JPH02286561A

JPH02286561A - 新聞、雑誌類及びそれらの一部等の多枚葉からなる折り畳んだ印刷物を一時貯蔵する方法及び装置

Info

Publication number: JPH02286561A
Application number: JP2040858A
Authority: JP
Inventors: Beat Froehlich; ビート　フリューリッヒ
Original assignee: Ferag AG
Current assignee: Ferag AG
Priority date: 1989-02-22
Filing date: 1990-02-21
Publication date: 1990-11-26
Also published as: FI100325B; ATE83213T1; DE59000559D1; FI900911A0; EP0384147A1; US5048264A; EP0384147B1; CA2010426C; CA2010426A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、新聞、雑誌類及びそれらの一部等の多枚葉か
らなる折り畳んだ印刷物を一時貯蔵する方法及びその装
置に関するものである。

（従来の技術）この種の方法及び装置がドイツ特許明細書第３１２３８
８８号公報及びそれに対応した米国特許明細書ｉ　４４
３８８１８号公報により知られている。量産折り印刷物
の場合、印刷物は巻心又はその上に形成した巻取物に折
り目を横にして搬送方向で互いに整列させて供給され、
外面に載置される巻取帯と一諸に巻取られる。

（発明が解決しようとする課題）以上説明した従来技術にあっては、側部折め目が積み重
なる結果巻取物の片側で巻取半径が著しく増加し、かさ
高増が生じる。この片側の半径増加はなかんずく厚い印
刷物及び／又は直径の大きい巻取物の場合不利となる０
巻取物の周面ば実質的に円筒形母面だけでなく１円錐台
形母面も形成する。その結果、巻取帯は中央位置から横
に移動して離れ、これにより、巻取物内での印刷物の保
持が著しく低下し又は全く失われてしまう問題点が発生
する。

本発明の目的は１本来の巻取操作を適合することなく、
即ち巻取帯に加える引張力及び巻取帯の中央ガイドを変
更する必要もなく、折り畳んだ厚い印刷物でも折り目を
横にして巻き取ってそれ自身安定した大直径の巻取物と
することのできる上記に述べた種類の方法及び装置を提
供することである。

（課題を解決するための手段及び作用）この目的は請求
項１又は請求項９の特徴部分の特徴により達成される。

すなわち、印刷物の全体又は一部において側部折り目が
隣接の印刷物の側部折り目に対し搬送方向を横切る方向
にずれた編成で印刷物を供給することにより、巻取物内
で側部折り目の全てが重なり合うのではないので、巻取
物の側稜で望ましくない厚さ増加が避けられる０巻取物
は厚い印刷物や大きな直径の場合でも十分に均一になり
１巻取物をコンパクトに巻き取ることができ、しかもこ
のために巻取帯の引張応力を高めたり又は巻取帯を中心
から外側にずらしたりする必要もない、このことは、同
一の方式で、即ち同じ装置を使って側部折り日のない印
刷物も又側部折り目のある印刷物も巻き取ることができ
ることを意味する０本発明の方法又は本発明の装置の好
ましい諸展開が従属請求項の対象である。特に、請求項
２〜６及び１０〜１６に明示した実施態様は単純さを一
時貯蔵している。

（実施例）以下、本発明による方法及び装置の実施例を図にもとづ
いて説明する。まず第１図をもとにして巻取ステーショ
ンの構造を説明する。この第１図に概略示した巻取ステ
ーション１はドイツ特許明細書第３１２３８８８号及び
それに対応した米国特許明細書第４４３８８１８号に記
載しである巻取ステーションと同じであり、図示省略し
た仕方で回転可能に支承された巻心２を有する。この巻
心２に、図示省略した搬送装置によりずれ重なり編成Ｓ
°で量産折り印刷物３が矢印Ｂの方向に供給される。こ
の印刷物３は新聞、雑誌類又はそれらの一部であり、屋
根瓦状に積み重なり１図示実施例の場合各印刷物３は前
走する印刷物３の一部を覆っている。前稜３ａは横に走
った折り目の一つが形成し。

