JP3436680B2 - 表示装置の駆動回路 - Google Patents

表示装置の駆動回路

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JP3436680B2 JP04924498A JP4924498A JP3436680B2 JP 3436680 B2 JP3436680 B2 JP 3436680B2 JP 04924498 A JP04924498 A JP 04924498A JP 4924498 A JP4924498 A JP 4924498A JP 3436680 B2 JP3436680 B2 JP 3436680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号を表示す
る表示装置の駆動回路に関するものである。 【0002】 【従来の技術】スイッチング素子を各絵素に具備したマ
トリクス型液晶表示装置は、スイッチング素子のスイッ
チング作用によりクロストークの無い非常に高コントラ
ストの表示が得られ、かつ薄型、軽量、低消費電力とい
った特徴を生かしてパーソナルコンピュータ等のOA機
器の表示装置として近年多く用いられるようになってき
た。また特に省スペース化の要望が大きくCRTに代わ
る液晶表示装置の大型化が進んできている。以下に上記
マトリクス型液晶表示装置の駆動方法について、TFT
(薄膜トランジスタ)型液晶表示装置についての説明を
行う。 【0003】図5はマトリクス型液晶表示装置の表示パ
ネル1の等価回路の一例を示し、図6は図5で示した表
示パネル1を駆動するための駆動回路のブロック図であ
り、表示パネル1、表示パネル1を駆動させるための行
電極駆動回路21、列電極駆動回路22、行電極駆動回
路21及び列電極駆動回路22を駆動するための制御回
路23、電圧発生回路24を示し、図7は液晶パネル1
を駆動させるための駆動信号の一例を示すタイミングチ
ャートである。 【0004】マトリクス型液晶表示装置の表示パネル1
においては、図5に示すように第一の基板10に設けら
れた複数の行電極11と複数の列電極12、行電極11
と列電極12の交点の近傍に薄膜トランジスタからなる
スイッチング素子13が具備され、スイッチング素子1
3のドレイン端子には行列状に配置された絵素電極14
の一つが接続されている。またスイッチング素子13の
ゲート端子には行電極11が、ソース端子には列電極1
2が接続されている。列電極12に印加された電圧を選
択するため、行電極11にスイッチング素子13をON
状態にするための電圧を印加することにより、列電極1
2に印加されている電圧が絵素電極14に書き込まれる
ことにより表示を行う。 【0005】図7は、行電極が4本の場合の液晶パネル
の駆動信号を示し、G1〜G4は行電極11の1行目〜
4行目に印加される信号走査パルスを示し、Siは列電
極12のi列目に印加される信号を示している。なお、
V1〜V4はi列目の列電極12のそれぞれに接続され
たスイッチング素子13を通して絵素電極14に書き込
まれるべき電圧である。 【0006】行電極11の1行目に、走査パルスG1を
印加して期間T1においてスイッチング素子13をON
状態にすると行電極11の1行目に対応する絵素電極1
4は列電極12に印加されている電圧に対応する表示を
行う。この後、行電極11の2行目から4行目に順次走
査パルスG2からG4を印加すると共に、列電極12絵
素電極に対応する電圧を印加することにより2行目から
4行目の絵素電極13に電圧が印加され一画面分の表示
が終了する。その後さらに再び行電極11の1行目から
4行目に同様に順次走査パルスG1からG4が印加され
る。このような走査がフィールド毎に繰り返される。 【0007】ここで、行電極11の1行目に接続された
スイッチング素子13に着目すると、走査パルスG1に
より期間T1の間スイッチング素子13がON状態にな
るとその間列電極12では電圧V1が絵素電極14に書
き込まれ、期間T2〜T4ではスイッチング素子13が
OFF状態となるため書き込まれた電圧V1は期間Vの
間液晶層15に保持される。その後、期間T1’に再び
スイッチング素子13がON状態となり絵素電極14に
は電圧−V1が書き込まれ、そして期間T2’〜T4’
の間保持される。絵素電極14には結果として信号G1
Siに示すように振幅V1の交流矩形波電圧が印加され
ることになる。ここで、信号Siは表示絵素14に交流
が印加されるように期間V毎に電圧の極性が反転するよ
