JPH02295730A - 化粧材料 - Google Patents

化粧材料

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Publication number
JPH02295730A
JPH02295730A JP1116897A JP11689789A JPH02295730A JP H02295730 A JPH02295730 A JP H02295730A JP 1116897 A JP1116897 A JP 1116897A JP 11689789 A JP11689789 A JP 11689789A JP H02295730 A JPH02295730 A JP H02295730A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
resin composition
base material
foaming
foaming agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1116897A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuru Nakakawara
満 中河原
Yoshiteru Horikawa
義晃 堀川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP1116897A priority Critical patent/JPH02295730A/ja
Publication of JPH02295730A publication Critical patent/JPH02295730A/ja
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  • Finishing Walls (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く産業上の利用分野〉 本発明は発泡剤を含む樹脂皮膜を形成した化粧材料に関
する. 更に詳しくは、かかる樹脂皮膜を通して不透明基材がぼ
んやりと透視でき、いわゆるモヘア謂を有する化粧材料
に関する. このような化粧材料は、壁紙、天井の表面材等の内装材
、あるいはアルバムの表紙等、任意の装飾材料として利
用できる. 〈従来技術〉 従来から発泡剤を含む印刷インキ、あるいは塗料は周知
である。発泡剤は熱により分解ガスを発生するアゾ系発
泡剤、熱により殻物質が破裂してガスが発生するマイク
ロカプセル型発泡剤等が知られている. かかる発泡剤を含む印刷インキ又は塗料は、適当な基材
上に印刷塗布した後、加熱して発泡させる.発泡により
生じたガスはインキ皮膜又は塗膜中に均一に流動分散し
て隆起させる.隆起したインキ皮膜又は塗膜は表面凹凸
で立体感に優れ、良好な風合を有するものである. く発明が解決しようとする課題〉 かかる発泡皮膜は、その内部に微細な空洞を有するため
、光はこの空洞で乱反射して、−Cに不透明かつ白色を
していた.着色顔料を混合すれば着色することはできる
が、透明化することはできない. このため、基材の有する模様等を透視することができず
、ましてモヘア調の模様を構成することもてきなかった
. そこで、本発明は、発泡剤を含む皮膜の立体感や風合を
維持したまま、基材をぼんやりと透視できて、モヘア調
を有する化粧材料を提供することを目的とする. く諜題を解決するための手段〉 この目的を達成するため、本発明は、不透明基材上に、
発泡時に殻が破裂せず、膨張するマイクロカプセル型発
泡剤を、全固型分中4重置%以下含む樹脂組成物の皮膜
を形成し、発泡させて成る化粧材料を提供する. 〈作用〉 本発明に係る皮膜は発泡剤を比較的少量含むもので、し
かもこの発泡剤は膨張するだけで破裂しないために、発
泡剤による空洞は均一には存在しない.肉眼で区別でき
ないほど微細ではあるが、空洞は部分的かつランダムに
存在し、このため、空洞の存在する部分で光は乱反射を
生じると共に、空洞の存在しない部分で基材まで透過す
る.基材は不透明で、光を反射するから、化粧材料全体
として、基材をぼんやりと透視でき、モヘア調となるの
である。
く実施例〉 本発明に係る基材は不透明のものである.透明の場合、
基材表面の模様を十分に生かすことができないからであ
る. 基材は任意の色で良く、黒色、金属色であっても良い.
白色であっても良いが、白色の場合には発泡剤を含む皮
膜の特性を生かすのが困難であるから、表面に凹凸、す
かし等を有するものが好ましい. 例えば、紙、不織布、プラスチックフィルムやシート等
に印刷インキを施したものが基材として使用できる.印
刷インキは絵柄状ではあっても良く、全面べ夕であって
も良い.絵柄としては石目、布目等の絵柄が好適である
.印刷はグラビア、オフセット、凸版、スクリーン等の
任意の方法で可能である. また着色した紙も使用できる。例えば炭酸カルシウム等
の体質顔料と共に着色顔料を塗工、カレンダー掛けした
紙、あるいは着色顔料を混抄した紙である.白色の紙も
使用できるが、表面に凹凸を有したり、内部にすかしを
有するものが好ましい. この基村上に樹脂組成物の皮膜を形成する.第1図は未
発泡の樹脂組成物の皮膜を形成した時の断面図で、(1
)は基材、(2)は樹脂組成物の皮膜を示している. 樹脂組成物は印刷インキ、塗料、ペーストのいずれであ
っても良い.印刷インキの場合はグラビア印刷、塗料の
場合はナイフコート、ロールコート、スクリーンコート
、リバースロールコート、ペーストの場合はスクリーン
コート、グラビアコート等の方法で皮膜(2)を形成で
きる.皮膜(2)は全面に形成することが望ましいが、
基材(1)の一部に形成しても良い.発泡による立体感
を得るため、未発泡の状態で50μ以上の厚みを有する
ことが望ましい.また部分的に透視可能とするため、2
00以下の厚みであることが必要である。
樹脂組成物は、全固型分中4重量%以下の発泡剤を含む
.部分的に透視可能とするためである。
また発泡による立体感を得るため、1重量%以上の発泡
剤を含むことが望ましい。
発泡剤はマイクロカプセル型のもので、加熱により膨張
はするが、殻は破裂しないものを使用する必要がある.
殻が破裂するとガスが発生し、皮膜(2)中を流動して
、透視可能な部分が失われるからである. このような発泡剤としてはポリ塩化ビニリデンとポリア
クリロニトリルの混合物を殻物質とし、イソブタン等の
熱膨張性物質を内含したマイクロカプセル型発泡剤が例
示でき、例えばイクスパンセル■製051−Duの名で
