JPH02290263A - スローワ型揚穀機のスローワ翼車支持装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スローワ型揚穀機のスローワ翼車支持装置
き関するもので、般粒を揚穀するｉＡ的装置のある籾摺
機等に利用することができる。

〔従来技術及び発明が解決しようとする問題点〕スロー
ワ翼車室２３，スローワ翼車室２３に接続されているス
ローワ筒２４及びスローワ翼車室２３内に回転自在に設
けられているスローワ翼車２５で構成されている従来の
スローワ型の揚穀装ｉ４にあっては、スローワ翼車室内
には、スローワスローワ軸に取付けられているスローワ
翼車が回転自在に設けられている。

従って、スローワ翼車室の内部を点検する場合には、ス
ローワ翼車室の側部の開閉蓋を取り外しても、スローワ
翼車室の内部にはスローワ翼車があるので、空間部が狭
く，点検したり詰っている穀粒を掻き出す場合に、スロ
ーワ翼車が邪魔になるというような問題点があった。

そこで、この発明は、スローワ翼車室の開閉蓋にスロー
ワ翼車を回転自在に支持して、開閉蓋を取り外すと、ス
ローワ翼車も同時に取り外せるようにして、従来装置の
問題点を解消しようとするものである。

〔問題を解決するための手段〕

この技術的課題を解決するこの発明の技術的手段は、ス
ローワ翼車室２３，スローワ翼車室２３に接続されてい
るスローワ筒２４及びスローワ翼車室２３内に回転自在
に設けられているスローワ翼車２５で構成されているス
ローワ型の揚穀機において、スローワ翼車室２３の側部
部にはスローワ翼車２５の出し入れをすることのできる
開口部２６を構成して、この開口部２６を開閉蓋２７で
開閉可能に構成し、この開閉俟２７にはスローワ翼車２
５を回転自在に支持し、スローワ翼車２５の中心部には
スローワ軸２９を着脱自在に支持してなるスローワ型揚
穀機のスローワ翼車支持装置の構成としたことである。

〔発明の作用及び効果〕

スローワ翼車室２３，スローワ翼車室２３に接続されて
いるスローワ筒２４及びスローワ翼車室２３内に回転自
在に設けられているスローワ翼車２５で構成されている
スローワ型の揚穀機において、スローワ翼車室２３の側
部部のスローワ翼車２５の出し入れのできる開口部２６
から開閉Ｍ２７を取り外すと、この開閉蓋２７と同時に
スローヮ翼車２５も取り外すことができて、スローワ翼
車室２３内には大きな空間部が一挙に出現し，スローワ
翼車室２３内の点検等を容易に行なうことができるもの
である。

（実施例〕 以下，図面に示すこの発明の実施例について説明する。

先ず，実施例の構成について説明する。１は，脱ぷ部で
、この脱ぷ部１は、籾ホツバ２，一対の脱ぷロール３，
３等で構成されている．４は、摺落米風選路で、前方の
吸引ファン５により発生する選別風によって、脱ぷ部１
からの摺落米を風選する。そして、籾殻は吸引ファン５
から排塵筒６を経て機外に排出され、玄米及び籾の混合
米は下方の摺落米受樋７に落下供給され、摺落米受樋７
に落下した混合米は、スローワ型の混合米揚穀機８のス
ローワｆ？ｉ２４の先端から、回転選別筒１１側の供給
樋１４の始端部に搬送される構成である。

１０は、選別ケースで、この選別ケース１０内には、内
周面に多数の壷穴の構成されている回転選別筒１１が、
横軸回りに回転できるように、供給側端部（第４図で右
側）及び排出側端部（第４図で左側）を、駆動ローラ１
２，１２で回転自在に支持されている。この回転選別筒
１１内には、供給ラセン１３の有る供給樋１４，仕上米
ラセン１５の有る仕上米樋１６を横架している．この供
給樋１４及び仕上米ｆｌ＠１６を回転選別筒１１内に配
設するにあたっては、供給樋１４を第５図に示すように
、回転選別筒１１の下方から上方へ回転する汲み」二げ
側に、また、仕上米樋１６を回転選別筒１１の−ヒ方か
ら下方へ回転する側に配設して、回転選別筒１１の壷穴
により掻きヒげられた混合米は、供給ｗ４１４に落下し
、供給ラセン１３で供給樋１４の終端側へ移送されるよ
うに構成されていて、供給＠４１４は混合米受樋の機能
も兼ねている。

