JP2549207B2 - 折りたたみ装置 - Google Patents

折りたたみ装置

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JP2549207B2
JP2549207B2 JP2411959A JP41195990A JP2549207B2 JP 2549207 B2 JP2549207 B2 JP 2549207B2 JP 2411959 A JP2411959 A JP 2411959A JP 41195990 A JP41195990 A JP 41195990A JP 2549207 B2 JP2549207 B2 JP 2549207B2
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belts
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/22Longitudinal folders, i.e. for folding moving sheet material parallel to the direction of movement
    • B65H45/221Longitudinal folders, i.e. for folding moving sheet material parallel to the direction of movement incorporating folding triangles
    • B65H45/223Details of folding triangles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H43/00Use of control, checking, or safety devices, e.g. automatic devices comprising an element for sensing a variable

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート状材料の予期し
ない変形を防止するため、複数のベルトの運動速度の協
調がとられるようにした新しく改善されたシート状材料
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート状材料折りたたみ装置がリチャー
ド・イー・ブレトンおよびディヴィッド・ビー・ステイ
リーによる同時係属出願の米国特許出願第572,897号(1
990.8.24)で“折りたたみ装置”のタイトルによって開
示されている。この出願は、シート状材料に複数の折目
を比較的に高速で形成し得る折りたたみ装置を開示して
いる。折目は、シート状材料が一連の折りたたみ用アセ
ンブリを通って連続的に比較的に高速で動くときにそれ
ら折りたたみ用アセンブリによって形成される。折られ
たシート状材料は、積み重ね用アセンブリによって縦に
積み重ねられる。
【0003】折りたたみ用アセンブリのうちの1つは、
折られるべきシート状材料をその折りたたみ用アセンブ
リへと動かすベルトのテーパ状配列体を含んでいる。シ
ート状材料がベルトのテーパ状配列体によって動かされ
ているときに、そのシート状材料に1対の折目つけベル
トが係合する。それら折目つけベルトは、シート状材料
を両側でしっかりつかみ、そのシート状材料を折りたた
み用アセンブリから外へと動かす。
【0004】この折りたたみ用アセブンリの運転の間、
シート状材料がベルトのテーパ状配列体によって動かさ
れているときにそのシート状材料が折目つけベルトによ
ってしっかりとつかまれ得るように、シート状材料の、
ベルトのテーパ状配列体による運動速度と折目つけベル
トによる運動速度とが正確に整合されなければならな
い。シート状材料が折目つけベルトによってしっかりつ
かまれたうえで、シート状材料の予期しない変形を防止
するために上側と下側の折目つけベルトの運動速度が正
確に整合されなければならない。つまり、もし一方の折
目つけベルトが他方の折目つけベルトよりも速く動くな
らば、シート状材料の一方の側が、他方の側に対して前
方に引張られることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】折目つけベルトの運動
速度を整合させるについては困難がある。それは、折目
つけベルトを支えて動かすプーリつまりシーブの有効ピ
ッチ円直径が、折りたたみ装置の運転の間に変化するか
らである。折目つけベルトのプーリの有効ピッチ円直径
に変化を来す要因には種々のものがある。それらの要因
としては、(1) プーリと折目つけベルトの互いに組合う
面がV形になっていることと、(2) 折目つけベルトの長
さに沿って折目つけベルトの断面寸法が変化しているこ
とが挙げられる。
【0006】折目つけベルトのプーリはよく知られたV
型である。折目つけベルトのプーリに係合する側面間の
距離が少しでも変化すれば、プーリのピッチ円直径がよ
り大きく変化する。つまり、もし折目つけベルトの両側
面間の距離が少しく減少したならば、折目つけベルトは
内方に、それが係合しているプーリの回転中心に向って
より大きな距離を動くことになる。同様に、もし折目つ
けベルトの両側面間の距離が増大したならば、折目つけ
ベルトは、外方に、つまりプーリの回転中心から離れる
方向により大きな距離を動くことになる。したがって、
折目つけベルトとプーリが組合って働くことにより、折
目つけベルトの断面において変化があればそれが確実に
拡大されることになる。
【0007】折目つけベルトは、押出し法によって商業
的に製造され得る。折目つけベルトの押出しの間に、折
目つけベルトの断面寸法の公差を極めて小さくしてそれ
を守るということは極めて困難である。したがって、成
形された当初での折目つけベルトの断面はベルトの長さ
に沿って変化している。使用されている間に、折目つけ
ベルトがベルトにかかる張力と遠心効果に起因して延び
る傾向がある。もちろん、折目つけベルトが延びるとベ
ルトの断面寸法が変化することになる。
【0008】上記およびその他の要因の故に、折目つけ
ベルトがかかっているプーリの有効ピッチ円直径を、ベ
ルトが動いている間に一定に保つことが極めて困難にな
っている。もちろん、もし折目つけベルトに係合してい
るプーリの有効の直径がベルトが動いている間に変化す
るならば、折目つけベルトの運動速度が変化する。折目
つけベルトの速度が変化すると、一方のベルトが他方の
ベルトよりも先に進むことになる。すなわち、1つのテ
ストにおいて、ベルトの移動距離が4フィートであたっ
とき、1対の折目つけベルトの一方のベルトが他方のベ
ルトよりも1.25インチ先まで動いた。もちろん、もし折
丁の両側に係合している折目つけベルトの動く距離が異
なるならば、折目つけベルトによって折丁が変形させら
れることになる。
【0009】したがって本発明の1つの目的は、複数の
ベルトと、ベルト速度の信号を比較し、それら速度の信
号間の関係変化に応じてそれらベルト系列の一方の少な
くとも1つのベルトの運動速度を変えるようにベルト駆
動機を作動させる制御装置とを含む、新しい改良された
シート状材料処理装置を提供することにある。
【0010】本発明の他の目的は、1対のベルトのため
のプーリの有効ピッチ円直径がベルトが動くと共に変化
するが、プーリの有効ピッチ円直径が変化しても制御装
置アセンブリが、それらベルトの運動速度間の所望の関
係を維持するように働くことのできる新しい改良された
シート状材料処理装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、装置のベルト
の運動速度を正確に調節する制御装置を備えた、新しく
改善されたシート状材料処理装置に関する。
【0012】シート状材料処理装置が折りたたみ装置で
あるとすると、シート状材料は1対のデフレクターの間
で延びる径路に沿って第1のベルト系列によって動かさ
れるだろう。シート状材料が第1のベルト系列によって
動かされている間に第2のベルト系列がシート状材料を
しっかりとつかみ、デフレクターに沿ってシート状材料
の運動を継続させる。発信器が第1および第2のベルト
系列の運動速度の関数である速度信号を提供する。制御
装置が速度信号を比較し、速度信号間の関係の変化に応
じてそれら両ベルト系列の一方のものにおける少なくと
も1つのベルトの運動速度を変えるように、ベルト駆動
機に作用する。
【0013】ある特定のシート状材料処理装置において
は、第1のベルト系列は、折り線の両側でシート状材料
