JPH02289521A - 抗炎症剤 - Google Patents

抗炎症剤

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JPH02289521A JP2024811A JP2481190A JPH02289521A JP H02289521 A JPH02289521 A JP H02289521A JP 2024811 A JP2024811 A JP 2024811A JP 2481190 A JP2481190 A JP 2481190A JP H02289521 A JPH02289521 A JP H02289521A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はキチンからなる抗炎症剤に関するものであり、
特に急性湿疹、接触皮膚炎、アトピー性皮膚炎、慢性湿
疹、皮脂欠乏性湿疹、酒値様皮膚炎9口囲皮賓炎、帯状
庖疹、尋常性S*、放射性皮膚炎、乾癖、扁平苔酊、紅
皮症等の炎症性皮膚疾患に対し好適な抗炎症剤に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、抗炎症剤として数多くの薬剤が開発され実際の治
療に供されている。その代表的なものとして、副腎皮質
ホルモン剤(ステロイド剤)及び非ステロイド外用剤が
あり、これらは軟膏あるいはりIJ ニムの形で使用さ
れている。
また一方で、天然に存在するキチンを生体に使用するこ
とが提案されている。例えば、キチンあるいはキトサン
を、創傷の治療のために用いたり(特開昭59−884
24号公報、特開昭61−52872号公報)。
キチンあるいはキチンの加水分解物を、抗腫瘍剤あるい
は抗感染症剤として用いたり(特開昭59−27826
号公報、特開昭63−255294号公報)、また、皮
膚および毛髪用組成物の増粘剤として用いる(特開昭6
3−275507号公報)ことが提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の抗炎症剤においては、その治癒効
果が必ずしも満足できるものではなかった。さらに、副
腎皮質ホルモン剤(ステロイド剤)においては、感染誘
発、ステロイド座唐及び副腎皮質機能抑制などの副作用
が認められることはよく知られたことであり、そのため
使用上取扱いに注意する必要があった。
一方、非ステロイド外用剤に関してはステロイド剤に較
べ毒性は低いものの、薬効の点で十分でなく、医師及び
患者が満足して長期間使用できるものではなかった。
また、上記したような創傷の治療に使用されるキチン物
質は、外界の物理的あるいは機械的な原因によって形成
された創傷の保護及び治癒を達成させるために使用され
るものであり、炎症性皮膚疾患に適用するものではない
。また、キチンを使用した抗腫瘍剤、抗感染症剤及び皮
膚・毛髪用組成物においても同様で、炎症性皮膚疾患の
治療を目的とするものではない。
本発明は、炎症性皮膚疾患に対する治癒効果が優れ、か
つ副腎皮質ホルモン剤の使用時に問題となるような副作
用がない抗炎症剤を提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記の目的を達成するため鋭意研究を重
ねた結果、脱アセチル化されたキチンが優れた抗炎症作
用を有することを見出し0本発明に到達するに至った。
すなわち9本発明は、脱アセチル化されたキチンを含有
する抗炎症剤を要旨とするものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本来、キチンとは甲殻類及び昆虫類等の外骨格を塩酸処
理並びに力性ソーダ処理して灰分及び蛋白物質を除去し
て得られるポIJ(N−アセチル−D−グルコサミン)
