JPH0228913A - セラミック電子部品用導電性組成物 - Google Patents
セラミック電子部品用導電性組成物Info
- Publication number
- JPH0228913A JPH0228913A JP17807588A JP17807588A JPH0228913A JP H0228913 A JPH0228913 A JP H0228913A JP 17807588 A JP17807588 A JP 17807588A JP 17807588 A JP17807588 A JP 17807588A JP H0228913 A JPH0228913 A JP H0228913A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- palladium
- silver
- platinum
- conductive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000000203 mixture Substances 0.000 title claims abstract description 31
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 title claims abstract description 26
- KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N Palladium Chemical compound [Pd] KDLHZDBZIXYQEI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 49
- BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N platinum Chemical compound [Pt] BASFCYQUMIYNBI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 35
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 23
- 229910052709 silver Inorganic materials 0.000 claims abstract description 21
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 20
- BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N Silver Chemical compound [Ag] BQCADISMDOOEFD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 19
- 239000004332 silver Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 claims abstract description 17
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 13
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 claims abstract description 11
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims abstract description 11
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 10
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 abstract description 10
- 238000013508 migration Methods 0.000 abstract description 7
- 230000005012 migration Effects 0.000 abstract description 7
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 3
- SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N palladium silver Chemical compound [Pd].[Ag] SWELZOZIOHGSPA-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 11
- 229910010293 ceramic material Inorganic materials 0.000 description 6
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 2
- 239000007771 core particle Substances 0.000 description 2
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 2
- 230000004927 fusion Effects 0.000 description 2
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 2
- 238000002844 melting Methods 0.000 description 2