うにしている。なお、絵素電極14には液晶層15を介
して対面している第二の基板17にある対向電極16が
存在しており、絵素電極14と対向電極16と、それら
の間に存在する液晶層15とで電気的容量が形成され、
さらに必要に応じて絵素電極14と対向電極16間に付
加容量が設けられることがある。 【0008】このような表示動作を実現するための表示
装置の駆動回路の一例について説明を行う。図6におい
て、行電極駆動回路21はシフトレジスタにより構成さ
れており、行電極駆動回路21は信号G1〜G4のよう
な走査パルスを行電極11に出力する。列電極駆動回路
22は信号Siを列電極12に出力している。制御回路
23は行電極駆動回路21、列電極駆動回路22が信号
G1〜G4及び信号Siを作成するのに必要な制御信号
を出力している。電源回路24はスイッチング素子13
をON,OFFするための電圧VGH,VGLを行電極
駆動回路22に出力している。 【0009】 【発明が解決しようとする課題】上記の表示装置の駆動
回路において、定常動作状態であれば図7に示す信号G
1〜G4、Siが液晶パネル1に順次供給されることに
なる。しかしながら電源投入直後では制御回路23は動
作が不安定であり、行電極駆動回路21及び列電極駆動
回路22へ供給する信号も不安定な状態となっている。
電源投入時に制御回路23が不安定のため行電極駆動回
路21の動作も不安定となり、しいては走査パルスG1
〜G4の出力も不安定となる。図6に示すような同一の
行電極を左右から駆動する行電極駆動回路21におい
て、左右の行電極駆動回路21から出力される電圧がV
GHとVGLのどちらが出力されるか不確定となってい
る。 【0010】行電極駆動回路21から出力されるVGH
は例えば+15V程度、またVGLは−10V程度であ
ると、左右の行電極駆動回路21の出力がそれぞれ異な
った場合、VGHとVGLの電位差は+25Vとなり、
行電極11のインピーダンスが例えば10KΩとする
と、1本の行電極11に流れる電流は、I(1本の電
流)=V(電位差)/R(インピーダンス)であり、
0.0025Aの電流が流れることとなる。 【0011】左右の行電極駆動回路21の出力が全て異
なった場合、つまり一方の行電極駆動回路21の出力が
すべてVGHレベルの電圧であり、逆側の行電極駆動回
路21の出力がすべてVGLレベルの電圧とすると、X
GAで行電極11の数が768本の場合は、I(768
本)=I(1本の電流)×768本であり、1.92A
の大電流が電源投入時から表示装置の駆動回路が定常状
態となるまでの間流れることとなる。 【0012】しかしながら近年低消費化が進み、VGH
電圧及びVGL電圧を発生する電圧発生回路24は、大
きな電流容量は持っておらず大電流が流れる場合、電圧
ドロップ、電源回路のシャットダウン、または電源IC
の破壊を招く可能性がある。そこで、本発明はこのよう
な問題を解決するために電源投入後、VGH電圧、VG
L電圧を発生する電圧発生回路24が定常状態の電流容
量しか持っていなくても上記のような問題を発生しない
表示装置の駆動回路の提供を目的とする。 【0013】 【課題を解決するための手段】本発明は、複数の行電極
と複数の列電極の各交点の近傍にスイッチング素子を具
備したマトリクス型液晶表示パネルと、前記行電極を選
択状態にするための走査パルスを前記行電極の一方の端
部より供給する第1の行電極駆動回路と、前記行電極を
選択状態にするための前記走査パルスと同一の信号を前
記行電極の他方の端部より供給する第2の行電極駆動回
路と、前記走査パルスと同期して表示すべき絵素電極の
表示内容に対応する信号を上記列電極に供給する列電極
駆動回路を有する表示装置の駆動回路において、電源投
入時より所定時間に亙って、第1の行電極駆動回路と第
2の行電極駆動回路から出力される上記走査パルスを同
電位に固定する手段を具備したことを特徴とする。 【0014】以下に本発明による作用について説明す
る。 【0015】本発明によれば、電源投入後の所定期間、
両行電極駆動回路の出力を同電位に固定させることによ
り行電極の電位差がなくなり、行電極には電流が流れな
くなる。よって、電源投入直後の制御回路が不安定な期
間、大電流が流れることがなくなりそれにより定常状態
の電流容量しか持っていなくても電圧ドロップ、電源回
路のシャットダウン、または電源ICが破壊されること
がない。 【0016】 【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態である