であるが9本発明にいうキチンには、グルコサミン残基
の−OH基又は−CH20H基がエステル化、エーテル
化、カルボキシメチル化、ヒドロシキエチル化あるいは
〇−エチル化されたキチン誘導体等も含まれる。
本発明の抗炎症剤に含有される脱アセチル化されたキチ
ンは、かかるキチンのアミノアセチル基が40%以上脱
アセチル化されたものが好ましい。
さらに好ましくは60〜95%、最も好ましくは65〜
80%脱アセチル化されたキチンである。脱アセチル化
度が40重量%未渦の場合は、十分な効果が得られない
ことがある。
また1本発明の抗炎症剤に含有される脱アセチル化され
たキチンは、アミノ基と酸類とで形成された塩でもよく
1例えば、酢酸塩、塩酸塩、硝酸塩、リン酸塩等が挙げ
られる。
キチンの脱アセチル化は、キチンをアルカリ処理すると
いう周知の方法により行うことができる。
この際使用するアルカリ濃度、処理温度あるいは処理時
間等を適宜変えることによって、脱アセチル化度を容易
に調整することができる。
ここでいう脱アセチル化度とは1次のような方法で測定
された値をいう。
試料約2gを2N−塩酸水溶液200m1中に投入し、
室温で30分間撹拌する。ついで、ガラスフィルターで
濾過して塩酸水溶液を除去したのち、200m1のメタ
ノール中に投入して30分間撹拌する。このものを、さ
らにガラスフィルターで濾過し、フレッシュなメタノー
ル200m1中に投入し30分間撹拌する。このメタノ
ールによる洗浄操作を4回繰り返したのち、風乾及び真
空乾燥し、ついでその約0.2 gを精秤し、100m
1の三角フラスコに取り、イオン交換水40m1を加え
て30分間撹拌する。ついで、この溶液をフェノールフ
タレインを指示薬として0.IN−力性ソーダ水溶液で
中和滴定する。脱アセチル化度(A)は次式によって求
められる。
ただし、aは試料の重量(g)、fは0.IN力性ソー
ダ水溶液の力価、bは0.IN−力性ソーダ水溶液の滴
定量(g)である。
分子量については特に限定は゛なく、高いものでも低い
ものでも有効である。
上記のようにして得られた脱アセチル化されたキチンの
形状は、特に限定されるものではなく。
粉末、額粒又は職維を微細にしたものでもよい。
本発明の抗炎症剤の剤型としては1錠剤1M粒剤、カプ
セル剤、散剤、懸濁剤、液剤等の内服用剤型、あるいは
軟膏又はクリーム等の剤型があげられる。上記の内服用
剤型を製造する場合には。
有効成分である脱アセチル化されたキチン以外に必要に
応じて賦形剤、増量剤1分散剤、乳剤、シロップ剤等の
助剤を加えて1周知の方法で製造できる。また、軟膏又
はクリームを製造する場合に用いる軟膏基材としては、
薬局方に収載されたもので、常温で容易に皮膚に塗布で
きる展性を有し体温で軟化又は融解するものであればよ
く、そのようなものには、脂肪、脂肪酸、ラノリン、ワ
セリン、グリセリン、ロウ、樹脂、硬コウ類、高級アル
コール、グリコール類及び表面活性剤等があり9 これ
らのものを1種又は2種以上混合して用いることができ
る。また、クリーム基材としては。
脂肪と水とを混合して得られる濃厚なエマルジョン等が
用いられる。
配合方法は、練り合わせ等の周知の方法で行えばよい。
また、必要に応じて抗生物質などの他の薬剤を混合して
もよい。
これらの剤型中の脱アセチル化されたキチンの配合量は
、症状によりあるいは剤型により一定でないが、一般的
には0゜3〜20重量%の範囲にあればよく、好ましく
は1〜7重量%、さらに好ましくは2〜6重量%である
。配合量が上記範囲より多くなると製剤化が難しくなっ
たり、軟膏やクリームの流動性が低くなって使いにくく
なり、好ましくなく、また逆に配合量が上記範囲より少
ないと治癒効果が小さくなり好ましくない。
本発明の抗炎症剤の用法としては、内服薬の経口投与あ
るいは適量の軟膏剤又はクリーム剤を患部に直接塗布し