- 230000008018 melting Effects 0.000 description 2
- 238000005065 mining Methods 0.000 description 2
- QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M Acetate Chemical compound CC([O-])=O QTBSBXVTEAMEQO-UHFFFAOYSA-M 0.000 description 1
- 239000001856 Ethyl cellulose Substances 0.000 description 1
- ZZSNKZQZMQGXPY-UHFFFAOYSA-N Ethyl cellulose Chemical compound CCOCC1OC(OC)C(OCC)C(OCC)C1OC1C(O)C(O)C(OC)C(CO)O1 ZZSNKZQZMQGXPY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 1
- 229910000416 bismuth oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000005388 borosilicate glass Substances 0.000 description 1
- 125000000484 butyl group Chemical group [H]C([*])([H])C([H])([H])C([H])([H])C([H])([H])[H] 0.000 description 1
- 229910052681 coesite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 229910052906 cristobalite Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N dibismuth;oxygen(2-) Chemical compound [O-2].[O-2].[O-2].[Bi+3].[Bi+3] TYIXMATWDRGMPF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 229920001249 ethyl cellulose Polymers 0.000 description 1
- 235000019325 ethyl cellulose Nutrition 0.000 description 1
- 238000009472 formulation Methods 0.000 description 1
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000007747 plating Methods 0.000 description 1
- 230000001568 sexual effect Effects 0.000 description 1
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 1
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 229910052682 stishovite Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052905 tridymite Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000004017 vitrification Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Ceramic Capacitors (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Conductive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、セラミック電子部品用導電性組成物に関する
。詳しくは、本発明は、セラミック電子部品用電極の形
成に用いられる導電性組成物に関する。
。詳しくは、本発明は、セラミック電子部品用電極の形
成に用いられる導電性組成物に関する。
[従来の技#t]
電□子部品用電極を形成する場合、従来、Ag粉末に対
して8〜30重量%のPd粉末を含有させた導電性ペー
ストを用い、Ag/pdの焼き付は電極として構成する
のが一般的であった。Ag粉末に対してPd粉末を含有
させる目的は、ハンダ付は時のハンダ耐熱性を向上させ
、銀食われを防止することと、Agのマイグレーション
を防止するためである。
して8〜30重量%のPd粉末を含有させた導電性ペー
ストを用い、Ag/pdの焼き付は電極として構成する
のが一般的であった。Ag粉末に対してPd粉末を含有
させる目的は、ハンダ付は時のハンダ耐熱性を向上させ
、銀食われを防止することと、Agのマイグレーション
を防止するためである。
ところが、セラミック電子部品の中には、Pd含有率が
高くなると、導電性ペーストの焼き付は時に、セラミッ
ク素子に焼き付はクラックを発生させてしまうことがあ
った。しかも、Pd粉末を含有させる方法をとっても、
ハンダ耐熱性が不充分であり、ハンダ耐熱性を更に向上
させるためには、メツキ処理等の手段により、Ni等の
金属層を形成する必要があった。
高くなると、導電性ペーストの焼き付は時に、セラミッ
ク素子に焼き付はクラックを発生させてしまうことがあ
った。しかも、Pd粉末を含有させる方法をとっても、
ハンダ耐熱性が不充分であり、ハンダ耐熱性を更に向上
