JPH02290805A - 皮膚老化防止用化粧料とその製造方法 - Google Patents

皮膚老化防止用化粧料とその製造方法

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JPH02290805A
JPH02290805A JP1111260A JP11126089A JPH02290805A JP H02290805 A JPH02290805 A JP H02290805A JP 1111260 A JP1111260 A JP 1111260A JP 11126089 A JP11126089 A JP 11126089A JP H02290805 A JPH02290805 A JP H02290805A
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JP
Japan
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extract
cosmetic
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prevention
skin aging
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JP1111260A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Shimai
島居 義侑
Takeshi Shigematsu
重松 剛
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Pias Corp
Original Assignee
Pias Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、肌あれの改善.皮膚のシワ,たるみの減少等
の優れた皮膚老化防止効果を有し、また創傷の治癒にも
効果のある皮膚老化防止用化粧料に関する. (従来の技術及び発明が解決しようとする課題)従来よ
り、皮膚の老化防止剤としては種々のものが開発されて
いる. しかしながら、その多くは細胞増殖促進や血流促進.保
湿,抗酸化能によって皮膚の老化防止を図るものであり
、シワ.たるみという老徴の要因を直接的に解決するよ
うなものは未だ開発されていない。
本発明は、このような問題点を解決するためになされた
もので、上記のようなシワやたるみ等、老徴の直接的な
要因を除去しうるような皮膚老化防止用化粧料を提供す
ることを課題とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、このような課題を解決するために種々鋭意研
究を行ったところ、上記のようなシワやたるみ等の要因
が、主として真皮コラーゲン線維変化に伴い、年令とと
もにコラーゲン量が減少することにある点に着目し、コ
ラーゲンの合成促進によって上記のような課題を解決せ
んとするものである。
すなわち、本発明はこのような課題を解決するために、
皮膚老化防止用化粧料とその製造方法としてなされたも
ので、皮膚老化防止用化粧料としての特徴は、丹参(S
alvia s+tltiomhiza Bange)
の根から抽出されたコラーゲン合成促進作用を有するエ
キスを配合してなることにある。
また、皮膚老化防止用化粧料の製造方法としての特徴は
、丹参(Salvia *iltion+hiza B
aige)の根の乾燥原料を低級アルコール等の溶剤と
ともに加熱還流し、又は温浸若しくは冷浸して抽出し、
その後、その抽出されたコラーゲン合成促進作用を有す
るエキスを配合して製造することにある。
さらに、他の皮膚老化防止用化粧料の製造方法の特徴は
、丹参(Salvia miltiomhiza Ra
nge)の根の乾燥原料を低級アルコール等の溶剤とと
もに加熱還流し、又は温浸若しくは冷浸して抽出し、次
にその抽出物を水相に分画した後にカラムを通過させ、
そのカラム通過後のコラーゲン合成促進作用を有するエ
キスを配合して製造することにある。
(実施例) 以下、本発明の実施例について説明する。
尖癒桝土 本実施例は、皮膚老化防止用化粧料の製造方法としての
実施例である。
先ず、丹参(Salvia miltiomhi,za
 Bange)の根を乾燥し、細断若しくは粉状化した
乾燥原料を準備する. 次に、この原料をメタノールとともに加熱還流する。
その後、加熱還流された液を濾過し、その濾過後に得ら
れる抽出物を濃縮して所望のエキスを得る。
このようにして得られたエキスを各種の基剤に配合する
ことにより、皮膚老化防止用化粧料が製造されることと
なるのである. 夷族LL 本実施例は、皮膚老化防止用化粧料の製造方法としての
他の実施例である. 本実施例においては、上記実施例1のように加熱還流に
よって抽出物を得た後、その抽出物を、水と酢酸エチル
との混合液に溶解して水相に分画し、その分画成分をカ
ラムの一種であるMCI GELCHP 20Pを通過
させる. このようにしてカラムを通過させて得られたエキスを、
上記実施例1と同様に各種の基剤に配合することにより
1皮膚老化防止用化粧料が製造されることとなるのであ
る。
夷施■1 本実施例は、皮膚老化防止用化粧料の一例としてのクリ
ームについての実施例である。
その処方例は次のとおりである。
成分           重量% ステアリン酸          8.0セタノール 
         2.4流動パラフィン      
  18.1コレステロール         0. 
