号信号10Bと、数値F又は数値工の絶対値の大きさを
伝える強度信号109とを補正信号として電源回路10
5に伝達する。上記の強度信号109は数値F又は数値
Iの絶対(直に対応した長さの時間だけ能動状態となる
また電源回路105は、上記の符合信号108・強度信
号109に従って液晶ユニット101に供給する走査電
極駆動用′Wl源(以下、 Yilt源という)106
と、信号1i極駆動用電源(以下、xilit源という
)107を作ると共に、上記Y電源106の電圧補正を
行う。
上記第1図に示した本実施例の基本的な動作は次の通り
である。
即ち、まず補正回路104は成る走査電極が選択されて
いるときに、データ信号103を取り込み1次に選択さ
れる走査電極上の点灯ドツトの数M aNを数λる1次
に現在、選択されている走査I;電極上点灯ドツトの数
N。Nとの和及び差、即ち数値F及び数値Iを計算する
。そして、選択が移るときに(極性反転したい時)、そ
の結果の符合と絶対値をそれぞれ、符号信号108・強
度信号109として出力する。i性反転する時は、fi
faFを数48 Iとおきかλで同様に出力する。それ
と同時に、選択されている走査電極上の点灯ドツトの数
NONとして、MONを取均込み記憶する。そして、電
源回路105は符号信号108と強度13号109に従
ってYl電源106電圧に必要な補正を行う。
このような操作によって、液晶パネル上に発生する第1
の原因によるコントラストのむもが防止できる0本実施
例では補正方法として、液晶パネルに印加される駆動波
形に発生する歪みに対し。
それをキャンセルする方向に一定の電圧を歪みの大きさ
に対応した時間だけ印加しようというものである。一定
電圧の向きを決めるのが符号信号108で印加時間を決
めるのが強度信号109である。
以下、本実施例の各構成要素の具体的構成および動作に
ついて述べる。第2図から第5図に第1図の構成要素の
詳細を示した。
第2図は上記液晶ユニット101の具体的構成の一例を
示す。
図に於いて、201は液晶パネルで、液晶層を挟む一対
の基板202・203の一方の基板2゜2上に横に並ん
だ走査電極Yl−Y6が形成され、他方の基板203上
に縦に並んだ信号電極X1−X6が形成されている。そ
して、走査電極Y1〜Y6と信号電極Xl−X6が交差
して表示ドツト204が形成される。なお、上記液晶パ
ネルは6×6のドツト構成となっているが、これは説明
を簡便にするためであり、これに限られるものではない
205は走査電極駆動回路で、シフトレジスタ回路20
6とレベルシフタ回路207とからなる。そのレベルシ
フタ回路207の出力は液晶パネル201の各走査電極
Yl−Y6に導かれる。
208は信号電極駆動回路で、シフトレジスタ回路20
9とラッチ回路210J5よびレベルシフタ回路211
とからなる。レベルシフタ回路211の出力は液晶パネ
ル201の各信号電[!Xi〜X6に導かれる。
第3図は前記の制御信号102の各信号DIN−LP−
PR−XSCLと、データ信号103(7)タイミング
チャートである。
上記の信号DINとLPは第2図の走査電極駆動回路2
05のシフトレジスタ回路206に対して、それぞれデ
ータ、シフトクロックとして動く、信号LPの立下がり
によって信号DINはシフトレジスタ回路206内に取
り込まれ、転送される。ここで、信号DINは“H”を
能動とし、通常、液晶パネル201の走査電極Yl−Y
6の数かそれ以上の信号LPの数の間隔で1度出力され
るので、シフトレジスタ回路206内を“H”のデータ
が通過し、それ以外は”L″となる。そして、シフトレ
ジスタ回路206の内容に応じてレベルシフタ回路20
7により、能動の場合に選択電圧を走査電極Yl−Y6
に供給し、非能動の場合に非選択電圧を走査電極YL−
Y6に供給する。その選択電圧と非選択電圧は前言己の
Y電源106より供給される。