させるためには、メツキ処理等の手段により、Ni等の
金属層を形成する必要があった。
Ag、Pd% Ptを共に含有する導電性組成物として
は、ホウケイ酸系ガラスのガラスフリットと酸化ビスマ
スを含有するものとしては、公知である(特開昭56−
52805号)が、これは、ハンダ濡れ性、密着性の向
上を主な目的とするものあるが、ガラスフリット等の中
に含まれているSin、及びBitonがPb系セラミ
ックス材料のPbOと化合し、低融点ガラスを形成し表
面にガラスが浮き、ハンダ付は性が不良になったり、界
面にガラス層を作り、セラミック素子との接合不良を起
こすという欠点を内在するものである。
は、ホウケイ酸系ガラスのガラスフリットと酸化ビスマ
スを含有するものとしては、公知である(特開昭56−
52805号)が、これは、ハンダ濡れ性、密着性の向
上を主な目的とするものあるが、ガラスフリット等の中
に含まれているSin、及びBitonがPb系セラミ
ックス材料のPbOと化合し、低融点ガラスを形成し表
面にガラスが浮き、ハンダ付は性が不良になったり、界
面にガラス層を作り、セラミック素子との接合不良を起
こすという欠点を内在するものである。
また、核粒子表面に導電性材料をコーティングした導電
性粒子を導電性ペーストとして利用するときに、その導
電性材料にPt%Pd%Agを含むものが公知である(
特開昭58−178903号)が、これも核粒子として
酸化物を用い、導電性ペーストを安価にし、ハンダ耐熱
性の向上を目的とすΣものであり、Pb系セラミックス
材料において、ハンダ付は不良ならびにセラミック素子
との接合不良を発生させるという問題を有するものであ
る。
性粒子を導電性ペーストとして利用するときに、その導
電性材料にPt%Pd%Agを含むものが公知である(
特開昭58−178903号)が、これも核粒子として
酸化物を用い、導電性ペーストを安価にし、ハンダ耐熱
性の向上を目的とすΣものであり、Pb系セラミックス
材料において、ハンダ付は不良ならびにセラミック素子
との接合不良を発生させるという問題を有するものであ
る。
[発明が解決しようとする問題点]
本発明は、以上述べたセラミック素子の焼き付はクラッ
ク及びハンダ耐熱性の問題点を除去し、マイグレーショ
ン抑制効果を有し、なお且つ、Pbo系セラミックス材
料にも適用可能な導電性組成物を提供することを目的に
する。
ク及びハンダ耐熱性の問題点を除去し、マイグレーショ
ン抑制効果を有し、なお且つ、Pbo系セラミックス材
料にも適用可能な導電性組成物を提供することを目的に
する。
[問題点を解決するための手段]
本発明は、銀系導電性組成物において、銀、パラジウム
、白金からなる導電成分の成分比が、銀80〜94重量
%、パラジウム5〜15重量%、白金1〜5重量%の割
合の金属粉末を用い;無機物として、Zn020−50
重量%、B。
、白金からなる導電成分の成分比が、銀80〜94重量
%、パラジウム5〜15重量%、白金1〜5重量%の割
合の金属粉末を用い;無機物として、Zn020−50
重量%、B。
0.20〜60重量%、pboio〜50重量%からな
るガラスフリットを全体に対して1〜5重量%添加し、
金属粉末とガラスフリットに対して合計100重量%に
なるようにビヒクルを含有することを特徴とするセラミ
ック電子部品用導電性組成物である。
るガラスフリットを全体に対して1〜5重量%添加し、
金属粉末とガラスフリットに対して合計100重量%に
なるようにビヒクルを含有することを特徴とするセラミ
ック電子部品用導電性組成物である。
[作用]
本発明の銀系セラミック電子部品用導電性組成物は、銀
、パラジウム、白金からなり、パラジウム成分を一部白
金成分が置換することにより、パラジウムによる銀マイ
グレーシヨン防止と、白金によるハンダ耐熱性付与効果
を有し、且つ、焼き付はクラック防止効果をも有するセ
ラミック電子部品用導電性組成物を可能にしたものであ
る。同時に、ガラスフリットにPbO及びBiassを
含有しないものを用い、セラミックス材料との融合し、
ハンダ付は性劣化を防止できる。
、パラジウム、白金からなり、パラジウム成分を一部白
金成分が置換することにより、パラジウムによる銀マイ
グレーシヨン防止と、白金によるハンダ耐熱性付与効果
を有し、且つ、焼き付はクラック防止効果をも有するセ
ラミック電子部品用導電性組成物を可能にしたものであ
る。同時に、ガラスフリットにPbO及びBiassを
含有しないものを用い、セラミックス材料との融合し、
ハンダ付は性劣化を防止できる。
従来の銀−パラジウム導電性ペーストでは、焼き付けの
際に、セラミック素子に焼き付はクラックを発生しがち
であったが、パラジウム含有率を15重量%以下に抑え
ると発生しなくなったという、新規な知見に基づいて、
本発明が為されたものである。また、銀のマイグレーシ
ョン防止のために、パラジウム成分を単に削減すること
ができないものである。
際に、セラミック素子に焼き付はクラックを発生しがち
であったが、パラジウム含有率を15重量%以下に抑え
ると発生しなくなったという、新規な知見に基づいて、
本発明が為されたものである。また、銀のマイグレーシ
ョン防止のために、パラジウム成分を単に削減すること
ができないものである。
また、Pb系セラミックス材料用の電極として用いる場
合には、含有するガラスフリット等に含まれるS i
O@、B 1nksが、セラミックス材料に含まれるP
bOと化合して低融点ガラスを形成し、ハンダ付は性を
劣化させる。そのため、本発明のセラミック電子部品用
導電性組成物では、SiO2及びB15onを含まない
フリット無機物からなるものである。
合には、含有するガラスフリット等に含まれるS i
O@、B 1nksが、セラミックス材料に含まれるP
bOと化合して低融点ガラスを形成し、ハンダ付は性を