別の折り目３ｂは側部にある６巻取ステーション　ｌで
は次にこのずれ重なり編成体Ｓ′が巻取帯４と一緒に巻
心２に巻き取られる０巻取帯４は供給り−ル５から引き
出される８巻取物６の形成については前掲２件の特許明
細書に詳しく記載しである。

次に、第２図には本発明により巻き取られる印刷物３の
例が示しである。これは挟み合わせた部分３°、３”、
３°”からなる、これらの部分は多枚葉を量産折りした
ものである。全ての部分３°、３”３°”は前稜３ａす
なわち横に走った折りｇ３ａが重なり合う一方、これら
全部分の側部折り目３ｂは印刷物３の同一側にある。

かかる印刷物３から形成したずれ重なり編成体Ｓ°を巻
取物６に巻き取るとき側部折り目３ｂの積み重なりによ
り、かさ高増が生じるのを避けるため印刷物３は、本発
明により印刷物３の少なくとも一部の側部折りｇ３ｂを
隣接の印刷物３の側部折り目３ｂに対し印刷物３の搬送
方向日を横切る方向に僅かにずらした編成で巻き取られ
る。以下、第３図ないし第１０図をもとに各種のかかる
編成体及びそれを形成する装置を説明する。

第３図及び第４図に平面図で巻心２に供給される編成体
Ｓ°が示しであるが、そこでは個々の印刷物３がその搬
送方向日に対し僅かに傾いている。

この傾きが角度αで示しである。各印刷物３の側部折り
ｇ３ｂは隣接の印刷物３の側部折り目３ｂに対し矢印Ｃ
方向にａだけずれている。印刷物３の横に突出した角３
ｃ、３ｄは搬送方向Ｂに平行な想定破線で示した直線７
．８上にある。側部折り目３ｂが相互にずれる方向Ｃは
搬送方向Ｂを横切り、後者に対しなす角度は８０°より
角度αだけ小さいか（第３図参照）又はそれより大きい
（第４図参照）、この第３図及び第４図に示す編成体Ｓ
゛は搬送方向Ｂに対し印刷物３の傾き方向が相違してい
るにすぎない。

第３図及び第４図に示す重なり編成体Ｓ°を巻心２に巻
取る際、側部折り目３ｂの全てが全長にわたって重なり
合うのではないので１巻取物Ｂの側面が過度に厚くなら
ないことは明白である。このことは、厚い量産折り印刷
物３であってもこうして巻取り操作変更や適合を必要と
することなくち密な巻取物３を形成できることを意味す
る。このことは特に１巻取帯４の引張応力が強くなった
り又巻取帯４を中央から脇にずらしたりする必要もない
ことを意味する。

第３図に示した編成体Ｓ°を形成する装置が第５図に平
面図で概略示しである。印刷物３を巻取ステージ重ンｌ
に搬送する符号９の搬送装置がベルトコンベヤとして構
成した供給用コンベヤ１０を有し、これに別の搬送装置
である別のベルトコンベヤ１１が続く、この別のベルト
コンベヤ１１は供給用コンベヤ１０に対し傾いている。

即ち別のベルトコンベヤ１１の搬送方向Ｂは供給用コン
ベヤ１０の搬送方向Ａに対し鋭角αを成している。また
、別のベルトコンベヤ１１の上方かつ初端部には加圧要
素である加圧ローラ１２が配置してあり、これは揺動可
能に支承されたレバー１３の一端に取付けである。