に係合する複数のテープを含んでいる。この装置では、
第2のベルト系列は、折り線にそろって折り線に沿う両
側でシート状材料に係合する1対の折目つけベルトを含
んでいる。それらテープとそれら折目つけベルトの運動
速度が比較される。装置の運転の間は、折目つけベルト
の速度をテープの速度と等しく保つように、折目つけベ
ルトの運動速度が変化させられる。シート状材料が、装
置に入る前に、例えば前段の折りたたみ装置によって変
形されている場合には、その変形をなくするためそれら
折目つけベルトを少しく相異る速度で駆動することがで
きる。
【0014】本発明の上述の特徴およびその他の特徴
は、添付図面を参照して以下の実施例の説明を考慮する
ことによってより明らかになる。
【0015】
【実施例】(折りたたみ装置) 本発明は、シート状材料を処理する多種の装置において
用いられ得るのであるが、ここにおいては、折りたたみ
装置20に関連して本発明を説明する。折りたたみ装置20
(図1)は、ウエブ24に長さ方向に延びる折目が作られ
るところの第1の折り機アセンブリ22を含んでいる。裁
断胴26が折り胴28と組合って働くことにより、折られた
ウエブは裁断される複数のシート状材料のセグメントす
なわち折丁30(図8)になる。折り胴28に加えて、第2
の折り機アセンブリ32は第2の折り胴すなわちくわえ胴
34(図1)を含んでいる。くわえ胴34は、折り胴28と組
合って働いて折目36(図8)を形成する。
【0016】折丁30は折り機32から、ダイバートゲート
46の位置次第で、ずれ重なり排出コンベヤ40へか、ま
たは第3の折り機アセンブリ44へ動かされる。ダイバー
トゲート46が一方の位置にあるときには、折丁30は、排
出ファンホイール48に導入される。この排出ファンホイ
ール48は、2回折られた折丁30をベルトコンベヤ54上
に、ずれ重なった流れになるように載せる。
【0017】折丁30がさらに折られるべき場合には、ダ
イバートゲート46は、折丁を第3の折り機アセンブリ44
に向わせるようにセットされる。第3の折り機アセンブ
リ44は、折丁30の材料を水平面から上方へと反らせ、折
丁を折目36に直角の方向に延びる折り線に沿って折れ
る。折丁30は、第3の折り機アセンブリ44から、折丁を
圧縮して折丁にある折目をさらにセットする排出ロール
すなわち折目つけロールアセンブリ58へと動いて行く。
折られた折丁30は折目つけロールアセンブリ58から排出
されてスタッカアセンブリ60に入る。スタッカアセンブ
リは折丁を立てた姿勢で積み重ねる。 (第1および第2の折り機アセンブリ) 第1の折り機アセンブリ22はウエブ24を折る。つまり。
ウエブが公知の構造の形造板62の上を動くときに、公知
のようにしてウエブ24に折目が形成される。折られたウ
エブ24は、折目をセットする1対のピンチプーリすなわ
ちニップローラ68,70の間のニップ部に入る。折られた
ウエブ24は次に、1対の横ミシン目ロール72,74のニッ
プ部に入る。ロール72,74はウエブに、折目に対して直
角の方向にあってウエブを横断するミシン目を、ある間
隔毎に形成する。これらのミシン目はウエブから空気を
逃し、次に行なわれるミシン目での折目36の形成が容易
になるようにウエブを弱くする。
【0018】ウエブ24は、ロール72,74の間のニップ部
を出た後には、1対の折目付けローラ76,78の間のニッ
プ部に入る。次にウエブは、裁断胴26と折り胴28の間に
形成されたニップ部へと動いて行く。裁断胴26は、1対
の切断刃を備えているので、ウエブ24は裁断胴が1回転
するごとに2回切断される。裁断胴26と折り胴28が組合
って働いて、ウエブを、ミシン目胴72,74によって形成
された横方向ミシン目同志の間の中間位置において切断
することにより、ウエブは折丁30が形成される長さに切
り離される。このとき、裁断胴26と折り胴28が組合って
働くことにより形成された折丁30は、1つだけの折目す
なわち第1の折り機アセンブリ22で形成された折目を有
している。
【0019】折り胴28は針を有していて、それら針はウ
エブが胴26によって切断される前にウエブ24の先端部分
に係合する。刃受けが折り胴28に設けられている。それ
ら刃受けは裁断胴26にある切断刃と組合って働いて、ウ
エブの先端部分に折り胴の針が係合した後にウエブを切
断する。
【0020】折り胴28は、くわえ胴34と組合って働いて
第2の折目36を作る。折丁30の横断方向、すなわち折丁
が折り胴28の回りを進む経路に対して直角の方向の折目
が形成される。この第2の折目36は、胴28にある折り
ブレードがシート材料をくわえ胴34の開いたくわえ板の
中に押込むときに形成される。折り胴28上に設けられる
針、刃受け、および折りブレードユニットのセット数は
所望のどんな数にもできるが、1つの例として、胴28に
は、針が5セット、刃受けが5セット、折りブレードが
5セット設けられている。くわえ胴34は折り胴28より小
さいので、これにはくわえ板が4セットだけ設けられて
いる。もちろん、くわえ胴34に設けられるくわえ板の数
はどんな所望の数にでもできる。
【0021】折り胴28とくわえ胴34が組合って働いて、
ウエブ上の横方向ミシン目胴72,74によってミシン目を
つけられた場所に、折目36を順に形成する。折り胴28と
くわえ胴34が組合って働くことによって、折長30を横切
って折目36がどのようにして形成されるかはよく知られ
ていることであるので、ここでは説明が冗長にならない
ように、これ以上説明しない。
【0022】折丁30は連続してしっかりとつかまされて
いる。つまり、折丁30がまだくわえ胴34の支配下にある
ときに、その折丁はくわえ胴34と第1のベルト系列84の
間でつかまれる。第1のベルト系列84は、複数の上側テ
ープ86と、複数の下側テープ88とを含む、折丁30の後端
部がまだ上側テープ86とくわえ胴34の間でつかまれてい
る間に、その折丁の前端部が第1のベルト系列84の上側
と下側のテープの間でしっかりつかまれる。
【0023】ダイバートゲート46が持上げられていると
きには、折丁30はテープ92によって排出ファンホイール
48へと導かれる。排出フアンホイール48は反時計方向
(図1)に回転して、折丁をベルトコンベヤ54上にずれ
重なり流れるように落す。折丁に2つだけの折目が作ら
れてその折丁がベルトコンベヤ54上にずれ重なりの流れ
で排出されるというオプションが提供されてはいるもの
の、折りたたみ装置20のこの運転形態そのものは本発明
の特徴ではない。 (第3の折り機アセンブリ) 第3の折り機アセンブリ44(図2,図3)は、折丁が折
り機アセンブリ44の幅の広い入口部分96から第3の折り
機アセンブリ44の幅の狭い出口部分98へと働く間に、折
丁30に折目を形成する。折り機アセンブリ44が、折丁30
が折り機アセンブリを通って動く方向、すなわち折目36
に対して直角の方向に延びる折目を正確に形成すること
を助けるために、折目つけローラ 102(図1)がくわえ
胴34と組合って働いて、折丁30の折目がつくべく所に折
目を作っている。
【0024】第3の折り機アセンブリ44(図2)は、第
1のベルト系列84を構成する上側および下側テープ86,
88を含んでいる。上側テープ86は、くわえ胴34(図1)
から、折り機アセンブリ44の比較的に広い入口部分96を
経て比較的に狭い出口部分98(図3)の方へ延びてい
る。テープ系列の配列体84は、折り機アセンブリ44の広
い入口部分96から狭い出口部分98へとテーパ配列になっ
ている。図3においては、折り機アセンブリ44の各構成
部材をより十分に示すために、テープ配列体84の上側お
よび下側部分にある幾つかのテープ(図2でみられる)
を取り去っていることを理解されたい。しかし、折り機
アセンブリ44においては、テープ系列の配合体84の上側
部分(図2でみられる)にあるテープは、配列体の下側
部分にあるテープ88とほぼ鏡対称になっている。
【0025】テープ系列の配列体84は、複数の上側テー
プ86と複数の下側テープ88を含む(図2)。上側テープ
86は、くわえ胴34(図1)の上で折丁30に係合する。上
側テープ86はくわえ胴34と組合って働いて、折丁30がく
わえ胴34から離れる前にその折丁を確実につかむ。折丁
30が折り機アセンブリ44の入口部分96へと動く間はテー
プ86と88とがそれら折丁を強固につかむ。テープ86と88
とはさらに、折丁が折り機アセンブリ44の出口部分98に
向って働くときにもそれら折丁をつかむ。
【0026】折り機アセンブリ44においては、上側テー
