JPH0229527A

JPH0229527A - フイルタ一体付き換気扇

Info

Publication number: JPH0229527A
Application number: JP63180508A
Authority: JP
Inventors: Hidetoshi Fukuoka; 秀俊福岡; Yoshihide Nakagawa; 義英中川
Original assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Current assignee: Sanyo Electric Co Ltd
Priority date: 1988-07-20
Filing date: 1988-07-20
Publication date: 1990-01-31

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は着脱自在のフィルター体を有する換気扇に関す
る。

（ｎ）従来の技術本発明に先行する技術として特公昭６３−８３７７号公
報に記載の換気扇がある。換気扇は、ファンと、このフ
ァンを駆動するモータと、このモータの起動停止を行う
本体スイッチと、この本体スイッチの大切とは無関係に
ガス器具を使用すると前記モータを起動させる連動装置
とを備え、前記モータと、前記本体スイッチとは接続器
を介して接続するとともに、この接続器を取りはずした
時には、ガス器具を使用して前記連動装置が作動しても
前記モータが電源から開放される構成にしたものである
。

換気扇の掃除中にガス器具が使用されると、電動機が駆
動されいしまい、危険である点を改善したものであるが
、接続器を掃除のたびに外すのは手間であると共に、通
常の換気扇（レンジフード）は着脱自在の前面カバーに
本体スイッチが取り付けられていることはなく、本体ス
イッチは常に本体ケースに装着されており、前面カバー
、フィルター体、を取りはずす構造であり、特にフィル
ター体は、汚れがひどく、定期的に掃除する必要がある
。

（拘発明が解決しようとする課題本発明は、フィルター体を取り外して掃除する時の安全
性を向上させた換気扇を提供することを技術的課題とす
るものである。

（：）課題を解決するための手段本発明は、換気扇本体の吸気口を被う着脱自在のフィル
ター体を有するものに於て、換気扇本体にフィルター体
を保持する係止溝部を形成し、係止溝部内にフィルター
体の挿入端を押圧する弓状弾性体を装着し、弓状弾性体
にて被われた係止溝部部分に、換気扇本体の電動機への
給電をフィルター体の取り外しにて遮断する安全スイッ
チ体を装着して換気扇を形成することで、課題を解決す
るものである。

（ネ）作　用本発明は、フィルター体を取り外すとスイッチ体が動作
して、電動機への給電を遮断する。スイッチ体は、フィ
ルター体を係止溝部にガタッキなく保持する弓状弾性体
にて被われており、フィルター体の付着した油煙がスイ
ッチ体に付着するのを防止している。

（へ）実施例図はレンジ用換気扇１におけるフィルター体２を例とし
て構成を具体化したものである。

第５図はレンジ用換気扇１の枠体２より前パネル３を外
した状態の断面図である。換気扇１は前面及び下面が開
口した箱状枠体２を有し、枠体２内の後部には送風羽根
４と電動機５とファンケースとからなる送風装置７を装
着している。送風装置７の吸込口８は枠体２内に面し、
排出口９は枠体２上壁に形成している。排出口（９）を
被う如く、枠体２上壁には排気ダクト１０を接続する排
気接続箱体１１が装着される。枠体２上壁前部には吸気
箱体１２を装着する副吸込口１３を形成している。吸気
箱体１２の前面開口及び枠体２の前面開口は着脱自在の
前パネル３にて閉ざされ、前パネル３の上部には主吸込
口１４を形成している。

枠体２の前下部には、枠体２の両側壁前下部の内側への
たわみを規制し、枠体２の補強となる後部１５を形成し
、後部１５にはスイッチケース１６が固定される。後部
１５の前面部分には、電動機５の停動速度制御を行うス
イッチ１７を装着している。

