JPH02296491A

JPH02296491A - 送受信システム

Info

Publication number: JPH02296491A
Application number: JP11618589A
Authority: JP
Inventors: Hidenori Hidaka; 日高　秀憲
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1989-05-11
Filing date: 1989-05-11
Publication date: 1990-12-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は送受信システムに係り、特に伝送ラインを通し
て送受信を行う送受信システムに関するものである。

〔従来の技術］近年ホームバスシステム（以下ＨＢＳという）が実施さ
れようとしている。このＨＢＳは所定の変調信号によっ
て変調された互いに異なる周波数のＩＩＩ送波が伝送ラ
インを通して伝送され、家庭内に設置された照明器具等
の被制御機器に対してこの変調信号を入力することによ
り、これを復調して所定の制御を行うシステムである。

〔発明が解決しようとする課題〕

このようなＨＢＳをオーディオ信号やビデオ信号等の情
報信号を送受信するシステムに通用したとき、例えば１
の場所にオーディオ信号を出力可能なオーディオ信号送
信装置を設置し、他の場所にこのオーディオ信号を受信
する受信装置を設置したシステムが考えられる。

ところが、前記オーディオ信号がステレオ信号であって
、受信装置がモノラル信号のみ受信可能な場合には、伝
送ラインを通して受信装置に入力されるオーディオ信号
はステレオ信号であるが、前記受信装置はその入力端子
が１つであるため、左又は右の一方のステレオ信号しか
受信することができない。

また、ｌの場所にテレビ信号が出力可能なテレビ信号送
信装置を設置し、他の場所にこのテレビ信号を受信する
受信装置（ＴＶ受像機）を設置したシステムを考えると
、前記テレビ信号がＨ，Ｄテレビ信号であり、受信装置
がＮＴＳＣ信号のみ受信可能な場合には、伝送ラインを
通して受信装置に入力されるテレビ信号はＨＤ子テレビ
号であるために、受信装置ではこのテレビ信号を受像す
ることができない。

よって本発明は、受信手段に対して該受信手段が受信可
能な情報信号を伝送ラインを通じて供給できるようにし
た送受信システムを提供することを課題としている。

〔課題を解決するための手段］上記課題を解決するため本発明により成された送受信シ
ステムは、第１図に示す如く、■の場所に設置された送
信手段よりの情報信号を伝送ラインを通して他の場所に
設置された受信手段２に入力し、これを受信するように
した送受信システムであって、前記他の場所に設置され
送信要求信号をコード化して伝送ラインに送出する送信
要求信号出力手段３と、前記１の場所に設置され前記送
信要求信号を受信して該信号をデコードするデコード手
段４と、前記デコード手段４よりの出力に応じた前記受
信装置が受信可能な情報信号を前記送信手段１より出力
させる情報信号出力制御手段５とを備えたことを特徴と
する。

〔作　用〕

上記構成において、送信要求信号出力手段３より送信要
求信号が出力され、該信号が伝送ラインｌを通してデコ
ード手段４に人力される。デコード手段４ではこの送信
要求信号をデコードし、情報信号出力制御手段５にデコ
ード出力を入力する。

該制御手段５はこの入力信号により送信手段に対して情
報信号を伝送ラインｌに出力する。このとき制御手段５
は送信手段１に対して受信手段２が受信可能な情報信号
を出力するように制御する。

前記送信要求信号は受信手段２が受信可能な情報信号を
識別するデータを含み、前記デコード手段４はこの識別
データをデコードし、制御手段５により送信手段１が前
記受信可能な情報信号を出力するように制御される。

また、送信要求信号は受信手段２を識別するデータを含
み、デコード手段４はこの識別データをデコードし、制
御手段５に入力する。該制御手段５はデコード出力によ
り送信手段１に対して受信手段２が受信可能な情報信号
を伝送ライン２に出力するように制御する。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第２図はオーディオ信号の送受信を行うシステムの実施
例を示し、同図において、部屋ＡにはＣＤ（コンパクト
ディスク）プレーヤ、テープデツキ、チューナなどの複
数の信号出力装置６が設置され、ファンクションスイッ
チＳＷ１によりその１つが選択される。該選択された信
号出力装置６の一つから出力される左右のステレオオー
ディオ信号ＳＬ　、Ｓ＊は、変調回路７Ｌ　、７．にそ
れぞれ入力され、互いに異なる周波数ｆ、、ｆ２の搬送
波をこのステレオオーディオ信号Ｓ、、ＳＲによって変
調する。

