JPH02287336A - フラッシュ内蔵カメラ - Google Patents

フラッシュ内蔵カメラ

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JPH02287336A
JPH02287336A JP10892289A JP10892289A JPH02287336A JP H02287336 A JPH02287336 A JP H02287336A JP 10892289 A JP10892289 A JP 10892289A JP 10892289 A JP10892289 A JP 10892289A JP H02287336 A JPH02287336 A JP H02287336A
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JP
Japan
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flash
charging
mode
voltage
switch
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Application number
JP10892289A
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English (en)
Inventor
Akihiko Fujino
明彦 藤野
Tsutomu Ichikawa
勉 市川
Katsuyuki Nanba
克行 難波
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野] 本発明は、フラッシュ内蔵カメラに関するものであり、
内蔵フラッシュの充電とAF用モータやフィル11巻き
上げ用モータの駆動を同一の電池電源で行うカメラに適
するものである。 [従来の技術] 従来、実開昭63−128530号公報には、フラッシ
ュ充電回路とその他のカメラの駆動回路の電源を共用す
るカメラにおいて、カメラの駆動回路の動作中に同時に
フラッシュ充電を行う場合には、電源電圧がカメラの駆
動回路のの最低作動電圧よりも高く設定された基準電圧
以上のときにのみフラッシュ充電を許可することが提案
されている。この従来技術では、電源電圧がカメラの駆
動回路の最低作動電圧よりも高く基準電圧未満であると
きには、カメラの駆動回路の動作中にフラッシュ充電は
行われないことになる。 [発明が解決しようとする課M] フラッシュ内蔵カメラでは、内蔵フラッシュの充電とA
F用モータやフィルム巻き上げ用モータの駆動を同一の
電池電源で行うことが一最的であるので、電池容量の関
係上、フラッシュ充電と並行してAP動作やフラッシュ
巻き上げ動作を行うことは困難である。このため、フラ
ッシュ充電完了後にAF動作やフィルム巻き上げ動作を
行うか、又はAF動作やフィルム巻き上げ動作の完了後
にフラッシュ充電を行うようにしている。これでは、次
回撮影までに要する時間がフラッシュ充電の時間だけ長
くなるので、特に連写時などではシャッターチャンスを
逃す恐れがある。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、フラッシュ内蔵カメラにおいて
、次回撮影までの時間を可能な限り短縮することにある
。 [課題を解決するための手段] 本発明に係るフラッシュ内蔵カメラにあっては、上記の
課題を解決するために、第1図に示すように、電池電源
EBと、前記電池電源EB及び昇圧回路DDBにより充
電されてバックアップ用のエネルギーを蓄積する第1の
コンデンサC1と、第1のコンデンサC1の充電電圧を
検出する第1の充電電圧検出手段1と、前記電池電源E
Bにより充電されてフラッシュIFLの発光エネルギー
をMMする第2のコンデンサC2と、第2のコンデンサ
C2の充電電圧を検出する第2の充電電圧検出手段2と
、第1のコンデンサC1の充電電圧により制御され第2
のコンデンサC2の充電中にカメラ内の低消費電力回路
3に動作電圧を供給するレギュレータREGと、第1の
充電電圧検出手段1により第1のコンデンサC1の充電
電圧が所定電圧Vl以下であることが検出されたときに
、第2のコンデンサC2の充電を一時停止せしめる充電
制御手段4と、第2の充電電圧検出手段2により第2の
コンデンサC2の充電電圧が充電完了電圧Vmax未溝
の所定電圧72以上であることが検出されたときに、カ
メラ内の大消費電力回路5の駆動を開始させる負荷制御
手段6とを備えて成ることを特徴とするものである。 なお、バックアップ用のコンデンサC1とその充IC2
圧検出手段1及びレギュレータREGと充電制御手段4
は、フラッシュ充電中に低消費電力回路3の動f%電源
を確保するために設けられており、低消費電力回路3が
フラッシュ充電中のバックアップを必要としない場合に
は省略することができ、また、フラッシュ充電中のバッ
クアップを必要とする場合においても、バックアップ用
のコンデンサC1の容量が十分に大きい場合には、充電
電圧検出手段1と充電制御手段4は省略できる。 [作用コ 以下、本発明の作用を第1図により説明する。 電池電源EBは、バックアップ用のエネルギーを?ta
する第1のコンデンサC1と、フラッシュの発光エネル
ギーを’MMする第2のコンデンサC2を充電すると共
に、カメラ内の大消費電力回路5に給電するものである
。カメラ内の低消費電力回路3は昇圧回路DDBからも
給電されるが、フラッシュ充電中は第1のコンデンサC
1からレギュレータREGを介して給電される。フラッ
シュ充電中は電池電源EBの消費電流が増大するので、
第1のコンデンサC1を充電することができない。 そこで、充電電圧検出手段1により第1のコンデンサC
1の充電電圧Vclを検出し、充電電圧■。 がレギュレータREGの動作に要する所定電圧V以下に
なると、充電制御手段4によりフラッシュ充電を一時停
止させて、第1のコンデンサC1の充電電圧V。1が所
定電圧V1よりも高くなるまで電池電源EBを回復させ
る。これによって、フラッシュ充電中においてもカメラ
内の低消費電力回路3には十分な動作電圧を供給するこ
とができる。 一方、カメラ内の大消費電力回路5は、AP用モータや
フィルム巻き上げ用モータよりなり、その消費電流が大
きい、フラッシュの発光エネルギーを蓄積する第2のコ
ンデンサC2の充電電圧VC2が所定電圧72未満であ
るときには、フラッシュ充電のための消費電流が大きく
、カメラ内の大消費電力回路5をフラッシュ充電と並行
して駆動することはできない。しかしながら、コンデン
サC2の充電電圧Vc2が充電完了電圧VLIlax未
溝の所定電圧72以上であるときには、フラッシュ充電
のための消費電流が小さくなっており、カメラ内の大消
費電力回路5をフラッシュ充電と並行して駆動しても差
し支えない。そこで、本発明にあっては、充電電圧検出
手段2によりコンデンサC2の充電電圧VC2が前記所
定電圧72以上であることが検出されたときには、負荷
制御手段6によりカメラ内の大消費電力回路5の駆動を
開始させるように制御している。これによって、フラッ
シュ充電末期には、フラッシュ充電と並行してAF動作
やフィルム巻き上げ動作が行われることになり、次回撮
影までの時間が短縮される。 [実施例] 第2図は本発明の一実施例としてのカメラの回路構成を
示している。図中、CPUBはカメラボディ内のマイク
ロコンピュータ(以下「マイコン1と呼ぶ)であり、露
出制御や自動焦点調節のための演算やカメラ全体のシー
ケンス制御を行う、マイコンCPUE3は各種の周辺回
路と接続されており、これらの周辺回路と情報を交換す
ることができる。 LMCは測光回路であり、撮影画面の中央部の輝度BV
Sを測光するスポット測光v1能と、撮影画面の中央部
を除く画面全体の輝度BVAMを測光する周辺測光機能
を有する。中央1度BVsと周辺輝度BVAMの精報は
デジタル量に変換された後、マイコンCPUBに伝達さ
れる。 DEDRはデコーダドライバーであり、マイコンCPU
Bで演算された絞り値及びシャッター速度に基づいて、
先幕走行開始用マグネットICMg、後幕走行開始用マ
グネット20Mg、絞り制御用マグネットFMgを駆動
すると共に、フィルム巻き上げ及びチャージ用のモータ
M1を駆動する。 DSPはオンボディ表示を行うための表示回路であり、
マイコンCPUBから表示用データを受は取り、カメラ
ボディ上の液晶表示板に必要な表示を行う。表示内容と
しては、例えばシャッター速度、絞り値、露出制御モー
ド、ドライブモード。 フラッシュモード、フィルムカウンタなどがある。 F工Nはインファインダー表示を行うための表示回路で
あり、マイコンCPUBから表示用データを受は収り、
ファインダー内に必要な表示を行う。表示内容としては
、例えばシャッター速度、絞り値のほか、フラッシュ充
電完了表示、合焦表示、焦点検出不可表示、フラッシュ
撮影時における画面中央部と周辺部とのコントラスト(
i出値の段差)、及び撮影画面におけるフラッシュの照
射範囲などがある。 ISDはフィルム感度読取回路であり、フィルムパトロ
ーネやパトローネに装着された半導体メモリ等に記録さ
れたフィルム感度の情報を読み取り、マイコンCPUB
に伝達する。この情報はマイコンCPUBにおけるAE
演算に使用される。 なお、この回路ISDに手動謹作部材(押しボタンやダ
イヤル等)を備え付け、手動でフィルム感度を設定、変
更できるようにしても良い。 EMCは露出補正量設定回路であり、公知の方法によっ
て設定される露出補正量をマイコンCPUBに出力する
。 AFCは焦点検出回路であり、撮影レンズを通過した被
写棒先を光電変換する焦点検出用のCCDを駆動するた
めの回路と、CCDのアナログ出力を信号処理しA/D
変換してマイコンCPUBに供給する回路とを含む。 AFMCはAFモータ制御回路であり、焦点調節用レン
ズを駆動するためのAF用モモ−2M2正転・逆転・停
止を制御する。このAF用モータMlの回転量ΔNはマ
イコンCPUBにてモニターされており、自動焦点調節
の際にAF用モモ−2M2所定量駆動されたが否かの判
定を可能とすると共に、焦点調節用レンズの無限遠撮影
位置からの繰り出し量を知ることにより、主被写体の撮
影距離や撮影倍率を演算可能としている。 OFLはカメラボディ上面のボットシュー(不図示)に
着脱自在に装着される外部フラッシュであり、その回路
構成については第3図の説明において後述する。TMI
は外部フラッシュOFLとカメラボディとの接続端子で
あり、ホットシューに配されている。 IFLはカメラボディに内蔵された内部フラッシュであ
り、マイコンCPUBの制御により、フラッシュ発光を
行う。C2は内部フラッシュIFLの発光エネルギーZ
m用のコンデンサである。 LECは撮影レンズに内蔵されたレンズ回路であり、撮
影レンズに固有のレンズデータをカメラボディに伝達す
る。レンズデータの内容としては、例えば最小絞り値(
開放絞り値)AVo、最大絞り値(最小口径絞りに対す
る絞り値) A V u+ax、焦点距離「、変換係数
