JPH0229218A - 蒸煮炊飯装置における穀類処理装置 - Google Patents

蒸煮炊飯装置における穀類処理装置

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JPH0229218A
JPH0229218A JP63178253A JP17825388A JPH0229218A JP H0229218 A JPH0229218 A JP H0229218A JP 63178253 A JP63178253 A JP 63178253A JP 17825388 A JP17825388 A JP 17825388A JP H0229218 A JPH0229218 A JP H0229218A
Authority
JP
Japan
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steam
rice
conveyor
boiling
steaming
Prior art date
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Pending
Application number
JP63178253A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Sugimura
剛 杉村
Kenji Hori
賢治 堀
Tatsumi Ono
大野 辰美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki Food Engineering KK
HORIKEN KK
Original Assignee
Iseki Food Engineering KK
HORIKEN KK
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Publication date
Application filed by Iseki Food Engineering KK, HORIKEN KK filed Critical Iseki Food Engineering KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、蒸煮工程・浸漬工程を経て炊飯する構成と
した蒸煮炊飯装置における穀類処理装置に関する。
(従来の技術) 蒸煮工程・浸漬工程を経て炊飯する蒸煮炊飯装置として
、特開昭60−12945号公報がある。
(この発明が解決しようとする問題点)前記公報で開示
された手段では、連続して炊飯を行なうことができるの
で炊飯作業の高能率化を図れる。然しながら、そのよう
な炊飯構成のものではご飯を長時間保存できない。その
ために、生産量の調整が粟しいので、例えば供給過多の
ために残飯を生じたり、あるいは供給不足により需要に
対応できない場合がある。
(問題点を解決するための手段) この発明は、ご飯を長時間保存可能な蒸煮炊飯装置を提
供するものであって、っぎのような技術的手段を講じた
即ち、蒸煮工程・浸漬工程を経て炊飯する構成とした蒸
煮炊飯装置において、該浸漬工程の前工程における蒸煮
袋h¥ 14を高温で蒸煮する構成としてなる蒸煮炊飯
装置における穀類処理装置の構成とする。
(作用) あらかじめ浸漬された穀類は、蒸煮]−稈・浸漬工程を
経て炊飯される。そして、この炊飯作業において、穀類
は圧力容器1に内装している蒸煮工程で高温で加熱され
る。
(効果) 吸水工程の前工程における蒸煮装置を圧カ容器1に内装
して設けたものであるから、耐熱性菌を加熱殺菌するこ
とができご飯の保存性が向−1−する。
(実施例) 以下、この発明の第1実施例を図面に基づいて具体的に
説明する。
まず、その構成について説明すると、蒸煮炊飯装置2は
第1蒸煮工程Aと第2蒸煮工程Bと浸漬工程Cと第3蒸
煮工稈りとを備えている。そして。
該第1蒸煮工程Aは9!類が漏下しない程度の蒸気通過
孔を有し矢印方向に回転し、且つ変速可能に設けたメツ
シュ型のコンベア3と、該コンベア3の穀類搬送面イの
下方に位置するとともに搬送方向に複数個(実施例では
12室)設けた蒸気室4とを備えている。そして、夫々
の蒸気室4には下面に所定間隔置きに蒸気排出孔5を有
する蒸気管6を穀類の搬送方向に対して横方向に設置し
ている。
そして、コンベア3の搬送始端部に」−下面端面を開放
した中空形状のケースで構成されている穀類収納タンク
7と、この穀類収納タング7の前壁外面に上下方向に位
置調節可能な調節弁8とを備えた穀類貯留具9を設けて
いる。なお、該穀類収納タンク7の下端部に落下量を調
節可能な調節手段(例えば、シャッタや繰出しバルブ等
)を設けてもよい。そして、該穀類収納タンク7の上面
には、中央部に前処理1−程である浸漬装置(図示せず
)で浸漬された穀類を穀類収納タンク内に案内する案内
筒10を有する蓋11を開閉自在に設けている。前記コ
ンベア3の搬送始端部と中間部と移送終端部には、回転
軸とこの回転軸の外局面に放射状で、かつ穀類の搬送方
向に対して横方向に所定間隔おきに配設し矢印方向に回
転時に穀類搬送面口の近くを通過するバーとを有する回
転体12を設けている。また、前記夫々蒸気管6は側面
視において下方を開放した山形状の蒸気管カバー13に
よって1一部および前後部を囲まれているとともに、一
端部を蒸気案内管(図示せず)を介して蒸気清浄器(図
示せず)及び蒸気発生装置(図示せず)と連通可能に設
けている。そして、該第1蒸煮工程Aにおいて、蒸煮案
内管を介して蒸気管6に供給される蒸気は約100℃の
飽和蒸気である。
第2蒸煮工程Bは圧力容器1とこの圧力容器1に内装し