枠体２の下面開口は、レンジからの油煙を吸い込む主吸
込口２９で、フィルター体１８が着脱自在に装着される
。枠体２の主吸込口２９．の後縁部と前縁部に係止溝部
１９．２０を形成し、フィルター体１８の前縁部を係止
溝部１９に挿入した後、係止溝部２０にフィルター体１
８の後縁部を挿入係止するようにスライドさせて、フィ
ルター体１８を枠体２の主吸込口２９に装着する。従っ
て、係止溝部１９は、フィルター体１８の後縁部を係止
溝部２０に係止する係合深さだけ、深く形成する必要が
ある。係止溝部１９には、係止したフィルター体１８を
係止溝部２０に向い押圧する弓状弾性体２１を装着して
いる。弓状弾性体２１にてフィルター体１８が押圧され
ることで、フィルター体１８は、ガタッキなく係止溝部
１９．２０に係止される。フィルター体１８を取り外す
時はフィルター体１８の把手２２を持って係止溝部１９
方向に弓状弾性体２１に抗してスライドさせ、係止溝部
２０とフィルター体１８との係合を外して行なう、弓状
弾性体２１は、係止溝部１９の幅と略等しく形成し、弓
状弾性体２１と係止溝部１９の奥壁にて囲まれた部分に
、安全スイッチ体２３の取付部を形成している。

安全スイッチ体２３の操作ボタン２４は、第４図に示す
如く、寸法Ｃのストロークを有し、弓状弾性体２１のフ
ィルター体１８による変形にて操作される。安全スイッ
チ体２３は操作ボタン２４が押圧操作されると導通され
、第１図及び第２図に示すフィルター体１８が取り付け
られた状態では、押圧操作され、操作ボタン２４の突出
量は寸法すとなる。フィルター体１８が装着される時及
び取り外される時は、前述した如く、フィルター体１８
がより係止溝部１９に押し込まれることで、操作ボタン
２４の突出量は寸法Ｃとなる。この寸法すと寸法Ｃの差
（ｂ−ｃ）が係止溝部２０とフィルター体１８との係合
深さとなる。フィルター体１８を取り外した時は第３図
と第４図の状態となり、安全スイッチ体２３は遮断され
る。安全スイッチ体２３は弓状弾性体２１にて被って、
係止消部１９内に装着したことで、安全スイッチ体２３
への油煙の付着が防止され、動作不良による安全スイッ
チ体２３の機能が損なわれることがない。

安全スイッチ体２３は、第６図の電気回路に示す如く、
商用電源２５からの給電線に接続され、安全スイッチ体
２３が遮断されていると、電動機５はスイッチ１７がど
のような状態にあっても回転駆動されることはない。第
６［２１に示す如く、ガス器具２６の使用に連動して投
入される連動スイッチ２７にて、リレー２８が作動して
、スイッチ１７の状態に関係なく、電動機５が高速で運
転されるガス器具連動装置を有する換気扇１においては
、特に有用なものである。

安全スイッチ体２３を装着する係止溝部１つをスイッチ
ケース１６に形成したことで、電気配線が円滑に行なえ
る。係止溝部１９が係止溝部２０より高い位置にあり、
フィルター体１８が斜めに支持されることで、安全スイ
ッチ体２３への油煙の付着がより防止される。

（ト）発明の効果本発明はフィルター体を外した状態では、電動機が回転
されることがなく、安全に掃除が行なえると共に、フィ
ルター体を取り付けずに使用されることがないので、送
風羽根等が油煙にて汚れることが防止される。

また、係止溝部内に安全スイッチ体を装着して弓状弾性
体にて被ったことで、安全スイッチ体への油煙の付着が
防止され、安全スイッチ体の動作不良が減少し、安全性
が向上する。

【図面の簡単な説明】

図は本発明を示し、第１図はフィルター体装着状態の要
部平断面図、第２図は同要部側断面図、第３図はフィル
ター体を外した状態の要部平断面図、第４図は同要部側
断面図、第５図は側断面図、第６図は電気回路図である
。１・・・換気扇、２・・・枠体（換気扇本体）、５・・
・電動機、１８・・・フィルター体、１９．２０・・・
係止溝部、２１・・・弓状弾性体、２３・・・安全スイ
ッチ体。

Claims

【特許請求の範囲】

１、換気扇本体の吸気口を被う着脱自在のフィルター体
を有するものに於て、換気扇本体にフィルター体を保持
する係止溝部を形成し、係止溝部内にフィルター体の挿
入端を押圧する弓状弾性体を装着し、弓状弾性体にて被
われた係止溝部部分に、換気扇本体の電動機への給電を
フィルター体の取り外しにて遮断する安全スイッチ体を
装着してなるフィルター体付き換気扇。