JPH0228913A - セラミック電子部品用導電性組成物 - Google Patents

セラミック電子部品用導電性組成物

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JPH0228913A
JPH0228913A JP17807588A JP17807588A JPH0228913A JP H0228913 A JPH0228913 A JP H0228913A JP 17807588 A JP17807588 A JP 17807588A JP 17807588 A JP17807588 A JP 17807588A JP H0228913 A JPH0228913 A JP H0228913A
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conductive
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JP17807588A
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Masa Yonezawa
米沢 政
Kaoru Nishizawa
西沢 薫
Seiji Saito
斎藤 征士
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Mitsubishi Mining and Cement Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、セラミック電子部品用導電性組成物に関する
。詳しくは、本発明は、セラミック電子部品用電極の形
成に用いられる導電性組成物に関する。
[従来の技#t] 電□子部品用電極を形成する場合、従来、Ag粉末に対
して8〜30重量%のPd粉末を含有させた導電性ペー
ストを用い、Ag/pdの焼き付は電極として構成する
のが一般的であった。Ag粉末に対してPd粉末を含有
させる目的は、ハンダ付は時のハンダ耐熱性を向上させ
、銀食われを防止することと、Agのマイグレーション
を防止するためである。
ところが、セラミック電子部品の中には、Pd含有率が
高くなると、導電性ペーストの焼き付は時に、セラミッ
ク素子に焼き付はクラックを発生させてしまうことがあ
った。しかも、Pd粉末を含有させる方法をとっても、
ハンダ耐熱性が不充分であり、ハンダ耐熱性を更に向上
させるためには、メツキ処理等の手段により、Ni等の
金属層を形成する必要があった。
Ag、Pd% Ptを共に含有する導電性組成物として
は、ホウケイ酸系ガラスのガラスフリットと酸化ビスマ
スを含有するものとしては、公知である(特開昭56−
52805号)が、これは、ハンダ濡れ性、密着性の向
上を主な目的とするものあるが、ガラスフリット等の中
に含まれているSin、及びBitonがPb系セラミ
ックス材料のPbOと化合し、低融点ガラスを形成し表
面にガラスが浮き、ハンダ付は性が不良になったり、界
面にガラス層を作り、セラミック素子との接合不良を起
こすという欠点を内在するものである。
また、核粒子表面に導電性材料をコーティングした導電
性粒子を導電性ペーストとして利用するときに、その導
電性材料にPt%Pd%Agを含むものが公知である(
特開昭58−178903号)が、これも核粒子として
酸化物を用い、導電性ペーストを安価にし、ハンダ耐熱
性の向上を目的とすΣものであり、Pb系セラミックス
材料において、ハンダ付は不良ならびにセラミック素子
との接合不良を発生させるという問題を有するものであ
る。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、以上述べたセラミック素子の焼き付はクラッ
ク及びハンダ耐熱性の問題点を除去し、マイグレーショ
ン抑制効果を有し、なお且つ、Pbo系セラミックス材
料にも適用可能な導電性組成物を提供することを目的に
する。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、銀系導電性組成物において、銀、パラジウム
、白金からなる導電成分の成分比が、銀80〜94重量
%、パラジウム5〜15重量%、白金1〜5重量%の割
合の金属粉末を用い;無機物として、Zn020−50
重量%、B。
0.20〜60重量%、pboio〜50重量%からな
るガラスフリットを全体に対して1〜5重量%添加し、
金属粉末とガラスフリットに対して合計100重量%に
なるようにビヒクルを含有することを特徴とするセラミ