またデータ信号103と、信号X5CL及びLPはそれ
ぞれ、信号電極駆動回路208のシフトレジスタ回路2
09のデータとシフトクロツタ、及びラッチ回路210
のラッチクロックとして(動く、第3図において、デー
タ信号103は−H−を能動とし2点灯を表す、又その
データ信号103は液晶パネル201の成る走査電極が
選択されている間に、次の走査1i極上の表示ドツト2
04を点灯か非点灯かを決定する信号として働く、そし
て、成る走査電極が選択されている期間に次に選択され
る走査電極上の表示ドツトに対応する信号として、信号
X5CLの立下がりでシフトレジスタ回路209に取り
込まれる。その信号xSCLに従ってデータ信号103
の取り込みが終わると信号LPの立下がりで、シフトレ
ジスタ回路209の内容がラッチ回路210に取り込ま
れる。
次いで、その取り込まれた内容に応じて、シフトレジス
タ回路211により、能動の場合に点灯電圧を信号電極
Xl−X6に供給し、非能動の場合に非点灯電圧を信号
電極X1−X6に供給する。
その点灯電圧と非点灯電圧はX’に#!107により供
給される。
さらに前記の信号PR(フレーム信号)は、M品パネル
201を交流駆動するために、駆動回路205・208
に接続されている。その信号FRは信号LPの立下がり
に同期して切り替わり、駆動電圧の電位の選択を切り替
λる。即ち、その駆動電圧は後述する2つの選択・非選
択・点灯、非点灯電圧の組を持ちフレーム信号PRによ
って切り替えられる。
なお、上記の液晶性ニット101の構成およびその駆動
方法等は本発明を説明するための一例であって、液晶ユ
ニット101の構成を限定するものではない。
第4図は前記第1図における補正回路104の具体的な
構成の一例を示すブロック図である。
図において、401は計数回路、402は第1の計数保
持回路、403は第2の計数保持回路、404は数値演
算回路、405はパルス幅制御回路である。
計数回路401は、第2図の液晶パネル201のn番目
の走査電極が選択されている間にn+1番目の走査電極
上の表示ドツト内の点灯ドツト数を数^る。その計数回
路401は、制御信号102の信号LPの立下がりから
次の信号LPの立下がりまで、信号X5CLの立下がり
でデータイ8号103が能動の場合のみ加算することに
よってn+1番目の走査電極上の点灯ドツトの数を数^
る。そして、信号LPの立下がりで計数値を第1の計数
保持回路402に出力すると共に、計数回路401の計
数値なOにリセットして、再び計数を始め、これを順次
くり返す、なお5その計数は場合によっては1ドツト単
位まで@密に行う必要はなく1例λば信号電極x1〜x
6の数が640本程度であれば計数の誤差を±16ドツ
トとしても差し支^ない。
次に、第1の計数保持回路402は、信号LPの立下が
りで上記計数回路401の計数値が0になる直前の計数
値を順次取り込み、第2の計数保持回路403は信号L
Pの立下がりで、第1の計数保持回路402が計数回路
401から次の計数値を取り込む直前の計数値を第1の
計数保持回路402から順次取り込む、従って第1の計
数保持回路402がn+i番目の走査電極上の表示ドツ
トの点灯ドツト数M。Hを取り込んでいるとき、第2の
計数保持回路403はn番目の走査電極上の表示ドツト
の点灯ドツト数N。Hを取り込んだ状態にあり、その数
(+l M oh、 N ONをそれぞれ数(llK演
算回路404に出力する。
次いで、その数値演算回路404は、上記第1と第2の
計数保持回路402・403からの数(直MI11Hと
N。、lの和と差、すなわちF : N ON + M
 osと1=NO,−M。、を計算し、信号FRが変化
しない時(極性反転時以外の時)数値Iの符号を前記の
符号信号108として出力すると共に、数値■の絶対値
をパルス幅制御回路405に出力する。そして、信号F
Rが変化する時、(極性反転時)には数値Fを同様に出