た蒸煮装置14とを備えている。そして。
該圧力界vt1は中空で円筒形状の胴部15と、この胴
部15の前後両端部を開閉可能に着脱自在に設けたM2
S、17とを備えている。なお、圧力容器1の外面に又
は二重構造にして両壁の中間部に断熱材を設ければ保温
性が高まり蒸煮効率の向りを図れる。また、蒸煮装置1
4は穀類が漏下しない程度の蒸気道通孔(図示せず)を
有し矢印方向に回転し、目、つ変速可能に設けたメツシ
ュ型のコンベア18と、該コンベア18の穀類搬送面口
の下方に位置するとともに搬送方向に複数個(実施例で
は7室)設けた蒸気室19とを備えている。
そして、夫々の蒸気室19には下面に所定間隔おきに蒸
気排出孔20を有する蒸気管21を搬送方向に対して横
方向に設置している。また、蒸気室内では、夫々の蒸気
管21は側面視において下方を開放した山形状の蒸気管
カバー22で−H部及び前後部を囲まれている。なお、
該蒸気管17は一端部を蒸気室19の外方に位置し、そ
してこの管端部を圧力容器内に設けた蒸気案内管23に
連通している。なお、該蒸気案内管23は他端部を圧力
容器外に延設するとともに、蒸気清浄器(図示せず)及
び蒸気発生装置(図示せず)と連通可能に設けている。
24は蒸気案内管23と連通可能に設けた気水混合器、
25.26は蒸気案内管23に設けたmmバルブ、27
は蒸気案内管23と気水混合器24との間に設けた電磁
バルブである。
そして、蒸気発生装置から蒸気管21に供給される蒸気
圧は所定範囲(実施例では、ゲージ圧力約0.0kg/
aiから約1.8kg/aiの間であるがこれに限定さ
れるものでない)で選択可能に設けている。
前記圧力容器1の胴部15の底壁−側部にドレン排出口
28を開閉可能なシャッタ29を設け、また、コンベア
18の穀類搬送終端側における胴部11の」−壁には蒸
気排出口30を開閉可能なシャッタ31を設け、また、
」;壁に内圧を検出可能な圧力センサ32を着脱自在に
取付けている。そして、前記シャッタ29は圧力容器1
の外壁に設けた取付具33に着脱自在に設けているソレ
ノイド34でもって作動し、シャッタ31は圧力容器1
の外壁に設けた取付具35に着脱自在に設けているソレ
ノイド36でもって作動する構成としている。なお、該
ソレノイド36は圧力センサ32から出力された圧力情
報を入力し設定値と比咬演算するマイクロコンピュータ
(図示せず)からの指令信号によって作動する構成であ
る。即ち、ソレノイド36は圧力容器内の圧力が設定圧
力範囲内にあるべくシャッタ31を開閉する構成として
いる。また、ソレノイド34は手動でもって励磁、非励
磁の何れを選択可能に構成しているが、圧力容器内に貯
留している水を検出可能な水検出センサ(図示せず)を
設け、この水検出センサから出力された信号を受信した
マイクロコンピュータがソレノイド34に作動指令信号
を出力する構成としてもよい。
37は回転可能に設けた回転軸と、この回転軸の外周面
に放射状で、11つ搬送方向に対して横方向に所定間隔
おきに配設し矢印方向の回転時に穀類搬送面上の近くを
通過するバーとを有する回転体であって、コンベア18
の搬送始端部と中間部と搬送終端部を設けている。
38は上下両端面を開放し中間部を円筒状に形成した繰
出しケース39と、この円筒形状部に外周面の略3等配
位置に繰出し凹部40を設けて回転可能に構成してなる
ロッカバルブ41とを有する穀類繰出装置である。そし
て、該繰出しケース39のh端面には、下部に調節弁4
2を備え、ヒ端開[1部を前記コンベア3の搬送終端に
のぞませてなる中空形状の穀類タンク43を着脱自在に
設け、繰出しケース39の下端面には、下端が圧力容器
内に侵入し、且つコンベア3の穀類搬送面上に位置して
なる穀類案内筒44を着脱自在に取付けている。そして
、該穀類案内筒44の穀類搬送側における外壁部に上下
方向に位置′1JA5!i可能な調節弁45を設けてい
る。
つぎに、浸漬工程Cは搬送終端部に上り傾斜面を形成し
て水切り部を設けた正断面視U字形状の貯水タンク46
と、矢印方向に回転し、且つ変速調節可能に設けた無端
帯47に所定間隔おきで、且つ貯水タンク内では下端面
及び左右両側端面が貯水タンク46の下壁内面及び左右
側壁の内面に近接する正面視短形状の穀類押し板48を
設けてなる浸漬穀類搬送装置49とを備えている。そし
て、該貯水タンク46の左右外側には夫々保温タンク5
0を設けるとともに、この保温タンク50と貯水タンク
46とを前水タンク46の左右側壁51.52に設けた
連通孔53を介して連通可能に設けている。したがって
、保温タンク50に供給した湯(実施例では約85℃)
は連通孔53を介して貯水タンク46に流通する。なお
、保温タンク内に水位センサ54と水温検出センサ55
を設けており、そして該水位センサ55が所定以下の水
位であると検出すると所定水位まで所定の温度(例えば
、約85℃)の温水を供給し、また、水温検出センサ5
5は貯水温度を所定温度(実施例では約85℃)以下で
あると検出すると約100℃の蒸気を貯水タンク46及
び保温タンク50の底壁外面に設けたタンク蒸気室56
に供給する構成としている。
前記第2蒸煮工程Bから浸漬工程Cに穀類を供給する手
段はつぎのように構成している。すなわち、円筒状に形
成し、かつ外周面の略3等配位置に繰出し四部57を設
は回転可能に構成してなるロッカバルブ58を内装した
繰出しケース59と、筒状に形成して上端開口部を前記
コンベア18の搬送終端部下方に位置するとともに下端
部を前記繰出しケース59の−1一端部に着脱自在に取
付けてなるヒ部案内[60と、1一端部を繰出しケース
59の下端部に着脱自在に取付けるとともに下端部を前
記貯水タンク46の供給始端部にのぞませてなる下部案
