JPH02288184A - 電磁調理器 - Google Patents

電磁調理器

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JPH02288184A
JPH02288184A JP10745289A JP10745289A JPH02288184A JP H02288184 A JPH02288184 A JP H02288184A JP 10745289 A JP10745289 A JP 10745289A JP 10745289 A JP10745289 A JP 10745289A JP H02288184 A JPH02288184 A JP H02288184A
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JP
Japan
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frequency
heating
capacitor
circuit
heating means
Prior art date
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Application number
JP10745289A
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English (en)
Inventor
Toshio Kakizawa
俊夫 柿澤
Teruya Tanaka
照也 田中
Yukihisa Hasegawa
幸久 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明はインバータ回路を駆動して被加熱物を加熱する
電磁調理器に関し、特に複数のインバータ回路を具備し
た電磁調理器に関するものであ(従来の技術) インバータ回路を駆動して被加熱物を加熱J゛る電磁調
理器は、炎が生じないので安全性が高く被加熱物を載置
するためのトッププレートが結晶化ガラスで構成できる
ので清潔であり、又熱効率が高い等の利点を有し、種々
の電磁調理器が開発されている。
近年においては複数のインバータ回路、例えば2個のイ
ンバータ回路を具備して、20の加熱部を有する電磁調
理器が提案されている。
第7図はこのような従来の2個のインバータ回路を具備
した電磁調理器のうち、一方のインバータ回路とその周
辺装置を示したものである。
直流電源回路101からの所定の直流電圧をインバータ
回路103へ供給している。駆動回路115がトランジ
スタ113をオンオフ動作、すなわらスイッチング動作
させることにより加熱コイル107と共振用コンデンサ
109が直列共振状態に設定され、加熱コイル107か
ら発生する磁束による電!i誘尋作用により図示しない
鍋等の被加熱物に渦電流を発生して当該被加熱物を加熱
づるようになっている。
帰還回路117は加熱コイル107と共成用コンデンサ
109との共振電圧と、基準電源としての直流電源回路
101からの電源とを比較し、この比較結果に応じて発
振器118を同期させるためのものである。PWM回路
119は発成器118からの発振パルスと入力制御回路
121からの制御信号とを入力しており、この制御信号
に応じて発振パルスのパルス幅を変化させて駆動回路1
15へ出力する。駆動回路115がこのパルス信号のパ
ルス幅に相応する時間だけトランジスタ113をオンす
る。従って駆動回路115からのパルス信号のパルス幅
に応じてトランジスタ113のオン時間が設定され、上
記パルス信号に基づいてトランジスタ113がオンオフ
動作することにより加熱コイル107へ高周波電流が流
れて被加熱物を加熱するようになっている。
このような第7図に示した回路構成は他のインバータ回
路とその周辺装置の回路構成と同一である。
以下の如く複数のインバータ回路を具備した電磁調理器
では、これらの各インバータ回路の発振周波数の差に応
じたいわゆる干渉音が発生する。
そこで特開昭58−142783号公報に小された従来
S置では、各インバータ回路を駆動するだめの発振器の
発振周波数を略同−の値に設定して前述した干渉音の発
生を防止覆るようにしている。
また他の従来装置では実開昭57−179296号公報
に示される如く、各インバータ回路の発振周波数の差が
可聴周波数以下となるように構成し、干渉音の発生が可
聴周波数帯域外となるようにしている。
(発明が解決しようとづる課題) しかしながら、第7図に示す従来例では、双方のインバ
ータ回路を駆動して調理を行なう場合に、入力電力を同
一レベルに設定しようとすると、被加熱物である鍋の材
質等によってインバータ回路の発振周波数が大きく変動
する。
すなわち第8図に示すように例えば入力電力を共に1.