劣化させる。そのため、本発明のセラミック電子部品用
導電性組成物では、SiO2及びB15onを含まない
フリット無機物からなるものである。
また、本発明により、白金の添加は、ハンダ耐熱性に関
して、パラジウム添加よりも著しい効果を奏するもので
あることを発見したものである。
して、パラジウム添加よりも著しい効果を奏するもので
あることを発見したものである。
本発明は、以上のような知見に基づいて為されたもので
ある。
ある。
本発明によるセラミック電子部品用導電性組成物は、以
上のよう(、銀くわれを低減し、銀のマイグレーション
を抑え、且つセラミック素子への焼き付は時に焼き付は
クラックの生じない電極形成用の導電性ペーストを提供
するものである。
上のよう(、銀くわれを低減し、銀のマイグレーション
を抑え、且つセラミック素子への焼き付は時に焼き付は
クラックの生じない電極形成用の導電性ペーストを提供
するものである。
本発明の組成物において、上記のように組成範囲を限定
した理由が次の通りである。
した理由が次の通りである。
パラジウムの添加量が5重量%未満では、得られる導電
性組成物のハンダ耐熱性が不充分となり、また、パラジ
ウムの添加量が、15%を越えると、セラミック素子に
導電性組成物を焼き付けるときに、焼き付はクラックの
発生率が多くなる。そのため、実用的にパラジウムの添
加量は、5〜15重量%の範囲が好適である。
性組成物のハンダ耐熱性が不充分となり、また、パラジ
ウムの添加量が、15%を越えると、セラミック素子に
導電性組成物を焼き付けるときに、焼き付はクラックの
発生率が多くなる。そのため、実用的にパラジウムの添
加量は、5〜15重量%の範囲が好適である。
これに対して、白金成分の添加量は、1重量%未満では
、ハンダ耐熱性が不十分であり、白金成分の添加量が、
5重量%を超えると、焼き付はクラックの低減効果が少
ない、そのために、白金成分の添加量は、1〜5重量%
の範囲が好適である。
、ハンダ耐熱性が不十分であり、白金成分の添加量が、
5重量%を超えると、焼き付はクラックの低減効果が少
ない、そのために、白金成分の添加量は、1〜5重量%
の範囲が好適である。
ガラスフリットを構成するZnOを20〜50重量%に
限定した理由は、20重量%未満では軟化点が低くなり
、良好なガラス−メタルマトリックスを形成し難くなり
、50重量%を越えると粘度が高くなり、且つ脆いガラ
スとなることによる。また、B、0.を2θ〜40重量
%の範囲に限定した理由1ま、20重量%未満では、ガ
ラス化範囲を越えてしまい、40重量%を越えると、耐
水性が低下するためである。更に、pboを10〜50
重量%の範囲に限定した理由は、10重量%未満では、
粘度が高まり且つ脆いガラスとなり、50重量%を越え
ると、軟化点が低下し、良好なガラス−メタルマトリッ
クスを形成し難くなるためである。このようなガラスフ
リットは、全体に対して、1〜5重量%の範囲で含有す
るものにする。即ち、1重量%未満では、同右強度が低
くなるし、5重量%を越えるとハンダ付は性が低下する
ためである。
限定した理由は、20重量%未満では軟化点が低くなり
、良好なガラス−メタルマトリックスを形成し難くなり
、50重量%を越えると粘度が高くなり、且つ脆いガラ
スとなることによる。また、B、0.を2θ〜40重量
%の範囲に限定した理由1ま、20重量%未満では、ガ
ラス化範囲を越えてしまい、40重量%を越えると、耐
水性が低下するためである。更に、pboを10〜50
重量%の範囲に限定した理由は、10重量%未満では、
粘度が高まり且つ脆いガラスとなり、50重量%を越え
ると、軟化点が低下し、良好なガラス−メタルマトリッ
クスを形成し難くなるためである。このようなガラスフ
リットは、全体に対して、1〜5重量%の範囲で含有す
るものにする。即ち、1重量%未満では、同右強度が低
くなるし、5重量%を越えるとハンダ付は性が低下する
ためである。
次に、本発明のセラミック電子部品用導電性組成物につ
いて、比較例を含めて、その組成配合と耐熱性を比較し
、本発明の組成物配合の実施例を説明するが、本発明は
次の説明に限定されるものではない。
いて、比較例を含めて、その組成配合と耐熱性を比較し
、本発明の組成物配合の実施例を説明するが、本発明は
次の説明に限定されるものではない。
[実施例1コ
第1表に示す組成割合の金属粉末を76重量%、B、0
.53重量%、Pb023重量%、Zn023重量%の
割合からなるガラスフリントを2重量%混合し、これら
に対して、合計100重量%になるように、エチルセル
ロースの1mバインダーをブチルカルピトールアセテー
トの溶剤に溶解したビヒクルを添加して、導電性ペース
トを作成した。
.53重量%、Pb023重量%、Zn023重量%の
割合からなるガラスフリントを2重量%混合し、これら
に対して、合計100重量%になるように、エチルセル
ロースの1mバインダーをブチルカルピトールアセテー
トの溶剤に溶解したビヒクルを添加して、導電性ペース
トを作成した。
実施例A 90 8 2実施例B
91 8 1参考例A 7
5 25 0参考例B 92
8 0これらの導電性ペーストに対して、
EIAJ(日本電子機械工業会)規格RC−3402の
規定に従って、ハンダに対する耐熱性を測定した。
91 8 1参考例A 7
5 25 0参考例B 92
8 0これらの導電性ペーストに対して、
EIAJ(日本電子機械工業会)規格RC−3402の
規定に従って、ハンダに対する耐熱性を測定した。
その結果を第1図に示す。
これより、本発明によるセラミック電子部品用導電性組
成物にしたがう白金成分添加は、ハンダ耐熱性に関して
、パラジウム添加よりも著しい効果を示すことが明らか
にされた。
成物にしたがう白金成分添加は、ハンダ耐熱性に関して