力する。但し、回路の都合で数値Fの符号を反転させた
ものを符号信号108として出力する。
又そのパルス幅制御回路405は、上記の数値演算回路
404かも入力される数値F又は数値[の絶対値に応じ
た長さの時間だけ能動な信号を前記の強度信号109と
して、制御信号102の信号LPの立下がりに同期して
出力する。
なお強度信号109の幅Wと数1[IF、数値Iの関係
は、例えば実験的に求めても良い、又、上記の幅Wは数
値Iが正と負によって異っても良い。
本実施例では数値Iが正負によらず、 W=a+  ・I及び W=a、  ・F+a、とじた
以上が補正回路104の動作と機能であり、その各構成
要素401〜405の具体的な回路構成はいずれも上記
説明に基づき適宜容易に実現できるので省略した。
第5図は前記第1図における電圧電源回路105の具体
的な構成の一例を示す。
図に於いて、501〜509は抵抗器で、順に直列に接
続されており、両端に電圧vOUと電圧V5Lが供給さ
れている。
ここで抵抗器501〜509のおのおのの端部に発生す
る電圧を第5図に示すように順にvOU、VON、VO
L、Vl、V2.V3.V4゜V5U、V5N、V5L
とすると。
0N−Vl =V  1−V2 =V3−V4 =V4−V5N = (V2−V3)/ (n−4)  nは定数また (VOLI−VON)/ (VON−V 1 )= (
V5N−V5L)/ (V4−V5N)(VON−VO
L)/ (VON−Vl)= (V5U−V5N)/ 
(V4−V5N)という関係が成り立つように各抵抗器
2601〜2607の抵抗値が設定されている。
510は各抵抗器50i〜509が作る上記の分割電圧
VON、VOL、Vl、V2.V3.V4、V5U、V
5Nを安定化させるための電圧安定化回路であり、入力
電圧と同じ電圧が低いインピーダンスとなって出力され
る。その電圧安定化回路510は、本実施例では演算増
幅回路によるボルテージホロワ回路によって構成されて
いる。
511.512はスイッチで第1図の符合信号lO8と
強度信号109tこよってきりかわる。ここで、負の数
値工及び数値Fによる符合信号108、強度信号109
が出力される時、第5図のスイッチ511.512はそ
れぞれ電圧VOU、V5Lに強度信号109が能動であ
る期間、切替わる。
又、正の数値Iによる符合信号108、強度信号109
が出力される時、強度信号109が能動である期間、そ
れぞれ電圧VOL、V5Uに切替わる。
いずれの場合も1強度信号109が非能動どなると、そ
れぞれ、電圧VON、V5Nに切替わる。
スイッチ511.512の出力する電圧をそれぞれVO
,V5とする。
電圧VON、V2を一方の組の点灯、非点灯電圧とし、
電圧V5N、■3を他方の点灯、非点灯電圧として、こ
れらをまとめてX電源107とする。
同様に、電圧V5.Vlを一方の組の1択、非選択電圧
とし、電圧VO,V4を他方の組の選択、非選択として
、これらをまとめてYt電源106する。
X、Y電源107.106は第1図の液晶ユニット10
1に供給される。
以上のような構成となっている。以下、具体例により動
作説明を行う、まず、第6図は液晶パネル201(第2
図で図示)で、斜線を引いた表示ドツトは点灯を示して
いる。この図で示される表示を行う時の本発明の実施例
による駆動電圧波形を第7図(a)〜(C)で示す、こ
こで、極性反転は走査電極Y3とY4の間で行うことと
する6(これは極性反転の数1位置を限定するものでは
な(、必要に応じ任意に選べる。) 第7図(a)は信号電極x2に印加する信号電圧波形で
ある。
第7図(b)は走査電極Y4に印加する走査電圧波形で
ある。ここで、走査電極Y4で極性が反転するので、数
値Fに応じた長さの時間をある一定の長さの時間に加え
た時間(図中Wで示す)だけ選択電圧がVOUないし、
V5Lになってぃる。
第7図(c)は信号1t[iX2と走査電極Y4(7)
