JPH02291125A - 窒化ガリウム系化合物半導体の表面加工方法 - Google Patents
窒化ガリウム系化合物半導体の表面加工方法Info
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- JPH02291125A JPH02291125A JP11096089A JP11096089A JPH02291125A JP H02291125 A JPH02291125 A JP H02291125A JP 11096089 A JP11096089 A JP 11096089A JP 11096089 A JP11096089 A JP 11096089A JP H02291125 A JPH02291125 A JP H02291125A
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Landscapes
- Drying Of Semiconductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【産業−1二の利川分野】
本発明は、AffnGa+−xN (0≦X≦1)半導
体の1・ライエッチングよる表面加工カ法に関する3、
体の1・ライエッチングよる表面加工カ法に関する3、
従来、ΔR,,GaI−xN (0≦X≦1)半導体は
青色の発光タイオードや短波長領域の発光素子の祠利と
して注目されており、係る素子を作成する場合には、他
の化合物半導体と同様にメザ、リセス等の表面加工技術
を確立することが必要となっている。 Δf2XGa1−XN半導体は化学的に非常に安定な物
質であり、他の■−V族化合物半導体のエッチング液と
して通常使用される塩酸、硫酸、フッ化水素酸(III
’)等の酸又はこれらの混合液には溶解しない。 このため、AI2,Ga.−X)l半導体に関するエッ
チンク技術は次の数少ない方法しか知られていない。 第1の方法は、苛性ソーダ、苛性カリ又はピロ硫酸カリ
ウムを800℃以上に加熱した溶液を用いるウエッ1・
エッチンクである。又、第2の方法は、0.IN苛性ソ
ーダ溶液を用いた電解シエッ1−エッチングである。そ
して、第3の方法はリン酸と硫酸の混合比12〜15の
混合液を用いて、温度]80℃〜250℃においてウエ
ットエッチンクする方法である。
青色の発光タイオードや短波長領域の発光素子の祠利と
して注目されており、係る素子を作成する場合には、他
の化合物半導体と同様にメザ、リセス等の表面加工技術
を確立することが必要となっている。 Δf2XGa1−XN半導体は化学的に非常に安定な物
質であり、他の■−V族化合物半導体のエッチング液と
して通常使用される塩酸、硫酸、フッ化水素酸(III
’)等の酸又はこれらの混合液には溶解しない。 このため、AI2,Ga.−X)l半導体に関するエッ
チンク技術は次の数少ない方法しか知られていない。 第1の方法は、苛性ソーダ、苛性カリ又はピロ硫酸カリ
ウムを800℃以上に加熱した溶液を用いるウエッ1・
エッチンクである。又、第2の方法は、0.IN苛性ソ
ーダ溶液を用いた電解シエッ1−エッチングである。そ
して、第3の方法はリン酸と硫酸の混合比12〜15の
混合液を用いて、温度]80℃〜250℃においてウエ
ットエッチンクする方法である。
ところが、上記第1及び第2の方法は、高温の腐食性物
質を用いること等から、実用面での困対F性がある。又
、第3の方法は、微妙な温度変化によりエッチング速度
が大きく変化する等の問題があり、上記何れの方法も実
用されるに至っていない。 又、上記の方法はいずれもウェッ1−エッチングである
ため、アンダーカッ1・が発生すること等のウエットエ
ッチッグ特有の欠点を解消することができない。 一方、AムGa.−xN半導体に関するドライエッチン
グ方法については、全く知られた方法が存在しない。プ
ラズマエッチングにおいて如何なる反応性のガスを選択
すれば良いかは、反応機構がエッチングされる化合物半
導体の原子の組合せや結晶構造に影響されるため、予測
が出来ない。従って、既存の反応性ガスがAj!.Ga
,−XN半導体にとってエッチングに効果があるか否か
も予測することができない。又、マスク利には、エッチ
ンク速度が被エッチング物質よりも遅いものを使用する
必要があるが、これもエッチングガスとの関係により決
定されるものであって、従来の他の半導体の湿式?ッチ
ングで使用されているマスク材が使用できるか否かは不
明である。 そこで、本発明者等はAj2.Ga,−XN半導体のプ
ラズマエッチングにおいて、その半導体やマスク材のエ