、パラジウム添加よりも著しい効果を示すことが明らか
にされた。
[実施例2]
次に、実施例1と同様、第2表に示す組成割合の金属粉
末を76重量%、実施例1で用いた同じガラスフリット
を2重量%混合し、これらに対して、合計100重量%
になるように、実施例1で用いたと同じビヒクルを添加
して、導電性ペーストを作成した。このようにして作製
した導電性ペーストを、セラミック素子に適用し、75
0°Cで焼成し、焼き付けを行なった。焼き付けた導電
性パターンについて、顕微鏡により、焼き付はクラック
を観測した。その得られた結果を第2表に示す。
末を76重量%、実施例1で用いた同じガラスフリット
を2重量%混合し、これらに対して、合計100重量%
になるように、実施例1で用いたと同じビヒクルを添加
して、導電性ペーストを作成した。このようにして作製
した導電性ペーストを、セラミック素子に適用し、75
0°Cで焼成し、焼き付けを行なった。焼き付けた導電
性パターンについて、顕微鏡により、焼き付はクラック
を観測した。その得られた結果を第2表に示す。
第」L唐
性ペーストを提供できること、また、同時に、銀実層側
A9082 0 実施例B9181 0 参考例A75 25 0 100参考例B
85150 6G 参考例C92B0 0 以上の結果から、白金成分をパラジウムと置換して用い
ると、ハンダ耐熱性が、著しく向上するものであるが、
一方、焼き付はクラック発生を抑制する効果は、それ程
でなく、ただ、パラジウム添加量を抑制すると、焼き付
はクラックを抑制できることが明らかにされた。
A9082 0 実施例B9181 0 参考例A75 25 0 100参考例B
85150 6G 参考例C92B0 0 以上の結果から、白金成分をパラジウムと置換して用い
ると、ハンダ耐熱性が、著しく向上するものであるが、
一方、焼き付はクラック発生を抑制する効果は、それ程
でなく、ただ、パラジウム添加量を抑制すると、焼き付
はクラックを抑制できることが明らかにされた。
[発明の効果]
本発明のセラミック電子部品用導電性組成物は、その特
定の組成、即ち、Pdの一部を置換し、Pt成分を含有
させ、ることにより、セラミック素子への焼き付は時に
生じる焼き付はクラックを肪止し、同時に、ハンダ耐熱
性を向上した導電マイグレーシヨンを防止できる導電性
ペーストを提供できたなどの技術的な効果が得られた。
定の組成、即ち、Pdの一部を置換し、Pt成分を含有
させ、ることにより、セラミック素子への焼き付は時に
生じる焼き付はクラックを肪止し、同時に、ハンダ耐熱
性を向上した導電マイグレーシヨンを防止できる導電性
ペーストを提供できたなどの技術的な効果が得られた。
第1図は、本発明のセラミック電子部品用導電性組成物
ついて、ハンダ耐熱性を測定した結果を示すグラフであ
る。 特許出願人 三菱鉱業セメント株式会社代理人 弁理
士 倉 持 裕(外1名)第1図 昭和63年9月30日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第178075号 2、発明の名称 セラミック電子部品用導電性組成物 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号名称 三菱
鉱業セメント株式会社 代表者 藤 村 正 哉 4、代理人 住所〒101東京都千代田区神田須田町1丁目2番地日
邦・四国ビル3F 明細書の・[発明の詳細な説明]の欄 7、補正の内容 (1)明細書の第5頁第10行目の[PbO及びB i
to sをコを[S i O,及びBigotを]に
訂正する。 り2)同上第5頁第11〜12行目の[有しないものを
用い、セラミックス材料との融合し、]を[有しないも
のを用いることにより、]に訂正する。 (3)同上第9頁第3行目の[53重量%]を[54重
量%コに訂正する。
ついて、ハンダ耐熱性を測定した結果を示すグラフであ
る。 特許出願人 三菱鉱業セメント株式会社代理人 弁理
士 倉 持 裕(外1名)第1図 昭和63年9月30日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第178075号 2、発明の名称 セラミック電子部品用導電性組成物 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号名称 三菱
鉱業セメント株式会社 代表者 藤 村 正 哉 4、代理人 住所〒101東京都千代田区神田須田町1丁目2番地日
邦・四国ビル3F 明細書の・[発明の詳細な説明]の欄 7、補正の内容 (1)明細書の第5頁第10行目の[PbO及びB i
to sをコを[S i O,及びBigotを]に
訂正する。 り2)同上第5頁第11〜12行目の[有しないものを
用い、セラミックス材料との融合し、]を[有しないも
のを用いることにより、]に訂正する。 (3)同上第9頁第3行目の[53重量%]を[54重
量%コに訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 銀系導電性組成物において、 銀、パラジウム、白金からなる導電成分の成分比が、銀
80〜94重量%、パラジウム5〜15重量%、白金1
〜5重量%の割合の金属粉末を用い; 無機物として、ZnO20〜50重量%、B_2O_3
20〜60重量%、PbO10〜50重量%からなるガ
ラスフリットを全体に対して1〜5重量%添加し、金属
粉末とガラスフリットに対して合計100重量%になる
ようにビヒクルを含有することを特徴とするセラミック