、経時的に追加して塗布することが行われる。内服薬の
投与量としては、症状や剤型により一定ではないが、一
般的には、有効成分が一日あたり0.1〜10gの範囲
であるのが望ましい。
本発明の抗炎症剤の適応症は、一般的な炎症性皮膚疾患
、即ち化学物質や動植物由来の物質により惹起される皮
膚炎、アレルギー機序及び細菌感染等を原因とする皮膚
炎であり、特に急性湿疹。
接触皮膚炎、アトピー皮膚炎、慢性湿疹、皮脂欠乏性湿
疹、酒慰様皮膚炎2口囲皮膚炎、帯状庖疹。
尋常性s唐、放射性皮膚炎、乾野、扁平苔廖、紅皮症等
の炎症性皮膚疾患において優れた効果がδ忍められる。
なお、水剤の急性毒性を、脱アセチル化度70%のもの
について調べたところ、生理食塩水中に分散して、マウ
スの腹腔的投与したものは、Lit−chfield−
Wilcoxon法で算出したLD、、値が、7.5g
/kg以上であり、安全性の高いことが確認された。
(実施例) 以下1本発明を実施例によってさらに具体的に説明する
が1本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1.比較例1 粗キチン粉末(新日本化学部)を100メツシユに粉砕
し、IN−塩酸にて4℃、1時間処理し。
さらに3%力性ソーダ水溶液中で90℃、3時間加熱処
理し、粗キチン粉末中に含まれているカルシウム分及び
蛋白質を除去した。このキチン粉末の脱アセチル化度は
5.2%であった。さらに、 30%力性ソーダ水溶液
中で80℃、3時間加熱処理して脱アセチル化を行い1
次いで水洗を繰り返した後乾燥して脱アセチル化された
キチンを得た。
この脱アセチル化されたキチン粉末の脱アセチル化度は
、71.2%であった。次ぎに、白色ワセリン(薬局方
)に得られた脱アセチル化されたキチン粉末を4重量%
になるように混合し十分に練り合わせ、軟膏剤(実施例
1)を作成した。さらにこの軟膏剤をオートクレーブ(
121℃、15分)して滅菌した。この軟膏(実施例1
)及び比較としてプロピオン酸デキサメタシン(ステロ
イド剤)を0.1重量%含む白色ワセリン軟膏(比較例
1)をアトピー性皮膚炎の治療に使用した。患者は16
オの女性でアトピー性皮膚疾患を有しており、顔面及び
両腕にアトピー性の多量の赤色発疹を呈していた。患部
をエチルアルコール等で消毒、洗浄した後、顔面及び左
腕に実施例1の軟膏を、右腕には比較例1をそれぞれ十
分に塗布した。以後。
軟膏を拭き取った後エチルアルコールで清浄にし。
次いで各患部に同一の軟膏を塗布するという操作を毎日
繰り返した。・その結果、実施例1の軟膏を塗布した部
分の赤色発疹は5日目から徐々に減少しはじめ、100
日目は顔面及び左腕部共に全部の赤色発疹が消失し、良
好な治癒状態を示した。
それに対し、比較例1の軟膏を塗布した右腕部は10日
後も赤色発疹がきえず治癒に至らなかった。
実施例2 実施例1のキチン粉末を使用し、これを35%力性ソー
ダ水溶液中で、80℃、3時間処理して脱アセチル化し
、十分に水洗した後乾燥した。このものの脱アセチル化
度は、80.3%であった。この脱アセチル化されたキ
チンをミツロウとグリセリンの等型温合物に、8重量%
になるように加えて混合し軟膏を作成した。これを接触
性皮膚炎の治療に使用した。患者は、 21才の男性で
、顔面全体に接触性皮膚炎の発疹を呈していた。その顔
面をエチルアルコールにて十分に消毒、清浄にした後。
顔面に軟膏を塗布した。以後、軟膏を拭き取った後エチ
ルアルコールで清浄にし5次いで各患部に同一の軟膏を
塗布するという操作を毎日繰り返した。その結果、軟膏
を塗布した顔面の発疹は、 12日目には完全に消失し
た。
実施例3.比較例2 実施例1のキチン粉末を使用し、これを25%力性ソー
ダ水溶液中で、80℃、3時間処理して脱アセチル化し
