JPH02287609A - タッチスクリーン入力装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的１ （産業上の利用分野） 本発明は、選択メニューが表示された画面上を指等で接
触入力して操作機器の運転・停止を操作するタッチスク
リーン入力装置に関する。

（従来の技術） 近年、マンマシンインタフェースの向上が図られる中で
、ＣＲＴ、液晶等の表示画面上に直接接触することによ
りデータを入力するタッチスクリーン入力装置が多く採
用されている。

タッチスクリーン入力装置には、抵抗膜方式、静電容母
方式、及び赤外線方式等があり、その中で高信頼性、寿
命、及び画面の透過性の点から、主に赤外線方式のタッ
チスクリーン入力装置が用いられている。

第４図は、このような赤外線方式のタッチスクリーン入
力装置の原理説明図であり、表示画面前面（不図示）に
取付けられたフレーム内部には縦方向、及び横方向に多
数の発光ダイオード１、及びフォトダイオード２が対向
配置されている。

その結果、表示画面上には縦・横に赤外線ビ−ムが走る
ので、この表示画面上に指等で接触するとこの位置を通
過する赤外線ビームが遮断され、遮断された位置から接
触した位置座標が検出される。

そこで従来は、表示画面に各操作機器を操作する押ボタ
ンスイッチの絵柄を表示さけておき、接触した位置座標
に対応した押ボタンスイッチが選択されると即時に各操
作機器へ運転・停止等の操作指令を送っていた。

しかしながら、このような従来のタッチスクリーン入力
装置では、′ｔＬ准性をもって進行する赤外線ビームに
対して、表示画面の周辺部は球面状になっているので、
画面に表示された押ボタンスイッチに接触しても、ずれ
た位置の赤外線ビームが遮断されることがあり、誤操作
の原因となっている。

また、表示装置として液晶パネルが使用された場合には
、表示画面に接触して圧力が加えられると液晶の性質か
ら表示画面が乱れてしまうので、大画面液晶パネルでは
、比較的厚めのガラス、あるいは硬質プラスチックで液
晶パネル表示をカバーする必要がある。その結束、接触
面と表示面とが離れてしまい誤操作の原因となってしま
う。

そして、このような原因によりオペレータが誤操作を引
起こした場合には、誤まった操作信わが即時に送られて
しよい、これを取消すことができなかった。

（発明が解決しようとする課題） このように、従来装置においては、オペ１ノータが誤操
作を引起こした場合、この操作指令を取消すことができ
ないので、操作機器が誤動作を引起こしてしまうという
課題があった。

この発明はこのような従来の課題を解決するためになさ
れたもので、その目的とするところは、オペレータが入
力操作時に誤操作を引起こした場合でも、各操作機器が
誤動作を引起こすことのないタッチスクリーン入力装置
を提供することにある。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本発明は、選択メニューが
表示された画面上を指等で接触入力して操作指令を出力
するタッチスクリーン入力装置において、前記画面上の
接触位置を検出する接触位Ｕ検出手段と、Ｉｙ＆！接触
位置が選択メニューの表示位置から離れるに従って接触
入力されてから操作指令を出力するまでのディレィ時間
が長くなるように設定するディレィ時間設定手段と、前
記デイ１ノイ時間中に操作指令出力を解除することがで
きる操作取消手段とを有することが特徴である。

（作用） 本発明によるタッチスクリーン入力′！ＡＷｌでは、表
示画面に表示された選択メニューの位置から、オペレー
タによって接触入力された位置が離れるにつれて、ディ
レィ時間が長くなるように設定されている。このため、
オペレータが、選択メニューから離れたおいまいな位置
を接触して入力操作を行なった場合には、ディレィ時間
中に入力を取消すことが可能となり、操作機器の誤動作
を引起こすことはなくなる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図乃ヱ第３図に基づいて
詳説する。

第２図は、本実施例にお（プるタッチスクリーン入力装
置の概略構成図であり、記憶装置３と中央処理装２４と
入出力装置５と表示装置６及びタッチスクリーン装置７
から構成されている。

また、第３図は表示装置６の模式図であり、給水ポンプ
の運転指令を入力する「ＯＮ」スイッチ６１、停止指令
を入力するｒＯＦＦＪスイッチ６２が表示されている。

各スイッチ６１．６２の近傍は、中心部６１ａ。

６２ａ、及び周辺部６Ｈ１，６２ｂに領域区分されてお
り、後述するように、周辺部６１ｂ、６２ｂに接触した
ときの方が中心部６１ａ、６２ａに接触したときよりも
操作指令を出力するまでのディレィ時間が長くなるよう
に設定されている。

また、表示装置の隅角には入力した操作指令を取消す目
的で、取消ボタン６３が設けられている。

第１図は、本発明の主要部である記憶装置３、及び中央
処理装置４の内部ｍ能を示すブロック図である。

同図に示すように、記憶装置３は、表示装置６に表示す
る画像データを記憶する画像データ記憶部３１と、第３
図に示した各スイッチ６１．６２の中心部６１ａ　、６
２ａ　、及び周辺部６１ｂ、６２ｂの範囲を座標データ
として記憶する領域データ記憶部３２と、タッチスクリ
ーン装置７で接触入力された座標データを記憶するタッ
チデータ記憶部３３と、中心部６１ａ　、６２ａと周辺
部６１ｂ、６２ｂそれぞれに対して設定されたディレィ
時間を記憶するディレィ時間記憶部３４から構成されて
いる。