になどがある。ここで、変換1系数には焦点検出回路A
FCにより得られるデフす−カス量DFを焦点調節用レ
ンズの駆動量ΔNに変換するための係数である。TM2
はレンズ回路LECとカメラボディとの接続端子であり
、レンズマウントあるいはその近傍に配されている。 SXはフォーカルブレーンシャッターの先幕走行完了で
ONするシンクロスイッチであり、先幕シンクロ撮影時
にこのスイッチSXがONになると、接続端子TMIを
介して外部フラッシュOFLに発光開始信号5XONが
発せられる。 FCCはフラッシュの発光量を制(卸するためのフラッ
シュyJ、I光回路であり、撮影レンズから入射してき
たフラッシュ光量を測定し、フラッシュ光量が所定量に
達すると、発光停止信号r’;’ S T O+”を出
力する。この信号FSTOPはインターフェイス回路I
NF、接続端子TMIを介して外部フラッシュOFLに
送られ、外部フラッシュ○I”Lの発光を停止させる。 また、この信号I’ S T OPはマイコンCPUB
にも送られ、マイコンCPUBは、この信号を入力する
と、内蔵フラッシュ丁FLの発光を停止させる。 INFはインターフェイス回路であり、レンズ回路LE
C1内部フラッシュIFL、外部フラッシュOFLとマ
イコンCPUBとの間に配されている。 マイコンCPUBの各入力ボートP1〜P、は図示しな
い抵抗により“I(igh”レベルにプルアップされて
おり、それぞれ別のスイッチを介してアースレベルに接
続されている。いずれかのスイッチがONされると、対
応する入力ボートはLOW”レベルとなり、各スイッチ
のON/○FFをマイコンCPUBにより判定すること
ができる。以下、各スイッチについて説明する。 SMはメインスイッチであり、このスイッチSMがON
のときにカメラは動作可能となり、OFFのときにはカ
メラは動作不可となる。 S、はレリーズボタン(不図示)の第1ストロークの押
し下げでONされる撮影f<!備スイッチであり、この
スイッチがONされると、測光・露出演算・自動焦点調
節の各動作が開始される。 C2はレリーズボタンの第2ストロークの押し下げでO
Nされるレリーズスイッチであり、このスイッチがON
されると、露出制御動作が開始される。 SMDは露出$1目卸モード切換用のスイッチであり、
このスイッチSHOを1回ON操作する毎に露出制御モ
ードが、Pモード、Aモード、Sモード、Mモード、P
モードの順に切り換えられる。ここで、Pモードとはシ
ャッター速度も絞り値もカメラ側で自動設定されるプロ
グラムAEモードである。 Aモードとは絞り値のみ手動で設定され、シャッター速
度はカメラ側で自動設定される絞りfl先AEモードで
ある。Sモードとはシャッター速度のみ手動で設定され
、絞り値はカメラ側で自動設定されるシャッター速度浸
先AEモードである。Mモードとはシャッター速度も絞
り値も手動で設定されるマニュアルモードである。 SDRはドライブモード切換用のスイッチであり、この
スイッチSDRを1回ON操作する毎に、ドライブモー
ドが単写モードと)1写モードに交互に切り換えられる
。 SFMはフラッシュモード切換用のスイッチであり、こ
のスイッチSFMを1回ON操作する毎に、フラッシュ
モードが強制発光モード、自動発光モード、後幕シンク
ロモード、非発光モード、強制発光モードのl1liに
切り換えられる。ここで、強制発光モードとは常にフラ
ッシュ発光が行われるモ−ドであり、自動発光モードと
は被写界の輝度分布に応じてフラッシュ発光が自動的に
行われるモードである。そして、両モードとも、シンク
ロスイッチSXが閉成するのに同期してフラッシュ発光
が行われる。また、後幕シンクロモードとは、シャッタ
ー後幕の走行開始に同期してフラッシュ発光が行われる
モードである。そして、非発光モードとはいかなる場合
もフラッシュ発光が行われないモードである。 5IJPはアップスイッチ、SONはダウンスイッチで
あり、撮影型(IifiスイッチS1がOFFであると
きには、絞り値又はシャッター速度を設定するためのア
ップ/ダウンスイッチとなり、撮影2L(GスイッチS
、がONであるときには、周辺部と中央部とのコントラ
スト(CV値)(詳しくは後述する)を設定するための
アップ/ダウンスイッチとなる。 SAYは絞り設定スイッチであり、Mモード時に、撮影
準備スイッチSIがOFFであるときに、このスイッチ
SAYをONLながらアップ/ダウンスイッチS tJ
P+ S ONを操作すると絞り値がアップ/ダウン操
作され、このスイッチSAVを0FFLながらアップ/
ダウンスイッチS UP+ S DNを操作するとシャ
ッター速度がアップ/ダウン操作される。 次に、電源関係について説明する。 EBはボディ内の電源電池であり、その直接の出力電圧
■。はモータM、、M、、マグネッl−FMg。 l CMg、2CMg及び内部フラッシュIFL等の負
荷の大きな回路・素子に供給されている。 DDBはボディ内昇圧回路であり、ボディ内電源刊御信
号PWCBが’Lou+”レベルのときに昇圧動作を行
う。V++は焦点検出回26 A F CにおけるCC
Dの電源に使われる高電圧(例えば13v)であり、V
LはダイオードD2を介して電源ラインvDに給電され
てマイコンCPUB、インターフェイス回路INF、表
示回路DSP、F’INの電源となる低電圧(例えば5
V)であり、VCはそれら以外の回路の電源となる低電
圧(例えば5V)である。 C1はバックアップ用のコンデンサであり、高電圧■H
により充電される6本実施例のカメラにおいては、後述
するように、内部フラッシュIFLの充電中にはボディ
内電源制御信号PWCBを“High”レベルにしてボ
ディ内昇圧回路DDBを停止させている。これによって
電圧vH,Vし及び■cが出力されなくなるが、コンデ
ンサC1の充電電圧によってレギュレータflEGが作
動し、ダイオードD1を介して電源ラインVDには電力
は供給され続ける。したがって、内部フラッシュIF乙
の充電中でもマイコンCPUB、表示回路DSP、FI
Nは作動し続ける。また、本実施例のカメラにおいては
、バックアップコンデンサC1の電圧が、レギュレータ
REGが作動する最低電圧V + (例えば3V)より
も小さくなってマイコンCPUB等が動作不能にならな
いように、アナログ電圧モニタ一端子A/D、でコンデ
ンサC1の電圧をモニターし、コンデンサC1の電圧が
レギュレータREGの最低動作電圧■1まで低下すると
、ボディ内電源制御信号PWCBを’ L ow”レベ
ルにして昇圧回路DDBを作動させると共に内部フラッ
シュIFLの充電を一旦停止させ、再びコンデンサC1
を充電している。 A/D、は内部フラッシュIFLにおけるフラッシュ発
光エネルギー蓄積用のコンデンサC2の充電電圧をモニ
ターするための端子であり、マイコンCPUBはコンデ
ンサC2の充電電圧が所定の電圧■2以上であるか否か
を判定する。このことについては、後で詳しく述べる。 第3図は外部フラッシュOFLの内部構成を示すブロッ
ク回路図である。 CPUPはフラッシュ内のシーケンス制御を行うための
フラッシュ内マイコンである。マイコンCPUPは、フ
ラッシュ発光が許可されているときに限り、その端子P
ptに発光開始信号5XONを入力すると、フラッシュ
発光制御回路r’Lccに信号を送り、フラッシュ発光
を開始させる。 EFはフラッシュ用の電源電池である6MCは外部フラ
ッシュOFLにおけるフラッシュ発光エネルギー蓄積用
のコンデンサである。 DDFはフラッシュ内昇圧回路であり、電源電池EFか
らの入力電圧を昇圧し、コンデンサMCを充電する。こ
の回路DDFは、フラッシュ内電源制御信号PWCFが
’Lo−”レベルのときに昇圧動作を行う。 CVGはフラッシュ内定電圧源であり、定電圧FVI)
Dを外部フラッシュOFLのマイコンCPUF等の低消
費電力部に供給している。 M、はフラッシュ照射角切換用のモータであり、DRは
そのドライバーである。 ZPCは前記モータM、によって駆動されるフラッシュ
照射角変更部材の位置データを出力する回路であり、具
体的には、導電パターンが形成されたコード板と、その
コード板からコードを読み取るブラシから構成されてい
る。 FLCCはフラッシュ発光制御回路であり、公知のフラ
ッシュ発光部を備えている。この回8FLCCは、コン
デンサMCの充電電圧をモニターし、その充電電圧が所
定値(例えば300V)以上になると、充電完了信号を
フラッシュ内マイコンCPUFに出力する。そして、フ
ラッシュ発光制御回路FLCCは、マイコンCPUFか
ら発光開始信号を入力すると、フラッシュ発光を開始し
、カメラボディ内のフラッシュ調光回路FCCから発光
停止信号FSTOPを入力すると、フラッシュ発光を停
止する。 FMSは外部フラッシュOFLの発光/非発光を切り換
えるためのフラッシュメインスイッチである。このスイ
ッチFMSは、マイコンCPUPの端子PFIに接続さ
れると共にパルス発生器PGに接続されている。このフ
ラッシュメインスイッチFMSがOFFからONへと切
りtA hる毎にパルス発生器PGから’Low”レベ
ルのパルスが出力され、フラッシュ内マイコンCPUF
の割込端子INTFに割込信号が入力される。これによ
り、フラッシュ内マイコンCPUFは後述の割込処理T
NTI(第16図参照)を実行する。 なお、ボディ内マイコンCPUBは、フラッシュ内マイ
コンCPUFとデータ交信を行うとき、接続端子TMI
を介して″L ow’レベルのフラッシュ選択信号C5
FLをマイコンCPUFに出力しており、マイコンCP
UFは、この信号C5FLを入力すると、つまり、この
信号が送られる信号ラインが“High”レベルから“
Low″レベルに変化すると、後述の割込処理INT2
(第17図9照)を実行する。 FBSはバウンススイッチであり、マイコンCPUFの
端子PF2に接続されている。このスイッチFBSは、
フラッシュ光を周囲の壁や天井、床その他の面に反射さ
せて被写体を間接的に照明するために、不図示の発光部
の角度(照射方向)を変えたときにONされる。 FO3はオフカメラでフラッシュ撮影が行われるときに
ONされるスイッチである。このスイッチは、例えば、
外部フラッシュOFLのシュー(不図示)付近に設けら
れた常■スイッチで構成されており、外部フラッシュO
FLがカメラボディのホットシュー(不図示)に装着さ
れたときにOFFするようになっている。 なお、マイコンCPUFの端子PFI〜P、4も、マイ
コンCPUBの端子P1〜P、と同様、不図示の抵抗に
よってプルアップされている。 以上で、本発明が適用されるカメラシステムのハードウ
ェア構成についての説明を終了し、次にソフトウェア構
成についてフローチャート(第4図〜第17図)を参照
しながら説明する。 カメラボディに電源電池EBが装着されると、ボディ内
マイコンCPUBにはパワーオンリセットがかかり、マ
イコンCPUBは第4図に示す#1のステップから処理
を開始する。#1ではメインスイッチSMがONである
か否かを判定する。 #1でメインスイッチSMがONでなければ、充電中に
メインスイッチSMがOFFされた場合のことを考えて
