JP2001220058A - 平坦な材料を連続的に折る折り装置 - Google Patents

平坦な材料を連続的に折る折り装置

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JP2001220058A
JP2001220058A JP2000400169A JP2000400169A JP2001220058A JP 2001220058 A JP2001220058 A JP 2001220058A JP 2000400169 A JP2000400169 A JP 2000400169A JP 2000400169 A JP2000400169 A JP 2000400169A JP 2001220058 A JP2001220058 A JP 2001220058A
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folding
folding device
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fold
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JP2000400169A
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Barry Mark Jackson
マーク ジャクソン バリー
Ours Joseph Adrian St
アドリアン セントアワーズ ジョゼフ
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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Heidelberger Druckmaschinen AG
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/22Longitudinal folders, i.e. for folding moving sheet material parallel to the direction of movement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/02Folding limp material without application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/04Folding sheets

Abstract

(57)【要約】 【課題】 チョッパ折り機構や補助機器を不要にし、折
りを行う際の折丁の方向変化をなくす。 【解決手段】 輪転印刷機で片面または両面が印刷され
る折丁14を連続的に折る装置が、折丁14の搬送方向
37に垂直に配置され、それぞれの回転軸の周りを回転
する回転体3を備えている。回転体3の外周にはテーパ
付き表面部分7、8が付属している。回転体3が回転す
ると、テーパ付き表面部分7、8間のV字型孔が徐々に
閉じて、折り角20が小さくなっていき、折丁14が長
手方向に折られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪転印刷機に付属
する折り機械において、ウェブ材から切断された折丁な
どの平坦な材料を連続的に折る折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】イギリス特許公開第2098587A号
は、輪転印刷機用の折り機の折丁搬送装置を開示してい
る。このような装置は、折丁が、ブレードによって折り
畳まれる位置に向けて搬送されている間に、上部テープ
が折丁上で滑るのを防止するために、上部テープを押え
つける複数の調整可能な圧力ローラを備えている。ま
た、ページ数または各枚葉紙の厚さに応じて、テープ間
に折丁を挟むための力を調節するために、ローラに作用
して上部テープと下部テープとの間の隙間を調整する機
構が備えられている。このような装置によって、折丁
は、最前部分に当接したときにしわが寄ることが防止さ
れ、また折丁がそれぞれの折り位置に到着したときにブ
レードに対して斜めになることが防止される。
【0003】米国特許第3961783号は、無端ベル
ト折り機を開示している。この構成では、折り機は、断
面がV字形の第2の無端ベルトと向かい合う、直線折り
経路に沿った運動するように取り付けられた溝付き無端
ベルトを備えている。第2の無端ベルトは、第2のベル
トの溝と相互に作用して、それによってそれらの間の枚
葉紙材料に折り目を形成する。
【0004】ここで参考のために含まれている、米国特
許第5037365号に対応する欧州特許明細書第04
34987B1号は、ベルト速度制御装置を有する折り
機を開示している。この構成では、長手方向に延びる第