ッチング速度と使用される反応ガスの種類やその他の条
件について鋭意実験研究を行った結果、本発明を完成し
たものである。
質を用いること等から、実用面での困対F性がある。又
、第3の方法は、微妙な温度変化によりエッチング速度
が大きく変化する等の問題があり、上記何れの方法も実
用されるに至っていない。 又、上記の方法はいずれもウェッ1−エッチングである
ため、アンダーカッ1・が発生すること等のウエットエ
ッチッグ特有の欠点を解消することができない。 一方、AムGa.−xN半導体に関するドライエッチン
グ方法については、全く知られた方法が存在しない。プ
ラズマエッチングにおいて如何なる反応性のガスを選択
すれば良いかは、反応機構がエッチングされる化合物半
導体の原子の組合せや結晶構造に影響されるため、予測
が出来ない。従って、既存の反応性ガスがAj!.Ga
,−XN半導体にとってエッチングに効果があるか否か
も予測することができない。又、マスク利には、エッチ
ンク速度が被エッチング物質よりも遅いものを使用する
必要があるが、これもエッチングガスとの関係により決
定されるものであって、従来の他の半導体の湿式?ッチ
ングで使用されているマスク材が使用できるか否かは不
明である。 そこで、本発明者等はAj2.Ga,−XN半導体のプ
ラズマエッチングにおいて、その半導体やマスク材のエ
ッチング速度と使用される反応ガスの種類やその他の条
件について鋭意実験研究を行った結果、本発明を完成し
たものである。
即ち、本発明者等は、マスクを二酸化ケイ素(Sin■
)及び/又は酸化アルミニウム(Aj!203)又は、
それらとフォトレジストとの2重構造をマスクとして、
ジクロ口ジフルオ口メタン(CCA2P2)ガスのプラ
ズマにより、Aβ,Ga,=XN (0≦X≦1)半導
体をエツヂングすると効果的な表面微細加工ができるこ
とを発見した。 従って、上記課題を解決するための発明の構成は、Aβ
,Ga,xN (0≦X≦1)半導体上に選択的に形成
された二酸化ケイ素(SiO■)及び/又は酸化アルミ
ニウム(AI2203)の第1マスク層とその上に積層
されたフォトレジストから成る第2マスク層又は前記第
1マスク層をマスクとして、ジクロ口ジフルオ口メタン
(CCA2I12)ガスのプラズマにより、Aβ.,G
a. xN (0≦X≦1)半導体をエッチングするこ
とによって表面加工を行うことである。 上記のプラズマエッチングは、通常、高周波電力を印加
する電極を平行に配置し、その電極に被エッチング物体
を配置した平行電極型装置や、高周波電力を印加する電
極を円筒状に配置し、その円筒の断面に平行に被エッチ
ング物体を配置した円筒電極型装置、その他の構成の装
置を用いて行われる。又、ジクロ口ジフルオ口メタン(
CCA2F2)ガスをプラズマ状態にするには、」二記
平行電極型装置や円筒電極型装置では、電極間に高周波
電力を印加することにより行われる。
)及び/又は酸化アルミニウム(Aj!203)又は、
それらとフォトレジストとの2重構造をマスクとして、
ジクロ口ジフルオ口メタン(CCA2P2)ガスのプラ
ズマにより、Aβ,Ga,=XN (0≦X≦1)半導
体をエツヂングすると効果的な表面微細加工ができるこ
とを発見した。 従って、上記課題を解決するための発明の構成は、Aβ
,Ga,xN (0≦X≦1)半導体上に選択的に形成
された二酸化ケイ素(SiO■)及び/又は酸化アルミ
ニウム(AI2203)の第1マスク層とその上に積層
されたフォトレジストから成る第2マスク層又は前記第
1マスク層をマスクとして、ジクロ口ジフルオ口メタン
(CCA2I12)ガスのプラズマにより、Aβ.,G
a. xN (0≦X≦1)半導体をエッチングするこ
とによって表面加工を行うことである。 上記のプラズマエッチングは、通常、高周波電力を印加
する電極を平行に配置し、その電極に被エッチング物体
を配置した平行電極型装置や、高周波電力を印加する電
極を円筒状に配置し、その円筒の断面に平行に被エッチ
ング物体を配置した円筒電極型装置、その他の構成の装
置を用いて行われる。又、ジクロ口ジフルオ口メタン(
CCA2F2)ガスをプラズマ状態にするには、」二記
平行電極型装置や円筒電極型装置では、電極間に高周波
電力を印加することにより行われる。
後述の実施例で明らかにされるように、八lMGa1−
XN(0≦X≦1)半導体のエッチンクにジクロ口ジフ
ルオ口メタン(CCβ2F2)ガスのプラズマが効果的
であった。又、二酸化ケイ素(SiO2)及び/又は酸
化アルミニウム(AA203)の第1マスク層とその上
に積層されたフォトレジストから成る第2マスク層とか