内筒61とを設けている。なお、−1−布案内筒60に
は回転可能に設は且つ上下方向において千鳥状に配設し
た送り羽根を有する送り体62を内装している。そして
、ロッカバルブ41、穀類案内筒44、圧力容器1.上
部案内筒60およびロッカバルブ58に至る穀類通路の
空間部を略密閉状に構成している。
つぎに、第3蒸煮工稈りは穀類が漏下しない稈度の蒸気
通過孔(図示せず)を有し矢印方向に回転する変速調節
可能なメツシュ型のコンベア63と、該コンベア63の
穀類搬送面ハの下方に位置するとともに搬送方向に複数
個(実施例では8室)設けた蒸気室64とを備えている
。そして、夫々の蒸気室64には下面に所定間隔おきに
蒸気排出孔65を有する蒸気管66を搬送方向に対して
横方向に設置している。また、夫々の蒸気管66は側面
視において下方を開放した山形状の蒸気管カバー67に
よって上部およびrIjl後部を囲まれている。なお、
該蒸気管66は一端部を蒸気案内管(図示せず)を介し
て蒸気清浄器(図示せず)及び蒸気発生装置(図示せず
)と連通可能に設けている。そして、該蒸気発生装置か
ら蒸気案内管を介して蒸気管66に供給される蒸気は約
100℃の飽和蒸気である。そして、コンベア63の穀
類搬送面ハの搬送始端部と中間部と搬送終端部には矢印
方向に回転可能に設けた回転軸と、この回転軸の外周面
に放射状で、且つ搬送方向に対して横方向に所定間隔お
きに配設し回転時に穀類搬送面ハの近くを通過するパー
とを有する回転体68を設けている。
なお、該コンベア63と前記貯水タンク46との間には
、搬送始端部を前記貯水タンク46の案内終端に接近し
搬送終端部を前記コンベア63の搬送始端部に接近し矢
印方向に回転可能なコンベア69を設けている。そして
、該コンベア63は搬送する間に穀類から水切り可能に
メツシュ型に構成しているとともに、穀類搬送面二の下
方に落下する水を集めて所定位1i11ffi(例えば
、排水部)に案内可能な水案内樋70を設けている。
71は前記コンベア63から排出されたご飯を計量、充
填、包装等の次工程に搬送するコンベアである。なお、
蒸煮工程から後処理工程である包装工程までクリーンル
ーム(無菌室)で作業を行なう構成がのぞましいが、浸
漬処理作業等の前処理]−程をも含めてもよい。
つぎに、第5図に示す第2実施例について説明する。な
お、図中の符号は第1実施例と共用している。
まず、その構成について説明すると、蒸煮炊飯装置2は
第1蒸煮工程Aと第2蒸煮工程Bと浸漬工程Cと第3蒸
煮工程りとを備えている。そして、該第1蒸煮工程Aは
穀類が漏下しない程度の蒸気通過孔を有し矢印方向に回
転し、Rつ変速可能に設けたメツシュ型のコンベア3と
、該コンベア3の穀類搬送面イの下方に位置するととも
に搬送方向に複数個(実施例では12室)設けた蒸気室
4とを備えている。そして、夫々の蒸気室4には下面に
所定間隔置きに蒸気排出孔5を有する蒸気管6を穀類の
搬送方向に対して横方向に設置している。
そして、コンベア3の搬送始端部に」;下面端面を開放
した中空形状のケースで構成されている穀類収納タンク
7と、この穀類収納タンク7の前壁外面に上下方向に位
置調節可能なin弁8とを備えた穀類貯留具9を設けて
いる。なお、該穀類収納タンク7の下端部に落下量を調
節可能な調節手段(例えば、シャッタや繰出しバルブ等
)を設けてもよい、そして、該穀類収納タンク7の1−
面には、中央部に前処理工程である浸漬装置(図示せず
)で浸漬された穀類を穀類収納タンク内に案内する案内
筒10を有する蓋11を開閉自在に設けている。前記コ
ンベア3の搬送始端部と中間部と移送終端部には、回転
軸とこの回転軸の外周面に放射状で、かつ穀類の搬送方
向に対して横方向に所定間隔おきに配設し矢印方向に回
転時に穀類搬送面イの近くを通過するバーとを有する回
転体12を設けている。また、前記夫々蒸気管6は側面
視において下方を開放した山形状の蒸気管カバー13に
よって上部および前後部を囲まれているとともに、一端
部を蒸気案内管(図示せず)を介して蒸気清浄器(図示
せず)及び蒸気発生装置(図示せず)と連通可能に設け
ている。そして、該第1蒸煮工程Aにおいて、蒸煮案内
管を介して蒸気管6に供給される蒸気は約100℃の飽
和蒸気である。
第2蒸煮工程Bは圧力容器1とこの圧力容器1に内装し
た蒸煮装置14とを備えている。そして、該圧力容器1
は中空で円筒形状の胴部15と、このj洞部15の前後
両端部を開閉可能に着脱自在に設けた蓋16,17とを
備えている。なお、圧力容器1の外面に又は二重構造に
して両壁の中間部に断熱材条設ければ保温性が高まり蒸
煮効率の向りを図れる。また、蒸煮装置14は穀類が漏
下しない程度の蒸気通過孔(図示せず)を有し矢印方向
に回転し、はつ変速可能に設けたメツシュ型のコンベア
18と、該コンベア18の穀類搬送面口の下方に位置す
るとともに搬送方向に複数個(実施例では7室)設けた
蒸気室19とを備えている。
そして、夫々の蒸気室19には下面に所定間隔おきに蒸
気排出孔20を有する蒸気管21を搬送方向に対して横
方向に設置している。また、蒸気室内では、夫々の蒸気
管21は側面視において下方を開放した山形状の蒸気管
カバー22で1一部及び前後部を囲まれている。なお、
該蒸気管17は一端部を蒸気室19の外方に位置し、そ
してこの管端部を圧力容器内に設けた蒸気案内管23に
連通している。なお、該蒸気案内管23は他端部を圧力
容器外に延設するとともに、蒸気清浄器(図示せず)及
び蒸気発生装置(図示せず)と連通可能に設けている。
24は蒸気案内管23と連通可能に設けた気水混合器、
25.26は蒸気案内管23に設けた電磁バルブ、27
は蒸気案内管23と気水混合器24との間に設けた電磁
