JPH02290842A - α―スルホ脂肪酸エステル塩の製造方法 - Google Patents

α―スルホ脂肪酸エステル塩の製造方法

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JPH02290842A
JPH02290842A JP11342389A JP11342389A JPH02290842A JP H02290842 A JPH02290842 A JP H02290842A JP 11342389 A JP11342389 A JP 11342389A JP 11342389 A JP11342389 A JP 11342389A JP H02290842 A JPH02290842 A JP H02290842A
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JP
Japan
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acid ester
fatty acid
slurry
sulfonated
substance
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Pending
Application number
JP11342389A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Nishimura
功 西村
Michihisa Osano
小佐野 路久
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Publication of JPH02290842A publication Critical patent/JPH02290842A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C303/00Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides
    • C07C303/02Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof
    • C07C303/22Preparation of esters or amides of sulfuric acids; Preparation of sulfonic acids or of their esters, halides, anhydrides or amides of sulfonic acids or halides thereof from sulfonic acids, by reactions not involving the formation of sulfo or halosulfonyl groups; from sulfonic halides by reactions not involving the formation of halosulfonyl groups

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産1LE曵』団L年!一 本発明は、界面活性剤などとして用いられるα−スルホ
脂肪酸エステル塩の製造方法に関し,詳しくはその中和
工程に関する. 災米豊狭亙 α−スルホ脂肪酸エステル塩は,界面活性能を有し、■
耐硬水性が良好である,■浸透力が非常に優れている,
■皮膚に対してマイルドであるなどの優れた特性を具え
ていることから、現在は主として洗浄用界面活性剤、湿
潤剤などとして用いられており,さらに界面活性剤分野
を中心として広範な用途が期待されている。
α−スルホ脂肪酸エステル塩は、脂肪酸エステルのスル
ホン化物の塩であって,下記一般式(1)で表わされる
. R’−CH−COOR”         ・・・(1
)So,M ?R’: C,〜C2■の長鎖アルキルまたはアルケニ
ル基 R”: C,〜C4の低級アルキル基 M:対イオン) この化合物は,例えば、脂肪酸(R1−CH,一COO
H)をエステル化するか、あるいはエステル交換により
脂肪酸アルキルエステルを得,これをスルホン化して脂
肪酸エステルのスルホン化物とした後,中和することに
より製造される. また、スルホン化時に着色することから,中和に先立っ
て,あるいは中和後に過酸化水素などで漂白処理するこ
とも知られている.従来、脂肪酸エステルのスルホン化
物の中和は、水酸化アルカリの水溶液を用いて行なわれ
てきた。しかし、このような従来の中和方法では、以下
の問題点があった。
■ 中和時に脂肪酸エステルのエステル結合が切断され
て、α−スルホ脂肪酸塩(ジ塩)を副生する。
■ 得られる中和物(α−スルホ脂肪酸エステル塩)ス
ラリーの粘度が上昇し、ハンドリングが困難となる。
また、中和時にエステル結合が切断されるのを防止すバ
く比較的低濃度のアルカリ水溶液を用いるため,得られ
るα−スルホ脂肪酸エステル塩の水溶液(スラリー)が
低漉度化しやすい傾向があった。そこで、中和後にスラ
リーを加熱するなどして濃縮、高濃度することが提案さ
れているが(特開昭51−41675号公報),′a縮
化には,粘度上昇によりハンドリングが困難になる等の
限界があった。
そこで、特開昭57−7462号公報には,脂肪酸エス
テルのスルホン化物をCユ〜C4アルコールの存在下に
苛性アルカリ水溶液で2段階に中和して、ジ塩の生成を
抑えるともに、得られる中和スラリーの高濃度化を図る
ことが提案されている。
また、特開昭59−74195号公報には、所定量の低
級アルコールサルフエートを含む40〜65重量%のα
−スルホ脂肪酸エステル塩含有水性スラリーとすること
により、低粘度でスラリーを取り扱えることが記載され
ている。
しかしながら、上記方法でもジ塩の副生抑制および中和
スラリーの低粘度化の点で必ずしも十分でなく、よりい
っそうの改善がまたれていた。
また、α−スルホ脂肪酸エステル塩の製造工程において
、メタノール等の低級アルコールの利用については、ス
ルホン工程における使用(例えば、特開昭50−137
928号公報)、漂白工程における使用(同50−77
317号公報)などが知られているが、本発明と本質的
に異なるものである。
なお、α−スルホ脂肪酸エステル塩入ラリー中の低級ア
ルコールは、その用途にも依るが,最終的にはトツピン
グ等により除去されていた(既述の特開昭59−741
95号参照)。
発明が解 しようとする課 本発明は、ジ塩の副生を抑え,しかも、低粘度で取り扱