作る表示ドツト(以下、D24とする)に実際に加わる
電圧波形である(実線で図示)、ここで、破線で示した
波形は極性反転時に生しる数値Fとある一定値の和に応
じて発生しようとするなまりである。
第7図(a)〜(C)で示すように、極性反転時に、第
1図の補正回路104は数値Fに応じた長さにある−・
定の長さを加えた時間だけ能動な強度信号109を出力
する。又、符号信号lO8は負を示す、そして、この強
度信号109が能動な間、電源回路105はyt源10
7を構成する選択電圧(電圧VO,V5)として、VO
U、V5Lを出力し、強度信号109が非能動となると
、VON、V5Nを出力する。
このため、第7図(C)で破線でしめした発生しようと
するなまりは、同図(b)で時間Wだけ選択電圧が、電
圧VOU、V5Lに変化することにより、同図(C)の
実線で示したように略補正される。
これにより、実効電圧も補正されて、第1の原因による
極性反転時のコントラストのちらは解消される。
極性反転直後外の選択移行時は、第1図の強度信号10
9、符号信号108が数値Fのかわりに数値Iに依存す
る以外は全く同じである。
即ち、強度信号109は数値■に応じた長さの時間だけ
能動となり、能動期間中、 符号信号108が正の時 電圧VO,V5とLr、電圧VOL、V5U符号信号1
08が負の時 電圧VO,V5とり、て、電圧VOU、V51.−を出
力する。そして、非能動となると、電圧vO5V5とシ
テ、電圧VON、V5Nを出力する。
このような動作により、極性反転時と同様に、数(IA
 Iにより発生する表示ドツトに実際に加わる電圧波形
の歪を補正し、これにより実効電圧を補正されコントラ
ストのむらを解消できる。
実施例2 実施例1に於いて、数f[Iによる補正(横付反転時以
外の選択移行時の補正)をはぷいでも、はぼ同等の効果
が得られると共に回路構成を簡略化できる。
実施例3 実施例2に於いて、極性反転時の数値Fによる補正をは
ふき、常に一定時間補正を行ってもほぼ同等の効果が得
られると共に回路構成を著しく簡略化できる。
実施例4 実施例1〜3に於いて、選択電圧を変化させて補正を行
ったが、他の非選択電圧、点灯、非1点灯電圧を変化さ
せてもよい。
実施例5 実施例1〜5に於いて、補正を数値■、Fに応じた長さ
の時間だけ一定電圧変化させていたが、数値■、Fに応
じた電圧を一定時間あるいは数値1、Fに応じた時間印
加させても良い、さらに、補正のために付は加久られる
電圧波形の形状を矩形でなく三角形、台形、指数関数で
表わされる形等の他の形状にしても良い。
次に、第2の原因によって生じる表示のコン1−ラスト
のむらに対する実施例を示す。
実施例6 第2の原因による表示のむらは、極性反転時に、選択電
圧から非選択電圧に切り替わる走査電極(以後、この走
査電極を走査電t、1jYsと言う、)と交差する信号
電極上の電圧が陽性反転後の選択電圧側に引きずられる
ことによって生じる。そして、このむらの程度は、ある
一定のむらと極性反転直後で選択されている走査電極に
の点灯ドツトの和に応じてむらがつけ加λられる。
従って、液晶表示装置の動作時に、和Fを計算しながら
和Fに対応した電圧を極性反転直後に、走査電極YSに
印加する非選択電圧に重量して、(言号電極上の電圧が
選択電圧側に引き込まれた分だけ、走査′R橿)′S上
の非選択電圧な選択電圧側に変化させれば、走査電極Y
S上の表示ドツトの実効電圧は、走査電極YS以外の走
査電極上の表示ドツトと同じになる。このような補正に
よって第2の原因による表示のむらは解消出来る。
このような補正を行なうための具体的な液晶表示装置の
一実施例を第8図に示す。
図に於て、801は液晶ユニットで、液晶パネルと駆動
回路とで構成されている。102.103は第1図の一
連の制御信号、データ信号と全く同じものである。第8
図で、804は波形補正信号発生回路(以下、補正回路