バルブである。
そして、蒸気発生装置から蒸気管21に供給される蒸気
圧は所定範囲(実施例では、ゲージ圧力約0.0kg/
cdから約1.8kg/aJの間であるがこれに限定さ
れるものでない)で選択可能に設けている。
前記圧力容器1の胴部15の底壁−側部にドレン排出[
128を開閉可能なシャッタ29を設け。
また、コンベア18の穀類搬送終端側における胴部11
の上壁には蒸気排出口30を開閉可能なシャッタ31を
設け、また、];壁に内圧を検出可能な圧力センサ32
を着脱自在に取付けている。そして、前記シャッタ29
は圧力容器1の外壁に設けた取付具33に着脱自在に設
けているソレノイド34でもって作動し、シャッタ31
は圧力容器1の外壁に設けた取付具35に着脱自在に設
けているソレノイド36でもって作動する構成としてい
る。なお、該ソレノイド36は圧力センサ32から出力
された圧力情報を入力し設定値と比較演算するマイクロ
コンピュータ(図示せず)からの指令信号によって作動
する構成である。即ち、ソレノイド36は圧力容器内の
圧力が設定圧力範囲内にあるべくシャッタ31を開閉す
る構成としている。また、ソレノイド34は手動でもっ
て励磁、非励磁の何れを選択可能に構成しているが、圧
力容器内に貯留している水を検出可能な水検出センサ(
図示せず)を設け、この水検出センサから出力された信
号を受信したマイクロコンピュータがソレノイド34に
作動指令信号を出力する構成としてもよい。
37は回転可能に設けた回転軸と、この回転軸の外周面
に放射状で、且つ搬送方向に対して横方向に所定間隔お
きに配設し矢印方向の回転時に穀類搬送面口の近くを通
過するバーとを有する回転体であって、コンベア18の
搬送始端部と中間部と搬送終端部を設けている。
38は」−下部端面を開放し中間部を円筒状に形成した
繰出しケース39と、この円筒形状部に外周面の略3等
配位置に繰出し凹部40を設けて回転可能に構成してな
るロッカバルブ41とを有する穀類繰出装置である。そ
して、該繰出しケース39のに端面には、下部に調節弁
42を備え、I−。
端開口部を前記コンベア3の搬送終端にのぞませてなる
中空形状の穀類タンク43を着脱自在に設け、繰出しケ
ース39の下端面には、下端が圧力容器内に侵入し、R
つコンベア3の穀類搬送面トに位置してなる穀類案内筒
44を着脱自在に取付けている。そして、該穀類案内筒
44の穀類搬送側における外壁部に」1下方向に位置調
節可能な調節弁45を設けている。
つぎに、浸漬工程Cは搬送終端部に上り傾斜面を形成し
て水切り部を設けた正断面視U字形状の貯水タンク46
と、矢印方向に回転し、且つ変速調節可能に設けた無端
帯47に所定間隔おきで、且つ誘水タンク内では下端面
及び左右両側端面が貯水タンク46の下壁内面及び左右
側壁の内面に近接する正面視短形状の穀類押し板48を
設けてなる浸漬穀類搬送!l’j 首49とを備えてい
る。そして、該貯水タンク46の左右外側には夫々保温
りンク5oを設けるとともに、この保温タンク50と貯
水タンク46とを貯水タンク46の左右側壁51.52
に設けん連通孔53奈介して連通可能に設けている(第
3図参照)、シたがって、保温タンク50に供給したm
(実施例では約85℃)は連通孔53を介して貯水タン
ク46に流通する。
なお、保温タンク内に水位センサ54と水温検出センサ
55を設けており、そして該水位センサ55が所定以下
の水位であると検出すると所定水位まで所定の温度(例
えば、約85℃)の温水を供給し、また、水温検出セン
サ55は貯水温度を所定温度(実施例では約85℃)以
下であると検出すると約100℃の蒸気を貯水タンク4
6及び保温タンク50の底壁外面に設けたタンク蒸気室
56に供給する構成としている。
前記第2蒸煮工程Bから浸漬工程Cに穀類を供給する手
段はつぎのように構成している。すなわち、円筒状に形
成し、かつ外層面の略3等配位置・に繰出し凹部57を
設は回転可能に構成してなるロッカバルブ58を内装し
た繰出しケース59と。
筒状に形成して上端間し1部を前記コンベア18の搬送
終端部下方に位置するとともに下端部を前記繰出しケー
ス59のト端部に着脱自在に取付けてなる1一部案内筒
60と、」一端部を繰出しケース59の下端部に着脱自
在に取付けるとともに下端部を前記貯水タンク46の供
給始端部にのぞませてなる下部案内筒61とを設けてい
る。なお、h部案内筒60には回転可能に設は且つ上下
方向において千鳥状に配設した送り羽根を有する送り体
62を内装している。そして、ロッカバルブ41、穀類
案内筒44、圧力容器1、上部案内筒60およびロッカ
バルブ58に至る12類通路の空間部を略書閉状に構成
している。
第3蒸煮工P4Dは圧力容器63とこの圧力容器63に
内装した蒸煮装置64とを備えている。そして、該圧力
容器63は中空で円筒形状の胴部65と、この胴部65
の前後両端部を開閉可能に着脱自在に設けた蓋66.6
7とを備えている。なお、圧力容器63の外面に又は二
重構造にして両壁の中間部に断熱材を設ければ保温性が
高まり蒸煮効率の向上を図れる。また、蒸煮装置64は
穀類が漏下しない程度の蒸気通過孔(図示せず)を有し
矢印方向に回転し、且つ変速可能に設けたメツシュ型の
コンベア6Bと、該コンベア68の穀w4搬送面ハの下
方に位置するとともに搬送方向に複数個(実施例では1
2室)設けた蒸気室69とを備えている。そして、夫々
の蒸気室69には下面に所定間隔おきに蒸気排出孔70
を有する蒸気管71を搬送方向に対して横方向に設置し
ている。
また、蒸気室内では、夫々の蒸気管71は側面視におい
て下方を開放した山形状の蒸気管カバー72でh部及び
前後部を囲まれている。なお、該蒸気管71は一端部を