供給用コンベヤ１０の末端範囲に設けである保持要素で
ある保持ローラ１４もやはり揺動可能に支承したレバー
１５で支承しである。加圧ローラ１２及び保持ローラ１
４は自由に回転可能であるが、これらのローラ１２，１
４を駆動することも可能である。加圧ローラ１２及び保
持ローラ１４の回転方向は付属の別のベルトコンベヤ１
１及び供給用コンベヤ１０の搬送方向Ｂ又はＡと同一方
向である０両ローラ１２，１４の距１ｉｉｌｂは印刷物
３の長さ文より多少長い。

印刷物３は供給用コンベヤ１０がずれ重なり編成Ｓで供
給し、この編成のとき印刷物３の側部折り目３ｂは搬送
方向Ａで互いに整列している。印刷物３は供給用コンベ
ヤ１０から別のベルトコンベヤ１１に移されると既に触
れたように供給用コンベヤ１０の搬送方向Ａに対し角度
αを成した搬送方向日に引き続き搬送される。その際第
３図をもとに説明したように連続した印刷物３の側部折
り目３ｂにずれａが生じる。印刷物３の側部折り目３ｂ
の範囲に作用する加圧ローラ１２により印刷物３は別の
ベルトコンベヤ１１により確実に引き取られ、別のベル
トコンベヤ１１で支承された印刷物３が正しく横に運び
去られる。この加圧ローラ１２は場合によっては省くこ
とができる。

好ましくは粘着皮膜を備えた保持ローラ１４は供給用コ
ンベヤ１０にまだ載っている次の印刷物３が、別のベル
トコンベヤ１１により既に運び去られた前走する印刷物
３によって連行されるのを防止する。

印刷物３を供給用ベルトコンベヤ１０から別のベルトコ
ンベヤ１１に確実に引き渡すと、この印刷物３は事実上
ねじ曲げられ、別のベルトコンベヤ１１から巻心２に供
給されるずれ重なり編成体Ｓ°の前稜３ｄは供給用コン
ベヤ１０により供給された印刷物３の前稜３ａとほぼ平
行になる。

供給用ベルトコンベヤ１０及び別のベルトコンベヤ１１
の搬送速度は同じであるが、場合によって相互に多少異
なってもよい、第４図に示したずれ重なり編成体Ｓ°を
形成する装置は、別のベルトコンベヤ１１が供給用コン
ベヤＩＯに対し第５図に示したのとは反対側に曲がって
いる違いを除き第５図の装置に一致する。

第３図及び第４図のずれ重なり編成体Ｓ゛は供給された
ずれ重なり編成体Ｓ°の内部で印刷物３を僅かにねじ曲
げることで形成することも可能である。このための装置
では、供給用コンベヤ１０の上方に、その搬送方向が供
給用コンベヤ１０の搬送方向Ａに対し鋭角、たとえば角
度αを成して自由に回転可能な搬送ローラ又は被動搬送
ローラが設ける。この搬送ローラは好ましくは印刷物３
のほぼ中央に作用するよう配置しである。印刷物３がこ
の搬送ローラの作用範囲に達するや印刷物３はこの搬送
ローラによって斜めに引かれる。斜めに引かれた印刷物
３の搬出は供給用コンベヤ１０の搬送方向Ａ又は搬送ロ
ーラの搬送方向に行なうことができる。

次に、第６図に平面図で示した別のずれ重なり編成体Ｓ
゛では特定の印刷物３の側部折り目３ｂがその他の印刷
物３の側部折りｇ３ｂに対し横にずれている。この第６
図から認めることができるようにずれ重なり編成体Ｓ゛
の一定部分１７は前走する部分１Ｂに対し矢印Ｃ°の方
向にａｏだけ横にずれている。

ずれる方向Ｃ°はずれ重なり編成体Ｓ°の搬送方向日に
直角である。前走する部分１６及び横にずれた一定部分
１７の内部では印刷物３の側部折りｇ３ｂが搬送方向日
で互いに整列している。この横にずれた−・足部分１７
の後に再びずれのない部分１６°が統くが、これが第６
図では示唆しであるだけである。