#2で充電を停止すると共に、端子PWCBを“)(i
gl+”レベルにして昇圧回路DDE3の作動を停止さ
せる。その後、#3でフラグ類をリセットすると共にレ
ジスタに初期値を設定し、#4で表示回路DSP及びF
INに表示を消すデータを転送して#1に戻る。メイン
スイッチSMがOFFである間は、このループを繰り返
す、なお、レジスタについては、以前の値を記憶させて
おいても良い。#1でメインスイッチSMがONであれ
ば、#5でフラグをリセットしたのち#6で端子PWC
Bを“”Low″レベルにして昇圧回路DDBを作動さ
せる。これにより、測光回路LMCが作動し、測光動作
が開始する。そして、#7でスイッチ判別のルーチン(
第14図参照)を実行したのち、#8で表示回路DSP
及びFINに表示データを送り、#9へ進む、#9では
、フラッシュモードが強制発光モードであるか否かを判
定する。 #9でフラッシュモードが強制発光モードであると判定
されれば、#lOでフラッシュモード■のサブルーチン
(第6図参照)を実行し、#11に移行する。#9でフ
ラッシュモードが強制発光モードでなければ、#10の
サブルーチンをスキップして、#11に移行する。#1
1では撮影準備スイッチS、がONであるか否かを判定
する。#11で撮影準備スイッチS1がONでなければ
、#1に戻り、以上の動作を繰り返す、なお、スイッチ
SMがONの状態で、所定時間いずれのスイッチも操作
されなかった場合には、スイッチSMがOFFになった
ときと同様に#2へ進むようにしても良い(オートパワ
ーオフ機能)、#11で撮影準備スイッチS1がONで
あれば、#12でCCDをイニシャライズしてCCDの
余分な電荷を掃き出す。次に、#13でフィルム怒度読
取回路■SDからフィルムのISO感度SVを入力する
と共に露出補正量設定回路EMCから露出補正量ΔSV
を入力する。そして、#14.#15でレンズ回路LE
C及び外部フラッシュOFLがらそれぞれレンズデータ
及びフラッシュデータを入力する0次に、#16でCO
Dの積分動作を行い、#17でA/D変換されたCCD
のデータを取り込み、#18で測距演算(焦点検出)を
行う9測距演算の後、#1っで露出演算のサブルーチン
(第9図参照)を実行する。それから、#20でフラッ
シュモード1のサブルーチン(第6図参照)を実行する
。そして、表示回路DSP、FINに表示データを転送
し、#21で撮影準備スイッチS、のON/○FFを判
定する。#21で撮影準備スイッチS1がONでなけれ
ば、#1に戻る。#21で撮影準備スイッチSIがON
のままであれば、#22において合焦であるか否かを判
定する。#22で合焦でないと判定されれば、#18で
求めた測距値に基づいて#23で焦点調節用レンズを駆
動して#14に戻り、#14〜#23のループを6焦す
るまで繰り返す。その間に、撮影準備スイッチS1がO
FFされると、#21がら#1に戻る。 #22で合焦であると判定されれば、#24でフラッシ
ュの照射角を演算するサブルーチン(第13図参照)を
実行する。 次に、第5図に示ず#25でドライブモードが速写モー
ドであるが否かを判定する。後述するように、速写モー
ドでは、ドライブモードレジスタDRRはDRR,−4
となる。#25で連写モード(Dr(l”(−4)であ
れば、#26で連写の1枚目であるか否かを連写フラグ
C0NTFにより判定する。連写の1枚目であればC0
NTF=Oであり、速写の2枚目以降であればC0NT
F=1である。 #26でC0NTF=0であれば、連写の1枚目という
ことであり、#27でフラグF L OK Fが1であ
るか否かを判定する。ここで、フラグFLOKFはフラ
ッシュ発光が必要で且つ外部フラッシュOFLが動作可
能であることを示すフラッシュOKフラグである。#2
7でFLOKF=1で、1’+れば、#28で外部フラ
ッシュOFLからフラッシュデータを入力し、このフラ
ッシュデータに基づいて外部フラッシュOFLの充電が
完了したか否かを#29で判定する。#29で外部フラ
ッシュOFLの充電が未完了であれば、#30でスイッ
チS1がONであるか否かを判定し、スイッチSがON
であれば#28へ戻り、スイッチS1がOFFであれば
#1へ戻る。ここで、スイッチSの状態を判別している
のは、外部フラッシュOFLの充電中に露出制御モード
等の設定を行えるようにするためである。#2っで外部
フラッシュOFLが充電完了と判定されれば、#31で
C0NTF=1とし、#33に移行する。#27でFL
OKF=Oであれば、外部フラッシュOFLの充電完了
判定(#28.#29)をスキップして、#31に移行
する。また、#26でC0NTF=1であれば、連写の
2枚目以降ということであるから、そのまま#33に移
行する0以上のことから、連写モードのとき、1コマ目
の撮影では外部フラッシュOFLが優先的に用いられる
ことになる。−方、#25で速写モードでなければ、す
なわちDRR=Oであれば、#32で連写フラグC0N
TFを0にリセットして、#33に移行する。 #33では、レリーズスイッチS2がONであるか否か
を判定する。#33でレリーズスイッチS、がONでな
ければ、#34で撮影準備スイッチS、がONであるか
否かを判定する。#34で撮影準備スイッチS1がON
のままであれば、#35で露出演算のサブルーチン(第
9図参照)を実行し、#36でフラッシュモードIのサ
ブルーチン(第6図参照)を実行する。そして、表示デ
ータを表示回路DSP、FINに転送し、#33に戻る
。したがって、スイッチSlをONに保つことによって
フォーカスロックがなされる。#34で撮影準備スイッ
チS1がONでなければ、第4図の#1に戻る。一方、
#33でレリーズスイッチS2がONであれば、#38
で露出制御のサブルーチンく第11図参照)を実行し、
#39で速写フラグC0NTFが1であるか否かを判定
する。#39でC0NTF=1であれば、すなわち速写
モードであれば、第4図の#14へ戻る。したがって、
速写モードではレリーズボタンを第2ストロークまで押
し下げた状悪に保つことによって、連続的に撮影が行わ
れる。一方、#39でC0NTF=0であれば、すなわ
ち単写モードのときは、#40でスイッチS1がOFF
になるのを待って#1へ戻る。 次に、各サブルーチンについて説明する。 第6図はフラッシュモードI、Hのサブルーチンを示し
ている。まず、フラッシュモードIのサブルーチンがコ
ールされた場合には、フラッシュモードレジスタFMR
(第14図参照)の値により、フラッシュモードを判別
する(#S 1 、#S 15#S17.#524)。 #S1ではフラッシュモードが強制発光モードであるか
否かを判定する。フラッシュモードが強制発光モードで
あればフラッシュモード■のサブルーチンに移行する。 このサブルーチン(フラッシュモード■)では、#S2
でフラッシュ発光を行うことを示すフラグFLFを1と
し、P、Aモードのとき、シャッター速度が同調速度T
 V xよりも速ければ、シャッター速度TVを同調速
度T V xに設定する(# S 3 )。なお、S、
Mモードのときは、シャッター速度を同調速度TVx以
下の低速のものに設定するよう撮影者に警告するように
しても良い。そして、#S4で外部フラッシュOFLか
らフラッシュデータを入力して、#S5で外部フラッシ
ュOFLの有無を判定する。#S5で外部フラッシュ○
FLが装着されてい・ると判定されれば、#S6で外部
フラッシュOFLのフラッシュメインスイッチFMSが
ONであるか否かをフラッシュデータに基づいて判定す
る。#S6で外部フラッシュOFLのフラッシュメイン
スイッチFMSがONであると判定されれば、外部フラ
ッシュOFLが動作可能であるから、#S7でフラッシ
ュOKフラグFLOKFを1にセットする。次に、#S
8でバウンススイッチFBSがON又はオフカメラスイ
ッチFO8がONであるか否かを判定する。#S8でバ
ウンススイッチFBSがON又はオフカメラスイッチF
O8がONであれば、#S9で外部フラッシュOFLの
充電が完了したか否かを判定し、充電が完了していなけ
れば#S10でスイッチS、がONであるか否かを判定
する。そして、スイッチSがONである間、外部フラッ
シュOFLの充電が完了するまで、#S4〜#S9のル
ープを繰り返す。一方、スイッチS1がOFFになれば
、#1へ戻る。そして、#S9て外部フラッシュOFL
の充電が完了すると、#S11で充電ルーチンA(第7
図参照)と実行し、リターンする。 一方、#S8でバウンススイッチF I3 S カOF
Fであり、且つオフカメラスイッチFO3がOFFであ
る場きには、外部フラッシュ○FLと内部フラッシュI
FLのうち、先に充電完了している方を発光させる。こ
のために、#S12で外部フラッシュOFLの充電が完
了しているか否かを判定し、充電が完了していれば、#
S13で充電完了フラグREADYFを1として、リタ
ーンする。 #S12で外部フラッシュ○FLの充電が未完了であれ
ば、#S14で充電ルーチンB(第8図参照)を実行し
て、リターンする。 また、#S5で外部フラッシュOFLが接続されていな
いか、又は外部フラッシュOFLが接続されていても、
#S6で外部フラッシュOFLのフラッシュメインスイ
ッチFMSがONでなければ、#S23で充電ルーチン
A〈第7図参照)を実行して、リターンする。 次に、#S1でフラッシュモードが強制発光モードでな
ければ、#S15で自動発光モードであるか否かを判定
し、自動発光モードであれば#S16で逆光フラグRL
F(詳しくは後述)が1であるか否かを判定する。#S
16で逆光フラグが1であれば、フラッシュモード■の
サブルーチンに移行し、前述の強制発光モードと同じ動
作を行う。 #S16で逆光フラグRLFが1でなければ、逆光状態
ではないということであるので、後述の非発光モードと
同様に、#S25でフラッシュフラグFLFを0とし、
#S26で充電完了フラグREADYFもOとしてリタ
ーンする。なお、#S10において、被写体が低輝度で
あるか否かを判定し、被写体が暗く、自然光のみで撮影
すればカメラ振れが生じる恐れがあるときには#S2へ
進み、フラッシュ撮影を行うようにしても良い。 #S15で自動発光モードでなければ#S17に移行し
、後幕シンクロモードであるか否かを判定する。f&幕
レシンクロモードあれば、#S18でPモード又はAモ
ードであるか否かを判定し、Pモード又はAモードであ
れば、#S19でフラグBulbFを1として、#S2
1に移行する。Pモード又はAモードでなければ、#S
20でフラグB ulbFを0として、#S21に移行
する。ここでフラグB ulbFは、バルブ撮影が行わ
れるときにセットされるフラグである。#S21ではフ
ラッシュフラグFLFを1とし、次いで#S22で外部
フラッシュ優先フラグ0UTFを0とする。 これは、本実施例のカメラシステムでは、後幕シンクロ
モードでは、内部フラッシュIFLを使用するからであ
る。その後、#S23で充電ルーチンA(第7図参照)
を実行して、リターンする。 #S17で後幕シンクロモードでなければ、#S24で
フラッシュモードが非発光モードであるか否かを判定し