2KWに設定した場合には、曲線Aに示づように磁性を
有するステンレス鋼を加熱するインバータ回路では、略
22KHzで発振し、これに対して三層構造を有する琺
瑯鍋を加熱するインバータ回路では、略28KHzで発
振する。従って双方の発振周波数の差の6KHzの干渉
音が発生する。
又後者の従来例、即ち双方のインバータ回路の発振周波
数の差を可聴周波数以下とするように構成する従来例で
は、一方のインバータ回路の発振周波数を25KHzに
設定すると、他方のインバータ回路の発振周波数は50
KHz以下に設定する必要が生じる。
このように加熱部が20でインバータ回路が2個である
場合には有用性が存在するが、インバータ回路が3個又
は4個以下となる場合には最終のインバータ回路の発振
周波数が非常に高い値となり、このインバータ回路に用
いられるスイッチング用のトランジスタ及び加熱コイル
での損失が非常に大ぎな値となってしまう。従って加熱
効率が極度に低下覆るのみならず、スイッチング用のト
ランジスタ及び加熱コイルでの損失による発熱を冷却す
る必要が生じ、このための冷却構造が大がかりとなり装
置が大型化し、かつコストも上昇してしまうという問題
点があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたもので、複数のイン
バータ回路を具備する電磁調理器において、簡単な構造
により」ストの低減と発熱による損失を抑えつつ、干渉
音の発生による不快感を与えることのない電磁調理器を
提供することを目的とげる。
[発明の構成1 (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するための本発明が提供する手段は、加
熱コイルと共振用」ンデンサとで決定される発振周波数
の高周波電力を発生して被加熱物を銹導加熱する複数の
加熱手段と、この複数の加熱手段で各々発生される発振
周波数を検出する検出手段と、この検出手段で検出され
る各加熱手段の発振周波数の差が可聴周波数帯域内の所
定の周波数以下の値となるように航記加熱手段の発振周
波数を変更づる変更手段とを有して構成した。
(作用) 本発明は複数の加熱手段を有しており、それぞれの加熱
手段は加熱コイルと共振用コンデンサとで決定される発
振周波数の高周波電力を発生して被加熱物を誘導加熱す
る。又それぞれの加熱手段の発振周波数を検出しており
、例えば隣接する加熱手段の各発振周波数の差が可聴周
波数帯域内の所定の周波数以下の値となるように、前記
複数の加熱手段の内、1又は2以下の加熱手段の発振周
波数を変更する。一方、電磁調理器には、通常ファンモ
ータ等の冷却手段を有しており、この冷却手段の冷却動
作に伴なって可聴周波数帯域内の音が発生している。す
なわち複数の加熱手段によって生じる干渉音が前記冷却
手段等から発生する音によって掻き消されてしまい調理
者に不快感を与えないようになる。
(実施例) 以下図面を参照して本発明に係る一実施例を詳細に説明
する。
第2図は本発明に係る電磁調理器の外観図である。第2
図に示すごとく同一の筐体内に加熱装置2Δと2Bとを
内蔵している。この加熱装置2A及び2Bの上側には被
加熱物である鍋等を載置するためのトッププレート4が
設けられている。操作I!A6△は加熱装置2Aと対応
して設けられ、この操作盤6Aを操作1゛ることにより
加熱vt置2Aの入力電力等を設定する。又操作盤6B
は加熱装ff12Bと対応して設けられ、この操作盤6
Bを操作することにより加熱装置2Bの入力電力等を設
定プる。
次に第1図を参照して加熱装置2Aと2Bのうち加熱装
置2Aの内部構成を代表して説明する。
交流電源である商用電源PWがファンモータFM及び直
流電源回路1と接続されている。ファンモータFMはス
イッチング用のトランジスタ等の発熱部を冷却するため
の冷却手段である直流電源回路1はサイリスタ5CR1
,5CR2及びダイオードDI、D2とでブリッジ接続
されたブリッジ回路と、平滑用のコンデンサC1とで構
成されている。商用電源PWからの交流型ツノがブリッ
ジ回路でm流された後にコンデンサC1で平滑化される
オンオフ制御回路5は直流電源回路1のサイリスタ5C
RI及び5CR2のそれぞれのゲート端子と接続されて
おり、交流電源PWの商用周波数の1/2周期を単位と
して(例えば商用周波数が50Hzの場合には1011
1秒を単位として)サイリスタ5CR1及び5CR2を
オンオフ制御する。
インバータ回路3は直流電源回路1と接続されており、
直流電源回路1からの所定の直流電力が供給される。こ
のインバータ回路3は加熱コイル7と共振用のコンデン
サ9とが直列に接続されると共に、このコンデンサ9に
はリレー接点SWを介してコンデンサ10が接続されて
いる。又コンデンサ9にはダイオード11及びトランジ