 6ミリスチン酸オクチルドデシル   5.0親油型
モノステアリン酸      1.5メチルバラベン 
        0.05グリセリン        
 3.0 ヒアルロン酸ナトリウム      1.  OL−ア
スパラギン酸エステル    0.  1丹参抽出エキ
ス(水溶性エキス)1.0香料           
 微量 精製水            残量 ス111 本実施例は、皮膚老化防止用化粧料の一例としての化粧
水についての実施例である。
成分           重量% 丹参抽出エキス(水溶性エキス)0.5L−アスパラギ
ン酸エステル    0.2グリセリン       
  5.0 1,3−ブチレングリコール    3.0変性エタノ
ール       lO.OPEG  1000   
      4,0水酸化ナトリウム        
1.0クエン酸ナトリウム       0.02メチ
ルパラベン        0.2香料       
     微量 精製水           残量 夷將1 本実施例は、皮膚老化防止用化粧料の一例としての乳液
についての実施例である。
成分           重量% 丹参抽出エキス (メタノール抽出エキス)0.7 流動パラフィン        3.0セタノール  
         1.5コレステロール      
  0.  5親油型ステアリルモノグリセリド  1
、  5Tween20             1
.  1ヒアルロン酸ナトリウム     1.  0
グリセリン         3.0 メチルパラベン        0.1酢酸トコフェロ
ール       0.  2香料         
   微量 精製水           残量 1施貝1 本実施例は、皮膚老化防止用一化粧料の一例としてのパ
ックについての実施例である. 成分           重量% 丹参抽出エキス(水溶性エキス)0.5ポリビニルアル
コール     15.0プロピレングリコール   
   4.  0変性エタノール       11.
0モノラウリン酸ソルビタン     1.  0カル
ボキシビニルポリマー     0.  2メチルパラ
ベン        0.  1POEラウリルエーテ
ルリン酸   0.  4香料           
 微量 試1 一般に、コラーゲンは、主に線維芽細胞でDNAからの
情報に基づき細胞内で合成され、そして細胞外に分泌さ
れた後、細胞外マトリックスを構成する。
コラーゲンの特長の1つとして、その構成アミノ酸中に
ハイドロキシブロリンの量が多いことで約10%存在す
るといわれている. これは、細胞内でコラーゲンが合成される時にプロリン
がプロリルハイド口キシラーゼの作用を受けてハイドロ
キシプロリンになることが知られている。
現在、コラーゲン合成量の測定は、このプロリンのコラ
ーゲンへの取り込み量により定量されることが多い. このような前提の下に、本試験例について説明すると、
先ず、ヒト皮膚組織より線維芽細胞をとり出した後、予
め準備された放射性同位元素標識ブロリン,L−アスコ
ルビン酸,溶媒及び丹参抽出エキス.細菌性コラゲナー
ゼ.コラーゲンBuf fer液(pH7.4)を加え
、48時間培養した後、培養液を回収し、合成されたコ
ラーゲンを集めてコラゲナーゼ消化後、コラーゲンに取
り込まれていたプロリンの放射活性量を液体シンチレー
ションより定量した. 結果は、第1図.第2図に示すごとくメタノール抽出エ
キス及び水溶性抽出エキスともに、コントロールに比べ
顕著な効果を示した.尚、この第1図.第2図において
は、コントロールを100%とし、各試料ともコントロ
ールに対する比率を%表示で表したものである。
試鳳贋l 生後4週令のヘアレスラット(雌)を用い、麻酔下で背
部皮膚に生検用パンチバイオプシ−(径5■)を実施し
た後、丹参水溶性エキスlOμgを生理食塩水に加え、
1週間1日2回塗布し、創傷治癒面積を測定した.コン
トロールには生理食塩水を用いた. 結果は、次表2のごとくコントロール部に比べ丹参水溶
性エキスは顕著な治癒促進効果が認められた。
尚、下記表2における治癒促進率は、コントロールの治
癒面積を100として表した。
表2 尚、化粧料中の丹参エキスの配合量は上記各実施例に限
定されるものではなく、その量は問わないが、0.00
