JPH02289233A - 核磁気共鳴を用いた検査装置 - Google Patents

核磁気共鳴を用いた検査装置

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JPH02289233A
JPH02289233A JP2096409A JP9640990A JPH02289233A JP H02289233 A JPH02289233 A JP H02289233A JP 2096409 A JP2096409 A JP 2096409A JP 9640990 A JP9640990 A JP 9640990A JP H02289233 A JPH02289233 A JP H02289233A
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秀樹 河野
Etsuji Yamamoto
山本 悦治
Shigeru Matsui
茂 松井
Masao Kuroda
正夫 黒田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は核磁気共鳴信号を用い、被検査体の断層像を撮
影する装置に係り、特に任意の方向の断層像を撮影する
のに好適な装置に関する。
〔発明の背景〕
核磁場共鳴を用いて被検査体の断層像を撮影する装置(
以下、NMR映像装置と呼ぶ。)において、断面を決定
する方法として1選択照射法(特開昭5l−53888
)が提案されている。この方法は断層像を撮影しようと
する断面内の核スピンのみ共鳴を起こさせるものである
。一般に上記のNMR映像装置は均一の静磁場を発生す
る手段と、その磁場強度に直交する特定の23方向の傾
斜をそれぞれ印加する傾斜磁場発生手段を有する。
上記の選択照射法では、そのうちひとつの傾斜磁場の印
加のもとである特定の周波数帯域を有する高周波磁場を
印加することにより、ある断面にそった核スピンのみを
共鳴させてる。一方、装置の形状から被検査体とくに人
体の挿入される方向は制限されており、したがって従来
の装置では被検査体について上記特定の3方向の断層像
しか得られなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は任意方向の断層像を撮影することが可能
な検査装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
上記の目的を達成するため1本発明は、特定の複数方向
に備えられた傾斜磁場発生手段を同時に用いて発生出力
の合成により撮影しようとする断面に直交する方向に傾
斜磁場を印加し、その状態で断面の大きさで定まる帯域
幅を持った高周波磁場を印加して上記断面にそった核ス
ピンのみを共鳴させることを特徴とする。本発明によれ
ば、挿入される被検査体の方向が制限されているにかか
わらず、その被検査体の任意方向の断面の撮影が可能と
なる。
〔発明の実施例〕
以下実施例を用いて本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の詳細な説明するための図である。
核磁気共鳴法によれば、磁場強度Ho中にある核スピン
は、 f、=γHo/2π なる周波数を持つ高周波磁場と共鳴を起こす。ここでγ
は磁気回転比と呼ばれ、物質に固有の定数である。いま
H6と同一方向で、強度が直線的に変化する傾斜磁場g
、を重畳する。ここでgは磁場の傾斜、rは距離である
。この状態での共鳴条件は、 J = γ Ho/2  フC+ γ gr/2  π
である。そこで、与える高周波磁場がf。を中心として
、布域@2Δfで帯域制限されているとすると、共鳴を
起こす範囲は r=2πΔJ/γg で与えられる。第1図において、Z方向(方向は図の右
方の座標系参照)に静磁場Hoが印加されているものと
する。この状態で、X方向に磁場傾斜gyを与え、高周
波磁場を印加すると、101に示される断面内の核スピ
ンのみが共鳴を起こす。
ここで断面の厚さdは d=4 πΔf/γgy で定まり、dを変化させるためにはΔfあるいはgyを
変えれば良い。次に、Z方向に磁場傾斜g2を与え、高
周波磁場を印加すると、102で示される断面の核スピ
ンが共鳴を起こし、断面の大きさQは、 Q=4ルΔf/γg2 となる。ここで、最初の高周波パルスで核スピンを90
°倒し2次の高周波パルスで核スピンを180′倒し、
つまり90’パルスの順に印加して得られるエコー信号
を計測すると、上記102の断面部分に関する情報が得
られる。ただし、90’パルスから計測時点までの横緩
和時間T2に関する情報が含まれている。断面の厚さd
、大きとQは帯域幅Δf、および傾斜gy、gzで定め
られる。思上の説明では、y軸に直交する断面を選択す
る場合について述べたが、最初に印加する傾斜磁場をX
方向とすれば、X軸に直交する面を選択することが可能
である。そこで、3方向より印加する傾斜磁場gx+ 
gy+ gzを合成することにより、任意方向の断面を
選択することができる。
第2図は本発明の一実施例を示すブロック図である。第
2図において201a〜201dは静磁場発生用磁石の
断面を示し、磁場の向きは紙面の左から右、あるいはこ
の逆である。202a〜202d−203a〜203d
はそれぞれXおよびy方向の磁場傾斜を与える傾斜磁場
コイル、204aおよび204bは2方向の磁場傾斜を
与える傾斜磁場コイルである。これらのコイルは傾斜磁
場コイル駆動回路205〜207に接続(図示せず)さ
れている。また208〜210はディジタルアナログ変
換器で、レジスタ211〜213の内容をアナログ信号
に変換する。
214a、214bは高周波磁場を発生する照射コイル
で、高周波電力増幅器215に接続(図示せず)されて
いる。また216は変調器、217は発振器、218は
ディジタルアナログ変換器、219はメモリである。2
16〜219はいわゆるティラードパルスを発生する機
能を持つ。
ティラードパルスとは、foを中心周波数として。
(fa−Δf) 〜Cf、+Δf)の帯域を持ったパル
スであり、簡単には、周波数f0を持った発振器出力を
