JPH0229165B2 - - Google Patents

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JPH0229165B2
JPH0229165B2 JP57111243A JP11124382A JPH0229165B2 JP H0229165 B2 JPH0229165 B2 JP H0229165B2 JP 57111243 A JP57111243 A JP 57111243A JP 11124382 A JP11124382 A JP 11124382A JP H0229165 B2 JPH0229165 B2 JP H0229165B2
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JP
Japan
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current
differential amplifier
resistor
input
displacement
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JP57111243A
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English (en)
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JPS59613A (ja
Inventor
Keiichiro Tago
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Priority to BR8204697A priority patent/BR8204697A/pt
Priority to DE19833323302 priority patent/DE3323302A1/de
Priority to US06/508,755 priority patent/US4618862A/en
Publication of JPS59613A publication Critical patent/JPS59613A/ja
Publication of JPH0229165B2 publication Critical patent/JPH0229165B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01DMEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01D5/00Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
    • G01D5/12Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
    • G01D5/14Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage
    • G01D5/24Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing the magnitude of a current or voltage by varying capacitance

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Networks Using Active Elements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、機械的変位をリアクタンス性インピ
ーダンス(たとえば静電容量)の変化として検出
し、これを電気信号に変換して受信計器に伝送す
る変位変換装置に関する。 従来、この種の変位変換装置としては、2つの
圧力の差を検出するために、2つの固定電極の間
に可動電極を配置し、この可動電極をその圧力差
に応じて変位させることにより、両固定電極と可
動電極間の一対の静電容量C1、C2が差動的に変
化し、その変化の割合(C1−C2)/(C1+C2
が機械的変化の割合△d/dに比例するように構
成したものが知られている。 この従来の変位変換装置の一例を第1図に示
す。この変位変換装置においては、負荷1に接続
された外部電源2から伝送線を介して給電されて
いる。外部電源2には電界効果トランジスタ
(FET)3、抵抗4およびツエナーダイオード5
が直列に接続されており、FET3によつてツエ
ナーダイオード5に一定電流が流れるようにされ
ている。FET3のゲートにはトランジスタ6の
ベースが接続され、このトランジスタ6を介して
発振器7、差動増幅器8,9等に駆動電流が供給
される。発振器7はトランジスタ71に直列接続
された1次巻線72を有しており、そのほかにフ
イードバツク巻線73、抵抗74,75およびコ
ンデンサ76,77を具備している。発振器7の
1次巻線によつて2次巻線10,11,12に交