プ86(図2)は下側テープ88と組合って働いて 1つの平
なベース(図3)を形成している。テープ86と88とは折
丁30の上側および下側テープ86,88の間にある部分を、
1つの水平面内に平らに保持する。上側および下側テー
プ86,88の配列体84は折り機44の長さ方向にテーパつき
になっている(図3)ので、折り機アセンブリ44の長さ
方向の中心線 110(図3)から外側に折丁が平らで水平
に延びている距離は、折丁がテープ配列体に沿って動く
に従って減少する。上側および下側テープ86,88のテー
パつきになった配列体84が折丁30の両側の主たる面を係
合する面積の限度は、折丁が折り機アセンブリ44を通っ
て動く経路に沿って減少して行くが、テープのテーパつ
き配列体84が係合している折丁の部分は、上側および下
側テープ86,88が組合って働くことにより1つの水平面
の中で強固につかまれ、平らに保持される。
【0027】第1および第2のデフレクター手段である
ところの1対の先が細まるフォーマー106,108 (第4)
が、折り機アセンブリ44の長さ方向に延びる中心線の両
側にそれぞれ設けられている。フォーマー106,108 は、
折り機44の中心線 110(図3)の両側において折丁30の
一部を上方に向けて反らせる。フォーマー106,108 は、
折り機アセンブリ44の比較的に広い入力部分96から狭い
出口部分98まで延びている(図3)。
【0028】折丁30が折り機アセンブリ44を通して左か
ら右へと(図3)動いて、ベルトすなわちテープの配列
体84で形成されているベースの大きさが減少して行くに
従って、フォーマー106,108 が係合する折丁の部分の面
積が増大する。フォーマー106,108 が係合する折丁の面
積が増大すると共に、それらフォーマーは、折り機44の
中心線 110と一致する折り線の両側において折丁を上方
に向けてスムースに反らせる。
【0029】折丁30が上側および下側テープ86,88(図
4)によって折り機アセンブリ44の比較的に広い入口部
分96(図3)の中へと動かされたときには、折丁は 1つ
の水平面内で平らになっている。折目36(図8)が折丁
の先端エッジになっている。折目36は、折り機アセンブ
リ44の長さ方向中心線 110の方向、つまり折丁30が折り
機アセンブリ44を通して動く方向に対して直角の方向に
延びている。
【0030】上側および下側テープ86,88が折丁を、折
り機アセンブリ44への入口96から右方(図3)に動かす
と、折丁の両方の外側縁辺部分にフォーマー106,108 が
係合し、そのフォーマーは折丁に永久変形を起すことな
くその外側縁辺部分を上方に向けて反らし、すなわち曲
げる。折丁30が折り機アセンブリ44の中へと動き続ける
と、第1のベルト系列84の横方向の広がりが減少し、折
丁の、フォーマー106,108 が係合する範囲が増大し、そ
れと共に折丁の両側部分は、中央の折り線に沿うように
相互に近接して行く。折丁30が折り機44の出口部分98に
入り、そこを通って動くと、折目が完成する。
【0031】第3の折り機アセンブリ44の入口部分96の
直後の所で、第2のベルト系列 118の上側および下側の
折目つベルト114,116 (図2)が折丁30の両側に、その
折目が作られるべき所で、すなわち折り機44の中心線 1
10に沿って係合する。折目つけベルト114,116 は折り機
アセンブリ44の中心線 110に沿って延びている。折目つ
けベルト114,116 は、折り機アセンブリ44の入口部分96
から折り機アセンブリの出口部分98へと延びている。上
側および下側の折目つけベルト114,116 は、折丁が上側
および下側テープ86,88のテーパーつき配列体84の端を
過ぎる前後で、各折丁30の両側を折目のところで強固に
つかみ続ける。このことの結果として、折丁は折り機ア
センブリ44を通して、最初は第1のベルト系列84のテー
プ86,88の影響下にあり、次に第2のベルト系列 118の
折目つけベルト114,116 の影響下に入って、規制されつ
つ動くことになる。
【0032】上側および下側の折目つけベルト114,116
は、折り機アセンブリ44を通しての折丁30の運動を規制
された状態で推進するだけではなく、折目が折丁の所望
の場所に形成されることも確実にするために、折丁に折
目をつける。したがって、上側の折目つけベルト114
は、長さ方向に延びたテーパつきのノーズ 122(図5)
を有しており、このノーズは下側の折目つけベルト116
にある長さ方向に延びた溝 124と組合って働く。上側の
折目つけベルト114 のノーズ 122と下側の折目つけベル
ト116 の溝 124とが組合って働いて、折丁30において折
目が作られるべき場所に折目を維持し、また、折丁を、
折り機アセンブリ44の長さ方向の中心線 110に関して側
方に動かないように確実に保持する。
【0033】上側テープ86は、第3の折り機アセンブリ
44のある折丁の上側の主たる面に係合する平らで水平な
側の面を備えた下側走行部分を有している。同様に、下
側テープ88は、第3の折り機アセンブリ44にある折丁の
下側の主たる面に、上側テープに相対する場所で係合す
る平らで水平な側の面を備えた上側走行部分を有してい
る(図4)。折丁30は、上側テープ86の水平な下側走行
部分と下側テープ88の水平な上側走行部分の間において
強固につかまれる。
【0034】上側テープ86は上側ローラ 134(図3)の
回りにかかっている1対のテープ130,132 を含んでい
る。同様に、図2で 138で示されている1対の下側テー
プが、下側ローラ 140の回りにかかっていて、上側テー
プ130,132 に相対してそれらに揃うように位置してい
る。
【0035】上側テープの第2の対144,146 (図3,図
4)が上側ローラ 148(図3)の回りにかかっている。
テープ144,146 は、ローラ 134を経てローラ 148(図
3)へと延びているのであるが、テープ144,146 の下側
走行部分の上側の面は、ローラ 134の円筒形外表面に係
合し、それにより位置決めされている。1対の下側テー
プ 150(図2,図4)が、上側テープ144,146 と組合っ
て働いていて、下側ローラ 152の回りにかかっている。
【0036】上側テープの第3の対156,158 が上側ロー
ラ 160の回りにかかっていて、水平な下側走行部分を有
しており。その下側走行部分は、下側ローラ 166(図
2)の回りにかかっている1対の下側テープ 162と組合
って働く。最後に、上側テープの中央の1対170,172
(図3,図4)がローラ 174の回りにかかっていて、こ
れらは図2で 176で示されている下側の1対のテープと
組合って働く。それら下側テープ 176は下側ローラ 178
の回りにかかっている。テープ170,172 の水平な下側走
行部分は、各ローラ160,148 および134 の円筒形外表面
によって、下側テープ 176の水平な上側走行部分に対し
て位置決めされている。同様に、下側の1対のテープ 1
76の水平な上側走行部分は、各ローラ166,152 および14
0 によって上側テープ170,172 に対して位置決めされて
いる。
【0037】上側の折目ベルト 114(図2)は上側ロー
ラ148,160 および174 を経て延びている。したがってこ
れらローラには、上側の折目つけベルト 114を収容する
ための中央環状溝 184が図3でローラ 148に対して示さ
れているように設けられている。同様に、下側の折目ベ
ルト 116はローラ152,166 および178 (図2)を経て延
びており、したがって、これらローラの各々にも、図3
に示されているように下側の折目ベルト 116を収容する
ための中央環状溝 186が設けられている。
【0038】2つのフォーマー 106と 108(図3)は、
折り機アセンブリ44の長さ方向に中心線 110の両側での
折丁の一部分に係合する。フォーマー 106と 108が係合
する折丁30のシート状材料の範囲は、ベルト系列のテー
パつき配列体84が係合する範囲が減少すると共に増大す
る。フォーマー 106は、内側フォーマー壁 190と外側フ
ォーマー壁 192を含んでいる(図4)。内側と外側フォ
ーマー壁190,192 の間には、長さ方向に延びたスペース
194が設けられている。折り機アセンブリ44の運転にと
きには、折丁30の一部分がスペース 194を通って動く。
【0039】内側フォーマー壁 190は、直立のサイドセ
クション 196(図4)と円弧状に曲った下方セクション
198を有している。同様に、外側フォーマー壁 192は直