市販されている.樹脂組成物は、基材(1)と密着する
ため、樹脂バインダーを食有する.樹脂バインダーは透
明である必要がある.樹脂組成物が印刷インキ又は塗料
である場合には、樹脂バインダーとしてエチレンー酢酸
ビニル共重合体、ニトロセルロース等を使用することが
できる. 樹脂組成物がペーストである場合には、樹脂パイングー
として重合度700〜2000程度の塩化ビニル系樹脂
が好ましい.ポリ塩化ビニルの外、塩化ビニルと他のモ
ノマーの共重合体が使用できる.他のモノマーとしては
酢酸ビニル、ビニルプロビオネート、メチルメタクリレ
ート、プチルアクリレート、塩化ビニリデン等が例示で
きる.また樹脂組成物がペーストである場合、加熱ゲル
化するため可塑剤を混合する.例えばジオクチルフタレ
ートである. 樹脂組成物は、この外通当な溶剤又は希釈剤を混合して
印刷又は塗工可能とする。安定剤等を含んでも良い.着
色剤を混合しても良いが、透視可能な部分を得るため、
透明着色剤を用いるべきである.染料又は透明鉗料であ
る. 樹脂組成物の皮膜(2)を形成した後、加熱して発泡さ
せる.発泡剤の種類に応じ、140〜180’C,jO
秒〜1分加熱すれば良い.発砲後の樹脂組成物の皮膜(
2゛)は発砲前の皮膜(2)の1.5〜3倍に達する(
第2図). この皮膜(2゜)は部分的に発泡して空洞の形成された
部分と、発泡剤の存在しない部分を有するもので、その
配置はランダムかつ微細であり、肉眼によって両部分を
見分けることはできない.この結果基材(1)表面がぼ
んやりと透視でき、いわゆるモヘア調を呈するのである
本発明に係わる化粧材料は以上のようなものであるが、
この後、皮膜(2゛)を部分的にエンボスすることもで
きる.エンボスは一般に肉眼で見分けられる程度の大き
さに行われ、エンボスにより空洞がつぶれて透明化する
.例えば石目柄、布目柄等である.エンボスは200〜
250゜Cで10秒以下の湿度条件で行えば良い. なお、不透明基材(1)上に直接樹脂組成物の皮膜(2
)を形成する場合を例として説明したが、両者の間に透
明な材料が存在しても良いことは勿論である.例えば透
明なアンカーコート剤、透明なプラスチックフィルム等
である。
(試験例1) 布目柄を印刷した難燃祇を基材とし、これに下記樹脂組
成物を、ナイフコーティングにより厚さ0.1mm(d
ry)に塗布した. .lL組1区 発泡剤(051−DU)     4重量部(2.5χ
)ポリ塩化ビニルゾル 100重量部(64.1!)ジ
ブチルフタレート50重量部(32.1χ)安定剤  
      2重量部(1.32)希釈剤      
  10重量部 次いで、150゜C,30秒の条件で加熱発泡させた.
発泡皮膜は厚い部分が0.3mm, F4い部分が0.
25au+で、この皮膜を透して興趣あるモヘア調の布
目柄が透視できた. (試験例2) 抽象柄を印刷した難燃紙を基材とし、これに下記樹脂組
成物をナイフコーティングで厚さ0.15■一(dry
)に塗布した. 豊Um&l炙l 発泡剤(051−IIU)     7重量部(2.6
χ)ポリ塩化とニルゾル 100重量部(37.7χ)
ジオクチルフタレート60重量部(22.6X)安定剤
        3重量部(1.2χ)酸化チタン  
    15重量部(5.6χ)充填剤       
 841部(30.3χ)希釈剤        10
重景部 次いで150℃,40秒の条件で加熱発泡させた。
発泡皮膜は厚い部分が0.65msで、この皮膜を透し
て興趣あるモヘア調の抽象柄が透視できた。
〈効果〉 本発明によれば、立体感等の発泡皮膜の特徴を維持した
まま、基材表面をぼんやりと透視してモヘア調を有する
化粧材料が得られる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1回図は未発泡の樹脂
組成物の皮膜を基材に形成した時の断面図,第2図は発
泡後の断面図である. (1)・・・基材7

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)不透明基材上に、発泡時に殻が破裂せず、膨張す
    るマイクロカプセル型発泡剤を、全固型物中4重量%以
    下含む樹脂組成物の皮膜を形成し、発泡させて成る化粧
    材料。
JP1116897A 1989-05-10 1989-05-10 化粧材料 Pending JPH02295730A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1116897A JPH02295730A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 化粧材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1116897A JPH02295730A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 化粧材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH02295730A true JPH02295730A (ja) 1990-12-06

Family

ID=14698350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1116897A Pending JPH02295730A (ja) 1989-05-10 1989-05-10 化粧材料

Country Status (1)

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JP (1) JPH02295730A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518098U (ja) * 1991-08-12 1993-03-05 凸版印刷株式会社 電磁波シールド壁紙
US6352769B1 (en) 1997-05-30 2002-03-05 3M Innovative Properties Company Decorative sheet and process for producing the same

Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0518098U (ja) * 1991-08-12 1993-03-05 凸版印刷株式会社 電磁波シールド壁紙
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