従って巻心２に供給されたずれ重なり編成体Ｓ°内では
特定の間隔で一定部分１７が横にずれている。

第７図に巻取物６の一部が断面図で示してあり、これは
巻心２に巻き取った第６図のずれ重なり編成体Ｓ°で形
成しである。この第７図かられかるように横にずれた一
定部分１７の印刷物３は側部折り目３ｂの側が前走する
部分１６の印刷物３から張りだしている。こうしてこの
実施例でも全ての側部折り目３ｂが重なり合うことはな
い、横にずれた・足部分１７の長さ、または前走する部
分１６及び後走するずれのない部分ＩＢ′の長さは、各
巻層が隣接の巻層に対してずれるか又は各複数の巻層が
若干数の別の巻層に対しずれるよう選定することができ
る。

第７図から更に認めることができるように巻き取られた
巻取帯４はさまざまな巻層を相互に分離する。各巻層は
周期的に横にずれた一定部分１７を有するずれ重なり編
成体Ｓ°によって形成されるだけである。

次に第８図には、第６図に示した種類のずれ重なり編成
体Ｓ°を形成するのに用いる装置のみ示しである。ベル
トコンベヤとして構成された供給用コンベヤ１０とずれ
重なり編成体Ｓ°を巻心２に供給する別のベルトコンベ
ヤ１１との間に摺動装置１８が配置してあり、これは矢
印りの方向に往復摺動可能である。この摺動方向りは供
給用コンベヤ１０及び別のベルトコンベヤ１１の同一搬
送方向Ａ、　　Ｈにほぼ直角である。摺動装置１８は詳
しく図示していない転向ローラに掛けた２本のエンドレ
ス被動ベル）　１１．２４）を有する。このエンドレス
被動ベルト１８．２０の搬送方向Ａ、　　Ｈに延びた車
間部分１Ｓｄ２０ａは印刷物３の側縁用案内要素として
働き、印刷物３の幅ｄに概ね一致した距離Ｃに配置しで
ある。案内要素１９ａ、２０ａの前に入口部１９ｂ　、
　２０ｂが設けてあり、これは搬送方向Ａ、　　Ｈに収
れんしている。供給用コンベヤ１０は、印刷物３の側部
折り目３ｂすなわち側稜３ｂが供給用コンベヤ１０の搬
送方向Ａで互いに整列したずれ重なり編成Ｓで印刷物３
を供給する。摺動装置１８が一点鎖線で示唆したように
供給用コンベヤ１０及び別のベルトコンベヤ１１の搬送
方向Ａ、Ｈに見て左端位置にあると供給用コンベヤ１０
から供給された印刷物３はずれを生じることなく案内要
素１９ａ、２０ａ間を走る０次に、摺動装ａｉ１８が第
８図で実線で示した右端位置に移動すると印刷物３はそ
の前色が入口部１９ｂに突接し、この入口部１１３ｂに
より搬送方向Ａに見て右に摺動する。このように摺動し
た印刷物３が案内要素１９ａ、２０ａ間を走り、この案
内要素１９ａ２０ａによって整列する。摺動装置１８は
ａｏだけ横にずれた一定部分１７を形成するため一定時
間右端位置に留まる０次に、摺動装置１Ｂが左端位置に
摺動しく前走する部分１６の形成）、次に一定時間後に
再び右端位置に移動する。摺動装置１８の往復移動の頻
度・で個々の部分１８．１７すなわち前走する部分１６
及び横にずれた一定部分１７の長さが決まる。

定位置のとき摺動装＠１Ｂを供給用コンベヤ１０及び別
のベルトコンベヤ１１の搬送方向Ａ、　　Ｂの中央に配
置し、そして次に、前走する部分ＩＢ又は横にずれたー
・足部分１７を形成するための摺動装置１８をこの定位
置から一度左方向又は右方向に移動させることも考えら
れる０周回するエンドレス被動ベルト１９．２０に代え
、各１個の案内要素１９ａ、２０ａ及び入口部１９ｂ　
、　２０ｂを有する固定案内板を設けることもできる。