マトリクス型液晶表示装置のブロック図であり、マトリ
クス型液晶表示装置は、表示パネル44と、表示パネル
44を駆動する列電極駆動回路47と複数の行電極駆動
回路41と、列電極駆動回路47と行電極駆動回路41
の制御信号を生成する制御回路45と、電圧発生回路4
6を有する。図2はこの駆動回路の動作を説明するため
の各部の信号波形を示すタイミングチャートである。行
電極駆動回路41では、シフトレジスタ42とそれの出
力に接続されたバッファ43にて構成されている。 【0017】バッファ43の出力端子は表示パネル44
の行電極OG1、OG2、・・・、OGn-1、OGnに接続
されている。この行電極OG1〜OGnは図5に示す行
電極11に相当するものであり、薄膜トランジスタのゲ
ート電極に接続されている。 【0018】制御回路45には基準同期信号(水平同期
信号、垂直同期信号、ドットクロック等)が入力されて
おり、この基準同期信号入力から行電極駆動回路用のス
タートパルスSPSと、クロックパルスCLSと、制御
信号LowQとを発生する。スタートパルスSPS、ク
ロックパルスCLS、制御信号LowQはそれぞれシフ
トレジスタ42のD端子、CK端子、R端子に供給され
る。 【0019】また制御回路45の出力信号(表示デー
タ)が列電極駆動回路47に供給されるように構成され
ている。列電極駆動回路47の出力端子は表示パネル4
4の列電極に接続されている。表示パネル44の細部
は、図5に示される構成と同等である。 【0020】実施形態1の動作を図2を参照しながら説
明する。なお、図2において、信号VSHは行電極駆動
回路の電源電圧の波形を示し、信号LowQは制御信号
の波形を示し、SG1〜SGnは行電極OG1〜OGn
に供給される走査信号の波形を示し、CLSはクロック
パルスの波形を示している。 【0021】表示装置には電源スイッチが設けられてお
り、t時点で前記電源スイッチをON状態にして電源投
入すると、電圧発生回路46の出力として信号VSHが
高レベルとなる。制御回路45は信号VSHが高レベル
になった時から制御信号LowQとして高レベルの出力
を発生する。この高レベルの制御信号LowQが両辺の
行電極駆動回路のシフトレジスタ42に入力され、シフ
トレジスタ42はリセットされる。このリセット状態は
制御信号LowQが高レベルの間保持される。このリセ
ット状態においては、シフトレジスタ42の出力は低レ
ベルであり、走査パルスSG1〜SGnも低レベルであ
る。従って、左右の行電極駆動回路41から出力される
走査パルスはこの期間共に低レベルとなり両行電極間の
電位差はなくなる。 【0022】制御回路45は所定時間Tを経過すると制
御信号LowQが低レベルになる。ここで、この所定時
間Tは表示装置の回路例えば制御回路45の動作が電源
投入時の不安定な状態を脱し安定した定常動作状態に入
るまでの必要な時間を考慮して定められるものである。 【0023】制御信号LowQが低レベルになるとシフ
トレジスタ42は、スタートパルスSPS、クロックパ
ルスCLSに応答する状態になる。従って、スタートパ
ルスSPSの入力後、クロック信号CLSを受けるとシ
フトレジスタ42の走査信号SG1が図2に示すように
高レベルの走査パルスを発生する。なお、スタートパル
スSPSは走査の開始点を規定するためのものである。
走査信号SG1の走査パルスにより行電極OG1に接続
されているスイッチング素子をON状態とし、列電極駆
動回路47より出力された信号に関連して1行目の表示
絵素が表示を行う。 【0024】その後、クロックパルスCLSが発生する
毎に順次走査信号SG2、・・・、SGnが図2に示す
ような高レベルのパルスを発生し、その結果、一画面分
の表示を行う。この後、シフトレジスタ42は再び制御
回路45よりスタートパルスSPSが入力され、上記と
同様にして走査パルスSG1〜SGnを発生する。こう
して、表示絵素には制御回路45の動作が安定な状態に
なって後、左右の列電極駆動回路41より同様の走査パ
ルスが出力されるため行電極間には電位差がなくなる。 【0025】制御回賂45は、電源投入後所定時間走査
パルスの発生を休止させるための制御信号LowQを発
生する手段を含んでおり、電源投入後所定時間に亙って
走査パルスの発生を休止させるための休止制御用回路を
付加することによって実現できる。このような回路は基
本的には電源の投入時に計時動作を開始し、所定時間T
経過後に出力を発生する計時回路とし、この出力を制御