立のサイドセクション 202と円弧状に曲った下方セクシ
ョン 204を有している。外側フォーマー壁 192の直立の
サイドセクション 202は、内側フォーマー壁 190の直立
のサイドセクション 196と平行に延びている。両フォー
マー壁190,192 の円弧状の下方セクション 198および 2
04は、相異る曲率半径を有している。したがって、折丁
を収容するスペース 194は、下方セクション198,204 間
の比較的に広い入口から比較的に狭い直立のサイドセク
ション196,202 間のスペースへと、テーパつきになって
いる。
【0040】フォーマー 108(図4)の形状はフォーマ
ー 106の形状と対称である。つまり、フォーマー 108は
内側壁 208と外側壁 210を有しており、内側と外側の壁
208と 210の間には折丁の一部分を収容するスペース 2
12が設けられている。
【0041】2つのフォーマー 106と 108が、折り機ア
センブリ44の長さ方向の中心線 110(図3)に沿って互
いに近接して行くにつれて、フォーマーの内側・外側の
壁の間のスペース194,212 の中に収容される折丁の範囲
が増大する。フォーマーの壁が互いに近接して行くにつ
れて、フォーマー壁の円弧状の下方セクション同志が互
いに近接して行く。しかし下方セクション同志が相会す
るより前に、それら壁の下方セクションは、壁の直立の
サイドセクション部分に併合されて行く。
【0042】上側の折目つけベルト 114は広報のプーリ
(シーブ) 218(図2,3,4)から前方に向けて、前
方下側プーリ 220(図2)へと延びている。上側の折目
つけベルト 114は、それから、上側プーリ 222の回りに
かかって後方のプーリ 218に戻っている。図3にプーリ
218と 222が示されているが、この図では、折り機アセ
ンブリ44の各部品をより完全に示すために、上側の折目
つけベルト 114が除去されていることに注意されたい。
【0043】内側フォーマー壁 190と 208(図4)は、
折目つけベルトの前方下側プーリ 220のためのサポート
230に接近して配置され、またはそれに当接している。
その結果、折目の両側にある折丁30の部分は、フォーマ
ー106,108 の折目つけベルトの前方プーリ220の近くの
部分においては、可能な限り互いに近接して動くことと
なる。
【0044】下側の折目つけベルト 116(図2)は、後
方のプーリ 234(図2)から前方に向けて、前方上側プ
ーリ 236へと延びている。下側の折目つけベルト 116
は、そこから下方へ向い、下側プーリ 236の回りにかか
り、後方のプーリ 234へと戻っている。
【0045】上側および下側の折目つけベルト114,116
は、それら折目つけベルトによって動かされるシート状
材料の両側に係合する水平に延びる走行部分を有してい
る。つまり、下側の折目つけベルト 116の水平に延びて
いる走行部分はプーリ 234と 236の間を延びている。こ
の下側の折目つけベルト 116の水平な走行部分は、プー
リ 218と 220の間を延びている上側の折目つけベルト11
4 の水平に延びている走行部分と組合って働く。上側お
よび下側の折目つけベルト 114と116 の各々の水平に延
びている走行部分がシート状材料を折目に沿ってしっか
りとつかむので、上側の折目つけベルト114 に長さ方向
に延びているノーズ部分 122が、下側の折目つけベルト
に形成されている長さ方向に延びた溝 124と組合って働
いて、シート状材料の折り機44の中心線 110に沿ってい
る場所において折目を維持することが可能になる。こ
の、上側の折目つけベルト114 のノーズ部分 122と、下
側の折目つけベルト 116にある溝 124の間の共同作用に
よって、シート状材料は、それがベルトのテーパつき配
列体84から出口端部98へと、折目つけベルトによって動
かされるときに、折目つけベルトに対して側方向に動か
ないように確実に保持される。
【0046】折り機アセンブリは、同時係属出願の「折
りたたみ装置」の名称での米国特許出願第572,897号(1
990.8.24)に記載されている構造と同じ構造を有してい
る。 (ベルト速度の制御) 折り機44の運転の間に、上側の折目つけベルトの駆動プ
ーリ 222の有効ピッチ円直径と、下側の折目つけベルト
の駆動プーリ 238の有効ピッチ円直径(図2)は変化す
る。折目つけベルト駆動プーリ222,238 のピッチ円直径
の変化は多くの種々の要因の結果である。折目つけベル
トのプーリの有効ピッチ円直径の変化をもたらす主な要
因は、上側および下側の折目つけベルト114,116 の断面
寸法の変化である。
【0047】折目つけベルト114,116 は、よく知られた
V形のものである。したがって、上側の折目つけベルト
114 は内側に向ってテーパのついた1対の側面 242およ
び 244(図5)を有していて、それら側面が、上側の折
目つけベルトのプーリ218,220 および 222(図2)の、
同様にテーパのついた側面に係合する。同様に、下側の
折目つけベルト 116は、内側に向ってテーパのついた一
対の側面 246および 248(図5)を有していて、それら
側面は下側の折目つけベルトのプーリ234,236 および 2
38(図2)の同様に同様にテーパのついた側方面に係合
する。製造上の公差の故に、上側および下側の折目つけ
ベルト114,116 の断面寸法は、ベルトの長さに沿ってい
くらか変動する。さらに、ベルトは使用中に伸びる傾向
があり、また遠心力をも受ける。
【0048】上側および下側の折目つけベルト114,116
の側面242,244,246,248 と、折目つけベルト駆動プーリ
222,238 の同様にテーパーのついたV形溝の面が組合っ
て働くことの故に、各折目つけベルトの側面間の距離の
小さな変化でも、プーリに対してのベルトの中心位置が
比較的大きく移動する。その結果として、折目つけベル
トプーリの有効ピッチ円直径が変化する。折目ぬけベル
ト駆動プーリ222,238 の有効ピッチ円直径の変化が補償
されないならば、その結果として、対応する変化が折目
つけベルト114,116 の運動速度に起る。市販品での折目
つけベルト114,116 において、折目つけベルトの断面寸
法の変化のために、シート状材料が4フィートの距離だ
け動く間に、一方の折目つけベルトが他方の折目つけベ
ルトよりも1インチ以上も先まで動くことがあるという
ことが実験で確かめられている。
【0049】本発明の特徴によれば、第2のベルト系列
118の折目つけベルト114,116 の運動速度は、相互間
で、また、第 1のベルト系列84の上側および下側テープ
86,88 の運動速度と、正確に協調がとられる。第 1のベ
ルト系列84はシート状材料処理装置20のための主駆動機
から駆動されている。したがって、第 1のベルト系列84
の運動速度は、折り胴28とくわえ胴34(図 1)の回転速
度の変化と共に変化する。
【0050】テープ速度発信器 252が、くわえ胴34の中
心軸に結合されているので、上側および下側テープ88,
86の運動速度の関数である出力信号を提供する。上側折
目つけベルト速度の発信器 254(図1,2,6)が、上
側の折目つけベルト114 の運動速度の関数である速度信
号を提供する。下側の折目つけベルト速度の発信器 256
が下側の折目つけベルト 116の運動速度の関数である速
度信号を提供する。発信器252,254 および256 は、それ
ぞれ、ベルト94,114 および 116の速度を示す出力電圧
を提供するタコメータである。
【0051】折目つけベルト速度の発信器 254と 256
は、それぞれ上側と下側の折目つけベルト114 と 116
(図2)の真直な走行部分に係合している。それは、上
側および下側の折目つけベルト114,116 に係合するプー
リ260,262 に折目つけベルトが触れる長さつまり巻付く
長さを最小にするためである。これは、折目つけベルト
114,116 の断面寸法の変化が発信器254,256 の出力に影
響する程度を減らすためである。さらに、もし折目つけ
ベルトがプーリ260,262 にある程度実質的に巻きついた
のであれば、折目つけベルトの内側の方の面の運動速度
と外側の方の面の運動速度との違いが、発信器の出力に
影響を及ぼすはずである。
【0052】1つの制御装置(以下コントローラと称す
る) 266(図2,図7)が、速度発信器252,254 および
256 (図1,図7)からの速度信号を比較する。コント
ローラ 266は、上側および下側の折目つけベルト用の可
逆駆動モータ270,272 (図2,図7)を作動させること