一方、前記ステレオオーディオ信号ＳＬ　　、ＳＲは、
加算回路８により加算されてモノラル信号Ｓイが出力さ
れる。該モノラル信号ＳＮは、変調回路７、に入力され
、上記周波数ｆｌ　、ｆｚとは異なる周波数ｆ、をこの
モノラル信号Ｓ、４によって変調する。

また、部屋Ａには信号出力装置６、ファンクションスイ
ッチＳＷ、及び変調回路７１，７Ｒｓ７Ｍを制御するコ
ントローラ９が設置されている。

上記部屋Ａとは異なる場所の部屋Ｂには、搬送波ｆ１　
、ｆｚを復調する復調回路１０Ｌ　　、Ｌｏｌｌが設け
られ、各復調回路１０Ｌ、ＩＯＲの復調信号、即ち前記
ステレオオーディオ信号ＳＬ　、Ｓ。

はアンプ１１Ｌ　、１１．Ｉに人力される。この各アン
プ１１Ｌ　、１１１１により増幅された信号は、対のス
ピーカＳＰＬ　、ＳＰ、に入力されてステレオ信号が放
射される。また、部屋Ｂにはコントローラ１２が設置さ
れている。

更に部屋Ｃには、搬送波「３を復調する復調回路１０．
４が設けられ、この復調信号、即ちモノラルオーディオ
信号ＳＭがアンプ１１．４に人力される。アンプ１１．
４によって増幅された信号は、１つのスピーカＳＰ、に
入力されてモノラル信号が放射される。また、部屋Ｃに
はコントローラー３が設置されている。

上記変調回路７Ｌ　、７．．７．より出力される変調さ
れた搬送波ｆｌｙ２＋ｆ：ｌは、同軸ケープルなどの伝
送ライン１１に出力され、該伝送ライン２Ｉを通して復
調回路１０ｔ　　、１０＊　　、ＩＯＭに人力される。

また、部屋Ｂ及びＣのコントローラー２及び１３より送
信要求信号がそれぞれ出力され、該信号は伝送ライン２
□を通して部屋Ａのコントローラ９に入力される。コン
トローラー２及び１３は、第３図に示すようにＣＰＵ１
４を備え、該ＣＰ［Ｊ１４には、出力装置選択スイッチ
ＳＷ２と送信スイッチＳＷ３とが接続されている。また
、部屋Ｂに設置されたコントローラー２のＣＰＵ１４の
内部メモリにはステレオ信号識別データが記憶され、部
屋Ｃのコントローラ１３のＣＰＵ１４の内部メモリには
モノラル信号識別データが記憶されている。一方、部屋
Ａに設置されたコントローラ９は第４図のようにＣＰＵ
１５を備え、前記コントローラ１２及び１３より出力さ
れる送信要求信号をデコードし、信号出力装置６、ファ
ンクションスイッチＳＷｌ及び変調回路７Ｌ　、７．．
７．に対して制御信号を出力する。

上記の構成において、ＣＰＵ１４及び１５が実行する仕
事を第５図フローチャートと共に説明する。

先ず、ＣＰＵ１４はその最初のステップＳ１において出
力装置選択スイッチＳＷ２が操作されたか否かを判定し
、操作されていて判定がＹＥＳのときはステップＳ２に
進み、ここでその選択された信号出力装置６を識別する
データと、内部メモＪに記憶されているステレオ又はモ
ノラル信号を識別するデータとをレジスタにセットする
。次にステップＳ３に進み、ここで送信スイッチＳＷ。

が操作されたか否かを判定する。判定がＹＥＳで操作さ
れていればステップＳ４に進み、ここで前記レジスタに
セントされた信号出力装置とステレオ／モノラルの識別
データとを含む送信要求信号を伝送ライン！２に出力す
る。

次に、ＣＰＵＩ　５の仕事について説明する。まず、ス
テップＳｌｌにおいて前記送信要求信号が入力されたか
否かを判定し、この判定の結果がＹＥＳで入力されてい
ればステップＳＬ２に進み、ここでこの送信要求信号を
デコードする。次に、ステップ３１．３において信号出
力装置を識別するデータに基づき、信号出力装置６とフ
ァンクションスイッチＳＷ１に対して制御信号を出力す
る。