、非発光モードでなければ#S1に戻る。#S24でフ
ラッシュモードが非発光モードであれば、#S25でフ
ラッシュフラグFLFを0とし、#S26で充電完了フ
ラグREADYFも0として、リターンする。 第7図は充電ルーチンAの内容を示している。 このサブルーチンでは、内部フラッシュIFLの充電が
完了するまで、コンデンサC2の充電が行J)れる。こ
のサブルーチンがコールされると、#S30で内部フラ
ッシュIFLの充電が完了しているか否か(コンデンサ
C2の充電が完了し、ているか否か)を判定する。充電
が完了していれば、#S37で充電を停止する。#S3
0で充電が完了しているときには、常に昇圧回路DDB
が作動しているので、端子PWCBは“L ow”レベ
ルになっている。そして、#S38で充電完了フラグR
EA、 D Y Fを1として、リターンする。一方、
#S30で内部フラッシュIFLの充電が未完了であれ
ば、#S31で内部フラッシュIFLの発光エネルギー
蓄精用のコンデンサC2の充電電圧が所定電圧72以上
であるか否かを判定する。 ここで、所定電圧V2の意味を第18図により説明する
9図中、縦軸はコンデンサC2の充電電圧を表し、構軸
は内部フラッシュIFLの充電開始後の時間経過を表し
ている。VmaxはコンデンサC2の充電完了レベル(
例えば300V)であり、時刻t2において充電完了レ
ベルVmaxに達するものとする。フラッシュの主コン
デンサの充電1弓」、電源電圧の変動が大きく、焦点検
出等の動作を正確に行うことができなかったり、モータ
を駆動することができなかったりする。そこで、従来で
は、充電が完了した後、すなわち時刻t2後に焦点検出
動作や巻き上げ動作等を開始していた。一方、本実施例
では正確に焦点検出動作を行え、且つモータを駆動する
ことができる程度に電源電圧が安定した状態になった時
点t1から、充電動作と並行して焦点検出動作や巻き上
げ動作等を開始している。 したがって、本実施例によれば、充電が完了した時点t
2で既に焦点検出動作や巻き上げ動作等が完了していれ
ば、直ぐに次の撮影動作を行うことができる。また、仮
に焦点検出動作や巻き上げ動作等が完了していなくても
、従来のカメラに比べ、(t2t+)の時間だけ待ち時
間を雑幅することができる1本実施例のカメラでは、コ
ンデンサの充電電圧が高ければ電源電圧が安定するとい
う点に着目し、コンデンサC2の充電電圧が所定電圧V
2(例えば250V)に達した時点
【1から充電動作と
並行して焦点検出動作等を行うようにしている。 第7図の充電ルーチンAに戻って、説明を続ける。#S
31で内部フラッシュIFLのコンデンサC2の充1を
電圧が動作開始電圧v2以上であれば、充電完了電圧V
IIlaxまで更に上昇させるべく、#S36でコンデ
ンサC2の充電を開始させる。 そして、焦点検出動作等を行えるように端子PWCBを
Low”レベルにして昇圧回路CDl3を作動させた後
、リターンする。コンデンサC2の充電電圧が動作開始
電圧■2よりも低ければ、端子PWCBを″High″
レベルにして昇圧回路DDBを停止させた後、#S32
でコンデンサC2の充電を開始させ、#S33でバック
アップ用のコンデンサC1の充’1電圧が所定電圧■1
以下であるか否かを判定する。 ここで、所定電圧V1はレギュレータREGの最低動作
電圧である。このカメラシステムでは、内部フラッシュ
IFLのコンデンサC2の充電電圧が所定電圧V2に達
するまでボディ内マイコンCPUBや表示回路DSP、
F■Nが作動できるように、レギュレータREGにより
マイコンCPUB、表示回路DSP、FIN、インター
フェイス回路INFに電源電圧を供給している。そこで
、バックアップ用のコンデンサC1の電圧が最低動作電
圧■1以下になると、#S34でコンデンサC2の充電
を一旦停止し、端子PWCBを゛LOWレベルにして昇
圧回路DDBを作動させ、コンデンサC1を再び充電し
ている。そして、#S35でコンデンサC1の充電電圧
が所定値に達し、充分にバックアップ機能を果たせるよ
うになると、#S30に戻る。#333でバックアップ
用のコンデンサC1の電圧が最低動作電圧V、よりも大
きければ、#S34.#S35はスキップする。 コンデンサC2の充電中はこの#S30〜#S35のル
ープを繰り返し、#S30でコンデンサC2の充電電圧
が充電完了電圧V eeaxに達するか、又は#S31
でコンデンサC2の充電電圧が動作開始電圧72以上に
なれば、リターンする。 なお、この実施例では、コンデンサC2の充電中は露出
制御モードの設定等を行うことができないが、#S33
.#S35から#S30へ戻る経路内において、スイッ
チ判別のサブルーチンを実行するようにし、コンデンサ
C2の充電中であっても露出制御モード等の設定を行え
るようにしても良い。 第8図は充電ルーチンBの内容を示している。 このサブルーチンでは、外部フラッシュOFLと内部フ
ラッシュIFLのうち、いずれか一方が充電完了するま
でコンデンサC2の充電が行われる。 そして、先に充電完了した方のフラッシュを用いてフラ
ッシュ発光が行われることになる。このサブルーチンが
コールされると、#S40で内部フラッシュTFLが充
電完了しているか否かを判定する。#340で内部フラ
ッシュIFLが充電完了していれば、#S53で充電を
停止し、#S54で充電完了フラグREADYFを1と
する。この場合、内部フラッシュIFLが先に充電完了
したので、#S55で外部フラッシュ優先フラグ0UT
Fを0として、リターンする。ここで、フラグ0UTF
は、外部フラッシュOF’Lを発光させるときにセット
されるフラグである。#S40で内部フラッシュIFL
が充電未完了であれば、充電ルーチンAと同様に、内部
フラッシュIFLのコンデンサC2の電圧が動作開始電
圧■2以上であるか否かを#S41で判定し、動作開始
電圧72以上であれば、充電完了電圧Vmaにまで更に
上昇させるべく、#S52でコンデンサC2の充電を行
わせる。そして、端子PWCBを“Lo−”レベルにし
て昇圧回路DDBを作動させ、リターンする。 また、コンデンサC2の充電電圧が動イヤ開始電圧v2
未満であれば、#S42で端子PWCBを°I−(1F
1b”レベルにして昇圧回路DDBを停止させた後、充
電を開始させる。次に、#S43で外部フラッシュOF
Lからフラッシュデータを入力し、#S45で外部フラ
ッシュOFLが充電完了しているか否かを判定する。#
S45で外部フラッシュ0Ff−の充電が完了していれ
ば、#S4っで内部フラッシュIFI−の充電を停止さ
せたのち、端子PWCB f!:”Lotu”レベルに
して昇圧回路DDBを作動させる。そして、充電完了フ
ラグREADYFを1とし、外部フラッシュOFLが先
に充電完了したので、#S51で外部フラッシュ優先フ
ラグ0UTFを1として、リターンする。#S45で外
部フラッシュOFLが充電完了していなければ、#S4
6でバックアップ用のコンデンサC1の電圧がレギュレ
ータRE Gの最低動作電圧Vl以下であるか否かを判
定する。#S46でバックアップ用のコンデンサC1の
電圧が最低動作電圧V以下であれば#S47で内部フラ
ッシュIFLのコンデンサC2の充電を停止し、端子P
WCBを“Low”レベルにして昇圧回路DDBを作動
させ、コンデンサC1を再び充電する。そして、#S4
8でコンデンサC1の充TLT、圧が所定値に達し、充
分にバックアップ機能を果たせるようになると、#S4
0に戻る。#S46でバックアップ用のコンデンサC1
の電圧がVl以下でなければ、#S47、#S48のス
テップを省略して、#S40に戻る。コンデンサC2の
充電中はこの#S40〜#S48のループを繰り返し、
#S40でコンデンサC2の充電電圧が充電完了電圧V
maxに達するか、#S41でコンデンサC2の充電電
圧が動作開始電圧72以上になるか、又は#S45で外
部フラッシュ゛OFLが充電完了すれば、リターンする
。なお、充電ルーチンAと同様、#S46#S48から
#S40へ戻る途中でスイッチ判別ルーチンを実行する
ようにしても良い。 第9図は露出演算のサブルーチンを示している。 このサブルーチンがコールされると、#S60で撮影画
面における中央部の輝度BVsを測光回路LMCから入
力し、#S61で中央部以外(周辺部)の輝度BVA、
を測光回路LMCから入力する。 その後、中央部と周辺部との輝度差ΔBV(=BVAM
  BVs)を求め(#962)、測光完了フラグLM
ENFを1にセットする0次に、#S64でΔnv>o
か否かを、すなわち、逆光であるか否か3判定する。#
S6/1でΔBV〉0であれば逆光であると判断し、#
S65で逆光フラグRLFを1として、#S67に移行
する。#S64でΔFIV≦Oであれば順光であると判
断し、#S66で逆光フラグRLFをOとして、#S6
7に移行する。#S67では露出制御モードがPモード
か否かを判定し、Pモードでなければ#S79に移行し
て、Aモード、Sモード又はMモードで設定された絞り
値及び/又はシャッター速度に基づいて露出演算を行い
、#S80で測光完了フラグLMENFを0としてリタ
ーンする。 一方、#S67でPモードであれば、#S68でフラッ
シュモードが強制発光モードであるか否かを判定する。 フラッシュモードが強11発光モードでなければ、#S
69で自動発光モードであるか否かを判定し、自動発光
モードであれば、#S70へ進んで、フラッシュ発光を
行うか否かを判定する。#S70において、逆光フラグ
RLFがセットされているか、あるいは、中央部の輝度
値BVsが所定値(又はレンズの焦点距離に応じて変化
する値)以下であれば、フラッシュ発光を行うと判定し
、#S71へ進む。そうでなければ、フラッシュ撮影を
行わないので、#S78に移行して、自然光のみに基づ
いて露出演算を行い、#S80に移行する。また、#S
69で自動発光モードでなければ、#S78に移行する
。また、#S68でフラッシュモードが強制発光モード
であれば、#S71へ進む。 次に、フラッシュ発光を行うときの露出演算(#S71
〜#377)を説明する。#S71ではアップ/ダウン
のサブルーチン(第15図参照)をコールする。ここで
は、測光完了状態<LMENF=1)であるから、第1
5図に示す#5180から#5192に移行し、C■決
定ルーチンを実行して中央部と周辺部とのコントラスト
(CV値)を決定し、リターンする。 ここで、Cv決定ルーチンを説明する。このルーチンへ
進むと、マイコンCPUBは、第10図に示すように、
#S91でアップスイッチ5LIPがONであるか否か
を判定し、アップスイッチSUpがONであれば、#S
92でアップスイッチ5LIPがOFFからONに変化
したか否かを判定する。 そして、アップスイッチ5LIPがOFFからONに変
化した場合であれば、#S93へ進んでCV値を0.5
段(0,5EV)だけ増加させ、#S91へ戻る。#S
91で、アップスイッチsupがOFFであった場合、
又は#S92でアップスイッチ5LIPがONの状態に
保たれていた場合には、#S94へ進む。つまり、CV
値は、アップスイッチSUPがOFFからONに変化し
た場合に限り、+0゜5EVずつ増加される。#S94