流電圧が誘起され、そしてダイオード13,1
4,15,16によつてそれらの交流電圧のうち
の正の半波のパルス期間においては2次巻線1
0,11にのみ電流が流れ、また負の半波のパル
ス期間においては2次巻線12にのみ電流が流れ
るようにされている。すなわち、正の半波のパル
ス期間において、2次巻線10に流れる電流I1
は、抵抗17−抵抗19−接地用コンデンサ20
−コンデンサC1−ダイオード13−2次巻線1
0から成る閉回路を流れ、また2次巻線11に流
れる電流I2は、抵抗18−抵抗19−接地用コン
デンサ20−コンデンサC2−ダイオード14−
2次巻線11から成る閉回路を流れる。さらに、
負の半波のパルス期間において、2次巻線12に
流れる電流は、2次関係12 <ダイオード15−コンデンサC1 ダイオード16−コンデンサC2> 接地用コンデンサ20−2次巻線12から成る閉
回路を流れる。 コンデンサC1、C2は機械的変位に応じて差動
的に静電容量が変化する。しかして、正の半波に
おいて、2次巻線10に流れる電流I1はコンデン
サC1の静電容量に依存して抵抗17,19に流
れ、また2次巻線11に流れる電流I2はコンデン
サC2の静電容量に依存して抵抗18,19に流
れる。この結果、コンデンサC1、C2の和の容量
に対応する電圧E0が抵抗19の電圧降下として
得られる。 E0=R0(I1+I2) (1) ここで、R0は抵抗19の抵抗値である。この電
圧E0は、差動増幅器8において、抵抗21,2
2から成る分圧器の分圧抵抗22の電圧降下(基
準電圧)と比較される。差動増幅器8の出力は発
振器7の発振電圧の振幅を制御する。分圧器を構
成する抵抗21,22の両端電圧はツエナーダイ
オード5によつて一定値に保持されているので、
コンデンサC1,C2の和容量に対応した電圧E0
一定の基準電圧に等しくなるように制御される。 一方、コンデンサC1、C2の差容量(C1−C2
に対応する電圧E3は抵抗17,18の電圧降下
によつて得られる。すなわち、コンデンサC1
容量に対応する電圧E1が抵抗17の電圧降下と
して得られ、またコンデンサC2の容量に対応す
る電圧E2が抵抗18の電圧降下として得られる。
ここで、抵抗17,18の抵抗値を夫々R1、R2
とする。 E1=R1I1+E0 (2) E2=R2I2+E0 (3) これらの電圧E1、E2は抵抗23,24を介して
差動増幅器9によりその差電圧E3が検出される。 E3=E1−E2=R(I1−I2) (4) 但し、R1=R2=Rとする。 この差動増幅器9によつて出力トランジスタ2
5が制御される。 ここで、発振器7の2次巻線の交流電圧の振幅
をv、その周波数をfとすると、コンデンサC1
に印加される電圧は(v−I1R+E0)となるか
ら、2次巻線10に流れる電流I1は次式で表され
る。 I1=f(v−I1R+E0)C1 (4.1) この第4.1式は第4.2式に変形される。 I1=1/1+fRC1f(v−E0)C1 (4.2) ここで、実用上はfRC1≪1となるよう定数が
選ばれる。何故ならび、fRC1≫1であるならば
第4.2式はI1=(v−E0)/Rとなつてコンデンサ
C1の検出にはならなくなるからである。このこ
とを簡単に説明する。 まず、第4.2式の右辺において、分母と分子と
fRC1で割算すると、第4.2式は第4.3式に書き直せ
る。 I1=1/1+1/fRC1・f(v−E0)C1/fRC1(4.3
) ここで、fRC1≫1であるので、1/fRC1≒0
となり、第4、3式は次のようになる。 I1=(v−E0)/R (4.4) しかして、fRC1≪1となるように選定されて
いるのであるから、第4、2式は次式のように書
き直せる。 I1=f(v−E0)C1 (5) 同様にして、2次巻線11に流れる電流I2は次
式で表される。 I2=f(v−E0)C2 (6) 第5式および第6式から第4式および第1式は
次式のようになる。 E3=R(I1−I2) =Rf(v−E0)(C1−C2) (7) E0=R0(I1+I2) =R0f(v−E0)(C1+C2) (8) 第8式から次式が得られる。 f(v−E0)=E01/R01/C1+C2 (9) この第9式を第7式に代入する。 E3=E0・R/R0・C1−C2/C1+C2(10) ここで、コンデンサC1、C2は電極面積をA、
電極間距離をd、その電極間距離の機械的変位に
よる変化分を△d、誘電率をεとすると、コンデ
ンサC1、C2の容量は次式で表わされる。 C1=εA/d−△d、C2=εA/d+△d (11) C1−C2/C1+C2=△d/d (12) 従つて、第(12)式を第(10)式に代入すると、次式が
得られる。 E3=E0・R/R0・△d/d (13) しかして、差電圧E3は機械的変位△dに比例
することになり、この差電圧E3に応じて出力ト
ランジスタ25に流れる出力電流Iが制御され
る。よつて、この出力電流Iも機械的変位△dに
比例する。 出力電流Iはフイードバツク抵抗28に流れる
抵抗28の電圧降下は抵抗26を介して差動増幅
器9の一方の入力側にフイードバツクされる。差
動増幅器9の他方の入力側には抵抗27が接続さ