ら成る2重構造又は第1マスク層が上記プラズマエッチ
ングに対するマスクとして効果的であることが判明され
た。 又、上記プラズマエッチングを行っても、上記半導体に
結晶欠陥を生じないことも判明された。 従って、本発明による表面加工方法により、IM!Ja
l−XN (0≦X≦1)半導体を用いた素子、IC等
の製造において、それらの生産性を大きく改善すること
ができる。特に、■型GaN/N型GaN/AA203
構造において、■型GaNを上記発明方法により部分的
に除去することによりフリップチップ型の青色発光ダイ
オードを容易に製作できるようになった。
XN(0≦X≦1)半導体のエッチンクにジクロ口ジフ
ルオ口メタン(CCβ2F2)ガスのプラズマが効果的
であった。又、二酸化ケイ素(SiO2)及び/又は酸
化アルミニウム(AA203)の第1マスク層とその上
に積層されたフォトレジストから成る第2マスク層とか
ら成る2重構造又は第1マスク層が上記プラズマエッチ
ングに対するマスクとして効果的であることが判明され
た。 又、上記プラズマエッチングを行っても、上記半導体に
結晶欠陥を生じないことも判明された。 従って、本発明による表面加工方法により、IM!Ja
l−XN (0≦X≦1)半導体を用いた素子、IC等
の製造において、それらの生産性を大きく改善すること
ができる。特に、■型GaN/N型GaN/AA203
構造において、■型GaNを上記発明方法により部分的
に除去することによりフリップチップ型の青色発光ダイ
オードを容易に製作できるようになった。
以下、本発明を具体的な実施例に基づいて説明する。
本実施例方法で使用されたGaN半導体は、有機金属化
合物気相成長法(以下rMOVPB Jと記す)による
気相成長により第1図(a)に示す構造に作成された。 用いられたガスは、Nl+3とキャリアガス{I2.と
トリメチルガリウl− (Ga(Cll*)3) (以
下r’l’MGJと記ず)と1・リメチル−γルミニウ
ム(AI (Cll3) 3) (以下rTMA」と記
す)である。 まず、有機洗浄及び熱処理により洗浄したC面を主面と
する単結晶のザファイア基板1をM O V 11 1
E装置の反応室に載置されたザセブタに装着ずる。 次に、反応室内の圧力を5Torrに減圧し、II2を
流速0.3A/分で反応室に流しながら温度1100℃
でザファイア基板1を気相エソチンクした。 次に、温度を800℃まで低下させて、II2を流速3
p/分、Nl+3を流速2127分、T M Aを7X
10−’モル/分で供給して1分間熱処理した。この熱
処理によりApNのバッファ層2が約500八の厚さに
形成された。 次に、1分経過した時にTM八の供給を停止して、→ノ
−ファイア基板1の温度を1000℃に保持し、112
を2.5β/分、N113を15p/分、TMGを].
7X 10−5モル/分で100分間供給し、膜厚約
51ffiのGaN層3を形成した。 次に、このようにして形成された試料を反応室から取り
出し、GaN層3の上にSl02をスパッタして第1マ
スク層4を3000八の厚さに形成した。次に、その第
1マスク層4の上にフォトレジストをスピナーで1.5
1mの厚さに塗布し、90℃で30分間ベーキングして
第2マスク層5を形成した。 次に、第1図(b)に示すように、微細加工のパターン
に対応したマスク6を用いて第2マスク層5のフォトレ
ジス1・を露光した後、そのフオトレジス1・を現像し
、純水で充分に洗浄して、第1図(C)に示すように、
露光部のフオ1・レジス1・が除去された試料を得た。 次に、この試料を120℃で30分間ベーキングした後
、その試料をフッ化水素酸に2分間浸漬して、フォトレ
ジストをマスクとして露出した部分のSI02をエッチ
ングして除去した。このようにして、第1図(d)に示
すように、GaNの上に所定形状の第1マスク層4と第
2マスク層5の積層構造から成るマスクを形成した。尚
、GaNはフツ化水素酸によってはエッチングされない
ので、Sin2のエッチンクはGaNの上面で停止する
。 次に、第1図(d)の試料30を純水で洗浄した後、乾
煙して、第2図に示すプラズマエッチング装置を用いて
露出した部分のGaN層3をエッチングした。 第2図に示す平行電極型装置において、反応室20を形
成するステンレス製の真空容器10の側壁には、エッチ
ング用のガスを導入する導入管12が連設されており、
その導入管12はガス流速を可変できるマスフローコン
1・ローラ14を介してCC12F2ガスを貯蔵したタ
ンク]6に接続されている。そして、C口2F2ガスが
そのタンク16からマスフローコントローラ14を介し