1の進路変更手段が、折り線の第1の側に配置され、折
り線の第1の側の領域を越えて突き出る枚葉紙材料が、
折り機の入口部分から出口部分へ移動する際に第1の方
向へそれるように、折り機の入口部分から出口部分へ延
びている。長手方向に延びる第2の進路変更手段が、折
り線の第2の側に配置され、折り線の第2の側の領域を
越えて突き出る枚葉紙材料が、各折り機の入口部分から
出口部分へ移動する際に第1の方向へそれるように、折
り機の入口部分から出口部分へ延びている。第1および
第2の進路変更手段は、枚葉紙材料が折り機の入口部分
から出口部分の方へ移動するにつれて大きくなる、枚葉
紙材料の領域をつかむ進路変更表面を有している。
【0005】枚葉紙材料をつかみ、枚葉紙材料を第1お
よび第2の進路変更手段に沿って折り機の入口部分から
出口部分へ向かう方向に移動させる第1のベルト装置の
少なくとも一部が、第1の進路変更手段と第2の進路変
更手段との間に配置されている。さらに、枚葉紙材料が
第1のベルト装置によって保持され折り機の出口部分に
向けて移動させられる間枚葉紙材料をつかんでおく第2
のベルト装置の少なくとも一部が、第1の進路変更手段
と第2の進路変更手段との間に配置されている。したが
って、第2のベルト装置は、枚葉紙材料が第1のベルト
装置から分離された後に、枚葉紙材料をつかみ、第1お
よび第2のベルト装置に沿って第1のベルト装置から折
り機の出口部分に向けて移動させることができる。
【0006】走行速度を変化させる駆動手段が、第1お
よび第2のベルト装置のうちの少なくとも1つのベルト
に付属している。第1のベルト装置の速度の関数である
第1の速度信号を生成する第1の信号生成手段が設けら
れており、第2のベルト装置のうちの少なくとも1つの
ベルトの走行速度の関数である第2の速度信号を生成す
る第2の信号生成手段が設けられている。最後に、第1
の速度信号と第2の速度信号との間の関係の変化に応じ
て前記したベルト装置のベルトのうちの少なくとも1つ
の走行速度を変化させるように、第1の速度信号と第2
の速度信号を比較し、駆動手段を作動させる制御手段が
設けられている。
【0007】一般に、イギリス特許公開第209858
7号のチョッパ折り手段は、1つの輪転印刷機を維持す
るのに通常2つのチョッパ折り手段が必要になるよう
に、速度が制限されている。この要件のために、進路変
更器や減速部や積分器などの補助機器を折り装置に付加
しなければならない。折り機のコストが増加するだけで
なく、これらの補助機器により、折丁が各補助機器を通
過する際の、補助機器の固有の動的な相互作用によっ
て、折りが不正確になるおそれも大きくなる。米国特許
第3961783号および欧州特許明細書第04349
87B1号による上記のベルト組立体は、上記の折り機
を配置するうえでかなりの空間を必要とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般的にこの技術分野
内で起こる問題点の概略を示し、前記した従来技術によ
る解決策に伴う欠点に鑑みて、本発明の目的は、チョッ
パ折り機構を不要にすることである。
【0009】本発明の他の目的は、補助機器の必要性を
なくすことである。
【0010】本発明のさらに他の目的は、特に、チョッ
パ機構で必要な、折り目を形成するのに要する方向変更
をなくすことである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、平坦な
材料を連続的に折る装置は、平坦な物品の搬送方向に垂
直に配置されており、回転軸の周りを回転する被駆動回
転体と、各シリンダの回転により、互いに向かって先細
になっている、回転体の外周に付属する複数の表面部分
とを備えている。
【0012】本発明による利点は、1つまたは2つ以上
の層を有する折丁を、折りロールのテーパ付き表面部分
を通過するように駆動することによって、直線的な折り
目が形成され、公知のチョッパ折り機構のように折りを
行うために停止している間に要する方向変更がなくなる
ことである。本発明の解決策によれば、多数の補助機器
を必要とするチョッパ折り機構をなくすことができると
ともに、搬送方向に搬送されている折丁に長手方向の折
り目を形成できる。
【0013】本発明による他の有利な実施態様によれ
ば、テーパ付き表面部分はそれぞれ、同じ割合で互いの
方へ向かって先細になっている。したがって、シリンダ
などの各回転体上に配置された表面部分の間のV字形孔
の幅は、シリンダが回転するときに、連続的に狭くな
る。両テーパ付き表面部分は、V字形開口部を形成して
いる。各V字形開口部の幅は、テーパ付き表面部分の回
転角に依存している。したがって、単層の折丁や多層の
折丁などそれぞれの平坦な物品に加えられる折りの程度
は、シリンダ上に配置された両表面部分のそれぞれの回
転角に依存する。
【0014】両表面部分は、中心中点軸に関して鏡像関
係となるように配置されており、有利には、各折丁に長