れている。 ところで、第1図に示した従来の変位変換装置
においては、差動増幅器8によつて電圧E0と基
準電圧(抵抗22の電圧降下)とを比較し、その
差電圧に基づいて発振器7の発振電圧を制御して
その電圧E0が基準電圧と等しくなるように、す
なわち一定値となるように制御している。従つ
て、この電圧E0が変動すると、第(13)式で示
されるように差電圧E3が変動し、その結果出力
電流Iが変動して、誤差を含む原因となる。その
ために、抵抗22に基準電圧を発生させるための
素子、つまりFET3、ツエナーダイオード5お
よびトランジスタ6等および差動増幅器8は特性
が非常に安定している素子を多く用いる必要があ
つた。しかも、このように特性の安性している素
子および差動増幅器は価格が高くなるという欠点
もある。 さらに、コンデンサC1、C2には一般的に浮遊
容量ないし寄生容量がそれぞれ並列接続された形
で付随しており、これらの浮遊容量ないし寄生容
量が出力電流Iに与える影響も無視できない。 本発明は、このような点に鑑みてなされ、特に
特性安定性の優れた素子を必要とせず、また差動
増幅器の個数を減らして部品点数を軽減でき、し
かも浮遊容量もしくは寄生容量の影響を除去でき
るような変位変換装置を提供することを目的とす
る。 このような目的は、本発明によれば、微小な機
械的変位を直流電流信号に変換する二線式変位変
換回路装置において、交流励振される第1および
第2の一対のリアクタンス性インピーダンス素子
であつて、それらのインピーダンス素子の少なく
とも一方が機械的変位に応じて変化するインピー
ダンス値を持ち、浮遊容量がそれぞれ並列接続さ
れた形にて存在するような一対のリアクタンス性
インピーダンス素子と、前記第1および第2のイ
ンピーダンス素子の各々のインピーダンス値に比
例した第1および第2の直流電流信号を供給する
手段と、前記第1および第2の直流電流信号の差
に相当し前記機械的変位の量を表わす出力電流信
号を供給する第1の手段と、前記一対のリアクタ
ンス性インピーダンス素子に並列接続されている
浮遊容量のほぼ和に応じた固定のインピーダンス
値を持つ第3のリアクタンス性インピーダンス素
子と、この第3のインピーダンス素子のインピー
ダンス値に比例した第3の電流信号を供給する第
2の手段とを備え、前記第3の電流信号と前記前
記第1および第2の電流信号の少なくとも一方と
の和を電流調整器によつて予め定められた一定値
に保持することによつて達成される。 本発明による実施態様は次のとおりである。 (1) 第1および第2のインピーダンス素子はお互
いに差動的に変化するインピーダンス値を持
ち、第1および第2の直流信号と第3の直流信
号との和は電流調整器によつて予め定められた
一定値に保持される。 (2) 第1および第2のインピーダンス素子は各々
固定および可変のインピーダンス値を持ち、第
2および第3の電流信号の和は電流調整器によ
つて予め定められた一定値に保持され、一方前
記第1の電流信号は調整されない。 (3) 第1および第2のインピーダンス素子は交流
励振の1つの半波で一方の極性に同時に励振さ
れ、一方それらのインピーダンス素子は前記交
流励振の引続いて起る他の半波で同時に他方の
極性に励振される。 (4) 第1の手段は、各々が第1および第2電流信
号に応動する一対の入力部および2つの入力電
流信号の間の差に応動する出力部を有する差動
増幅器と、機械的変位の量を表わす出力電流信
号を供給するために差動増幅器の出力に応動す
る出力トランジスタと、前記出力電流の全部を
実質的に受け、フイードバツク信号を与えるた
めに前記差動増幅器の1つの入力につながつた
フイードバツク抵抗と、前記差動増幅器の2つ
の入力の間に接続された2つの末端の端子、お
よび前記差動増幅器の1つの入力に前記フイー
ドバツク信号を供給するために前記フイードバ
ツク抵抗とその1つの入力とにつながれたフイ
ードバツク回路につながれた中間の可調整端子
を備えた零調整抵抗と、を含む。 (5) 第1の手段は、各々が第1および第2の電流
信号の各々に応答する一対の入力部および入力
電流信号の差に応動する出力部を持つ差動増幅
器と、機械的変位の量を表わす出力電流を供給
するために前記差動増幅器の出力に応動する出
力トランジスタと、前記差動増幅器の入力につ
ながれたダンピング回路とを含み、前記ダンピ
ング回路はダンピングコンデンサとスイツチン
グ手段と電圧分割手段とを有し、前記電圧分割
手段は、ダンピング動作を必要とするときは前
記ダンピングコンデンサと前記差動増幅器の一
方の入力部とを接続し、ダンピング動作を必要
としないときは予め定められた電圧値に前記ダ
ンピングコンデンサを充電しておくために前記
ダンピングコンデンサと前記電圧分割手段とを
接続し得るようになされている。 (6) 電流調整器は電流調整トランジスタとこの電
流調整トランジスタの制御のための直列抵抗と
の直列接続から成り、第2の手段は前記第3の
インピーダンス素子を流れる交流電流を一方お
よび他方の極性に転換整流するための一対の整
流器と前記電流調整トランジスタの両端電圧を
検出する検出手段とを含み、前記一方の極性の