信号LowQとして利用しても良い。 【0026】電源投入後所定時間走査パルスの発生を休
止させるための制御信号LowQを発生する制御回路4
5の休止用回路の例について以下に説明する。図3は本
発明の表示装置の駆動回路における要部である休止制御
用回路のブロック図を示す。制御信号LowQは図3に
おいて、バッファ70から出力される信号S7である。 【0027】表示装置を駆動するための電源の出力は抵
抗61を介してコンデンサ62に供給されるように構成
されている。このコンデンサ62の抵抗61側の端子は
入力バッフア66を介してフリップフロップ67、68
の端子RBに接続されている。 【0028】このフリップフロップ67の端子Q1B
は、端子D1とフリップフロップ68の端子CK2に接
続されている。フリップフロップ68の端子Q2Bは、
端子D2とラッチ回路69の一方の入力端子t1に接続
されている。このラッチ回路69は2個のNANDゲー
トを相互に一方の出力を他方の入力に接続して構成され
ている。このラッチ回路69の他方の入力端子t2は入
力バッフア66の出力側に接続され、出力端子t3がバ
ッファ70に接続されている。フリップフロップ67の
端子CK1は水平同期信号の1/2の周波数で同期した
信号S4が供給される。バッファ70の出力端子は行電
極駆動回路41を構成するシフトレジスタ42のDフリ
ップフロップ65の端子RBに接続されている。シフト
レジスタ42は複数段のDフリップフロップ65から構
成されており、1段目のフリップフロップ65の端子Q
が次段のDフリップフロップ65の端子Dに接続され、
以下同様に相互に接続されている。1段目のフリップフ
ロップ65の端子DにはスタートパルスSPSが供給さ
れ、各フリップフロップ65の端子CKBにはクロック
パルスCLSが供給され、端子QBの出力信号が走査信
号として出力されるように構成されている。 【0029】上述した図3の回路の動作について、図4
を参照しながら説明する。表示装置の電源回路をスイッ
チにて投入すると、前記電源回路の出力として信号S1
が得られる。この信号S1により抵抗62を介してコン
デンサ61が充電され、コンデンサ61の抵抗62側の
端子には信号S2が得られる。この信号S2がバッファ
66に入力されると、信号S2がバッファ66のスレッ
シュホールド電圧Vthのレベルになると高レベルにな
り、信号S3となる。そして、この信号S2はコンデン
サ62の容量、抵抗61の抵抗値で定まる時定数に応じ
て遅延された信号が得られる。 【0030】信号S4は高レベルと低レベルをくり返
し、その周期は水平同期信号の1/2の周波数で同期し
たものであり、フリップフロップ67の端子CK1には
供給されている。フリップフロップ67とフリップフロ
ップ68の端子RBに信号S3が供給されており、端子
Q1B、端子Q2Bはそれぞれ信号S5、S6が出力さ
れる。この信号S6と信号S3を入力とするラッチ回路
69の出力がバッファ70を通過し、信号S7が得られ
る。 【0031】電源投入直後では、信号S3は低レベルで
あり、このためフリップフロップ67、68はともにリ
セット状態にあり、信号S5及び信号S6はともに高レ
ベルである。このとき、ラッチ回路69は低レベルの信
号S3が入力されているため、ラッチ回路69の出力が
高レベルであり、信号S7が高レベルとなっている。 【0032】時間T1が経過した後、コンデンサ62へ
の充電によって信号S2がバッファ66のスレッシュホ
ールドレベルVthに達し信号S3が高レベルになる
と、フリップフロップ67,68のリセット状態が解除
される。ここで、ラッチ回路69では端子の信号S3が
高レベルになるがその出力は高レベルを維持する。 【0033】その後、フリップフロップ67の端子CK
1の入力である信号S4が高レベルになると、端子Q1
Bの出力である信号S5が低レベルになる。低レベルと
なった信号S5がフリップフロップ67の端子D1とフ
リップフロップ68の端子CK2に入力されている。こ
のとき、フリップフロップ68は端子CK2に立ち下が
りの信号として作用し、フリップフロップ68は反転し
ないためラッチ回路69の出力は変化しない。 【0034】その後、信号S4が低レベルから高レベル
に変化すると、フリップフロップ67が反転し、端子Q
1Bの出力である信号S5が低レベルから高レベルへと
変化する。この信号S5のレベルの変化によりフリップ
フロップ68の端子Q2の出力である信号S6が高レベ
ルから低レベルへと変化する。この低レベルの信号S6