で、上側および下側の折目つけベルト114,116 の運動速
度を変える。コントローラ 266は、発信器252,254 およ
び256 からコントローラ 266で受け取られた速度信号の
間の関係変化に応答して、モータ270,272 を付勢する。
【0053】コントローラ 266はタコメータすなわち発
信器252 からの速度信号をリード線 276(図7)を経て
受取る。この信号は第1のベルト系列84の運動速度に対
応している。コントローラ 266はまた、タコメータすな
わち発信器254 からの速度信号をリード線 278を経て受
取る。この信号は上側の折目つけベルト114 の速度に対
応している。
【0054】コントローラは連続的に上側の折目つけベ
ルト114 の速度と第 1のベルト系列84の速度とを比較す
る。もし、発信器254 からの上側の折目つけベルトの速
度信号が、発信器252 からの第1のベルト系列の速度信
号の所定の関数である1つの速度と対応しなかったなら
ば、コントローラ 266はリード線 280を経て、上側の折
目つけベルトの駆動モータ 270(図7)を付勢するよう
に出力を提供する。上側の折目つけベルトの駆動モータ
270からコントローラ 266へとリード線 282を経て、コ
ントローラによって指示されたように駆動モータ 270が
応答したということをコントローラに示すためにフィー
ドバック信号が導かれる。折り機44の運転中コントロー
ラ 226は、折目つけベルト114 の断面積および折目つけ
ベルトのプーリ218,220 および 222(図2)の有効ピッ
チ円直径が変化しても、上側の折目つけベルト114 と第
1のベルト系列84との運動速度間の所定の関数を維持す
るために、連続的に上側の折目つけベルト114 の運動速
度と第 1のベルト系列84との運動速度を比較する。
【0055】コントローラ 266(図7)はまた、下側の
折目つけベルト116 と第 1のベルト系列84のテープとの
運動速度間の所定の関係を維持するために、連続的に下
側の折目つけベルト116 の運動速度と第1のベルト系列
84の運動速度とを比較する。したがって、コントローラ
226は下側の折目つけベルト速度信号とをベルト速度の
発信器256 からリード線 286を経て受取る。その下側の
折目つけベルトの速度信号が発信器252 からの第1のベ
ルト系列の速度信号と連続的に比較される。もし下側の
折目つけベルト116 の運動速度が第1のベルト系列84の
速度の所定の関数から変化したならば、コントローラ 2
66は下側の折目つけベルト用の可逆駆動モータ 272を付
勢するためにリード線 288を経て出力を送り、下側の折
目つけベルト116 の運動速度を変える。モータ 272から
リード線 290を経てコントローラ266へ、フィードバッ
ク信号が導かれる。
【0056】コントローラ 266は連続的に上側および下
側の折目つけベルト114,116 の速度を、第1のベルト系
列84の速度とを比較するので、上側と下側の折目つけベ
ルトの速度は相互間で効果的に比較されている。しか
し、上側と下側の折目つけベルトの速度を相互間で直接
的に比較すると共に、もし所望ならば、第1のベルト系
列84の速度とも比較するようにコントローラ 266を構成
することもできる。コントローラ 266としては市販品を
クリーブランドマシーンコントロール社のCSR 部門から
入手できる。このコントローラは、全体として折目つけ
ベルト114,116 の各々に1つ、合計2つの運動コントロ
ールのループから構成されている。各ループの出力が個
々のサーボ駆動モジュールとモータをコントロールす
る。折り機全体の制御器のための離散的な入力や出力
が、安全およびシステム・インタロック用として利用さ
れる。しかし、所望ならば他のコントローラも利用され
得る。
【0057】上側および下側の折目つけベルト 114と 1
16は、通常は、駆動プーリ 222と 238によって同じ速度
で駆動される。その結果として、折目つけベルト 114と
116は、折丁30の両側を同じ速度で動かす(図8)。折
丁30の両側が同じ速度で動くときには、折丁の主たる両
側の先端になっている折られた折目36は、折り機44の中
心線 100に沿って見たときに真直である。もちろん折丁
30は、上側および下側の折目つけベルト114,116 によっ
て動かされるときにフォーマー106,108 によって反らさ
れている。
【0058】上側および下側の折目つけベルト 114と 1
16は、シート状材料から望ましくない変形を取り去るよ
うに折丁30を反らせるために、意識的に少しく相異る速
度で駆動されてよい。すなわち、くわえ胴34の作動の結
果として、折丁30が、折目36の近くで図9に示すように
下向きに変形することがある。下側の折目つけベルト 1
16を上側の折目つけベルト 114よりも少しく大きい速度
で駆動することにより、折丁の下面が上面に対して前進
させられ、折丁30から望ましくない下向きの変形が取り
去られる。
【0059】同様に、もしくわえ胴の運転の結果として
折丁が折目の近くで図10に示すように上向きの変形した
ならば、上側の折目つけベルト 114は下側の折目つけベ
ルト 116よりも少しく大きい速度をもって駆動される。
それにより、折丁30の上側が下側に対して前進させら
れ、折丁から望ましくない上向きの変形が取り去られ
る。この上側および下側の折目つけベルトの速度の意図
的なミスマッチは、比較的に小さくてよいと考えられ
る。つまり、折目つけベルト 114と 116の運動速度のミ
スマッチの量は、例えば、約4フィート動く間に折丁30
の一方の側が、他方の側に対して約0.25インチだけ前進
させられることとなる。
【0060】図7に示した本発明の実施例においては、
上側および下側の折目つけベルト 114と 116は、折りた
たみ装置20のための主駆動機から駆動されている。その
主駆動機が図7では図式的に歯車 296と 298によって示
されている。歯車296,298 はハーモニック駆動ユニット
302,304 を経て折目つけベルトプーリ222,238 を駆動す
る。
【0061】可逆モータ270,272 が、コントローラ 266
によって付勢されない状態にあるならば、主駆動機のト
ルクが直接的にハーモニック駆動ユニット302,304 を経
て駆動プーリ222,238 に伝達される。しかも、もしモー
タ 270が付勢されたならば、このモータから力がベルト
伝動装置 306によってハーモニック駆動ユニット302 に
伝達される。モータ 270からハーモニック駆動ユニット
302 に伝達される駆動トルクが歯車 296から入る主駆動
機構のトルク入力を、モータ 270の作動の方向次第で上
側の折目つけベルトの駆動プーリ 222の回転速度を増大
または減少するために、修正する。
【0062】ハーモニック駆動ユニット302 の一般構造
と作動の仕方は、米国特許第3,724,368 号(1973年4月
3日)に記載の「印刷機用のハーモニック駆動見当調整
装置」のものと同じである。ハーモニック駆動ユニット
302 は、差動歯車機構とほぼ同様に機能するものである
ことを理解されたい。したがって、他の公知のタイプの
駆動ユニットも、上側の折目つけベルトの駆動プーリ 2
22の回転速度をモータ 270の作動の関数として変化させ
るために用いられる。他のタイプのフィードバックデバ
イスも用いられ得るが、図7の実施例においては、フィ
ードバック信号をコントローラ 266に提供するためにタ
コメータ 310が用いられている。
【0063】下側の折目つけベルトの駆動プーリ 238の
ための駆動トルクは、ハーモニック駆動ユニット304 に
より、ハーモニックユニット302について前述したと同
様に修正される。モータ 272には、フィードバック信号
をコントローラ 266に提供するためにタコメータ312 が
結合されている。
【0064】図11に示されている本発明の実施例におい
ては、上側および下側の折目つけベルトを駆動するため
に、折りたたみ装置20のための主駆動機とは無関係に個
別のモータが利用されている。さらに、タコメータの代
りに、エンコーダまたはパルス発生器型のフィードバッ
ク・デバイスが利用されている。図11に示した本発明の
実施例は、図 1ないし図10に示された本発明の実施例に
ほぼ似ているので、類似の部品を示すためには類似の参
照番号を用いているが、混乱を避けるため、図11におい
ては参照番号に添字aを付けてある。
【0065】図11に示された本発明の実施例において
は、1対のモータ320,322 が直接的に上側と下側の折目