前記整流電流は前記直列抵抗に供給され、前記
他方の極性の整流電流は前記検出手段へ供給さ
れる。 次に本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。 第2図は本発明の一実施例の回路図である。こ
の実施例においても、負荷1に接続された外部電
源2から伝送線を介して給電され、外部電源2に
は電界効果トランジスタ(FET)31、抵抗3
2およびツエナーダイオード33が直列接続され
ており、FET31によつて一定電流がツエナー
ダイオード33に流される。同様に、FET31
のゲートにはトランジスタ34のベースが接続さ
れ、このトランジスタ34を介して発振器(交流
励振手段)7および差動増幅器9等に駆動電流が
供給される。発振器7の1次巻線72によつて2
次巻線10,11,12の交流電圧が誘起され、
そしてダイオード13,14,15,16によつ
てそれらの交流電圧のうち正の半波のパルス期間
においては2次巻線10,11にのみ電流が流
れ、また負の半波のパルス期間においては2次巻
線12にのみ電流が流れる。ここで、コンデンサ
C1,C2には浮遊容量Cs1,Cs2がそれぞれ並列接
続された形で存在している。従つて、コンデンサ
C1,C2に流れる電流成分をそれぞれI1,I2とし、
浮遊容量Cs1,Cs2に流れる電流成分をそれぞれ
Is1,Is2とすると、正の半波において、2次巻線
10に流れる電流(I1+Is1)は、抵抗35−接地
用コンデンサ20−コンデンサC1および浮遊容
量Cs1−ダイオード13−2次巻線10から成る
閉回路を流れ、また2次巻線11に流れる電流
(I2+Is2)は、抵抗36−抵抗37−抵抗38−
接地用コンデンサ20−コンデンサC2および浮
遊容量Cs2−ダイオード14−2次巻線11から
成る閉回路を流れる。 ここで、第4図および第5図を用いて、コンデ
ンサC1,Cs1に印加される電圧について詳細に説
明する。第4図は第2図に示した回路の一部を拡
大して示す回路図である。第5図は第4図に示し
た各点a〜cでの電位変化を示す。なお、説明の
都合上、ダイオード13,15の電圧降下は無視
するものとする。そして、第4図に示したよう
に、コンデンサ20の一端の電位を基準電位
(OV)とする。 コンデンサC1,Cs1に印加される電圧はc点の
電位変化に等しく、c点の電位はa点またはb点
のいずれかの順方向電位に等しい。a点電位は2
次巻線12による交番電圧Vnsinωtから電界効果
トランジスタ(FET)39のドレイン・ソース
間電圧VDSおよびFET39のソース抵抗40の電
圧効果VGSを差し引いたものであり、b点電位は
2次巻線10による交番電圧Vnsinωtに抵抗35
の電圧降下V1を足したものと等しい。従つて、
a点電位およびb点電位は次のように示される。 a点電位:(VDS+VGS)+Vnsinωt b点電位:V1+Vnsinωt 以下、期間に区切つて電位変化を第5図を用い
て説明する。 期間t1〜t2 ダイオード15は順方向、ダイオード13は逆
方向にあり、c点の電位はa点電位とほぼ等しく
変化する。この間、b点はc点よりも高い電位に
あり、ダイオード13が逆方向であるためb点電
位はc点電位に影響しない。 期間t2〜t3 a点電位は下降するが、c点からa点への放電
はダイオード15によつて阻止される。また時点
t3まではb点は依然としてc点よりも高電位であ
るので、b点側への放電もない。従つて、t2〜t3
間はc点はVn−(VDS+VGS)の電位に保持され
る。 期間t3〜t4 時点t3からb点はc点より電位が低くなるの
で、ダイオード13が順方向となり、c点電位は
b点電位とほぼ等しくなる。 期間t4〜t5 時点t4でc点電位は(V1−Vn)となり、この
まま時点t5まで保持される。時点t5は時点t1と同
じ状態である。 以後、期間t1〜t5が繰り返される。 このようにコンデンサC1、Cs1には第5図の符
号cで示した波形の電圧が印加されることにな
る。第5図の符号cで示した波形の振幅VC1は第
5図から明らかなように次のように表せる。 VC1={Vn−(VDS+VGS}−(V1−Vn) =2Vn−(V1+VDS+VGS) ここで、2Vn=v V1+VDS+VGS=V と置くと、上式は次式のように表せる。 VC1=v−V (14) すなわち、コンデンサC1、CS1に流れる電流は
2次巻線10を流れる方向にあつてもまた2次巻
線12に流れる方向にあつても電圧V1、VDS
VGSに関係する。そして、正の極性時の電流と負
の極性時の電流とは相等しい。何故ならば、正の
極性時の電流が大きく、負の極性時の電流が小さ
いとしたならば、コンデンサC1、CS1には正の極
性時の電荷が残り、次のサイクルにおいて正の極
性の電流が流れ難くなるからである。 以上と全く同様に考えて、コンデンサC2、CS2
に印加される電圧の振幅VC2も次式で表すことが
出来る。 VC2=v−V (15) しかして、交流電圧の周波数をfとすれば、コ
ンデンサC1、C2、CS1、CS2に流れる直流電流I1