て反応室20に導入される。 又、反応室20は拡敗ボンプ19によりiJl気されて
おり、反応室20の真空度は反応室20と拡散ボンプ1
9との間に介在するコンダクタンスハルブ18により調
整される。 方、反応室20内には」二下方向に対向して、フッ化樹
脂により真空容器10から絶縁された電極22と電極2
4とが配設されている。そして、電極22は接地され、
電極24には高周波電力が供給される。その高周波電力
は周波数1.3.56Mllzの高周波電源28から整
合器26を介して供給される。 又、電極24の上には、第1図ω)に示す構成の試料3
0、32が載置される。 係る構成の装置において、プラズマエッチングを行う場
合には、まず、電極24の上に試料30、32を載置し
た後、拡散ポンブ19により反応室20内の残留ガスを
十分に排気して、反応室20の真空度を5x ]..o
−5Torrにする。その後、CCI2I12ガスがマ
スフローコン1・ローラ14にヨリ流速10 cc/分
に制御されて反応室20に導入され、コンダクタンスハ
ルブ18により反応室20の真空度は精確に0. 04
Torrに調整された。そして、電極24と電極22間
に200W (0. ,!]レl/clIt)高周波電
力を供給すると、電極間でクロー放電が開始され、導入
されたCCI21?2ガスはプラズマ状態となり、試料
30.32のエッチングが開始された。 20分間エッチングした後、その試料30、32を装置
から取り出した。この時、第2マスク層5のフォトレジ
ストもエッチングされ、第1マスク層4が残った。この
第1マスク層4のS102をフッ化水素酸でエッチング
除去して、純水洗浄をした後乾燥させて、第1図(e)
に示すように、形状にグレの少ない深さ1.3Ifmの
微細加工表面を得ることができた。又、顕微鏡による表
面写真を第4図に示す。エッチピットが現れず滑らかな
表面が得られ、形状にグレが少ないことが分かる。 尚、上記のエッチング装置及びCC12F2ガスを用い
て、GaN, Sl02. A#203,フォトレジス
トをそれぞれエッチングして、それらのエッチング速度
を測定した。その結果を第3図に示す。 その結果から分かるように、エッチング速度は、フォト
レジストが1330八/分, GaNが66〇八/分,
S102が260八/分,Aj2203が80八/分で
あった。 上記の実施例において、20分エッチングすると、厚サ
1.5期の第2マスク層5のフオ1・レシス1・は約1
1.5分で完全に除去され、残り約8.5分で第1マス
ク層4のSI02が2200人除去される。しかしなが
ら、第1マスク層4は3000八に形成されているので
、充分にマスクとして機能する。 SiO。たけてマスクを形成すると、その厚さをエッチ
ングに耐える得る厚さにする必要があるが、Sl02の
積層速度が遅く、積層厚さに限界がある。 そこで、SiO2の上に充分にしかも容易に厚くできる
フォ1・レジストを設けた2重構造にすることにより、
効果的なマスクが実現される。 又、第3図の結果から分かるように、第1マスク層4に
Aβ203を用いることもできる。その場合には、Δβ
203を除去するためのエッチング液としては、フッ化
水素酸とリン酸との混合液(混合比4:1)が用いられ
る。 更に、AffNのエッチングも上記と同様にして行った
が、同様に良好な表面微細加工が行われた。 このことから、本発明は一般式Aβ.Ga, .N半導
体の微細加工にも適用できることが判明した。
合物気相成長法(以下rMOVPB Jと記す)による
気相成長により第1図(a)に示す構造に作成された。 用いられたガスは、Nl+3とキャリアガス{I2.と
トリメチルガリウl− (Ga(Cll*)3) (以
下r’l’MGJと記ず)と1・リメチル−γルミニウ
ム(AI (Cll3) 3) (以下rTMA」と記
す)である。 まず、有機洗浄及び熱処理により洗浄したC面を主面と
する単結晶のザファイア基板1をM O V 11 1
E装置の反応室に載置されたザセブタに装着ずる。 次に、反応室内の圧力を5Torrに減圧し、II2を
流速0.3A/分で反応室に流しながら温度1100℃
でザファイア基板1を気相エソチンクした。 次に、温度を800℃まで低下させて、II2を流速3
p/分、Nl+3を流速2127分、T M Aを7X
10−’モル/分で供給して1分間熱処理した。この熱
処理によりApNのバッファ層2が約500八の厚さに
形成された。 次に、1分経過した時にTM八の供給を停止して、→ノ
−ファイア基板1の温度を1000℃に保持し、112
を2.5β/分、N113を15p/分、TMGを].