つけベルト駆動プーリ222aと238aに結合されている。コ
ントローラ266aがモータ320 と322 の出力速度を変える
ので、直接的に上側と下側の折目つけベルト114aと116a
の運動速度が変えられる。エンコーダーまたはパルス発
生器型のフィードバック・デバイス324,326 がモータ32
0,322 の出力速度を表わすフィードバック信号を提供す
るためのコントローラ266aに接続されている。もし所望
なら、発信器254a,256aが直接にモータ320,322 にフィ
ードバック信号を提供するようにもできる。
【0066】コントローラ266aには、上側および下側の
折目つけベルト114a,116aの速度がどのように変ってい
るかを示す表示を提供するために、コントロールターミ
ナル328 が接続されている。コントロールターミナル32
8 はまた、上側および下側の折目つけベルト114a,116a
間の速度関係が相互間で調整されることを可能にする。
したがって、モータ320,322 は、折目つけベルト114a,
116aを等速で駆動するようにも、また少しく相異る速度
で駆動するようにも作動させることができる。
【0067】[結論] 以上の説明により、本発明が、装置の中のベルト84,114
および 116の運動速度を正確に調節するためのコントロ
ール(図7,図11)を有する新しい改善された折りたた
み装置20に関していることが明らかになった。折りたた
み装置20の折り機44については、シート状材料30が、第
1のベルト系列84によって、1対のフォーマ 106と 108
の間で延びている経路に沿って動かされればよい。第2
のベルト系列 114と 116が、シート状材料が第1のベル
ト系列84によって動かされているときにそのシート状材
料をつかんでフォーマ 106,108に沿ってのシート状材料
の動きを続けさせる。発信器252,254 および 256が、第
1および第2のベルト系列84,114および 116の運動速度
の関数である速度信号を提供する。コントローラ 266が
それら速度信号を比較し、速度信号間の関係の変化に応
じて、ベルト駆動機 302または 304を作動させることに
より、両ベルト系列の一方での、少なくとも1つのベル
ト 114または 116の運動速度が変えられることになる。
【0068】シート状材料処理装置の1つの特定の実施
例においては、第1のベルト系列84は、シート状材料30
に折り線の両側において係合する複数のテープ130,132,
138,144,146,150,156,158,162,170,172 および 176を含
んでいる。この装置において第2のベルト系列は、折り
線に揃っていてシート状材料30に折り線に沿ってその両
側で係合する1対の折目つけベルト 114と 116を含んで
いる。テープ84と折目つけベルト114,116 との運動速度
が比較される。装置の運転中には、折目つけベルト114,
116 の運動速度は、折目つけベルト 114と 116の速度が
テープ84の速度と同じに維持されるように変えられる。
装置に入る前にシート状材が、例えば前置の折り機32に
よって変形(図9,図10)されているときには、その変
形を取り去るために、折目つけベルト 114と 116を少し
く相異る速度で駆動することが行なわれ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にしたがうシート状材料処理装置の概略
側面立面図である。
【図2】図1のシート状材料処理装置の一部である折り
機アセンブリの拡大概略説明図である。
【図3】ベルトのテーパ状配列体および/または1対の
折目つけベルトによって動かされるシート状材料の両側
部と係合する1対の縦方向に延びているデフレクターの
間の関係を示している、ほぼ図2の線3−3に沿う矢視
の平面図である。
【図4】さらに、縦方向に延びているデフレクターと、
テーパ状配列体のベルトと、1対の折目つけベルトとの
間の関係を示すほぼ図3の線4−4に沿う矢視の平面図
である。
【図5】折目つけベルトの拡大断面図である。
【図6】1対の速度信号発信器が折目つけベルトと共に
作動して、折目つけベルト速度の関数である出力信号を
提供する様子の拡大説明図である。
【図7】図6の折目つけベルトの速度信号発信器と、テ
ーパ状配列体のベルトの運動速度に対応する信号を提供
する発信器と、折目つけベルトの運動速度を変えるため
のコントロールの間の関係を示す概略説明図である。
【図8】同じ速度で動く1対の折目つけベルトが折られ
たシート状材料に係合して、そのシート状材料を変形さ
せることなく動かす様子を示す概略拡大説明図である。
【図9】シート状材料が折目つけベルトにより係合され
る前に変形している様子を示す、図8とほぼ類似の概略
説明図である。
【図10】シート状材料が折目つけベルトにより係合さ
れる前に変形している別の様子を示す、図9とほぼ類似
の概略説明図である。
【図11】ベルト速度コントロール装置の第2の実施例
を示す、図7とほぼ類似の概略説明図である。
【符号の説明】
20 折りたたみ装置 22 第1の折り機アセンブリ 24 ウエブ 26 裁断胴 28 折り胴 30 折丁 32 第2の折り機アセンブリ 34 くわえ胴 36 折目 40 ずれ重なり排出コンベヤ 44 第3の折り機アセンブリ 46 ダイバートゲート 48 排出ファンホイール 54 ベルトコンベヤ 58 排出部ロール(折目つけロール) 60 スタッカアセンブリ 62 形造板、 60,70 ピンチプーリ(ニップローラ) 72,74 横ミシン目ロール 76,78 折目つけローラ 84 第1のベルト系列 86 上側テープ 88 下側テープ 92 排出用テープ 96 入口部分 98 出口部分 102 折目つけローラ 106,108 フォーマー 110 中心線 114 上側の折目つけベルト 116 下側の折目つけベルト 118 第2のベルト系列 122 ノーズ 124 溝 130,132 上側テープ 134 上側ローラ 138 下側テープ 140 下側ローラ 144,146 上側テ−プ 148 上側ローラ 150 下側テープ 152 下側ローラ 156,158 上側テープ 160 上側ローラ 162 下側テープ 166 下側ローラ 170,172 上側テープ 174 上側ローラ 176 下側テープ 178 下側ローラ 184,186 中央環状溝 190,208 内側フォーマー壁 192,210 外側フォーマー壁 194,212 スペース 196,202 サイドセクション 198,204 下方セクション 218 後方プーリ 220 前方下側プーリ 222 上側プーリ 230 サポート 234 後方プーリ 236 前方上側プーリ 238 下側プーリ 242,244,246,248 側面 252,254,256 発信器 260,262 発信器のプーリ 266 コントローラ 270,272 駆動モータ 276,278,280,282,286,288,290 リード線 296,298 駆動歯車 302,304 ハーモニック駆動ユニット 306 ベルト伝動装置 310 タコメータ 320,322 駆動モータ 324,326 フィードバックデバイス 328 コントロールターミナル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 390009232 Kurfuersten−Anlage 52−60,Heidelberg,Fe deral Republic of Germany (56)参考文献 特開 平3−106755(JP,A) 実開 平2−135569(JP,U) 実公 昭56−29318(JP,Y2)

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状材料の所定の折り線に沿って、折
    目を形成するための折りたたみ装置であって、 折り線の第1の側にあって前記折りたたみ装置の入口部
    分から前記折りたたみ装置の出口部分へと延びていて、
    シート状材料が前記折りたたみ装置の入口部分から前記
    折りたたみ装置の出口部分へと動くときに、折り線の第
    1の側の1つの領域から延びているシート状材料を第1
    の方向にそらせるための縦方向に延びた第1のデフレク
    ター手段と、 折り線の第2の側にあって前記折りたたみ装置の入口部
    分から前記折りたたみ装置の出口部分へと延びていて、
    シート状材料が前記入口部分から前記出口部分へと動く
    ときに、折り線の第2の側の1つの領域から延びている