I2、IS1、IS2は次式で示されるようになる。 I1=fVC1C1=f(v−V)C1 (16) I2=fVC2C2=f(v−V)C2 (17) IS1=fVC1CS1=f(v−V)CSI (18) IS2=fVC2CS2=f(v−V)CS2 (19) ここで、浮遊容量CS1、CS2はコンデンサC1、C2
の設計により通常等しくなるようにされる。 CS1=CS2=CS さらに、抵抗35の抵抗値をR10、抵抗36,
37,38の抵抗値をR11、R12、R13とすると、
それらの関係は次のように設定されている。 R10=R11+R12+R13 (20) 次に負の半波のバルス期間において、2次巻線
12に流れる電流{(I1+IS1)+(I2+Is2)}は、2
次巻線12 <ダイオード15−コンデンサC1 および浮遊容量CS1 ダイオード16−コンデンサC2 および浮遊容量CS2> 接地用コンデンサ20−電界効果トランジスタ3
9−抵抗40−2次巻線12から成る閉回路を流
れる。 ここで、FET39のドレイン電流{(I1+Is1
+(I2+Is2)}はFET39のゲート・ソース間電
圧VGSによつて決まり、その電圧VGSは抵抗40
とこの抵抗40に流れる電流I0との積で表わされ
る。この電流I0はFET39の自己バイアス作用に
より一定値に制御される。 一方、本発明においては、浮遊容量Cs1,Cs2
影響を補償するための補償コンデンサ41と、こ
の補償コンデンサ41の負および正の充電々流を
それぞれ形成する整流用ダイオード42,43
と、電界効果トランジスタ39のドレイン電圧を
検出する差動増幅器44とを設け、2次巻線12
によつて補償コンデンサ41に交流電圧を印加
し、この補償コンデンサ41に流れる正の充電々
流をダイオード43を介してFET39のソース
抵抗40に流すと共に、負の充電々流をダイオー
ド42を介して差動増幅器44に流すようにして
いる。従つて、2次巻線12の負の半波における
補償コンデンサ41の充電々流は、2次巻線12
−補償コンデンサ41−ダイオード42−差動増
幅器44(差動増幅器44の出力端子から入つて
電源端子のマイナス側から出る)−2次巻線12
から成る閉回路を流れ、また正の半波における補
償コンデンサ41の充電々流は、2次巻線12−
抵抗40−ダイオード43−補償コンデンサ41
−2次巻線12から成る閉回路を流れる。 ここで、補償コンデンサ41に印加される電圧
について第6図および第7図を用いて説明する。
第6図は第2図に示した回路の一部を拡大して示
す回路図である。第7図は第6図に示した各点a
〜dでの電位変化をd点電位を基準電位として示
す。補償コンデンサ41の印加電圧は第7図の符
号cの電位変化に等しい。この第7図の説明は第
5図の説明と同じに考えることが出来るのでその
説明は省略する。しかして、第7図から明らかな
ように、d点電位を基準電位とすると、t2〜t3
のc点電位およびt4〜t5間のc点電位は次のよう
に表せる。 t2〜t3間のc点電位:VGS+Vn t4〜t5間のc点電位:(VDS+VGS)−Vn 従つて、補償コンデンサ41に印加される電圧
の振幅V41は次のように表せる。 V41=(VGS+Vn)−{(VDS+VGS)−Vn} =2Vn−VDS ここで、2Vn=v VDS=V と置くと、上式は次のように表せる。 V41=v−V′ 従つて、補償コンデンサ41の容量をCcとする
と、補償コンデンサ41の充電電流Icは次式で表
される。 Ic=fV41Cc=f(v−V′)Cc (21) それゆえ、抵抗40に流れる電流I0は次の第22
式で示される。なお、第6図に示したように、電
流{(I1+IS1)+(I2+IS2)}がソース抵抗40を流
れる向きに対して、電流Icは逆向きに流れている
ため、ソース抵抗40に流れる電流I0は電流
{(I1+IS1)+(I2+IS2)} と電流Icとの引算の形で表される。 I0={(I1+Is1)+(I2+Is2)}−Ic =(I1+I2)+(Is1+Is2)−Ic =f(v−V)(C1+C2)+2f(v−V)Cs −f(v−V′)Cc (22) ここで、次式のように補償コンデンサ41の容
量Ccを定めると、第(22)式は第(24)式のよ
うに変形されて、浮遊容量Csの影響を除くこと
ができる。 2f(v−V)Cs=f(v−V′)Cc (23) I0=f(v−V)(C1+C2)=Const (24) なお、ダイオード45およびコンデンサ46
は、2次巻線12の交流電圧によつて差動増幅器
44を駆動するための整流用ダイオードおよび平
滑用コンデンサである。 次に、第2図の実施例においては、出力電流I
は次のようにして求められる。つまり、抵抗35
の電圧降下の抵抗36,37,38の電圧降下と
がそれぞれ演算増幅器9に導かれ、両電圧降下の
差が検出される。この差は出力トランジスタ25
によつて出力電流Iに変換される。この出力電流
Iは出力トランジスタ25の負荷抵抗47および
演算増幅器9の抵抗48を介して直流電流I2が流
れる抵抗37,38に帰還される。その結果、演
算増幅器9の一対の入力端子に生ずる電圧差は零
となり、第(25)式が成立する。但し、抵抗3