振幅変調することで得られる。すなわち。
発振器217の出力は、振幅変調しようとする波形で記
憶したメモリ219の内容を218でアナログ量に変換
した信号で、216により変調される。いま217の発
振周波数をJo、219に核格されといる波形が2si
n(α・rl・Δ1)/(n・Δt)なる形で表わされ
ており、メモリの読出し間隔Δtをπ/(α・n)とす
ると、(fo−α)〜(f、十α)なる帯域を持ったテ
ィラードパルスを出力することが可能である。
220a、220bは核磁気共鳴信号を計81りする受
信用コイルで、前n増幅器221に接続(図示せず)さ
れている。また222はアナログディジタル変換器であ
る。受信用コイル220a。
220bに誘起された核磁気共鳴信号は前置増幅器22
1で増幅された後5222でディジタル量に変換され、
シーケンスコン1−ローラ223を経由して、ディジタ
ル計算機224に入力される。
225は操作卓であり、検査開始、検査条件の入力、結
果の表示などを行なう。
第2図に示す装置の動作原理は次の通りである。
操作卓225より検査条件を入力すると、必要な情報が
ディジタル計算機224に転送される。計算機は断層像
を計測するシーケンス、すなわち、傾斜磁場の大きさと
印加時間、高周波磁場の印加時期、アナログディジタル
変換の開始等をコードとして作り出し、そのデータをシ
ーケンスコントローラ223に送る。コントローラ22
3は計算機224が作り出したコード化されたシーケン
スを1つずつ解読し、必要に応じて、レジスタ211〜
213を介して傾斜場を印加し、メモリ219を起動し
てティラードパルスの発生を行なわせる。
以上の動作で、任意の断面の核スピンのみを共鳴される
ことができ、次に断面の像を計測する。
断面の像を計測する方法として、投影−再構成法および
2次元フーリエ変換法がその代表的なものとして提案さ
れている。いずれの方法でも、傾斜磁場の振幅、印加時
期、印加時間、およびアナログディジタル変換開始の時
期によって実現可能である。このため、シーケンスコン
トローラ223で制御することにより、断層像を計算す
るに必要なデータを計測できる。計測されたデータは計
算機224で必要な処理、すなわち、フィルタリング、
フーリエ変換、逆投影のいずれかを行ない、断層像を再
構成した後、操作卓225内に組み込まれたデイスプレ
ィに表示される。
第3図はシーケンスコントローラ223を実現するため
の一実施例である。計算機(図示せず)で作成されたコ
ード化されたシーケンス301aはメモリ301に格納
されている。302はタイミング発生回路で、計算機か
らの開始信号302aにより、アドレスレジスタ303
の内容を順次進めながらメモリ301の内容を読み出す
304ばレジスタで、メモリ301から読み出したデー
タ301bを一時保持する。コード化されたシーケンス
は1つのデータを16〜48ビツトからなり、例えば上
位8ビツトが命令の種類、下位8〜40ビツトが傾斜磁
場の振幅などのデータを表わしている。305はデコー
ダで、レジスタ304に保持されたデータの上位8ビツ
トを解読して、最大256種類の命令に分ける。デコー
ダ305の出力はそれぞれ、傾斜磁場、高周波磁場の印
加、アナログディジタル変換開始などの動作を行なわせ
る。306はレジスタで、傾斜磁場の振幅、シーケンス
を組むうえで必要な待ち時間等が、−時的に保持される
。307はメモリで、ディジタル量に変換された核磁気
共鳴信号307aを一時的に記憶し、一連の計測が終了
すると、その内容は計算機に送られる。以上の動作によ
り、任意断層面の選択、核磁気共鳴信号の計測が制御さ
れる。
〔発明の効果〕
以上1本発明によれば、断層像を撮影する任意の方向の
断面を設定し、その断面に直交する傾斜磁場を印加した
状態で、断面の大きさで定まる帯域幅を持った高周波磁
場を印加することにより、人体内の任意方向の断面内の
核スピンのみに共鳴を起こさせ、断面外の情報が混入せ
ず、画質の良い任意断層撮影が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理を示す図、第2図は本発明の一実
施例を示すブロック図、第3図は第2図で用いるシーケ
ンスコン1−ローラの構成を示す図である。 102・・・選択された断面、205〜207・・・傾
斜磁場コイル随動回路、215 ・高周波電力増幅側、
216・・・変調回路、221・・・前置増幅器、22
3・・シーケンスコントローラ、224・・・ディジタ
ル計算機、301・・・メモリ。 →−−H ノ/グ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検査体が挿入される空間に一の方向のほぼ均一な
    静磁場を発生する手段、前記一の方向に対してそれぞれ
    特定の関係を有する複数の特定方向にそれぞれ磁場強度
    の傾斜をつけるための複数の傾斜磁場発生手段及び、前
    記被検体に高周波磁場を印加する手段を備え、得られる
    核磁気共鳴信号から断層像を再構成する検査装置におい
    て、上記複数の傾斜磁場発生手段を同時に用いてそれぞ
    れの発生する傾斜磁場の合成により断面選択用の傾斜磁
    場を発生し、前記断面選択用の傾斜磁場が発生している
    状態で所定帯域幅の高周波磁場を印加して任意方向の断
    面にそった核スピンを選択的に共鳴させる制御手段を有
    することを特徴とする核磁気共鳴を用いた検査装置。 2、前記制御手段は、少なくともそれぞれの傾斜磁場発
    生手段の出力傾斜磁場の振幅を示すデータを含むコード
    化されたシーケンスを格納したメモリと、メモリから読
    出されたシーケンスのうち上記振幅を示すデータをそれ
    ぞれアナログ信号に変換して各傾斜磁場発生 手段の駆動回路に供給する振幅制御信号発生部を有する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の核磁気
    共鳴を用いた検査装置。
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