1 〜10重量%、特ニO.01〜5重量%であること
が好ましい。
また、丹参エキス以外の他の成分の種類も上記実施例に
限定されるものではなく、水性成分,粉末成分,油水,
界面活性剤,薬剤,保湿剤.増粘剤,香料,防腐剤.酸
化防止剤,色素等種々のものを配合することが可能であ
る。
とりわけ、ヒアルロン酸,L−アスコルビン酸又はその
エステルを配合した時、顕著な効果が期待される。
さらに、上記実施例1.2の皮膚老化防止用化粧料の製
造方法においては、原料をメタノールによって抽出した
が、メタノールに代えてエタノールを使用することも可
能であり、また、低級アルコール以外の溶剤を使用する
ことも可能である。
また、該実施例では丹参の乾燥した原料を使用したが、
使用する原料は必ずしも乾燥したものでなくともよい。
さらに、該実施例では、加熱還流によって抽出を行った
が、加熱還流に限らず、たとえば温浸や冷漫によって抽
出してもよい。
さらに、上記実施例2では、抽出物を分画させる水相と
して水と酢酸エチルの混合液を用いたが、分両用の水相
の種類もこれに限定されない。
さらに、分画成分を通過させるカラムも該実施例のMC
I GEL CHP 20Pに限定されるものではなく
たとえばII P 2 0のようなカラムを使用するこ
とも可能であり、その種類は問わない. その他、コラーゲン合成阻害剤の製造のための作業条件
等も問わない。
(発明の効果) 叙上のように、本発明の皮膚老化防止用化粧料は、丹参
から抽出されたコラーゲン合成促進作用を有するエキス
を配合したものなるため、このような化粧料の使用によ
って皮膚のコラーゲン量の減少を緩和でき、従ってシワ
やたるみの発生を防止でき、ひいては皮膚の老化防止を
直接的に図ることができ、その皮膚老化防止効果が従来
に比べて著しく向上するという顕著な効果を有するに至
った。
また、本発明の製造方法においては、上記のような丹参
のエキスを確実に抽出することができ、特に水相での分
画やカラムの通過を行えば、より純度の高いエキスが得
られるという効果がある.
【図面の簡単な説明】
第1図は丹参のメタノール抽出エキスのコラーゲン合成
量測定の試験結果を示す棒グラフ。 第2図は丹参の水溶性抽出エキスのコラーゲン合成量測
定の試験結果を示す棒グラフ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、丹参(Salvia miltiomhiza B
    ange)の根から抽出されたコラーゲン合成促進作用
    を有するエキスを配合してなることを特徴とする皮膚老
    化防止用化粧料。 2、丹参(Salvia miltiomhiza B
    ange)の根の乾燥原料を低級アルコール等の溶剤と
    ともに加熱還流し、又は温浸若しくは冷浸して抽出し、
    その後、その抽出されたコラーゲン合成促進作用を有す
    るエキスを配合して製造することを特徴とする皮膚老化
    防止用化粧料の製造方法。 3、丹参(Salvia miltiomhiza B
    ange)の根の乾燥原料を低級アルコール等の溶剤と
    ともに加熱還流し、又は温浸若しくは冷浸して抽出し、
    次にその抽出物を水相に分画した後にカラムを通過させ
    、そのカラム通過後のコラーゲン合成促進作用を有する
    エキスを配合して製造することを特徴とする皮膚老化防
    止用化粧料の製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06345636A (ja) * 1993-06-08 1994-12-20 Nonogawa Shoji Kk 化粧料
JP2007517025A (ja) * 2003-12-30 2007-06-28 エムディー バイオアルファ カンパニー リミテッド 代謝活性を上昇させるタンシノン誘導体を用いる、肥満およびメタボリックシンドロームの治療
JP2008105983A (ja) * 2006-10-25 2008-05-08 Nicca Chemical Co Ltd 線維芽細胞増殖促進剤、皮膚外用剤、浴用剤及び飲食物

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