該制御信号によって対応する信号出力装置６を１）＋作
させると共に、ファンクションスイッチＳＷをその信号
出力装置６から出力されるように切り換える。

続いて、ステップＳ１４に進み、。ここでステレオ／モ
ノラル識別データに基づく制御信号を変調回路７Ｌ　　
、’７１１　．７１１に対して出力する。該制御信号が
ステレオ信号を識別するデータであれば、変調回路７Ｌ
、７Ｒを駆動させ、信号出力装置６よりのステレオ信号
Ｓｔ、、Ｓ＊によって搬送波ｒ、ｆ２を変調して伝送ラ
イン！１にこの変調された搬送信号を出力する。これに
よって、部屋Ｂでは、復調回路１０Ｌ　、１０Ｒが搬送
信号ｆ、、ｆ。

を復調し、アンプＩＬＬ　　、１１１を通してスピーカ
ＳＰ、、ＳＰＲより前記出力装置６よりのステレオ信号
ＳＬ　、Ｓ、を聴取することができる。また、制御信号
がモノラル信号を識別するデータであれば、変調回路７
Ｍを駆動させ加算回路８よりのモノラル信号Ｓイによっ
て搬送波ｆ：ｌを変調して伝送ライン！１にこの変調さ
れた搬送信号を出力する。これによって、部屋Ｃでは、
復調回路１０．４が搬送信号ｆ３を復調し、アンプｌ１
Ｍを通してスピーカＳＰＭより前記加算回路８よりのモ
ノラル信号Ｓ、を聴取することができる。

次に、ＣＰ　Ｕ　１．４及び１５が行う他の仕事を第６
図フローチャートと共に説明する。なお、ＣＰＵ１４に
は、部屋Ｂ又はＣを識別するデータがその内部メモリに
それぞれ記憶されている。

まず、ＣＰＵ１４ではステップＳ２１において出力装置
選択スイッチＳＷ２が操作されたか否かを判定し、この
判定がＹＥＳで操作されていればステップＳ２２に進み
、ここでその選択された信号出力装置６を識別するデー
タと、内部メモリに記憶されている部屋Ｂ又はＣを識別
するデータとをレジスタにセットする。次に、ステップ
３２３において送信スイッチＳＷ３が操作されたか否か
を判定し、判定がＹＥＳで操作されていればステップＳ
２４に進み、ここで前記レジスタにセントされた信号出
力装置と部屋Ｂ／Ｃ識別データとを含む送信要求信号を
光透ライン１２に出力する。

次に、ＣＰＵ１５の仕事について説明する。先ず、ステ
ップ３３１において前記送信要求信号が入力されたか否
かを判定し、判定がＹＥＳで入力されていればステップ
Ｓ３２に進み、ここでこの送信要求信号をデコードする
。次に、ステップＳ３３において信号出力装置を識別す
るデータに基づき、信号出力装置６とファンクションス
イッチＳＷ１に対して制御信号を出力する。該制御信号
によって対応する信号出力装置６を動作させると共に、
ファンクションスイッチＳＷ１をその信号出力装置６か
ら出力されるように切り換える。続いて、ステップＳ３
４に進み、ここで部屋Ｂ／Ｃ識別データに基づく制御信
号を変調回路７Ｌ、７Ｒ＋７Ｍに対して出力する。

該制御信号が部屋Ｂ信号を識別するデータであれば、変
調回路７Ｌ、７１１を駆動させ、信号出力装置６よりの
ステレオ信号ＳＬ　、ＳＲによって搬送波ｆ＋、ｆｚを
変調して伝送ライン！１にこの変調された搬送信号を出
力する。これによって部屋Ｂでは、復調回路１０Ｌ、Ｉ
ＯＲが搬送信号ｆ１＋ｆ２を復調し、アンプＩＩＬ　　
、ＩＩＲを通してスピーカＳＰＬ　、ＳＰＲより前記出
力装置６よりのステレオ信号ＳＬ　　、ＳＲを聴取する
ことができる。

また、制御信号が部１ｃを識別するデータであれば、変
調回路７Ｍを駆動させ加算回路８よりのモノラル信号Ｓ
８によって搬送波ｆ、を変調して伝送ライン！！、１　
にこの変調された搬送信号を出力する。これによって部
屋Ｃでは、復調回路１０゜が搬送信号ｒ３を復調し、ア
ンプ１１．４を通してスピーカｓｐ、より前記加算回路
８よりのモノラル信号Ｓ、４を聴取することができる。