    シート状材料を第1の方向にそらせるための縦方向に延
    びた第2のデフレクター手段とを有し、 前記第1および第2のデフレクター手段は、シート状材
    料が前記折りたたみ装置の入口部分から離れて前記折り
    たたみ装置の出口部分に向かって動くにつれて増大して
    行くシート状材料の領域に係合するためのデフレクター
    面を含んでおり、 さらに、シート状材料をしっかりとつかみ、そのシート
    状材料を前記折りたたみ装置の入口部分から離れて前記
    折りたたみ装置の出口部分に向う方向に、前記第1およ
    び第2のデフレクター手段に沿って動かすための、少な
    くとも部分的には前記第1および第2のデフレクター手
    段の間に配置されている第1のベルト系列と、 シート状材料が第1のベルト系列によってしっかりとつ
    かまれ動かされている間、シート状材料をしっかりとつ
    かみ、また、シート状材料が前記第1のベルト系列から
    離れた後、シート状材料をしっかりとつかんでシート状
    材料の縦方向の折り目をさらに押さえてスタッカアセン
    ブリへ向け排出する排出部ロールアセンブリを有する前
    記折りたたみ装置の出口部分の方へ向け、シート材料を
    前記第1および第2のデフレクター手段に沿って動かし
    得るために、前記第1のベルト系列を越えて前記折りた
    たみ装置の出口部分に向って延びている、少なくとも部
    分的には前記第1および第2のデフレクター手段の間に
    配置された第2のベルト系列と、 前記第1および第2のベルト系列の一方のうちの少なく
    とも1つのベルトの運動速度を変化させるための駆動手
    段と、 前記第1のベルト系列の運動速度の関数である第1の速
    度信号を出力する第1の発信器手段と、 前記第2のベルト系列の運動速度の関数である第2の速
    度信号を出力する第2の発信器手段と、 第1と第2の速度信号を比較し、前記第1と第2の速度
    信号の間の関数の変化に応答して前記一方のベルト系列
    の少なくとも1つの前記ベルトの運動速度を変化させる
    ように前記駆動手段を作動させるための制御手段と、 を有する折りたたみ装置。
  2. 【請求項2】前記第1のベルト系列は、折り線の第1の
    側にある第1の複数のテープと、折り線の第2の側にあ
    る第2の複数のテープとを含み、前記第2のベルト系列
    は、第1と第2の複数のテープの間から前記折りたたみ
    装置の出口部分へと延びて、折り線の両側に沿うシート
    状材料に係合するように折り線と揃っている1対の折目
    つけベルトを含む請求項1記載の折りたたみ装置。
  3. 【請求項3】縦方向に延びた前記第1のデフレクター手
    段と縦方向に延びた前記第2のデフレクター手段の間の
    距離は、前記折りたたみ装置の入口部分において前記折
    りたたみ装置の出口部分におけるよりも大きく、 前記第1の複数テープは、折り線の第1の側にあるシー
    ト状材料の平坦な領域に係合する第1の上側および下側
    のテープと、折り線の第1の側にあるシート状材料の平
    坦な領域に、折り線と第1の上側および下側のテープと
    の間の場所で係合する第2の上側および下側のテープと
    を含み、 前記第2の複数テープは、折り線の第2の側にあるシー
    ト状材料の平坦な領域に係合する第3の上側および下側
    のテープと、折り線の第2の側にあるシート状材料の平
    坦な領域に、折り線と第3の上側および下側のテープと
    の間の場所で係合する第4の上側および下側のテープと
    を含む請求項2記載の折りたたみ装置。
  4. 【請求項4】前記1対の折目つけベルトが、シート状材
    料の第1の側に近接して配置された縦方向に延びる溝部
    を形成している表面手段を有する第1の折目つけベルト
    と、シート状材料の第2の側に近接して配置された縦方
    向に延びるノーズ部を形成している表面手段を有する第
    2の折目つけベルトと含み、 前記第1と第2の折目つけベルトの縦方向に延びる前記
    溝部分とノーズ部分は、シート状材料の折目を維持する
    と共に、シート状材料が前記折りたたみ装置の出口部分
    へと移動するとき、シート状材料を前記折りたたみ装置
    の縦方向の中心線に対して横方向にずれないように保持
    するため組合って働く請求項2記載の折りたたみ装置。
  5. 【請求項5】前記第1の複数のテープの少なくとも幾つ
    かのものは、前記折りたたみ装置の入口部分から始まっ
    て前記折りたたみ装置の前記出口部分から第1の距離に
    ある第1の場所に至るまで、シート状材料との係合を維
    持し、前記1対の折目つけベルトは、前記折りたたみ装
    置の前記出口部分から第2の距離にある第2の場所でシ
    ート状材料に係合して前記折りたたみ装置の出口部分に
    至るまでシート状材料との係合を維持し、前記第2の距
    離は前記第1の距離より大きい請求項2記載の折りたた
    み装置。
  6. 【請求項6】前記第1のベルト系列が上側および下側の
    テープ配列体を含み、その上側および下側のテープ配列
    体は、前記折りたたみ装置の入口部分における第1の幅
    から、第1の幅よりも小さくて前記折りたたみ装置の入
    口部分と出口部分との間の場所にある配列体の狭い終端
    部分における第2の幅までテーパ形をなしており、前記
    上側および下側のテープ配列体はさらに、シート状材料
    の両側をしっかりつかみ、シート状材料が前記折りたた
    み装置を通して移動するにつれて折り線から横方向外側
    に延びる距離が減少する領域の折り線の両側で、シート
    状材料を平に保持するための表面手段を有しており、前
    記上側および下側のテープにより係合されたシート状材
    料の平坦な領域が減少するにつれて増大するシート状材
    料の平坦な領域に、前記第1および第2のデフレクター
    手段の前記デフレクター面が係合する請求項1記載の折
    りたたみ装置。
  7. 【請求項7】前記第2のベルト系列が、前記上側および
    下側のテープ配列体の狭い終端部分から前記折りたたみ
    装置の出口部分へと延びており、前記第2のベルト系列
    はシート状材料が前記上側および下側のテープ配列体と
    の係合から外れた後、シート状材料が前記第1および第
    2のデフレクター手段によってそらされる間に、折り線
    に沿ってシート状材料の両側を押えるための表面手段を
    含む請求項6記載の折りたたみ装置。
  8. 【請求項8】前記第2のベルト系列は、シート状材料の
    両側に係合する第1と第2のベルトを含み、 前記駆動手段は、前記第1のベルトの運動速度を変化さ
    せるための第1のベルト駆動手段と、前記第2のベルト
    の運動速度を変化させるための第2のベルト駆動手段を
    含み、 前記第2の発信器手段が、前記第1のベルトの運動速度
    の関数である第2の速度信号を供給するため前記第1の
    ベルトに接続されており、 前記折りたたみ装置はさらに、前記第2のベルトの運動
    速度の関数である第3の速度信号を供給するため前記第
    2のベルトに接続されている第3の発信器手段を含み、 前記制御手段はさらに、前記第3の速度信号を前記第1
    および第2の速度信号の少なくとも一方と比較して、前
    記第3の速度信号と前記第1および第2の速度信号の前
    記一方の速度信号との間の関係の変化に応じて、前記第
    2のベルトの運動速度を変えるように前記第2のベルト
    駆動手段を作動させるための手段を含む請求項1記載の
    折りたたみ装置。
  9. 【請求項9】前記制御手段は、前記第1および第2のベ
    ルトの一方のものの運動速度を前記第1および第2のベ
    ルトの他方のものの運動速度よりも大きい速度に保つよ
    うに、前記第1および第2のベルト駆動手段の一方のも
    のを作動させる手段を含む請求項8記載の折りたたみ装
    置。
  10. 【請求項10】前記制御手段は、前記第1および第2の
    ベルトの一方のものの運動速度を前記第1のベルト系列
    の運動速度と同じに保つように、前記第1および第2の
    ベルト駆動手段の一方のものを作動させる手段を含む請
    求項10記載の折りたたみ装置。
  11. 【請求項11】前記制御手段は、前記第1のベルト系列