手方向の折り目をつけるようにアルキメデスのらせんと
して形作られる、三次元らせんをそれぞれ形成してい
る。シリンダの外周上に配置されたテーパ付き表面部分
の形態は、折りロールを形成している。
【0015】折りロールは、金属またはプラスチックま
たはこれらの複合材料で作られている。他の適切な材料
は木材または溶接物構成である。
【0016】実質的にらせん状の形状を有している折り
ロールは、テーパが変化する一連のブラシで作ることが
できる。折りロールは、シリンダの外周上に配置された
ガイド部分で作られたテーパ付き表面部分を有していて
もよい。
【0017】シリンダには、垂直方向上向きの、長手方
向に折られた製品を形成するように構成された表面部分
が付属している。折りロールの第1の構成では、折りロ
ールは、上記したらせん、好ましくはアルキメデスのら
せんがさらに回転するときに、長手方向の折りを形成す
るように折り目が実質的に配置される中央部分を有して
いる。各折りロールは、平坦な物品の搬送方向に垂直に
配置してもよい。他の有利な実施態様では、折りロール
は、水平方向に延びる折り目を左側または右側に形成す
るように向きが定められ、折り目を左側に形成するか右
側に形成するかは、各印刷所の個々の要件を考慮して選
択される。
【0018】折りロールは、折られた折丁を形成するた
めに、各折丁に下向きの折り目を形成するように配置さ
れる。シリンダ上に配置されたテーパ付き表面部分を有
する折りロールは、シリンダが完全に回転したときに0
度と360度の間のそれぞれの角度で終わるテーパ付き
表面部分を有していてもよい。テーパ付き表面部分は、
折丁の位置合わせ部分を長手方向に折ることができるよ
うにする当接部を有していてもよい。
【0019】搬送方向への搬送中に、折りロールがさら
に回転するとしだいに狭くなる心合わせされた凹部に折
丁を保持し、そして長手方向の折りの精度を高めるため
に、折り目付けベルト、エアノズル、回転ナイフなどの
折り目付け手段を、搬送方向における各折丁走行経路に
付属させて設けてもよい。
【0020】シリンダに付属するテーパ表面部分による
折り動作の効率を高めるために、水平方向に延びる経
路、すなわち、折丁の移送経路の下に長手方向に折られ
た折丁を各折丁の背に形成するように、折りロールは1
つの折りロールが他の折りロールの後方に傾斜して配置
される直列形態で配置してもよい。
【0021】本発明による、ダイナミック直線折りロー
ルは、多層の折丁を捕捉するために、引き込み可能なピ
ン構成を有する折り機に配置されてもよく、あるいはピ
ンなし折り機に設けられてもよいが、前述の折り機の少
なくとも1つは、商業印刷または新聞印刷用のウェブ輪
転印刷機に付属している。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0023】図1は、各シリンダの外周上に配置された
テーパ付き表面部分を有する、本発明の折りロールの斜
視図を表している。
【0024】本発明の折りロール1は、回転体3が矢印
5で示されている回転方向に回転する際の回転中心とな
る穴が設けられている、シリンダなどの回転体3を備え
ている。回転体3のそれぞれの外周上に2つの表面部分
7、8が配置され、これら表面部分間にV字形孔12が
形成されている。折りロール1が回転軸2の周りを回転
方向5の方向に回転運動すると、テーパ付き表面部分7
と8によって形成されたV字形孔12が徐々に閉じてい
く。したがって、回転体3が回転軸2の周りを360度
回転する間、テーパ付き表面部分7、8が回転させら
れ、それにより、長手方向に折られるべき各折丁14が
各テーパ付き表面部分7、8上を通過する際に、折りロ
ール1が回転軸2の周りを1回転することによって、各
折丁14に長手方向の折り目17、24(たとえば図3
参照)をつけることができる。
【0025】さらに、各折りロール1は、駆動された折
りロール1が回転するときに折丁14が長手方向に折ら
れる前に各折丁14の位置を合わせる当接部11を備え
ている。テーパ付き表面部分7と8は、中心軸の中点6
に関して互いに鏡像関係をなしている。表面部分7、8
は、中心線に対して対称に配置されている。各表面部分
7、8は三次元らせんとして形作ることが好ましく、シ
リンダなどの回転体3のそれぞれの外周上に配置された
アルキメデスのらせんとして形作ることがより好まし
い。回転体3は駆動され、そのため、この回転体3を通
って延びる回転軸2は、キー係合ナット9を有してい
る。
【0026】図2は、本発明の折りロール上で実行され
る、各折丁に対する段階的な折り動作を示している。
【0027】折りの進行13に沿う折り動作がまさに開
始される時に、折丁14は、参照符号18で表される第
1段階18に入る。この第1段階18において、折り目
17を中心にして長手方向に折られるべき各折丁14
は、テーパ付き表面部分7、8の位置合わせ部分11に
当接する。折丁14は、概略的に示されている折り目付