7,38に流れる帰還電流をIfとする。 R10(I1+Is1) =(R11+R12+R13)(I2+Is2) +(R12+R13)If (25) しかして、第(18)式および第(20)式の関係
を考慮して、第(25)式から帰還電流Ifを求め
る。 If=R10/R12+R13(I1−I2) (26) 一方、抵抗37,38,47,48から成る帰
環回路にキルヒホツフの法則を適用する。ここ
で、機械的変位△dが零のとき、つまりコンデン
サC1,C2が等しいときに、出力トランジスタ2
5に流れる電流をIBとする。この電流IBは出力電
流Iに対して基礎電流とする。これはたとえば信
号電流4〜20mAの4mAに相当する。従つて、
機械的変位△dが存在する測定状態においては、
出力トランジスタ25には、この基礎電流IBと機
械的変位△dに関係する出力電流Iとの和の電流
(IB+I)とが流れる。しかして、抵抗37,3
8,47,48から成る閉回路において、負荷抵
抗47には電流(IB+I−If)が流れ、抵抗48
には帰還電流Ifが流れ、抵抗37,38には電流
(I2+Is2+If)が流れるので、次式が得られる。但
し、抵抗47の抵抗値をR20、抵抗48の抵抗値
をRfとする。 R20(IB+I−If)=RfIf+(R12 +R12)(I2+Is2+If) (27) ここで、第(27)式において、機械的変位△d
に関係する成分のみについて着目すると、次式が
得られる。 R20(I−If)=RfIf+(R12 +R13)(I2+If) (28) しかして、第(28)式から出力電流Iを求め、
帰還電流Ifに第(26)式に代入する。 I=R10(R0+Rf+R12+R13)/R20(R12+R13)(I1 −I2)+(R12+R13)I2=K1(I1−I2) +K2I2 (29) K1=R10(R0+Rf+R12+R13)/R20(R12+R13)K2=R1
2
+R13 つぎに、第(29)式に第(14)式、第(15)式
を代入する。 I=K1f(v−V)(C1−C2)+K2f(v−V) (30) この第(30)式に第(24)式に代入する。 I=K1I0C1−C2/C1+C2+K2I0C2/C1+C2 (31) ここで、第(11)式から次の関係が明らかである。 C1−C2/C1+C2=△d/d C2/C1+C2=1/2(1−
△d/d) 従つて、第(31)式は次のように変形される。 I=1/2K2I0+(K1−1/2K2)I0△d/d =G1+G2△d/d (32) G1=1/2K2I0=Const G2=(K1−1/2K2)I0=Const しかして、第(32)式において、右辺第1項
G1は定数であり、第2項のG2も定数であるから、
出力電流Iは機械的変位△dに比例することにな
る。このようにして、出力電流Iからは浮遊容量
Cs1,Cs2の影響を除くことができる。 ところで、この種の2線式変位変換装置は圧力
等の工業用プロセス量をたとえば4〜20mAの範
囲の直流電流Iに変換して伝送するものであり、
伝送すべきプロセス量に多くの脈動成分が含まれ
ていても、そのプロセス量を変換して伝送する直
流電流Iからは脈動成分を除去することが要求さ
れ、このために抵抗とコンデンサとから構成され
た脈動成分除去用ダンピング回路が設けられる。
第2図の実施例においてもこの種のダンピング回
路が設けられているが、このダンピング回路にお
いては、動作中にダンピングを施こしても、出力
電流に過渡変動が発生しないように工夫してあ
る。すなわち、ダンピング回路は、ダンピングコ
ンデンサ49および抵抗36,37,38から成
る遅れ回路と、抵抗50と、2つの抵抗51,5
2から成る分圧回路と、スイツチ53とから構成
されている。ダンピングを施こさないときには、
スイツチ53は接点b側に接続されている。この
とき、抵抗51と抵抗52との接続点の電位は差
動増幅器9の反転入力端子における電位つまり抵
抗36と2次巻線11との接続点の電位にほぼ等
しく設定しておく。すなわち、抵抗36と2次巻
線11との接続点電位は電流I2つまり機械的変位
△dによつて変化する。そこで、その機械的変位
△dが0〜100%変化するときに、その接続点電
位がたとえば2.5Vから3.0Vに変化するように設
定した場合には、抵抗51,52の抵抗値の選定
により、その抵抗51,52の接続点電位が約
2.5Vになるように設定する。それにより、コン
デンサ49はダンピングを施こさないときには約
2.5Vに充電されている。従つて、ダンピングを
施こすために、スイツチ53を接点a側に切換え
て、コンデンサ49を差動増幅器9の入力側に接
続したとしても、その接続による過渡変動はあま
り生じない。 ところが、抵抗51,52によるダンピングコ
ンデンサ49の事前充電を施こしておかない場合
には、差動増幅器9へのコンデンサ49の接続投
入により、その差動増幅器9の入力側では約2.5
〜3.0Vの電圧変動が生じ、従つてコンデンサ4
9の接続による大幅な過渡変動が生じることにな
る。 なお、第2図において、ダンピング回路そのも
のの機能についてはよく知られていることなの
で、ここではその説明を省略する。 次に、第2図に示した実施例においては、零点