804と略称)る、)で、選択が移行する前後に選択さ
ねている走査電極上の点灯ドツトの和を計算し、この結
果に応じた長さの時間だけ能動状態となる強度信号80
9を作る。805は電圧電源回路で、2組の点灯電圧、
非点灯電圧からなるx14源107と2組の選択電圧、
非選択電圧、補正非選択電圧からなるY電源806を作
る。補正弁J8択電圧は強度信号809によって変化す
る。81Oは極性反転時検出回路であり、フリップフロ
ップ回路と排他的論理和回路からなる。この回路は、信
号FRが信号LPに同期して、変化した時に、信号LP
が次に立ち下がるまで“H”レベルの信号(以後、この
信号を信号DETと言う、)を出力する。即ち、信号P
Rが変化したことを検出する回路である。ここで、本実
施例の各構成要素の具体的な構成と動作について述べる
。第9図は、液晶ユニット801の具体的構成の一例を
示す、201は液晶パネル、208は信号電極駆動回路
でそれらの構成と動作は第2図の液晶パネル201、信
号電極駆動回路208と同じであるので、その構成要素
に同符号を付して説明を略する。第9図で。
905は走査電極駆動回路で2少なくとも走査電極Yl
−Y6の数より多いビット数を持つシフトレジスタ90
6とマルチプレクサ回路907とスイッチ回路908と
909から構成さ2]ている。
ここで、第1O図に走査電極駆動回路905の詳しい構
成を示す、906は、7ビツトからなるシフトレジスタ
で信号LPの立ち下がりで、信号DINを取り込み、そ
の後、信号LPの立ち下がりで順次、BITOからBI
TIへ、BITIからBIT2へと“H”レベルがシフ
トする。907はマルチプレクサ回路で、シフトレジス
タ906のB I Tn (n=0〜5)の出力が”H
”の時、スイッチ回路908のスイッチSnO(n=o
〜5)をオンさせる信号を出力する。そして、BITn
の出力が”L”でかつ信号DETが“L−の時とBIT
nの出力が“L”でかつ信号DETが” H”でかつB
IT(n+1)の出力が−L−の時スイッチSnlをオ
ンさせる信号を出力する。
そして、又、BITnの出力が”L”でかツ、BIT 
(n+1)の出力が’H−でかつ信号D E Tが”H
”の時にスイッチSn2をオンさせる信号を出力する。
この時、5nO−5n2のいずれかをオンさせる信号を
出力している時、他のスイッチSnO〜Sn2に対して
は、オフとなる信号を出力する。908はスイッチ回路
で、3個のスーイッチS n O〜S n 2 (n 
= O〜5 )を1組として6組のスイッチから構成さ
れている。これらのスイッチはマルチプレクサ回路90
7の出力に従って選択電圧、非進択電圧、補正非選択電
圧の内、1つの電圧を取り、第9図の液晶パネル201
の各走査電極Yl−Y6に出力する。第1O図で。
909はスイッチ回路で、スイッチS60、S61、S
62で構成されている。スイッチ回路909は、Y電源
806の2組の選択、非選択、補正非選択電圧の一方の
組を信号FRによって切り替える。
以上の構成となっている。ここで、動作を説明する。ま
ず、信号FRによって、2組の選択、非選択、補正非選
択電圧の一方の組が選ばれる。そしてスイッチ回路90
8の各スイッチはB I T nが“H“の時、即ち、
選択状態ならばスイッ−fSnOがオンし選択電圧を出
力する。そして、BITnの出力が“L”でかつ信号D
ETが”i−の時、即ち、非選択状態でかつ極性反転が
無い時と、BITnの出力が“L”でかつ信号DETが
” H”でかつBIT(n+1)の出力が−L−の時、
即ち、非選択状態で、かつ極性反転かあり、かつこの極
性反転直前に選択状態になかった時にスイッチSnlが
オンし非選択電圧を出IJする。
そして、BITnの出力がL ”でかつ信号DETが“
H”でかつBIT(n+1)の出力が”H”の時、即ち
、非選択状態で、かつ極性反転があり、かつこの極性反