け手段36によって折り目17に沿って捕捉され、折丁
の幅15が、折り目17がテーパ付き表面部分7と8の
中心に一致する方向に向けられる。
【0028】図2に示されている、折りの第2段階19
では、折りロール1が回転軸2の周りを、回転方向5に
ある回転角だけ回転させられる。したがって、テーパ付
き表面部分7、8はある角度だけ上昇し、折丁14の折
り目17の近傍のそれぞれの側部の折りを開始する。折
丁14の側部の移動は、この段階では180度未満であ
る折り角20によって表される。折丁14の中心は、こ
こでは概略的にしか示されていない折り目付け手段36
によって、各テーパ付き表面部分7、8に対して心合わ
せされた状態に維持され、折丁14の折った背を、テー
パ付き表面部分7、8の間のV字形孔12の中央に位置
決めできるようにする。
【0029】折りの進行13に沿う第3段階21では、
折りロール1がさらに回転すると、テーパ付き表面部分
7、8がそれぞれ上昇を開始するので、折丁14の、折
り目17近傍の部分が互いに接近している。したがっ
て、折丁14の側部はこれに応じて上昇して徐々に互い
に接近し、折り目17が、ここでは概略的にしか示され
ていない各折り目付け手段36によって捕捉される。
【0030】折りの進行13に沿う折りの第4段階23
は、折りロール1が約270度回転し、したがって、折
丁14におけるそれぞれの長手方向の折りをほぼ終了し
た状態を示している。折りロール1がさらに回転する
と、折丁14は、垂直方向上向きに延びる長手方向の折
り目を付けられ、折り目17を捕捉する各折り目付け手
段36によって各溝に保持されながら、搬送方向37に
搬送される。
【0031】ここに示されている最終段階25は、長手
方向に折られた折丁24のそれぞれの背が、方向37に
進行し搬送される際に、折り目付け手段36によって捕
捉される状態を示している。
【0032】ここで図2に関連して示した例では、テー
パ付き表面部分7、8として、アルキメデスのらせんが
使用されている。長手方向の折りを行うために任意の直
径のらせんを形成するために、他のらせん形成技術を使
用してもよい。テーパ付き表面部分7、8はそれぞれ、
金属、プラスチック、またはそれらの複合材料で作るこ
とができ、溶接物構造または木材表面を使用することも
考えられる。
【0033】搬送すべき折丁14のそれぞれの折り目1
7に係合する各折り目付け手段36は、高い折り精度を
確保するために、折丁14のそれぞれの折り目17をV
字形孔12の底部上に保持する固定ブレード、エアノズ
ル、ブラシ、ベルト、または円板状部材として形成する
ことができる。
【0034】図3は、長手方向に延びる折り目を各折丁
の側部に形成する位置に配置された折りロール配置を表
している。
【0035】この構成においては、折りの進行13に沿
って、各折丁14の折りの進行段階がいくつか示されて
いる。ここに示されている構成では、折りロール1は、
水平方向に延びる折り目を折丁14に形成するために立
てられている。最初の段階では、折丁14は、らせん状
の表面部分7、8の当接部11に当接する。折丁14
は、その回転軸2の周りに捕捉され、折りロール1がそ
れぞれの回転軸2の周りで共通して回転を行うと、参照
数字37によって示された搬送方向に平行な長手方向に
徐々に折られる。テーパ付き表面部分7、8がそれぞれ
さらに回転すると、折り角20は徐々に小さくなる。し
たがって、各折丁14の両側が、互いに向かって、好ま
しくは同じ割合で先細になって、折丁14の背が折られ
る。図3に示されている構成では、水平方向に延びる折
り目が、折丁14の左側に形成されている。長手方向の
折り目を右側に形成することも考えられる。
【0036】図4は、各折丁が、垂直方向下向きの折り
目をつけられる、折丁走行経路に付属する折りロールの
配置を示す。
【0037】図4の折りロールの構造は、図1に関する
前述の折りロールの構造と同じである。折りロール1
は、約180度回転させられて、長手方向に折られるべ
き折丁14の上に配置されている。垂直方向下向きの折
りを有する折り目17は、折りロール1がその回転軸2
の周りを回転したときに、連続的に折られる。テーパ付
き表面部分7、8はそれぞれ、駆動された回転体3の回
転段階に応じた、V字形開口部のそれぞれの幅を通過す
る際に、折丁14上に長手方向の折り目を徐々に付け
る。
【0038】回転体3がその回転軸2の周りを約360
度回転すると、垂直方向下向きに延びる折り目24が、
それぞれの開放端部が下を向いた折丁14に形成され
る。ここではあまり詳しくは示されていないが、折丁1
4は、円板、ベルト、チェーン、またはその他の要素な
どの折り目付け手段36上に受け取られ、折り目17が
テーパ付き表面部分7と8内に心合わせされた状態に保
持される。
【0039】図5は、折りロールが直列に配置された構
成を示している。
【0040】この構成では、第1のらせん32および第