蒸気室69の外方に位置し、そしてこの管端部を圧力容
器内に設けた蒸気案内管73に連通している。なお、該
蒸気案内管73は他端部を圧力容器外に延設するととも
に、蒸気清浄器(図示せず)及び蒸気発生装置(図示せ
ず)と連通可能に設けている。74は蒸気案内管73と
連通可能に設けた気水混合器、74と75は蒸気案内管
73に設けた″a、磁バルブ、76は蒸気案内管73と
気水混合器74との間に設けた電磁バルブである。そし
て、蒸気発生装置から蒸気管71に供給される蒸気圧は
所定範囲(実施例では、ゲージ圧力約0.0kg/cd
から約1.8kg/dの間であるがこれに限定されるも
のでない)で選択可能に設けている。
前記圧力容器63の胴部65の底壁−側部にドレン排出
ロア7を開閉可能なシャッタ78を設け、また、コンベ
ア68の穀類搬送終端側における胴部65の上壁には蒸
気排出ロア9を開閉可能なシャッタ80を設け、また、
上壁に内圧を検出可能な圧力センサ81を着脱自在に取
付けている。そして、前記シャッタ78は圧力容器63
の外壁に設けた取付具82に着脱自在に設けているソレ
ノイド83でもって作動し、シャッタ80は圧力容器6
3の外壁に設けた取付具84に着脱自在に設けているソ
レノイド85でもって作Ill+する構成としている。
なお、該ソレノイド85は圧力センサ81から出力され
た圧力情報を入力し設定値と比較演算するマイクロコン
ピュータ(図示せず)からの指令信号によって作動する
構成である。即ち、ソレノイド85は圧力容器内の圧力
が設定圧力範囲内にあるべくシャッタ80を開閉する構
成としている。また、ソレノイド83は手動でもって励
磁、非励磁の何れを選択可能に構成しているが、圧力容
器内に詩情している水を検出可能な水検出センサ(図示
せず)を設け、この水検出センサから出力された信号を
受信したマイクロコンピュータがソレノイド83に作動
指令信号を出力する構成としてもよい。
86は回転可能に設けた回転軸と、この回転軸の外周面
に放射状で、且つ搬送方向に対して横方向に所定間隔お
きに配設し矢印方向の回転時に穀類搬送面ハの近くを通
過するバーとを有する回転体であって、コンベア68の
搬送始端部と中間部と搬送終端部を設けている。
87は上下両端面を開放し中間部を円筒状に形成した繰
出し出ケース88と、この円筒形状部に外周面のlll
3等配位置に繰出し出口部89を設けて回転可能に構成
してなるロッカバルブ90とを有する穀類繰出装置であ
る。そして、該繰出し出ケース88の上端面には、下部
に調節弁91を備え、上端開口部を前記コンベア68の
搬送終端にのぞませてなる中空形状のgIi類タンク9
2を着脱自在に設け、繰出し出ケース88の下端面には
、下端が圧力容器内に侵入し、且つコンベア68の穀類
搬送面上に位置してなる穀類案内筒93を着脱自在に取
付けている。そして、該穀類案内筒93の穀類搬送側に
おける外壁部にト下方向に位置調節可能な調節弁94を
設けている。
なお、該穀類タンク92と前記貯水タンク46との間に
は、搬送始端部を前記貯水タンク46の案内終端に接近
し搬送終端部を前記コンベア68の搬送終端部に近接し
矢印方向に回転可能なコンベア95を設けている。そし
て、該コンベア95は搬送する間に穀類から水切り可能
にメツシュ型に構成しているとともに、穀類搬送面上の
下方には落下する水を集めて所定位置(例えば、排水部
)に案内可能な排水案内儂96を設けている。
つぎに、第3蒸煮]−程を経て炊飯されたご飯を処理す
る手段はつぎのように構成している。すなわち、円筒状
に形成し、且つ外周面の略3等配位置に繰出し出口部9
7を設は回転可能に構成してなるロッカバルブ98を内
装した繰出し出しケース99と、筒状に形成して上端開
口部を前記コンベア68の搬送終端部下方に位置すると
ともに下端部を前記繰出し出しケース99の上端部に着
脱自在に取付けてなる上部案内筒100と、上端部を繰
出し出しケース99の下端部に着脱自在に取付けるとと
もに案内終端部をコンベア101にのぞませてなる下部
案内筒102とを設けている。
なお、上部案内筒100には回転可能に設け、且つ上下
方向において千鳥状に配設した送り羽根を有する送り体
103を内装している。そして、ロッカバルブ90、穀
類案内筒93、圧力容器63、上部案内筒100および
ロッカバルブ98に至る穀類通路の空間部を略密閉状に
構成している。また、コンベア101はご飯を計量、充
填、包装等の次工程に搬送するコンベアである。なお、
蒸煮工程から後処理工程である包装工程までクリーンル
ーム(無菌室)で作業を行なう構成がのぞましいが、浸
漬処理作業等の前処理工程をも含めてもよいことは勿論
である。
つぎに、第1実施例の作用について説明する。
まず、前処理工程である浸漬装置で所定時間浸漬処理さ
れた穀類(以下、この実施例では含水率が約30%の米
とする)を適宜搬送手段によって案内筒10を介して穀
類収納タンク7に送り込む。
すると、この米は調節弁8でもって所定の層厚(実施例
では約151)をなしてコンベア3により次工程側に搬
送される。そして、この搬送速時において、米は蒸気発
生装置、蒸気清浄器および蒸気案内管を経て蒸気管6の
蒸気排出孔5から噴出されて蒸気室4及びコンベア3の
蒸気通過孔を通り浮上してきた高温の飽和蒸気を浴びる
とともに、搬送始端部と中間部において矢印方向に回転
する回転体12によって攪拌される。したがって、搬送
始端部では米の停滞がなく、中間部では粗状態の米層に
なるので蒸気の通りがよくなって蒸煮効率の向上を図れ
る。なお、第1蒸煮工程Aにおける蒸煮条件として、約
100℃の飽和蒸気の場合には、蒸煮時間が約7〜10
分程度が好ましい。
また、コンベア3の搬送終端部では回転体12が蒸煮作
