JPH02293146A - 化粧シートとその製造方法 - Google Patents

化粧シートとその製造方法

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JPH02293146A
JPH02293146A JP11378389A JP11378389A JPH02293146A JP H02293146 A JPH02293146 A JP H02293146A JP 11378389 A JP11378389 A JP 11378389A JP 11378389 A JP11378389 A JP 11378389A JP H02293146 A JPH02293146 A JP H02293146A
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弘 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、壁装材、家具、什器、エレベーター内装材な
どとして利用できる金属調の化粧シートとその製造方法
に関する。
[従来の技術] 従来この種の金属調の化粧シートに、夫々模様が施され
た多種類のシートを積層して多層化することで意匠効果
を発揮させるよう構成されたものがある。
[発明が解決しようとする課題] しかし、このような多層化することで構成される従来の
金属調の化粧シートでは、印刷での見当合せや、貼合せ
での見当合せが複雑となり、製造が容易でなく、また、
完成された化粧シートも金属面に単調なヘアライン加工
が施される等深味のあるものでないなど利用面で十分な
意匠効果が必ずしも得られない。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決するため
に発明されたもので、製造簡単にして、深みと立体感の
ある金属調の化粧シートとその製造方法を提供すること
を目的とするものである。
[課題を解決するための手段] 上記問題点を解決するための本発明の構成を実施例に対
応する第1図、第2図を参照して説明する。
すなわち、本発明の化粧シートは、基材フィルム(1)
に金属層(2)が設けらわ、かつ、その表面にエンボス
(3)が施されてなる反射用金属層シート部材(4)と
、表面にエンボス(8)が施された透明フィルム(5)
の下面に意匠層(12)が印刷されてなる意匠層シート
部材(9)とが、その意匠層と金属層とを対向状態とし
てトライラミネート用接着剤(10)を介して積層状態
に接合されて構成されたことを特徴としている。
また、本発明の化粧シートの製造方法は、基材フィルム
(1)の表面に真空蒸着などの手段で金属層(2)を設
けると共にエンボス(3)を施して一のシート部材たる
反射用金属層シート部材(4)を形成し、他方、透明フ
ィルム(5)に意匠層(12)を印刷すると共にエンボ
ス(8)を施して他のシート部材たる意匠層シート部材
(9)を形成し、上記反射用金属層シート部材(4)の
表面にドライラミネート用接着剤(10)を塗布し、そ
の上に上記意匠層シート部材(9)をa置し積層状態で
接合することを特徴としている。
[作 用] このように構成される化粧シート(11)は、反射用金
属層シート部材(4)の表面に接着剤(10)を塗布し
て意匠層シート部材(9)を接合するだけで製造を終え
るから、能率的に大量生産ができる。そして、この化粧
シート(11)を、たとえば、壁内装材として利用する
ときには、反射用金属層シート部材(4)が受けた光は
その表面のエンボス(3》を意匠層シート部材(9)の
透明フィルム(5)から、意匠層(12)を通して反射
し、さらに、怠匠層シート部材(9)の表面に施される
エンボス(8)は、つや消しとして作用し、深味のある
金属調の化粧シートが得られる。
また、表面のエンボス(8)と内部のエンボス(3)を
形成した後に、ドライラミネート方式により反射用金属
層シート部材(4)と意匠層シート部材(9)を接合さ
せるようにしたので、両エンボスが消えるということが
ない。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳述する。
第1図は本発明の化粧シートを概念的に表わす断面図,
第2図は同上化粧シートを概念的に表わす分解斜視図で
ある。
図示するように、この実施例の化粧シート(11)は、
一のシート部材たる反射用金属シート部材(4)と、他
のシート部材たる意匠層シート部材(9)とがドライラ
ミネート接着剤(10)を介して積層状態に接合されて
構成されている。
反射用金属層シート部材(4)は、具体的には、基材フ
ィルム(1)の表面に金属層(2》が層設され、さらに
、その表面にはエンボス(3)により凹凸模様が施され
ている。
填材フィルム(1)として、この実施例では25μポリ
エステルフィルムが採用されているが、他の合成樹詣フ
ィルムや無機質フィルム、壁紙等を使用することもある
また、この実施例では、金属層(2)としてはアルミニ
ウム蒸着膜が採用されているが、他の金属膜を採用する
こともある。層設方法としては蒸着法を採用しているが
、金属を箔状にして裏打することもある. エンボス《3》は、この実施例では絹目のエンボスで、
その深さは40μ、粗さは二丁樋綱目から型取りしたミ
ル方式によるもので、1−閣の中に3本の糸が縦・横方
向に織られた形状のものである。このエンボス(3)に
代えて、プリント加工(よる印刷模様を施すことも可能
である。