いやすい中和物が得られるα−スルホ脂肪酸エステル塩
の製造方法を提供するものである。
允14戸』戊 本発明のα−スルホ脂肪酸エステル塩の製造方法は、脂
肪酸エステルのスルホン化物を,アルコキシド溶液で中
和することを特徴とする。
以下,本発明についてさらに詳細に説明する.脂肪酸エ
ステルのスルホン化物は,例えば、下記一般式(■)で
表わされる脂肪酸エステルをスルホン化することにより
製造できる。
R”−CH,−GOOR       ・(n)(R1
:炭素数8〜22の直鎖または分岐のアルキル又はアル
ケニル基 R2:炭素数1〜4の直鎖または分岐のアルキル基 脂肪酸エステルのスルホン化は,例えば薄膜式スルホン
化装置,槽型スルホン化装置などにより行なうことがで
きる。スルホン化剤としては、無水SO3、S03ガス
を窒素、乾燥空気で希釈したものなどが用いられる。
このようにして得られたスルホン化物(α一スルホ脂肪
酸エステル)は、一般に着色しており、中和に先立って
漂白処理することが望ましい。漂白処理は、例えば、メ
タノールのような低級アルコールの存在下に,過酸化水
素などの漂白剤を用いて行なうことができる。
本発明では、上記の如き脂肪酸エステルのスルホン化物
を中和するに際して、アルコキシド溶液を使用する。ア
ルコキシドの金属としては、ナトリウム、カリウムなど
が用いられる。また、アルコキシドの低級アルコールと
しては、メタノール、エタノール、n−プロパノール、
iso−プロパノールなどが用いられる。低級アルコー
ル中には、本発明の効果を損なわない範囲で水が含まれ
ていてもよく,通常、低級アルコールの濃度は95%以
上のものが用いられる。
アルコキシドは,例えばナトリウムなどの金属をアルコ
ールに溶かすことにより製造することができ、 2C,HsOH+Na→2C,H,○Na+H.また、
水酸化カリウムや水酸化ナトリウムをアルコールに溶か
すことによっても得られる。
アルコキシド溶液は、アルコキシドがアルコールに溶解
した溶液の形でも、また、アルコキシドがアルコールに
一部分散したものであってもよい。好ましくは、アルコ
キシド溶液中のアルコキシドは2飽和濃度以下であれば
よい。スルホン化物の中和は、脂肪酸エステルのスルホ
ン化物とアルコキシド溶液とを混合することにより行な
われ、pH5〜7となるように中和することが好ましい
。また.中和温度30〜60℃の範囲が好適である。
得られた中和物スラリーは,粘度、凝固点が共に低く、
取り扱いが容易であり、高濃度化も可能である。また、
エステル結合の切断によるジ塩の副生が非常に少なく、
高純度の中和物(α−スルホ脂肪酸エステル塩)が得ら
れる。
さらに、得られた中和物から低級アルコールを除去する
ことにより、粉体状のα−スルホ脂肪酸エステル塩を得
ることもできる。低級アルコールの除去は、例えば、常
圧ないし減圧下に乾燥させることにより、白色の粉体と
してα一スルホ脂肪酸エステル塩が得られる。蒸発、除
去された低級アルコールは、凝縮して回収され、中和工
程に循環されて再利用する。
低級アルコールの蒸発除去は、従来の水系中和スラリー
からメタノールをトッピング除去する場合に比較して、
著しく低いエネルギー量および大きな速度で行なうこと
ができ,工業上極めて有利である。
見所勿墓来 本発明によれば、脂肪酸エステルのスルホン化物を中和
するに際し、アルコキシド溶液を用いることにより、ジ
塩(α−スルホ脂肪酸塩)の副生を抑えて,低粘度のα
−スルホ脂肪酸エステル塩スラリーを得ることができる
また、このスラリーから小さなエネルギー量で低級アル
コールを除去できることから、水酸化アルカリ水溶液を
用いた場合では困難であった60%以上の高濃度スラリ
ーや、粉体状のα一スルホ脂肪酸エステル塩を容易に得
ることもできる。
スーJL二飢 C1.以下” CLG−x− = 3 : 7の飽和脂
肪酸のメチルエステルを,薄膜式スルホン化装置を用い
常法にてスルホン化して、脂肪酸メチルエステルのスル
ホン化物を得、これを中和した。
中和は、17重量%濃度のメトキシド・メタノール溶液
を用い、温度60〜70℃で、撹拌しながらpH6.5
となるまで添加した. 得られた中和物の性状は下記表−1に示した通りである
また、参考例として、水酸化ナトリウム水溶液を用いて
中和した場合に得られる水系中和スラリーの性状を表−
1に併記した。この中和は、スルホン化物100重量部
にメタノール5重量部を添加した後,23%水酸化ナト
リウム水溶液を添加し、中和温度50〜60℃でρ11
6〜7となるまで行った。
表−1の結果から、本発明によれば低粘度で、しかも副
生ジ塩量の少ないα−スルホ脂肪酸エステル塩の得られ
ることが判る。
表−1:中和物スラリーの性状 次に、上記実施例のスラリーを、スラリー供給温度60
〜70℃、減圧度100〜150torrで減圧乾燥し
て, メタノールを除去した。
得られる粉体状のα−スルホ脂肪酸エステル塩は、 固型分98%の白色粉体であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、脂肪酸エステルのスルホン化物を、アルコキシド溶
    液で中和することを特徴とするα−スルホ脂肪酸エステ
    ル塩の製造方法。
JP11342389A 1989-05-01 1989-05-01 α―スルホ脂肪酸エステル塩の製造方法 Pending JPH02290842A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995016669A1 (en) * 1993-12-16 1995-06-22 The Procter & Gamble Company Process for making sulfonated fatty acid alkyl ester surfactant
WO1995016670A1 (en) * 1993-12-16 1995-06-22 The Procter & Gamble Company Process for making sulfonated fatty acid alkyl ester surfactant

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CN1054840C (zh) * 1993-12-16 2000-07-26 普罗格特-甘布尔公司 制备磺化脂肪酸烷酯表面活性剂的方法
CN1056603C (zh) * 1993-12-16 2000-09-20 普罗格特-甘布尔公司 制备磺化脂肪酸烷酯表面活性剂的方法

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