用を受けた米を穀類タンク43に向けて掻き出すので、
コンベア3の排出機能と相俟って排出性能の向上を図れ
る。
つぎに、調節弁42を所定位置まで移動すると、穀類タ
ンク43に供給された米は繰出し出しケース39内に落
下し、そして所定量の米がロッカバルブ41の凹部40
に入る。そして1回転するロッカバルブ41に関連して
下端部に達したとき、米は穀類案内筒44を通ってコン
ベア18の穀類搬送面口上に落下し矢印方向に回転する
コンベア18によって次工程である浸漬工程側に搬送さ
れる。そして、この搬送速時において、調節弁45によ
って約1501の層厚をなした米は蒸気発生装置、蒸気
清浄器、蒸気案内管23を介して蒸気管21の蒸気排出
孔20から噴出されて蒸気室19及びコンベア18の蒸
気通過孔を通り浮上してきた高温の飽和蒸気を浴びると
ともに、搬送始端部と中間部において矢印方向に回転す
る回転体37によって攪拌される。・したがって、搬送
始端部では米の停滞がなく、中間部では粗状態の米層に
なるので蒸気の通りがよくなって蒸煮効率の向上を図れ
る。また、搬送終端部では回転体37が蒸煮作用を受け
た米を上部案内筒60に向けて掻き出すので、コンベア
18の排出機能と相俟って排出性能の向上を図れる。
この第2蒸煮工程において、圧力設定値をケージ圧力1
.0kg/cdGを選択し、蒸気案内管23を介して蒸
気管21に供給する蒸気圧力を圧力設定値よりも若干高
めにしている。
従って、圧力センサ32によって検出された圧力容器1
内の圧力情報を取込んだマイクロコンピュータは、この
測定値と圧力設定値とを比較演算し、そして測定値が設
定値よりも高いと判断した場合にはソレノイド36に励
磁信号を出力する。
すると、シャッタ31は移動して蒸気排出口30を開く
ので圧力容器内の蒸気がこの蒸気排出口30から排出さ
れ、また、圧力も下がる。その後、測定値が圧力設定値
よりも低くなると、マイクロコンピュータはソレノイド
36への励磁信号を停止するので、シャッタ31もそれ
に関連して元位置に復帰し蒸気排出口30を閉じる。以
下、同様の作業を繰り返えす、したがって、蒸気は圧力
容器外に流通するので、コンベア18で搬送される米を
効率良く加熱することかできる。なお、電磁バルブ27
を開いて蒸気案内管23と気水混合器24とを連通して
蒸気管21に供給する蒸気の湿度を高めているが、不要
な場合には電磁バルブ27を閉じてもよい。
そして、第2蒸煮工程Bでの蒸煮時間は10分以上が好
ましい、即ち、米の品温を約120℃に保ち、且つ蒸煮
時間を約10分以上にすれば耐熱性菌の加熱殺菌効果が
著しい、また、ソレノイド34を励磁してシャッタ29
を移動すればドレン排水口28から排水することができ
る。そして、炊飯作業の開始前又は終了後に蓋16.1
7を取外せば圧力容器1内にあるコンベア等の点検・清
掃作業を行なうことができる。
つぎに、蒸煮作用を受けてコンベア18から上部案内筒
60に送り込まれた米は送り体62によって繰り出しケ
ース59内の落下し、そして所定量の米がロッカバルブ
58の凹部57に入る。そして1回転するロッカバルブ
58に関連して下端部に達したときに下部案内筒61を
通って貯水タンク46に送り込まれた後、この貯水タン
ク46に貯留されている約85℃の高温水を吸水しなが
ら穀類押し板48によって浸漬部及び傾斜面の水切り部
を通って後続のコンベア69に排出される。
なお、米が吸水するために貯水タンク46に貯留してい
る水が減少するが、これに関連して貯水タンク46と連
通している保温タンク50の貯水量も減少する。そして
、水位センサ54が保温タンク50の貯水量が不足して
いると検出すると、給水手段を介して所定水位まで所定
温度(実施例では約85℃)の温水を供給するので、保
温タンク内の水は連通孔53を介して貯水タンク内に供
給される。また、水温検出センサ55が保温タンク50
の水温が所定以下(実施例では約85℃)であると検出
すると、約100℃の蒸気がタンク蒸気室56に供給さ
れて貯水タンク45及び保温タンク50に貯留されてい
る温水を約85℃に達するまで加熱する。なお、この貯
水タンク46での米の浸漬時間は約3〜5分間が好まし
く、この場合の含水率は約60%である。
つぎに、コンベア69に排出された米は途中水切りされ
ながら搬送終端から第3蒸煮工程D−のコンベア63の
穀類搬送面上に供給されるが、このとき水切りされた水
は木実内樋70によって所定位置に案内され排水される
。そして、穀類搬送面上にある米はコンベア63によっ
て後続のコンベア71に向けて搬送されるが、この搬送
速時において蒸気発生装置、蒸気清浄器および蒸気案内
管を介して蒸気管66の蒸気排出孔65から蒸気室64
及びコンベア63の蒸気通過孔を通って浮上してきた高
温の飽和蒸気を浴びて炊飯される。なお、搬送始端部と
中間部において矢印方向に回転する回転体68によって
攪拌されるので、搬送始端部では米の停滞がなく、中間
部では粗状態の米層になるので蒸気の通りが良くなり蒸
煮炊飯効率の向上を図れる。そして、この第3蒸煮工程
りにおける蒸煮条件として、約100℃の飽和蒸気の場
合には、蒸煮時間が約3〜5分程度が好ましい、また、
コンベア63の搬送終端部では回転体68がご飯を掻き
出すのでコンベア63の排出機能と相俟って排出性能の
向上を図れる。そして、排出されたご飯はコンベア71
でもって次工程である計量、包装等の処理工程側に搬送
される。
以上説明したように、蒸煮したI2類を高温で所定時間
蒸煮し、そして高温蒸煮した穀類を所定時間浸漬し、そ
して吸水した穀類を再び蒸煮して炊飯する構成としたも
のであるから、耐熱性菌の加熱殺菌及び米粒からの澱粉