調整回路が設けられている。この零点調整回路
は、差動増幅器9の一対の入力端子間に接続され
た可変抵抗54と、この可変抵抗54の可変タツ
プに接続された抵抗55とから主として構成され
ており、抵抗55の他端は抵抗37,38の接続
点に接続されている。この場合に、本発明におい
ては、抵抗35における電圧降下の変化と抵抗3
8における電圧降下の変化とが等しくなるように
設定されている。(このために、抵抗37と抵抗
38とを等しく設定しておく。)それにより、抵
抗55の両端電圧は常に一定となる。従つて、抵
抗55に流れる電流は常に一定となる。しかし
て、一対のコンデンサC1,C2の静電容量が等し
くC1=C2のときにはI1=I2となつて差動増幅器9
の入力電圧差は零となるべきであるが、何らかの
原因により零にならないときには、可変抵抗54
の可変タツプの位置を変えて、2次巻線10側か
らこの可変抵抗54に流れる電流i1と2次巻線1
1側から可変抵抗54に流れる電流i2との割合を
調整し、差動増幅器9の入力電圧差が零になるよ
うに調整する。なお、この電流i1、i2は共に抵抗
55を介して流れるが、抵抗55の両端電圧は常
に一定に保持されるので、和電流(i1+i2)は常
に一定とする。この和電流(i1+i2)は抵抗38
に流入するが、非常に小さく、しかも一定値であ
るので、上述した式の展開においては無視して説
明した。 次に、第3図は本発明の他の実施例の回路図で
ある。この実施例においては、コンデンサC1
不変であり、コンデンサC2のみが機械的変位△
dに応じて変えられる。回路構成は基本的には第
2図の実施例と同じであるが、ダイオード15,
16にそれぞれ2次巻線57,58が接続される
点で異なつている。 このような回路構成により、第3図の実施例に
おいては、(C1−C2)/C2なる演算が行なわれ
る。動作は第2図の実施例とほとんど同じである
ので、その説明は省略する。但し、この回路で
は、FET39によつて電流{(I2+Is2)−Ic}が
一定制御される。 以上に説明したように、本発明においては、
FET39の作用により、コンデンサC1,C2に流
れる電流I1、I2の少なくとも一方(つまり和電流
I1+I2あるいは電流I2)と補償コンデンサ41に
流れる電流Icとの合成電流を一定値に保持するよ
うにした。その結果、FET31、ツエナーダイ
オード33およびトランジスタ34は、主とし
て、発振器7および差動増幅器9の駆動電圧供給
用に使用され、第1図の従来回路の如く差動増幅
器8のための基準電圧素子として使用されるので
はないので、特性安定性がそれ程厳しくなくても
よい。それゆえ、このようなFET31、ツエナ
ーダイオード33およびトランジスタ34の入手
は非常に容易となり、しかも価格も非常に安価と
なる。さらに、浮遊容量Cs1,Cs2の影響を補償す
るための補償コンデンサ41を設け、この補償コ
ンデンサ41に流れる電流Icと電流{(I1+Is1)+
(I2+Is2)}または電流(I2+Is2)との合成電流を
FETによつて一定値制御するので、構造簡単に
して、浮遊容量の影響を補償することができる。
さらに、差動増幅器44は浮遊容量Csを補償す
るために設けられており、従つて結果的には第1
図の従来例に比べて差動増幅器8を1個分を除く
ことができることになり、部品点数を軽減させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変位変換装置の回路図、第2図
および第3図は本発明のそれぞれ異なる実施例の
回路図、第4図は第2図の回路の一部を拡大して
示した回路図、第5図は第4図に示した回路にお
ける各点での電位の変化について説明するための
波形図、第6図は同様に第2図の回路の他の一部
を拡大して示した回路図、第7図は第6図に示し
た回路における各点での電位の変化について説明
するための波形図である。 C1,C2……測定コンデンサ、Cs1,Cs2……浮
遊容量、7……発振器、9……差動増幅器、1
0,11,12,57,58……2次巻線、1
3,14,15,16……ダイオード、25……
出力トランジスタ、31,39……電界効果トラ
ンジスタ、35,36,37,38,40,4
8,50,51,52,54,55……抵抗、4
1……補償コンデンサ、42,43……ダイオー
ド、44……差動増幅器、49……ダンピングコ
ンデンサ、53……スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 微小な機械的変位を直流電流信号に変換する
    二線式変位変換回路装置において、交流励振され
    る第1および第2の一対のリアクタンス性インピ
    ーダンス素子であつて、それらのインピーダンス
    素子の少なくとも一方が機械的変位に応じて変化
    するインピーダンス値を持ち、浮遊容量がそれぞ
    れ並列接続された形にて存在するような一対のリ
    アクタンス性インピーダンス素子と、前記第1お
    よび第2のインピーダンス素子の各々のインピー
    ダンス値に比例した第1および第2の直流電流信