第９図には第８図の装置の作用様式に類似した実施態様
が示しである。これらの第８図及び第９図において、対
応する部品には同じ符号が用いである。第９図の装置で
は供給用ベルトコンベヤ１０及び別のベルトコンベヤ１
１間に配置された摺動装３ｉ１８が第一の搬送装置であ
るベルトコンベヤ２１により形成してあり、このベルト
コンベヤ２１は搬送平面に直角な揺動軸２１ａを中心に
矢印Ｅの方向に往復揺動可能である。揺動軸２１ａはベ
ルトコンベヤ２１の供給用コンベヤ１０に対向した末端
に位置する。ベルトコンベヤ２１がその都度一定時間末
端位置に留まるなら、第６図のずれ重なり編成に実質的
に一致したずれ重なり編成体Ｓ°が形成される。

しかし、ベルトコンベヤ２１を連続的に往復揺動させる
と、第９図に示したような波形ずれ重なり編成体Ｓ°が
生じる０次にこのずれ重なり編成体Ｓ′内で各印刷物３
の側部折り目３ｂが隣接の印刷物３の側部折り目３ｂに
対しずれている。第９図のａ”は最人横ずれ量である。

次に第１０図に示す別の装置は第６図のずれ重なり編成
体Ｓ°を製造することができ、この第１０図において対
応する部品には第８図と同じ符号が用いである。

第１０図の実施態様では供給用コンベヤ１０及び別のベ
ルトコンベヤ１１間に第二の搬送装置である別のコンベ
ヤ２２が配置してあり、その搬送方向Ｆは供ｕ用１ンペ
ヤ１０及び別のベルトコンベヤｔｔノＩＩＩ送方向Ａ、
　　Ｂに対し鋭角βを成す、この別のコンベヤ２２は若
干数の互いに平行に配置した被動ローラ２３からなる。

この別のコンベヤ２２の横に、供給用コンベヤ１０及び
別のベルトコンベヤ１１の搬送方向Ａ、　　Ｈに延びた
１例えば止めレールからなる止め要素２４が配置してあ
り、これは摺動機構２５により矢印Ｇの方向に、即ち前
記の搬送方向Ａ、　　Ｈに対しほぼ直角に往復動可能で
ある。別のコンベヤ２２は供給用コンベヤ１０から供給
された印刷物３を止めレール２４の方に横に搬送し、こ
のレール２４に印刷物３の側部折り目３ｂが当接して供
給用コンベヤ１０及び別のベルトコンベヤ１１の搬送方
向Ａ、　　Ｂに整列する。このことは、止めレール２４
が第１０図に示すように供給用コンベヤ１０及び別のベ
ルトコンベヤ１１の搬送方向Ａ、　　Ｈに見て左端位置
にあるかぎり、横にずれた部分１７が形成されることを
意味する０次に止めレール２４が搬送方向Ａ、　　Ｈに
見て右に移動し、到来するずれに重なりＪｉｇｔ、体Ｓ
°の互いに整列した側部折り目３ｂと止めレール２４が
整列すると、印刷物３の横摺動が起きず、前走する部分
１６が形成される。

各印刷物３が隣接の印刷物３に対しずれの方向すなわち
Ｃ°力方向第６図参照）、即ち供給用コンベヤ１０及び
別のベルトコンベヤ１１の搬送方向Ａ。

Ｂに対し直角にずれたずれ重なり編成体Ｓ°を形成する
ことも可能である。かかるずれ重なり編成体Ｓ°を形成
するため第一の搬送装置のベルトコンベヤ２１上の印刷
物３を横に摺動させねばならないであろう。