ック電子部品用導電性組成物である。
[作用] 本発明の銀系セラミック電子部品用導電性組成物は、銀
、パラジウム、白金からなり、パラジウム成分を一部白
金成分が置換することにより、パラジウムによる銀マイ
グレーシヨン防止と、白金によるハンダ耐熱性付与効果
を有し、且つ、焼き付はクラック防止効果をも有するセ
ラミック電子部品用導電性組成物を可能にしたものであ
る。同時に、ガラスフリットにPbO及びBiassを
含有しないものを用い、セラミックス材料との融合し、
ハンダ付は性劣化を防止できる。
従来の銀−パラジウム導電性ペーストでは、焼き付けの
際に、セラミック素子に焼き付はクラックを発生しがち
であったが、パラジウム含有率を15重量%以下に抑え
ると発生しなくなったという、新規な知見に基づいて、
本発明が為されたものである。また、銀のマイグレーシ
ョン防止のために、パラジウム成分を単に削減すること
ができないものである。
また、Pb系セラミックス材料用の電極として用いる場
合には、含有するガラスフリット等に含まれるS i 
O@、B 1nksが、セラミックス材料に含まれるP
bOと化合して低融点ガラスを形成し、ハンダ付は性を
劣化させる。そのため、本発明のセラミック電子部品用
導電性組成物では、SiO2及びB15onを含まない
フリット無機物からなるものである。
また、本発明により、白金の添加は、ハンダ耐熱性に関
して、パラジウム添加よりも著しい効果を奏するもので
あることを発見したものである。
本発明は、以上のような知見に基づいて為されたもので
ある。
本発明によるセラミック電子部品用導電性組成物は、以
上のよう(、銀くわれを低減し、銀のマイグレーション
を抑え、且つセラミック素子への焼き付は時に焼き付は
クラックの生じない電極形成用の導電性ペーストを提供
するものである。
本発明の組成物において、上記のように組成範囲を限定
した理由が次の通りである。
パラジウムの添加量が5重量%未満では、得られる導電
性組成物のハンダ耐熱性が不充分となり、また、パラジ
ウムの添加量が、15%を越えると、セラミック素子に
導電性組成物を焼き付けるときに、焼き付はクラックの
発生率が多くなる。そのため、実用的にパラジウムの添
加量は、5〜15重量%の範囲が好適である。
これに対して、白金成分の添加量は、1重量%未満では
、ハンダ耐熱性が不十分であり、白金成分の添加量が、
5重量%を超えると、焼き付はクラックの低減効果が少
ない、そのために、白金成分の添加量は、1〜5重量%
の範囲が好適である。
ガラスフリットを構成するZnOを20〜50重量%に
限定した理由は、20重量%未満では軟化点が低くなり
、良好なガラス−メタルマトリックスを形成し難くなり
、50重量%を越えると粘度が高くなり、且つ脆いガラ
スとなることによる。また、B、0.を2θ〜40重量
%の範囲に限定した理由1ま、20重量%未満では、ガ
ラス化範囲を越えてしまい、40重量%を越えると、耐
水性が低下するためである。更に、pboを10〜50
重量%の範囲に限定した理由は、10重量%未満では、
粘度が高まり且つ脆いガラスとなり、50重量%を越え
ると、軟化点が低下し、良好なガラス−メタルマトリッ
クスを形成し難くなるためである。このようなガラスフ
リットは、全体に対して、1〜5重量%の範囲で含有す
るものにする。即ち、1重量%未満では、同右強度が低
くなるし、5重量%を越えるとハンダ付は性が低下する
ためである。
次に、本発明のセラミック電子部品用導電性組成物につ
いて、比較例を含めて、その組成配合と耐熱性を比較し
、本発明の組成物配合の実施例を説明するが、本発明は
次の説明に限定されるものではない。
[実施例1コ 第1表に示す組成割合の金属粉末を76重量%、B、0
.53重量%、Pb023重量%、Zn023重量%の
割合からなるガラスフリントを2重量%混合し、これら
に対して、合計100重量%になるように、エチルセル
ロースの1mバインダーをブチルカルピトールアセテー
トの溶剤に溶解したビヒクルを添加して、導電性ペース
トを作成した。
実施例A   90     8     2実施例B
   91     8     1参考例A   7
5    25     0参考例B   92   
  8     0これらの導電性ペーストに対して、
EIAJ(日本電子機械工業会)規格RC−3402の
規定に従って、ハンダに対する耐熱性を測定した。
その結果を第1図に示す。
これより、本発明によるセラミック電子部品用導電性組
成物にしたがう白金成分添加は、ハンダ耐熱性に関して
、パラジウム添加よりも著しい効果を示すことが明らか
にされた。