中央処理装置４は、画像データ記憶部３１から画像デー
タを読取り、表示装置６に表示指令を与えるタッチ画像
表示部４１と、タッチデータ記憶部３３から読取った座
標データが領域データ記憶部３２に記憶されたどのｆｆ
ｉ囲に属するかを判定する領域判定部４２と、判定され
た範囲に対応するディレィ時間をディレィ時間記憶部３
４から読取り、このディレィ時間で各操作機器（不図示
）へ操作信号を出力する信号発生部４３から構成されて
いる。

次に、動作について説明する。

オペレータは、タッチスクリーン装置による入力操作を
行なう前に、第２図に示す入出力装首５から予め画像デ
ータ、領域データ、及びディレィ時間を入力し、それぞ
れ第１図に示す画像データ記憶部３１、領域データ記憶
部３２、及びディレィ時間記憶部３４に記憶させる。

このとぎ、ディレィ時間記憶部３４には第３図に示す各
スイッチ６１．６２の中心部６１ａ、６２ａが０秒、そ
して、周辺部６１ｂ、６２ｂが３秒となるようにディレ
ィ時間を設定し記憶させる。

いま、オペレータがタッチスクリーン装置７ｈ−ら給水
ポンプの運転指令を入力するために、［ＯＮＪスイッチ
６１の中央部６１ａに接触した場合には、接触した位置
の座標データが検出され、第１図に示す記憶装置３のタ
ッチデータ記憶部３３に記憶される。

そして、この座標データと領域データ記憶部３２に記憶
された領域データとを基に、領域判定部４２では接触入
力された位置座標が中央部６１ａであると判定する。こ
のときのディレィ時間は０秒に設定されているので、中
央部６１であると判定されると同時に第１図に示す信号
発生部４３から図示しない給水ポンプへ操作指令が出力
される。

また・、オペレータが周辺部６１ｂに接触した場合には
、この位置座標データが検出され、領域判定部４２にお
いて周辺部６１ｂに接触されたと判。

定される。このときのディレィ時間は３秒に設定されて
いるので、３秒後に信号発生部４３から操作指令が出力
される。

また、領域判定部４２はタッチ画像表示部４１にブリン
ク指令を出力し、操作指令が出力されるまでの３秒間だ
け「ＯＮ」スイッチ６１がブリンク表示される。オペレ
ータは、このプリンク表示を視認して、誤操作であると
気付いた場合には第３図に示す取消ボタン６３で入力を
取消すことができる。

このようにして、本実施例では、押ボタンスイッヂ６１
．６２の近傍を中央部６１ａ　、６２ａ　。

及び周辺部６１ｂ、６２ｂに領域区分し、オペレータが
中央部６１ａ　、６２ａに接触した場合には誤操作でな
いと判断して、直ちに各操作機器へ操操指令を出力して
いる。また、周辺部６１ｂ、６２ｂに接触した場合には
、誤操作である可能性があるので、３秒間だけスイッチ
６１（又は６２）をブリンクさせ、この時間内に取消操
作が行なわれないときに各操作機器へ操作指令が出力さ
れる。

したがって、オペレータが誤動作を引起こした場合でも
、これを取消すことが可能となり、各操作機器が誤動作
を引起こすことはなくなる。

なお、本実施例では、押ボタンスイッヂの近傍を中心部
、及び周辺部の２領域に区分したが、更に３領域、４領
域と増やし、中心部から離れるに従ってディレィ時間を
長くするように構成すればより確実な入力操作が行なえ
るようになる。

また、押ボタンスイッチの近傍を領域に区分せず、ディ
レィ時間を中心部からの距離の関数として設定し、中心
部から離れるに従ってディレィ時間が長くなるように構
成することも可能である。

更に、本実施例では、ディレィ時間中に、押ボタンスイ
ッチガブリンクするように構成したが、表示色を変えて
オペレータに知らせるようにすることも可能である。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明では、表示画面に表示され
た押ボタン等の選択メニューの位置から、オペレータに
よって接触入力された位置が離れるにつれて、ディレィ
時間が長くなるように設定されているので、オペレータ
が誤操作を引起こした場合でも取消すことが可能となり
、操作機器の誤動作を引起こすことはなくなる。

このため、入力時の操作性が飛躍的に向上し、確実な入
力操作が可能になるという効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の主要部である記憶ＶＲ置、及び中央処
理装置の内部構成を示すブロック図、第２図は本発明に
おける一実施例の概略構成図、第３図は表示装置の模式
図、第４図は赤外線タッチスクリーン入力装置の原理説
明図である。 ６・・・表示装置　　　　７・・・タッチスクリーン装
置３２・・・領域データ記憶部 ３３・・・タッチデータ記憶部 ３４・・・ディレィ時間記憶部 ４２・・・領域判定部　　４３・・・信号発生部６１・
・・「ＯＮ」スイッチ ６２・・・ｒＯＦＦＪスイッチ ６１ａ　、６２ａ・・・中心部 ６１ｂ　、６２ｂ・・・周辺部 ６３・・・取消スイッチ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 選択メニューが表示された画面上を指等で接触入力して
   操作指令を出力するタッチスクリーン入力装置において
   、 前記画面上の接触位置を検出する接触位置検出手段と、 前記接触位置が選択メニューの表示位置から離れるに従
   って接触入力されてから操作指令を出力するまでのディ
   レィ時間が長くなるように設定するディレィ時間設定手
   段と、 前記ディレィ時間中に操作指令出力を解除することがで
   きる操作取消手段と、 を有することを特徴とするタッチスクリーン入力装置。