では、ダウンスイッチSDNがONであるか否かを判定
し、ダウンスイッチSDNがONであれば、#S95で
ダウンスイッチS。NがOFFからONに変化したが否
かを判定する。アップスイッチ5tJPのときと同様、
ダウンスイッチSDNがOFFからONに変化した場合
に限り、#S96てCV値を0.5段(0,5EV)だ
け減少させる。#S94でダウンスイッチSONがOF
Fであった場合、又は#S95でダウンスイッチSDN
がONの状態に保たれていた場合には、リターンする。 このC■決定ルーチンで決定されるCV値は5フラツシ
ユ撮影の際、撮影画面のフラッシュ光が照射されない周
辺部と、撮影画面のフラッシュ光が照射される中央部と
の露出値の段差、すなわち、中央部に対して周辺部が何
段オーバーに露出されるかを示すものである。このCV
値について、第19図を参照しながら説明する。なお、
第19図は逆光時を示しているが、順光時も同様である
。 第19図は、APEX系における周辺部と中央部の露出
値を示している。同図において、A、Bは自然光撮影時
における、周辺部と中央部の露出値E V AM(= 
 B V AN+ S V )、 E V s(−B 
V s+ SV)をそれぞれ示している。そして、Cは
中央部にのみフラッシュ光をスポット照射した場合にお
ける、中央部の露出値EVTを示しており、照射される
フラッシュ光のみによる露出値をQVとすると、 EVT=EVs+QV となる。 中央部にのみフラッシュ光をスポット照射すると、周辺
部にはフラッシュ光は照射されない。したがって、自然
光による露出を周辺部輝度BVAMに基づいて制御し、
フラッシュ光を制御することにより、CV値を任意に設
定できる0次に、任意に設定したCV値を得るためのフ
ラッシュ光の制御について説明する。 今、周辺輝度BVAMに基づいて決定されたシャッター
速度をTV、絞り値をAVとする。中央部は、適正値よ
りΔS■だけオーバーに露出されるから、中央部に必要
な光量は、 2TV+AV+Δsv となる。一方、中央部に入射する自然光量は、2BvS
+Sv である、したがって、中央部に必要なフラッシュ光量は
、 2TV+AVlfSV   BVs+SVとなる。 ところで、周辺部は中央部よりもC■だけオーバーに露
出されるから、周辺部は、適正値よりも(Δsv十cv
)だけオーバーに露出される。したがって、周辺部に必
要な光量は、 2 T  V  +  A  V  −+−Δ sv+
cvとなる。ところが、周辺部は、自然光のみによって
露出されるから、 2T■+AV+Δsv十cv   BVAM+5V=2 、・、2TV+AV+ΔSV  BVA・+5v−cv
=2 が成り立つ。 したがって、中央部に必要なフラッシュ光量は、2BV
AM+5V−CV   BVs+SVとなる。 これから明らかなように、CV値を設定すると、必要な
フラッシュ光量は一義的に決まる。 次に、必要なフラッシュ光量について考察する。 中央部に必要な光量 2TV+AvトΔS■ のうち、フラッシュ光量 2T■(−A■トΔSV  BVS+SVの占める割り
は、 2TV +AVi−Δ5V−2BVS十5V2TV+A
V+Δsv 2BVAM+5V−CV ト2BVs+SV−(BVAM+5V−CV)1−2C
V−(BVA・−BV・) 1−2CV−ΔBV となる。これをグラフで示すと、第20図のようになる
。なお、同図において、(a)は逆光時(ΔB■〉0)
、(b)は順光時(ΔBV≦0)を示している。 グラフから明らかなように、CV値が小さくなるほど、
すなわち、周辺部に対する中央部の露出量が多くなるほ
ど、多くのフラッシュ光量が必要になる。また、CV値
を周辺部輝度BVAMと中央部輝度BVsとの差ΔB■
に設定した場合には、フラッシュ光量は一切不要であり
、自然光のみで撮影を行えば、所望のコン1〜ラスト(
CV−ΔBV)が得られることが分かる。そして、周辺
部と中央部との露出量の差(コントラスト)を、周辺部
と中央部との輝度差よりも大きくすること(すなわち、
中央部にフラッシュ光を照射して中央部を更に暗くする
こと)は不可能であるので、CV≦ΔBVである。 なお、両グラフの下に示したグラフは、必要なフラッシ
ュ光量を得るための調光量補正量ΔEVF(A P E
 X値)とCV値との関係を示している。調光量補正量
ΔEVF(APEX値)は、必要な光量に対するフラッ
シュ光量の割合の2を底とする対数で表され、 ΔE V p−1ogz (12CV−ΔBV)である
。例えば、第20図(b)に示したように、フラッシュ
光量の割合が1/2であるとき、ΔEVp−1となり、
調光量レベルを1段だけアンダー側へ補正してやれば良
い。また、フラッシュ光量の割合が1であるとき、すな
わち、必要な光量をフラッシュ光だけで得る場合(例え
ば、中央部が真の11&闇の場h(ΔBV−−ω)や、
周辺部を真黒に露光する場ご(CV=−oo)など)に
は、ΔEvF=oとなり、調光量の補正は一切不要であ
る。そして、フラッシュ光量の割りが0の場合、すなわ
ち、自然光のみで露光する場合には、ΔEVF=−■、
つまり、調光量を(1)段、アンダー側へ補正し、フラ
ッシュ光を一切発光させないようにする。 なお、フラッシュ光の割合を示す式 1式% から明らかなように、フラッシュ光の割合は、露出補正
量ΔSVには依存せず、周辺部と中央部との輝度差ΔB
V及びそのコントラスト値CVにのみ依存する。つまり
、コントラストは、中央部と周辺部との相対関係によっ
てのみ決まり、絶対値(適正レベル)とは−田無関係で
ある。 第9図に戻って説明を続ける。 #S71でCV値を決定した後、#S72で逆光か否か
を判定する。逆光フラグRLFがセラI・されておれば
、#S74へ進み、CV値をΔBV以下に制限する。こ
の理由は、前述したように、周辺部と中央部とのコント
ラストを、周辺部と中央部との輝度差よりも大きくする
ことは不可能だからである。 一方、#S72で逆光フラグRLFがリセットされてお
れば、#S73へ進み、CV値を(ΔB■−1)以下に
制限する。これにより、第20図に示したように、中央
部の露出量の少なくとも半分がフラッシュ光によって得
られる。これは、逆光でない場合には、フラッシュ光を
むやみに制限せず、できるだけフラッシュ光の効果を写
真に活かすためである。 CV値が決定されると、#S75でフラッシュ撮影時の
絞り値AVFを求める。前述したように、露出制御値は
周辺部輝度BVAMに基づいて求められ、絞り値AVと
シャッター速度TVとの間には、TV+AV+ΔSV=
BVAM+5V−CVの関係が成り立っている。フラッ
シュ撮影時には、シャッター速度TVはフラッシュ同調
速度T V xに設定されるので、フラッシュ撮影時の
絞り値A■Fは、 AV F=BVAM+SV−Δ5V−CV−TVXとな
る。 続いて、#S76において、前述した調光量補正量ΔE
VFを算出する。その後、#S77において、CV値及
び露出補正1ΔSVを表示する。 この表示は、ファインダー内又はボディ上面のしCDパ
ネルで第21図に示すように、上2゜5段のアナログス
ケールを用いて行われる。同図(a)(b)において、
スクールの下の三角マークEVTは中央部の露出値EV
Tを示しており、その三角マークEV、が示す値がΔS
■を示している。また、スケールの上の三角マークEV
AMは周辺部の露出値EVA、を示している。そして、
両マークEV、。 EVAMの間隔がCV値を示している。 例えば、第21図(、i)はΔ5V−−0.5、CV=
+1.5を示し、同図(b)はΔSV=+1、CV=−
0,5を示している。 第21図(c)は、露出補正量Δsv、cv値の表示の
変形例を示しており、同図(a)と同じ値を表示してい
る。この変形例では、表示はバーコードで行われる。バ
ーコードを形成する各ドラl〜は、例えば赤と緑の二色
発光可能なLEDパネルで構成されている。そして、中
央部の露出値IEVTを示すドツトEV、と、他のドラ
I〜は異なる色の発光を行い、例えば、ドツトEV、は
赤色、他のドツトは緑色で表示される。そして、点灯し
ているバーコードの長さがCV値を示している。なお、
各ドツトの色を同一とし、ドツトEVTと他のドツトと
の表示形態を変えるようにしても良く、例えば、ドツト
EV、を点滅させ、他のドツトを点灯させても良い。 露出補正量Δsv、cv値を表示すると、#S80で測
光完了フラグLMENFをリセットし、リターンする。 第11図は露出制御のサブルーチンを示している。レリ
ーズボタンが第2ストロークまで押されると、ミラーの
係止が解除されると共に、スイッチS2がONになり、
このサブルーチンに進む。 このサブルーチンがコールされると、#5100でマグ
ネッt・icMg、2 CMg、、F M[lの通電を
行う。これにより、ミラーがアップしてシャッターの係
止が解除されても、シャッター先幕は走行しない。また
、絞りの係止が解除され、絞り込みが開始する。その後
、#5101で先に求めた絞り値に応じて、開放絞りか
らの絞り段数を計算する。#3102で先に求めた絞り
値が開放絞り値でなければ、#5103で絞りが#51
01で求めた段数だけ絞り込まれるのを待って、#51
04でマグネットFMHの通電をオフし、絞り込みを停
止させる。#8102で先に求めた絞り値が開放絞り値
である揚重には、#5103をスキップして、直ぐに#
5104で絞り込みを停止させる6次に、#5105で
は先に求めたフラッシュの調光量補正量ΔEVFをフラ
ッシュ調光制御回、IFccに出力する。#5106で
マグネットICMgの通電をオフし、シャッター先幕の
走行を開始させる。次に、#S 107でフラッシュフ
ラグFLFが1であるか否かを判定する。#5107で
FLF=Oであれば、すなわち、自然光のみで撮影を行
うときは、#5108で先に求めた露出時間TVが経過
するのを待ち、#3109でマグネット2CMgの通電
をオフして、シャッター後幕の走行を開始させる。#5
123で露光が完了した後(シャッター後幕の走行が完
了した陵)、フィルムの巻き上げ及びシャッター、ミラ
ー、絞りのチャージを行い、リターンする。 #3107でフラッシュフラグFLFが1のときには、
#3110でバルブフラグBulbFが1であるか否か
を判定する。BulbF=Oであれば、#3111で発
光ルーチンを実行する。このサブルーチンでは、第12
図に示すように、#3126でバウンス撮影あるいはオ
フカメラでフラッシュ撮影を行うか否かを判定する一#
5L26でバウンス撮影を行うがあるいはオフカメラで
フラッシュ撮影を行うのであれば、#5127で内部フ
ラッシュIFT−を発光させ、リターンする。#512
6でバウンスfl形ではなく、且つオフカメラ撮影ても
ない場合には、#S 128で外部フラッシュ優先フラ
グ○UTFが1であるか否かを判定する。 そして、○UTF=Oであれば、#3129で内部フラ
ッシュIFLを発光させて、リターンする。 #S 128で○UTF=1であれば、そのままリター
ンする。なお、シャッター先幕は#310(Jて走行を
開始しており、#S 127.#S 129へ達したと