[実施例2] 次に、実施例1と同様、第2表に示す組成割合の金属粉
末を76重量%、実施例1で用いた同じガラスフリット
を2重量%混合し、これらに対して、合計100重量%
になるように、実施例1で用いたと同じビヒクルを添加
して、導電性ペーストを作成した。このようにして作製
した導電性ペーストを、セラミック素子に適用し、75
0°Cで焼成し、焼き付けを行なった。焼き付けた導電
性パターンについて、顕微鏡により、焼き付はクラック
を観測した。その得られた結果を第2表に示す。
第」L唐 性ペーストを提供できること、また、同時に、銀実層側
A9082       0 実施例B9181       0 参考例A75  25  0     100参考例B
85150      6G 参考例C92B0       0 以上の結果から、白金成分をパラジウムと置換して用い
ると、ハンダ耐熱性が、著しく向上するものであるが、
一方、焼き付はクラック発生を抑制する効果は、それ程
でなく、ただ、パラジウム添加量を抑制すると、焼き付
はクラックを抑制できることが明らかにされた。
[発明の効果] 本発明のセラミック電子部品用導電性組成物は、その特
定の組成、即ち、Pdの一部を置換し、Pt成分を含有
させ、ることにより、セラミック素子への焼き付は時に
生じる焼き付はクラックを肪止し、同時に、ハンダ耐熱
性を向上した導電マイグレーシヨンを防止できる導電性
ペーストを提供できたなどの技術的な効果が得られた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のセラミック電子部品用導電性組成物
ついて、ハンダ耐熱性を測定した結果を示すグラフであ
る。 特許出願人 三菱鉱業セメント株式会社代理人  弁理
士  倉 持  裕(外1名)第1図 昭和63年9月30日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1、事件の表示 昭和63年特許願第178075号 2、発明の名称 セラミック電子部品用導電性組成物 3、補正をする者 事件との関係 出願人 住所 東京都千代田区丸の内−丁目5番1号名称 三菱
鉱業セメント株式会社 代表者 藤 村 正 哉 4、代理人 住所〒101東京都千代田区神田須田町1丁目2番地日
邦・四国ビル3F 明細書の・[発明の詳細な説明]の欄 7、補正の内容 (1)明細書の第5頁第10行目の[PbO及びB i
 to sをコを[S i O,及びBigotを]に
訂正する。 り2)同上第5頁第11〜12行目の[有しないものを
用い、セラミックス材料との融合し、]を[有しないも
のを用いることにより、]に訂正する。 (3)同上第9頁第3行目の[53重量%]を[54重
量%コに訂正する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 銀系導電性組成物において、 銀、パラジウム、白金からなる導電成分の成分比が、銀
    80〜94重量%、パラジウム5〜15重量%、白金1
    〜5重量%の割合の金属粉末を用い; 無機物として、ZnO20〜50重量%、B_2O_3
    20〜60重量%、PbO10〜50重量%からなるガ
    ラスフリットを全体に対して1〜5重量%添加し、金属
    粉末とガラスフリットに対して合計100重量%になる
    ようにビヒクルを含有することを特徴とするセラミック
    電子部品用導電性組成物。
JP17807588A 1988-07-19 1988-07-19 セラミック電子部品用導電性組成物 Granted JPH0228913A (ja)

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JPH0470767B2 JPH0470767B2 (ja) 1992-11-11

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1448367A1 (en) * 2001-10-15 2004-08-25 Ferro Corporation Silver ink for forming electrodes
CN111739675A (zh) * 2020-06-19 2020-10-02 潮州三环(集团)股份有限公司 一种厚膜电阻浆料
WO2021244060A1 (zh) * 2020-06-01 2021-12-09 潮州三环(集团)股份有限公司 一种厚膜电阻浆料

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