仕−ヒ米樋１６の排出側端部は、仕上米流下筒１７，仕
上米流穀板１８を介して仕上米受樋１９に連通されてい
て、玄米が仕」−米流下＠　１　７及び仕上米流穀板１
８から仕上米受＠１９に落下する間に風選されて、仕上
米受＠１９に流下した玄米は，仕上米揚穀機２０を介し
て機外に取り出されるものである． 回転選別筒１１の排出側端部には、籾汲み上げ筒体２１
を連設し、回転選別筒１１で選別され排出側端部に流勤
した籾を主体とした穀粒は、籾汲み上げ筒体２１に流入
して汲み上げられ、籾還元樋２２を経て脱ぶ部１の籾ホ
ツバ２に還元される。

スローワ型の混合米揚穀機８について更に詳しく説明す
ると、このスローワ型の混合米揚穀機８は，スローワ翼
車室２３，スローワ翼車室２３に接続されているスロー
ワ筒２４及びスローワ翼車室２３内に回転自在に設けら
れているスローワ翼車２５で構成されていて，スローワ
翼車室２３の横側部にはスローワ翼車２５の出し入れの
できる比較的大きな開口部２６を構成して，この開口部
２６を開閉蓋２７で開閉可能に構成している。そして、
この開閉−勉２７には輔受２８を嵌合支持して、この軸
受２８で、スローワ翼車２５のアーム部２５ａを回転自
在に支持し、スローワ翼車２５のボス部にはスローワ軸
２９の一端を嵌入離脱自在に支持し、このスローワＩＩ
ｉｌｌｌ２９の他端を風選機体３０に軸受（図示省略）
を介して支持し、このスローワ軸２９にはラセン翼３１
を取り付け、摺落米受＠７に流石した混合米を、スロー
ワ翼車室２３に移送する横成としている。

なお、３２は、案内筒で，スローワ翼車室２３の案内筒
部２３ａを案内筒３２に嵌合し、固定具３３．３３で固
定する構成であり、３４は、スローワ翼車室２３に開閉
蓋２７を固定する固定装置であり、３５は，スローワ翼
車室２３内に穀粒が詰った場合に、自動的に開放する補
助蓋である。

また、説明は省略したが、仕上米揚穀機２０も混合米揚
穀機８と同様に構成されている。

次に、第３図について第１図の実施例との相違点につい
て説明する。案内ｉ３２の外周部を、テーパ状に構成し
、これに対応するスローワ翼車室２３の案内筒部２３ａ
をテーパ状と対応する傾斜状に構成して．スローワ翼車
室２３の風選機体３Ｏへの取り付けを容易にしている。

次に、第６図及び第７図について説明する。混合未揚穀
機８のスローワ筒２４の上部には、上延長筒を上方に向
けて延出し、この上延長筒３６の上端部を，仕上米揚穀
機２０の回動自在の取出筒３７の嵌合できる構成とし、
混合米揚穀機８で揚穀された穀粒を、機外に取り出しで
きる構成としている． 従って、切換弁３８を第７図の仮想線に示すように、揚
穀された穀粒が上延長筒３６の方に案内されるようにし
、脱ぶ部１の脱ぷロール３，３の間隙を広げて、脱ぷ作
用をしない状庵として、籾ホッパ２から麦を供給すると
、摺落米風選路４で風選された麦を、混合米揚穀機８の
スローワ筒２４，上延長筒３６及び取出筒３７を経て、
高い位置から機外に取り出すことができるものである。

なお，３９は、混合米揚穀機８の残留米取出筒であり、
麦選別の場合に、この残留米取出筒３９を利用すると、
麦が詰ったり、取出位置が低いので、取り出された麦の
処理に労力を要するという欠点があるが、市ｆ述のよう
に上延長筒３６及び取出筒３７を利用すると．このよう
な問題点を解消することができるものである。

次に、第８図及び第９図について説明する．４０は，籾
摺選別機の風選機体３０の底部中間から下方に突出した
り、あるいは，底面から上方に退避することのできる転
輪であり、４１は、転輪４０を操作するアームである．
４２は，籾！Ｐ４ｎ別機の梱包枠で、梱包枠４２の前端
部には、梱包枠４２の底面から下方に突出したり、ある
いは，底面から」―方に退避することのできる車翰４３
を設けており，４４は、車輸４３を操作するハンドルで
ある。