2のらせん33を含む折りロール1が直列に配置されて
いる。長手方向に折られるべき各折丁14の先端部を位
置合わせする当接部11は、90度の位置に回転させら
れている。各回転体3に付属するテーパ付き表面部分
7、8はそれぞれ、回転軸2の周りの回転方向5への回
転体3の回転の0度と360度の間の任意の角度で終わ
る形状に形成することができる。これによって、個々の
折り要件、すなわち、多層折丁などが折られるときに閉
じ込められた空気を逃がすことなどを考慮するために、
様々な折り特性または製品サイズが得られる。
【0041】図6は、単一の折りロールの斜視図を示し
ている。
【0042】この単一のらせん34の形態では、テーパ
付き表面部分8の三次元形状がさらに明確にされてい
る。単一のらせん34は、矢印5で示されている回転方
向に回転軸2の周りを回転する各シリンダ3の半分を表
している。単一のらせん34は、単一のらせん34が回
転軸2の周りを回転運動するときに折丁にマークが付く
のを防止するために、マーキング防止のコーティング、
弾性コーティングで被覆してもよい。テーパ付き表面部
分7と8は回転時に両者間の幅が徐々に狭くなり、各回
転体3の外周上に幅が狭くなる形状に配置された、2つ
のテーパ付き表面部分7と8の間に形成されたV字形孔
12を閉じる。
【0043】図7(a)、図7(b)、および図7
(c)はそれぞれ、折り目の両側の各折丁部分の、その
後の折りを示している。
【0044】図7(a)に示されているように、折丁1
4の一方の半分は、ベルト38でしっかりと固定されて
いるが、折丁14の他方の半分は、単一のらせん34に
よって折られる。したがって、折丁14の自由な半分
は、上向きに折り方向39に移動する。
【0045】図7(b)では、折丁14の、上向きに折
られた半分14.1がベルト38によって捕捉され、そ
れに対して、自由端部14.2は、図6に示されている
単一のらせん34によって上向きに移動させられる。し
たがって、第2の半分14.2をしっかりと固定しなが
ら各第1の半分14.1を折り、第1の半分14.1を
ベルト38でしっかりと固定しながらそれぞれの第2の
半分14.2を折ることによって、図7(c)のV字形
に仕上げられた折丁14が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】各回転体の外周上に配置された、本発明の、テ
ーパ付き表面部分を有する折りロールを示す図である。
【図2】折りロールが回転軸の周りを回転する、各折丁
に対する段階的な折り動作を示す図である。
【図3】長手方向に延びる折り目を各折丁に形成するた
めの、所定の位置に配置された折りロールを示す図であ
る。
【図4】垂直方向下向きの折り目を形成するための、各
折丁走行経路に付属する折りロールの構造を示す図であ
る。
【図5】本発明の折りロール組立体の直列配置を示す図
である。
【図6】単一のアルキメデスのらせんの斜視図である。
【図7】各折丁部分を折りロールの半分だけ折る折り構
成を示す図である。
【符号の説明】
1 折りロール 2 回転軸 3 回転体(シリンダ) 4 開口 5 回転方向 6 回転軸の中点 7、8 表面部分(テーパ付き表面部分) 9 キー係合ナット 10 厚さ 11 当接部 12 V字形孔 13 折りの進行 14 折丁 14.1 第1の半分 14.2 第2の半分 15 折丁の幅 16 折丁の長さ 17 長手方向の折り(折り目) 18 第1段階 19 第2段階 20 折り角 21 第3段階 22 折り角 23 第4段階 24 長手方向に折られた折丁(折り目) 25 最終段階 26 傾斜位置 28 水平方向の折り目 29 垂直方向下向きの折り目 30 直列配置 31 3/4部分 32 第1のらせん 33 第2のらせん 34 単一のらせん 36 折り目付け手段 37 搬送方向 38 ベルト 39 折り方向
フロントページの続き (71)出願人 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fede ral Republic of Ger many (72)発明者 ジョゼフ アドリアン セントアワーズ アメリカ合衆国 03824 ニュー ハンプ シャー州 リー タマラック ロード 40

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送方向を有する平坦な材料を連続的に
    折る折り装置であって、 回転軸の周りを回転し、外周を有する、前記搬送方向に
    垂直に配置された被駆動回転体と、 前記回転体の回転により互いに向かって先細になってい
    る、前記外周に付属する複数の表面部分とを有している
    折り装置。
  2. 【請求項2】 前記表面部分は、同じ割合で互いに対し
    て先細になっている、請求項1に記載の折り装置。
  3. 【請求項3】 前記表面部分は、それらの間にV字形孔
    を形成している、請求項1に記載の折り装置。