転直前に選択状態にあった時にスイッチSn2がオンし
補正選択電圧を出力する。
走査電極駆動回路905は以上のように動作1−る、な
お、ここで、スイッチ回路908,909及びマルチプ
レクサ回路907等の構成はこれに限定するものではな
く、同様の電圧を出力できればどのような構成でも構わ
ない。
第9図で、液晶ユニット801は思上の構成となってい
る。
第8図の補正回路804の構成を第11図に示す1図で
、401.402,403は第4図と同じのもので、同
じ動作をするので、同符号を付は説明を省略する。80
4は演算回路、805はパルス幅制御回路である。演算
回路804は、第1、第2の係数保持回路402,40
3からの数値NO+4.MOHの和、即ち、F = N
 oH+ M ONを計算し、この数(直をパルス幅制
御回路805に出力する。パルス幅制御回路805は、
この入力した数(直Fに応じた長さにある一定の長さを
加λた時間だt〕能動な信号を強度信号809として、
信号LPの立ち下がりに同期して出力する。
補正回路804は、以上のような構成と動作を行なう。
第8図の電圧電源回路805の具体的な構成の一例を第
12図に示す0図で、1201〜1207は抵抗器で、
順に直列に接続されており、両端に電圧vOと電圧■5
が供給されている。
ここで、抵抗器120°1−1207のおのおの端部に
発生する電圧を図で示すように順に、VO,VIN、V
IL、V2、■3、V4tJ、■4N、■5とすると、 0−VIN =V I N−V2 =V3−VAN =V4N−V5 = (V2−V3)/ (n−4)   nは定数ミ■ 又。
V I N−V I L =V4LI−V4N と言う関係が成り立つように各抵抗器1201〜120
7の抵抗値が設定されている。
5104i電圧安定化回路で、第5図の電圧安定化回路
510と同じもので、同じ働きをする。
1209.1210はスイッチで、第8図の強度信号8
09が能動である期間にそれぞれ電圧VIL、V4Uを
出力する。そして、非能動の期間は、それぞれ電圧VI
N、V4Nを出力する。このスイッチ1209.121
Oの出力電圧をここで、改めて電圧V1’、V4’とす
る。
ここで、電圧電源回路805は、電圧V○、V2を一方
の組の点灯、非点灯電圧、電圧V5.V3を他方の組の
点灯、非点灯電圧とするX電源107を出力する。又、
電圧v5、VIN、V1’を一方の組の選択、非選択、
補正非選択電圧、電圧VO,V4N、V4  を他方の
組の選択、非選択、補正非選択電圧とするYit源80
6を出力する。
以上の構成となっている。以下、具体例により動作説明
を行なう。
第13図は液晶パネル201 (第9図で図示、)で、
斜線を引いた表示ドツトは点灯を示している。この図で
示される表示を行なう時の本発明の実施例による駆動電
圧波形を第14図(a)〜(c)で示す、ここで、極性
反転は走査電極Y3とY4の間で行なうものとする。(
これは、極性反転の数、位置を限定するものではなく、
必要に応じて任意に選べる。) 第14図(a)は信号電極x3のドツトD33の位置で
の電圧波形を示す、ここで、極性反転時に選択電圧側に
電圧波形が引きずられている。
同図(b)は走査電極Y3のドツトD33の位置での電
圧波形を示す、ここで、極性反転時に走査電極Y3とY
4上の点灯ドツト数の和Fに応じた時間にある一定の時
間を加えた時間だけ非選択電圧から選択電圧側にずれた
補正非選択電圧が印加している。
同図(c)は同図(a)、(b)の差、即ち、ドツト0
33に印加する電圧波形である。
同図(C)から解るように信号型tf!X 3の電圧波
形が点灯電圧側に引きずられる時に、走査電極Y3上の
電圧波形も選択電圧側にずらしであるので、その結果、
その差の実効値は略補正されて表示のコントラストのむ
らが解消する2 第15図は液晶パネル201(第9図で図示、)で、他
の表示内容を示しており、第13図より極性反転時前後