なお、上記各実施例において、コントローラ１２及び１
３よりそれぞれ出力される送信要求信号に部ＭＡを識別
するデータ、或いはコントローラ２を識別するデータを
含ませ、前記送信要求信号がオーディオ信号を送信する
部屋Ａのコントローラ９に対してのみ入力されて、これ
をデコードするようにしてもよい。

またモノラル信号Ｓイの搬送周波数ｆ３は、ステレオ信
号ＳＬ　、Ｓ、Ｉの搬送周波数ｆ、又はｆ２と同じであ
ってもよく、更に伝送ラインｐ、、、ｆｆ２を１本の伝
送ラインとし、該伝送ラインを通してオーディオ信号と
送信要求信号を伝送するようにしてもよい。

更に、ステレオ／モノラル信号の送信制御の他に、カラ
ーテレビと白黒テレビの送信制御、ハイファイオーディ
オ信号と電話信号の送信制御、ＮＴＳＣテレビ信号とＨ
Ｄ子テレビ号の送信制御等にも適用できる。例えばＮＴ
ＳＣ／ＨＤＴＶにおいて受信側がＮＴＳＣテレビ信号の
み受信できるテレビ受像機が設置されているとき、該受
信側より送信要求信号を出力すると、送信側ではＨＤ子
テレビ号をＮＴＳＣテレビ信号に変換して、該ＮＴＳＣ
テレビ信号を出力するようにする。

〔効　果］以上説明したように本発明によれば、受信手段が送信を
要求すると、該受信装置が受信可能な情報信号を送信手
段より伝送ラインを通して出力することができる。従っ
て、最適な受信を行うことができると共に、伝送ライン
の有効利用を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による受信システムの基本的な構成を示
す図、第２図は本発明による送受信システムの一実施例を示す
図、第３図は第２図中の部屋Ｂ及びＣにそれぞれ設置される
コントローラの構成例を示す図、第４図は第２図中の部
屋Ａに設置されるコントローラの構成例を示す図、第５図及び第６図は第３図及び第４図のＣＰＬＩがそれ
ぞれ実行する仕事を示すフローチャートの異なる例をそ
れぞれ示すフローチャート図である。１・・・送信手段、２・・・受信手段、３・・・送信要
求信号出力手段、４・・・デコード手段、５・・・情報
信号出力制御手段、６・・・信号出力装置、７Ｌ　　、
７Ｒ，７゜・・・変調回路、８・・・加算回路、９，１
２．１３・・・コントローラ、ＩＯＬ　　、１０ｇ　　
、ＩＯＭ・・・復調回路、１１Ｌ　　、１　ｌｘ　　、
Ｉ　Ｉｓ・・・アンプ、１４．１５・・・ＣＰＵ、、Ｌ
　　、Ｑｚ　　、　！、・・・伝送ライン、ＳＷ・・・
ファンクションスイッチＳＷ２・・・出力装置選択スイ
ッチ、ＳＷ、・・・送（、ｔスイッチ。第１　図ＣＰＬＮ４ＣＰＵ　１５第図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）１の場所に設置された送信手段よりの情報信号を
伝送ラインを通して他の場所に設置された受信手段に入
力し、これを受信するようにした送受信システムであっ
て、前記他の場所に設置され送信要求信号をコード化して伝
送ラインに送出する送信要求信号出力手段と、前記１の場所に設置され前記送信要求信号を受信して該
信号をデコードするデコード手段と、前記デコード手段
よりの出力に応じた前記受信装置で受信可能な情報信号
を前記送信手段より出力させる情報信号出力制御手段と
を備える、ことを特徴とする送受信システム。
（２）前記送信要求信号は前記受信手段が受信可能な情
報信号を識別するデータを含む、ことを特徴とする請求項（１）記載の送受信システム。
（３）前記送信要求信号は前記受信手段を識別するデー
タを含み、前記デコード手段によりデコードされた該デ
ータにより、前記情報信号出力制御手段は送信手段より
前記受信手段が受信可能な情報信号を出力するように制
御する、ことを特徴とする請求項（１）記載の送受信システム。