  4. 【請求項4】 前記V字形孔は、前記テーパ付き表面部
    分の回転角に応じた幅を有している、請求項3に記載の
    折り装置。
  5. 【請求項5】 前記表面部分は、中心軸を中心として鏡
    像関係となるように配置されている、請求項1に記載の
    折り装置。
  6. 【請求項6】 前記表面部分はそれぞれ、協働する2つ
    の三次元らせんを形成している、請求項1に記載の折り
    装置。
  7. 【請求項7】 前記三次元らせんはアルキメデスのらせ
    んである、請求項6に記載の折り装置。
  8. 【請求項8】 前記各テーパ付き表面部分のそれぞれと
    前記回転体は、折りロールを形成している、請求項1に
    記載の折り装置。
  9. 【請求項9】 前記折りロールは、金属またはプラスチ
    ック、あるいは金属/プラスチック複合材料で作られて
    いる、請求項8に記載の折り装置。
  10. 【請求項10】 前記折りロールは木材または溶接物で
    作られている、請求項8に記載の折り装置。
  11. 【請求項11】 前記折りロールは一連のテーパ変化ブ
    ラシで作られている、請求項8に記載の折り装置。
  12. 【請求項12】 前記折りロールは、前記回転体の前記
    外周上に配置された一連のガイドで作られている、請求
    項8に記載の折り装置。
  13. 【請求項13】 前記回転体は、垂直方向上向きで長手
    方向に折られた製品を形成するように構成されている、
    請求項1に記載の折り装置。
  14. 【請求項14】 前記回転体は、水平方向の折り目を形
    成するように前記搬送方向に対して斜めの方向に向けら
    れている、請求項1に記載の折り装置。
  15. 【請求項15】 前記表面部分は、垂直方向下向きの折
    り目を前記平坦な材料に形成するような位置に向けられ
    ている、請求項1に記載の折り装置。
  16. 【請求項16】 前記折りロールは、前記回転体の回転
    の0度と360度の間の角度で終わる表面部分を有して
    いる、請求項8に記載の折り装置。
  17. 【請求項17】 折り目の周りに折られるべき前記平坦
    な材料は、折り目付け器によってV字形開口孔に心合わ
    せされる、請求項1に記載の折り装置。
  18. 【請求項18】 折り目の周りに折られるべき前記平坦
    な材料は、折り目付けベルトによってV字形開口孔に心
    合わせされる、請求項1に記載の折り装置。
  19. 【請求項19】 折り目の周りに折られるべき前記平坦
    な材料は、エアジェットが通過するエアノズルによって
    V字形開口孔に心合わせされる、請求項1に記載の折り
    装置。
  20. 【請求項20】 前記折りロールは、前記搬送方向に沿
    って直列に配置されている、請求項8に記載の折り装
    置。
  21. 【請求項21】 前記折丁の各半分は、前記平坦な材料
    のそれぞれの他方の半分を保持部材にしっかりと固定さ
    せることによって、単一のらせんによって折られる、請
    求項1に記載の折り装置。
  22. 【請求項22】 折られた各半分は保持部材によってそ
    の上向きにしっかりと固定され、それに対して、他方の
    半分は単一のらせんによって折られる、請求項21に記
    載の折り装置。
  23. 【請求項23】 前記回転体がシリンダである、請求項
    1に記載の折り装置。
  24. 【請求項24】 搬送方向を有する平坦な材料を連続的
    に折る折り装置を有する折り機械であって、 回転軸の周りを回転し、外周を有する、前記搬送方向に
    垂直に配置された被駆動回転体と、 前記回転体の回転により互いに向かって先細になってい
    る、前記外周に付属している複数の表面部分とを有して
    いる折り装置を有する折り機械。
  25. 【請求項25】 搬送方向を有する平坦な材料を連続的
    に折る折り装置を有するピンなし折り機械であって、 回転軸の周りを回転し、外周を有する、前記搬送方向に
    垂直に配置された被駆動回転体と、 前記回転体の回転により互いに向かって先細になってい
    る、前記外周に付属している複数の表面部分とを有して
    いる折り装置を有するピンなし折り機械。
  26. 【請求項26】 搬送方向を有する平坦な材料を連続的
    に折る折り装置を有する折り機械を有する輪転印刷機で
    あって、 回転軸の周りで回転し、外周を有する、前記搬送方向に
    垂直に配置された被駆動回転体と、 前記円周の回転により互いに向かって先細になってい
    る、前記外周に付属している複数の表面部分とを有して
    いる折り装置を有する折り機械を有する輪転印刷機。
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