に選択される走査電極上(ここでは、Y3、Y4)の点
灯ドツト数の和Fが大きい、第16図(a) 〜(c)
は第14図(a)〜(c)と同じ位置での各同じ電圧波
形を示している。第16図(a)で、漫性反転時に信号
電極上の電圧は和Fが大きいので1選択電圧側に大きく
引きずられている。しかし、同図(b)で示すように和
Fに応じてより長い時間、走査@4Y3上のt[fも選
択電圧側にずれる。これによって、同図(C)で示され
るように、略補正されて表示のコントラストのむもが解
消する。
このように和Fに応じた時間にある一定の時間をつけ加
λた時間(以後、補正時間と言う。)だけ、極性反転時
に、直前に選択されていた走査電極に補正非選択電圧を
印加することによって、表示のコントラストのむらを解
消出来る。
実施例7 実施例6では、補正非選択電圧を和Fに応じて、非選択
電圧と異なる電圧が印加する時間を増減させたが、この
異なる電圧の電位差を和Fに応じて増減しても良い、ま
た、時間と電位差の両方を和Fに応じて、変化させても
良い、この異なる電圧を三角形1台形、指数関数で現わ
される波形等に置き換えてもよい。
実施例8 実施例6では、和Fに応じて補正量を増減したが、和F
による増減を省略し、ある一定の時間をつけ加えた時間
だけ、極性反転時に、直前に選択されていた走査電極に
補正非選択電圧を印加することによっても表示のむらは
がなり改善できる。
ここで、特に、補正時間を信号LPの1周期とすること
によって、補正回路804と電源回路805内のスイッ
チ1209.1210を省略できるので1回路を簡単に
することができる。
実施例9 実施例1は第1の原因による表示のむらに対するもので
、選択電圧に補正電圧を重畳しており、実施例6は第2
の原因による表示のむらに対するもので、非選択電圧に
補正電圧を重畳している為、実施例1と実施例6を同時
に行なうことが容易に可能であり、第1、第2の原因に
よる表示のわらを同時に解消することが出来る。
実施例10 実施例1〜9に於て、周囲の温度に応じて補正量を変化
させる手段をもたせることによって、広範囲の周辺温度
の中でも1表示のむらのない液晶表示装置を得られる。
[発明の効果1 以上、述べたように、極性反転時に走査電圧波形もしく
は信号電圧波形を変化させて、極性反転時に生じる実効
電圧の差異を補正することにより、コントラストのむら
は改善できた。
さらに、数(a Fに応じた補正を付は加^ることによ
り、さらに改善できた。
さらに、これに付は加えて、陽性反転時以外にも、数値
Iにより走査、信号電圧波形を変化させることにより、
なお一層コントラストのむらを改善できた。
また、和Fに応じた時間にある一定の時間をっけ加太だ
時間(以後、補正時間と言う、)だけ、極性反転時に、
直前に選択されていた走査電極に補正非選択電圧を印加
することによって、表示のコントラストのむらを解消で
きた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の液晶表示装置の回路ブロッ
クを示す図。 第2図は液晶ユニット101の構成の一例を示す図。 第3図は制御信号102とデータ信号103のタイミン
グチャートを示す図。 第4図は補正回路104の構成の一例を示す図。 第5図は電圧電源回路105の構成の一例を示す図。 第6図は液晶パネルの表示内容を示す図。 第7図は本発明の動作説明をする電圧波形を示す図。 第8図は1本発明の実施例6の液晶表示装置の回路ブロ
ックを示す図。 第9図は、液晶ユニット801の構成の一例を示す図。 第10図は、走査電極駆動回路の構成の一例を示す図。 第11図は、補正回路804の構成の一例を示す図。 第12図は、電圧電源回路805の構成の一例を示す図
。 第13図、第15図、第17図、第23図は。 液晶パネルの構成と表示内容を示す図。 第14図、第16図は、本発明の詳細な説明する電圧波