スタ13がそれぞれ並列に接続されている。トランジス
タ13のベースが駆動回路15と接続されており、駆動
回路15からの信号に基づいてトランジスタ13がオン
オフ動作づることにより、加熱コイル7と共振用コンデ
ンサ9が直列共振状態に設定され、加熱」イル7から発
生する磁束による電磁誘導作用により図示しない鍋等の
被加熱物に渦電流を発生して被加熱物を加熱乃るように
なっている。
ここでコンデンサ9の容量は例えば0.3μFに設定さ
れており、このコンデンサ9と加熱コイル7とが共振す
るときには共振周波数22 K f−1zに設定される
。又リレー接点SWが閉じてコンデンサ9に対してコン
デンサ10が並列に接続されると、このコンデンサ10
のリアクタンス分だけ増加し、発振周波数が低下する。
逆にリレー接点SWが閉じた状態でこのリレー接点SW
を開放づると、コンデンサ10がコンデンサ9から切り
離されてこのコンデンサ10のリアクタンス分に相応す
る分だけ共振周波数が上昇する。
周波数検出回路16ば加熱コイル7と共振用コンデンサ
9との共成周波数を検出するものであり、この検出した
発振周波数が規定の周波数すなわち22KHzに対して
3KH2以下外れている場合にはリレー接点SWを制御
する。具体的にはリレー接点SWが開放している状態で
周波数検出回路16によって検出された発振周波数の値
が例えば25KH2以下である場合にはリレー接点SW
を閉じて共振周波数を低下させるように制御!I11る
又逆にリレー接点SWが閉じている状態で周波数検出回
路16によって検出された共振周波数の値が19KHz
以下である場合には、リレー接点SWを開放して共振周
波数を上昇させるように制御する。
帰還回路17は加熱コイル7とコンデンサ9との共振電
圧を入力すると共に、基準電圧としての直流電源回路1
からの電源電圧を入力しており、この共振電圧と電源電
圧とを比較してタイミングパルスを発振器18へ出力す
る。
発振器18は帰還回路17からのタイミングパルスを入
力すると、このタイミングパルスのタイミング周期に同
期してパルス信号をPWM回路19へ出力Jる。
入力制御回路21は入力設定を行なうための可変抵抗R
Vと接続されてJ5す、この可変抵抗RVによって入力
設定された入力設定信号をP〜■M回路19へ出力づる
PWM回路19は入力制御回路21からの入力設定信号
を入力すると、この入力設定信号に応じて発振器18か
らのパルス信号のパルス幅を変更して駆動回路15へ出
力する。
交流電源PWからの電源線にはカレントトランスCTが
設けられており、交流電源PWからの入力電流に比例す
る検出信号を無負荷検知回路23へ出力する。この無負
荷検知回路23はPWM回路19の出力端子と接続され
ており、PWM回路19からの出力信号とカレントトラ
ンスCTからの検出信号とを比較して無負荷状態である
がどうかを検出する。例えばトッププレート4の上にナ
イフやスプーン等が載置されて不適正な負荷であること
を検出した場合、もしくは無負荷状態であることを検出
した場合には検出信号を発振器18へ出力する。これに
よりPWM回路19及び駆動回路15を介してインバー
タ回路3の動作を停止して加熱動作を停止するようにな
っている。
以下説明した加熱装置2Aの内部構成は他方の加熱装置
1i2Bにおいても同様であり、同一番号を付して詳細
な説明を省略する。
次に第1図に示した実施例の作用を説明する。
まず加熱装置2Aの上に磁性を有づるステンレス鋼を載
置して加熱する場合の動作を説明する。
可変抵抗RVを操作して入力電力を1.2KWに設定す
ると、PWM回路19及び駆動回路15を介してインバ
ータ回路3を動作させる。これにより加熱コイル7と共
成用のコンデンサ9とが直列共成状態に設定される。こ
の時リレー接点SWはIF8111状態であり、加熱コ
イル7と共振用のコンデンサ9との共振周波数は22K
Hz1.:設定される。
このようなインバータ回路3の動作によって磁性を有す
るステンレス等が加熱される。
又インバータ回路3の動作によって加熱コイル7及びス
イッチング用のトランジスタ13等の発熱部が発熱する
が、このような発熱部はファンモータFMによって冷却
される。
第3図はファンモータFMから発生する騒音の周波数特
性を示したものであり、X軸に騒音の周波数を示づと共
に、Y軸にファンモータFMの騒音の音圧レベルを示し
ている。
第3図に示す如くファンモータFMから発生ずるlJ音
の周波数は3KHz以下の周波数帯に存在することが認
められる。
以下の如く加熱装置2△の上に載置された磁性を有する
ステンレス鋼を加熱している状態で同時に他方の加熱装
fiW2Bの上に三層構造を有J−る琺瑯鋼を載置して
加熱する場合の作用を説明する。
加熱装置2Bの可変抵抗RVを操作して入力電力を1.