    の運転速度を前記第2のベルト系列の運動速度と同じに
    保つように、前記駆動手段を作動させる手段を含む請求
    項1記載の折りたたみ装置。
  12. 【請求項12】シート状材料に第1の折目を形成するた
    めの、該第1の折目の近傍でシート状材料に変形した形
    状を与えるためにシート状材料を反らせる手段を含む第
    1の折りたたみ手段と、 前記第1の折りたたみ手段から変形した形状を有するシ
    ート状材料を受取り、そのシート状材料に第1の折目を
    貫いて折り線に沿って第2の折目を形成するための第2
    の折りたたみ手段とを含んで成るシート状材料処理装置
    であって、 前記第2の折りたたみ手段が、シート状材料が変形した
    形状を有しているときにシート状材料をしっかりとつか
    み、第1の折り線に対して横断方向に延びている径路に
    沿ってシート状材料を動かすための、シート状材料の第
    1の側に係合する第1のベルトと、シート状材料の第2
    の側に係合する第2のベルトとを含み、 前記シート状材料処理装置はさらに、前記第1および第
    2のベルトを動かし、なお前記第1のベルトの運動速度
    を前記第2のベルトの速度よりも大きい速度に保つため
    の駆動手段を含んでおり、 前記第1のベルトは、シート状材料が前記第1および第
    2のベルトによって動かされるとき、シート状材料の一
    方の側を前方に向け引いてシート状材料の形状を変形し
    た形状から変化させるため、シート状材料の一方の側に
    力を及ぼすための表面手段を含むシート状材料処理装
    置。
  13. 【請求項13】前記第2の折りたたみ手段が、 第2の折目が形成される折り線の第1の側にあって前記
    第2の折りたたみ手段の入口部分から前記第2の折りた
    たみ手段の出口部分へと延びていて、シート状材料が前
    記第1の折りたたみ手段の入口部分から前記第1の折り
    たたみ手段の出口部分へと動くときに、折り線の第1の
    側の1つの領域から延びているシート状材料を、第1の
    方向に反らせるための縦方向に延びた第1のデフレクタ
    ー手段と、 折り線の第2の側にあって前記折りたたみ手段の入口部
    分から前記折りたたみ手段の出口部分へと延びていて、
    シート状材料が前記第2の折りたたみ手段の入口部分か
    ら出口部分へと動くときに、折り線の第2の側の1つの
    領域から延びているシート状材料を、第1の方向に反ら
    せるための縦方向に延びた第2のデフレクター手段とを
    含み、 前記第1と第2のデフレクター手段は、シート状材料が
    前記第2の折りたたみ手段の入口部分から離れて前記第
    2の折りたたみ手段の出口部分に向って動くにつれて増
    大するシート状材料の領域に係合するためのデフレクタ
    ー面を有している請求項12記載のシート状材料処理装
    置。
  14. 【請求項14】さらに、前記第1のベルトの運動速度の
    関数である第1の速度信号を提供するための第1の発信
    器手段と、 前記第2のベルトの運動速度の関数である第2の速度信
    号を提供するための第2の発信器手段と、 前記第1および第2の速度信号の関数の変化に応じて前
    記ベルトの少なくとも一方のものの運動速度を変えるよ
    うに前記駆動手段を作動させるための、前記駆動手段と
    前記第1および第2の発信器手段に接続されている制御
    手段とを含む請求項12記載のシート状材料処理装置。
  15. 【請求項15】シート状材料の一方の側に係合する側部
    分を有する連続した第1のベルトと、 前記第1のベルトに係合して前記第1のベルトが動くと
    きに回転でき、前記第1のベルトが動くときに有効ピッ
    チ円直径が変わるように前記第1のベルトと組合って働
    く第1の複数のプーリと、 前記第1のベルトに相対する位置においてシート状材料
    の他方の側に係合する側部分を有する連続した第2のベ
    ルトと、 前記第2のベルトに係合して前記第2のベルトが動くと
    きに回転でき、前記第2のベルトが動くときに有効ピッ
    チ円直径が変わるように前記第2のベルトと組合って働
    く第2の複数のプーリとを含み、 前記第1および第2のベルトは、シート状材料をしっか
    りとつかみ、前記第1および第2のベルトが動く間にシ
    ート状材料を動かすように、また、シート状材料が動く
    間にシート状材料を保持するように組合って働くもので
    あり、さらに、前記第1のベルトを駆動する第1の駆動
    手段と、 前記第2のベルトを駆動する第2の駆動手段と、 前記第1のベルトの運動速度の関数である第1の速度信
    号を提供するための第1の発信器手段と、 前記第2のベルトの運動速度の関数である第2の速度信
    号を提供するための第2の発信器手段と、 前記第1および第2のベルトが動く間に前記第1および
    第2の複数のプーリの有効ピッチ円直径が変っても、前
    記第1のベルトの運動速度の前記第2のベルトの運動速
    度に対する関係を実質的に一定に保つように、前記第1
    および第2の駆動手段を第1および第2の速度信号の関
    数として作動させるために、前記第1および第2の駆動
    手段と前記第1および第2の発信器手段に接続されてい
    る制御手段と、 を含むシート状材料処理装置。
  16. 【請求項16】前記第1および第2のベルトの運動径路
    の第1の側にある第1の複数のテープと、前記第1およ
    び第2のベルトの運動径路の第2の側にある第2の複数
    のテープとを含む、シート状材料をしっかりとつかんで
    前記第1および第2のベルトの方へ動かすための一連の
    テープと、 前記一連のテープの運動速度の関数である第3の速度信
    号を提供するための第3の発信器手段とをさらに含み、 前記制御手段は前記第3の発信器手段に接続されてい
    て、前記ベルトの少なくとも1つのものの運動速度を第
    3の速度信号における変動の関数として変えるために前
    記駆動手段の少なくとも1つを作動させるものである請
    求項15記載の装置。
  17. 【請求項17】前記第1および第2のベルトが、シート
    状材料が前記一連のテープによって動かされている間
    に、第1の場所においてシート状材料の両側で係合し、
    前記一連のテープは、シート状材料が前記第1および第
    2のベルトによっていっかりつかまれた後で、シート状
    材料を解放する請求項16記載の装置。
  18. 【請求項18】前記制御手段が、前記ベルトの一方のも
    のの運動速度を他方のベルトの速度より大きい速度に保
    つように前記駆動手段の1つを作動させる手段を含む請
    求項15記載の装置。
  19. 【請求項19】前記制御手段が、前記第1および第2の
    ベルトの運動速度を同じ速度に保つように、前記第1お
    よび第2の駆動手段を作動させる手段を含む請求項15記
    載の装置。
  20. 【請求項20】さらに、前記第1および第2のベルトの
    第1の側にあって、シート状材料が前記第1および第2
    のベルトにより動かされるときに、シート状材料を第1
    の方向に反らせるための縦方向に延びた第1のデフレク
    ター手段と、 前記第1および第2のベルトの第2の側にあって、シー
    ト状材料が前記第1および第2のベルトにより動かされ
    るときに、シート状材料を第1の方向に反らせるための
    縦方向に延びた第2のデフレクター手段を含み、 前記第1および第2のベルトの少なくとも一部分が前記
    第1と第2のデフレクター手段の間に配置されている請
    求項15記載の装置。
  21. 【請求項21】前記第1のベルトの前記側部分は、前記
    第1のベルトの前記側部分において連続して縦方向に延
    びる溝を形成する表面手段を含んでおり、 前記第2のベルトの前記側部分は、シート状材料が前記
    第1および第2のベルトにより、動かされる間に、シー
    ト状材料にある折目を維持し、シート状材料を保持する
    ために、前記第1のベルトの前記側部分の溝と組合って
    働く、連続して縦方向に延びるノーズ部分を形成する請
    求項15記載の装置。
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