上述の如く巻き取って巻取物６とした印刷物３が継続処
理のため再び必要になると、印刷物３はそれ自体周知の
方法で再び巻取物６から繰り出される。印刷物３を別の
処理ステーションに供給する以前、多くの場合、前述の
如く行なった印刷物３の横ずれを再び逆に行なう必要が
ある。このずれはごく僅かにすぎないので（約５〜１５
■）比較的簡単に行なうことができる０例えば繰り出し
たずれ重なり編成体Ｓ°は従来構造の横揃え器に通すか
又はクロック装置に引き渡すことができ、クロック装置
は周回する引彊部材に取付けたカムを有し、このカムは
印刷物３の後走する稜を把持してこれを整列させる。

ずれ重なり編成体Ｓ°が図示したものとは異なったり、
各印刷物３が後続の印刷物３に載っている場合でも勿論
上述の如く側部折り目３ｂのずれを惹き起こすことがで
きる。このことは、単折り印刷物の折り目を横にする場
合この印刷物からなるずれを重なり編成体Ｓ°にあては
まる。

最後になお指摘するなら、第３図、第４図、第６図に示
したずれ重なり編成体Ｓ゛をたとえば輪転機の給紙装置
で直接形成することも十分可能である。かかる場合には
印刷物３の側部折り目３ｂが搬送方向で互いに整列した
ずれ重なり編成体Ｓ°がまず存在するのではない。

（発明の効果）以上説明したように本発明によれば、巻取帯と−ｇに巻
取物に巻取るずれ重なり編成体は、個々の多枚葉からな
る量産折り印刷物が搬送方向に対し小さな角度だけ傾い
ているので、印刷物の側部折り目は搬送方向を横切る方
向に一定量相互にずれることになる。したがって、側部
折り目は巻き取り時互いに重なることはない、これによ
って巻取物の月側でかさ高増が避けられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は巻取ステーションの概略斜視図、第２図は多部
分からなる量産折り印刷物の斜視図、第３図及び第４図
は印刷物がその搬送方向を基準に僅かに傾いた異なる編
成体の平面図、第５図は第３図に示した編成体を形成す
る装置の平面図、第６図は印刷物群が前走する印刷物群
対し横にずれた編成体の平面図、第７図は第６図のずれ
重なり編成体を巻き取ることで形成される巻取物の一部
を示す断面図、第８図乃至第１Ｏ図は第６図に示した種
類のずれ重なり編成体を形成する各種の装置である。ｌ・・・巻取ステーション（巻取箇所）２・・・巻心３・・・印刷物３ｂ・・・側部折り目３ｃ　、　３ｄ・・・角４・・・巻取帯７．８・・・直線９・・・搬送装置１０・・・供給用コンベヤ１１・・・別のベルトコンベヤ（別の搬送装置）１２・
・・加圧ローラ（加圧要素）１４・・・保持ローラ（保持要素）１７・・・横にずれた部分１８・・・摺動装置１９　、２０・・・エンドレス被動ベルト１９ａ、２０
ａ・・・案内要素＋９ｂ、２０ｂ・・・入口部２１・・・ベルトコンベヤ（第一の搬送装置）２１ａ・
・・揺動軸２２・・・別のコンベヤ（第二の搬送装置）２３・・・
被動ローラ２４・・・止めレール（止め要素）Ａ・・・供給用コンベヤの搬送方向Ｂ・・・別のベルトコンベヤの搬送方向Ｆ・・・搬送方
向Ｓ・・・ずれ重なり流Ｓ′・・・ずれ重なり編成体ｄ・・・ずれの量ｃ、ｃ’・・・ずれる方向文・・・長さ β・・・鋭角特許