の溶出過多による食味の低下と保存期間の改善を図るこ
とができる。なお、米粒温度(品温)を約120℃以上
にすることによって前記改善効果の一層の向上を図れる
下記表1において加熱温度と米飯の保存性についての関
係を示しており、加熱温度が105℃以下では炊飯後約
10日日には食味の低下や劣化を生じ、また、約120
℃では約120日日に食味の低下や劣化を生じる。
表1.加熱温度と米飯の保存性(25℃)まず、前処理
工程である浸漬装置で所定時間浸漬処理された穀Jl(
以下、この実施例では含水率が約30%の米とする)を
適宜搬送手段によって案内筒10を介して穀類収納タン
ク7に送り込む。
すると、この米は調節弁8でもって所定の層厚(実施例
では約15CM)をなしてコンベア3により次工程側に
搬送される。そして、この搬送速時において、米は蒸気
発生装置、蒸気清浄器および蒸気案内管を経て蒸気管6
の蒸気排出孔5から噴出されて蒸気室4及びコンベア3
の蒸気通過孔を通り浮上してきた高温の飽和蒸気を浴び
るとともに、搬送始端部と中間部において矢印方向に回
転する回転体12によって攪拌される。したがって。
搬送始端部では米の停滞がなく、中間部では粗状態の米
層になるので蒸気の通りがよくなって蒸煮効率の向上を
図れる。なお、第1蒸煮工程Aにおける蒸煮条件として
、約100℃の飽和蒸気の場合には、蒸煮時間が約3〜
5分間度が好ましい。
また、コンベア3の搬送終端部では回転体12が蒸煮作
用を受けた米を穀類タンク43に向けて掻き出すので、
コンベア3の排出機能と相俟って排出性能の向上を図れ
る。
つぎに、調節弁42を所定位置まで移動すると。
穀類タンク43に供給された米は繰出し出しケース39
内に落下し、そして所定量の米がロッカバルブ41の凹
部40に入る。そして、回転するロッカバルブ41に関
連して下端部に達したとき、米は穀類案内筒44を通っ
てコンベア18(7)191[搬送面口上に落下し矢印
方向に回転するコンベア18によって次工程である浸漬
工程側に搬送される。そして、この搬送速時において、
調節弁45によって約15amの層厚をなした米は蒸気
発生装置、蒸気清浄器、蒸気案内管23を介して蒸気管
21の蒸気排出孔20から噴出されて蒸気室19及びコ
ンベア18の蒸気通過孔を通り浮上してきた高温の飽和
蒸気を浴びるとともに、搬送始端部と中間部において矢
印方向に回転する回転体37によって攪拌される。した
がって、搬送始端部では米の停滞がなく、中間部では粗
状態の米層になるので蒸気の通りがよくなって蒸煮効率
の向上を図れる。また、搬送終端部では回転体37が蒸
煮作用を受けた米を上部案内筒60に向けて掻き出すの
で、コンベア18の排出機能と相俟って排出性能の向」
二を図れる。
この第2蒸煮工程において、圧力設定値をケージ圧力1
.0kg/cdGを選択し、蒸気案内管23を介して蒸
気管21に供給する蒸気圧力を圧力設定値よりも若干高
めにしている。
従って、圧力センサ32によって検出された圧力容器1
内の圧力情報を取込んだマイクロコンピュータは、この
測定値と圧力設定値とを比較演算し、そして測定値が設
定値よりも高いと判断した場合にはソレノイド36に励
磁信号を出力する。
すると、シャッタ31は移動して蒸気排出口30を開く
ので圧力容器内の蒸気がこの蒸気排出口30から排出さ
れ、また、圧力も下がる。その後、測定値が圧力設定値
よりも低くなると、マイクロコンピュータはソレノイド
36への励磁信号を停止するので、シャッタ31もそれ
に関連して元位置に復帰し蒸気排出口30を閉じる。以
下、同様の作業を繰り返火す、したがって、蒸気は圧力
容器外に流通するので、コンベア18で搬送される米を
効率良く加熱することかできる。なお、電磁バルブ27
を開いて蒸気案内管23と気水混合器24とを連通して
蒸気管21に供給する蒸気の湿度を高めているが、不要
な場合には電磁バルブ27を閉じてもよい。
そして、第2蒸煮工程Bでの蒸煮時間は10分以上が好
ましい、即ち、米の品温を約120℃に保ち、且つ蒸煮
時間を約10分以上にすれば耐熱性菌の加熱殺菌効果が
著しい、また、ソレノイド34を励磁してシャッタ29
を移動すればドレン排水口28から排水することができ
る。そして、炊飯作業の開始前又は終了後に蓋16,1
7を取外せば圧力容器1内にあるコンベア等の点検・清
掃作業を行なうことができる。
つぎに、蒸煮作用を受けてコンベア18から上部案内筒
60に送り込まれた米は送り体62によって繰り出しケ
ース59内の落下し、そして所定量の米がロッカバルブ
58の凹部57に入る。そして、回転するロッカバルブ
58に関連して下端部に達したときに下部案内筒61を
通って貯水タンク46に送り込まれた後、この貯水タン
ク46に貯留されている約85℃の高温水を吸水しなが
ら穀類押し板48によって浸漬部及び傾斜面の水切り部
を通って後続のコンベア69に排出される。
なお、米が吸水するために貯水タンク46に貯留してい
る水が減少するが、これに関連して貯水タンク46と連
通している保温タンク50の貯水量も減少する。そして
、水位センサ54が保温タンク50の貯水量が不足して
いると検出すると、給水手段を介して所定水位まで所定
温度(実施例では約85℃)の温水を供給するので、保
温タンク内の水は連通孔53を介して貯水タンク内に供
給される。また、水温検出センサ55が保温タンク50
の水温が所定以下(実施例では約85℃)であると検出
すると、約100℃の蒸気がタンク蒸気室56に供給さ
れて貯水タンク45及び保温タンク50に貯留されてい
る温水を約85℃に達するまで加熱する。なお、この貯
水タンク46での米の浸漬時間は約3〜5分間が好まし
く、この場合の含水率は約60%である。