意匠層シート部材(9)は、透明フィルム(5)に不透
明インキ層(6)と半透明インキ層《7》と透明インキ
層(13)とが重層して印刷されてなる意匠層(12)
を有し、かつ、その表面にエンボス(8)が施されてい
る。なお、上記意匠層(12)は、半透明インキ層(7
)と不透層インキ層(6)、又はそのいずわが一つの層
により形成しても良い。
ト記透明フィルム(5)は、この実施例では、120μ
半硬質の透明pvcフィルムが採用され、これに51I
1ピッチの砂目柄で右45度上りの印刷をメジューム1
00に対し黒1,黄3、赤1で先ず行い、次に左45度
上りの砂目柄の5+amピッチのものをメジューム10
0に対し、黒2、黄5、赤4で印刷し、最後に、メジュ
ーム100に対し白100のインキで縦方向に幅5mm
ピッチでべ夕謂のものを印刷しているが、表面のエンボ
ス(8)加工は、その印刷後の透明PvCフィルムを上
記反射用金属層シート部材(4》に貼合せた後、又は、
貼合せる前に、その上から粗さ25メッシュの砂を用い
た砂l]柄で深さ30μのエンボス模様を施した。しか
し、このエンボスの施[は省略することもある。
接着削(10)としては、この実施例では、通常のドラ
イラミネート川の2′tiタイプのウレタン接着剤を採
用し、これを反射用金属シート部材(4)のアルミ蒸着
ポリエステルフイルムの表面に20μ塗布し、乾燥後、
意匠層シート部材(9)を貼合せるものである。換言す
れば、いわゆる熱ラミで貼合せるのでなくトライラミネ
ートで貼合せるものである。
[発明の効果] 以L、要するに、本発明によれば、下記の通りの優ねた
効果を発揮する。
先ず、反射用金属層が意匠層の奥にあるため、意匠層の
透明又は着色透明模様に金属調としての深味が出る。そ
の際エンホス加工が施してあるために、光が乱反射して
見る角度によって意匠層の印刷柄が変化して見える。
また、反射用金属層の輝度は普通のガラス等に比べ高い
ため、全反射するとまばゆく見えるが半透明インキ層又
は不透明インキ層でその反射を押え込むことができて反
射する部分との対比が強くなって深味や立体感が表現で
きる。
さらに、いわゆる熱ラミで貼合せると反射用金属層のエ
ンボスが熱によって戻ってしまうが、本発明のドライラ
ミネート式の接着剤による貼合せをすれば、上記エンボ
スがそのままの姿態で残してくれる。
さらにまた、反射用金属層シート部材と意匠層シート部
材との貼合せ後、又は貼合せる前に、その意匠層の表面
にエンボス加工を施してあることから、半透明インキ層
又は不透明インキ層の上方は、意匠層の表面のエンボス
が見えて、その他の部分は奥の反射用金属層のエンボス
と意匠層のエンボスとがミックスされて見えて、二種類
のエウボスが一つの平面上に表われ、深みのある金属調
の化粧シートが得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の化粧シートを概念的に表わす断而図
、第2図は、同上化粧シートを概念的に表わす分解斜視
図である。 1−・・基材フィルム、2・・・金属層、3・・・エン
ボス、4・・・反射用金属層シート部材、5・・・透明
フィルム、6・・・不透明インキ層、7・・・半透明イ
ンキ層、8・・・エンボス、9・・・,位匠層シート部
材、10・・・接着剤、1 1−・・化粧シート、1 
2 −・・意匠層。 特許出願人  シーアイ化成株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材フィルムに金属層が設けられ、かつ、その表
    面にエンボスが施されてなる反射用金属層シート部材と
    、表面にエンボスが施された透明フィルムの下面に意匠
    層が印刷されてなる意匠層シート部材とが、その意匠層
    と金属層とを対向状態としてドライラミネート用接着剤
    を介して積層状態に接合されて構成されたことを特徴と
    する化粧シート。
  2. (2)基材フィルムの表面に真空蒸着などの手段で金属
    層を設けると共にエンボスを施して一のシート部材たる
    反射用金属層シート部材を形成し、他方、透明フィルム
    に意匠層を印刷すると共にエンボスを施して他のシート
    部材たる意匠層シート部材を形成し、上記反射用金属層
    シート部材の表面にドライラミネート用接着剤を塗布し
    、その上に上記意匠層シート部材を載置し積層状態で接
    合することを特徴とする化粧シートの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05177787A (ja) * 1991-12-27 1993-07-20 Bando Chem Ind Ltd 積層シートとその製造方法
JP2008302500A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Nakai Kogyo Kk 可変色彩図柄印刷物及び図柄の形成方法
WO2013150904A1 (ja) * 2012-04-02 2013-10-10 シーアイ化成株式会社 化粧シート

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JP2013212639A (ja) * 2012-04-02 2013-10-17 C I Kasei Co Ltd 化粧シート

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