7X 10−5モル/分で100分間供給し、膜厚約
51ffiのGaN層3を形成した。 次に、このようにして形成された試料を反応室から取り
出し、GaN層3の上にSl02をスパッタして第1マ
スク層4を3000八の厚さに形成した。次に、その第
1マスク層4の上にフォトレジストをスピナーで1.5
1mの厚さに塗布し、90℃で30分間ベーキングして
第2マスク層5を形成した。 次に、第1図(b)に示すように、微細加工のパターン
に対応したマスク6を用いて第2マスク層5のフォトレ
ジス1・を露光した後、そのフオトレジス1・を現像し
、純水で充分に洗浄して、第1図(C)に示すように、
露光部のフオ1・レジス1・が除去された試料を得た。 次に、この試料を120℃で30分間ベーキングした後
、その試料をフッ化水素酸に2分間浸漬して、フォトレ
ジストをマスクとして露出した部分のSI02をエッチ
ングして除去した。このようにして、第1図(d)に示
すように、GaNの上に所定形状の第1マスク層4と第
2マスク層5の積層構造から成るマスクを形成した。尚
、GaNはフツ化水素酸によってはエッチングされない
ので、Sin2のエッチンクはGaNの上面で停止する
。 次に、第1図(d)の試料30を純水で洗浄した後、乾
煙して、第2図に示すプラズマエッチング装置を用いて
露出した部分のGaN層3をエッチングした。 第2図に示す平行電極型装置において、反応室20を形
成するステンレス製の真空容器10の側壁には、エッチ
ング用のガスを導入する導入管12が連設されており、
その導入管12はガス流速を可変できるマスフローコン
1・ローラ14を介してCC12F2ガスを貯蔵したタ
ンク]6に接続されている。そして、C口2F2ガスが
そのタンク16からマスフローコントローラ14を介し
て反応室20に導入される。 又、反応室20は拡敗ボンプ19によりiJl気されて
おり、反応室20の真空度は反応室20と拡散ボンプ1
9との間に介在するコンダクタンスハルブ18により調
整される。 方、反応室20内には」二下方向に対向して、フッ化樹
脂により真空容器10から絶縁された電極22と電極2
4とが配設されている。そして、電極22は接地され、
電極24には高周波電力が供給される。その高周波電力
は周波数1.3.56Mllzの高周波電源28から整
合器26を介して供給される。 又、電極24の上には、第1図ω)に示す構成の試料3
0、32が載置される。 係る構成の装置において、プラズマエッチングを行う場
合には、まず、電極24の上に試料30、32を載置し
た後、拡散ポンブ19により反応室20内の残留ガスを
十分に排気して、反応室20の真空度を5x ]..o
−5Torrにする。その後、CCI2I12ガスがマ
スフローコン1・ローラ14にヨリ流速10 cc/分
に制御されて反応室20に導入され、コンダクタンスハ
ルブ18により反応室20の真空度は精確に0. 04
Torrに調整された。そして、電極24と電極22間
に200W (0. ,!]レl/clIt)高周波電
力を供給すると、電極間でクロー放電が開始され、導入
されたCCI21?2ガスはプラズマ状態となり、試料
30.32のエッチングが開始された。 20分間エッチングした後、その試料30、32を装置
から取り出した。この時、第2マスク層5のフォトレジ
ストもエッチングされ、第1マスク層4が残った。この
第1マスク層4のS102をフッ化水素酸でエッチング
除去して、純水洗浄をした後乾燥させて、第1図(e)
に示すように、形状にグレの少ない深さ1.3Ifmの
微細加工表面を得ることができた。又、顕微鏡による表
面写真を第4図に示す。エッチピットが現れず滑らかな
表面が得られ、形状にグレが少ないことが分かる。 尚、上記のエッチング装置及びCC12F2ガスを用い
て、GaN, Sl02. A#203,フォトレジス
トをそれぞれエッチングして、それらのエッチング速度
を測定した。その結果を第3図に示す。 その結果から分かるように、エッチング速度は、フォト
レジストが1330八/分, GaNが66〇八/分,
S102が260八/分,Aj2203が80八/分で
あった。 上記の実施例において、20分エッチングすると、厚サ
1.5期の第2マスク層5のフオ1・レシス1・は約1
1.5分で完全に除去され、残り約8.5分で第1マス
ク層4のSI02が2200人除去される。しかしなが
ら、第1マスク層4は3000八に形成されているので
、充分にマスクとして機能する。 SiO。たけてマスクを形成すると、その厚さをエッチ
ングに耐える得る厚さにする必要があるが、Sl02の
積層速度が遅く、積層厚さに限界がある。 そこで、SiO2の上に充分にしかも容易に厚くできる
フォ1・レジストを設けた2重構造にすることにより、
効果的なマスクが実現される。 又、第3図の結果から分かるように、第1マスク層4に
Aβ203を用いることもできる。その場合には、Δβ
203を除去するためのエッチング液としては、フッ化
水素酸とリン酸との混合液(混合比4:1)が用いられ
る。 更に、AffNのエッチングも上記と同様にして行った
が、同様に良好な表面微細加工が行われた。 このことから、本発明は一般式Aβ.Ga, .N半導
体の微細加工にも適用できることが判明した。
第1図は本発明の表面加工方法を示した工程図。
第2図はその表面加工方法を行うエッチング装置を示し
た構成図。第3図はエッチング速度の測定図。第4図は
エッチングした後のGaNの表面の結晶構造を示す顕微
鏡写真である。 1 サファイア基板 2−バッファ層 3゜−G a N層 4゜゜第1マスク層5 第2マス
ク層 6゜゛マスク 10 真空容器12−導入管 1
4 マスフローコントローラ16− タンク 19 拡
散ポンプ 18−コンダクタンスバルブ 22.24−?[極28
゜高周波電源
た構成図。第3図はエッチング速度の測定図。第4図は
エッチングした後のGaNの表面の結晶構造を示す顕微