    号を供給する手段と、前記第1および第2の直流
    電流信号の差に相当し前記機械的変位の量を表わ
    す出力電流信号を供給する第1の手段と、前記一
    対のリアクタンス性インピーダンス素子に並列接
    続されている浮遊容量のほぼ和に応じた固定のイ
    ンピーダンス値を持つ第3のリアクタンス性イン
    ピーダンス素子と、この第3のインピーダンス素
    子のインピーダンス値に比例した第3の電流信号
    を供給する第2の手段とを備え、前記第3の電流
    信号と前記前記第1および第2の電流信号の少な
    くとも一方との和を電流調整器によつて予め定め
    られた一定値に保持することを特徴とする二線式
    変位変換回路装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記第1および第2のインピーダンス素
    子はお互いに差動的に変化するインピーダンス値
    を持ち、前記第1および第2の電流信号と前記第
    3の電流信号との和は前記電流調整器によつて予
    め定められた一定値に保持されることを特徴とす
    る二線式変位変換回路装置。 3 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記第1および第2のインピーダンス素
    子は各々固定および可変のインピーダンス値を持
    ち、前記第2および第3の電流信号の和は前記電
    流調整器によつて予め定められた一定値に保持さ
    れ、一方前記第1の電流信号は調整されないこと
    を特徴とする二線式変位変換回路装置。 4 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記第1および第2のインピーダンス素
    子は交流励振の1つの半波で一方の極性に同時に
    励振され、一方それらのインピーダンス素子は前
    記交流励振の引続いて起る他の半波で同時に他方
    の極性に励振されることを特徴とする二線式変位
    変換回路装置。 5 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記第1の手段は、各々が前記第1およ
    び第2の電流信号に応動する一対の入力部および
    前記2つの入力電流信号の間の差に応動する出力
    部を有する差動増幅器と、前記機械的変位の量を
    表わす出力電流信号を供給するために前記差動増
    幅器の出力に応動する出力トランジスタと、前記
    出力電流の全部を実質的に受け、フイードバツク
    信号を与えるために前記差動増幅器の1つの入力
    につながれたフイードバツク抵抗と、前記差動増
    幅器の2つの入力の間に接続された2つの末端の
    端子、および前記差動増幅器の1つの入力に前記
    フイードバツク信号を供給するために前記フイー
    ドバツク抵抗とその1つの入力とにつながれたフ
    イードバツク回路に間接的につながれた中間の可
    調整端子を備えた零調整抵抗と、を含むことを特
    徴とする二線式変位変換回路装置。 6 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記第1の手段は、各々が前記第1およ
    び第2の電流信号の各々に応答する一対の入力部
    および前記入力電流信号の差に応動する出力部を
    持つ差動増幅器と、前記機械的変位の量を表わす
    出力電流を供給するために前記差動増幅器の出力
    に応動する出力トランジスタと、前記差動増幅器
    の入力につながれたダンピング回路とを含み、前
    記ダンピング回路はダンピングコンデンサとスイ
    ツチング手段と電圧分割手段とを有し、前記電圧
    分割手段は、ダンピング動作を必要とするときは
    前記ダンピングコンデンサと前記差動増幅器の一
    方の入力部とを接続し、ダンピング動作を必要と
    しないときは予め定められた電圧値に前記ダンピ
    ングコンデンサを充電しておくために前記ダンピ
    ングコンデンサと前記電圧分割手段とを接続し得
    るようになされていることを特徴とする二線式変
    位変換回路装置。 7 特許請求の範囲第1項記載の変位変換装置に
    おいて、前記電流調整器は電流調整トランジスタ
    とこの電流調整トランジスタの制御のための直列
    抵抗との直列接続から成り、前記第2の手段は前
    記第3のインピーダンス素子を流れる交流電流を
    一方および他方の極性に転換整流するための一対
    の整流器と前記電流調整トランジスタの両端電圧
    を検出する検出手段とを含み、前記一方の極性の
    整流電流は前記直列抵抗に供給され、前記他方の
    極性の整流電流は前記検出手段へ供給されること
    を特徴とする二線式変位変換回路装置。
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