がラッチ回路69に入力され、ラッチ回路69が反転
し、その出力である信号が低レベルになり、従ってバッ
ファ70の出力である信号S7が低レベルになる。 【0035】このようにして信号S7は電源投入直後か
ら高レベルである時間は、少なくとも上記時間T1と信
号S4の周期の期間である。 【0036】この信号S7は、シフトレジスタ42を構
成するDフリップフロップ65の端子Rにリセット信号
として入力されるため、この信号S7が高レベルの間シ
フトレジスタ42はリセット状態にあり、走査パルスが
出力されることはない。なお、信号S7が低レベルにな
った後、スタートパルスSPSが1段目のフリップフロ
ップ65に供給され、さらにクロックパルスCLSが供
給されると走査パルスが1段目のフリップフロップ65
の端子QBから発生し、行電極の走査が開始され、さら
にクロックパルスCLSの発生毎に2段目のフリップフ
ロップ、3段目のフリップフロップの順に後段の端子Q
Bから走査パルスが発生することとなる。 【0037】本実施形態においては、行電極駆動回路の
シフトレジスタを所定時間リセット状態にすることによ
り走査パルスの信号を低レベルに固定する例について説
明したが、高レベルに固定しても同様の効果が得られ
る。この他にシフトレジスタのセット入力を制御する方
法、例えばスタートパルスSPSの入力系にゲート回路
を設け、該ゲート回路を上記信号S7に応答して所定時
間経過前はオフ状態とし、所定時間経過後はオン状態と
するよう制御すること等、種々の方法がある。 【0038】 【発明の効果】本発明の表示装置の駆動回路によれば、
電源投入時の制御回路の動作が不安定な期間、行電極の
両端に接続される一対の行電極駆動回路の電位が同電圧
に固定されるため行電極間に大電流が流れることがなく
なる。この結果、電源回路が定常状態の電流容量しか持
っていなくても電圧ドロップ、電源回路のシャットダウ
ン、電源ICの破壊を防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本実施形態の表示装置の駆動回路を示すブロッ
クである。 【図2】図1の駆動回路を説明する各部の信号波形を示
すタイミングチャートである。 【図3】本実施形態の制御回路と行電極駆動回路の回路
図である。 【図4】図3の回路図の動作を説明する各部の波形を示
すタイミングチャートである。 【図5】表示パネルの等価回路を示す。 【図6】表示パネルの駆動のための従来の表示装置の駆
動回路のブロック図である。 【図7】表示パネルの駆動のための動作を説明する各部
の波形を示すタイミングチャートである。 【符号の説明】 41 行電極駆動回路 42 シフトレジスタ 43 バッファ 44 表示パネル 45 制御回路 46 電圧発生回路 47 列電極駆動回路 61 抵抗 62 コンデンサ 65 Dフリップフロップ 66 入カバッフア 67 フリップフロップ 68 フリップフロップ 69 ラッチ回路 70 出カバッフア OG 行電極 SPS スタートパルス CLS クロックパルス LowQ 制御信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−88(JP,A) 特開 平1−253798(JP,A) 特開 平6−27902(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/133 G09G 3/36

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 複数の行電極と複数の列電極の各交点の
    近傍にスイッチング素子を具備したマトリクス型液晶表
    示パネルと、前記行電極を選択状態にするための走査パ
    ルスを前記行電極の一方の端部より供給する第1の行電
    極駆動回路と、前記行電極を選択状態にするための前記
    走査パルスと同一の信号を前記行電極の他方の端部より
    供給する第2の行電極駆動回路と、前記走査パルスと同
    期して表示すべき絵素電極の表示内容に対応する信号を
    上記列電極に供給する列電極駆動回路を有する表示装置
    の駆動回路において、 電源投入時より所定時間に亙って、第1の行電極駆動回
    路と第2の行電極駆動回路から出力される上記走査パル
    スを同電位に固定する手段を具備したことを特徴とする
    表示装置の駆動回路。
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