Claims

【特許請求の範囲】

（１）折り目（３ｂ）を横にしてずれ重なり流（Ｓ）で
送られてくる新聞、雑誌類及びそれらの一部等の多枚葉
からなる折り畳んだ印刷物を一時貯蔵する方法であって
、印刷物（３）の少なくとも一部について側部折り目（
３ｂ）を隣接印刷物（３）の側部折り目（３ｂ）に対し
印刷物（３）の搬送方向（Ｂ）を横切る１方向（ｃ、ｃ
′）に僅かにずらして互いに屋根瓦状に重なった印刷物
（３）を巻取帯（４）と一緒に巻心（２）の方に搬送し
てこれに巻き取ることを特徴とする方法。
（２）全ての印刷物（３）の側部折り目（３ｂ）が実質
的に搬送方向（Ａ）と平行且つ互いに整列したずれ重な
り流（Ｓ）として送られてくる印刷物（３）を一時貯蔵
する請求項１記載の方法において、巻き取る前に印刷物
（３）の少なくとも一部の位置をその他の印刷物（３）
に対し変更することにより側部折り目（３ｂ）のずれを
生じることを特徴とする方法。
（３）印刷物（３）がその搬送方向（Ｂ）に対し僅かに
傾くよう印刷物（３）をずれ重なり編成体（ｓ′）で巻
き取ることを特徴とする請求項１記載の方法。
（４）巻き取る前に、供給されたずれ重なり流（Ｓ）の
搬送方向（Ａ）を変更することを特徴とする請求項２又
は３記載の方法。
（５）全ての印刷物（３）を、巻取り前にずれ重なり編
成体（ｓ′）の内部でねじ曲げることを特徴とする請求
項２又は３記載の方法。
（６）印刷物（３）の横に張り出した角（３ｃ、３ｄ）
を実質的に印刷物（３）の搬送方向（Ｂ）と平行な直線
（７、８）に沿って移動させることを特徴とする請求項
３〜５のいずれか１項記載の方法。
（７）巻き取る前に印刷物（３）の少なくとも一部分（
１７）を、その他の印刷物（３）に対し、搬送方向（Ａ
）にほぼ直角な方向（ｃ′）に摺動させることを特徴と
する請求項２又は３記載の方法。
（８）周期的にその都度一部分（１７）の印刷物（３）
を摺動させることを特徴とする請求項７記載の方法。
（９）側部折り目（３ｂ）を横にしてずれ重なり流（Ｓ
）で送られてくる新聞、雑誌類及びそれらの一部等の多
枚葉からなる折り畳んだ印刷物（３）を一時貯蔵する装
置であって、互いに屋根瓦状に重なった印刷物（３）を
巻取ステーション（１）へと供給する搬送装置（９）を
備え、巻取ステーション（１）で巻心（２）が回転可能
に支承してあり、巻取帯（４）は印刷物の編成体（ｓ′
）の巻心（２）に背向した側を走って印刷物（３）の編
成体（ｓ′）と一緒に巻心（２）に巻取り可能であり、
さらに印刷物（３）の少なくとも一部について側部折り
目（３ｂ）を隣接印刷物（３）の側部折り目（３ｂ）に
対し印刷物（３）の搬送方向（Ｂ）を横切る１方向（ｃ
、ｃ′）に僅かにずらして巻心（２）に供給される編成
体（ｓ′）を形成する手段（１１、１２、１８）を有す
ることを特徴とする装置。
（１０）全ての印刷物（３）の側部折り目（３ｂ）が実
質的に搬送方向（Ａ）と平行且つ互いに整列したずれ重
なり流（Ｓ）を供給する供給用コンベヤ（１０）を有す
る請求項９記載の装置において、印刷物（３）の少なく
とも一部の側部折り目（３ｂ）を横にずらして巻心（２
）に供給される編成体（ｓ′）を形成する手段が、印刷
物（３）の少なくとも一部の位置をその他の印刷物（３
）に対し偏位させる搬送装置を有することを特徴とする
装置。