従って、転翰４０及び車輸４３を底面から下方に突出状
態とすると、籾摺選別機を楽に運搬することができる。

次に実施例の作用について説明する６籾摺作業をする場
合には、籾ホッパ２に籾を供給し、籾摺選別機の回転各
部をｙｐ動する。すると、籾ホッパ２から脱ぷロール３
，３に供給された籾は脱ぷ作用を受け、摺落米は下方の
摺落米風選路４に流入して選別され、籾殻は排塵筒６か
ら機外に排出される．籾・玄米の混合米は摺落米受樋７
に落下供給されて、混合米揚穀機８で、回転選別筒１１
側の供給樋１４の始端側に揚上供給され、供給樋１４内
の供給ラセン１３で回転選別筒１１の供給側端部に供給
される。

次いで、混合米は第５図で時計方向に回転している回転
選別筒１１の壷穴により掻き上げられ、粒径の短い玄米
は高く掻き上げられて仕上米樋１６に落下し、また、粒
径の長い籾米及び一部の玄米の混合米は．低く掻き上げ
られて供給樋１４に落下して選別される．供給樋１４に
落下した未選別の混合米は，供給ラセン１３で供給樋１
４の搬送終端部から再度回転選別筒１１内の供給側端部
に供給され、再選別される．また，仕上米［１６に落下
した玄米は、仕上米ラセン１５で仕上米流下筒１７に搬
送され，仕上米流穀板１８を経て仕上米受樋１９に落下
する間に、選別風により選別され，仕上米′ｗＪ穀機２
０で機外に取り出されるものである。

回転選別筒１１の排出側端部へ送られた選別後の籾米を
主体とした穀粒は、籾汲み上げ筒体２１に流入し、籾汲
み上げ筒体２１・で汲み上げられ籾は遠元樋２２を経由
して５脱ぷ部１の籾ホッパ２に還元され、再度脱ぷ部１
で脱ぷ作用を受けるものである。

上述のようにして籾摺選別作業が行われるのであるが、
スローワ翼車室２３の点検をする場合には、スローワ翼
車室２３の横側部部の開口部２６から開閉蓋２７を取り
外すと、この開閉蓋２７と同時にスローワ翼車２５も取
り外すことができて，スローワ翼車室２３内には大きな
空間部が一挙に出現し、スローワ翼車室２３内の点検等
を容易に行なうことができるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は，切
断側面図、第２図は，側面図、第３図は、切断側面図、
第４図は，切断側面図、第５図は、切断背面図、第６図
は，側面図、第７図は、一部切断した正面図、第８図は
、斜視図，第９図は、側面図である。 ２３ａ ２５ｂ ［符号の説明］ 脱ぶ部　　　　　　２　籾ホッパ 脱ぷロール　　　　４　摺落米風選路 吸引ファン　　　　６　徘趨筒 混合米揚穀機　　１０　選別ケース 回転選別筒（混合米選別部） 駆動ローラー　　　１３　供給ラセン 供給樋　　　　　　１５　仕上米ラセン仕上米樋　　　
　　１７　仕上米流下筒仕上米流穀板　　　１９　仕上
米受樋 仕上米揚穀機　　　２１　籾汲み上げ筒体籾還元樋　　
　　　２３　スローワ翼車室案内筒部　　　　２４　ス
ローワ筒 スローワ翼車　　　２５ａ　　アーム部ボス部　　　　
　２６　開口部 開閉Ｍ　　　　　　　２８　　軸受 スローワ軸　　　　３０　風選機体 ラセン翼 固定具 補助蓋 取出筒 残留未取出筒 アーム 車輪 案内筒 固定装置 上延長筒 切換弁 転輪 梱包枠 ハンドル 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 〔１〕スローワ翼車室２３、スローワ翼車室２３に接続
   されているスローワ筒２４及びスローワ翼車室２３内に
   回転自在に設けられているスローワ翼車２５で構成され
   ているスローワ型の揚穀機において、スローワ翼車室２
   ３の側部部にはスローワ翼車２５の出し入れをすること
   のできる開口部２６を構成して、この開口部２６を開閉
   蓋２７で開閉可能に構成し、この開閉蓋２７にはスロー
   ワ翼車２５を回転自在に支持し、スローワ翼車２５の中
   心部にはスローワ軸２９を着脱自在に支持してなるスロ
   ーワ型揚穀機のスローワ翼車支持装置。