2KWに設定すると、第8図に示した如く加熱装置2B
の加熱コイル7と共振用のコンデンサ9との共振周波数
が被加熱物の材質に応じて上昇Jる。ここでリレー接点
SWが開放状態である場合には、第8図に示したように
加熱装置2Bの加熱コイル7と共成用のコンデンサ9と
の共振周波数は28KH2に設定される。
この共振周波数は周波数検出回路16によって検出され
、基準の周波数22 K HZに対して3キロ以下、上
昇していることから周波数検出回路16はリレー接点S
Wを閉じるように制御する。これによりコンデンサ9に
対してコンデンサ10が並列に接続されるので共振周波
数が、例えば24KH7に低下する。
従って加熱装置2A側のインバータ回路3では加熱コイ
ル7と共振用のコンデンサ9とが共振周波数22KH2
で共振動作を行うと共に、加熱装置2B側のインバータ
回路3では加熱コイル7と共振用のコンデンサ9,10
とが共振周波数24KH7で共振動作を行なう。これに
より双方の共振周波数の差が2KH2に設定される。従
って加熱装置2Aと2Bとの双方の共振周波数の差すな
わち2KHzの干渉音が発生したとしても、第3図に示
した如くファンモータFMから発生する騒音によって2
KI−1zの干渉音が掻き消されてしまい、調理者へ不
快感を与えることがない。
次に第4図及び第5図を参照して本発明に係る第2の実
施例を説明Jる。
本実施例は、−万の加熱装置2A側の共振周波数だけを
変化させるようにしたことを特徴とする。
寸なわら加熱装置2A側の周波数検出回路16からの検
出信号と他方の加熱装置2B側の周波数検出回路16か
らの検出信号とを入力して双方の共振周波数を比較し、
双方の共振周波数の差が所定値例えば2 K Hz以下
であるかどうかを判定するための周波数判定切換回路2
1を設けており、双方の共振周波数の差が2KHz以下
である場合にはこの周波数判定切換回路21からの指令
に基づいてリレー接点SWを制御するようにしている。
以下に示した回路ブロック以外の崩成については第1図
に示した実施例と同一であり同一番号を付して詳細な説
明を省略覆る。
次に第5図のフローチt・−トを参照して第4図に示し
た実施例の作用を説明する。
ステップS1では電源スィッチがオン操作されたかどう
かを判別しており、電源スィッチがオン操作された場合
にはステップS3へ進み2つの加熱装置のうちいずれか
一方のみが動作している状態であるかどうかを判別する
。このステップS3において一方の加熱装置だけが動作
している時にはステップS5へ進み、他方の加熱装置が
動作したかどうかを監視する。
ステップS5において他方の加熱装置が動作を開始した
場合には再びステップS1を介してステップS3へ進む
。このステップS3において双方の加熱装置が同時に動
作している場合にはステップS7へ進む。
ステップS7では周波数判定切換回路21が加熱装置2
Aの周波数検出回路16からの検出信号と加熱装置2B
の周波数検出回路16からの検出信号とを比較して双方
の共振周波数の差が所定値例えば3KHz以下であるか
どうかを判別しており、双方の共振周波数の差が3KH
z以下である場合にはステップS7からステップS5へ
進む。
ステップ$7において加熱装置2A側の共振周波数[a
と加熱装置2B側の共振周波数rbとの差が3KHz以
下である場合にはステップS9へ進む。
ステップS9では共振周波数「aと共振周波数fbとの
大小関係を判別しており、共振周波数[aが共振周波数
「bよりも高い場合にはステップS11へ進みリレー接
点SWを閉成する。これによりコンデンサ9に対してコ
ンデンサ10が接続されて共振周波数「aの値が低下し
、双方の共振周波数faと[bとの差が2KHz以下の
値に設定される。
ステップS9において共振周波数fbの方が共振周波数
faよりも高い場合にはステップS13へ進みリレー接
点SWを開放づる。これによりコンデンサ9からコンデ
ンサ10が切離されて共振周波数「aの値が上昇し、双
方の共振周波数faど[bとの差が2KHz以下の値に
設定される。
以下の如く双方の共成周波数「aと1bとの差の周波数
が2KHz以下に設定されるのでこれにより干渉音が生
じたとしてもファンモータFMから発生する騒音によっ
て掻き消されてしまい調理をする者に対して不快感を与
えることがない。
以下の如く第4図に示した実施例は一方の加熱装置の共
振周波数だけを変化させるように構成したので、部品点
数を減少させることができその分だけコストの低減を図
ることができる。
次に第6図を参照して本発明に係る第3の実施例を説明
する。
第6図に示す実施例は加熱コイル7の巻き数を切換える
ことにより、この加熱コイル7と共振用のコンデンサ9
との共振周波数を変更するようにしたことを特徴とする
具体的に説明すると、加熱コイル7の端子paと端子P