つぎに、コンベア95に排出された米は途中水切りされ
ながら搬送終端から穀類タンク92に排出されるが、こ
のとき水切りされた水は木実内樋96によって所定位置
に案内され排水される。そして、米は繰出し出しケース
88内に落下して所定量の米がロッカバルブ90の凹部
89に入る。
そして、回転するロッカバルブ90に関連して下端部に
達したときに、米は穀類案内筒93を通ってコンベア6
8の穀類搬送面ハ上に落下し矢印方向に回転するコンベ
ア68によって次工程側に搬送される。そして、この搬
送速時において調節弁94によって約15(!Iの層厚
をなした米は蒸気発生装置、蒸気清浄器、蒸気案内管7
3を介して蒸気管71の蒸気排出孔70から噴出されて
蒸気室69及びコンベア68の蒸気通過孔を通り浮上し
てくる高温の飽和蒸気を浴びるとともに、搬送始端部と
中間部において矢印方向に回転する回転体86によって
撹拌される。したがって、搬送始端部では米の停滞がな
く、中間部では粗状態の米層になるので蒸気の通りがよ
くなって蒸煮効率の向上を図れる。また、搬送終端部で
は回転体86が蒸煮作用を受けて炊飯されたご飯を掻き
出すので、コンベア68の排出機能と相俟って排出性能
の向上を図れる。
この第3蒸煮工程りにおいて、圧力設定値をゲージ圧力
1.0kg/alfGを選択し、蒸気圧力を圧力設定値
よりも若干高めにしている。
従って、圧力センサ81によって検出された圧力容器6
3内の圧力情報を取込んだマイクロコンピュータは、こ
の設定値と圧力設定値とを比較演算し、そして測定値が
設定値よりも高いと判断した場合にはソレノイド85に
励磁信号を出力する。
すると、シャッタ80は移動して蒸気排出ロア9を開く
ので圧力容器内の蒸気がこの蒸気排出ロア9から排出さ
れ、また圧力も下がる。その後、測定値が圧力設定値よ
りも低くなると、マイクロコンピュータはソレノイド8
5への励磁信号を停止するので、シャッタ80もそれに
関連して元位置に復帰し蒸気排出ロア9を閉じる。以下
、同様の作業を繰出しり返す。したがって、蒸気は圧力
容器63の内方から外方に流通するので、コンベア68
で搬送される米を効率良く加熱することができる。なお
、電磁バルブ76を開いて蒸気案内管73と気水混合米
器74とを連通して蒸気管71に供給 する蒸気の湿度を高めているが、不要な場合には電磁バ
ルブ76を閉じてもよい。そして、第3蒸煮工程りでの
蒸煮時間は10分以上が好ましい。
また、ソレノイド83を励磁してシャッタ78を移動す
ればドレン排水ロア7から排水することができる。そし
て、炊飯作業の開始前又は終了後にM66.67を取外
せば圧力容器63内にあるコンベア68等の点検・清掃
等を行なうことができる。
つぎに、コンベア63の搬送終端から上部案内筒100
に送り込まれたご飯は送り体103によって繰出しり出
しケース99内に落下し、そして所定量のご飯がロッカ
バルブ98の凹部97に入る。そして、ご飯は回転する
ロッカバルブ98に関連して下端部に達したときに下部
案内筒102を通ってコンベア101に排出される。そ
して、排出されたご飯はこのコンベア101でもって次
工程である計量、包装等の処理工程側に搬送される。
以上説明したように、蒸煮した穀類を高温で所定時間蒸
煮し、そして、この穀類を所定時間浸漬し、そして吸水
した穀類を再び高温で所定時間蒸煮して炊飯するもので
あるから、耐熱性菌の加熱殺菌及び米粒からの澱粉の溶
出過多による食味の低下と保存期間の改善(表1参照)
を図ることができる。その上、もち米や硬質米等の穀粒
に対しても柔らかくふっくらとした食味のよい炊飯を行
なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明の実施例であって、第11i21は第1
番目の実施例の全体側面図、第2図は第1図のx−X断
面図、第3図は一部切除した貯水タンクの正断面図、第
4図は第1図のY−Y断面図、第14は蒸煮装置である

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 蒸煮工程・浸漬工程を経て炊飯する構成とした蒸煮炊飯
    装置において、該浸漬工程の前工程における蒸煮装置1
    4を高温で蒸煮する構成としてなる蒸煮炊飯装置におけ
    る穀類処理装置。
JP63178253A 1988-07-19 1988-07-19 蒸煮炊飯装置における穀類処理装置 Pending JPH0229218A (ja)

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JP63178253A JPH0229218A (ja) 1988-07-19 1988-07-19 蒸煮炊飯装置における穀類処理装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141795A (ja) * 1992-11-09 1994-05-24 Toshio Katsuta 加工米飯の製造法およびその装置
CN109349933A (zh) * 2018-09-30 2019-02-19 广东夏野日用电器有限公司 一种智能加热装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06141795A (ja) * 1992-11-09 1994-05-24 Toshio Katsuta 加工米飯の製造法およびその装置
CN109349933A (zh) * 2018-09-30 2019-02-19 广东夏野日用电器有限公司 一种智能加热装置

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