きには既にシンクロスイッチSXがONしている。 #5111で発光ルーチンを実行した後、#5112で
、先に求めた露出時間TVが経過したが否かを調べる。 露出時間TVがまだ経過していなければ、#8113へ
進み、フラッシュ調光制御回路FCCから発光停止信号
FSTOPが出力されたか否かを判定する。そして、信
号F STOPが出力されておれば、#5114で内部
フラッシュrFLの発光を停止させて#5112へ戻る
。なお、信号FSTOPは、外部フラッシュOFLへも
出力されており、この信号が出力されると、外部フラッ
シュOFLも発光を停止する。#5113で信号FST
OPが出力されていなければ、#5112へ戻る。露出
時間TVが経過するまで以上の動作を繰り返す。 #5112で、露出時間TVが経過したことが判定され
ると、#5L15へ進み、マグネット2CMgの通電を
オフしてシャッター後幕を走行させる。その後、#51
16で充電ルーチンB(第8図参照)を実行し、#31
23でシャッター後幕の走行が完了したのちフィルム巻
き上げ及びシャッター、ミラー、絞りのチャージを行っ
て、リターンする。 #5110でBulbF=1であれば、後幕シンクロモ
ードであるので、#5117でレリーズスイッチS2が
OFFされるのを待つ。レリーズスイッチS2がOFF
すると、#5118で内部フラッシュrFLを発光させ
る。そして、フラッシュ調光制御回路FCCから発光停
止信号FSTOPが出力されるのを#5119で待ち、
#5120で内部フラッシュIFLの発光を停止して、
#5121に移行する。#5121ではマグネット2C
Mgの通電をオフしてシャッター後幕の走行を開始させ
る。そして、#5L22では前述の充電ルーチンA(第
7図参照)を実行し、内部フラッシュIFLのコンデン
サC2の充電が完了するか、その充電電圧が動作開始電
圧72以上となれば、#5123へ進み、シャッター後
幕の走行が完了したのち巻き上げ及びシャッター、ミラ
ー、絞りのチャージ動作を開始して、リターンする。 第13図は照射角演算ルーチンを示している。 このサブルーチンがコールされると、まず#5130で
フラッシュフラグFLFが1であるか否かを判定し、F
LF=Oであれば、そのままリターンする。FLF=1
であれば、#3131で焦点距離「のデータをレンズ回
路LECより入力し、#3132で撮影倍率βを演算す
る。 次に、フラッシュ照射角θ、を求める。ここで、フラッ
シュ照射角について第22図により説明する。被写体の
大きさ(高さ又は幅)をl、撮影距離をd、フラッジ1
照射角をθ1とする。このとき、フラッシュ光が被写体
にのみ照射されるように照射角θ1を設定すると、図か
ら明らかなように、jan(θI/ 2 >−= 1/
 2 dとなる。一方、撮影倍率をβ、レンズの焦点距
離をrとすると、β−r/dであるから、θ+ = 2
 jan−’ (1・β/2r)となる。本実施例では
、身長180cmの人物の全身写真を基準にしており、
1= 180 o〔mm’+としている。つまり、 θ+= 2 jan−’(900β/f)となる。 照射角θ1を求めると、#3135へ進み、第1表に従
って、#3134で求めたフラッシュ照射角θ1と同じ
画角を有する焦点距離データrvを求める。 例えば、θ1−65°であればrv= 28 (+nn
+)である。 次に、#5136で、焦点距離rvのデータを外部フラ
ッシュ○FLに出力し、外部フラッシュOF Lでは、
この焦点距離fvのデータに基づいて照射角切換用のモ
ータM3が駆動される。なお、#5136では、外部フ
ラッシュOFLの発光を禁止又は許可するため、フラッ
シュフラグFLF及び外部フラッシュ優先フラグ0UT
Fの内容も外部フラッシュOI?Lに出力される。外部
フラッシュOFLで照射角が切り換えられている間、カ
メラボディ側では#3137でフラッシュ照射範囲がフ
ァインダー画面内に表示される(後述)。そして、#9
138で外部フラッシュOFLからフラッシュデータを
入力し、#5139で照射角切換動作が完了したか否か
をl’JJ定し、照射角切換が完了しておれば、リター
ンする。 ここで、#3137におけるフラッシュ照射範囲の表示
について、第23図を用いて説明する。 例として焦点圧111i28+w+nのレンズを用いた
場さを考える。#3134で求めたフラッシュ照射角θ
。 と同じ画角を有する焦点距離rνが501であれば、撮
影画面1”RM内に、フレームF、が表示され、焦点距
離「Vが35mmであれば、フレームF2が表示される
。このようにフラッシュ照射範囲を撮影画面FRM内に
表示することにより、撮影者がフラッシュの照射される
範囲を容易に確認することができる。 ところで、フラッシュの照射範囲が狭いほど単位面積当
たりに照射されるフラッシュ光量が多くなり、フラッシ
ュのガイドナンバー〇No、が大きくなる。第2表にレ
ンズの焦点距離fvとガイドナンバー〇No、どの関係
の一例を示しておく。 第2表 例えば、焦点距離が28m+aの撮影レンズを用いて撮
影を行うとき、主被写体の全身を照射するのに必要なフ
ラッシュ照射角θ、が、焦点距離が85IIII11の
レンズの画角に等しかったとすると、照射角切換後のガ
イドナンバー〇No、は、第2表より32/22=1.
45となる。したがって、この場合、撮影画面全体を照
射する場合に比べて、ガイドナンバーGNo、が約1.
5倍となり、フラッシュ光の到達語順も約1,5倍にす
ることができる。 第14図はスイッチ判別ルーチンを示している。 #3150では露出制御モード切換用のスイッチSMD
がONであるか否かを判定し、ONであれば、#515
1で露出制御モードレジスタがMORllであるか否か
を1′11定する。MOR=11であれば#S 152
でMOR=oOとし、M OR≠11であれば#515
3でMOR=MOR+1とし、それぞれ#3155に移
行する。ここで、露出モードレジスタMORは4種類の
露出制御モードを選択するための2ビツトのレジスタで
あって、MOR=OOのときはプログラムAEモード(
Pモード)、MOR=01(7)ときは絞り優先AEモ
ード(Aモード)、MOR=]Oのときはシャッター速
度優先AEモード(Sモード)、MOR,=1.1のと
きはマニュアルモード(Mモード)が選択される。 ソノ後、#5155でスイッチSMDがOFFになるの
を待って、リターンする。 #5150でスイッチSMr)がONでない場合には、
#3156でドライブモード切換用のスイッチSDRが
ONであるか否かを判定する。スイッチSDRがONで
あれば、#5157でドライブモードレジスタDRRが
1であるか否かを判定し、DRR=1であれば#515
8でDRR=Oとし、D Rn≠1であれば#S 15
9でD n R= 1とする。ここで、DRRはドライ
ブモードを選択するための1ビツトのレジスタであり、
DRR=Oのときは単写モード(1コマ撮影)、DRR
= 1のときは速写モード(連続撮影)が選択される。 その凌、#3161でドライブモードスイッチSD3が
017Fになるのを待って、リターンする。 #5156でスイッチSDRがONでない場合には、#
5162でフラッシュモード頃換用のスイッチSFMが
ONであるか否かをi’JI定する。スイッチSFMが
ONであれば#5163に移行し、F M R−11で
あるか否かを判定し、F M R= 11であれば#S
 L 64てF M R,= OOとし、FMR≠11
であれば#5165でF M R= F M R÷1と
し、それぞれ#5167に移行する。ここで、FMRは
11種類のフラッシュモードを選択するためのレジスタ
であって、F M R= OOのときは強制発光モード
、FMfl=OLのときは自動発光モード、F M R
= 1.0のときは後幕シンクロモード、FMR−11
のときは非発光モードが選択される。その後、#516
7でスイッチSFMがOFFになるのを待って、リター
ンする。 #5168では、アップ/ダウンスイッチ(Sup/5
UN)がONであるか否かを判定する。アップスイッチ
5IJPもダウンスイッチSDNもONでなければ、そ
のままリターンし、いずれかがONであれば、#516
9でtJP/DOWNのサブルーチンを実行する。 、j7)U P/D OWNノサブルーチンは、第15
図に示すように、まず#S 180でLMENF=1か
否かを判定する。LMENF=1であれば、撮影型0市
スイッチS、がONであるから、アップ/ダウンスイッ
チ(S up/ S DN>をコントラスl−C■設定
のために使用することになり、#5192に移行して、
先に説明したC■決定のサブルーチンを実行し、リター
ンする。一方、LMENF=OであればスイッチSlは
OFFであるので、アップ/ダウンスイッチ(S UP
/ S DN)を絞り値AV又はシャッター速度TVの
設定のために使用することになり、#5181へ進む。 #3181では、絞りの制御可能な範囲を知るために、
レンズ回路LECからレンズデータ(最大絞り値、開放
絞り値)を入力する。そして、#9182で露出制御モ
ードがマニュアルモード(Mモード)であるか否かを判
定する9Mモードであれば、#3183で絞り設定スイ
ッチSAYがONされているか否かを判定し、ONされ
ていれば、#5184で絞り値AVを所定値(例えば0
.5EV)だけアップ/ダウンし、#5181で入力さ
れたレンズデータ(最大絞り値、開放絞り値)に従って
、#5185で絞り値AVの制限を行い、#5L91に
移行する。 # S 1.83で絞り設定スイッチSAVがONされ
ていなければ、#S 186でシャッター速度TVを所
定値(例えばIEV)だけアップ/ダウンし、#518
7でシャッター速度T、Vの制限(例えば5EV≦TV
≦12EV)を行い、#5191に移行する。#518
2でMモードでなければ、#5188でAモード(絞り
優先AEモード)であるか否かを判定し、Aモードであ
れば#5184に移行して絞り値AVの設定を行う。#
S 188でAモードでなければ、#5189でSモー
ド(シャッター速度優先AEモード)であるか否かを判
定し、Sモードであれば、#5186に移行し、シャッ
ター速度TVの設定を行う。#5189でSモードでな
ければ、露出制御モードはPモード(プログラムAEモ
ード)であるので、絞り値AV、シャッター速度TVの
設定を一切せず、#5191へ進む。 なお、Pモードのとき、スイッチS up(S DN)
がONであれば、シャッター速度TVを所定値(例えば
0.5EV)だけアップ(ダウン)すると共に絞りri
AVを同じ値だけダウン(アップ)しても良い。 このようにすれば、スイッチS LJP r S DN
を操作することにより、いわゆるプログラムシフI・を
行うことが可能になる。以上の後、#5191でアップ
/ダウンスイッチ(S up/ S nN)がOFFす
るのを待って、リターンする。 次に、外部フラッシュOFLにおけるフラッシュ内マイ
コンCPUPの動作について説明する。外部フラッシュ
OFLのフラッシュメインスイッチFMSがOFFから
ONに変化すると、前述したようにパルス発生器PGに
より割込端子INTFへの割込が発生する。割込端子I
NTFへの割込が発生すると、フラッシュ内マイコンC