cとの間の全体の巻ぎ数は例えば20ターンに設定され
ており、端子paから例えば16ターンの地点に端子P
bを設けている。この端子Pbと端子pcとの間に存在
するコイル7bに対してリレー接点SWを並列に接続し
ている。周波数検出回路16が加熱コイル7と共振用の
コンデンサ9との共振周波数が基準の周波数すなわち2
2KHzよりも所定の周波数すなわち3KHz以下高い
ことを検出した場合にはこの周波数検出回路16からの
指令に基づいてリレー接点SWを閉成りる。このリレー
接点SWが開成すると端子Pbと端子Pcとが短絡され
て加熱コイルの巻き数が20ターンから16ターンへ切
替わる。これにより加熱コイル7の端子paI!l:9
a子pbとの間のコイル7aと共振用のコンデンサ9と
の共振周波数が低下して略22 K l−I Zとなる
ように設定される。
以下の如く第6図に示す実施例は加熱コイル7の巻ぎ数
を変化させることにより共振周波数を変更するように構
成したので、発振周波数の変更設定を確実に行なうこと
ができる。
なお、以下に説明した実施例では加熱コイルもしくは共
振用のコンデンサのインピーダンスを変化させることに
より加熱コイルと共振用のコンデンサとの共振周波数を
変更づるように構成したが、本発明はこれに限定される
ことなく適宜の手段を用いて発振周波数を変更するよう
に構成づることかできる。例えば加熱」イルの下側にフ
ィライト等の磁性体を設けておき、このフェライト等の
磁性体と加熱コイルとの距離を調整することにより加熱
コイルのインピーダンスを調整して発振周波数を変更す
るように構成してもよい。
又他の方法として加熱コイルに対して直列にリアクトル
を接続することにより発振周波数を変更するように構成
することができる。
[発明の効果] 以下説明してきたように本発明によれば、隣接する加熱
手段の各発振周波数の差が冷却手段等で発生する音の周
波数帯の値となるように加熱手段の発振周波数を変更す
るように構成したので、複数の加熱手段の発振周波数の
差に基づく干渉音が発生したとしても、冷却手段等の音
によって掻き消されてしまい、調理をする者に対して不
快感を与えることがなく快適に調理を行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例を示したブロック図、第
2図は本発明が適用される電磁調理器の外観図、第3図
はファンモータの冷却動作に伴なって発生する発生音の
周波数特性を示したグラフ、第4図は本発明に係る第2
の実施例を示したブロック図、第5図は第4図に示した
実施例の作用を示したフローチャート、第6図は本発明
に係る第3の実施例を示したブロック図、第7図は従来
例を示しブロック図、第8図は発振周波数に対づる入力
電力を被加熱物の材質毎に示した特性図である。 2A、2B・・・加熱装置 3・・・インバータ回路 7・・・加熱コイル 9.10・・・コンデンサ 13・・・トランジスタ 16・・・周波数検出回路 FM・・・ファンモータ SW・・・リレー接点

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 加熱コイルと共振用コンデンサ等によって決定される発
    振周波数の高周波電力を発生して被加熱物を誘導加熱す
    る複数の加熱手段と、 この複数の加熱手段で各々発生される発振周波数を検出
    する検出手段と、 この検出手段で検出される各加熱手段の発振周波数の差
    が可聴周波数帯域内の所定の周波数以下の値となるよう
    に前記加熱手段の発振周波数を変更する変更手段と、 を有することを特徴とする電磁調理器。
JP10745289A 1989-04-28 1989-04-28 電磁調理器 Pending JPH02288184A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10745289A JPH02288184A (ja) 1989-04-28 1989-04-28 電磁調理器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007335274A (ja) * 2006-06-16 2007-12-27 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
JP2010267636A (ja) * 2010-09-03 2010-11-25 Mitsubishi Electric Corp 誘導加熱調理器
CN113411927A (zh) * 2021-05-21 2021-09-17 深圳拓邦股份有限公司 一种电磁加热设备工作控制方法及装置

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