（１１）巻心（２）に供給する編成体（ｓ′）を形成す
る手段（１１、１２）が印刷物（３）をその搬送方向（
Ｂ）に対し僅かに傾けたずれ重なり編成体（ｓ′）を形
成することを特徴とする請求項９記載の装置。
（１２）印刷物の位置を変更する配置が供給用コンベヤ
（１０）に続いた別の搬送装置、好ましくはベルトコン
ベヤ（１１）を含み、後者の搬送方向（Ｂ）が供給用コ
ンベヤ（１０）の搬送方向（Ａ）に対して鋭角αを成す
ことを特徴とする請求項１０又は１１記載の装置。
（１３）別の搬送装置の上方、その初端範囲内に配置さ
れ印刷物（３）に作用可能な加圧要素、好ましくは自由
に回転可能なローラ又は被動加圧ローラ（１２）を特徴
とする請求項１２記載の装置。
（１４）供給用コンベヤ（１０）の端範囲、その上方に
配置され印刷物（３）に作用する保持要素、特に、好ま
しくは粘着皮膜を備えた自由に回転可能なローラ（１４
）又は被動ローラを特徴とする請求項１２記載の装置。
（１５）加圧要素と保持要素との間の距離（ｂ）が印刷
物（３）の長さ（ｌ）より長いことを特徴とする請求項
１３又は１４記載の装置。
（１６）印刷物（３）の長さを変更する装置がばね要素
、好ましくは供給用コンベヤ（１０）の搬送方向（Ａ）
に対し鋭角な搬送方向を有する自由に回転可能なローラ
又は被動ローラを含み、これが、印刷物（３）に作用す
ると印刷物をねじ曲げることを特徴とする請求項１０又
は１１記載の装置。
（１７）供給用コンベヤ（１０）の後段に、搬送方向（
Ｂ）が実質的に同一の別の搬送装置、好ましくはベルト
コンベヤ（１１）が設けてあり、供給用コンベヤ（１０
）と別の搬送装置との間に摺動装置（１８）が配置して
あり、これが供給用コンベヤ（１０）の搬送方向（Ａ）
を、好ましくはほぼそれに直角に横切って往復動可能で
あることを特徴とする請求項１０又は１１記載の装置。
（１８）摺動装置（１８）が２個の案内要素（１９ａ、
２０ａ）を有し、該案内要素（１９ａ、２０ａ）は印刷
物（３）の幅にほぼ一致した相互距離（ｃ）に配置して
あり、前記案内要素（１９ａ、２０ａ）は供給用コンベ
ヤ（１０）に対向した末端に、印刷物（３）の搬送方向
（Ａ）に収れんした入口部（１９ｂ、２０ｂ）を有する
ことを特徴とする請求項１７記載の装置。
（１９）案内要素（１９ａ、２０ａ）が被動ベルト（１
９、２０）の周回部分によって形成してあることを特徴
とする請求項１８記載の装置。
（２０）摺動装置（１８）が、その搬送平面に直角に延
設された供給用コンベヤ（１０）とは逆の末端に配置し
た軸（２１ａ）を中心に往復揺動可能な第一の搬送装置
、好ましくはベルトコンベヤ（２１）であることを特徴
とする請求項１７記載の装置。
（２１）摺動装置（１８）が、供給用コンベヤ（１０）
の搬送方向（Ａ）にほぼ直角に調整可能な、好ましくは
この搬送方向（Ａ）にほぼ平行に延設された止め要素（
２４）を有し、該止め要素（２４）は供給用コンベヤ（
１０）と別の搬送装置（１１）との間に配置した第二の
搬送装置（２２）の範囲内にあり、後者の搬送方向（Ｆ
）は供給用コンベヤ（１０）のそれに対し、鋭角（β）
を成し、印刷物（３）を止め要素（２４）の方に搬送す
ることを特徴とする請求項１７記載の装置。
（２２）第二の搬送装置が若干数の互いに平行な被動ロ
ーラ（２３）により形成してあることを特徴とする請求
項２１記載の装置。