電子部品用導電性組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17807588A JPH0228913A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | セラミック電子部品用導電性組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17807588A JPH0228913A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | セラミック電子部品用導電性組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0228913A true JPH0228913A (ja) | 1990-01-31 |
JPH0470767B2 JPH0470767B2 (ja) | 1992-11-11 |
Family
ID=16042183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17807588A Granted JPH0228913A (ja) | 1988-07-19 | 1988-07-19 | セラミック電子部品用導電性組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0228913A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1448367A1 (en) * | 2001-10-15 | 2004-08-25 | Ferro Corporation | Silver ink for forming electrodes |
CN111739675A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-02 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种厚膜电阻浆料 |
WO2021244060A1 (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-09 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种厚膜电阻浆料 |
-
1988
- 1988-07-19 JP JP17807588A patent/JPH0228913A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1448367A1 (en) * | 2001-10-15 | 2004-08-25 | Ferro Corporation | Silver ink for forming electrodes |
EP1448367A4 (en) * | 2001-10-15 | 2007-04-18 | Ferro Corp | SILVER INK FOR THE PRODUCTION OF ELECTRODES |
WO2021244060A1 (zh) * | 2020-06-01 | 2021-12-09 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种厚膜电阻浆料 |
CN111739675A (zh) * | 2020-06-19 | 2020-10-02 | 潮州三环(集团)股份有限公司 | 一种厚膜电阻浆料 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0470767B2 (ja) | 1992-11-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4291146B2 (ja) | 銀導体組成物 | |
JP2000090733A (ja) | 導電性ペースト及びそれを用いた太陽電池 | |
JPH0364964B2 (ja) | ||
JP3637286B2 (ja) | 焼成ジルコニア基材用導体ペースト | |
JPH05235497A (ja) | 銅導電性ペースト | |
JP4432604B2 (ja) | 導電性ペースト | |
JPH0228913A (ja) | セラミック電子部品用導電性組成物 | |
JPH0423308A (ja) | セラミックコンデンサ | |
JP2001196201A (ja) | 厚膜抵抗体 | |
JPH0834168B2 (ja) | セラミックコンデンサ端子電極用導電性組成物 | |
JPS621662B2 (ja) | ||
JPH0239410A (ja) | セラミックコンデンサ端子電極用導電性組成物 | |
JPS626284B2 (ja) | ||
US3857798A (en) | CONDUCTIVE INK COMPOSITION CONTAINING Pd AND Pb METAL POWDERS | |
JPH0239411A (ja) | セラミックコンデンサ端子電極用導電性組成物 | |
JPH05128910A (ja) | 導体ペースト | |
JPH05144317A (ja) | 導電性ペースト及び該導電性ペーストを用いて電極を形成したチツプ型セラミツク電子部品 | |
JPH1012045A (ja) | 低温焼成用導電ペースト | |
JPH0660715A (ja) | 導電ペースト及びそれを用いたセラミック電子部品の電極形成方法 | |
JPH0239408A (ja) | セラミックコンデンサ端子電極用導電性組成物 | |
JPH05128909A (ja) | 導体ペースト | |
JPH05174617A (ja) | 導体ペースト | |
JPH0346706A (ja) | 銅ペースト | |
JPH0588746B2 (ja) | ||
JPH06223617A (ja) | 導電ペースト用組成物 |