、十分に水洗した後乾燥した。このものの脱アセチル化
度は、62.4%であった。これを。
植物油と水とで作製した濃厚なエマルジョンに2重量%
の濃度になるように加えて混合し、クリーム(実施例3
)を作成した。このクリームを、35才の男性の慢性湿
疹の治療に使用した。患部である左大腿部には実施例3
のクリームを塗布し。
同じく患部である右大腿部には比較として抗炎症剤であ
るイブプロフェンピコノールを5重量%含有したO/W
型親型性水性基剤クリーメタデルムク9−ム。鳥井製薬
社製、比較例2)を塗布し。
以後光の実施例と同様に毎日塗布しなおした。その結果
、7日後から実施例3のクリームを塗布した左大腿部の
湿疹が徐々に減少し、15日目には完治したのに対し、
比較例2のクリームを塗布した右大腿部においては、1
5日後も湿疹の減少は見られなかった。
実施例4 粗キチン粉末(新日本化学製)を60メツシユに粉砕し
、IN=塩酸にて室温で1.5時間処理し。
さらに4%力性ソーダ水溶液中で95℃、3時間加熱処
理し、粗キチン粉末中に含まれているカルシウム及び蛋
白質を除去した。このキチン粉末の、脱アセチル化度は
6.8%であった。さらに42%力性ソーダ水溶液中で
95℃、1時間加熱処理して脱アセチル化を行い1次い
で水洗を繰り返した後乾燥して、脱アセチル化されたキ
チンを得た。
この脱アセチル化されたキチン粉末の脱アセチル化度は
、45.6%であった。これを2N=酢酸で30分間処
理した後、さらにメタノールで1時間洗浄して乾燥した
。次いで、パラフィン系軟膏剤(流動パラフィン95%
とポリエチレン樹脂5冗混合物)に得られた脱アセチル
化されたキチンの酢酸塩粉末を2重量%になるように混
合し、十分に練り合わせ、軟膏剤(実施例4)を作成し
た。
さらに、この軟膏剤をオートクレーブ(121℃。
15分)で滅菌した。この軟膏を紅皮症を伴う乾癖の治
療に使用した。患者は52才の男性で、胸を中心とした
体軸に乾癖がみられ水剤使用前にステロイド軟膏にて治
療されていたが、結果は十分でなく、ステロイド潮紅が
みられ、むしろ悪化の傾向にあった。本発明の軟膏剤を
一日2回塗布したところ、開始後20日頃から紅皮部が
減少し。
正常皮膚の生成が完成され、1力月後には正常皮膚部分
が増加し、治療効果の大きいごとがわかった。40日後
にはほぼ完治した。
実施例5 粗キチン粉末(新日本化学製)を150メツシユに粉砕
し、IN−塩酸にて室温で1.5時間処理し、さらに4
%力性ソーダ水溶液中で95℃、3時間加熱処理し、粗
キチン粉末中に含まれているカルシウム及び蛋白質を除
去した。さらに42%力性ソーダ水溶液中で120℃、
1時間加熱処理して脱アセチル化を行い1次いで水洗を
繰り返した後乾燥して、脱アセチル化されたキチンを得
た。
この脱アセチル化されたキチン粉末の脱アセチル化度は
、83.4%であった。この粉末をそのまま散剤として
帯状庖疹の治療に使用した。すなわち。
43才の患者にこのキチン粉末を一日0.5 gづつ連
日服用させたところ、2週間後から患部の改善がみられ
、1力月後には完治し、良好な結果が得られた。その後
、副作用は全く発現しなかった。
(発明の効果) 本発明の抗炎症剤は、炎症性皮膚疾患に対し優れた治癒
効果を示し、かつ副作用が認められないので安心して使
用することができ、これらの治療において非常に有効で
ある。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)脱アセチル化されたキチンを含有する抗炎症剤。
JP2024811A 1989-02-08 1990-02-02 抗炎症剤 Expired - Fee Related JP2798287B2 (ja)

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