形を示す図。 第18図〜第22図、第24図、第25図は、従来技術
と従来技術の課題を説明する電圧波形を示す図。 101・・・液晶ユニッ[・ 102・・・制御信号 103・・・データ信号 104・・・補正回路 105・・・電圧電源回路 106・・・Y電源 107・・・X電源 108・・・符号信号 109・・・強度信号 以上 出願人 セイコーエプソン株式会社 代理人 弁理士 鈴 木 喜三部(他1名)第1図 第2図 −−F1−→−−F 2−−−−−1 第7図 第8図 第9図 第12図 一−F1−←−F2+ 第14図 →−「1−一→←−F2−一 第16図 トーF1−→←−−F2−一÷ 第18図 −−F1−−−F2−← →−F1−→−F2−−÷ トーF1−→−F2−一 第21図 →−F1−→−F2−← 第24図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)液晶層を挟持する一対の基板の一方の基板上に走
    査電極群が形成され、他方の基板上に信号電極群が形成
    され、前記走査電極群に走査電圧波形を加え、前記信号
    電極群に信号電圧波形を加え、さらに前記走査電圧波形
    と前記信号電圧波形の電圧の差の極性を周期的に反転さ
    せて駆動する液晶表示装置に於いて、前記極性を周期的
    に反転させる時に前記走査電圧波形と前記信号電圧波形
    のうち少なくとも一方の波形を変化させる手段を有する
    ことを特徴とする液晶表示装置。
  2. (2)前記極性を反転させる時に前記走査電圧波形と前
    記信号電圧波形のうち少なくとも一方を変化させる量を
    、前記液晶表示装置の表示する図形や文字のパターンに
    応じて制御する手段を有することを特徴とする請求項1
    記載の液晶表示装置。
  3. (3)前記極性を反転させる時以外の時にも前記走査電
    圧波形と前記信号電圧波形のうち少なくとも一方を前記
    表示装置の表示する図形や文字のパターンに応じた量で
    変化させる手段を有することを特徴とする請求項2記載
    の液晶表示装置。
  4. (4)前記走査電極群の内、前記極性を反転させる時に
    該反転直前に選択電圧が印加し、該反転直後に非選択電
    圧の印加する前記走査電極に、前記反転直後に印加する
    非選択電圧を変化させる手段を有することを特徴とする
    請求項1記載の液晶表示装置。
  5. (5)前記走査電極群の内、前記極性を反転させる時に
    該反転直前に選択電圧が印加し、該反転直後に非選択電
    圧の印加する前記走査電極に、前記反転直後に印加する
    非選択電圧を変化させる量を前記液晶表示装置の表示す
    る図形や文字のパターンに応じて制御する手段を有する
    ことを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0450919A (ja) * 1990-06-15 1992-02-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置の駆動方法及びその方法の実施に用いる駆動装置
JP2003084724A (ja) * 2001-09-13 2003-03-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 液晶表示装置及び画像表示応用機器
JP2005173418A (ja) * 2003-12-15 2005-06-30 Tohoku Pioneer Corp 発光表示パネルの駆動装置
JP2011128642A (ja) * 2011-02-03 2011-06-30 Sharp Corp 表示装置

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