PUFは、第16図に示す割込処理lNTlを実行する
。この割込処理では、まず、#F1で割込を可能として
、#F2でフラッシュメインスイッチFMSがONであ
るか否かを判定する。フラッシュメインスイッチFMS
がONであれば、#F3でメインコンデンサMCの充電
が完了したか否かを判定し、充電が完了してなければ#
F4で充電を開始し、充電完了であれば#F5で充電を
停止して、それぞれ#F1に戻る。#F2でフラッシュ
メインスイッチFMSがOFFであれば、#F6で充電
を停止し、#F7で次の割込が発生するのを待つスタン
バイ状態となる。 また、カメラボディ側からのフラッシュ選択信号C3F
Lが°’Low″レベルになると、フラッシュ内マイコ
ンCPUPは、第17図に示す割込処理INT2を実行
する。この割込処理INT2では、まず、#F10で割
込を不可とし、#F11でフラッシュメインスイッチF
MSがONであるか否かを判定する。フラッシュメイン
スイッチFMSがOFFであれば、#F12でメインコ
ンデンサMCの充電を停止し、#F13で割込を可能に
して、#F14でスタンバイ状態となる。フラッシュメ
インスイッチFMSがONであれば、#F15でフラッ
シュからカメラボディへの信号伝達か、カメラボディか
らフラッシュへの信号伝達かを判定する。フラッシュか
らカメラボディへの信号伝達であれば、#F16でメイ
ンコンデンサMCの充電が完了したか否かを判定する。 充電が完了していれば、#F17でフラッシュデータF
LDの第3ピツ11>2を1とし、充電が完了してなけ
れば、#F18でフラッシュデータFLDの第3ピツI
・b2を0として、それぞれ#F19に移行する。ここ
で、フラッシュデータFLDは3ピツJi】2.b、。 b。よりなるスティタスデータである。#r”19では
照射角切換用のモータM3が駆動中であるか否かを判定
する。モータ駆動中であれば、#F20でフラッシュデ
ータFLDの第2ビツトb1を1とし、モータ駆動中で
なければ、#F21でフラッシュデータFLDの第2ビ
ツトb1を0とし、それぞれ#F22に移行する。#F
22ではバウンススイッチFBSがON又はオフカメラ
スイッチFO8がONであるか否かを判定する。バウン
ススイッチFBSがON又はオフカメラスイッチ17O
8がONであれば、#F23でフラッシュデータFLD
の第1ビツトb。を1とし、バウンススイッチFBSが
OFFであり且つオフカメラスイッチFOSがOFFで
あれば、#F24でフラッシュデータFLDの第1ビツ
トb0をOとし、それぞれ#F25に移行する。以上の
ようにして得られたフラッシュデータFLDを#F25
でカメラボディ1則に出力し、#F36でフラッシュセ
レクト信号C3FLが“High”レベルになるのを待
つ、信号C9FLが“’r(iFII+’“レベルにな
ると、#F37で割り込みを可能にして、リターンする
。 一方、#F15でカメラボディからフラッシュへの信号
伝達であれば、#F26でカメラボディからのデータを
入力する。このデータとしては、照射角を切り換えるた
めの焦点距ft1frvのデータや、フラッシュフラグ
FLF、外部フラッシュ優先フラグ0UTF等の内容が
ある。#F27ではフラッジュセレクI・信号C3FL
が“High″レベルとなるのを待つ。信号C3FLが
I−(iF11+”レベルになると、#F28でフラッ
シュフラグFLFを判別する。FLF=Oであれば、フ
ラッシュ撮影を行わないので、#F31でフラッシュ発
光を禁止し、#F32へ進む。 #F28でFLF=1であれば、#F29でフラグ0U
TFを判別する。0UTr’=Oであれば、外部フラッ
シュ○FLを発光させないので、#F31へ進む。0U
TF=1であれば、外部フラッシュOFLを発光させる
ので、#F30で発光を許可し、#F32へ進む。 #F32では、以を炎の割込を可能にし、#F33へ進
む。#F33では照射角切換用のモータM3を駆動する
。#F34では照射角検知用のコード板ZPCからの信
号を人力し、照射角が焦点VU 雛rvに対応するまで
モータM、を駆動する。照射角の切換が完了すると、#
F35でモータM3を停止させ、リターンする。 最後に、上記実施例で用いられるフラグ、レジスタをそ
れぞれ第3表、第4表にまとめておく。 (以下余白) 第3表 第4表 以上、説明した実施例では、後幕シンクロモードのとき
、内部フラッシュIFLを発光させていたが、後幕シン
クロモードであっても、外部フラッシュOFLを使用し
ても良い。そのためには、以下のように、上記実施例を
変更すれば良い。 初めに、ハードウェアの変更を説明する。まず、シンク
ロスイッチSXを削除する。そして、マイコンCPUB
から発光f7F1始信号5XON専用の信号ラインを設
け、これを接続端子TMIを介して外部フラッシュ内マ
イコンCPUFの端子PF3に接続する。 次に、ソフI・ウェアの変更を説明する。まず、第6図
のフローチャートにおいて、#S22のステップ(OU
TF=O)を削除し、#S21から#S12へ進むよう
にする。そして、第11図の#5118で「発光ルーチ
ン」(第12図)のサブルーチンをコールする。発光ル
ーチンは、#5128で0UTF=1であれば、外部フ
ラッシュOFLに発光開始信号5XONを出力するよう
に変更する。 あるいは、次のように、ソフトウェアのみを変更しても
良い。 まず、#5136(第13図)では、フラッシュ発光モ
ードも、フラッシュデータとして外部フラッシュOFL
に出力する。そして、#5118(第11図)では、フ
ラグ0UTFを判別し、0UTF=1であれば、発光開
始信号5TART(SXONとは異なる)を、他のフラ
ッシュデータと同様、インターフェイス回路INFを介
して外部フラッシュOFLに出力するように変更する。 そして、フラッシュ内マイコンCPUFでは、#F26
(第17図)の後に、発光開始信号5TARTが発せら
れたか否かを判定するステップを設ける。 そして、信号5TARTが発せられておれば、フラッシ
ュ調光制御回路FLCCに信号を送り、発光が許可され
ているか否かに拘わらず、フラッシュ発光を行わせ、リ
ターンするように変更する。信号5TARTが発せられ
ていないときは、#F27へ進むようにする。そして、
#F29と#F30との間に、発光モードが後幕シンク
ロモードであるか否かを判定するステップを設け、後幕
シンクロモードであれば、#F31へ進んで、フラッシ
ュ発光を禁止させるように変更する。 また、第24図に示すようにハードウェアを変更するこ
とも可能である。 フラグ0UTFがセットされているとき、マイコンCP
UBの端子P1oからNAND回路N回路D1に’Hi
gh’“レベルが出力され、後幕シンクロモードのとき
、端子P1.からNOR回路NOR1(負論理で表示し
である)、AND回路回路D1に゛HiFitt°゛レ
ベルが出力される。シンクロスイッチSXはNOR回路
N0R1に接続されている。レリーズスイッチS2は、
ワンショット回路O81を介してAND回路回路D1に
接続されている。 ワンショット回路O3IはスイッチS2がOFFになっ
たとき、所定時間幅の“High”レベルのワンショッ
■・パルスを出力する。NOR回路N0R1、ANDN
O回路NOR力は、共にOR回回路RIに入力され、O
R回回路RIの出力はNAND回路N回路D1に入力さ
れる。NAND回路N回路DIの出力は端子TMIを介
して外部フラッシュ○FLに発光開始信号5XONとし
て入力される。 外部フラッシュOFLを用いた通常のフラッシュ撮影時
には、端子P、。からは°’I(igl+”レベルが出
力され、端子P11からは−r L 01111+レベ
ルが出力されているので、先幕の走行が完了してスイッ
チSXがONになると、NAND回路N回路D 1の出
力が“Low”レベルになる。したがって、信号5xO
Nが外部フラッシュOFLに入力され、外部フラッシュ
OFLはフラッシュ発光を行う。なお、端子P11から
Loud”レベルが出力されているので、撮影が終了し
てスイッチS2がOFFになって、ワンショット回路O
3Iから“’ r(i )2b”レベルのパルスが出力
されても、AND回路回路D 1は“’Lou+レベル
を出力し続ける。故に、再度、信号SX○Nが出力され
ることはない。 外部フラッシュ○FLを用いた後幕シンクロモードのと
きには、端子P IO+P IIからは共に’Ilig
h”レベルの信号が出力されている。したがって、シン
クロスイッチSXがONになっても、NOR回路N0R
1は“High”レベルを出力せず、発光開始信号は出
力されない。撮影が終了してスイッチS2がOFFにな
ると、ワンショット回路O9Iから“Higb”レベル
のワンショットパルスが出力される。端子P、から“I
righ”レベルが出力されているので、AND回路回
路D1から“HiFIh”レベルが出力され、OR回回
路R1から’High”レベルが出力される。端子PI
QからHigh”レベルが出力されているので、OR回
回路R1の出力が″Higly”レベルになると、NA
ND回路N回路D1は’Low”レベルを出力し、この
出力が発光開始信号5XONとして外部フラッシュOF
Lに入力される。そして、外部フラッシュOFLが発光
する。 外部フラッシュOFLを使用しないとき、すなわちフラ
グ○UTF=Oのときは、端子P、。から“1 t、 
oIIIITレベルが出力されているので、NAND回
路N回路DIは“l−1iHb”レベルを出力し続ける
。 したがって、スイッチSXがONになっても、また、ス
イッチS2がOFFになっても、発光開始信号5XON
は出力されない。それ故、外部フラッシュOFLは発光
しない。 このように、発光開始信号S 、X ONを出力する回
路を構成すると、外部フラッシュOFLはフラッシュモ
ードに拘わらず、発光開始信号5XONt!−入力する
とフラッシュ発光を行えば良い。それ故、専用フラッシ
ュ装置ではなく、従来から知られている通常のフラッシ
ュ装置を用いても、本発明のフラッシュ撮影装置と同様
のフラッシュ撮影(後幕シンクロや、内部フラッシュと
外部フラッシュとの切換)を行うことができる。 また、フラッシュ調光制御回路FCCを用いてTTLダ
イレクト測光を行い、後幕シンクロモードのとき、スイ
ッチS2がOFFになる前に適正な露光量が得られれば
、スイッチS2がONであってもフラッシュを発光せず
にシャッター後幕を走行させても良い。こうすることに
より、比較的明るい条件の下で後幕シンクロモードで撮
影しても、適正露出を得ることができる。なお、この場
合、シャッター後幕の走行開始に応答してフラッシュ発
光を行い、フラッシュの効果を写真に反映させるように
しても良い。 また、上記の実施例では、周辺部と中央部との露出値を
、露出補正量ΔSvとCV値との組み合わせにより、自
由に設定できるようにしていた。 しかしながら、これに限らず、中央部又は周辺部のいず
れか一方が常に適正に露出されるようにしても良い。 中央部が常に適正に露出されるようにするには、露出補
正量設定回路EMCを削除し、制御プログラムでは、Δ
5V=Oとすれば良い。そして、第21図(a)に破線