鏡写真である。 1 サファイア基板 2−バッファ層 3゜−G a N層 4゜゜第1マスク層5 第2マス
ク層 6゜゛マスク 10 真空容器12−導入管 1
4 マスフローコントローラ16− タンク 19 拡
散ポンプ 18−コンダクタンスバルブ 22.24−?[極28
゜高周波電源
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Al_XGa_1_−_XN(0≦X≦1)半導体上に
選択的に形成された二酸化ケイ素(SiO_2)及び/
又は酸化アルミニウム(Al_2O_3)から成る第1
マスク層とその上に積層されたフォトレジストから成る
第2マスク層又は前記第1マスク層をマスクとして、 ジクロロジフルオロメタン(CCl_2F_2)ガスの
プラズマにより、 Al_XGa_1_−_XN(0≦X≦1)半導体をエ
ッチングすることによる表面加工方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110960A JP3002205B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 窒化ガリウム系化合物半導体の表面加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1110960A JP3002205B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 窒化ガリウム系化合物半導体の表面加工方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13633299A Division JP3254436B2 (ja) | 1999-05-17 | 1999-05-17 | 窒化ガリウム系化合物半導体におけるエッチングマスクの製造方法。 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02291125A true JPH02291125A (ja) | 1990-11-30 |
JP3002205B2 JP3002205B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=14548879
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1110960A Expired - Fee Related JP3002205B2 (ja) | 1989-04-29 | 1989-04-29 | 窒化ガリウム系化合物半導体の表面加工方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3002205B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5693180A (en) * | 1995-04-25 | 1997-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dry etching method for a gallium nitride type compound semiconductor |
US6750149B2 (en) | 1998-06-12 | 2004-06-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electronic device |
US6996150B1 (en) | 1994-09-14 | 2006-02-07 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor light emitting device and manufacturing method therefor |
-
1989
- 1989-04-29 JP JP1110960A patent/JP3002205B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6996150B1 (en) | 1994-09-14 | 2006-02-07 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor light emitting device and manufacturing method therefor |
US8934513B2 (en) | 1994-09-14 | 2015-01-13 | Rohm Co., Ltd. | Semiconductor light emitting device and manufacturing method therefor |
US5693180A (en) * | 1995-04-25 | 1997-12-02 | Sharp Kabushiki Kaisha | Dry etching method for a gallium nitride type compound semiconductor |
US6750149B2 (en) | 1998-06-12 | 2004-06-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electronic device |
US6960531B2 (en) | 1998-06-12 | 2005-11-01 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing electronic device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3002205B2 (ja) | 2000-01-24 |
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