で示したように、マークEVTをスケールの中央に固定
すれば良い。一般に、主たる被写体は、撮影画面の中央
部に位置することが多い。したがって、中央部が常に適
正に露出されるようにすると、主被写体を常に適正に露
出することができ、特に初心者のような写真撮影に不慣
れな人にとっては、好都合である。 周辺部が常に適正に露出されるようにするには、露出補
正量設定回路EMCを削除し、制御プログラムのステッ
プ#575(第9図)の演算を、AVF=I3VAM+
5V−TVX に変更すれば良い。これにより、周辺部は自然光のみで
適正に露出される。そして、第21図(1」)に破線で
示したように、マークEVAMをスケールの中央に固定
すれば良い。 ここで、周辺部を適正に露出する場合の必要な光量につ
いて考察しておく。 周辺部が適正に露出されるから、周辺部と中央部とのコ
ントラストをCVにするには、中央部は適正露出に対し
てCVだけアンダーに露出すれば良い。したがって、中
央部に必要な光量は、2T■×+AV・−cv となる、故に、必要なフラッシュ光量は、2TVx+A
V、−CV   BVS−1−3Vとなり、中央部の光
景のうち、フラッシュ光の占める割合は、 1−2B V s + S V  (T V x + 
A V F CV )=t−2CV−4BV ’、’AVF=BVA、+5V−TVX。 ΔBV=BVAM−BVs となる。これは、前記の実施例で説明した式と同じであ
る。つまり、コントラストは相対的なものであり、絶対
的な直とは無関係であることを示している。なお、前記
の実施例では、順光のとき、フラッシュ光の占める割合
を1/2以上にし、これによって、フラッシュの効果を
できるだけ写真に反映させていた。しかしながら、ステ
ップ#S72、#373(第9図)を削除し、被写界の
輝度分布に拘わらず、CV値を自由に設定できるように
しても良い(ただし、前述したように、CV≦ΔBVで
ある)。 そのほか、本発明を実施するに際しては、以下に述べる
ような種々の変形を加えることが可能である。例えば、
フラッシュ予備発光を行って、自然光にフラッシュ光を
加味したときの入射光量を測光し、被写体が適正露出と
なるフラッシュ発光量を自由に設定可能とすることによ
り、フラッシュ照射下での被写体の露出値と自然光によ
る背景の露出値の段差をコントロールするようにしても
構わない。また、外部フラッシュOFLに照射範囲の手
動設定部材を設けて、フラッシュが照射される部分と照
射されない部分とを自由に調整できるようにして、更に
、画部分の露出値の段差も調整できるようにしても構わ
ない。さらに、フラッシュ側で設定されたフラッシュの
照射範囲に関するデータをフラッシュからカメラに入力
し、カメラのファインダー内にフラッシュの照射範囲を
表示するようにしても良い。また、フラッシュの照射範
囲に関するデータに基づいて、撮影画面の中央部と周辺
部についての測光範囲を自動的に切り換えるようにして
も良い。さらに、露出値の段差の設定手段をカメラ側で
はなくフラッシュ側に設けて、フラッシュ側で設定され
た露出値の段差に関するデータをフラッシュからカメラ
に入力するようにしても良いし、露出値の段差が固定さ
れていても構わない。なお、本発明はズームフラッシュ
を内蔵したカメラにも適用することができる。そのはか
、撮影倍率に応じてフラッシュの照射範囲と撮影画面の
中央部の測光範囲を自動的に設定し、設定された(又は
固定の)露出値の段差が得られるようにフラッシュの調
光址を制御するようにしても構わない。 上記の実施例では、逆光時、順光時に拘わらず、フラッ
シュ光の照射範囲を撮影倍率に応じて変えていた。とこ
ろで、順光時にフラッシュ光を発光させる場合は、通常
、被写界は非常に暗く、絞り口径は大きく設定される。 したがって、フラッシュ光は比較的遠くまで届く。これ
に対し、逆光時には、通常、被写界は明るいので、絞り
口径は小さく設定される。したがって、逆光時には、フ
ラッシュ光が届く距離は比較的短くなる。 以上のことを考慮すると、フラッシュ光の照射範囲を狭
くして、ガイドナンバー〇No、を大きくすることは逆
光時には非常に有意義ではあるが、順光時には、逆光時
はど意味がない。また、低輝度時に照射範囲を狭くする
と、中央部にある被写体だけが露光され、周辺部にある
被写体は全く露光されないということも起こる。そこで
、逆光時にのみフラッシュ光の照射範囲を撮影倍率に応
じて変えるようにしても良い。このように変形するには
、照射角演算ルーチン(第13図)において、ステップ
#3131の前に逆光フラグRLFを判定するステップ
を設け、RLF=1のとき、#5131へ進むようにし
、RL F = Oのときは、そのままリターンするよ
うにすれば良い。 また、強制発光モードでは、撮影者はフラッシュ光の効
果を写真に反映させるという意図を持っている。したが
って、強制発光モードでは、フラッシュ光を出来るだけ
遠くまで届かせるようにするのが望ましい。そこで、上
記の変形例において、強制発光モードのときもフラッシ
ュ光の照射範囲を撮影倍率に応じて変えるようにしても
良い。このように変形するには、前記の変形例において
、r(LP=Oであるとき、フラッシュモードレジスタ
FMRを調べ、FMR=OOであれば、ステップ#51
31へ進むようにし、FMR≠00であれば、そのまま
リターンするようにすれば良い。 このように変形すると、低輝度(順光)時には、自動発
光モード(FMR=01)に設定することにより、撮影
範囲内にあり、且つフラッシュ光が届く範囲にあるもの
を全てフラッシュ光で露光することができる。そして、
強制発光モード(FMR=00)に設定することにより
、主たる被写体にのみフラッシュ光を照射し、主たる被
写体だけを露光することができる。 さらに、上記の実施例では、内部フラッシュIFLと外
部フラッシュOF Lとのうち、先に充電が完了した方
のフラッシュを発光させていたが、2つの外部フラッシ
ュを用いた場合にも本発明を適用できる。また、2つの
フラッシュを内蔵したカメラにも適用できる。あるいは
、3つ以上のフラッシュ(内蔵、外付けを問わず)を使
用した場合には、最も早く充電が完了したフラッシュを
発光させるようにしても良い。 [発明の効果] 本発明のフラッシュ内蔵カメラにあっては、フラッシュ
の発光エネルギー蓄積用のコンデンサの充電電圧が充電
完了電圧未満の所定電圧以上であることが検出されたと
きに、カメラ内のAP用モータやフィルム巻き上げ用モ
ータのような大消費電力回路の駆動を開始させるように
したから、フラッシュ充電の途中からAF釣動作フィル
ム巻き上げ動作を行うことができ、次回撮影までの時間
を短縮することができるという効果がある。 なお、フラッシュの充電中にカメラ内の低消費電力回路
に動1F電圧を供給するバックアップ用のコンデンサと
レギュレータを設けて、バックアップ用のコンデンサの
充電電圧が所定電圧以下になればフラッシュの充電を一
時停止させるように制御すれば、フラッシュ充電用と同
一の電池電源にてカメラ内の低消費電力口S3に給電し
ていても、フラッシュ充電中にカメラ内の低消費電力回
路への供給電圧が不足する恐れはなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の基本構成を示すブロック図、第2図は
本発明の一実施例としてのカメラシステムの回路図、第
3図は同上に用いる外部フラッシュの回路図、第4図乃
至第17図は同上の動作を示すフローチャート、第18
図は同上に用いる内部フラッシュの充電電圧の時間変化
を示す図、第19図は同上に用いるフラッシュの調光量
を説明するための説明図、第20図(、)、(b)はそ
れぞれ逆光時及び順光時における周辺部と中央部の露出
値の段差とフラッシュ光量の割合との関係を示す図、第
21図は同上に用いるインファインダー表示部の表示例
を示す図、第22図は被写体へのフラッシュ照射範囲を
説明するための説明図、第23図は同上のインファイン
ダー表示部におけるフラッシュ照射範囲の表示例を示す
図、第24図は本発明の一部形例の要部回路図である。 EBは電池電源、C1は第1のコンデンサ、C2は第2
のコンデンサ、REGはレギュレータ、IFLはフラッ
シュ、1は第1の充電電圧検出手段、2は第2の充電電
圧検出手段、3は低消費電力回路、4は充電制御手段、
5は大消費電力回路、6は負荷制御手段である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)電池電源と、前記電池電源により充電されてフラ
    ッシュの発光エネルギーを蓄積するコンデンサと、前記
    電池電源により駆動されるフラッシュ以外の大消費電力
    回路と、前記コンデンサの充電電圧を検出する充電電圧
    検出手段と、充電電圧検出手段によりコンデンサの充電
    電圧が充電完了電圧未満の所定電圧以上であることが検
    出されたときに、前記大消費電力回路の駆動を開始させ
    る負荷制御手段とを備えて成ることを特徴とするフラッ
    シュ内蔵カメラ。
  2. (2)電池電源と、前記電池電源により充電されてバッ
    クアップ用のエネルギーを蓄積するコンデンサと、前記
    コンデンサの充電電圧を検出する充電電圧検出手段と、
    前記コンデンサの充電電圧により制御されフラッシュの
    充電中にカメラ内の低消費電力回路に動作電圧を供給す
    るレギュレータと、前記充電電圧検出手段により前記コ
    ンデンサの充電電圧が所定電圧以下であることが検出さ
    れたときに、フラッシュの充電を一時停止せしめる充電
    制御手段とを備えて成ることを特徴とするフラッシュ内
    蔵カメラ。
JP10892289A 1989-04-27 1989-04-27 フラッシュ内蔵カメラ Pending JPH02287336A (ja)

Priority Applications (3)

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JP10892289A JPH02287336A (ja) 1989-04-27 1989-04-27 フラッシュ内蔵カメラ
US07/515,726 US5055865A (en) 1989-04-27 1990-04-27 Flashlight photographing device
US07/741,031 US5117250A (en) 1989-04-27 1991-08-06 Flashlight photographing device

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017524991A (ja) * 2015-05-19 2017-08-31 小米科技有限責任公司Xiaomi Inc. ストロボの制御方法、装置、端末、プログラム及び記録媒体

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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